JPH0629964Y2 - 活魚等の熱交換器における空炊きの防止装置 - Google Patents

活魚等の熱交換器における空炊きの防止装置

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JPH0629964Y2
JPH0629964Y2 JP1989049170U JP4917089U JPH0629964Y2 JP H0629964 Y2 JPH0629964 Y2 JP H0629964Y2 JP 1989049170 U JP1989049170 U JP 1989049170U JP 4917089 U JP4917089 U JP 4917089U JP H0629964 Y2 JPH0629964 Y2 JP H0629964Y2
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JP
Japan
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water
heat exchanger
inner cylinder
pipe
circulation pump
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JP1989049170U
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JPH0318450U (ja
Inventor
教雄 吉原
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有限会社マリンリバー
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、活魚等の養魚槽に使用する冷暖用の熱交換
器におけるポンプが故障したり、停止したりした場合に
熱交換器内が空になつて空炊きされるのを防ぐための活
魚等の熱交換器における空炊きの防止装置に関するもの
である。
(従来の技術) 従来、この種の熱交換器にヒーターをセツトした空炊き
防止装置は、ポンプに故障が生じた場合には、内部の水
量は排出して空となるため、内部のヒーターは加熱さ
れ、当然にヒーター及び内筒等が熱のために破損する構
造となつている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の技術で述べたものにおいては、例えばポンプ
が故障した場合では、短時間で容易にヒーター部分及び
付近を加熱破損するという問題点が生じていた。
この考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みて成されたものであり、その目的とするところは、熱
効率を良好とする中子の役目を果たす内筒の上面に温度
排逃孔を穿設すると共に、その上部に水温感知センサー
を装設するという簡単な構成によつて、空炊きを防止す
る熱交換器の防止装置を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) この考案は、上記目的を達成するために、熱交換器(5)
には、外筒(10)と熱効率を良好とする送水管(20)に連結
した内筒(11)とを内部に装設する。その内筒(11)の内部
には、ヒーター(12)を挿設すると共に、内筒(11)の端部
に下向きの送水孔(15)を穿設する。また、該内筒(11)の
上面所定位置に温度排逃孔(16)を開孔してある。この温
度排逃孔(16)の上部位置に水温感知センサー(17)を装設
してなるものである。
(作用) この考案は、上述のような構成からなり、今この防止装
置を水槽装置(1)に装設した状態の使用を説明すると、
水槽内(2)内の溢流管(23)より濾過槽(7)に降下した循環
水は、濾過されてポンプ(8)に吸引されて送水管(20)に
送られ、内筒(11)を通過する時にヒーター(12)によつて
暖められ、下向きの送水孔(15)より外筒(10)内に平均し
て進行し、流出管(21)によつて上方の排出管(22)を得て
水槽(2)内に循環されるものである。この操作の時に、
例えば、循環ポンプ(8)が故障した場合には、熱交換器
(5)の外筒(10)及び内筒(11)の内部の循環水は、順次空
となる。この時、内筒(11)の内部のヒーター(12)は、通
電のままであるから順次加熱され、空炊き状態となつて
ヒーター(12)及び内筒(11)等を加熱すると内筒(11)の上
部位置の温度排逃孔(16)の開孔より高温空気が噴出して
上部の水温感知センサー(17)を作動してヒーターをOF
Fとすることによつて空炊きによる故障を防止するもの
である。
(実施例) 次に、この考案の実施例を図面について説明すると、第
1図において、活魚又は観賞用等の水槽装置(1)は、上
部の水槽(2)と水槽(2)を載置する基台(3)とで構成さ
れ、該基台(3)の内部には、ヒーター(12)を組込んだ熱
交換器(5)と、その下方に冷凍機(6)と濾過槽(7)とを各
々装設してある。該濾過槽(7)には、循環ポンプ(8)を連
結すると共に、循環ポンプ(8)は電源部(9)に接続されて
いる。
前記熱交換器(5)は、両端に側壁部(14)(14)を以て閉蓋
状態にした外筒(10)の部分と、その内部に流水を平均し
て移動して熱効率を高める内筒(11)の部分とより構成さ
れている。該内筒(11)の内部には、一方よりヒーター(1
2)を挿通してある。また、外筒(10)と内筒(11)との間に
は、螺旋状の熱交換用冷媒管(13)を収納した構成となつ
ている。
また、該内筒(11)には、一端に循環ポンプ(8)に連結さ
れた送水管(20)の端部が連結されると共に、送水が外筒
(10)に送り出される送水孔(15)を内筒(11)の下面端部付
近に穿設してある。また、内筒(11)の上面には、循環ポ
ンプ(8)が故障又は停止した場合にヒーター(12)が加熱
して高温空気を噴出する程度の小孔からなる温度排逃孔
(16)を開孔してある。更に、温度排逃孔(16)の上方の所
定位置には該側壁部(14)を貫通した水温感知センサー(1
7)を設置してある。(18)は、該水温感知センサー(17)に
連結されたコード線を示し、(19)は、該ヒーター(12)の
基部に接続されているコード線を示したものである。ま
た、流出管(22)は、熱交換器(5)の他方の側壁部(14)に
接続され、その上方は水槽(2)内の水面(24)に放出され
る放水管(22)に連結されている。符号(23)は水槽(2)内
の水を循環濾過槽(7)に降下せしめる溢流管を示すもの
である。
(考案の効果) この考案は、上述の如く構成されているので、下記に記
載する効果を有する。すなわち、この空炊きの防止装置
によれば、循環ポンプが故障等によつて停止し、熱交換
器の内部が中空になるとヒーターにより加熱上昇した空
気温度が温度排逃孔より排出して水温感知センサーを確
実に作動させ電源スイツチを敏速に切り熱交換器を故障
や破損から保護する優れた効果がある。
そして、熱交換器を外筒と内筒とによつて構成してある
ので、全体が小型化され、且つ内筒は送水管よりの浸入
した水量を下面に設けた送水孔より外筒内に平均して送
出するため効率が著しく向上する効果がある。また、内
筒の上面に開孔した温度排逃孔は、循環ポンプが故障し
た時に小孔でも高温空気が充分に通過でき、且つ正常運
転の場合には、浸入水は僅かの流出であるため循環効率
を悪化する憂いはなく、何等作用効果に影響はないもの
である。更に、該温度排逃孔の上方所定位置に水温感知
センサーを装設してあるので、内筒の内部が加熱されて
高温空気が上昇すれば、敏速に該温度排逃孔を通過し最
初に水温感知センサーを通過作動して確実に電源を切断
する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を装設した活魚水槽等の全体の縦断側
面図、第2図は同じく熱交換器の拡大縦断側面図であ
る。 符号(1)は水槽装置、(2)は水槽、(5)は熱交換器、(6)は
冷凍機、(7)は濾過槽、(8)は循環ポンプ、(10)は外筒、
(11)は内筒、(12)はヒーター、(13)は熱交換器用冷媒
管、(14)は側壁部、(15)は送水孔、(16)は温度排逃孔、
(17)は水温感知センサー、(20)は送水管、(21)は流出
管、(23)は溢流管である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】活魚又は観賞用等の水槽装置(1)は、上部
    の水槽(2)と該水槽(2)を載置する下部の基台(3)とから
    構成され、該基台(3)の内部には、ヒーター(12)を組込
    んだ熱交換器(5)と、下方に冷凍機(6)と濾過槽(7)とを
    各々装設し、該濾過槽(7)には、循環ポンプ(8)を連結す
    ると共に、該循環ポンプ(8)に電源部(9)を接続し、該熱
    交換器(5)は、両端に側壁部(14)(14)を以て閉蓋した外
    筒(10)を設け、該外筒(10)の内部には、内筒(11)の内部
    にヒーター(12)を挿通し、該外筒(10)と内筒(11)との間
    に螺旋状の熱交換用冷媒管(13)を挿入し、該内筒(11)に
    は、一端に循環ポンプ(8)の送水管(20)を連結すると共
    に、該循環ポンプ(8)の停止による加熱した空気を噴出
    する開孔した温度排逃孔(16)と上方所定位置に水温感知
    センサーを装設し、且つ該熱交換器(5)には、端部に流
    水管(21)を設けると共に、該流水管(21)は水槽(1)の排
    出管(22)に循環連結された事を特徴とする活魚等の熱交
    換器における空炊きの防止装置。
JP1989049170U 1989-04-25 1989-04-25 活魚等の熱交換器における空炊きの防止装置 Expired - Lifetime JPH0629964Y2 (ja)

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JPH0318450U JPH0318450U (ja) 1991-02-22
JPH0629964Y2 true JPH0629964Y2 (ja) 1994-08-17

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ID=31566631

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54126884A (en) * 1978-03-21 1979-10-02 Commissariat Energie Atomique Apparatus for rainsing* controlling and maintaining liquid temperature

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54126884A (en) * 1978-03-21 1979-10-02 Commissariat Energie Atomique Apparatus for rainsing* controlling and maintaining liquid temperature

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JPH0318450U (ja) 1991-02-22

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