JPH06299435A - 衝撃荷重吸収ベルト - Google Patents

衝撃荷重吸収ベルト

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JPH06299435A
JPH06299435A JP3118995A JP11899591A JPH06299435A JP H06299435 A JPH06299435 A JP H06299435A JP 3118995 A JP3118995 A JP 3118995A JP 11899591 A JP11899591 A JP 11899591A JP H06299435 A JPH06299435 A JP H06299435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
load absorbing
impact load
absorbing belt
yarn
Prior art date
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Pending
Application number
JP3118995A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Kanbayashi
正彦 神林
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Individual
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  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 伸縮強性を有するベルト,乗用車,航空機,
命綱等のシートベルトあるいは洋装ベルト等に用いられ
る衝撃荷重吸収ベルトに関する。 【構成】 縦糸1と横糸2で編まれた衝撃荷重吸収ベル
トにおいて,横糸に伸縮強性を有する複数の弾性糸,複
数の強度糸により構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は伸縮弾性を有し,乗用
車,航空機のシートベルトあるいは洋装用のベルト等に
用いられる衝撃荷重吸収ベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のベルトは丈夫な縦糸,横糸を編
み,過負荷や衝撃荷重がかかっても切断されないように
構成されており,高強度ベルトの端に,スプリング,各
種ダンパー等の別部材を設け緩衝機能をもたせるものも
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】このように従来のベ
ルトは破断強度に重点が置かれるものである。そこで長
時間引張り力をかける洋装用のベルトにおいては,引張
り力に応じてベルトがわずか伸ばされるが,引張り力が
かかった状態で湿潤,乾燥を繰り返すうちに元の状態に
復帰できなくなり,ベルトの両端の長さにも差が生じて
くるといった欠点があった。
【0004】また,シートベルトにおいても同様の欠点
があり,シートベルトのしわのため使いずらいといった
問題が生ずる。また衝撃荷重に対しては伸縮弾性が期待
できずベルトでは緩衝できないといった問題があった。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明は上記問題点を,
横糸に伸縮弾性をもたせることにより解決するもので,
縦糸1と横糸2とで編まれた衝撃荷重吸収ベルト3にお
いて,横糸2に強度の異なる複数の伸縮弾性を有する弾
性糸2a等からなる普通糸2bより構成してなるもので
ある。また横糸2の全部を強度の異なる複数本の弾性糸
2aを自由に組み合わせて構成しても良いものである。
【0006】
【作用】衝撃荷重吸収ベルト3を構成する縦糸1はナイ
ロンや木綿等からなる引張強度の大きな糸で,衝撃荷重
吸収ベルト3の引張強度を確保する。
【0007】弾性糸2aはそれぞれ強度を異にする複数
本を組み合わせたシリコンゴム等伸縮弾性を有する糸
で,縦糸1を編み横方向のベルト幅を確保する横方向弾
性部4aと,衝撃荷重吸収ベルト3の縦糸1と略平行に
並び,縦糸1の伸び率に応じて元の寸法に戻すよう復帰
力を発生する側端弾性部4により,外力による変形,吸
湿等による第3図に示される衝撃荷重吸収ベルト3のね
じれ変形を防ぐべく作用する。
【0008】また側端弾性部4bは,衝撃荷重吸収ベル
ト3の長手方向の衝撃荷重に対し緩衝力として作用す
る。
【0009】なお,普通糸2bは縦糸1の幅が広がらな
いように編まれたもので衝撃荷重吸収ベルト3を形成す
る。
【0010】
【実施例】第1図は本発明にかかる衝撃荷重吸収ベルト
3の編み状態説明図である。
【0011】衝撃荷重吸収ベルト3は縦糸1と横糸2に
より編まれたもので,縦糸1は衝撃荷重吸収ベルト3の
引張り強度を大きくするためナイロン,木綿等の糸によ
り構成されている。縦糸1は衝撃荷重吸収ベルト3を形
成するため多数平行に並べられるが,横糸2によりこれ
を編み上げ幅が広がるなどの崩れを防止される。
【0012】横糸2は強度の異なる複数本を組合せたシ
リコンゴム等伸縮弾性を有する弾性糸2aおよび縦糸1
と同様に引張り強度の大きな普通糸2bの二種の糸を用
いてなるもので,普通糸2bは衝撃荷重吸収ベルト3の
幅方向の引張り強度を保ち,縦糸1とともに衝撃荷重吸
収ベルト3の引張り強度を保つものである。
【0013】また,強度の異なる複数本を組合せた弾性
糸2aは普通糸2bとともに横糸2として任意に数本置
に縦糸1を少々たわませるように張られており,縦糸1
と直交して編まれた横方向弾性部4aと,衝撃荷重吸収
ベルト3の側端において縦糸1と略平行となる側端弾性
部4bを構成している。
【0014】横方向弾性部4aは互いに平行して設けら
れる縦糸1に交互して編まれており,普通糸2bと略平
行に配され,縦糸1の長手方向のずれを弾力により修正
する。
【0015】また側端弾性部4bは横方向弾性部4aと
ともに一本の長い横糸2を構成するもので,衝撃荷重吸
収ベルト3の長手方向の引張り強度を決定する縦糸1の
両側端間において長さに変化を生じた時,伸ばされた側
を少しずつ修復し,衝撃荷重吸収ベルト3全体に生ずる
第3図に示されるようなねじれをなくするものである。
【0016】また横糸2の全部に強度の異なる複数本を
組合せた弾性糸2aを用いても同様のねじれをなくする
こともできる。
【0017】また衝撃荷重が衝撃荷重吸収ベルト3の長
手方向にかかった時には,側端弾性部4bの伸縮弾性に
より緩衝される。
【0018】更に,横糸2を第2図aに示されるよう
に.強度の異なるものを用いるのでベルトにかかる衝撃
荷重は強度の小さいものから中のものにさらに大きいも
のへと段階的に順次長手方向に伸縮するので,ベルト全
体にかかる衝撃負荷を極めて滑めらかに吸収緩衝でき
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明のとおり本発明においては,横
糸2に強度の異なる複数本を組合せたシリコンゴムのよ
うに伸縮弾性を有するものを用いることにより,衝撃荷
重吸収ベルト3の両側端間に生ずる長さの差をなくし,
ねじれをなくするとともに,衝撃荷重を段階的に吸収
し,円滑に緩衝することができるものである。
【図面の簡単の説明】
【図1】本発明にかかる衝撃荷重吸収ベルトの編み状態
説明図である。
【図2】本発明にかかるベルトの編み状態の伸縮状態を
示す説明図である。
【図3】ベルトのねじれ変形説明ずである。
【符号の説明】
1 縦糸 2 横糸 3 衝撃荷重吸収ベルト
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年7月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】 縦糸と横糸とで編まれた衝撃荷重ベルト
において、横糸に伸縮弾性を有する弾性糸および高強度
の普通糸より構成されることを特徴とする衝撃荷重ベル
ト。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月11日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る衝撃荷重吸収ベルトの編み状態説
明図である。
【図2】本発明にかかるベルトの編み状態の伸縮状態を
示す説明図である。
【図3】ベルトのねじれ変形説明図である。
【符号の説明】 1〜縦糸 2〜横糸 3〜衝撃荷重吸収ベルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦糸と横糸とで編まれた衝撃荷重吸収ベ
    ルトにおいて,横糸に強度の異なる伸縮弾性を有する複
    数の弾性糸および複数の高強度度普通糸より構成される
    ことを特徴とする衝撃荷重吸収ベルト。
JP3118995A 1991-02-08 1991-02-08 衝撃荷重吸収ベルト Pending JPH06299435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3118995A JPH06299435A (ja) 1991-02-08 1991-02-08 衝撃荷重吸収ベルト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3118995A JPH06299435A (ja) 1991-02-08 1991-02-08 衝撃荷重吸収ベルト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06299435A true JPH06299435A (ja) 1994-10-25

Family

ID=14750398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3118995A Pending JPH06299435A (ja) 1991-02-08 1991-02-08 衝撃荷重吸収ベルト

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JP (1) JPH06299435A (ja)

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102245821A (zh) * 2008-12-19 2011-11-16 E.奥伯曼艾恩贝克机械带及捆绑织制有限公司
JP2014510668A (ja) * 2011-03-30 2014-05-01 エクスプリシート 衝撃を吸収するための補強ストリップを備える航空機用シート

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JPS60151334A (ja) * 1983-12-16 1985-08-09 イーペルバンド・エヌ・フエイ ベルト

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