JPH06304018A - 移動設置可能な洗浄装置 - Google Patents

移動設置可能な洗浄装置

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JPH06304018A
JPH06304018A JP9594893A JP9594893A JPH06304018A JP H06304018 A JPH06304018 A JP H06304018A JP 9594893 A JP9594893 A JP 9594893A JP 9594893 A JP9594893 A JP 9594893A JP H06304018 A JPH06304018 A JP H06304018A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】理美容院等で洗髪・洗浄を行うに際にて、部屋
のスペースを有効に使用できるよに、床面上に位置する
洗浄ユニットを移動可能とするものである。 【構成】床下の適所に給湯カプラ4、排水受け部7等を
開閉可能な蓋部1で覆ってなる床下ユニットAを設け、
給湯排水ユニット23、洗髪ボウル24等を一体化して
移動可能なシャンプユニットBは、必要に応じて、収納
位置から移動されて床下ユニットAの位置に設置して使
用可能とされ、部屋のスペースを有効に利用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、理美容院等において使
用することができる移動設置可能な洗浄装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】美容院では、理美容椅子を設置するカッ
トブースと、シャンプユニットを設置する洗髪ブースと
を区分して夫々の作業が行われており、そのため、夫々
の独立したスペースの確保が必要であると共に、お客は
カットを終えると、理美容椅子からシャンプユニットの
位置まで移動する必要があった。
【0003】また、美容サロンにおいては、重厚な店内
装飾を避けるため、理美容椅子の前方にシャンプユニッ
トの設置は敬遠されている。理容院においては、理美容
椅子の夫々の前方にシャンプユニットが配置されてお
り、理容院の内部はスペースに余裕がなく、理容士の作
業に際して移動範囲が制限されたり、美観を損ねる等の
問題を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述したよ
うな問題を解消するものであり、理美容院において、移
動用シャンプユニットを収納位置に備えておき、洗髪作
業を行う際に、該移動用シャンプユニットを理美容椅子
の近傍に配置した給湯、排水を行なうことができる位置
に移動するだけで、所定の作業を行うことができる手段
を提供することを目的とするものである。
【0005】本発明は、理美容院以外においても、病院
や学校等の部屋内のスペースを有効に利用するため、給
水、排水手段を特定の場所に設置することなく、床下に
給湯又は給水管及び排水管と接続される給湯又は給水カ
プラー、排水受け部を設置した床下ユニットを設け、必
要に応じて、給水処理部分を移動可能とした構成を前記
床下ユニットを設けた位置に移動し、接続するだけで、
所定の作業を行うことができる手段を提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、床下の適所に給湯又は給水管及び排水管
と接続される給湯又は給水カプラー、排水受け部を設
け、この給湯又は給水カプラー、排水受け部の床面相当
の位置に開閉可能な蓋部を配置してなる床下ユニット
と、前記給湯又は給水カプラー、排水受け部と接続可能
な給湯排水ユニットを備え、給湯排水ユニットからの給
湯又は給水を使用することができ、且つこれを排水とし
て送り出すボウルを設け、前記給湯排水ユニット、ボウ
ルを一体化して所定の前記床下ユニットの位置に移動可
能な洗浄ユニットとからなることを特徴とするものであ
る。
【0007】本発明は、前記構成において、前記ボウル
は一方の側の高さを変えることが可能な手段を備えたこ
とを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明の構成により、通常、床面の上に設置さ
れる洗浄ユニットは、所定の位置に収納されて床面を広
く使用でき、床下に配置されるユニットも、蓋部に覆わ
れており、その場所において洗浄ユニットが使用される
ことを意識させない。そして、洗浄ユニットを必要とす
る場合、洗浄ユニットは、床下ユニットの上に移動する
ことにより、使用可能な状態となる。
【0009】
【実施例】本発明の移動設置可能な洗浄装置について、
実施例として、理美容院の場合に関して説明する。理美
容院の場合の他、給水を必要とする病院、学校やホテル
等における各種の部屋に適用できるものである。
【0010】理美容院のセットブース内には、複数台の
理美容椅子が配置されており、洗髪用のシャンプユニッ
トは夫々の理美容椅子に対して配置されることなく、シ
ャンプユニットを必要とする場合、移動用シャンプユニ
ットが理美容椅子の近傍に移動されると共に、移動用シ
ャンプユニットに対して給湯・排水をするための床下ユ
ニットが移動可能な洗浄ユニットとしての移動用シャン
プユニットと接続可能な状態に切替えられる。
【0011】本発明は、そのような移動用シャンプユニ
ットの構成、床下ユニットの構成の夫々に特有な構成に
ついて説明する。以下、先ず、本発明の移動用シャンプ
ユニットに接続される床下ユニットとしての給湯排水手
段の実施例について、図1、図2により説明する。図1
は、床下ユニットAの不使用状態を示し、このため、床
下ユニットAに設けられた開閉できる蓋部1は床下ユニ
ットAを閉じ、閉じられた状態において、床面FLの一
部として機能しており、図2は、移動用シャンプユニッ
トBを使用するために、床下ユニットAの開閉蓋部1は
床下ユニットの開口を開放した状態を示している。
【0012】床下ユニットAは、各理美容椅子に対応し
た位置で、床下に配置されるものであり、移動用シャン
プユニットBに対して給湯を行い、且つ移動用シャンプ
ユニットBからの排水を排水管に導くためのものであ
り、床下ユニットAの開口を開閉する蓋部1と該蓋部1
を円滑に開閉させるための手段と、給湯管3と接続さ
れ、且つ移動用シャンプユニットB側の管継手と接続さ
れる給湯カプラー4とからなる給湯部と、移動用シャン
プユニットB側の排水を排水管9に導く排水部と、移動
用シャンプユニットBとの位置合わせ手段等とからな
る。
【0013】移動用シャンプユニットB側の給湯排水ユ
ニットと接続される床下ユニットAは、図に示されるよ
うに、前記構成を収容するための本体フレーム2を床下
に埋設される。この本体フレーム2の左側に対応する床
面の下方は、移動用シャンプユニットB側の給湯排水ユ
ニットとの接続部分であり、この接続部分の床面位置に
は、開閉可能な蓋部1が配置され、本体フレーム2の右
側に対応する位置は、給湯管3と給湯カプラー4との間
に配置される給湯止水栓5が配置され、この給湯止水栓
5の上の床面位置には、手動により開閉できる窓部6が
配置されている。
【0014】開閉可能な蓋部1が配置された床面より下
方の位置には、給湯管の先端に取付けられた給湯カプラ
4が、水受けケース7に形成された支持台8上に配置さ
れ、その水受けケース7の下方には排水管9に接続され
る排水トラップ10が設けられている。そして、給湯カ
プラ4に隣接した位置には、移動用シャンプユニットB
の給湯カプラと前記給湯カプラ4との位置合わせのため
の凹状係合部20が設けられている。
【0015】この給湯カプラ4と水受けケース7が位置
する床面には、この床面を開閉することができる蓋部1
が設けられ、この蓋部1は二つの蓋開閉レバー11、1
2に支承されている。第一の蓋開閉レバー11は、本体
フレーム2内壁面に立設された支軸13に一端を枢着
し、他端を蓋部1の下面の突出板1aの支軸14に取付
けられ、この第一の蓋開閉レバー11が支軸13を中心
として、閉鎖方向又は開放方向に付勢することができる
ように、スプリング15がその一端を作用点15aとし
て第一の蓋開閉レバー11に係止している。
【0016】第二の蓋開閉レバー12は、本体フレーム
2内壁面に立設された支軸16に一端を枢着し、他端を
蓋部1の下面の突出板1aの支軸17に取付けられ、こ
の第二の蓋開閉レバー12が支軸16を中心として、閉
鎖方向又は開放方向に付勢することができるように、ス
プリング18がその一端を作用点18aとして第二の蓋
開閉レバー12に係止している。
【0017】いずれのスプリング15、18も、図1の
蓋部1の閉鎖位置においては、蓋部1を閉鎖方向に付勢
しており、蓋部1を僅かに開放方向に作動させると、ス
プリング15、18の作用点15a、18aがデッドポ
イントを通過し、スプリング15、18は、第一の蓋開
閉レバー11と第二の蓋開閉レバー12を時計方向に付
勢し、蓋部1は自動的に開放方向に移動する。蓋部1の
開放位置を規制するため、第一の蓋開閉レバー11に取
付けた規制片11aと当接するための固定金具19が、
蓋部1の一方の支持端である開閉窓部6の取付部に設け
られている。
【0018】給湯管3と給湯カプラ4との間には、給湯
止水栓5が配置され、この給湯止水栓5の上側の床面位
置には、給湯止水栓5を作動しうる開閉窓部6が設けら
れている。給湯止水栓は、止水コックが使用される他、
タッチ式電磁弁を設けることが可能であり、後述する移
動用シャンプユニットB側に設けたタッチセンサによ
り、タッチ式電磁弁を制御することができる。
【0019】次に、本発明の移動用シャンプユニットB
の構成を説明する。図3は、本発明の移動用シャンプユ
ニットBを前記床下ユニットAに対応する位置に移動
し、接続部を接続する前の状態を示し、図4は、前記図
3における接続部を接続した状態の拡大説明図であり、
図5は、洗髪ボウルの傾斜可変装置を示し、図6は、図
5における傾斜可変装置の傾斜機構の一例を示す。
【0020】移動用シャンプユニットBは、理美容院内
のセットブース内の不使用位置から使用位置である前記
床下ユニットAが配置された位置に移動し、又はその逆
に移動するための走行車輪21を下面に備えた基台22
と、基台22に設置された機枠25の上端には、洗髪ボ
ウル24と、洗髪ボウル24に給湯を供給し、洗髪ボウ
ル24での使用済の排水を床下ユニットA側に導くた
め、床下ユニットAの給湯カプラー4と接続可能な給湯
排水ユニット23と、給湯排水ユニット23と洗髪ボウ
ル24との間の給湯・排水の接続管部分とからなる。
【0021】前記給湯排水ユニット23の構成は、機枠
25に固定された垂直方向に伸びたスライドレール26
が取付けられており、このスライドレール26には、給
湯カプラー28と排水フレキシブル管31の下端部分と
が、一体化されて昇降可能に取付けられている。そし
て、給湯カプラー28の上端には、洗髪ボウル24側の
止水栓30との間に設けられた給湯フレキシブル管29
の下端を取付け、下端には、床下ユニットAの給湯カプ
ラー4とワンタッチ可能の接離機構を備えている。42
は給湯カプラーの解除リングである。
【0022】給湯カプラ28をスライドレール26に沿
って昇降する手段として、給湯カプラー28は取付枠2
7に支持され、取付枠27の腕部27aと機枠25の腕
部25aとの間には、スプリング33が設けられ、給湯
カプラー28は、スプリング33により前記スライドレ
ール26の上方に引上げられている。よって、不使用状
態の給湯カプラー28は上昇位置にあり、その端部28
aには、床下ユニットAの給湯カプラー4と接続するた
めの手段を有している。
【0023】給湯カプラー28を支持する取付枠27に
は、機枠25の外側に突出する装着ペタル32が設けら
れ、該装着ペタル32の下面には、床下ユニットAの位
置合わせ用凹状係合部20に係合可能な固定ピン41が
形成されている。このため、装着ペタル32をスプリン
グ33に抗して下方に移動させ、固定ピン41を床下ユ
ニットAの位置合わせ用凹状係合部20に係合させるこ
とにより、給湯カプラー28は床下ユニットAの給湯カ
プラー4と対応する位置に配置することができる。
【0024】また、給湯カプラー28を支持する取付枠
27には、取付支点35を中心として回動することがで
きる解除ペタル34が設けられており、その解除ペタル
34は、水平に伸びた操作部34aと、給湯カプラー2
8の上端を枢支している取付部34bと、解除アーム3
4cにて接続され、給油カプラー28の接続端部28a
の近傍に配置された解除リング42とからなっている。
【0025】よって、装着ペタル32が下降されると、
前述のように床下ユニットAの給湯カプラー4に向かっ
て、給湯カプラー28が引下げられ、給湯カプラー28
の接続端部28aは、位置合わせ用凹状係合部20に固
定ピン41が案内され、給湯カプラー4と相対して接続
される。この状態において、移動用シャンプユニットB
の給湯カプラー28は、床下ユニットAの給湯カプラー
4と接続される。
【0026】そして、給湯カプラー4と接続状態にある
給湯カプラ28の接続端部28aは、床下ユニットAの
給湯カプラー4から解除する場合には、解除ペタル34
の操作部34aを押し上げることにより、取付部34b
は支点35を中心に下降し、解除アーム34cを介して
解除リング42は下方に移動し、この結果、給湯カプラ
ー28の接続端部28aは、床下ユニットAの給湯カプ
ラー4から離脱させることができる。
【0027】給湯排水ユニット23の給湯カプラー28
と洗髪ボウル24との間には、給湯のため、給湯カプラ
ー28の上側には、給湯フレキシブル管29が接続さ
れ、給湯フレキシブル管29は洗髪ボウル24の近傍に
配置され、止水コック37により制御される止水栓30
に接続されており、先端にシャワーヘッド38を備えた
シャワー給湯ホース39により、洗髪ボウル24側に供
給される。
【0028】また、洗髪ボウル24からの排水は、洗髪
ボウル24の排水トラップ40、排水フレキシブル管3
1、排水案内部を有する給湯カプラー28を経て、床下
ユニットA側へ排水される。この場合、給湯カプラー2
8の隣接位置において、排水フレキシブル管31の端部
は取付枠27に支持され、給湯カプラー28と一体的に
移動する。
【0029】基台22の下面には、床面側に突出する本
体位置設定具36が設けられ、この本体位置設定具36
は、床下ユニットA側の開放された蓋部1の端部と係止
することによって、移動用シャンプユニットBは床下ユ
ニットAと対応する位置に移動したことを知ることがで
きる。
【0030】不使用位置と床下ユニットAが配置された
使用位置との間を移動する手段として、移動用シャンプ
ユニットBは、手押しにより移動する以外に、内蔵され
る駆動用モータを自動的に制御しうる自動操縦手段によ
り移動させることができる。
【0031】本発明の移動設置可能な洗浄装置は、次の
ように作動する。床下ユニットAは予め、理美容院の各
理美容椅子の近傍に設置されており、その床上には洗髪
ボウル等の洗浄手段は配置されていない。そのため、洗
浄に際して、移動用シャンプユニットBは収納位置から
床下ユニットAの位置に移動される。
【0032】この時、床下ユニットAの蓋部1は開放さ
れ、開放された蓋部1の端部に、移動用シャンプユニッ
トBの基台22の下面の本体位置設定具36を衝き当て
る。しかる後、移動用シャンプユニットBの装着ペタル
32をスプリング26に抗して下方に移動させ、固定ピ
ン33を床下ユニットAの位置合わせ用凹状係合部20
に係合させることにより、給湯カプラー28は床下ユニ
ットAの給湯カプラー4と対応する位置に配置すること
ができる。
【0033】この状態において、作動ペタル34の操作
部34aを引き上げると、給湯カプラー28は僅かに下
降し、床下ユニットAの給湯カプラー4と接続される。
給湯カプラー28が給湯カプラー4と接続されると、給
湯カプラー28と隣接位置に配置される排水フレキシブ
ル管31の端部も、床下ユニットAの水受けケース7と
対向する。よって、給湯止水栓5、30を操作すること
により、理美容椅子から移動することなく、お客の頭を
洗浄することができる。
【0034】洗浄を終えると、給湯止水栓5、30を閉
止し、作動ペタル34の操作部34aを押し下げること
により、給湯カプラー28は、ワンタッチで給湯カプラ
ー4から離脱し、給湯カプラー4はスプリング33によ
り、スライドレール26に沿って上昇し、固定ピン41
は位置合わせ用凹状係合部20から離れることにより、
移動用シャンプユニットBは不使用位置に移動させるこ
とができ、床下ユニットAの蓋部1は閉じられる。
【0035】図5、図6には、本発明の洗髪ボウルの傾
斜可変装置の実施例を示している。洗髪ボウル24は、
機枠25の上端に設置されており、通常は、水平状態に
配置されるが、必要に応じて、首側の洗髪ボウルの位置
を一定の高さの範囲で変位できるように、調節できる傾
斜可変装置を備えている。
【0036】この傾斜可変装置は、洗髪ボウル24の底
部24aには、首側から離れた部分に下側に突出する枢
支部43を設け、首側に近い部分に下側に突出する変位
部44を設け、前記変位部44は、その下方に配置され
た変位駆動機構により、洗髪ボウル24の底部24aの
水平状態から、洗髪ボウル24の首側の位置が高く移動
した図5の位置まで、枢支部43を中心に回動すること
ができる。
【0037】変位駆動機構としては、図6に明らかなよ
うに、変位部44と機枠25上の枢着部45との間に、
第一、第二の二つのリンク46,47が接合部48を屈
曲した状態で配置され、第二のリンク47の略中央に
は、第三のリンク49の一端が取付けられ、第三のリン
ク49の他端は、二つの軸受50,51との間に支持さ
れた軸52に支持され、該軸52の回転により、第三の
リンク49は、軸52上を左右に移動することができ
る。軸52の端部には、軸52を回転することができる
ハンドル53が設けられいる。
【0038】したがって、水平状態に配置された洗髪ボ
ウル24は、高い座高を有する人の洗髪に際して、洗髪
ボウル24の首側の位置を高くするため、ハンドル53
を回転すると、図6において、第三のリンク49の一端
は、軸52上を左から右へと移動し、屈曲状態の二つの
リンク46,47を伸長させ、この結果、洗髪ボウル2
4の首側の位置を、図5に示す高さに設定することがで
きる。
【0039】本発明は、実施例として、理美容院内に配
置されるシャンプユニットの場合について説明したが、
これに限定されることなく、例えば、病院内のベッドの
近傍に移動形式の洗面設備を設置したり、学校や劇場等
のホールに移動形式の洗浄設備を設け、床面積を有効に
活用する建物内に適宜設けることができる。
【0040】
【発明の効果】本発明の構成により、洗浄装置を床上に
固定して設置する必要がなく、洗浄装置を設置する必要
がある位置の床下に、予め床下ユニットを設けることに
より、単一の移動可能の洗浄装置を必要とする場合にの
み移動し、給湯,給水部分を結合すると、使用可能とな
るものであり、洗浄装置を必要としない場合において、
そのスペースを広く有効に使用できる効果を有し、複数
の床下ユニットに対して単一の洗浄装置が使用できるた
め、全体として従来に比較して安価な洗浄装置を提供で
きる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の床下ユニットの実施例であり、蓋部が
閉止状態にある概略断面を示す。
【図2】図1の蓋部が閉止状態から開放状態に変位した
概略断面図である。
【図3】本発明の移動用シャンプユニットは開放状態に
ある床下ユニットに対応する位置に移動し、移動用シャ
ンプユニットの給湯カプラは床下ユニット側と係合する
前の状態を示す概略断面面である。
【図4】図3における係合部分の拡大図面であり、移動
用シャンプユニットの給湯カプラは床下ユニット側と係
合状態にある図面である。
【図5】本発明の移動用シャンプユニットにおける洗髪
ボウルの傾斜可変装置を示す概略断面図である。
【図6】図5の傾斜可変装置の要部を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
A 床下ユニット B 移動用シャンプユニット 1 開閉可能な蓋部 4 給湯カプラー 23 給湯排水ユニット 24 洗髪ボウル 28 給湯カプラ 29 給湯フレキシブル管 31 排水フレキシブル管 32 装着ペタル 34 解除ペタル 43 枢着部 44 変位部 45 枢着部 46 第一のリンク 47 第二のリンク 49 第三のリンク 52 軸 53 ハンドル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床下の適所に給湯又は給水管及び排水管
    と接続される給湯又は給水カプラー、排水受け部を設
    け、この給湯又は給水カプラー、排水受け部の床面相当
    の位置に開閉可能な蓋部を配置してなる床下ユニット
    と、前記給湯又は給水カプラー、排水受け部と接続可能
    な給湯排水ユニットを備え、給湯排水ユニットからの給
    湯又は給水を使用することができ、且つこれを排水とし
    て送り出すボウルを設け、前記給湯排水ユニット、ボウ
    ルを一体化して所定の前記床下ユニットの位置に移動可
    能な洗浄ユニットとからなることを特徴とする移動設置
    可能な洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記ボウルは一方の側の高さを変えるこ
    とが可能な手段を備えたことを特徴とする請求項1記載
    の移動設置可能な洗浄装置。
JP9594893A 1993-04-22 1993-04-22 移動設置可能な洗浄装置 Expired - Lifetime JP2502261B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20060044984A (ko) * 2004-03-31 2006-05-16 다카라 벨몬트 가부시키가이샤 이동식 샴푸 장치
CN100413432C (zh) * 2004-03-31 2008-08-27 达卡拉贝尔蒙特株式会社 移动式洗发装置
JP2017060622A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 タカラベルモント株式会社 可搬式給排水装置接続構造

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