JPH06285085A - 歯の矯正用ブラケット - Google Patents

歯の矯正用ブラケット

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JPH06285085A
JPH06285085A JP9514793A JP9514793A JPH06285085A JP H06285085 A JPH06285085 A JP H06285085A JP 9514793 A JP9514793 A JP 9514793A JP 9514793 A JP9514793 A JP 9514793A JP H06285085 A JPH06285085 A JP H06285085A
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JP
Japan
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wire
bracket
tooth
strut
groove
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JP9514793A
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English (en)
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Masushi Yamaguchi
益司 山口
Hiroyuki Ozawa
浩之 小澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯を一層短期間に矯正しうる歯の矯正用ブラ
ケットを提供すること。 【構成】 ワイヤ(52)を通す溝(54)を有し、歯
に取り付けられる歯の矯正用ブラケット(50)であっ
て、溝(54)の一方側にそれぞれ配置される第1の支
柱(55)および第2の支柱(56)と、溝(54)の
他方側に配置される第3の支柱(58)とを備える。3
つの支柱(55、56、58)は、第1および第2の支
柱によって定められるワイヤの規制面が第3の支柱によ
って定められるワイヤの規制面より大きくなるように形
成され、ワイヤの規制空間の形状は、支柱の伸びる方向
に見て、台形(R)状を呈する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は人の歯の矯正用ブラケッ
トに関し、特に、ワイヤ用の断面が四角形を呈する溝を
有するブラケットであって歯に接着され、前記溝に通し
たワイヤから加わる引張力、圧縮力またはねじり力を歯
に伝え、これによって特に歯並びを矯正するブラケット
に関する。
【0002】
【従来の技術】歯並びの矯正には、図9に示すようなブ
ラケット20が使用されている。ブラケット20は、ワ
イヤ21を通す断面が四角形を呈する溝22を有し、さ
らに、溝22の上方側に配置される2つの支柱23と、
溝22の下方側に配置される2つの支柱24とを有す
る。各支柱は、結紮ワイヤまたはゴムを止めるためのつ
め25を備える。
【0003】また、図10に示すようなブラケット30
も使用される。ブラケット30は、ワイヤ21を通す断
面が四角形を呈する溝32を有し、さらに、溝32の上
方側に配置される1つの支柱33と、溝32の下方側に
配置される1つの支柱34とを有する。各支柱は、結紮
ワイヤまたはゴムを止めるためのつめ35を備える。
【0004】前記ブラケット20(ブラケット30の場
合も実質的に同じ)を用いて歯を矯正しようとすると
き、矯正すべき歯やこの歯に横方向で隣り合って位置す
る歯を含む複数の歯の歯冠にそれぞれブラケット20を
貼り付けると共に、これらブラケット20の溝22にワ
イヤ21を通し、各ブラケット20の4つの支柱に結紮
ワイヤまたはゴム26を掛け渡してつめ25に掛止さ
せ、ブラケット20をワイヤ21に固定する。一方、隣
り合う歯相互間にコイルばねを配置してこれにワイヤ2
1を通したり、隣り合う歯相互間のワイヤ21の部分に
ループや曲げを施したり、さらには、隣り合う歯にそれ
ぞれ貼り付けたブラケット20の支柱間にゴムを掛け渡
したりして、矯正すべき歯に引張力、圧縮力およびねじ
り力のうちの1つまたは複数を加えるようにする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】4つの支柱を備えるブ
ラケット20を用いた矯正では、矯正期間中における歯
のワイヤの伸びる方向への滑りが、ブラケットの4つの
支柱とワイヤとの間の大きな摩擦力によって妨げられる
結果、矯正期間が長引いたり、充分な矯正ができなかっ
たりすることがある。一方、2つの支柱を備えるブラケ
ット30では、図11に示すように、ワイヤ21を仮想
線で示すように動かして歯38を矢印方向へねじろうと
するとき、モーメント不足に起因して歯38のねじりの
制御が不十分となる。
【0006】本発明の目的は、歯を一層短期間に矯正し
うる歯の矯正用ブラケットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段、作用および効果】本発明
は、ワイヤを通す断面が四角形を呈する溝を有し、歯に
取り付けられる歯の矯正用ブラケットであって、前記溝
の一方側にそれぞれ配置される第1の支柱および第2の
支柱と、前記溝の他方側に配置される第3の支柱とを備
える。前記3つの支柱は、前記第1の支柱および第2の
支柱によって定められる前記ワイヤに対する規制面が前
記第3の支柱によって定められる前記ワイヤに対する規
制面より大きくなるように形成されている。したがっ
て、ワイヤとブラケットとが結紮されたときのブラケッ
トによるワイヤの規制空間の形状は、支柱の伸びる方向
に見たとき、台形状を呈することとなる。
【0008】ブラケットを歯に貼り付け、ワイヤを溝に
通すと、ワイヤの両側にある3つの支柱がワイヤに接触
し、摩擦力が発生する。
【0009】4つの支柱を備える従来のものでは、ワイ
ヤとブラケットとが結紮されたときのブラケットによる
ワイヤの規制空間の形状は、支柱の伸びる方向に見たと
き、長方形状を呈していたのに対し、本発明のブラケッ
トでは、支柱が3つであることから、規制空間の形状は
台形状を呈する。その結果、第3の支柱の、ワイヤの伸
びる方向におけるワイヤとの接触長さを、第1の支柱お
よび第2の支柱の、ワイヤの伸びる方向におけるワイヤ
との接触長さより小さくすることができ、結局、4つの
支柱を備える従来のブラケットよりも3つの支柱のワイ
ヤとの接触面積が小さくなる。これにより、ブラケット
とワイヤとの間に適度な摩擦力を付与できることとな
り、矯正期間中、ワイヤの伸びる方向へ歯をより円滑に
滑らせることができ、歯を短期間に矯正できる。また、
支柱が3つであることから、ブラケットの面積をより小
さく審美的にでき、簡潔ゆえに口腔粘膜への物理的な刺
激も小さくすることができる。
【0010】ブラケットの支柱が3つであり、これら3
つの支柱によって形成される規制空間の支柱の伸びる方
向へ見た形状が台形状であるため、ワイヤによるねじり
力を3つの支柱を介して歯に付与できる。さらに、横方
向で隣り合う歯相互間にコイルばねを配置したり、隣り
合う歯相互間のワイヤの部分にループや曲げを施した
り、隣り合う歯にそれぞれ貼り付けたブラケットの支柱
間にゴムを掛け渡したりすることにより、引張力や圧縮
力を歯に付与できる。したがって、従来の4つの支柱を
備えるブラケットと同様の機能を、従来使用している器
具そのものにより達成することができる。
【0011】前記3つの支柱のワイヤに接する面は、歯
の移動計画により、ワイヤに向けて凸となった曲面また
は平面を選択することができる。
【0012】矯正すべき歯によっては、支柱のワイヤに
対する面を曲面として接触面積を小さくしたり、逆に、
支柱のワイヤに対する面を平面として接触面積を大きく
したりする。この場合、たとえば曲面に関してみると、
3つの支柱のワイヤに対する面を曲面とするか、2つの
支柱の面を曲面とし、1つの支柱の面を平面またはそれ
以外の形状の面とするか、1つの支柱の面を曲面とし、
2つの支柱の面を平面またはそれ以外の形状の面とする
かなどの選択肢があるため、広い範囲にわたる接触面積
のなかから適切な接触面積を有するブラケットを選定す
ることができる。これにより、ブラケットとワイヤとの
間の摩擦力を適切に定めることができる。
【0013】1つの態様では、歯に取り付けられる前記
ブラケットの面は、歯の歯冠に適合する曲面を有し、前
記面を歯に取り付けたとき、第1の支柱および第2の支
柱がワイヤの上方側となり、第3の支柱がワイヤの下方
側となる。別の態様では、歯に取り付けられる前記ブラ
ケットの面は、歯の歯冠に適合する曲面を有し、前記面
を歯に取り付けたとき、第1の支柱および第2の支柱が
ワイヤの下方側となり、第3の支柱がワイヤの上方側と
なる。
【0014】歯の歯冠の曲率半径は、歯茎に近い部分で
小さく、噛み合い面に近い部分で大きい。したがって、
歯に取り付けられるブラケットの面を歯冠に適合する曲
面とすれば、ブラケットをがたつきなく歯冠に取り付け
ることができる。そして、2つの態様のものを使い分け
ることにより、1つの歯に取り付けるブラケットに対
し、横方向で隣り合う歯に取り付けるべきブラケットの
天地を逆にして、すなわち1つの歯では、第1の支柱お
よび第2の支柱がワイヤの上方側となり、第3の支柱が
ワイヤの下方側となるのに対し、隣り合う歯では、第1
の支柱および第2の支柱がワイヤの下方側となり、第3
の支柱がワイヤの上方側となるようにして複数のブラケ
ットを配列できる。これにより、歯に加えるべき引張
力、圧縮力またはねじり力のような矯正力を変化させる
ことができる。
【0015】
【実施例】歯に取り付けられ、歯を矯正するブラケット
50は、図1および図2に示すように、ワイヤ52を通
す溝54を有するもので、溝54の一方側にそれぞれ配
置される第1の支柱55および第2の支柱56と、溝5
4の他方側に配置される第3の支柱58とを備える。
【0016】ワイヤ52は、従来のワイヤ21と同じ
く、国際規格によって定められた材質と寸法とを有する
もので、図示した四角形の断面を呈するものの外、円形
の断面を呈するものが使用される。ワイヤ52は、ブラ
ケット50の断面が四角形を呈する溝54に通され、主
として第1の支柱55、第2の支柱56および第3の支
柱58と接触して摩擦力を発現する。現在、国際規格に
よって定められた溝54の寸法は、0.018インチ×0.025インチ
(0.46mm ×0.64mm) 、または0.022インチ×0.028インチ(0.56m
m ×0.71mm) の2種である。
【0017】図示の実施例では、ブラケット50は、そ
れぞれ同じ寸法であり、同じ形状をした第1の支柱55
および第2の支柱56と、これら支柱と同じ寸法、同じ
形状であるが溝54に対する向きを逆にした第3の支柱
58とを基部60から突出した形態であり、第1の支柱
55および第2支柱56と、第3の支柱58との間のす
きまが溝54となっている。第1の支柱55および第2
の支柱56は、図9に示した4つの支柱を有するブラケ
ットの支柱23と同じ形状、突出高さとすることがで
き、また、第3の支柱58は、図9に示した4つの支柱
を有するブラケットの支柱24と同じ形状、突出高さと
することができる。しかし、3つの支柱55、56、5
8相互の関係は、後述する条件にのみ拘束される。ブラ
ケット50は、ステンレススチール、瀬戸物、プラスチ
ック、キャスタブルセラミックその他の材料によって一
体成形により形成する外、基部60と支柱55、56、
58を別々に成形した後、ろう付けして形成することが
できる。
【0018】ブラケット50の3つの支柱55、56、
58は、第1の支柱55および第2の支柱56によって
定められるワイヤ52に対する規制面が第3の支柱58
によって定められるワイヤ52に対する規制面より大き
くなるように形成する。換言すると、3つの支柱それぞ
れの中心を結んで得られる三角形が直角三角形または鋭
角三角形となり、かつ、第3の支柱58のワイヤ52の
伸びる方向におけるワイヤ52との接触長さが、第1の
支柱55および第2の支柱56のワイヤ52の伸びる方
向におけるワイヤ52との接触長さより小さくなるよう
に形成する。その結果、ワイヤの規制空間の形状は、支
柱の伸びる方向に見て、すなわち図1において台形R状
を呈する。
【0019】図示の実施例では、3つの支柱55、5
6、58それぞれのつめ57を除いた角柱部分の中心を
結んで得られる三角形Tは鋭角三角形であり、第3の支
柱58のワイヤ52との接触長さL1が第1の支柱55お
よび第2の支柱56のワイヤ52との接触長さ 2L2より
小さい。一方、ワイヤの規制空間の形状は、図1にハッ
チングで示した台形Rである。後述する効果を最大限に
発揮するためには、3つの支柱55、56、58それぞ
れの中心を結んで得られる三角形が鋭角三角形となるよ
うに、3つの支柱55、56、58を配置することが好
ましい。
【0020】第1の支柱55と第2の支柱56との間の
距離や、第1の支柱55および第2の支柱56に対する
第3の支柱58の位置は、前記条件を満たす限り、歯の
大小、加えるべき矯正力の種類、矯正力の方向などを勘
案して定めることができる。
【0021】図3のaに示すように、3つの支柱55、
56、58のうち少なくとも1つの支柱のワイヤ52に
対する面は、ワイヤ52に向けて凸となった曲面62と
することができる。曲面62は円筒面または球面であ
る。曲面62によれば、接触面積が小さいため、ワイヤ
52との間に生ずる摩擦力を小さくすることができる。
【0022】また、図3のbに示すように、3つの支柱
55、56、58のうち少なくとも1つの支柱のワイヤ
52に対する面は、平面64とすることができる。平面
64によれば、接触面積が大きいため、ワイヤ52との
間に生ずる摩擦力を大きくすることができる。
【0023】図2に示すように、歯に取り付けられるブ
ラケット50の面66は、前記歯の歯冠に適合する曲面
を有する。そして、3つの支柱55、56、58は、面
66を歯に取り付けたとき、第1の支柱55と第2の支
柱56とがワイヤ52の上方側となり、第3の支柱58
がワイヤ52の下方側となるように配置されている。こ
れとは逆に、歯の歯冠に適合するブラケットの面を歯に
取り付けたとき、第1の支柱と第2の支柱とがワイヤの
下方側となり、第3の支柱がワイヤの上方側となるよう
に3つの支柱を配置することができる。
【0024】歯を矯正すべきとき、ブラケット50を、
図4ないし図6に示すように、矯正すべき歯およびこの
歯に隣り合う歯、その他の歯を含む複数の歯70それぞ
れの歯冠71に裏の面66で貼り付け、ワイヤ52を各
ブラケット50の溝に順次通し、ワイヤ52の端部をト
ンネル型のブラケット72に通して折り曲げ、ワイヤ5
2を固定する。一方、各ブラケット50の第1の支柱5
5と第2の支柱56と第3の支柱58とに結紮ワイヤま
たはゴム73を掛け渡し、つめに掛止させてブラケット
50をワイヤ52に固定する。
【0025】ブラケットを歯に取り付けるとき、図6に
示すように、1つの歯74に取り付けたブラケット50
に対し、隣りの歯76では、第1の支柱および第2の支
柱と第3の支柱とを、ブラケット50のそれとは逆に配
置したブラケット78を取り付けることもある。また、
隣り合う歯相互間にコイルばね80を配置し、これにワ
イヤ52を通して保持したり、ワイヤ52に折り曲げ部
分53を形成したり、ワイヤ52にループ(図示せず)
を形成したり、さらには、隣り合う歯にそれぞれ貼り付
けたブラケットの支柱間にゴム82を掛け渡したりし
て、矯正すべき歯に引張力、圧縮力およびねじり力のう
ちの1つまたは複数を矯正力として加え、歯を矯正す
る。
【0026】図7に示すように、ワイヤ52を矢印方向
へ曲げようとするとき、第1の支柱55および第2の支
柱56のうち左に位置する支柱55が支点Sとなり、第
3の支柱58が作用点Aとなる。これに対し、従来の4
つの支柱を有するブラケットでは、支点Sは同じである
が、作用点A′は、ワイヤ52の下方側に位置する2つ
の支柱24のうち右に位置するものとなる。いま、ワイ
ヤ52に加える力および力の加わる点を一定に保つとす
れば、本発明に従うブラケットでは、4つの支柱を有す
るブラケットに比べて、作用点Aが支点Sの近くにある
ことにより、作用点Aに加わる力が大きくなる。これ
は、より大きな矯正力を発現できることを意味する。
【0027】図8に示すように、3つの支柱55、5
6、58を備えるブラケット50および4つの支柱2
3、24を備えるブラケット20それぞれの規制空間、
すなわち実質的な摩擦力の及ぶ範囲は、斜線で示したよ
うになる。いま、隣り合うブラケット間の距離Dを一定
に保つとすれば、本発明の場合には、2つのブラケット
50間に有効距離d1が生ずる。これに対し、従来の場合
には、2つのブラケット20間に有効距離d2が生じ、こ
れはd1より小さい。矯正に用いられるステンレススチー
ルのワイヤは固有の弾性限度をもち、これを越えると永
久変形して矯正力を発揮しなくなるため、ワイヤを弾性
限度内で使用する必要があるところ、2点間のワイヤの
距離が長いほど永久変形するまでの変位量が長くなり、
弾性域での使用範囲が広がる。したがって、歯の矯正の
場合のように、隣り合うブラケット間に数ミリ程度の間
隔が存在するとき、隣り合うブラケット間の有効距離を
わずか1mm でも伸ばすことができれば、ワイヤの弾性域
での使用範囲を広げることができ、より大きな変位をワ
イヤに付与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る歯の矯正用ブラケットの実施例の
正面図である。
【図2】図1の2−2線に沿って切断した断面図であ
る。
【図3】本発明に係る歯の矯正用ブラケットに設ける支
柱のワイヤに対する面を示す断面図で、a、bは異なる
実施例を示している。
【図4】本発明に係る歯の矯正用ブラケットを歯の歯冠
に取り付けた状態を示す正面図である。
【図5】本発明に係る歯の矯正用ブラケットを複数の歯
の歯冠に取り付け、矯正状態とした平面図である。
【図6】本発明に係る歯の矯正用ブラケットを隣り合う
2つの歯の歯冠に取り付けた状態を示す正面図である。
【図7】本発明に係る歯の矯正用ブラケットの作用、効
果を示す模式図である。
【図8】本発明に係る歯の矯正用ブラケットの別の作
用、効果を、従来の歯の矯正用ブラケットと比較して示
す模式図で、aは本発明に係るもの、bは従来のものを
示している。
【図9】従来の歯の矯正用ブラケットの正面図である。
【図10】従来の歯の矯正用ブラケットの別のものの正
面図である。
【図11】図10に示したブラケットを用いて歯にねじ
り力を加える様子を示す模式図である。
【符号の説明】
50、78 ブラケット 52 ワイヤ 54 溝 55 第1の支柱 56 第2の支柱 57 つめ 58 第3の支柱 60 基部 66 面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤを通す断面が四角形を呈する溝を
    有し、歯に取り付けられる歯の矯正用ブラケットであっ
    て、前記溝の一方側にそれぞれ配置される第1の支柱お
    よび第2の支柱と、前記溝の他方側に配置される第3の
    支柱とを備え、前記3つの支柱は、前記第1の支柱およ
    び第2の支柱によって定められる前記ワイヤに対する規
    制面が前記第3の支柱によって定められる前記ワイヤに
    対する規制面より大きくなるように形成された、歯の矯
    正用ブラケット。
  2. 【請求項2】 前記3つの支柱の前記ワイヤと接する面
    は、平面または前記ワイヤに向けて凸となった曲面であ
    る、請求項1に記載の歯の矯正用ブラケット。
  3. 【請求項3】 歯に取り付けられる前記ブラケットの面
    は、前記歯の歯冠に適合する曲面を有し、前記面を歯に
    取り付けたとき、前記第1の支柱および第2の支柱が前
    記ワイヤの上方側となり、前記第3の支柱が前記ワイヤ
    の下方側となる、請求項1に記載の歯の矯正用ブラケッ
    ト。
  4. 【請求項4】 歯に取り付けられる前記ブラケットの面
    は、前記歯の歯冠に適合する曲面を有し、前記面を歯に
    取り付けたとき、前記第1の支柱および第2の支柱が前
    記ワイヤの下方側となり、前記第3の支柱が前記ワイヤ
    の上方側となる、請求項1に記載の歯の矯正用ブラケッ
    ト。
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