JPH0629097A - 放電灯の電力調節装置 - Google Patents

放電灯の電力調節装置

Info

Publication number
JPH0629097A
JPH0629097A JP5061005A JP6100593A JPH0629097A JP H0629097 A JPH0629097 A JP H0629097A JP 5061005 A JP5061005 A JP 5061005A JP 6100593 A JP6100593 A JP 6100593A JP H0629097 A JPH0629097 A JP H0629097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
power
discharge lamp
control
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5061005A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Yamada
信幸 山田
Takahiro Doke
隆博 道家
Hidetoshi Tsuji
秀敏 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP5061005A priority Critical patent/JPH0629097A/ja
Priority to EP93906817A priority patent/EP0633711A4/en
Priority to PCT/JP1993/000353 priority patent/WO1993019570A1/ja
Priority to AU37674/93A priority patent/AU3767493A/en
Priority to US08/307,677 priority patent/US5491388A/en
Priority to KR1019940703308A priority patent/KR100187755B1/ko
Priority to CA002132435A priority patent/CA2132435A1/en
Publication of JPH0629097A publication Critical patent/JPH0629097A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)
  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 放電灯の電力調節装置では、放電灯への供給
電力を小さくするような調光を行なっても、消灯するこ
となく、安定した調光を広い範囲で行なえる。 【構成】 放電灯100に供給される電流は、インバー
タ回路70により変換された所定周波数の交流電流であ
るが、その電力量制御は、定電流回路を構成するチョッ
パ回路40の設定電流値(設定信号)を変更することに
より行なえる。すなわち、出力輝度調節器120により
設定電流値を設定すると、この設定電流値がチョッパ制
御回路130に入力される。チョッパ制御回路130
は、電流検出器110の検出電流を検出しつつ、設定電
流値に一致するように、上記チョッパ回路40のゲート
端子41に、電流制御信号を出力する。よって、インバ
ータ回路70から放電灯100に供給される電力量の調
節は、チョッパ回路40による電流制御により行なわれ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メタルハライドランプ
等の放電灯を点灯及び調光するための放電灯の電力調節
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】放電灯を点灯するには、交流を通電する
必要があるが、従来より、こうした放電灯を点灯及び調
光するための調光装置付き放電灯点灯装置として、特開
平2−197093号公報に示す技術がある。この放電
灯点灯装置は、商用の交流電源からの交流を整流器によ
り直流に変換し、この直流をフルブリッジ形のインバー
タ回路に送って、該インバータ回路のゲート端子に、交
流制御信号を送ることにより、上記直流から交流の矩形
波を形成し、この矩形波で放電灯を点灯するように構成
されている。
【0003】そして、上記放電灯点灯装置には、調光装
置として、インバータ回路のゲート端子に交流制御信号
を送る制御回路を備えている。すなわち、制御回路は、
インバータ回路のオンオフ動作中に、減光量に応じたオ
フ時間を重畳させて、実質的に周波数制御を行なうこと
により調光を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記調光装置
では、周波数制御を行っているので、放電灯への電力調
節により減光する際に、放電灯に電力が供給されないオ
フ期間が長くなってしまい、この期間にて消灯しやすい
という問題があった。したがって、上記調光装置では、
減光する調光を安定して行なうことができず、よって、
調光範囲が非常に狭いという問題があった。
【0005】しかも、上記制御回路は、オンオフ動作を
行なうと共に、そのオンオフ動作期間中に休止期間を重
畳させるという交流制御信号を作成する回路構成をとっ
ているので、回路構成が複雑であり、コストアップにな
っているという問題があった。
【0006】また、他の従来の技術として、蛍光灯のよ
うな放電灯の場合には、比較的高い周波数で周波数制御
するインバータ回路で輝度を制御する技術が知られてい
るが、この技術をメタルハライドランプのような高輝度
ランプに用いた場合には、ランプ自体に共鳴現象を生じ
て消灯するので、このような一定高周波数で行なう制御
は適用できない。このようにメタルハライドランプでは
限られた周波数しか安定した点灯を得ることができず、
周波数制御による調光が難しいという問題があった。
【0007】本発明は、上記従来の技術の問題点を解消
することを課題とし、放電灯への供給電力を小さくする
ような調光を行なっても、消灯することなく、安定した
調光を広い範囲で行なうことができる放電灯の電力調節
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】上記課題を解
決するため、請求項1に係わる発明は、放電灯に供給さ
れる電力を調節する放電灯の電力調節装置において、直
流電源に接続されると共に、電流制御端子を有し、該電
流制御端子に電流制御信号を入力することにより電流値
制御を行なう電流調節手段と、該電流調節手段の出力端
子に接続されると共に、交流制御端子を有し、該交流制
御端子に、所定周波数の交流制御信号を入力することに
より、電流調節手段からの直流電流を所定周波数の交流
電流に変換して、上記放電灯に供給する直流交流変換手
段と、上記放電灯への設定電流値を設定するための設定
信号を出力する電力量設定手段と、電流調節手段の出力
電流を検出する電流検出手段と、該電流検出手段の検出
信号を検出しつつ、電力量設定手段にて設定された設定
電流値に一致するように、上記電流調節手段の電流制御
端子に、電流制御信号を出力する電流値制御手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0009】また、請求項2に係わる発明は、第1の交
流電力を直流電力に変換するコンバータと、前記直流電
力を第2の交流電力に変換して放電灯に前記第2の交流
電力を供給するインバータと、前記インバータを制御す
るインバータ制御回路とを備えた放電灯の電力調節装置
において、前記コンバータと前記インバータとの間に接
続されるとともに、電流制御端子を有し、該電流制御端
子に与えられる電流制御信号に応じて電流値制御を行な
う電流調節手段と、所望の電流値を設定するための設定
信号を出力する電力量設定手段と、前記電流調節手段の
出力電流を検出する電流検出手段と、該電流検出手段の
検出信号が前記電力量設定手段から与えられた設定信号
に一致するように、上記電流調節手段の電流制御端子に
電流制御信号を出力する電流値制御手段とを備え、前記
インバータ制御回路は、所定の周波数で前記直流電力を
前記第2の交流電力に変換することを特徴とする。
【0010】放電灯に供給される交流電流の電力量制御
は、電力量設定手段の設定電流値(設定信号)を変更す
ることにより行なえる。すなわち、電力量設定手段によ
り設定電流値を設定すると、設定電流値に対応した設定
信号が電流制御手段に入力される。電流制御手段は、電
流検出手段の検出信号、つまり電流調節手段の出力電流
が電力量設定手段からの設定信号に一致するように、上
記電流調節手段の電流制御端子に電流制御信号を出力す
る。したがって、放電灯に供給される電力量の調節は、
電流調節手段による電流制御により行なわれ、インバー
タによる周波数の制御により行なわれない。つまり、放
電灯に供給される電流は、その周波数が一定であって、
最高レベル値だけが変更される。その結果、放電灯に供
給される電力は、立ち消えの原因となるような休止時間
をもつことなく、電流調節手段の調節により電流レベル
だけで行なわれるので、放電灯を減光しても消灯するこ
となく、広い調光範囲で安定して点灯させることができ
る。
【0011】請求項3に係わる発明は、第1の交流電力
を直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を第
2の交流電力に変換して放電灯に前記第2の交流電力を
供給するインバータと、前記インバータを制御するイン
バータ制御回路とを備えた放電灯の電力調節装置におい
て、所望の電流値を設定するための設定信号を出力する
電力量設定手段と、前記コンバータの出力電流を検出す
る電流検出手段と、前記電流検出手段の検出信号が電力
量設定手段から与えられた設定信号に一致するように、
前記コンバータに含まれる半導体スイッチ素子の位相制
御を行なうコンバータ制御手段とを備えており、前記イ
ンバータ制御回路は、所定の周波数で前記直流電力を前
記第2の交流電力に変換することを特徴とする。半導体
スイッチ素子を含むコンバータとコンバータ制御手段の
組合わせによって、請求項1または2に係わる発明にお
ける電流調節手段と同等な機能を果たすことができる。
【0012】なお、電力調節装置の出力電圧と出力電流
が直線関係にあり、前記直線関係の傾きが電力量設定手
段における設定電流値に応じて変化することが好まし
い。こうすれば、前記直線関係における短絡電流値に応
じて直線的に調光することができる。
【0013】さらに好ましくは、電力調節装置の出力電
圧と出力電流との直線関係における無負荷電圧値は電力
量設定手段における設定電流値に係わらず一定であり、
前記直線関係の短絡電流値を電力量設定手段における設
定電流値に応じて直線的に変化させる。こうすれば、電
力量設定手段における設定電力量に応じて直線的に調光
することができる。
【0014】また、放電灯の定格電圧の約100%から
約130%の範囲内で前記放電灯の出力を制御するよう
にしてもよい。この範囲で電圧を制御するようにすれ
ば、放電灯の寿命を過度に短縮すること無く調光するこ
とができる。
【0015】なお、放電灯電流波形は矩形波が適してい
る。
【0016】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。図1は本発明の一実施例に係る放電灯の電力調
節装置を示す。図1において、放電灯の電力調節装置1
は、チョッパ回路及びインバータ回路を中心とし、これ
らの回路を制御する各種の制御回路等を備えて構成され
ている。
【0017】図1において、10はAC100Vで、5
0Hzまたは60Hzの商用交流電源である。この商用
交流電源10には、整流器20が接続されている。整流
器20は、ダイオードをブリッジに構成した周知の回路
であり、図示しない変圧器を内蔵している。上記整流器
20の両端には、矩形波の直流電流を平滑な直流とする
平滑コンデンサ25が接続されている。また、整流器2
0の出力端子には、チョッパ回路40が接続されてい
る。チョッパ回路40は、サイリスタやトランジスタ等
のスイッチング素子を有し、後述するチョッパ制御回路
130からの制御信号をゲート端子41に入力すること
でオンオフして、100kHzのパルス状の電圧波形に
変換することにより、その電流値を一定に保持する定電
流回路のスイッチ要素を構成する回路である。
【0018】チョッパ回路40の出力端子には、直流リ
アクトル50が直列に接続されている。また、直流リア
クトル50の入力側にはフリーホイールダイオード55
が並列に接続され、出力側には平滑コンデンサ26が並
列に接続されている。直流リアクトル50と平滑コンデ
ンサ26は、チョッパ回路40から出力されるリップル
を含んだ直流電流を平滑化するものである。
【0019】直流リアクトル50の出力側には、後述す
る電流検出器110を介してインバータ回路70が接続
されている。インバータ回路70は、チョッパ回路40
から出力された直流電流を50Hz〜120Hzの交流
電流に変換する直流交流変換器であり、4個のスイッチ
ングトランジスタ71A,71B,71C,71Dをフ
ルブリッジ型に接続し、かつ各スイッチングトランジス
タ71A,71B,71C,71Dの間に還流ダイオー
ド73A,73B,73C,73Dを接続して構成され
ている。また、インバータ回路70には、各スイッチン
グトランジスタ71Aと71D及び71Bと71Cとを
交互に所定周期でオンオフ制御するインバータ制御回路
80が接続されている。インバータ制御回路80は、発
振器(図示省略)で所定周期の矩形波を作成し、この矩
形波をスイッチングトランジスタ71A〜71Dに送る
ことにより、各インバータ回路70から矩形波の交流を
出力させるものである。
【0020】インバータ回路70の出力端子には、高圧
放電灯100が接続されている。高圧放電灯100は、
例えば、250Wのメタルハライドランプであり、50
Hz〜120Hzの周波数で点灯させることが適してい
る。
【0021】高圧放電灯100には、点灯用イグナイタ
90が接続されている。この点灯用イグナイタ90は、
スイッチ回路91の開閉により高圧放電灯100に高電
圧を印加し(27kV以上のパルス電圧)、点灯させ、
高圧放電灯100が点灯した後、パルス電圧の印加を停
止する。
【0022】上述した高圧放電灯100への電力量を調
節する回路は、電流検出器110、出力輝度調節器12
0及びチョッパ制御回路130によって構成されてい
る。すなわち、チョッパ回路40の出力側には、電流検
出器110が接続されており、その検出信号は、チョッ
パ制御回路130に入力される。チョッパ制御回路13
0には、出力輝度調節器120からの信号も入力され
る。
【0023】出力輝度調節器120は、高圧放電灯10
0の明るさを調節するためのものであり、例えば、調節
つまみ(図示省略)の角度を調節することにより、高圧
放電灯100の輝度レベルに対応した設定電流値を出力
するものである。
【0024】チョッパ制御回路130は、例えば、発振
器からの周波数信号を分周することにより異なった周波
数のパルス信号を発生する周波数発生器を備え、出力輝
度調節器120で設定された設定電流値を出力するよう
に、電流検出器110にて検出される検出電流をフィー
ドバックしながら、チョッパ回路40のゲート端子41
に対して、オンオフ制御信号を出力して、チョッパ回路
40を定電流制御する。したがって、上記チョッパ回路
40、電流検出器110及びチョッパ制御回路130に
より、出力輝度調節器120で設定された設定電流値を
保持するように定電流回路を構成すると共に、出力輝度
調節器120の設定電流値の変更により、出力電流の出
力レベルを変更することができるように構成されてい
る。
【0025】次に、上記放電灯の電力調節装置1の動作
について、図2に示す波形図を併用して説明する。図2
の(A)に示す商用交流電源10からの交流は、整流器
20に内蔵される変圧器によって変圧され、その変圧さ
れた出力電圧が直流に整流される(図2(B))。さら
に、整流された波は平滑コンデンサ25により平滑化さ
れた直流になってチョッパ回路40に入力される(図2
(C))。
【0026】チョッパ回路40は、チョッパ制御回路1
30により作成されたオンオフ信号(100kHz)を
ゲート端子41に受けて、チョッパ回路40からの直流
電圧を、オンオフ制御信号の周期に応じたパルス状の電
圧出力に変換して出力する(図2(D))。このとき、
チョッパ制御回路130は、出力輝度調節器120で設
定された設定電流値を出力するように、電流検出器11
0にて検出される検出電流をフィードバックしながら、
チョッパ回路40の制御端子に対して、オンオフ制御信
号を出力する。よって、チョッパ回路40から出力され
る電流は、設定電流値を出力することになる。この電流
出力は、直流リアクトル50と平滑コンデンサ26によ
り平滑化されて(図2(E))、インバータ回路70側
に送られる。
【0027】インバータ回路70は、インバータ制御回
路80からスイッチングトランジスタ71Aと71D及
びスイッチングトランジスタ71Bと71Cとに交互に
所定周波数(50Hz〜120Hz)の交流制御信号を
受けることにより、直流リアクトル50からの直流を所
定の周波数の矩形波の交流電流に変換して、これを高圧
放電灯100に供給する(図2(F))。
【0028】ここで、高圧放電灯100に供給される電
流は、インバータ回路70により変換された所定周期の
交流であるが、その電流値の制御は、出力輝度調節器1
20の設定値を変更することにより行なえる。すなわ
ち、出力輝度調節器120により設定値を変更すると、
該変更された設定値がチョッパ制御回路130に入力さ
れる。チョッパ制御回路130は、電流検出器110か
らの検出電流をフィードバックしながら、上記設定値に
対応した周期のオンオフ制御信号をチョッパ回路40の
ゲート端子41に出力する。チョッパ回路40は、上記
オンオフ制御信号を受けることにより、その出力電流値
を変更する。なお、図2では、事例として、時点T1及
び時点T2にて設定値を下げる調節が行なわれている。
【0029】したがって、放電灯の電力調節装置1の電
力量の調整は、チョッパ回路40による電流制御により
行なわれ、インバータ回路70による周波数の制御によ
り行なわれない。よって、供給される電力は、その交流
電流のレベル値だけが変更され、その周期は変わらな
い。その結果、高圧放電灯100に供給される電力は、
立ち消えの原因となるような休止時間の重畳が行なわれ
ず、広い調光範囲で高圧放電灯100を点灯させること
ができる。
【0030】また、上記の回路は、電流調節手段の電流
値を変更するという回路であり、インバータ回路の周波
数は一定であり、従来のインバータ回路の周波数を変更
する回路より、簡単な回路構成ですむという効果もあ
る。
【0031】さらに、高圧放電灯100は、一定の低い
周波数にて制御するので、従来の技術で説明したよう
に、共鳴現象を生じて立ち消えすることもない。
【0032】図3は、高圧放電灯100の代わりに純抵
抗負荷を電力調節装置1に接続して、出力電圧と出力電
流の関係を調べた結果を示すグラフである。図3に示す
ように、純負荷特性F1は、一定の無負荷電圧V0(こ
こでは250V)を切片とする負の勾配の直線である。
また、出力輝度調節器120の設定値を変えることによ
って、純負荷特性の直線の傾きがF1〜F3に示すよう
に変化する。このとき電圧/電流特性F1〜F3の短絡
電流値Is1〜Is3(電圧/電流特性直線と横軸との
交点)が出力輝度調節器120の設定値に応じて直線的
に変化する。
【0033】図4は、高圧放電灯100を接続した場合
の特性を示すグラフであり、曲線G1は高圧放電灯10
0の負荷特性である。定常状態では、放電灯100の出
力電圧/出力電流間の位相のズレはほとんど無いので、
放電灯100を近似的に純抵抗と見なすことが可能であ
る。従って、電力調節装置1の電圧/電流特性F1との
交点P1が点灯維持条件となる。ここで、電力調節装置
1の電圧/電流特性F1は、定格ランプ電圧Vrと定格
ランプ電流Irを与える定格電圧/電流特性である。
【0034】放電灯の負荷特性G1は、図4に示すよう
に定格ランプ電圧Vrの付近ではランプ電流が変化して
もランプ電圧はほとんど変化せず、点P1と点P4の間
の範囲RLではランプ電圧はほぼ一定である。また、電
力調節装置1の電圧/電流特性F1,F4における短絡
電流値Is1,Is4は出力輝度調節器120の設定値
に応じて直線的に変化するので、点P1と点P4の範囲
RLにおけるランプ電流は出力輝度調節器120の設定
値に比例する。
【0035】放電灯100の輝度はランプ電圧が一定の
場合にはランプ電流に比例する。従って、図4の範囲R
Lで放電灯100の出力を制御すれば、出力輝度調節器
120における設定値に応じて放電灯100の輝度を直
線的に変化させることが可能である。すなわち、出力輝
度調節器120の設定値(例えば調節つまみの角度)に
応じて直線的に調光することが可能である。
【0036】直線的調光範囲RLにおいて、出力輝度調
節器120の設定値に応じて放電灯100の輝度を直線
的に変化させることが可能なのは、次の3つの事実に起
因している。(1)電力調節装置1の電圧/電流特性
が、無負荷電圧V0が一定で傾きが変化する直線で表わ
されること、(2)出力輝度調節器120の設定値に応
じて電力調節装置1の電圧/電流特性の短絡電流値Is
が直線的に変化すること、及び、(3)ランプを近似的
に純抵抗と見なせること。
【0037】図5は、出力輝度調節器120の設定電流
値を変化させてランプの電圧/電流特性を測定した実験
結果を示すグラフである。ランプ電流が1.3A以上の
条件では、ランプ電圧はほぼ一定に保たれている。な
お、ランプ電圧が定格ランプ電圧の130%以上で点灯
を維持するとランプの寿命が短くなるので、ランプ電圧
が定格ランプ電圧の100〜130%の範囲で点灯する
のが好ましい。
【0038】図6は、高圧放電灯(250Wのメタルハ
ライドランプ)100を調光させてその照度を測定する
ための実験装置を示す概念図である。高圧放電灯100
を、窓162付きのボックス160で覆って、窓162
から出る光の照度を照度計150により測定した。その
結果を図7に示す。ここで、図7の横軸は高圧放電灯1
00に供給される電力値を示し、縦軸は照度の値であ
る。放電灯と照度計の距離は0.5mである。この結果
によれば、上記放電灯の電力調節装置1を用いることに
より、電力値と照度との間に直線関係(相関係数0.9
89)をもたせることが可能となり、しかも、5〜10
0%の範囲にて、安定して調光させることができた。
【0039】図8は、ランプ定格電圧が80Vの高圧放
電灯100を使用した場合の直線的調光範囲RLを示す
グラフである。図4と図8とを比較すれば解るように、
同じ電力調節装置1を使用していても、異なる定格電圧
の放電灯を使用すると直線的調光範囲RLも異なる。な
お、放電灯100の定格電圧の範囲としては、70〜1
30Vのものが好ましい。
【0040】以上の特性はランプが定常状態にある場合
のものであり、点灯開始時から定常状態に至るまではラ
ンプの電流/電圧の関係は異なる挙動を示す。図9は、
ランプの点灯開始時の挙動を示すグラフである。点灯用
イグナイタ90(図1)によって点灯を開始させるとま
ずグロー放電が起こり、次いでアーク放電に移行する
と、点Q1のように大きな電流がながれ始める。その
後、点Q1から特性F1を逆にをたどって定格点P1に
至り、定常状態となる。このように、グロー放電からア
ーク放電に移行させるには初期に大きな電流を必要と
し、図9の例では点Q1における電流値(約5A)はラ
ンプ定格電流Irの約2倍である。
【0041】出力輝度調節器120の設定値を定格(電
圧/電流特性F1)に設定して点灯を開始した場合に
は、点Q1のように大きな初期電流値を確保することが
できるので確実に点灯を開始することができる。一方、
電圧/電流特性F4のように、出力輝度調節器120の
設定値を低く設定している場合には、点灯開始時の電流
が約3Aしか流れず、点灯を開始できない場合がある。
【0042】図10は、出力輝度調節器120の設定値
を低くした場合にも確実に点灯を開始できるようにした
動作を示すグラフである。図10においては、出力輝度
調節器120の設定値が特性F4に相当する値に設定さ
れていても、点灯開始時にはチョッパ制御回路130が
定格電圧/電流特性F1に従って制御を行なっている。
そして、点Q1においてアーク放電が開始されたことを
確認すると、チョッパ制御回路130における設定が定
格電圧/電流特性F1から特性F4に変更され、点灯条
件が点Q1から点Q2に変更される。この後、特性F4
に沿って点Q2から点P4に向かってランプ特性が変化
する。こうして、点P4において定常状態でランプの点
灯が維持される。
【0043】図11は図10の動作を実現するための回
路を示すブロック図である。図11の回路は、図1にお
ける電流検出器110と出力輝度調節器120とチョッ
パ制御回路130とを含む部分に、切換スイッチ140
とコンパレータ142を追加したものである。切換スイ
ッチ140の一方の入力端子には、出力輝度調節器12
0の設定信号Ssが入力されており、他方の入力端子に
は定格電圧/電流特性F1に相当する基準電圧V1が入
力されている。コンパレータ142は、所定の基準電圧
V2と電流検出器110からの検出信号Sdとを比較す
る。検出信号Sdのレベルが基準電圧V2未満の場合に
はコンパレータ142の出力はLレベルであり、検出信
号Sdのレベルが基準電圧V2以上の場合にはコンパレ
ータ142の出力がHレベルになる。
【0044】コンパレータ142の基準電圧V2は、グ
ロー放電からアーク放電に移行した際の電流検出器11
0の信号レベルよりも小さな値に設定される。グロー放
電でのランプ電流は数十mAであり、アーク放電では数
Aである。従って、基準電圧V2としては、例えば電流
検出器110における電流値で約0.5〜1Aに相当す
る電圧に設定すればよい。
【0045】電流検出器110からの検出信号Sdのレ
ベルが基準電圧V2未満の場合には基準電圧V1がチョ
ッパ制御回路130に入力され、チョッパ制御回路13
0は定格電圧/電流特性F1に従って制御を行なう。一
方、電流検出器110からの検出信号Sdのレベルが基
準電圧V2以上の場合にはコンパレータ142の出力が
Hレベルになって切換スイッチ140が切換えられ、出
力輝度調節器120の設定値がチョッパ制御回路130
に入力される。これに応じて、チョッパ制御回路130
は電圧/電流特性F4に従って制御を行なう。この結
果、図10の点Q1,Q2,P4をたどって点灯が開始
される。
【0046】なお、上述のように電流検出器110にお
ける電流値に応じて電力制御特性を切換える代わりに、
ランプ電圧の測定値に応じて電力制御特性を切換えるよ
うにしてもよい。この場合には、ランプ電圧が所定のレ
ベル(例えば定格電圧の1/5)に達した時に、電力制
御特性を切換えるようにすればよい。
【0047】上記の例では、出力輝度調節器120の設
定値に係わらず、点灯開始時には定格電圧/電流特性F
1で制御するようにしていたが、定格電圧/電流特性F
1よりも低い電圧/電流特性で点灯するようにしてもよ
い。図12は、点灯開始時の設定可能範囲を斜線で示し
ている。ランプ定格電流Irの1.5倍の短絡電流値を
示す特性F5と定格電圧/電流特性F1との間が点灯開
始時の設定可能範囲(基準電圧V1のレベルに相当す
る)である。点灯初期の特性をこの斜線の範囲に設定し
ておけば、出力輝度調節器120における設定値をこれ
よりも低くした場合にも確実に点灯を開始することが可
能である。
【0048】また、出力輝度調節器120の設定値が図
12の斜線の範囲内に入っている場合にはその設定値に
応じた電圧/電流特性で点灯を開始し、一方、出力輝度
調節器120の設定値が斜線の範囲外の場合には、斜線
内にある所定の電圧/電流特性(例えば定格特性)で点
灯を開始するようにしてもよい。
【0049】図13は、このように電圧/電流特性を切
換えるための回路を示すブロック図である。図13の回
路は、図11の回路にコンパレータ144とORゲート
146とを加えた回路である。コンパレータ144は出
力輝度調節器120の設定信号Ssのレベルと基準電圧
V3とを比較する。設定信号Ssのレベルが基準信号V
3未満の場合にはコンパレータ144の出力はLレベル
になり、一方、設定信号Ssのレベルが基準信号V3以
上の場合にはコンパレータ144の出力はHレベルにな
る。ORゲート146には、第1と第2のコンパレータ
142,144の出力が与えられており、ORゲート1
46の出力は切換スイッチ140に与えられている。第
2のコンパレータ144の基準電圧V3は、図12に示
す電圧/電流特性F5に相当する。
【0050】電流検出器110からの検出信号Sdのレ
ベルが第1のコンパレータ142の基準電圧V2未満で
あって、かつ、出力輝度調節器120の設定信号Ssの
レベルが第2のコンパレータ144の基準電圧V3未満
の場合には、切換スイッチ140は基準電圧V1側に切
換えられる。一方、電流検出器110からの検出信号S
dのレベルが第1のコンパレータ142の基準電圧V2
以上か、または、出力輝度調節器120の設定信号Ss
のレベルが第2のコンパレータ144の基準電圧V3以
上の場合には、切換スイッチ140が出力輝度調節器1
20の設定信号Ss側に切換えられる。図13の回路を
使用した場合にも、図11の回路と同様に、出力輝度調
節器120の設定値に係わらずに確実に点灯を開始する
ことができる。
【0051】なお、上記実施例に係る放電灯の電力調節
装置では、電流調節手段としては、外部入力により設定
電流値に一致するように作動する定電流回路であって、
かつその電流値を変更可能な回路であれば、上記実施例
に説明したチョッパ回路のほか、フライバックコンバー
タ等の直流−直流変換器であってもよい。
【0052】また、半導体スイッチ(サイリスタなど)
を有するコンバータを用いて、電流検出器110で検出
された電流に応じて半導体スイッチの位相を制御するよ
うにしてもよい。この場合にはチョッパ回路40は不要
である。図14は、図1の電力調節装置1における整流
器20と平滑コンデンサ25とチョッパ制御回路130
の代わりに、サイリスタを有するコンバータ170と、
サイリスタの位相を制御するコンバータ制御回路180
とを用いた電力調節装置1aを示すブロック図である。
この電力調節装置1aも図1の装置と同様な効果があ
る。
【0053】上記実施例では、直流交流変換手段として
フルブリッジ型のインバータ回路を用いたが、これに限
らず、プッシュプル等の各種のインバータ回路等を用い
ることができる。
【0054】なお、HIDランプ高輝度放電灯として
は、フィラメントを内蔵する蛍光灯等を除く放電灯であ
ればよく、例えば、メタルハライドランプ、水銀ラン
プ、キセノンランプ、高圧ナトリウムランプ等の放電ラ
ンプであればよい。
【0055】上記実施例の電力調節装置1では、図3に
示すように、直線状の電圧/電流特性の切片(無負荷電
圧V0)が一定で、出力輝度調節器120の設定値に応
じて直線の傾きが変化するものとしていた。しかし、出
力輝度調節器120の設定値に応じて、電圧/電流特性
直線の傾きが一定で切片が変化するようにチョッパ制御
回路130を構成しても良い。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように請求項1または2に
係わる発明によれば、放電灯に電力を供給する回路構成
として、インバータ出力波形で電力制御を行なわず、イ
ンバータ手段の前段の直流調節手段により電流値を変更
する制御を行なうことにより、その交流電流のピーク値
だけが変更され、その周波数は変わらない。したがっ
て、放電灯に供給される電力は、立ち消えの原因となる
ような休止時間の重畳が行なわれず、かつ周波数が一定
で電流値だけが変更されるので、調光により消灯するこ
となく、広い調光範囲で安定して放電灯を点灯させるこ
とができる。
【0057】また、電流調節手段の電流値を変更し、か
つ直流交流変換手段による周波数を一定で制御させる回
路構成であるから、従来のインバータ回路の周波数を変
更する制御回路より、簡単な構成ですむという効果もあ
る。
【0058】請求項3に係わる発明によれば、半導体ス
イッチ素子を含むコンバータとコンバータ制御手段の組
合わせによって、請求項1または2に係わる発明におけ
る電流調節手段と同等な機能を果たすことができる。
【0059】請求項4に係わる発明によれば、電力調節
装置の電圧/電流特性における短絡電流値に応じて直線
的に調光することができるという効果がある。
【0060】請求項5に係わる発明によれば、電力量設
定手段における設定電力量に応じて直線的に調光するこ
とができるという効果がある。
【0061】また、放電灯の定格電圧の約100%から
約130%の範囲内で前記放電灯の出力を制御するよう
にすれば、放電灯の寿命を過度に短縮すること無く調光
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る放電灯の電力調節装置
を示す構成図。
【図2】同実施例に係る電力調節装置の動作を示す波形
図。
【図3】同実施例に係る電力調節装置に純抵抗を接続し
たときの電圧と電流との関係を示す特性図。
【図4】放電灯と電力調節装置の電圧/電流特性を示す
特性図。
【図5】放電灯の電圧、電流及び電力量の実験結果を示
す特性図。
【図6】同実施例に係る電力調節装置の電力と照度との
関係を調べるための実験装置を示す説明図。
【図7】電力調節装置の電力と照度との関係を示す特性
図。
【図8】放電灯と電力調節装置の電圧/電流特性の他の
例を示す特性図。
【図9】定格設定時の放電灯の点灯開始時の動作を示す
特性図。
【図10】調光時の放電灯の点灯開始時の動作を示す特
性図。
【図11】点灯開始時において電力調節装置の電圧/電
流特性を変換するための回路を示すブロック図。
【図12】放電灯の点灯開始時において設定可能な電力
調節装置の電圧/電流特性の範囲を示す特性図。
【図13】点灯開始時において電力調節装置の電圧/電
流特性を変換するための他の回路を示すブロック図。
【図14】本発明の他の実施例に係る放電灯の電力調節
装置を示す構成図。
【符号の説明】
1…電力調節装置 10…商用交流電源 20…整流器 25,26…平滑コンデンサ 40…チョッパ回路 41…ゲート端子 50…直流リアクトル 55…フリーホイールダイオード 70…インバータ回路 71A,71B,71C,71D…スイッチングトラン
ジスタ 73A,73B,73C,73D…還流ダイオード 80…インバータ制御回路 90…点灯用イグナイタ 91…スイッチ回路 100…高圧放電灯 110…電流検出器 120…出力輝度調節器 130…チョッパ制御回路 140…切換スイッチ 142,144…コンパレータ 146…ORゲート 150…照度計 160…ボックス 162…窓 170…コンバータ 180…コンバータ制御回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電灯に供給される電力を調節する放電
    灯の電力調節装置において、 直流電源に接続されると共に、電流制御端子を有し、該
    電流制御端子に電流制御信号を入力することにより電流
    値制御を行なう電流調節手段と、 該電流調節手段の出力端子に接続されると共に、交流制
    御端子を有し、該交流制御端子に、所定周波数の交流制
    御信号を入力することにより、電流調節手段からの直流
    電流を所定周波数の交流電流に変換して、上記放電灯に
    供給する直流交流変換手段と、 上記放電灯への設定電流値を設定するための設定信号を
    出力する電力量設定手段と、 電流調節手段の出力電流を検出する電流検出手段と、 該電流検出手段の検出信号を検出しつつ、電力量設定手
    段にて設定された設定電流値に一致するように、上記電
    流調節手段の電流制御端子に、電流制御信号を出力する
    電流値制御手段と、 を備えたことを特徴とする放電灯の電力調節装置。
  2. 【請求項2】 第1の交流電力を直流電力に変換するコ
    ンバータと、前記直流電力を第2の交流電力に変換して
    放電灯に前記第2の交流電力を供給するインバータと、
    前記インバータを制御するインバータ制御回路とを備え
    た放電灯の電力調節装置において、 前記コンバータと前記インバータとの間に接続されると
    ともに、電流制御端子を有し、該電流制御端子に与えら
    れる電流制御信号に応じて電流値制御を行なう電流調節
    手段と、 所望の電流値を設定するための設定信号を出力する電力
    量設定手段と、 前記電流調節手段の出力電流を検出する電流検出手段
    と、 該電流検出手段の検出信号が前記電力量設定手段から与
    えられた設定信号に一致するように、上記電流調節手段
    の電流制御端子に電流制御信号を出力する電流値制御手
    段とを備え、 前記インバータ制御回路は、所定の周波数で前記直流電
    力を前記第2の交流電力に変換することを特徴とする放
    電灯の電力調節装置。
  3. 【請求項3】 第1の交流電力を直流電力に変換するコ
    ンバータと、前記直流電力を第2の交流電力に変換して
    放電灯に前記第2の交流電力を供給するインバータと、
    前記インバータを制御するインバータ制御回路とを備え
    た放電灯の電力調節装置において、 所望の電流値を設定するための設定信号を出力する電力
    量設定手段と、 前記コンバータの出力電流を検出する電流検出手段と、 前記電流検出手段の検出信号が電力量設定手段から与え
    られた設定信号に一致するように、前記コンバータに含
    まれる半導体スイッチ素子の位相制御を行なうコンバー
    タ制御手段とを備えており、 前記インバータ制御回路は、所定の周波数で前記直流電
    力を前記第2の交流電力に変換することを特徴とする放
    電灯の電力調節装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の放
    電灯の電力調節装置であって、 電力調節装置の出力電圧と出力電流が直線関係にあり、
    前記直線関係の傾きが電力量設定手段における設定電流
    値に応じて変化する放電灯の電力調節装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の放電灯の電力調節装置で
    あって、 電力調節装置の出力電圧と出力電流との直線関係におけ
    る無負荷電圧値は電力量設定手段における設定電流値に
    係わらず一定であり、前記直線関係の短絡電流値が電力
    量設定手段における設定電流値に応じて直線的に変化す
    る放電灯の電力調節装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の放
    電灯の電力調節装置であって、 放電灯の定格電圧の約100%から約130%の範囲内
    で前記放電灯の出力を制御する放電灯の電力調節装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の放
    電灯の電力調節装置であって、 放電灯電流波形が矩形波である放電灯の電力調節装置。
JP5061005A 1992-03-25 1993-02-24 放電灯の電力調節装置 Pending JPH0629097A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5061005A JPH0629097A (ja) 1992-03-25 1993-02-24 放電灯の電力調節装置
EP93906817A EP0633711A4 (en) 1992-03-25 1993-03-24 POWER CONTROLLER FOR A DISCHARGE LAMP AND LIGHTING APPARATUS WITH VARIABLE COLOR, PROVIDED WITH SUCH A POWER CONTROLLER.
PCT/JP1993/000353 WO1993019570A1 (fr) 1992-03-25 1993-03-24 Regulateur de tension de lampe a decharge et appareil d'eclairage en couleur modulable mettant en ×uvre ce regulateur
AU37674/93A AU3767493A (en) 1992-03-25 1993-03-24 Power regulator of discharge lamp and variable color illumination apparatus using the regulator
US08/307,677 US5491388A (en) 1992-03-25 1993-03-24 Power regulator of discharge lamp and variable color illumination apparatus using the regulator
KR1019940703308A KR100187755B1 (ko) 1992-03-25 1993-03-24 방전등의 전력조절장치 및 그것을 이용한 가변색조명장치
CA002132435A CA2132435A1 (en) 1992-03-25 1993-03-24 Power regulator of discharge lamp and variable color illumination apparatus using the regulator

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4-98949 1992-03-25
JP9894992 1992-03-25
JP5061005A JPH0629097A (ja) 1992-03-25 1993-02-24 放電灯の電力調節装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0629097A true JPH0629097A (ja) 1994-02-04

Family

ID=26402052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5061005A Pending JPH0629097A (ja) 1992-03-25 1993-02-24 放電灯の電力調節装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0629097A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002164191A (ja) * 2000-11-24 2002-06-07 Matsushita Electric Works Ltd 高圧放電灯点灯装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002164191A (ja) * 2000-11-24 2002-06-07 Matsushita Electric Works Ltd 高圧放電灯点灯装置
JP4590718B2 (ja) * 2000-11-24 2010-12-01 パナソニック電工株式会社 高圧放電灯点灯装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100187755B1 (ko) 방전등의 전력조절장치 및 그것을 이용한 가변색조명장치
US6175195B1 (en) Triac dimmable compact fluorescent lamp with dimming interface
KR101021073B1 (ko) 방전 램프를 동작시키는 장치 및 방법
KR100915850B1 (ko) Hid 램프를 구동시키는 방법 및 장치
JP2005504427A (ja) ランプランアップ調整を行う電子的な安定器
US7202611B2 (en) Discharge lamp lighting device
US6351081B1 (en) Electronic ballast for high intensity discharge lamp
US6175200B1 (en) Device for operating a gas discharge lamp with reduced average lamp power
JP3842823B2 (ja) 回路装置
JPH0629097A (ja) 放電灯の電力調節装置
JPH06251891A (ja) 放電灯の点灯制御装置
JPH04342993A (ja) 放電灯点灯装置
JPH06111987A (ja) 放電灯点灯装置
WO1999012399A1 (en) Electronic ballast
KR100744795B1 (ko) 안정기
JP2005100786A (ja) 放電灯点灯装置
JPH1074595A (ja) 放電灯の調光装置及びそれを用いた居眠り運転防止装置
JP2002164193A (ja) 蛍光灯の調光方法及び装置
JP2009266562A (ja) インバーター装置
JP2003133092A (ja) 放電灯点灯装置
JP4127357B2 (ja) スタータ回路を備えるインバータ
JP3242314B2 (ja) 放電灯用電源装置
JPH07192881A (ja) 高周波電源装置および放電灯点灯装置および照明器具
SU866787A1 (ru) Устройство дл электропитани газоразр дных ламп
JPH07106085A (ja) 放電灯点灯装置