JPH06303819A - 草刈機の集草装置 - Google Patents

草刈機の集草装置

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Publication number
JPH06303819A
JPH06303819A JP5090340A JP9034093A JPH06303819A JP H06303819 A JPH06303819 A JP H06303819A JP 5090340 A JP5090340 A JP 5090340A JP 9034093 A JP9034093 A JP 9034093A JP H06303819 A JPH06303819 A JP H06303819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grass
mower
dust
container
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP5090340A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Tokoro
正彦 所
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IHI Shibaura Machinery Corp
Original Assignee
IHI Shibaura Machinery Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Shibaura Machinery Corp filed Critical IHI Shibaura Machinery Corp
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Publication of JPH06303819A publication Critical patent/JPH06303819A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行車体にモアと集草容器とを装着し、前記
モアにより刈取った刈草やホコリを空気の流れに乗せて
前記集草容器内へ給送する給送ダクトを前記モアと前記
集草容器との間に配設した草刈機において、集草容器か
らホコリを含んだ空気が排出されてホコリが舞い上がる
ことを防止する。 【構成】 給送ダクト4の一端を集草容器3の上方位置
で開口させると共にこの給送ダクト4の一端に給送され
た刈草やホコリを空気から分離するサイクロン式分離器
20を取付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モアにより草刈りを行
なうと共に刈取った刈草を集草容器に集草するようにし
た草刈機の集草装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴルフ場における芝刈り等には、
モアと集草容器、及び、モアにより刈取った刈草やホコ
リを空気の流れに乗せて集草容器内へ給送する給送ダク
トを装着した草刈機が用いられており、このような草刈
機としては、実公平5−6737号公報や実公平3−3
8996号公報等に開示されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】実公平5−6737号
公報に開示された草刈機においては、刈草やホコリと共
に集草容器内へ入った空気を、集草容器の網状部を通過
させて大気中へ排出している。このため、空気と共にホ
コリが網状部を通過して大気中へ排出され、ホコリを舞
い上げながらの草刈作業になるという欠点がある。
【0004】一方、実公平3−38996号公報に開示
された草刈機においては、刈草やホコリと共に集草容器
内へ入った空気を大気中へ排出するための排出口を集草
容器に設けると共にこの排出口に空気からホコリを分離
する分離器を設け、ホコリが集草容器外へ排出されるこ
とを防止している。しかし、給送ダクトを通して集草容
器内へ流入する空気の流れは強いが、拡張された空間で
ある集草容器内へ入った後に排出口から排出される空気
の流れは弱くなっているため、分離器によるホコリの分
離を十分に行なえないという欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
走行車体にモアと集草容器とを装着し、前記モアにより
刈取った刈草やホコリを空気の流れに乗せて前記集草容
器内へ給送する給送ダクトを前記モアと前記集草容器と
の間に配設した草刈機において、前記給送ダクトの一端
を前記集草容器の上方位置で開口させると共にこの給送
ダクトの一端に給送された刈草やホコリを空気から分離
するサイクロン式分離器を取付けた。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、サイクロン式分離器の刈草排出口と集草容
器との間に所定寸法の空間を設けた。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明では、給送ダクト内を給送
された刈草やホコリはサイクロン式分離器を経て集草容
器内へ入るが、このサイクロン式分離器において刈草や
ホコリが空気から分離される。しかも、サイクロン式分
離器が取付けられている給送ダクトの一端は空気の流れ
が強い個所であるため、刈草やホコリの分離が効果的に
行なわれる。そして、ホコリを含まない空気のみが大気
中へ排出される。
【0008】請求項2記載の発明では、サイクロン式分
離器の刈草排出口と集草容器との間に所定寸法の空間が
あるため、集草容器として着脱自在な集草袋等を使用す
る場合にはその集草袋等の着脱を容易に行なえ、また、
2個の集草容器を使用する場合には排出する刈草やホコ
リの各集草容器への分散を容易に行なえる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。まず、図1は走行車体1にモア2と集草容器である
左右一対の集草袋3とを装着し、さらに、モア2により
刈取った刈草やホコリを空気の流れに乗せて集草袋3内
へ給送する給送ダクト4をモア2と集草袋3との間に配
設した草刈機の全体構造を示した側面図であり、図2は
その平面図、図3はその背面図である。
【0010】ここで、前記モア2は走行車体1における
前輪5と後輪6との間の下腹部に取付けられており、こ
のモア2には芝等の草を刈取る3個の刈刃7が回転自在
に設けられ、さらに、モア2が刈取った刈草を前記給送
ダクト4を介して給送するための空気の流れを発生させ
るブロワ8が取付けられている。なお、これらの刈刃7
やブロワ8への動力伝達は前記走行車体1のエンジン
(図示せず)からモア駆動軸9等を介して行なわれる。
【0011】つぎに、前記集草袋3の装着構造について
説明する。走行車体1の後部には左右一対の側板10a
と正面板10bと上面板10cとにより形成された外装
ケース10が取付けられている。左右の側板10aには
それぞれ内方へ向けて延出した一対の支持棒11,12
が固定されており、これらの支持棒11,12にはそれ
ぞれ4個のはとめ穴13を有する複数枚の集草袋3が折
畳まれた状態で支持されている。また、前記正面板10
bの左右方向中央部には後方へ延出した中央支持棒14
が固定されており、この中央支持棒14には固定式の支
持突起15と、ピン16を支点として前後方向へ回動自
在な支持突起17とが設けられ、支持突起17はスプリ
ング18により後方へ回動する向きに付勢されている。
そして、前記支持棒11,12に支持されている集草袋
3のうち最も内方に位置する一対の集草袋3が、一対の
はとめ穴13を支持棒11,12へ係止した状態に維持
すると共に他の一対のはとめ穴13を支持突起15,1
7へ係止することにより、図4に示したように集草可能
な状態に装着されている。また、前記正面板10bの下
端部には集草可能な状態に装着された集草袋3の底部を
支えるための一対の受皿19が取付けられている。
【0012】つぎに、前記上面板10cには前記給送ダ
クト4内を給送された刈草やホコリを空気から分離する
ためのサイクロン式分離器20が取付けられており、こ
のサイクロン式分離器20の上部に前記給送ダクト4の
一端が接続されている。そして、このサイクロン式分離
器20には分離された刈草やホコリを前記集草袋3内へ
排出する刈草排出口21が設けられており、この刈草排
出口21には排出される刈草やホコリの排出方向を分散
させる分散リング22が取付けられている。なお、この
分散リング22は平板プレートをリング状に丸めること
により形成されると共に一部に切欠部23が形成されて
おり、さらに、この分散リング22は切欠部23を任意
の方向へ向けられるように回動自在に取付けられてい
る。また、前記分散リング22の下端部と前記集草袋3
の上端部との間には所定寸法の空間24が設けられてい
る。
【0013】このような構成において、作業地(例え
ば、ゴルフ場)内においてモア2及びブロワ8を駆動さ
せながら草刈機を走行させると、モア2が芝等の草を刈
取り、モア2によって刈取られた刈草はブロワ8が発生
させた空気の流れに乗って給送ダクト4内を集草袋3へ
向けて給送される。
【0014】ここで、給送ダクト4内へは刈草と共にホ
コリが吸込まれ、給送ダクト4内を給送された刈草とホ
コリとは給送ダクト4の一端からサイクロン式分離器2
0内へ排出される。そして、サイクロン式分離器20内
へ排出された刈草やホコリはサイクロン式分離器20内
を旋回しつつ落下し、この旋回しつつ落下する過程にお
いて、刈草やホコリは遠心力の作用によってサイクロン
式分離器20の外周部側へ移動すると共に刈草やホコリ
が分離された空気がサイクロン式分離器20の中央部に
設けられた円筒状の空気排出口25から大気中へ排出さ
れ、刈草やホコリは刈草排出口21から排出されて集草
袋3内に集草される。
【0015】従って、この草刈機による草刈作業時にお
いてはホコリを含んだ空気が大気中へ排出されてホコリ
を舞い上げるということがなく、ホコリの舞い上がりが
発生しない良好な作業環境のもとで草刈作業を行なえ
る。また、サイクロン式分離器20が接続されている給
送ダクト4の一端はブロワ8によって発生された空気の
流れが十分に強いため、刈草やホコリの空気からの分離
が良好に行なわれる。
【0016】つぎに、サイクロン式分離器20は、十分
な高さ寸法を確保すれば刈草やホコリが真下へ落下する
状態となるが、大きな集草スペースを確保するという観
点や、2個の集草袋3へ分散させて集草するためには斜
め下方へ排出したほうがよいという観点から、サイクロ
ン式分離器20の円錐部の高さ寸法が小さく設定されて
おり、刈草排出口21から排出される刈草やホコリは斜
め下方へ排出される。しかし、刈草排出口21に取付け
た分散リング22を回動させて切欠部23の位置を調節
することにより、刈草排出口21から排出された後に分
散リング22に衝突して切欠部23側へ跳ね返る刈草と
分散リング22に衝突しないでそのまま排出される刈草
とに分かれ、従って、刈草やホコリの排出方向が分散さ
れると共に2個の集草袋3における集草が均等に行なわ
れる。
【0017】また、集草袋3が満杯になった場合には、
その集草袋3のはとめ穴13を支持棒11,12や支持
突起15,17から外すと共に集草袋3の開口部に設け
られているファスナー(図示せず)を閉じてその集草袋
3を草刈機から下ろし、新しい集草袋3を集草可能な状
態に装着するが、分散リング22の下端部と集草袋3の
上端部との間に所定寸法の空間24が設けられているた
め、ファスナーを閉める作業及び集草袋3の取外しや装
着を容易に行なえる。なお、この空間24が設けられて
いることにより、2個の集草袋3の中間部上方に位置さ
せたサイクロン式分離器20から2個の集草袋3への刈
草やホコリの分散を容易に行なえる。また、草刈機から
下ろして作業地内に放置した集草袋3は、後から専用の
回収車輌を走行させて回収する。
【0018】なお、本実施例においては、草刈機を草刈
作業に使用する場合を例に挙げて説明したが、この草刈
機を落葉集めに使用することもできる。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の発明は上述のように、モ
アと集草容器との間に配設した給送ダクトの一端を前記
集草容器の上方位置で開口させると共にこの給送ダクト
の一端に給送ダクト内を給送された刈草やホコリを空気
から分離するサイクロン式分離器を取付けたので、給送
ダクト内を給送された刈草やホコリをサイクロン式分離
器によって空気から分離させることができ、しかも、サ
イクロン式分離器が取付けられている給送ダクトの一端
は給送ダクト内を流れる空気の流れが十分に強い個所で
あるため、このサイクロン式分離器による刈草やホコリ
の空気からの分離を効果的に行なうことができ、従っ
て、ホコリを含んだ空気が集草容器から大気中へ排出さ
れることを防止することができ、ホコリの舞い上がりが
発生しない良好な作業環境のもとで草刈機による草刈作
業を行なうことができる等の効果を有する。
【0020】請求項2記載の発明は上述のように、請求
項1記載の発明において、サイクロン式分離器の刈草排
出口と集草容器との間に所定寸法の空間を設けることに
より、集草容器として着脱自在な集草袋等を使用する場
合にはその集草袋等の着脱を容易に行なうことができ、
また、2個の集草容器を使用する場合には各集草容器内
への刈草やホコリの分散を容易に行なうことができる等
の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における草刈機の全体構造を
示した側面図である。
【図2】その平面図である。
【図3】その背面図である。
【図4】集草袋の装着状態を拡大して示した斜視図であ
る。
【図5】分散リングによる刈草等の分散状態を説明した
正面図である。
【図6】分散リングを拡大して示した斜視図である。
【符号の説明】
1 走行車体 2 モア 3 集草容器 4 給送ダクト 20 サイクロン式分離器 21 刈草排出口 24 空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車体にモアと集草容器とを装着し、
    前記モアにより刈取った刈草やホコリを空気の流れに乗
    せて前記集草容器内へ給送する給送ダクトを前記モアと
    前記集草容器との間に配設した草刈機において、前記給
    送ダクトの一端を前記集草容器の上方位置で開口させる
    と共にこの給送ダクトの一端に給送された刈草やホコリ
    を空気から分離するサイクロン式分離器を取付けたこと
    を特徴とする草刈機の集草装置。
  2. 【請求項2】 サイクロン式分離器の刈草排出口と集草
    容器との間に所定寸法の空間を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の草刈機の集草装置。
JP5090340A 1993-04-19 1993-04-19 草刈機の集草装置 Pending JPH06303819A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5090340A JPH06303819A (ja) 1993-04-19 1993-04-19 草刈機の集草装置

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JP5090340A JPH06303819A (ja) 1993-04-19 1993-04-19 草刈機の集草装置

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JPH06303819A true JPH06303819A (ja) 1994-11-01

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ID=13995798

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JP5090340A Pending JPH06303819A (ja) 1993-04-19 1993-04-19 草刈機の集草装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980519