JPH062850Y2 - 駐車ブレ−キ - Google Patents

駐車ブレ−キ

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JPH062850Y2
JPH062850Y2 JP12453887U JP12453887U JPH062850Y2 JP H062850 Y2 JPH062850 Y2 JP H062850Y2 JP 12453887 U JP12453887 U JP 12453887U JP 12453887 U JP12453887 U JP 12453887U JP H062850 Y2 JPH062850 Y2 JP H062850Y2
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JP
Japan
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link
shock absorber
main body
metal fitting
parking brake
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JP12453887U
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JPS6428354U (ja
Inventor
隆治 江崎
Original Assignee
大同自動車興業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は車輌に装備されている駐車ブレーキの操作部
におけるロック解除時の耐衝撃性を向上させた駐車ブレ
ーキに関するものである。
従来の技術 車輌に装備されている駐車ブレーキの操作部は第6図及
び第7図に示す様な構造を有している。同図において、
(1)は車輌に取付ける本体、(2)は本体(1)の上端部に枢
軸(3)にて揺動自在に取付けた中空の操作レバー、(4)は
操作レバー(2)の上端に回転自在に装着した調整摘み、
(5)(6)は互いに伸縮可能に螺合させた調整軸を調整筒で
操作レバー(2)内に収容し、調整軸(5)の上端を調整摘み
(4)内に挿入し、調整摘み(4)へ軸方向には移動不可能で
一体に回転するように連結し、調整筒(6)を吊設してあ
る。前記調整筒(6)の下端は二股状に形成してある。(7)
はリンクで、上端を調整筒(6)の二股部に挿入して両者
間に止ピン(8)を貫通させて揺動自在に連結してあり、
下端に係止ピン(9)を貫通させてある。上記止ピン(8)は
両端を操作レバー(2)に軸方向に沿って形成した案内溝
(10)から外部に導出させてある。また係止ピン(9)の両
端は本体(1)に上下方向に形成した案内溝(11)から外部
へ導出させてある。(12)は係止金具で、上端をリンク
(7)の下端に重ね合わせ、前記係止ピン(9)に揺動自在に
装着してある。この係止金具(12)には車輌の前後輪をロ
ックするブレーキ本体(図示せず)を動作するためのフ
ロント側ケーブル(13)及びリヤ側ケーブル(14)を釣り合
うように両側に形成してある。(15)はストッパで、一端
を本体(1)に止軸(16)で取付け、中間部を枢軸(3)に取付
けてあり、先端下面に形成したストッパ面(15a)にて操
作レバー(2)を受け止めるようになっている。(17)はサ
ブストッパで、本体(1)に一体に形成してあり、リンク
(7)を受け止めるようになっている。
上記構造の操作部を備えたサイドブレーキは、操作レバ
ー(2)を本体(1)に対して起立させると、調整軸(8)及び
調整筒(6)を介してリンク(7)が引き上げられ、リンク
(7)に保持された係止金具(12)も引き上げられ、当該係
止金具(12)を介して各ケーブル(13)(14)を引張って前後
輪をロックする。操作レバー(2)を倒すと、リンク(7)が
傾いて、リンク(7)の下端が下方に下がり、係止金具(1
2)も下がって各ケーブル(13)(14)が復帰して前後輪のロ
ックが解除される。そして操作レバー(2)がストッパ(1
5)に当るか或いはリンク(7)がサブストッパ(17)に当る
と、操作レバー(2)は停止する。
尚、ケーブル(13)(14)の長さ調整は、調整摘み(4)を回
転させて調整軸(5)と調整筒(6)との長さを調整すること
でなされる。
考案が解決しようとする問題点 上記駐車ブレーキは、ケーブル(13)(14)を介してリンク
(7)や操作レバー(2)等に強い引張力が作用しており、ロ
ック解除時、ケーブル(13)(14)にてリンク(7)が引張ら
れ、リンク(7)がサブストッパ(17)に強い力で当たり、
強い衝撃が作用し、短期間でリンク(7)が損傷するとい
った問題があった。またこの強い衝撃が本体(1)を介し
て車輌に伝達され、近接して設けられている計器類がそ
の衝撃によって誤動作したり、損傷したりすることもあ
った。
問題点を解決するための手段 この考案は駐車ブレーキに設けられているリンクの前面
一部を直交方向に延長形成して当たり面を形成し、本体
の前部上端にコ字形金具を開口側を後方に向けて一体結
合し、クレビスピンを挾む一対の取付金具と、取付金具
に一体に結合され、リンクの当たり面と当接する弾性体
とからなる衝撃吸収体をコ字形金具に収容させ、かつ、
クレビスピンをコ字形金具に貫通させて、衝撃吸収体を
揺動自在に支持させたものである。
作用 この考案は操作レバーをロック解除方向に倒したとき、
リンクの当たり面が衝撃吸収体に当たってストップし、
衝撃吸収体の弾力により衝突時の衝撃が吸収される。ま
た衝撃吸収体を揺動自在に取付けてあるので、ケーブル
の長さ調整に伴ってリンクの傾斜角が変わっても常にリ
ンクの当たり面と衝撃吸収体とが平面で当たることにな
り、衝撃吸収力が安定している。
実施例 以下、この考案の実施例を図面を参照して説明する。
尚、第6図に示す駐車ブレーキと同一構成物には同一符
号を付して説明は省略する。
本考案は、第1図に示すように、リンク(7)の前面一部
を直交方向に延長形成して平板状の当り面(18)を形成
し、本体(1)の上部前端にコ字形金具(19)を一体に取付
け、当該コ字形金具19に衝撃吸収体(20)をリンク(7)の
当たり面(18)と対向させて、揺動自在に装着している。
前記衝撃吸収体(20)は、弾性体(21)と一対の取付金具(2
2)(23)とで構成してある。弾性体(21)はゴム或いはウレ
タン等を素材として段付きのブロックに形成し、後端面
から横溝(24a)と縦溝(24b)とから成るT溝(24)を形成し
てある。一方の取付金具(22)はT溝(24)の縦溝(24b)内
に入る大きさに形成してある。他方の取付金具(23)は前
記縦溝(24b)と同じ高さで、これにより幅広に形成さ
れ、中央部を半長円形に湾曲させ、さらに上下端両側に
弾性体(21)の側面に当たる係止片(25a)(25b)(26a)(26b)
を一体に形成してある。そして前記一対の取付金具(22)
(23)を向い合わせに重ね合わせて弾性体(21)の縦溝(24
b)内に嵌込み、係止片(25a)(25b)(26a)(26b)を弾性体(2
1)の側面に当接させてある。この衝撃吸収体(20)はコ字
形金具(19)内に収容し、コ字形金具(19)に貫通支持され
るクレビスピン(27)を取付金具(22)(23)間に挿通させて
揺動自在に取付ける。(28)(28)はコ字形金具(19)の側面
に設けた規制ストッパで、例えばビスを螺装させてあ
り、衝撃吸収体(20)に当たって、これが一定範囲以上に
揺動しないようにしてある。
上記構造の駐車ブレーキは、ロツク解除時、操作レバー
(2)を倒すと、ケーブル(13)(14)にて係止金具(12)及び
リンク(7)が引張られて、操作レバー(2)及びリンク(7)
が揺動し、リンク(9)の当たり面(18)が弾性体(21)に当
たって停止する。この衝突時、弾性体(21)が撓んで衝撃
を吸収するため、リンク(7)が損傷しないしまた衝撃が
本体(1)から車輌へ伝達されることがない。
また衝撃吸収体(20)はクレビスピン(27)を中心に揺動自
在となっているので、ケーブル(13)(14)の長さ調整に伴
ってリンク(7)の傾斜角度が変わっても、リンク(7)の当
たり面(18)の一部が当たると、衝撃吸収体(20)が揺動
し、前記当たり面(18)と弾性体(21)とが常に平面で当た
ることになり、確実に衝撃を吸収すると共に、弾性体(3
1)に当たり面(18)の角があたらないので、弾性体(21)の
耐久性も長くなる。
第3図は他の実施例を示す図面で、この実施例では、衝
撃吸収体(20)を構成している弾性体(29)を直方体に形成
し、取付金具(22)(23)を一体に溶接結合し、かつ、一方
の取付金具(22)の後面に弾性体(28)を加硫接着等により
一体結合したものである。またこの実施例では規制スト
ッパ(28)(28)が取付金具(23)に当たるようになってい
る。
尚、上記各実施例において、コ字形金具(19)に設けた規
制ストッパ(28)(28)は、側面にビスを螺挿けて設けた
が、第4図に示すように前面からビスを螺挿させて設け
てもよい。また他にコ字形金具(19)にプレス加工にて突
起を設けてこれを規制ストッパとしてもよい。さらに他
に第5図に示すように、コ字形金具(19)の上下端に舌片
(29)(29)を一体に形成し、これを規制ストッパとしても
よい。
考案の効果 この考案によれば、ロック解除時、揺動したリンクは、
衝撃吸収体に当たって、その揺動が吸収されるため、リ
ンクが損傷するようなことがなく、しかもリンクと衝撃
吸収体とはその前面で平面当りとなるため、衝撃吸収体
に編荷重が作用せず、長期に亘って安定した衝撃吸収力
が得られ、安全性が大幅に向上する。また衝撃が本体を
介して車輌に伝達されないので、車輌に設けられた計器
類を損傷する恐れもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る駐車ブレーキの要部断面図、第2
図は衝撃吸収体及びその取付部の分解斜視図、第3図は
他の実施例を示す要部断面図、第4図及び第5図は規制
ストッパの他の実施例を示す断面図、第6図は駐車ブレ
ーキの一例を示す断面図、第7図はその中ブーキの正面
図である。 (1)…本体、(2)…操作レバー、 (7)…リンク、(18)…当り面、 (19)…コ字形金具、(20)…衝撃吸収体、 (21)…弾性体、(22)(23)…取付金具、 (27)…クレビスピン、(28)…規制ストッパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体に操作レバーを揺動自在に装着し、操
    作レバー内に伸縮可能に構成された調整軸と調整筒を吊
    設し、前記調整筒の下端にリンクを揺動自在に取付け、
    リンクの下端を本体に対して上下動可能に支持させ、且
    つリンクの下端に係止金具を介してブレーキ作動用ケー
    ブルを取付けた駐車ブレーキにおいて、リンクの前面一
    部を直交方向に延長形成して当たり面を形成し、本体の
    前部上端にコ字形金具を開口側を後方に向けて一体結合
    し、クレビスピンを挾む一対の取付金具と、取付金具に
    一体に結合され、リンクの当たり面と当接する弾性体と
    からなる衝撃吸収体をコ字形金具に収容させ、かつ、ク
    レビスピンをコ字形金具に貫通させて、衝撃吸収体を揺
    動自在に支持させたことを特徴とする駐車ブレーキ。
JP12453887U 1987-08-13 1987-08-13 駐車ブレ−キ Expired - Lifetime JPH062850Y2 (ja)

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JP12453887U JPH062850Y2 (ja) 1987-08-13 1987-08-13 駐車ブレ−キ

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JP12453887U JPH062850Y2 (ja) 1987-08-13 1987-08-13 駐車ブレ−キ

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Publication Number Publication Date
JPS6428354U JPS6428354U (ja) 1989-02-20
JPH062850Y2 true JPH062850Y2 (ja) 1994-01-26

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