JPH06294702A - 環境試験装置 - Google Patents

環境試験装置

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JPH06294702A
JPH06294702A JP5105917A JP10591793A JPH06294702A JP H06294702 A JPH06294702 A JP H06294702A JP 5105917 A JP5105917 A JP 5105917A JP 10591793 A JP10591793 A JP 10591793A JP H06294702 A JPH06294702 A JP H06294702A
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JP
Japan
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vibrating table
recess
peripheral edge
waterproof sheet
environmental test
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JP5105917A
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English (en)
Inventor
Kenichi Terada
健一 寺田
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Nippon Yusen KK
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Nippon Yusen KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動台を駆動する加振機構を小型にでき、し
かも高温,多湿の空気によって加振機構が損傷するのを
防ぐ。 【構成】 浮基礎3に凹部6を設け、この凹部6内に振
動台4を設ける。この振動台4上の供試体9を、加振機
構7により振動台4とともに振動させる。浮基礎3上に
内部が密閉空間20となるカバー体19を設ける。振動
台4と凹部6との間の隙間を、密閉機構10で覆う。カ
バー体19の重量が加振機構7に加わらないので、加振
機構7を小型にできる。密閉空間20内の高温,多湿の
空気が、凹部6内に流れ込まないので、加振機構7を保
護できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流通過程において貨物
が受ける損傷の原因を究明し、損傷防止対策を研究開発
するための環境試験装置に係り、特に振動台を駆動する
加振機構を試験雰囲気から保護できる環境試験装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、貨物を輸送する場合、その過程
において貨物が損傷を受ける原因となるのは、温度,湿
度および振動であるが、実際にはこれらの要素が相互に
作用するため、忠実に輸送環境を再現するためには、調
温,調湿された密閉空間内に供試体を設置して衝撃・振
動試験を行なう必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、衝撃・振動
試験を行なう際に、供試体が小型である場合には、加振
機構で駆動される振動台上に、密閉空間を形成するため
のカバー体を直接固定し、このカバー体内に供試体を設
置して試験を行なうことが可能であるが、供試体が、例
えば貨物が積付けられた海上コンテナのように大型であ
る場合には、カバー体も大型にせざるを得ないため、基
礎上に設けられた凹部内に、加振機構を介して振動台を
取付け、この振動台上に供試体を載置固定するととも
に、カバー体は前記基礎上に設置する構造とした方が、
加振機構を小型にできる等の利点があるため望ましい。
【0004】ところが、カバー体を基礎上に設置し、そ
の内部の調温,調湿を行なった場合、高温,多湿の雰囲
気が、振動台の外周縁と凹部の内周縁との間から凹部内
に流入し、加振機構に悪影響を及ぼすおそれがあるとと
もに、凹部の分だけ密閉空間の容積が増大するため、調
温,調湿を安定して行なうことができないという問題が
ある。
【0005】本発明は、かかる現況に鑑みなされたもの
で、試験雰囲気から加振機構を保護することができると
ともに、調温,調湿制御を安定に行なうことができる環
境試験装置を提供することを目的とする。
【0006】本発明に他の目的は、振動台に大きな変位
量を与えた場合であっても、振動台の外周縁と凹部の内
周縁との間を確実に密閉することができる環境試験装置
を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するための手段として、本基礎上に緩衝機構を介して
支持された浮基礎と;この浮基礎上に設けた凹部内に加
振機構を介して取付けられ、上面に供試体が固定手段を
介して載置固定される振動台と;この振動台の外周縁と
前記凹部の内周縁との間を密閉する密閉機構と;前記浮
基礎上に設置されて供試体を内包し、内部が密閉空間と
なっているカバー体と;前記密閉空間内の温度および湿
度を調整する温湿度調整手段と;をそれぞれ設けるよう
にしたことを特徴とする。
【0008】そして、本発明においては、密閉機構を、
両端が振動台外周縁および凹部内周縁にそれぞれ取付け
られ振動台の最大変位量以上の余裕長さを有する軟質の
防水シートで構成することが好ましい。
【0009】また、防水シートを、多角形状をなす振動
台および凹部の各辺に対応する複数の単位防水シートで
構成し、相隣る単位防水シートの端縁を、相互に連結す
るようにすることが好ましい。
【0010】さらに、密閉機構を、多角形状をなす振動
台および凹部の各辺に対応する複数の単位防水シート
と、振動台および凹部の各角部に対応する複数のコーナ
部材とから構成し、前記コーナ部材を、伸縮性を有する
防水素材により上方に開口する椀形状に形成し、その上
端開口縁の径方向に対向する二点を、振動台および凹部
の各角部に取付けるとともに、上端開口縁の残部に、単
位防水シートの端縁を連結するようにすることが好まし
い。
【0011】
【作用】本発明に係る環境試験装置においては、浮基礎
上に設けた凹部内に、加振機構を介して振動台が取付け
られ、供試体はこの振動台上に載置固定される。一方、
密閉空間を形成するカバー体は浮基礎上に設置される。
このため、カバー体の重量が加振機構に負荷されること
はなく、加振機構の小型化が可能となる。また、振動台
の外周縁と凹部の内周縁との間は、密閉機構により密閉
され、カバー体内と凹部内との間が遮断される。このた
め、密閉空間内の試験雰囲気が凹部内に流入することが
なく、加振機構を保護できるとともに、密閉空間内の調
温,調湿制御を安定させることが可能となる。
【0012】そして、本発明において、密閉機構を、両
端が振動台外周縁および凹部内周縁にそれぞれ取付けら
れ振動台の最大変位量以上の余裕長さを有する軟質の防
水シートで構成することにより、伸縮素材の伸縮を利用
して密閉する場合と異なり、長期間使用しても密閉機構
の劣化がなく、密閉性を安定させることが可能となる。
【0013】また、防水シートを、多角形状をなす振動
台および凹部の各辺に対応する複数の単位防水シートか
ら構成し、相隣る単位防水シートの端縁を、相互に連結
することにより、比較的簡単な構造で充分な密閉性が得
られる。
【0014】さらに、密閉機構を、前記構成の複数の単
位防水シートと、振動台および凹部の各角部に対応する
複数のコーナ部材とから構成し、コーナ部材を、伸縮性
を有する防水素材により上方に開口する椀形状に形成
し、その上端開口縁の径方向に対向する二点を、振動台
および凹部の各角部に取付けるとともに、上端開口縁の
残部に、単位防水シートの端縁を連結することにより、
振動台の変位量が大きくなっても、充分な密閉性が得ら
れる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図面を参照して説明する。図
1は、本発明の一実施例に係る環境試験装置を示すもの
であり、図中、符号1は試験建屋の本基礎であり、この
本基礎1上には、浮基礎3と振動台4とからなる基台2
が設置されている。
【0016】前記浮基礎3は、図1に示すように、空気
ばね等の緩衝機構5を介して本基礎1に支持されてお
り、後述する振動台4で発生する振動が、本基礎1側に
伝わるのを防止できるようになっている。
【0017】この浮基礎3の中央部には、図1に示すよ
うに、振動台4よりも大形の方形状をなす凹部6が設け
られており、振動台4は、この凹部6内に上面を浮基礎
3の上面とほぼ面一にして配置され、凹部6内に配設し
た加振機構7により振動が加えられるようになってい
る。
【0018】この加振機構7は、図2に示すように、2
台の縦方向アクチュエータX1,X2と、2台の横方向
アクチュエータY1,Y2と、4台の上下方向アクチュ
エータZ1,Z2,Z3,Z4とから構成されており、
これらは、図1に示す油圧駆動装置8からの制御油によ
り駆動されるようになっている。そしてこれにより、振
動台4には、図2に示すように、縦方向X,横方向Y,
上下方向Z,ロールR,ピッチPおよびヨウYAの6軸
の自由度を有する振動が、より少ない台数のアクチュエ
ータで与えられるようになっている。
【0019】前記加振機構7はまた、海上輸送環境を模
似することを想定し、0〜0.05HZ 程度の低周波域
において、±20度程度のロールRを自由に起こすこと
ができるとともに、その運動中に100HZ までの高周
波域での振動を、横方向Yおよび縦方向Xで2G,上下
方向Zで3Gの加振力を同時に別々の波形で加えること
ができるようになっている。この制御は、振動台4上に
載置固定される供試体9の重心位置に応じ正確に設定波
形を再限できるよう、前記油圧駆動装置8の駆動が制御
されるようになっている。
【0020】前記縦方向アクチュエータX1,X2およ
び横方向アクチュエータY1,Y2は、図2および図3
に示すように、振動台4側の凹部4aと浮基礎3側の凹
部3aとの間にそれぞれ設置されて、振動台4外周縁と
凹部6内周縁との間の間隙を、可能な限り狭くすること
ができるようになっており、この間隙は、後述する密閉
機構10により密閉されるようになっている。また、前
記浮基礎3の凹部3aは、その上端部が着脱可能なメン
テナンス用蓋11で閉止されるようになっている。
【0021】前記密閉機構10は、図2に示すように、
振動台4および凹部6の各辺に対応する4つの単位防水
シート12aからなる防水シート12を備えており、相
隣る単位防水シート12aの間には、振動台4および凹
部6の各角部に対応する4つのコーナ部材13が配設さ
れている。
【0022】前記各単位防水シート12aは、耐熱性お
よび耐薬品性に優れたゴムあるいは合成樹脂等の軟質素
材で形成されており、その長さは、図3および図4に示
すように、振動台4の最大変位量に対し余裕を持った長
さに設定されている。そして、これら各単位防水シート
12aの両端部は、振動台4の外周縁および凹部6の内
周縁に、当金14および取付ねじ15を介してそれぞれ
取付けられるようになっており、凹部6内周縁のメンテ
ナンス用蓋11以外の部分には、取付ねじ15の螺装を
安定させるために、固定金具16が固設されている。
【0023】一方、前記各コーナ部材13は、図5
(a),(b)に示すように、耐熱性,耐薬品性および
伸縮性に優れたゴムあるいは合成樹脂等の軟質防水素材
により上方に開口する椀形状に形成されており、その上
端開口縁の径方向に対向する二点I,Oは、振動台4お
よび凹部6の各角部に取付けられるとともに、上端開口
縁の残部は、前記単位防水シート12aの端縁に接合面
17を介して連結されるようになっている。
【0024】前記振動台4の上面には、図1に示すよう
に、例えば内部に貨物9aが積付けられた海上コンテナ
が供試体9として載置されるとともに、固定手段18に
より固定されており、この供試体9は、前記浮基礎3上
に配設したカバー体19内部の密閉空間20内に設置さ
れるようになっている。そして、前記密閉空間20と前
記凹部6との間は密閉機構10によって完全に遮断さ
れ、密閉空間20内の試験雰囲気が凹部6内に流入して
加振機構7に悪影響を与えるのを防止できるようになっ
ている。
【0025】前記浮基礎3上のカバー体19内部位置に
は、図1に示すように、密閉空間20内の温度および湿
度を調整する温湿度調整装置21が設置されており、ま
た前記供試体9には、供試体9としての海上コンテナ内
部の温度および湿度を調整する内部温湿度調整装置22
が設置され、この内部温湿度調整装置22には、通常は
冷凍コンテナに組込まれている冷凍機および加湿器がそ
のまま用いられるようになっている。
【0026】一方、前記本基礎1上には、図1に示すよ
うに、供試体9内部のガス組成を調整するガス組成調整
装置23,外部記憶装置25を有する制御装置24,お
よびデータ計測装置26がそれぞれ設置されている。
【0027】前記ガス組成調整装置23は、図1に示す
ように、試験に必要な組成ガスを調整するとともに、調
整したガスを、気密フレキシブルホース27を介して供
試体9内部に供給するようになっており、貨物9aから
発生するエチレン等の成熟ホルモンガスあるいは炭化水
素系有機ガスは、活性炭等の吸着剤カートリッジが着脱
可能に装着されるガスフィルタ28により、選択的に吸
着されるようになっている。そして、このガス組成調整
装置23は、前記油圧駆動装置8,温湿度調整装置21
および内部温湿度調整装置22とともに、前記制御装置
24により制御されるようになっている。
【0028】すなわち、前記外部記憶装置25には、過
去の蓄積データや各種環境再限データ等の制御データ
が、供試体9の種類や試験内容に応じ分類され格納され
ており、制御装置24は、外部記憶装置25から必要な
制御データを読込むとともに、前記各装置8,21,2
2,23の中から必要な装置を選択し、選択した装置を
制御データに基づき制御するようになっている。そし
て、環境試験の各種データは、前記データ計測装置26
により計測され記録されるようになっている。
【0029】次に、本実施例の作用について説明する。
供試体9の環境試験に際しては、制御装置24からの信
号により、油圧駆動装置8,温湿度調整装置21,内部
温湿度調整装置22,およびガス組成調整装置23を起
動するとともに、外部記憶装置25から読込んだ制御デ
ータに基づき、これらを制御する。
【0030】しかして、実際に輸送,保管,蔵置,保蔵
等を行なうことなく、その環境下で試験を行なうことが
でき、環境条件が貨物に与える影響を、科学的に正確に
特定することができる。
【0031】ところで、密閉空間20内を調温,調湿し
た場合、その試験雰囲気は、振動台4外周縁と凹部6内
周縁との間を通って凹部6内に流入し、加振機構7に悪
影響を及ぼすおそれがあるが、本実施例の場合には、密
閉空間20と凹部6との間が密閉機構10により完全に
遮断されているので、加振機構7に悪影響を及ぼすおそ
れが全くない。しかも、密閉機構10の設置により、密
閉空間20内の容積が凹部6の分だけ小さくなるので、
調温,調湿が容易で、試験雰囲気を安定させることがで
きる。
【0032】また、密閉機構10は、4つの単位防水シ
ート12aからなる防水シート12と、4つのコーナ部
材13とから構成され、各単位防水シート12aには、
振動台4の変位量以上の余裕部が設けられているので、
振動台4が変化しても各単位防水シート12aには無理
な力が加わらず、経年劣化を抑制することができる。一
方、他の部分に比較して変位量が大きくなるコーナ部に
は、椀形状をなすコーナ部材13が設けられ、コーナ部
の変位を、コーナ部材13の弾性変形で吸収し、これで
吸収できない変位は、コーナ部材13の伸縮で吸収する
ようにしているので、極端に大きな余裕部を設ける必要
がない。
【0033】なお、振動台4の変位量がそれほど大きく
ない場合には、図6に示すように、コーナ部材13を省
略し、相隣る単位防水シート12aの端縁を、接合面3
0を介し直接連結するようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、振動台上
に供試体を載置固定するとともに、密閉空間を形成する
カバー体は、浮基礎上に設置するようにしているので、
カバー体の重量が加振機構に負荷されることはなく、加
振機構を小型化することができる。また、振動台の外周
縁と凹部の内周縁との間は、密閉機構により密閉され
て、カバー体内と凹部内との間が遮断されているので、
密閉空間内の試験雰囲気が凹部内に流入することがな
く、加振機構を保護することができるとともに、密閉空
間内の調温,調湿制御を安定させることができる。
【0035】そして、本発明において、密閉機構を、両
端が振動台外周縁および凹部内周縁にそれぞれ取付けら
れ振動台の最大変位量以上の余裕長さを有する軟質の防
水シートで構成することにより、伸縮素材の伸縮を利用
して密閉する場合と異なり、長期間使用しても密閉機構
の劣化がなく、密閉性を安定させることができる。
【0036】また、振動台および凹部が多角形状の場合
には、防水シートを各辺に対応する複数の単位防水シー
トで構成し、相隣る単位防水シートの端縁を、相互に連
結することにより、比較的簡単な構造で充分な密閉性が
得られる。
【0037】さらに、相隣る単位防水シートの端縁を直
接連結せず、その間にコーナ部材を配置し、コーナ部材
を、伸縮性を有する防水素材により上方に開口する椀形
状に形成し、その上端開口縁の径方向に対向する二点
を、振動台および凹部の各角部に取付けられるととも
に、上端開口縁の残部に、単位防水シートの端縁を連結
することにより、振動台が大きく変位した場合であって
も、そのほとんどをコーナ部材の弾性変形で吸収でき、
これで吸収できない場合には、コーナ部材の伸縮で吸収
することができる。このため、防水シートの余裕長さ
を、必要最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る環境試験装置を示す全
体構成図である。
【図2】振動台周りの構成を示す説明図である。
【図3】図2のIII −III 線拡大断面図である。
【図4】図2のIV−IV線拡大断面図である。
【図5】(a)は密閉機構の要部構成を示す斜視図、
(b)はコーナ部材の斜視図である。
【図6】密閉機構の変形例の要部構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 本基礎 2 基台 3 浮基礎 4 振動台 5 緩衝機構 6 凹部 7 加振機構 8 油圧駆動装置 9 供試体 10 密閉機構 11 メンテナンス用蓋 12 防水シート 12a 単位防水シート 13 コーナ部材 14 当金 15 取付ねじ 16 固定金具 17,30 接合面 18 固定手段 19 カバー体 20 密閉空間 21 温湿度調整装置 24 制御装置 25 外部記憶装置 26 データ計測装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本基礎上に緩衝機構を介して支持された
    浮基礎と;この浮基礎上に設けた凹部内に加振機構を介
    して取付けられ、上面に供試体が固定手段を介して載置
    固定される振動台と;この振動台の外周縁と前記凹部の
    内周縁との間を密閉する密閉機構と;前記浮基礎上に設
    置されて供試体を内包し、内部が密閉空間となっている
    カバー体と;前記密閉空間内の温度および湿度を調整す
    る温湿度調整手段と;を具備することを特徴とする環境
    試験装置。
  2. 【請求項2】 密閉機構は、両端が振動台外周縁および
    凹部内周縁にそれぞれ取付けられ振動台の最大変位量以
    上の余裕長さを有する軟質の防水シートを備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載の環境試験装置。
  3. 【請求項3】 防水シートは、多角形状をなす振動台お
    よび凹部の各辺に対応する複数の単位防水シートを備
    え、相隣る単位防水シートは、その端縁が相互に連結さ
    れていることを特徴とする請求項2記載の環境試験装
    置。
  4. 【請求項4】 防水シートは、多角形状をなす振動台お
    よび凹部の各辺に対応する複数の単位防水シートを有し
    ているとともに、相隣る単位防水シートの間には、振動
    台および凹部の各角部に対応する複数のコーナ部材が配
    置され、各コーナ部材は、伸縮性を有する防水素材によ
    り上方に開口する椀形状に形成され、その上端開口縁の
    径方向に対向する二点が、振動台および凹部の各角部に
    取付けられるとともに、上端開口縁の残部に、単位防水
    シートの端縁が連結されることを特徴とする請求項2記
    載の環境試験装置。
JP5105917A 1993-04-09 1993-04-09 環境試験装置 Pending JPH06294702A (ja)

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