JPH0629987A - クロック同期方式 - Google Patents

クロック同期方式

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JPH0629987A
JPH0629987A JP4178567A JP17856792A JPH0629987A JP H0629987 A JPH0629987 A JP H0629987A JP 4178567 A JP4178567 A JP 4178567A JP 17856792 A JP17856792 A JP 17856792A JP H0629987 A JPH0629987 A JP H0629987A
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network
clock
node
signal
gateway
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JP4178567A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Shimizu
敏之 清水
Hideo Kishimoto
英生 岸本
Naganari Yokota
修成 横田
Yoshiro Hakamata
吉朗 袴田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0635Clock or time synchronisation in a network
    • H04J3/0638Clock or time synchronisation among nodes; Internode synchronisation
    • H04J3/0641Change of the master or reference, e.g. take-over or failure of the master

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  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のネットワークが接続されて構成される
ネットワークが他のネットワークから供給されるクロッ
ク信号に同期して動作されている方式において、クロッ
クの供給口であるゲートウェイが変更されたときにも安
定的に通信が継続できるようにする。 【構成】 外部ネットワークとの境界に設置されるゲー
トウェイノードに、位相比較器を設置し、他のマスタク
ロックノードとなるノードにループフィルタおよび電圧
制御発振器を設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のネットワークが
接続されるネットワークにおいて、あるネットワークか
ら供給されるクロック信号に他のネットワークを周波数
同期させるためのクロック同期方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクロック同期方式について、以
下、複数のリングネットワークからなるネットワークを
例にして、図を用いて詳細に説明する。
【0003】図5は、3つのリングネットワーク(リン
グa、リングb、リングc)を2つのインタワーキング
ユニット(IWU)3a、3bで接続したものであり、
外側の2つのリングaと、リングcに接続されたゲート
ウェイ(GW)2a、2bにより外部ネットワークに接
続される。例えば3つのリングネットワークは構内網、
外部ネットワークは公衆網と対応させることができる。
【0004】図5において、符号1a〜1fはリングノ
ード(Node)、符号2a〜2bはゲートウェイ(G
W)、符号3a〜3bはリング間を接続するインタワー
キングユニット、符号4a〜4fはリングノードに接続
された端末(TE)、符号5a〜5bはゲートウェイと
外部ネットワークを接続する回線である。
【0005】音声通信や画像通信のようなリアルタイム
通信を行う場合、一般に通信する端末間でクロック信号
の周波数同期が確立されていることが必要であり、ネッ
トワーク内の端末4a〜4fをリングネットワークから
供給されるクロック信号に同期させる必要がある。さら
に、リングネットワークに接続されている端末が外部ネ
ットワークに接続されている端末等と通信を行うために
は、外部ネットワークとリングネットワークのクロック
信号の周波数同期が確立されている必要がある。このた
め、リングネットワークに接続されているいずれかのノ
ードがクロックマスタノードとなって、外部ネットワー
クのクロック信号に従属同期したクロック信号をリング
ネットワークに供給することが必要である。
【0006】このため、外部ネットワークからのクロッ
ク供給が停止しても、リングネットワークにクロックを
供給できるように、自走発振可能な電圧制御発振器(V
CO)と、外部ネットワークから供給されるクロック信
号とVCOからの出力クロック信号を位相差を検出する
位相比較器(PC)と、信号に雑音が加わった状態でも
安定的に周波数同期させるためのループフィルタ(L
F)から構成されるPLL(位相同期ループ)技術が一
般に用いられてきた。
【0007】従来の位相同期ループの構成図を図10に
示す。図10に示すように、位相同期ループは、位相比
較器6とループフィルタ8と電圧制御発振器10とから
構成される。符号7は位相比較器6の出力する位相誤差
信号、符号9はループフィルタ8の出力する制御電圧、
符号11は電圧制御発振器10の出力、符号41は基準
となるクロック信号入力である。
【0008】従来の位相同期ループはその構成要素であ
る位相比較器(PC)6と、電圧制御発振器(VCO)
10と、ループフィルタ8とが隣接してループを構成し
ている。このため、位相同期ループによって成立するク
ロックマスタの機能はゲートウェイノード内に集中的に
配置されていた。
【0009】図6にこの位相同期ループを用いて外部ネ
ットワークに同期したクロック信号を生成できるゲート
ウェイの構成例を示す。
【0010】このゲートウェイは、位相比較器6、ルー
プフィルタ8、電圧制御発振器10、スイッチ回路1
2、信号の多重分離、機能移管情報の検出およびスイッ
チ回路12の切替制御を通知する機能を持つADD/D
ROP(AD)14、リングネットワーク内信号の受信
機(REC)16、クロック抽出回路(EXT)17、
ネットワーク内の次段のノードへの送信機(TR)2
1、外部ネットワークからの信号を受信する受信機(R
EC)23、外部ネットワークから抽出したクロック信
号の供給断を検出しそれをリングネットワークに伝達す
るための機構を持つ外部ネットワーククロック供給断検
出通知回路28を備える。
【0011】この図6において、符号5は、外部ネット
ワークとの間の伝送路、符号7は位相誤差信号出力、符
号9は制御電圧、符号11は電圧制御発振器10の出
力、符号13はクロック入力、符号15は前段ノードか
らの信号入力、符号18はADD/DROP14への入
力信号、符号19はネットワーク内の前段ノードからの
信号より抽出したクロック信号、符号20はADD/D
ROP14からの出力信号、符号22は、送信機の出力
で次段のノードへの信号出力、符号25は外部ネットワ
ークの信号から抽出したクロック信号、符号26は外部
ネットワークからの信号を受信機23で再生した信号、
符号27は送信機21への入力信号、符号29は機能移
管情報、符号30はスイッチ切替制御信号を示す。
【0012】次に図6を用いてゲートウェイの動作を説
明する。ここに示したゲートウェイが図5のネットワー
クにおいて、ゲートウェイ2a、2bの位置に設置され
るものとする。その際、複数のゲートウェイのうち、1
つのゲートウェイの位相同期ループが機能動作するよう
にスイッチ回路12の接続を初期設定する。以下、ゲー
トウェイ2bがクロックマスタとして機能するように、
ゲートウェイ2b内のスイッチ回路12の入力を電圧制
御発振器10の出力側に接続し、ゲートウェイ2a内の
スイッチ回路12の入力は、ネットワーク内の前段ノー
ドからの信号より抽出したクロック信号19側に設置さ
れてあるものとして説明する。
【0013】図6のゲートウェイがクロックマスタとな
るゲートウェイ2bに相当するものとしてその動作を説
明する。
【0014】外部ネットワークから入力された信号5か
らクロック抽出回路24においてクロック信号25が抽
出される。クロック信号25は位相比較器6に入力さ
れ、ネットワークのマスタクロックである電圧制御発振
器10の出力信号と位相比較され、その位相差に応じた
位相誤差信号7が位相比較器6から出力される。位相誤
差信号7のうち高周波成分はループフィルタ8において
取り除かれ、そこからの出力制御電圧9が周波数可変発
振器であり電圧制御発振器10の出力周波数をフィード
バック制御する。そして再び位相比較器6で外部ネット
ワークのクロック信号と位相比較される。このサイクル
が繰り返され、外部ネットワークからのクロック信号に
周波数同期したクロック信号11が電圧制御発振器10
から得られる。このクロック信号がADD/DROP1
4に分配され、送信機21から出力される信号によって
ネットワーク内の下流のノードに伝達される。
【0015】また、リングネットワーク内からゲートウ
ェイに入ってきた入力信号15は受信機16からADD
/DROP14に入力される。マスタクロックとなる電
圧制御発振器10から出力されたクロック信号11によ
って動作するADD/DROP14によって、入力信号
15は出力20からネットワーク内次段ノードに伝達さ
れるとともに、出力27を通して外部ネットワークへと
伝達される。
【0016】一方、クロックマスタノードとしては機能
していないゲートウェイ2aではスイッチ回路12の入
力は符号19側に接続されているので、ゲートウェイ2
a内のADD/DROP14はリングa上の前段ノード
の信号から抽出されたクロック19によって動作する。
【0017】次に、外部ネットワークからゲートウェイ
2bへのクロック信号の供給が停止し、ネットワーク内
のクロックマスタノード機能をゲートウェイ2aに移管
する必要のある場合の動作について図5および図6を用
いて説明する。
【0018】例えば、ゲートウェイ2bにある外部ネッ
トワーククロック断検出通知回路28が伝送路5bから
外部ネットワークの信号が到来しなくなったことを検出
したときに機能移管情報29を発する。機能移管情報2
9は各リングノードおよびインタワーキングユニットを
転送されて、ゲートウェイ2aに達する。ゲートウェイ
2aにあるADD/DROP14は、機能移管情報29
を受信すると、スイッチ切替制御信号30によって、ス
イッチ回路12の入力を符号19側から符号11側へ切
り換える。同時にADD/DROP14はリングネット
ワーク内のクロック供給経路がゲートウェイ2aからの
供給になったことを通知するために、インタワーキング
ユニット3a、3bおよびゲートウェイ2bへスイッチ
切替制御信号を送信する。その後、ゲートウェイ2a内
の電圧制御発振器10は、伝送路5aから外部ネットワ
ークのクロック供給を受け、ネットワークのマスタクロ
ックとしての機能を担うように動作する。
【0019】次に図7に示すインタワーキングユニット
の構成および動作を説明する。インタワーキングユニッ
トの構成は対称になっており、図6と同一番号は同一物
を示し、添字L、Rは対称な回路および制御信号を区別
するものである。例えばインタワーキングユニット3a
の場合は、Lをa、Rをbに、またインタワーキングユ
ニット3bの場合は、Lをb、Rをcにすることにより
接続するリングに対応させることができる。ここで符号
31Lおよび符号31Rは、ADD/DROP14Lお
よびAD14Rから発せられるスイッチ回路32の切替
信号線、符号32はスイッチ回路を示す。
【0020】今、図5のネットワークにおいて、ゲート
ウェイ2bが、クロックマスタノードであるとする。そ
のときネットワーク内のクロック信号はリングcからリ
ングb、リングbからリングaの順序で供給される。そ
の場合、図7のインタワーキングユニット内のスイッチ
32回路の入力を符号19R側に接続する。クロックマ
スタノードであるゲートウェイ2bから発せられたクロ
ックは、リングc上の各ノードを縦続しながら伝送され
た後、入力15Rとしてインタワーキングユニット3b
に入る。クロック抽出回路17Rによって抽出されたク
ロック信号19Rは信号13RとなってADD/DRO
P14Rを動かすとともに、信号13Lとなって、AD
D/DROP14Lを動作させる。インタワーキングユ
ニット3aにおいても同様な動作が行われ、ネットワー
ク間でクロック信号が伝達される。
【0021】ここで、伝送路断などの故障によりゲート
ウェイ2bにクロックが供給されなくなった場合には、
前に述べたように図6のクロック断検出通知回路28か
ら機能移管情報29が発せられる。この機能移管情報は
図7のADD/DROP14Rに到来すると、符号31
Rによってスイッチ回路32の入力端子を符号19R側
から符号19L側に変更させる。その後、機能移管情報
はADD/DROP14Rから信号経路27Rを通っ
て、ADD/DROP14Lに達し、各ノードを伝達し
て、図6のゲートウェイ2bと同じ構造を持つゲートウ
ェイ2aのADD/DROP14に達し、そこからスイ
ッチ切替制御信号30によってもともと符号19側に接
続されていたスイッチ回路12の入力端子を信号11
(電圧制御発振器10の出力)側に接続することによっ
て、今度はゲートウェイ2aにある電圧制御発振器10
がネットワークのマスタクロックとなる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来方式では次
のような2つの欠点が存在する。
【0023】第一は、クロックの瞬断の問題である。図
7のインタワーキングユニットにおけるクロック供給経
路の方向切替、機能移管情報の送受信に有限の時間を要
することからネットワーク上でクロックの瞬断が発生
し、通信ができなくなる。
【0024】第二に、ネットワークに接続できるノード
数が制限されるという問題である。ネットワークの網構
成によっては、クロックマスタのあるゲートウェイから
発せられるクロックがネットワークの末端にある端末に
達するまでの従属段数が大きくなる。このため、その間
にある複数のノードによるジッタの累積が無視できな
い。よってクロックマスタの機能を付与できるゲートウ
ェイの設置位置がネットワークの網構成に依存して限定
されてしまう。
【0025】本発明は、以上の従来方式の問題点を排除
し、クロックの供給口であるゲートウェイが変更されて
も安定的に通信継続できるクロック同期方式を提供する
ことを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のノード
が伝送路を介して接続されたネットワークであって、前
記各ノードは、自ノードに属する端末からのデータおよ
び自ノードに前記伝送路を介して伝送されてくるデータ
を多重し、または自ノードに前記伝送路を介して伝送さ
れているデータを分離して自ノードに属する前記端末に
転送する多重分離手段を備え、前記ネットワークを動作
させるクロック信号は、位相比較器、ループフィルタお
よび電圧制御発振器からなる位相同期回路から与えら
れ、前記電圧制御発振器を外部ネットワークからのクロ
ック信号に同期させる手段を備えたクロック同期方式に
おいて、前記位相比較器は外部ネットワークとの境界に
設置されたゲートウェイノードに設けられ、前記ループ
フィルタおよび前記電圧制御発振器は前記ゲートウェイ
ノードとは別のマスタクロックノードとなるノードに設
けられたことを特徴とする。
【0027】なお、ゲートウェイノードは、位相比較器
の出力信号である位相差情報を符号化する手段とこの位
相差情報を多重分離手段に結合する手段とを備え、マス
タクロックノードとなるノード内に伝送路を介して伝送
された前記位相差信号を復号する手段を備えたことが好
ましい。
【0028】ネットワークとしては、リング型、スター
型、あるいはバス型のいずれか、あるいはこれらのネッ
トワークがインタワーキングユニットを介して接続され
た複合ネットワークが可能である。
【0029】
【作用】本発明では、位相同期ループの位相比較器が外
部ネットワークに接続されるゲートウェイに設けられ、
ループフィルタと電圧制御発振器とはクロックマスタノ
ードとなる別のノードに設けられる。
【0030】通常は、ゲートウェイで外部ネットワーク
から到来するクロック信号が抽出され、位相比較器で位
相差情報が得られる。この位相差情報は符号化されてク
ロックマスタノードに伝達される。クロックマスタノー
ドでこの位相差情報は復号されループフィルタで積分さ
れ、電圧制御発振器の発振周波数を制御する。これによ
り外部ネットワークのクロック信号に同期したクロック
信号が生成され、他のノードに供給される。
【0031】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0032】図1は、本発明一実施例のネットワーク構
成を示すものであり、図5で示した従来技術と同じリン
グ型ネットワーク構成である。ここではネットワークの
クロックマスタノード1gはリングb上に設置され、リ
ングc上のゲートウェイ2bからの外部ネットワークの
クロック情報を採取するものとする。
【0033】このようなネットワークにおいて、本発明
は、ゲートウェイ2a、2bには位相同期ループの位相
比較器が設けられ、クロックマスタとなるノード1g
に、位相同期ループのループフィルタおよび電圧制御発
振器が設けられたことを特徴とする。
【0034】なお、ゲートウェイ2a、2bからは位相
比較器の位相差情報を符号化して多重分離回路によって
他のデータ信号とともにネットワークの伝送路に送出し
てクロックマスタノードとなるノード1gに伝送する手
段として、符号化装置および多重分離回路を備え、ノー
ド1gには伝送路を介して伝送されてきた位相差情報を
復号する手段として復号装置を備える。
【0035】図2は、本実施例でのゲートウェイの構成
を示す。図2において、従来例で示した図6のゲートウ
ェイで説明したと同じ符号は、同一物を示す。本実施例
のゲートウェイでは、位相比較器6の出力7を量子化、
符号化する符号化装置33が設けられ、その符号化され
た位相差情報34がADD/DROP14に入力され
る。また位相比較器6の二つの入力側に二つのカウンタ
35が設けられ、ネットワーク内のクロック信号、外部
ネットワークからのクロック信号をそれぞれ分周して位
相比較器6に与える。符号36はカウンタ351 によっ
て分周されたネットワーク内クロック信号を示し、符号
37は別のカウンタ352 によって分周された外部ネッ
トワークのクロック信号を示す。
【0036】図3はクロックマスタであるノード1gの
構成例を示す。図3において、図6と同一符号は同一物
を示す。ここで、符号38は明示されていない端末への
信号を、符号39は明示されていない端末からの信号を
示す。このノード1gは、ADD/DROP14からの
信号34(符号化された位相差情報)を復号する復号化
装置40が設けられており、この復号された信号7はル
ープフィルタ8に入力され、ループフィルタ8の制御電
圧9は電圧制御発振器10の発振周波数を制御し、電圧
制御発振器10の出力するクロック信号11はスイッチ
回路12に入力される。
【0037】図4は本実施例のインタワーキングユニッ
トの構成を示すものである。図4において、図7に示し
たのと同符号のものは同一物であることを示す。ここで
は図1におけるインタワーキングユニット3bの場合を
示す。従来の構成と比べるとスイッチ32に係わる構成
が除かれている。
【0038】信号15bから抽出されたクロック信号1
3が常時、下流のADD/DROP14c側に供給され
る。なお、図には明示していないが、リング間を多中継
されてきたクロック信号のジッタの累積を防止するた
め、インタワーキングユニット内にはクロック源を設置
し、低ジッタのクロック信号を下流のリング上のノード
に供給するように構成する。
【0039】以下、本実施例でのクロック同期の動作を
説明する。
【0040】図2のゲートウェイ2bにおいて、ネット
ワークのクロック信号19と外部ネットワークからのク
ロック信号25とをそれぞれ同一分周比のカウンタ35
で分周した後、位相比較器6によって位相差情報を得
る。なお、必ずしもカウンタ35を使用することはな
く、なくても本発明の目的を達成することができる。符
号化装置33は、得られた位相差情報を逐次、もしくは
複数の位相差情報の平均をとった後、量子化、符号化す
る。符号化された位相差情報はADD/DROP14に
おいて明示されていない多重分離回路に結合する手段を
介してネットワーク上の他の信号と多重される。その
際、符号化した位相差情報は当該ネットワークの伝送方
式に従って、SDHフレームのSOH部分に結合した
り、セルやパケットの情報領域に結合して伝送される。
その後、当該ネットワークの伝送路上を通ってクロック
マスタのあるノード1gに達する。
【0041】図3のクロックマスタとなるノード1gで
は、伝送路からの入力信号15からクロック抽出回路1
7によってクロック信号19が抽出され、入力信号18
は受信機16により再生される。ADD/DROP14
は、信号の着アドレスを識別して、データを多重分離
し、信号20としてそれぞれ送信機21へ出力する。A
DD/DROP14に位相差情報を載せた信号が到来し
た場合は、その信号を符号化された位相差情報として出
力34に取り込む。この出力34は復号化装置40によ
って位相差データに変換される。復号化装置40は、全
てのゲートウェイから、当該ネットワークと外部ネット
ワークとの間の位相差の情報を常時収集する。位相差情
報の活用法としては、図3における復号化装置40にお
いて、ある一つのゲートウェイからの情報のみを採取
し、他のゲートウェイからの情報は棄却する方法と、全
てのゲートウェイからの位相差情報の平均をとる方法と
がある。前者の方法の場合、外部ネットワークとの間の
伝送路断などにより、位相差情報を収集、選択している
ゲートウェイから位相差の情報が到来しなくなったとき
には、復号化装置40は今まで棄却していた他のゲート
ウェイからの情報を選択して、ひきつづき電圧制御発振
器10を制御する。
【0042】その後、復号した位相差情報をループフィ
ルタ8において積分する。ループフィルタ8はディジタ
ルフィルタ、あるいはD/A変換器、アナログフィル
タ、A/D変換器を縦続接続したもので、新たな位相差
データが入力されるまでは、それまでのフィルタからの
出力を記憶し、その出力を継続して送出できる機能を備
えている。
【0043】その出力制御電圧9が電圧制御発振器10
の発振周波数を制御し、クロックマスタは新たな周波数
のクロック信号をネットワークに供給するようになる。
スイッチ回路12の入力は通常は電圧制御発振器の出力
11側に接続する。ノード1gがクロックマスタノード
として機能しないときはネットワークのクロック信号1
9側に接続する。
【0044】その後、再び図2のゲートウェイ2bにお
いて、制御を受けたネットワーク内のクロック信号36
と外部ネットワークのクロック信号37間の位相が比較
され、その位相差に応じた制御が繰り返され、最終的に
外部ネットワークのクロックに同期したクロック信号が
当該ネットワークのクロックマスタから供給される。こ
うして当該ネットワークと外部ネットワークは同期し、
両者の間で通信が成立するようになる。
【0045】クロックマスタノードのノード1gにある
電圧制御発振器10が故障した場合には、スイッチ回路
12の入力を符号19側に接続し、普通のノードとして
の機能を継続する。そして、ノード1gと同様の機能を
もったノード、例えば図1におけるノード1ggのスイ
ッチ回路12を符号11側に切り替えることでクロック
マスタノードの切替を行う。
【0046】上記実施例で説明したリング型の場合と同
様に、ネットワークのトポロジーが図8に示すスター型
や図9に示すバス型やそれら3つのトポロジーが複合し
たネットワークの場合でも、複数のゲートウェイから位
相差情報をネットワークのクロックマスタに転送するこ
とによってクロック同期をはかることができる。いずれ
のトポロジーのネットワークの場合でも、もしくはそれ
らが複合したネットワークの場合でも、クロックマスタ
ノードおよびインタワーキングユニットの設置位置は任
意であり、図1あるいは図8、図9に示す設置位置はた
んに一例である。ネットワークではあらかじめ決められ
たクロック信号の縦続順位に従ってクロックマスタノー
ドから下位のノードにクロック信号を供給する。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外部ネットワークのクロックの取り入れ口であるゲート
ウェイが変更された場合でも、ネットワーク内のクロッ
ク供給には瞬断が起こらない。またネットワークのクロ
ックマスタの位置は変わらないため、クロックマスタか
らのクロックの分配経路が変化しない。このため、従来
方式において必要であったインタワーキングユニット内
のクロックの入側、出側の切替も不要となる。さらに、
クロックマスタやゲートウェイの設置位置をネットワー
クの網構成に応じて自由に設定できる。
【0048】したがって、ネットワーク上にある各々の
端末までの従属段数が均等になるような位置に設定すれ
ば、従属段数の増大によるジッタの累積の問題にも対処
でき、接続可能なノード数を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のクロック同期方式が適用される
ネットワークの一例を示す図。
【図2】本発明実施例のゲートウェイの機能構成例を示
す図。
【図3】本発明実施例のマスタクロックノードとなるノ
ードの機能構成例を示す図。
【図4】本発明実施例のインタワーキングユニットの機
能構成例を示す図。
【図5】従来のクロック同期方式が適用されるネットワ
ークの一例を示す図。
【図6】従来方式におけるゲートウェイの機能構成例を
示す図。
【図7】従来方式におけるインタワーキングユニットの
機能構成例を示す図。
【図8】本発明をスター型ネットワークに適用した例を
示す図。
【図9】本発明をバス型ネットワークに適用した例を示
す図。
【図10】位相同期ループ(PLL)の構成を示す図。
【符号の説明】
1g〜1s ノード 1g クロックマスタノードとなるノード 1gg 予備クロックマスタノード 2a、2b、2c、2d、2e、2f ゲートウェイ 3a、3b、3c、3d インタワーキングユニット 4a〜4s 端末 5a、5b 外部ネットワークとの間の伝送路 6 位相比較器 7 位相誤差信号 8 ループフィルタ 9 制御電圧 10 電圧制御発振器 11 クロック信号 12 スイッチ回路 13 クロック入力 14 ADD/DROP 15 前段ノードからの入力信号 16 ネットワーク内信号の受信機 17 クロック抽出回路 18 ADD/DROPへの入力信号 19 ネットワーク内の前段ノードからの信号から抽出
した入力信号、 20 ADD/DROPからの出力信号 21 送信機 22 送信機の出力 23 外部ネットワークからの信号に対する受信機、 24 外部ネットワークらのクロック抽出回路 25 外部ネットワークの信号から抽出したクロック信
号 26 外部ネットワークからの信号 27 外部ネットワークへの信号 28 クロック供給断検出通知回路 29 機能移管情報 30 スイッチ切替制御信号 31 機能移管情報によるスイッチ切替制御信号 32 スイッチ回路 33 符号化装置 34 符号化された位相差情報 35 カウンタ 36 分周されたネットワーク内クロック信号 37 分周された外部ネットワークのクロック信号 38 端末への出力信号 39 端末からの入力信号 40 復号化装置 41 基準となるクロック信号入力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/40 12/42 12/44 7341−5K H04L 11/00 320 9299−5K 330 8529−5K 340 (72)発明者 袴田 吉朗 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノードが伝送路を介して接続され
    たネットワークであって、 前記各ノードは、 自ノードに属する端末からのデータおよび自ノードに前
    記伝送路を介して伝送されてくるデータを多重し、また
    は自ノードに前記伝送路を介して伝送されているデータ
    を分離して自ノードに属する前記端末に転送する多重分
    離手段を備え、 前記ネットワークを動作させるクロック信号は、位相比
    較器、ループフィルタおよび電圧制御発振器からなる位
    相同期回路から与えられ、 前記電圧制御発振器を外部ネットワークからのクロック
    信号に同期させる手段を備えたクロック同期方式におい
    て、 前記位相比較器は外部ネットワークとの境界に設置され
    たゲートウェイノードに設けられ、 前記ループフィルタおよび前記電圧制御発振器は前記ゲ
    ートウェイノードとは別のマスタクロックノードとなる
    ノードに設けられたことを特徴とするクロック同期方
    式。
  2. 【請求項2】 ゲートウェイノードは、位相比較器の出
    力信号である位相差情報を符号化する手段とこの位相差
    情報を多重分離手段に結合する手段とを備え、 マスタクロックノードとなるノード内に伝送路を介して
    伝送された前記位相差信号を復号する手段を備えた請求
    項1記載のクロック同期方式。
  3. 【請求項3】 ネットワークは、複数のノードがリング
    状に接続された請求項1または2記載のクロック同期方
    式。
  4. 【請求項4】 ネットワークは、複数のノードがスター
    状に接続された請求項1または2記載のクロック同期方
    式。
  5. 【請求項5】 ネットワークは、複数のノードがバス状
    に接続された請求項1または2記載のクロック同期方
    式。
  6. 【請求項6】 ネットワークは、請求項3ないし5に記
    載の複数のネットワークがインタワーキングユニットを
    介して接続された複合ネットワークである請求項1また
    は2記載のクロック同期方式。
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