JPH06300498A - 点火により茶色から緑色の植物状に変化する燃焼物 - Google Patents
点火により茶色から緑色の植物状に変化する燃焼物Info
- Publication number
- JPH06300498A JPH06300498A JP11654993A JP11654993A JPH06300498A JP H06300498 A JPH06300498 A JP H06300498A JP 11654993 A JP11654993 A JP 11654993A JP 11654993 A JP11654993 A JP 11654993A JP H06300498 A JPH06300498 A JP H06300498A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- model
- combustion
- state
- flower
- change
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Toys (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、冬から春にかけての植物の変化を
模した燃焼物を得ることにある。またこれを樹木状の模
型に塗布して点火燃焼により枯れ木に緑の葉が生える様
な変化を起こさせる。 【構成】 ニクロム酸塩と粘着性あるいは接着性の可燃
物の混合物よりなる。またこれを樹木状の模型等に塗布
する。
模した燃焼物を得ることにある。またこれを樹木状の模
型に塗布して点火燃焼により枯れ木に緑の葉が生える様
な変化を起こさせる。 【構成】 ニクロム酸塩と粘着性あるいは接着性の可燃
物の混合物よりなる。またこれを樹木状の模型等に塗布
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は点火してその燃焼により
色彩および性状の変化を楽しむ玩具として利用される。
色彩および性状の変化を楽しむ玩具として利用される。
【0002】
【従来の技術】燃焼による物質の性状の変化を楽しむも
のとして硝化ピッチを用いたヘビ花火などがある。
のとして硝化ピッチを用いたヘビ花火などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】燃焼前は樹幹の色であ
る茶色であり燃焼後には植物の緑色の葉状をなす物質を
得ること。そしてその応用として樹木状の針金に本物質
をつけ点火燃焼によりあたかも冬の樹木が春になって緑
の葉をつけるが如き変化を演出すること。
る茶色であり燃焼後には植物の緑色の葉状をなす物質を
得ること。そしてその応用として樹木状の針金に本物質
をつけ点火燃焼によりあたかも冬の樹木が春になって緑
の葉をつけるが如き変化を演出すること。
【0004】
【課題を解決するための手段】ニクロム酸塩あるいはク
ロム酸塩とポリエチレングリコールなどの比較的燃焼し
やすい粘着性あるいは接着性の可燃物を混合しクロム酸
塩の黄色ないし茶色の色の混合物が燃焼により酸化クロ
ムの緑色に変化するのを利用する。そしてこの燃焼性物
質を樹木状にした針金細工に接着剤を塗ったうえからさ
らに塗り付けることにより前記の課題を解決する。
ロム酸塩とポリエチレングリコールなどの比較的燃焼し
やすい粘着性あるいは接着性の可燃物を混合しクロム酸
塩の黄色ないし茶色の色の混合物が燃焼により酸化クロ
ムの緑色に変化するのを利用する。そしてこの燃焼性物
質を樹木状にした針金細工に接着剤を塗ったうえからさ
らに塗り付けることにより前記の課題を解決する。
【0005】
燃焼物の構成 二クロム酸アンモニウム粉末 9 ポリエチレングリコール6000 1 上記混合物を120度に加熱し攪拌し充分に均一に混合
し冷却したものに点火すれば茶色の固形物が緑の葉状に
変化しつつゆっくりと燃え続けるものが得られる。
し冷却したものに点火すれば茶色の固形物が緑の葉状に
変化しつつゆっくりと燃え続けるものが得られる。
【0006】これを樹木状にした針金細工にウレタン系
接着剤を塗り付けた上に、さらに塗り付ける事により葉
の落ちた冬の樹木のような外観の模型が得られる。これ
に点火すればゆっくりと燃焼しながら葉が次々とついて
いくがごとき変化をおこし、酸化クロムの一部は下に落
下して地面に芝生がはえた様になる。
接着剤を塗り付けた上に、さらに塗り付ける事により葉
の落ちた冬の樹木のような外観の模型が得られる。これ
に点火すればゆっくりと燃焼しながら葉が次々とついて
いくがごとき変化をおこし、酸化クロムの一部は下に落
下して地面に芝生がはえた様になる。
【0007】また石膏などで作った庭園模型に花の模型
を埋め込み、これを本燃焼物で覆うようにしておけば点
火燃焼後に花が、緑の芝生状の灰のなかから表われて花
の咲いた緑の庭園模型となる。
を埋め込み、これを本燃焼物で覆うようにしておけば点
火燃焼後に花が、緑の芝生状の灰のなかから表われて花
の咲いた緑の庭園模型となる。
【0008】また接着剤で文字や図形などの部分を塗
る、あるいは塗り残すなどした石膏板などの不燃性材料
でできた板などに本燃焼物を接着した場合、燃焼後にそ
の文字や図形が表われる事となる。
る、あるいは塗り残すなどした石膏板などの不燃性材料
でできた板などに本燃焼物を接着した場合、燃焼後にそ
の文字や図形が表われる事となる。
【0009】
【発明の効果】上記実施例のように燃焼の前と後で植物
のような変化をおこすので極めて興味をひく玩具とな
り、燃焼速度は極めてゆっくりなので一般の花火のよう
な危険性はない。また燃焼にさいし有毒なガスを発生す
ることもない。また灰の酸化クロムは極めて毒性の低い
化合物である。したがって火をつかうとはいえ安全性は
高い。また燃焼物により隠されていた中のものが燃焼
後、付着しにくい酸化クロムの灰の中から表われてくる
ので図3のような応用が可能であり、また接着剤を塗っ
てある部分では酸化クロムの灰が落ちにくいので図1や
図4のような応用が可能となる。
のような変化をおこすので極めて興味をひく玩具とな
り、燃焼速度は極めてゆっくりなので一般の花火のよう
な危険性はない。また燃焼にさいし有毒なガスを発生す
ることもない。また灰の酸化クロムは極めて毒性の低い
化合物である。したがって火をつかうとはいえ安全性は
高い。また燃焼物により隠されていた中のものが燃焼
後、付着しにくい酸化クロムの灰の中から表われてくる
ので図3のような応用が可能であり、また接着剤を塗っ
てある部分では酸化クロムの灰が落ちにくいので図1や
図4のような応用が可能となる。
【図1】 樹木状に構成した例の構造図
【図2】 図1の燃焼後の状態の構造図
【図3】 花の模型を埋め込んだ庭園状の例の構造図
【図4】 燃焼後に下地が見える様にした例の燃焼後の
状態の正面図
状態の正面図
1 本発明の燃焼物 2 針金の芯 3 接着剤 4 難燃性塗料 5 石膏の台 6 花の模型 7 酸化クロムよりなる灰
Claims (2)
- 【請求項1】 クロム酸塩あるいは二クロム酸塩と、粘
着性あるいは接着性の可燃物よりなる燃焼性混合物。 - 【請求項2】 請求項1の燃焼物を接着剤などで、針金
等よりなる模型樹木や、不燃性あるいは難燃性の板状物
等よりなる模型地面などにつけたもの。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11654993A JPH06300498A (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | 点火により茶色から緑色の植物状に変化する燃焼物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11654993A JPH06300498A (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | 点火により茶色から緑色の植物状に変化する燃焼物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06300498A true JPH06300498A (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=14689872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11654993A Pending JPH06300498A (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | 点火により茶色から緑色の植物状に変化する燃焼物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06300498A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000154130A (ja) * | 1998-09-17 | 2000-06-06 | Takeshi Namiki | 香及び香様燃焼体 |
-
1993
- 1993-04-19 JP JP11654993A patent/JPH06300498A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000154130A (ja) * | 1998-09-17 | 2000-06-06 | Takeshi Namiki | 香及び香様燃焼体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4062655A (en) | Artificial fire place logs which burn with colored flame and process for making same | |
JPH06300498A (ja) | 点火により茶色から緑色の植物状に変化する燃焼物 | |
US2373512A (en) | Process for making flame-coloring articles | |
CH674742A5 (ja) | ||
JP4031493B2 (ja) | 粉粒状お香 | |
CN104207613A (zh) | 混合易燃香及其生产方法 | |
CN2783259Y (zh) | 烟雾礼花 | |
US2568285A (en) | Pyrotechnic match capable of repeated ignition | |
US2094614A (en) | Production of colored tobacco smokes | |
KR102401208B1 (ko) | 낙화 놀이용 낙화 봉 제조방법 및 낙화 놀이용 낙화 봉 | |
CN109168892B (zh) | 城市景观仿花方法 | |
US4341573A (en) | Compositions for pulsating flares | |
JP3131539U (ja) | 着火用頭薬付棒状線香 | |
CN111533630A (zh) | 一种含有光珠、响子的微烟冷烟花 | |
CN201777992U (zh) | 一种微烟型烟花引线 | |
CN204478940U (zh) | 一种烟火药棒 | |
CN100405000C (zh) | 一种无烟焰火 | |
US3470120A (en) | Coating composition containing pleated particles and method for applying same | |
JP2901595B2 (ja) | 香および類似物 | |
KR102142015B1 (ko) | 지상용 기상조절 연소탄 조성물 | |
JPS6143120Y2 (ja) | ||
JPH0429271Y2 (ja) | ||
JP3047097U (ja) | 花 火 | |
KR900007869B1 (ko) | 실내용 꽃불류 조성물 | |
CN206154996U (zh) | 可燃书画纸及其点火棒 |