JPH06294145A - サイフォン式超高揚程流体輸送システム - Google Patents

サイフォン式超高揚程流体輸送システム

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JPH06294145A
JPH06294145A JP10600593A JP10600593A JPH06294145A JP H06294145 A JPH06294145 A JP H06294145A JP 10600593 A JP10600593 A JP 10600593A JP 10600593 A JP10600593 A JP 10600593A JP H06294145 A JPH06294145 A JP H06294145A
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JP
Japan
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pressure
fluid
coarse particles
pump
pressure chamber
Prior art date
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Application number
JP10600593A
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English (en)
Inventor
Kiyohiko Ozaki
精彦 尾崎
Fusao Kawakami
房男 川上
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
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Publication of JPH06294145A publication Critical patent/JPH06294145A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地下掘削で生じた土砂や岩ずり等の粗粒物
を、地上に搬出するためのサイフォン式超高揚程流体輸
送システムを得る。 【構成】 地下の掘削場所から地上の排出場所まで粗粒
物を流体輸送する循環管路と、流体輸送する粗粒物を循
環管路中に適量ずつ送り込む圧力容器と、地上に設置さ
れ循環管路内に流体を圧送するスラリーポンプと、この
加圧流体により地上まで輸送された前記粗粒物を所定の
排出場所で流体と分離し流体は再度循環させるために前
記スラリーポンプに供給する分離装置と、を具備するサ
イフォン式超高揚程流体輸送システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地下掘削で生じた土
砂、岩ずり等の粗粒物を地上に搬出するためのサイフォ
ン式超高揚程流体輸送システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トンネル掘削工事等で生じた岩ず
り等の粗粒物を圧力流体を利用して地上まで搬出する流
体輸送方法は、粗粒物をスラリーポンプにより吸引し、
地上の排出場所まで流体輸送するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の流体輸送方
法においては、超高揚程つまりトンネルの掘削現場が深
くて地上まで持ち上げる距離が大きい場合には、下記の
ような問題点がある。 (1) 超高揚程の粗粒物用スラリーポンプが無いので新た
に開発しなければならない。 (2) 超高揚程スラリーポンプの運転のために、大きな動
力が必要である。 (3) 超高揚程スラリーポンプの運転において、維持管理
の費用が高くなる。 本発明は、このような従来の問題点を解決するためにな
され、超高揚程に適したサイフォン式超高揚程流体輸送
システムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の手段として、本発明は、地下の掘削場所から地上の排
出場所まで粗粒物を流体輸送する循環管路と、前記流体
輸送する粗粒物を前記循環管路中に適量ずつ送り込む圧
力容器と、地上に設置され前記循環管路内に流体を圧送
するスラリーポンプと、この加圧流体により地上まで輸
送された前記粗粒物を所定の排出場所で流体と分離する
と共に流体は再度循環させるために前記スラリーポンプ
に供給する分離装置と、を具備したサイフォン式超高揚
程流体輸送システムを要旨とするものである。更に、圧
力容器は、流体輸送する粗粒物を投入するホッパーと、
このホッパーから供給された粗粒物を収納する第1の圧
力室と、第1の圧力室に加圧水を供給する圧力調整装置
と、第1の圧力室から供給された粗粒物を収納する第2
の圧力室と、この第2の圧力室から供給された粗粒物を
前記循環管路中に適量ずつ送り込むスクリューコンベア
とから構成されたことを要旨とするものである。
【0005】
【作 用】地下で掘削した土砂や岩ずり等の粗粒物をベ
ルトコンベア等の搬送手段でホッパーに投入し、このホ
ッパーから一定量の粗粒物を第1の圧力室に供給し、こ
こで圧力調整装置により加圧水を注入し粗粒物と混合さ
せて所定の圧力に調整し、この後第2の圧力室を介して
スクリューコンベアに供給し、このスクリューコンベア
により循環回路中に粗粒物を適量ずつ送り込む。この循
環回路中に送り込まれた粗粒物はスラリーポンプから圧
送された加圧水によって地上まで輸送され、所定の排出
場所にて分離装置にかけられて水と分離され、分離水は
スラリーポンプに供給して再び循環使用される。この場
合、サイフォンの原理を利用するので、スラリーポンプ
は低揚程用の小さな動力のもので充分であり、又輸送す
る粗粒物がスラリーポンプを通過しないので、スラリー
ポンプに要求される機能が低くて良く、維持管理も容易
となり、費用が安くなる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳説する。図1は本発明の概要を示す全体の説明図であ
り、1は地下の掘削場所2から地上の排出場所3まで掘
削した土砂や岩ずり等の粗粒物を流体輸送するための循
環管路であり、地下の要所に設けられた圧力容器4が接
続されている。
【0007】圧力容器4は、図2に示すように容器本体
の上部にホッパー5が設けられ、このホッパー5の下部
に第1の圧力室6が形成され、回転式の第1の圧力蓋7
を第1の開閉手段8により開閉することでホッパー5と
互いに連通し又は遮断するようにしてある。
【0008】9は第2の圧力室であり、前記第1の圧力
室6の下部に形成され、前記と同様の回転式の第2の圧
力蓋10が取り付けられ、第2の開閉手段11により開
閉することで第1の圧力室6と互いに連通し又は遮断す
るようにしてある。
【0009】12は前記第2の圧力室9内に設けられた
攪拌機であり、これは必要に応じて設置しこの攪拌機を
設けないで実施することもある。
【0010】13は前記第2の圧力室9の下部に設けら
れたスクリューコンベアであり、その先端部は前記循環
回路1に連結され、バルブ14を開いて流体輸送すべき
粗粒物を第2の圧力室9から循環回路1中に適量ずつ送
り込めるようにしてある。
【0011】15は圧力調整装置であり、前記第1の圧
力室6と管接続され、ポンプ16及びバルブ17を介し
て第1の圧力室6に加圧水を供給できるようにしてあ
る。この圧力調整装置15は、第1の圧力室6内を第2
の圧力室9内と同圧に調整するために必要なものであ
る。
【0012】18はベルトコンベアであり、地下掘削に
より生じた土砂や岩ずり等の粗粒物を搬送して前記ホッ
パー5に投入するよう配設されている。
【0013】一方、地上の排出場所3には図1に示すよ
うに分離装置19が設けられ、前記循環回路1で地上ま
で流体輸送された粗粒物を分離機20にかけて水と分離
し、粗粒物は外部に排出すると共に分離水は調整槽21
に送り込む。
【0014】前記分離装置19は流体輸送する粗粒物に
よりその構成は多少異なるが、例えば岩ずりを主体とし
た粗粒物の場合には振動篩と泥水槽と調整槽とで形成
し、土砂を主体とした粗粒物の場合には振動脱水篩とサ
イクロンとフィルタープレスと泥水槽及び調整槽とで形
成する。
【0015】22はスラリーポンプであり、地上に設置
され吸込側は前記調整槽21に管接続されその管路の途
中にバルブ23が取り付けられ、吐出側は前記循環管路
1に接続されており、前記調整槽21からの水を循環管
路1中に圧送出来るようにしてある。この加圧流体はス
ラリーポンプ22により流量、流速を調整し再度循環さ
せられるのであり、このスラリーポンプ22の容量は輸
送する粗粒物、必要流量、全体揚程及び配管長等により
算定することが出来る。
【0016】本発明に係るサイフォン式超高揚程流体シ
ステムは上記のように構成され、地下で掘削した土砂や
岩ずり等の粗粒物を加圧水で循環管路中を流体輸送し、
これを地上で分離装置にかけて水と分離し、分離した水
はスラリーポンプを介して再び循環管路に戻し再利用す
る。
【0017】即ち、トンネル等の地下掘削場所2で生じ
た土砂や岩ずり等の粗粒物がベルトコンベア18により
搬送されてホッパー5に投入されると、ほぼ一定量溜っ
た時点で第1の圧力蓋7が開閉手段8により開放されて
ホッパー5内の粗粒物が第1の圧力室6内に落下し収納
される。この時第2の圧力室9の第2の圧力蓋10は閉
止されている。
【0018】粗粒物が第1の圧力室6内に落下すると、
第1の圧力蓋7は直ちに閉じてホッパー5の底部を兼ね
ると共に、第1の圧力室6内には圧力調整装置15から
水が圧送される。所定の圧力になった時点で圧力水の供
給が停止され、第2の圧力蓋10が第2の開閉手段11
によって開放されて第1の圧力室6内の粗粒物は加圧水
と混合したまま第2の圧力室9に落下する。
【0019】この落下後に第2の圧力蓋10は直ちに閉
じて第1の圧力室6の底部を兼ねると共に、第2の圧力
室9内では攪拌機12が回転して加圧水と粗粒物が更に
良く混合され、第2の圧力室9の開口底部からスクリュ
ーコンベア13内に少しずつ供給される。
【0020】このスクリューコンベア13により搬送さ
れた粗粒物は、図2に示すように循環管路1内にほぼ一
定量ずつ送り込まれる。送り込まれた粗粒物は前記スラ
リーポンプ22によって送り込まれた加圧水により輸送
され、立坑内を押し上げられて地上の分離装置19に送
り込まれる。分離装置19に送り込まれた粗粒物は、分
離機20によって水と分離された後に外部に排出され、
分離水は前記調整槽21に送りこまれる。
【0021】このようにして、循環管路1により地下で
掘削した土砂や岩ずり等の粗粒物(20〜80mm、輸
送管路の管径より異なる)を流体輸送することが出来、
しかも現状の流体輸送では困難であった超高揚程(10
0〜1000m)の場合にも粗粒物の流体輸送が可能と
なった。
【0022】因に、本発明の流体輸送の実施例を計算す
ると次のようになる。 (計算例1) 1.計算条件
【表1】 2.送泥流量Q1 、排泥流量Q2 の検討 掘削土砂量 G=1.1×(1−35.8/100)=0.71m3
/min 送泥管内容積密度 C1 =(1.2−1.0)/(2.8−1.0)×10
0 =11.11VOL% 送泥流量Q1 、排泥流量Q2 及び排泥濃度C2 の決定 Q1 =6.0m3 /min Q2 =Q1 +q=7.1m3 /min C2 =((C1 ×Q1 )+(G×100))/Q2 =19.3VOL% 3.管径と管内流速Vの検討 送泥管径 250A(10B) 内径d1 =254.2mm 排泥管径 200A(8B) 内径d2 =204.7mm 送泥管内流速 V1 =1.97m/sec 排泥管内流速 V2 =3.60m/sec 4.ポンプ特性の検討 送泥管最大長さ L1 =500+100+50+20+50=700m 排泥管最大長さ L2 =500+100+50+20+5+50=705
m 排泥ポンプ特性 排泥管の総抵抗損失揚程 Hf2 =0.0645×705=45.5m 排泥側ポンプ総揚程 TH2 =45.5+500.0+5.0=550.5m 送泥ポンプ特性 送泥流量 Q1 =7.1m3 /min 送泥管の総抵抗損失揚程 Hf1 =0.0198×700=13.9m 送泥側ポンプ総揚程 TH1 =13.9−500.0=−486.1m 5.使用するポンプの仕様
【表2】 ポンプの計算(1) 水動力 Pw=0.163aQH=19.2Kw a:流体の比重 1.2 Q:ポンプ吐出量 7.0m3 /min H:ポンプ全揚程 14.0m ポンプ軸動力 P=Pw/np=24.0Kw Pw:ポンプ動力 19.2Kw np:ポンプ効率 0.8 原動機所要出力 Pm=P(1+b)/nt=27.7Kw b:余裕率 0.1 nt:伝達効率 0.95 ポンプの計算(2) 水動力 Pw=0.163aQH=766.8Kw a:流体の比重 1.2 Q:ポンプ吐出量 7.0m3 /min H:ポンプ全揚程 560.0m ポンプ軸動力 P=Pw/np=958.4Kw Pw:ポンプ動力 766.8Kw np:ポンプ効率 0.8 原動機所要出力 Pm=P(1+b)/nt=1109.8Kw b:余裕率 0.1 nt:伝達効率 0.95 ポンプの計算(3) 水動力 Pw=0.163aQH=89.0Kw a:流体の比重 1.2 Q:ポンプ吐出量 7.0m3 /min H:ポンプ全揚程 65.0m ポンプ軸動力 P=Pw/np=111.2Kw Pw:ポンプ動力 89.0Kw np:ポンプ効率 0.8 原動機所要出力 Pm=P(1+b)/nt=128.8Kw b:余裕率 0.1 nt:伝達効率 0.95 この計算例1によると、立坑深さ500mでの流体輸送
が可能であり、サイフォンの原理により所期の目的を達
成することが出来、且つ従来の排泥ポンプの1/10程
度の小さな動力で充分であることが判明した。
【0023】(計算例2) 1.計算条件
【表3】 2.送泥流量Q1 、排泥流量Q2 の検討 掘削土砂量 G=1.1×(1−35.8/100)=0.71m3
/min 送泥管内容積密度 C1 =(1.2−1.0)/(2.8−1.0)×10
0 =11.11VOL% 送泥流量Q1 、排泥流量Q2 及び排泥濃度C2 の決定 Q1 =6.0m3 /min Q2 =Q1 +q=7.1m3 /min C2 =((C1 ×Q1 )+(G×100))/Q2 =19.3VOL% 3.管径と管内流速Vの検討 送泥管径 250A(10B) 内径d1 =254.2mm 排泥管径 200A(8B) 内径d2 =204.7mm 送泥管内流速 V1 =1.97m/sec 排泥管内流速 V2 =3.60m/sec 4.ポンプ特性の検討 送泥管最大長さ L1 =1000+100+50+20+50=1200
m 排泥管最大長さ L2 =1000+100+50+20+5+50=12
05m 排泥ポンプ特性 排泥管の総抵抗損失揚程 Hf2 =0.0645×1205=77.7m 排泥側ポンプ総揚程 TH2 =77.7+1000.0+5.0=1082.
7m 送泥ポンプ特性 送泥流量 Q1 =7.1m3 /min 送泥管の総抵抗損失揚程 Hf1 =0.0198×1200=23.8m 送泥側ポンプ総揚程 TH1 =13.9−1000.0=−986.1m 5.使用するポンプの仕様
【表4】 ポンプの計算(1) 水動力 Pw=0.163aQH=32.9Kw a:流体の比重 1.2 Q:ポンプ吐出量 7.0m3 /min H:ポンプ全揚程 24.0m ポンプ軸動力 P=Pw/np=41.1Kw Pw:ポンプ動力 32.9Kw np:ポンプ効率 0.8 原動機所要出力 Pm=P(1+b)/nt=47.6Kw b:余裕率 0.1 nt:伝達効率 0.95 ポンプの計算(2) 水動力 Pw=0.163aQH=1492.4Kw a:流体の比重 1.2 Q:ポンプ吐出量 7.0m3 /min H:ポンプ全揚程1090.0m ポンプ軸動力 P=Pw/np=1865.5Kw Pw:ポンプ動力1492.4Kw np:ポンプ効率 0.8 原動機所要出力 Pm=P(1+b)/nt=2160.1Kw b:余裕率 0.1 nt:伝達効率 0.95 ポンプの計算(3) 水動力 Pw=0.163aQH=146.5Kw a:流体の比重 1.2 Q:ポンプ吐出量 7.0m3 /min H:ポンプ全揚程 107.0m ポンプ軸動力 P=Pw/np=183.1Kw Pw:ポンプ動力 146.5Kw np:ポンプ効率 0.8 原動機所要出力 Pm=P(1+b)/nt=212.0Kw b:余裕率 0.1 nt:伝達効率 0.95 この計算例2によると、立坑深さ1000mでの流体輸
送が可能であり、従来ポンプの1/10程度の小さな動
力で充分目的を達成することが出来る。
【0024】
【発明の効果】以上説明した本発明に係るサイフォン式
超高揚程流体輸送システムの効果を列挙すると次の通り
である。 (1) サイフォンの原理を利用するので、低揚程スラリー
ポンプで充分可能となり、小さな動力でも良い。 (2) 流体輸送する粗粒物がスラリーポンプを通過しない
ので、スラリーポンプに要求される機能が低くなり、ス
ラリーポンプの維持管理が容易となり、費用が安くな
る。 (3) サイフォンの原理を利用するので、流体の制御が容
易である。 (4) 流体は循環し再使用することが出来る。 (5) 流体輸送なので、バケット方式、ズリトロ方式と比
較すると坑道の面積が小さくて済み、安全性が高く、し
かも輸送経路の計画が柔軟に出来る。 (6) 従来の流体輸送システムとの比較計算によると、必
要なスラリーポンプの容量は約1/10程度で良いから
非常に経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す全体の説明図である。
【図2】 粗粒物送り込み用圧力容器の概略断面図であ
る。
【符号の説明】
1…循環管路 2…掘削場所 3…排出場所 4
…圧力容器 5…ホッパー 6…第1の圧力室
7…第1の圧力蓋 8…第1の開閉手段 9…第2の圧力室 10…第2の圧力蓋 11…第
2の開閉手段 12…攪拌機 13…スクリューコ
ンベア 14…バルブ 15…圧力調整装置 16…ポンプ 17…バルブ 18…ベルトコンベ
ア 19…分離装置 20…分離機 21…調整
槽 22…スラリーポンプ 23…バルブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地下の掘削場所から地上の排出場所まで
    粗粒物を流体輸送する循環管路と、前記流体輸送する粗
    粒物を前記循環管路中に適量ずつ送り込む圧力容器と、
    地上に設置され前記循環管路内に流体を圧送するスラリ
    ーポンプと、この加圧流体により地上まで輸送された前
    記粗粒物を所定の排出場所で流体と分離すると共に流体
    は再度循環させるために前記スラリーポンプに供給する
    分離装置と、を具備したサイフォン式超高揚程流体輸送
    システム。
  2. 【請求項2】 圧力容器は、流体輸送する粗粒物を投入
    するホッパーと、このホッパーから供給された粗粒物を
    収納する第1の圧力室と、第1の圧力室に加圧水を供給
    する圧力調整装置と、第1の圧力室から供給された粗粒
    物を収納する第2の圧力室と、この第2の圧力室から供
    給された粗粒物を前記循環管路中に適量ずつ送り込むス
    クリューコンベアとから構成された、請求項1記載のサ
    イフォン式超高揚程流体輸送システム。
JP10600593A 1993-04-09 1993-04-09 サイフォン式超高揚程流体輸送システム Pending JPH06294145A (ja)

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