JPH06303724A - 空港照明灯の給電制御装置 - Google Patents

空港照明灯の給電制御装置

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JPH06303724A
JPH06303724A JP5083614A JP8361493A JPH06303724A JP H06303724 A JPH06303724 A JP H06303724A JP 5083614 A JP5083614 A JP 5083614A JP 8361493 A JP8361493 A JP 8361493A JP H06303724 A JPH06303724 A JP H06303724A
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Masakazu Kato
雅一 加藤
Koichi Yomogihara
弘一 蓬原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】照明灯給電回路から抽出する定電圧を安定化さ
せ、且つ、照明灯の照度を可変できる空港照明灯の給電
制御装置を提供する。 【構成】定電流電源回路1と、照明灯L1〜Lnに給電
するための照明トランスTL1〜TLnと、電気負荷R
L1〜RLkに定電圧を供給する飽和変圧回路ST1〜
STkを設けた給電回路に、照明トランスTL1〜TL
nを短絡するスイッチ回路3を介装した通電線cを設
け、導通角制御回路2′で、定電流電源回路1の出力電
流が一定値となるよう導通角制御すると共に、スイッチ
回路3をONする導通角度を可変制御することで、飽和
変圧回路ST1〜STkには、常時一定電流量を供給
し、照明トランスTL1〜TLnの給電量は、スイッチ
回路3のON期間に応じて可変とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空港照明灯の給電制御
装置に関し、特に、照明灯の通電路を利用して定電圧出
力を抽出し、定電圧電源を必要とする他の電気負荷に供
給するシステムに好適な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に、従来の空港照明灯の給電回路を
示す。図において、定電流電源回路1に接続される電力
供給用の通電線a,bには、複数の照明トランスLT
1,LT2,・・・,LTnが直列接続され、これら照
明トランスLT1,LT2,・・・,LTnに、例えば
滑走路や誘導路等に配設される中心線灯等の照明灯L
1,L2,・・・,Lnが接続されている。また、定電
流源回路1から供給される交流の電流を導通角制御する
導通角制御回路2が設けられている。
【0003】そして、昼や夜等周囲の明るさに応じて照
明灯L1,L2,・・・,Lnの明るさ(照度)を変え
るために、図4に示すように、定電流源回路1で発生す
る点線で示す正弦波波形の交流電流を、所望の明るさに
応じて導通角制御回路2によって導通角φ1 ,φ2 ,・
・・,φm を設定して、通電線a,bに供給する電流を
導通角制御している。この場合、照明灯L1,L2,・
・・,Lnの明るさが、導通角がφ1 →φm になるにつ
れて減少する。尚、図4では、導通角φ1 の時の電流波
形を実線で示してある。
【0004】このように、空港内の照明灯の給電システ
ムでは、定電流源を使用して全ての照明灯を同じ明るさ
にすると共に、電流の導通角制御によって、周囲の明る
さに応じて照明灯の明るさが変えられるようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、発着
する航空機の増大等により、航空機の地上走行誘導にお
いて、照明灯の設けられる滑走路や誘導路の付近に、航
空機が存在しているか否かを検出するセンサを設け、こ
のセンサの出力情報を管制塔等に送信するシステムの必
要性が生じてきている。この場合、これらセンサや送信
手段の電源としては、定電圧電源を必要とする。このた
め、この定電圧出力を、照明灯の通電路a,bから取り
出すことが考えられている。
【0006】図5は、照明灯の給電回路から定電圧出力
を取り出す給電システムの回路構成を示している。尚、
図中、図3と同一部分には同一符号を付してある。この
回路では、通電線bに、照明灯L1,L2,・・・,L
nの通電線a,bから定電圧の出力電圧を取り出すため
の例えばk個の飽和変圧回路ST1,ST2,・・・,
STkを直列に介装し、各飽和変圧回路ST1,ST
2,・・・,STkに、定電圧の電源を必要とする電気
負荷RL1,RL2,・・・,RLkをそれぞれ接続す
る。前記飽和変圧回路ST1は、図6に示すように、照
明灯に電流を供給する照明トランスと同様の照明トラン
スLTと、共振コンデンサCを備えた飽和トランスST
とからなり、照明トランスLTを介して飽和トランスS
Tから電気負荷RL1に電圧が供給される。尚、その他
の飽和変圧回路ST2,・・・,STkも同様の構成で
ある。
【0007】ここで、通電線a,bに流れる電流(実効
値)に対する前記飽和トランスSTの交流出力電圧の出
力特性は、図7のようになっている。即ち、入力電流が
大きくなるにつれて出力電圧の変化率が減少し、入力電
流がある程度大きくなると出力電圧が飽和して略一定に
なることが判る。このため、導通角制御によって照明灯
L1,L2,・・・,Lnの明るさを変化させる構成を
とっている照明灯給電回路に、このような飽和トランス
を利用した飽和変圧回路ST1,ST2,・・・,ST
kを、図5のように単に接続して定電圧を取り出す構成
とすると、導通角制御により通電線a,bに供給する電
流量が減少した時に、この電流量の変化に伴って飽和変
圧回路ST1,ST2,・・・,STkの出力電圧が変
動する虞れがある。
【0008】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、照明灯の明るさを変化させることができ、しかも、
定電圧電源を必要とする電気負荷への電圧供給も安定に
行える空港照明灯の給電制御装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の空港
照明灯の給電制御装置では、定電流電源回路に接続され
る通電線に直列接続した複数の照明トランスと、これら
各照明トランスを介してそれぞれ給電される複数の照明
灯と、前記定電流電源回路から通電線に供給する交流電
流を導通角制御して供給電流量を設定する導通角制御回
路と、前記照明トランスと直列に接続するよう前記通電
線に介装される定電圧抽出回路と、該定電圧抽出回路を
定電圧電源とする電気負荷と、前記複数の照明トランス
に対して並列に接続された通電路に介装されて当該通電
路を導通・遮断するスイッチ回路とを備え、前記導通角
制御回路によって、定電流電源回路の出力電流導通角を
一定に固定制御し且つ前記スイッチ回路のON/OFF
を照明灯の設定照度に応じて導通角制御する構成とし
た。
【0010】
【作用】かかる構成において、定電流電源回路からの出
力電流は、常に一定の導通角で導通角制御回路によって
導通角制御されて定電圧抽出回路には常に一定の電流が
供給され、一定の電圧が抽出できる。一方、導通角制御
回路によって、スイッチ回路は照明灯の設定照度に応じ
た導通角でON/OFF制御され、スイッチ回路がON
している期間は、通電線に直列接続されている照明トラ
ンスが短絡されて電流が流れない。
【0011】従って、定電圧抽出回路からの出力電圧は
安定し、照明灯への給電は可変できその明るさを変える
ことができるようになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。本実施例の回路構成を図1に示す。尚、従来と
同一部分は同一符号を付して説明を省略する。図1にお
いて、定電流電源回路1に接続される通電線a,bに、
複数の照明トランスLT1,LT2,・・・,LTnが
直列接続され、これら照明トランスLT1,LT2,・
・・,LTnに照明灯L1,L2,・・・,Lnが接続
されている。また、通電線a,bから定電圧の出力電圧
を取り出すための定電圧抽出回路としての飽和変圧回路
ST1,ST2,・・・,STkが直列に設けられ、各
電気負荷RL1,RL2,・・・,RLkがそれぞれ接
続されている。以上の構成は従来と同様である。
【0013】かかる照明灯の給電回路において、通電線
a,bに設けられる照明トランスLT1,LT2,・・
・,LTnの直列回路に対して並列に端子X,Y間に通
電線cを接続し、この通電線cに、例えばサイリスタ或
いは双方向性サイリスタ等により構成したスイッチ回路
3を介装する。導通角制御回路2′は、定電流電源回路
1とスイッチ回路3をトリガするもので、AC電源に同
期して定電流電源回路1の電流出力の導通角を、定電圧
抽出回路としての飽和変圧回路ST1,ST2,・・
・,STkの各飽和トランスSTが飽和できる所定の一
定値、例えば本実施例では照明灯L1,L2,・・・,
Lnの最大電流量に対応する導通角φ1 に制御する。ま
た、スイッチ回路3のON/OFFを照明灯L1,L
2,・・・,Lnの設定照度に応じて導通角制御する構
成である。尚、定電流電源回路1の出力電流は、例えば
スイッチ回路3と同様にサイリスタ等を用いて通電開始
の導通角を制御することができる。
【0014】次に、本実施例の給電制御装置の作用を図
2のタイムチャートを参照しながら説明する。定電流電
源回路1の出力電流は、導通角制御回路2′によって導
通角制御され、照明灯L1,L2,・・・,Lnの最大
照度に対応する導通角φ1 の出力電流IS が常時出力さ
れる。一方、スイッチ回路3が、導通角制御回路2′に
よって、導通角φi でトリガされてONし通電線cが導
通すると、端子間X,Yが短絡され導通角φi からπま
での期間では、通電線cに電流Iが流れ、照明トランス
LT1,LT2,・・・,LTnへの電流IL は流れな
い。
【0015】即ち、AC電源の半周期において、飽和変
圧回路ST1,ST2,・・・,STkには、図2中実
線で示すように、スイッチ回路3のON/OFFに関係
なく常に導通角φ1 からπまでの期間、電流IS が供給
されるが、照明トランスLT1,LT2,・・・,LT
nには、通電線cが短絡されることによってその短絡期
間は電流IL は供給されない(電流Iとして全て通電線
c側に流れる)ので、図2の実線で示すように、導通角
φ1 からφi までの期間だけ電流IL が供給されること
になる。
【0016】尚、照明灯L1,L2,・・・,Lnを最
大照度に設定する場合には、スイッチ回路3をトリガせ
ずOFF状態にしておけばよい。これにより、照明トラ
ンスLT1,LT2,・・・,LTnには、飽和変圧回
路ST1,ST2,・・・,STkと同じ導通角φ1
らπまでの最大電流量が供給される。従って、本実施例
装置では、飽和変圧回路ST1,ST2,・・・,ST
kには、常時一定の電流が供給でき、安定した定電圧出
力を生成して電気負荷RL1,RL2,・・・,RLk
に供給できる。また、照明トランスLT1,LT2,・
・・,LTnには、スイッチ回路3をトリガする導通角
φi を可変制御して通電線cの短絡期間を変化させるこ
とで、供給する電流量を可変制御でき、照明灯L1,L
2,・・・,Lnの明るさを任意に設定することができ
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、定
電流電源回路からは常時照明灯の最大照度に対応する最
大出力を供給し、照明灯の照度をこれより暗くする場合
には、照明トランスの直列回路のみ所定の導通角度範囲
で短絡させて電流を流さないようにしたので、定電圧電
源を必要とする電気負荷に対して安定した定電圧を供給
できると共に、照明灯の明るさも任意に可変設定するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空港照明灯の給電制御装置の一実
施例を示す回路図
【図2】同上実施例の給電状態を説明するためのタイム
チャート
【図3】従来の空港照明灯の給電制御装置を示す回路図
【図4】従来装置の給電導通角制御動作を説明するタイ
ムチャート
【図5】従来の給電制御装置に定電圧電源を必要とする
電気負荷を接続した場合の回路図
【図6】図5の回路に設けた飽和変圧回路の構成図
【図7】同上飽和変圧回路内に設ける飽和トランスの出
力特性を示す図
【符号の説明】
1 定電流電源回路 2′ 導通角制御回路 3 スイッチ回路 L1,L2,・・・,Ln 照明灯 LT1,LT2,・・・,LTn 照明トランス a,b,c 通電線 ST1,ST2,・・・,STk 飽和変圧回路(定
電圧抽出回路) RL1,RL2,・・・,RLk 電気負荷

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定電流電源回路に接続される通電線に直列
    接続した複数の照明トランスと、 これら各照明トランスを介してそれぞれ給電される複数
    の照明灯と、 前記定電流電源回路から通電線に供給する交流電流を導
    通角制御して供給電流量を設定する導通角制御回路と、 前記照明トランスと直列に接続するよう前記通電線に介
    装される定電圧抽出回路と、 該定電圧抽出回路を定電圧電源とする電気負荷と、 前記複数の照明トランスに対して並列に接続された通電
    路に介装されて当該通電路を導通・遮断するスイッチ回
    路とを備え、 前記導通角制御回路によって、定電流電源回路の出力電
    流導通角を一定に固定制御し且つ前記スイッチ回路のO
    N/OFFを照明灯の設定照度に応じて導通角制御する
    構成としたことを特徴とする空港照明灯の給電制御装
    置。
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