JPH06306727A - 偽造防止織ネーム - Google Patents
偽造防止織ネームInfo
- Publication number
- JPH06306727A JPH06306727A JP5116426A JP11642693A JPH06306727A JP H06306727 A JPH06306727 A JP H06306727A JP 5116426 A JP5116426 A JP 5116426A JP 11642693 A JP11642693 A JP 11642693A JP H06306727 A JPH06306727 A JP H06306727A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- name
- woven
- trademark
- counterfeit
- identification mark
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Luminescent Compositions (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 織ネームに表示される商標を、偽の商標と容
易に区別可能とし、織ネームの偽造を防止する。 【構成】 織ネーム1に無機蛍光体を使用した糸で、商
標等の識別標識2を織り込む。識別標識2に紫外線を照
射し発光させる。
易に区別可能とし、織ネームの偽造を防止する。 【構成】 織ネーム1に無機蛍光体を使用した糸で、商
標等の識別標識2を織り込む。識別標識2に紫外線を照
射し発光させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣服等についている商
標、販売店名、製造店名等を表示した織ネームに関する
ものである。
標、販売店名、製造店名等を表示した織ネームに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、織ネームに表示された商標等の偽
造を防止するため、織り組織を変化させたり、特別な色
を使用したり、又、書体を変化させたりしていた。
造を防止するため、織り組織を変化させたり、特別な色
を使用したり、又、書体を変化させたりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、商標等の識別標
識は、織ネーム、プリントネーム、ラベルで表示してい
たのであるが、何れも偽造が容易で、見本さえあれば、
見分けのつきにくい物を簡単に作ることができた。そし
て、偽造された商標等を付した商品が粗悪品であれば、
返品も余儀なくされ、販売店や製造店等の信用を著しく
害する結果となるのである。そこで、従来は商標等の偽
造を防止するため、織り組織を変化させたり、特別な色
を使用したり、書体を変化させたりしていたが、何れ
も、組織や成分を分解すれば製法が分かり、容易に真似
され、偽物の発見は困難であった。
識は、織ネーム、プリントネーム、ラベルで表示してい
たのであるが、何れも偽造が容易で、見本さえあれば、
見分けのつきにくい物を簡単に作ることができた。そし
て、偽造された商標等を付した商品が粗悪品であれば、
返品も余儀なくされ、販売店や製造店等の信用を著しく
害する結果となるのである。そこで、従来は商標等の偽
造を防止するため、織り組織を変化させたり、特別な色
を使用したり、書体を変化させたりしていたが、何れ
も、組織や成分を分解すれば製法が分かり、容易に真似
され、偽物の発見は困難であった。
【0004】上記点から本発明は、外観上似せても特殊
素材を使用することにより、偽物を容易に発見すること
ができる偽造防止織ネームを提供しようとするものであ
る。
素材を使用することにより、偽物を容易に発見すること
ができる偽造防止織ネームを提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明偽造防止織ネームは、無機蛍光体を使用した糸
で、文字、図形、記号等を識別標識を織り込んだことを
特徴とするものである。
本発明偽造防止織ネームは、無機蛍光体を使用した糸
で、文字、図形、記号等を識別標識を織り込んだことを
特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明偽造防止織ネームの作用を説明すれば、
無機蛍光体を使用した糸で、文字、図形、記号等の識別
標識を織り込んであるため、可視光下では白色に見える
が、300〜400nmの紫外線を照射すれば、瞬時に
無機蛍光体の色相に発光するから、商標等の識別標識の
部分のみが発光し、外観を真似ても偽物は発光しないか
ら、その違いは一目瞭然となるのである。
無機蛍光体を使用した糸で、文字、図形、記号等の識別
標識を織り込んであるため、可視光下では白色に見える
が、300〜400nmの紫外線を照射すれば、瞬時に
無機蛍光体の色相に発光するから、商標等の識別標識の
部分のみが発光し、外観を真似ても偽物は発光しないか
ら、その違いは一目瞭然となるのである。
【0007】
【実施例】以下、本発明偽造防止織ネームの一実施例を
図面に基づき説明する。図1は本発明偽造防止織ネーム
の一実施例を示す正面図である。而して、図中1は織ネ
ーム、2は文字、図形、記号等の商標、販売店名、製造
店名等の識別標識である。識別標識2は無機蛍光体を塗
布した糸で、織ネーム1に織り込まれている。無機蛍光
体は、赤色、緑色、青色等、色別のものを使用し、それ
ぞれ300〜400nmの紫外線を照射することで発光
する。そして、各色を組み合わせることもできる。
図面に基づき説明する。図1は本発明偽造防止織ネーム
の一実施例を示す正面図である。而して、図中1は織ネ
ーム、2は文字、図形、記号等の商標、販売店名、製造
店名等の識別標識である。識別標識2は無機蛍光体を塗
布した糸で、織ネーム1に織り込まれている。無機蛍光
体は、赤色、緑色、青色等、色別のものを使用し、それ
ぞれ300〜400nmの紫外線を照射することで発光
する。そして、各色を組み合わせることもできる。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、商標等の識別標識は無
機蛍光体を使用した糸で表示されるため、紫外線を照射
すれば、瞬時に無機蛍光体の色相に発光するから、本物
か偽物かの違いは、誰もが容易に即判別できる。よっ
て、市場で不良品として返品された商品の商標等の確認
が容易に実施できると共に、取り扱い店等においても確
認が可能であるから、偽造防止に役立つものであって有
用な発明である。
機蛍光体を使用した糸で表示されるため、紫外線を照射
すれば、瞬時に無機蛍光体の色相に発光するから、本物
か偽物かの違いは、誰もが容易に即判別できる。よっ
て、市場で不良品として返品された商品の商標等の確認
が容易に実施できると共に、取り扱い店等においても確
認が可能であるから、偽造防止に役立つものであって有
用な発明である。
【図1】本発明偽造防止織ネームの一実施例を示す正面
図である。
図である。
1 織ネーム 2 識別標識
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【作用】本発明偽造防止織ネームの作用を説明すれば、
無機蛍光体を使用した糸で、文字、図形、記号等の識別
標識を織り込んであるため、可視光下では白色又は特定
の色に見えるが、300〜400nmの紫外線を照射す
れば、瞬時に無機蛍光体の別の色相に発光するから、商
標等の識別標識の部分のみが発光し、外観を真似ても偽
物は発光しないから、その違いは一目瞭然となるのであ
る。 ─────────────────────────────────────────────────────
無機蛍光体を使用した糸で、文字、図形、記号等の識別
標識を織り込んであるため、可視光下では白色又は特定
の色に見えるが、300〜400nmの紫外線を照射す
れば、瞬時に無機蛍光体の別の色相に発光するから、商
標等の識別標識の部分のみが発光し、外観を真似ても偽
物は発光しないから、その違いは一目瞭然となるのであ
る。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明偽造防止織ネームは、無機蛍光体を使用した糸
で、文字、図形、記号等の識別標識を織り込んだことを
特徴とするものである。
本発明偽造防止織ネームは、無機蛍光体を使用した糸
で、文字、図形、記号等の識別標識を織り込んだことを
特徴とするものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 無機蛍光体を使用した糸で、文字、図
形、記号等を識別標識を織り込んだことを特徴とする偽
造防止織ネーム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5116426A JP3051882B2 (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | 偽造防止織ネーム |
EP94302713A EP0621574A1 (en) | 1993-04-19 | 1994-04-15 | Forgery-preventing textured or printed emblem |
IT000836 IT224411Z2 (it) | 1993-04-19 | 1995-12-06 | Emblema stampato od intessuto per impedire la falsificazione |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5116426A JP3051882B2 (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | 偽造防止織ネーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06306727A true JPH06306727A (ja) | 1994-11-01 |
JP3051882B2 JP3051882B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=14686804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5116426A Expired - Lifetime JP3051882B2 (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | 偽造防止織ネーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3051882B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6068895A (en) * | 1997-08-27 | 2000-05-30 | Nippon Dom Co., Ltd. | Woven security label |
JP2007092254A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Nippon Dam Kk | 偽造防止の織ラベルおよび偽造防止の織編物の製造法 |
JP2008530621A (ja) * | 2005-02-18 | 2008-08-07 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 衣類識別システム及び方法 |
-
1993
- 1993-04-19 JP JP5116426A patent/JP3051882B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6068895A (en) * | 1997-08-27 | 2000-05-30 | Nippon Dom Co., Ltd. | Woven security label |
JP2008530621A (ja) * | 2005-02-18 | 2008-08-07 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 衣類識別システム及び方法 |
JP2007092254A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Nippon Dam Kk | 偽造防止の織ラベルおよび偽造防止の織編物の製造法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3051882B2 (ja) | 2000-06-12 |
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