JPH06288822A - 紫外線インジケータ - Google Patents

紫外線インジケータ

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Publication number
JPH06288822A
JPH06288822A JP5077925A JP7792593A JPH06288822A JP H06288822 A JPH06288822 A JP H06288822A JP 5077925 A JP5077925 A JP 5077925A JP 7792593 A JP7792593 A JP 7792593A JP H06288822 A JPH06288822 A JP H06288822A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultraviolet
dose
ultraviolet radiation
ultraviolet rays
photodiode
Prior art date
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Pending
Application number
JP5077925A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Okabe
信夫 岡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP5077925A priority Critical patent/JPH06288822A/ja
Publication of JPH06288822A publication Critical patent/JPH06288822A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 紫外線の線量を手軽に測定する。 【構成】 紫外線のみを透過させる透過手段12と、透
過手段12を透過した紫外線の線量を検出する検出手段
11と、検出手段11で検出された紫外線の線量に応じ
た信号を出力する出力手段11とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紫外線インジケータに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の紫外線等を測定する装置は、測定
の対象とする光を分光し、各光の波長に対応した線量を
測定できる構成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き従来の技術
では価格が高く、また装置全体が大きい。また、広い波
長領域の多量のデータから生体に有害な紫外線の線量を
素人が正確に判断するのが難しいという問題があった。
また、近年、オゾン層の破壊により、生体に有害な紫外
線の増加は社会的な問題となっている。しかし、紫外線
は眼で見ることのできない光なので、どの位の強さなの
か判断できない。特に紫外線が強いといわれている海や
山で生体に有害な紫外線の線量を手軽に測定する紫外線
インジケータは無く、皮膚の炎症や眼を痛める人がい
る。
【0004】本発明は、上記問題点を考慮してなされた
ものであり、生体に有害な紫外線の線量を手軽に測定す
ることができる紫外線インジケータを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】上記問題の解決の為に、請
求項1の本発明の紫外線インジケータは、紫外線のみを
透過させる透過手段と、前記透過手段を透過した紫外線
の線量を検出する検出手段と、前記検出手段で検出され
た前記線量に応じた信号を出力する出力手段とを有する
構成にした。また、請求項2の本発明の紫外線インジケ
ータは、紫外線の線量の変化に応じて濃度が変化するフ
ォトクロミック材料を用いた構成とした。また、請求項
3の本発明の紫外線インジケータは、紫外線のみを透過
させる透過手段と、前記透過手段を透過した紫外線の線
量を検出する検出手段と、前記検出手段で検出された前
記線量に応じた信号を出力する出力手段と、前記透過手
段と、前記検出手段と、前記出力手段とが設けられた携
帯品とからなる構成にした。また、請求項4の本発明の
紫外線インジケータは、紫外線の線量の変化に応じて濃
度が変化するフォトクロミック材料と、紫外線の線量の
変化に応じて濃度が変化するフォトクロミック材料を有
する携帯品とからなる構成にした。
【0006】
【作用】請求項1の発明においては、透過手段を透過し
た紫外線の線量を検出手段で検出する。そして、出力手
段からの紫外線の線量に応じた信号により紫外線の線量
を知ることができる。請求項2の発明においては、フォ
トクロミック材料の濃度により紫外線の線量を知ること
ができる。
【0007】
【実施例1】図1は、本発明の第1の実施例の紫外線イ
ンジケータである。フォトダイオード11は、光電変換
素子である。紫外線透過フィルタ12は、検出したい紫
外線のみを透過させるフィルタであり、アナログメータ
13は、フォトダイオード11からの出力を表示するも
のである。14は電源、15は、負荷抵抗である。ま
た、フォトダイオード11は、光電変換するものであれ
ばよい。紫外線透過フィルタ12は、検出したい紫外線
のみをフォトダイオード11に入射するものであればよ
い。電源14は、太陽電池や時計用電池等の小さいもの
が望ましく、電源を有するものと1体で使う場合には、
電源は共用するのがよい。
【0008】入射光は、紫外線透過フィルタ12によっ
て、検出したい紫外線のみが透過する。フォトダイオー
ド11に紫外線透過フィルタ12を透過した紫外線が入
射され、フォトダイオード11は、入射する紫外線の線
量に応じた電気信号を出力する。フォトダイオード11
からの電気信号の出力をアナログメータ13で表示する
ことによって紫外線の線量が分かる。
【0009】尚、紫外線透過フィルタ12は、特に生体
に有害な紫外線である、波長の長さが290nm〜32
0nmのUV−B光を選択的に透過するものが好まし
い。しかし、波長の長さが320nm〜400nmのU
V−A光も生体に害を及ぼすので、UV−A光とUV−
B光の両方を透過した方が危険度を判断するためには有
効である。
【0010】一般に、日光の量が一定でも、大気中の水
蒸気等の粒子の大きさや量により紫外線の線量が一定に
ならない。従って、日光の量から紫外線の線量を推定し
ようとしても、紫外線の線量が正確に判らない。しか
し、本実施例では、紫外線透過フィルタ12を用いるこ
とによって、紫外線の線量だけを測定することにより正
確な紫外線の線量を測定できる。この測定結果を利用す
ると、事前に、適切に皮膚疾患や眼の痛み等を防護する
ことができる。
【0011】
【実施例2】図2は、本発明の第2の実施例の紫外線イ
ンジケータである。図1と同一なものは、同一の符号を
もちいる。コンパレータ21は、フォトダイオード11
からのアナログの電気信号の入力を、3段階のデジタル
な信号の出力に変換するものである。また、表示素子2
2a、22b、22cは、コンパレ−タ21からの3段
階の出力をそれぞれ表示するものである。表示素子22
a、22b、22cは、LED(発光ダイオード)や液
晶等が用いられるが、フォトダイオード11からの出力
が段階別に表示できるものであればよい。
【0012】紫外線透過フィルタ12を透過した紫外線
は、フォトダイオード11に入射され、紫外線の線量に
応じた電気信号に変換され、出力される。この電気信号
はコンパレータ21によってデジタル化され、表示素子
22a、22b、22cで明示する。論理回路23は、
表示を設定するための論理回路である。図3は、フォト
ダイオード11の出力と表示素子22a、22b、22
cの表示の信号を示す。紫外線量が高い時22a、低い
時22c、中程度の時22bが点灯する。
【0013】本実施例では、コンパレータ21を用い
て、紫外線の線量を3段階に分けているが、これは、任
意の段階に分ければよい。他の構成は実施例1と同様で
ある。
【0014】
【実施例3】図4、図5は本発明の第3の実施例で携帯
品と複合化した紫外線インジケータである。図4は、化
粧用コンパクトに紫外線インジケータを組み込んであ
り、表示を見て、使用する化粧品を選択したり、化粧品
の量を変えたりする判断ができる。
【0015】図5は、腕時計に組み込んだ実施例で、電
源は共通化できる。他にも、筆記具や小箱や手提げ鞄や
カメラ等の様に、携帯性のあるものに組み込めば、見た
い時にいつでもどこでも有害な紫外線線量を知ることが
できる。
【0016】
【実施例4】図6は、本発明の第4の実施例で、フォト
クロミック材料を用いた紫外線インジケータである。検
出手段、出力手段としてフォトクロミック材料61を用
いたものである。フォトクロミック材料61は、紫外線
の線量の変化に応じて濃度が変化し、この濃度の変化が
視認できる材料を用いる。
【0017】フォトクロミック材料61を入れるホルダ
は、フォトクロミック材料の温度変化による濃度変化を
なくすために温度変化を少なくする構造が望ましい。ま
た、図には示さないが、腕時計に組み込む場合も、温度
変化を少なくする為に、体表面の近くにフォトクロミッ
ク材料61を置き、フォトクロミック材料のホルダは薄
い金属を用いるのが望ましい。
【0018】参照用スケール62は、フォトクロミック
材料61の濃度から紫外線の線量を知るために、濃度と
紫外線の線量の対応が示されている。図6は、フォトク
ロミック材料61と参照用スケール62を収納小箱63
に用いた実施例であるが、フォトクロミック材料61を
用いる場所は任意の場所でよい。また、フォトクロミッ
ク材料61は、塗料として塗ることもできるので紫外線
を測定したい場所に塗り、参照用スケール62で紫外線
の線量を測定してもよい。フォトクロミック材料61を
プラスチック等の構造物に混入させて、その構造物を紫
外線インジケータに用いてもよいし、実施例3と同様に
携帯品に用いてもよい。
【0019】他の構成は実施例1と同様である。また、
紫外線の線量に応じて形態が変化するような材料を用い
ても、同様に紫外線インジケータとして用いることがで
きる。
【0020】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、いつでもど
こでも生体に有害な眼に見えない紫外線の線量が簡単に
正確に明確に測定できるので、生体がダメージを受ける
前に紫外線に対する防御の措置がとれる。また、フォト
クロミック材料を用いると、検出手段と出力手段が同一
部材でよいので構成が簡単になる。また、塗料として塗
ることもできるし、構造物に混入させることにより、構
造体としても利用できるので、幅広い場所で実施でき
る。
【0021】また、本発明を応用して、γ線やX線の如
き放射線感度を持つ検出手段を用いれば漏洩放射線検知
器を構成することができる。また、本発明では、紫外線
の線量だけを測定することができるので、正確な紫外線
の線量を測定でき、適切に皮膚疾患や眼の痛み等を事前
に防護することができる。
【0022】また、本発明では、紫外線インジケ−タと
携帯品との複合体にすることによって携帯性があり、い
つでも、どこでも、手軽に紫外線の線量を測定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による紫外線インジケー
タの構成図
【図2】本発明の第2の実施例による紫外線インジケー
タの構成図
【図3】本発明の第2の実施例の表示手段の概念図
【図4】本発明の第3の実施例による紫外線インジケー
タの構成図
【図5】本発明の第3の実施例による紫外線インジケー
タの構成図
【図6】本発明の第3の実施例による紫外線インジケー
タの構成図
【符号の説明】
11・・・フォトダイオード 12・・・紫外線透過フィルタ 13・・・アナログメータ 14・・・電源 15・・・負荷抵抗 21・・・コンパレータ 22a、22b、22c・・・表示素子 23・・・論理回路 61・・・フォトクロミック材料 62・・・参照用スケール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紫外線のみを透過させる透過手段と、 前記透過手段を透過した紫外線の線量を検出する検出手
    段と、 前記検出手段で検出された前記線量に応じた信号を出力
    する出力手段とを有することを特徴とする紫外線インジ
    ケータ。
  2. 【請求項2】紫外線の線量の変化に応じて濃度が変化す
    るフォトクロミック材料を用いたことを特徴とする紫外
    線インジケータ。
  3. 【請求項3】紫外線のみを透過させる透過手段と、 前記透過手段を透過した紫外線の線量を検出する検出手
    段と、 前記検出手段で検出された前記線量に応じた信号を出力
    する出力手段と、 前記透過手段と、前記検出手段と、前記出力手段とが設
    けられた携帯品とからなる紫外線インジケータ。
  4. 【請求項4】紫外線の線量の変化に応じて濃度が変化す
    るフォトクロミック材料と、 紫外線の線量の変化に応じて濃度が変化するフォトクロ
    ミック材料を有する携帯品とからなる紫外線インジケー
    タ。
JP5077925A 1993-04-05 1993-04-05 紫外線インジケータ Pending JPH06288822A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5077925A JPH06288822A (ja) 1993-04-05 1993-04-05 紫外線インジケータ

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JP5077925A JPH06288822A (ja) 1993-04-05 1993-04-05 紫外線インジケータ

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JPH06288822A true JPH06288822A (ja) 1994-10-18

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ID=13647673

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5077925A Pending JPH06288822A (ja) 1993-04-05 1993-04-05 紫外線インジケータ

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JP (1) JPH06288822A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050009104A (ko) * 2003-07-15 2005-01-24 현대자동차주식회사 파워스티어링 펌프의 결합구조

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