JPH06284856A - 物品の凍結装置 - Google Patents

物品の凍結装置

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Publication number
JPH06284856A
JPH06284856A JP14285292A JP14285292A JPH06284856A JP H06284856 A JPH06284856 A JP H06284856A JP 14285292 A JP14285292 A JP 14285292A JP 14285292 A JP14285292 A JP 14285292A JP H06284856 A JPH06284856 A JP H06284856A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frozen
liquefied gas
temperature liquefied
low temperature
low
Prior art date
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Pending
Application number
JP14285292A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Takaike
明 高池
Katsutaka Okamori
克高 岡森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
Original Assignee
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Oxygen Co Ltd, Nippon Sanso Corp filed Critical Japan Oxygen Co Ltd
Priority to JP14285292A priority Critical patent/JPH06284856A/ja
Publication of JPH06284856A publication Critical patent/JPH06284856A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被凍結物を効率よく低温液化ガスに接触させ
て凍結することができ、低温液化ガスのロスも低減でき
る物品の凍結装置を提供する。 【構成】 低温液化ガスが流れる流路を形成する樋12
の上流に被凍結物Aの投入部を設けるとともに、該樋1
2の終端に凍結物と低温液化ガスとを分離する凍結物分
離部13を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品の凍結装置に関
し、詳しくは、海老等の小形の被凍結物を、低温液化ガ
スを用いて連続的に凍結する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、各種物品、例えば海老等の食
品を低温液化ガスに浸漬して凍結することが行われてい
る。
【0003】図3は、従来の凍結装置の一例を示すもの
で、低温液化ガス、例えば液体窒素を貯留する貯槽1内
に、コンベア2の一部を浸漬させたものである。貯槽1
内に投入された被凍結物3は、低温液化ガスに接触して
凍結し、コンベア2によって貯槽1外に取り出され、凍
結物収納箱4内に落下して採取される。なお、貯槽1に
は、貯槽1内に低温液化ガスを供給するための低温液化
ガス供給管5が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述の凍結装
置では、凍結物を取り出すコンベアの一部が大気に触れ
ているために熱侵入が大きく、低温液化ガスの気化量が
多くなり、低温液化ガスのロスが大きくなる。また、被
凍結物がコンベアに付着してしまい容易に剥離せず、凍
結物の採取が困難になるなどの不都合があった。
【0005】そこで本発明は、被凍結物を効率よく低温
液化ガスに接触させて凍結することができ、低温液化ガ
スのロスも低減できる物品の凍結装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明の物品の凍結装置は、低温液化ガス流路の
上流に被凍結物の投入部を設けるとともに、該低温液化
ガス流路の終端に凍結物と低温液化ガスとの分離部を設
けたことを特徴としている。
【0007】さらに、前記低温液化ガス流路の被凍結物
の投入部を深く形成したことを特徴とするものである。
【0008】
【作 用】上記構成によれば、低温液化ガス流路を流れ
る低温液化ガス中に投下された被凍結物は、低温液化ガ
スに接触して凍結するとともに液流れによって搬送さ
れ、終端の分離部で低温液化ガスから分離して採取され
る。
【0009】また、低温液化ガス流路の被凍結部の投入
部に対応する部分を深く形成することにより、投下され
た被凍結物が流路の底面に付着することを防止できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の凍結装置を、図面に示す一実
施例に基づいて、さらに詳細に説明する。
【0011】まず、図1に示す凍結装置は、低温液化ガ
ス供給管11から供給される低温液化ガス、例えば液体
窒素の流路を形成する樋12と、該樋12の終端に設け
られた凍結物分離部13と、該凍結物分離部13で分離
した低温液化ガスを回収する液回収容器14と、凍結物
を入れる凍結物容器15とを有するものである。
【0012】上記樋12の形状は、図に示す断面角型の
他、断面が半円形のもの等、任意に設定することができ
るが、低温液化ガス供給管11から供給する低温液化ガ
ス量との関連で、被凍結物Aと低温液化ガスとを十分に
接触させることができる液深を形成できる形状で、かつ
被凍結物を確実に凍結することができる流路長さに形成
する。
【0013】また、上記凍結物分離部13は、多数の細
い棒を液の流れ方向に略平行に配列したもので、各棒の
間隔は凍結物の大きさよりも狭く設定されている。な
お、多数の細い棒に代えて網状の分離手段を用いること
もできるが、このように多数の細い棒を流れ方向に配列
することにより、分離部での凍結物の引っ掛かりを防止
することができる。
【0014】被凍結物Aは、前記樋12の上流に設けら
れた投入部から低温液化ガス中に投入される。このと
き、常温の被凍結物は低温液化ガスに接触して急冷さ
れ、低温液化ガスは激しく蒸発して白煙をあげる。被凍
結物Aは、冷却されながら一旦液中に沈み、ある程度冷
却されると液面上に浮上し、低温液化ガスの流れに伴わ
れて下流に流れ、樋12の終端で前記凍結物分離部13
に至る。
【0015】凍結物分離部13において、低温液化ガス
は、前記細い棒の間から液回収容器14内に流下し、凍
結物Bは細い棒の上を滑って凍結物容器15内に落下す
る。液回収容器14内の低温液化ガスは、図示しない配
管で回収されて再使用され、凍結物容器15は、凍結物
Bが溜まったら適宜交換される。
【0016】なお、被凍結物Aの投入部には、被凍結物
を搬送するコンベア等の適宜な搬送手段を設けることが
でき、また、凍結物分離部13には、前記凍結物容器1
5に代えて凍結物を搬送する適宜な搬送手段を設置して
もよい。
【0017】図2に示す凍結装置は、上記実施例装置に
おいて、低温液化ガスの流路を形成する樋12の被凍結
物Aの投入部に深溝部12aを形成したものである。
【0018】このように深溝部12aを形成することに
より、前述のように投入後に一旦液中に沈む被凍結物A
は深溝部12aの底面に接触することなく浮上するか、
あるいは十分に冷却された後に底面に達するので、冷却
不十分のまま樋12の底面に接触して、そのまま底面に
付着することを防止できる。
【0019】また、投入部のみに深溝部12aを形成す
ることにより、樋全体を深く形成する場合に比べて必要
な液量を低減することができる。この深溝部12aの深
さや長さは、被冷凍物の沈む深さ,冷却速度,浮上速
度,液流量等に応じて適宜に設定すればよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の物品の凍
結装置は、低温液化ガスが流れる流路の上流に被凍結物
の投入部を、下流の流路終端に凍結物の分離部を設けた
から、被凍結物を効率よく低温液化ガスに接触させて凍
結することができる。また、熱侵入も低く抑えられるの
で、低温液化ガスの気化ロスも低減できる。
【0021】さらに、被凍結物の投入部に対応する流路
部分を深くすることにより、十分に冷却されていない被
凍結物が流路底面に接触して付着するのを防止でき、被
凍結物を全て凍結して採取することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す凍結装置の斜視図で
ある。
【図2】 本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図3】 従来の凍結装置の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
11…低温液化ガス供給管 12…樋 12a
…深溝部 13…凍結物分離部 14…液回収容器 15
…凍結物容器 A…被凍結物 B…凍結物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低温液化ガス流路の上流に被凍結物の投
    入部を設けるとともに、該低温液化ガス流路の終端に凍
    結物と低温液化ガスとの分離部を設けたことを特徴とす
    る物品の凍結装置。
  2. 【請求項2】 前記低温液化ガス流路は、前記被凍結物
    の投入部が深く形成されていることを特徴とする請求項
    1記載の物品の凍結装置。
JP14285292A 1992-06-03 1992-06-03 物品の凍結装置 Pending JPH06284856A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14285292A JPH06284856A (ja) 1992-06-03 1992-06-03 物品の凍結装置

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JP14285292A JPH06284856A (ja) 1992-06-03 1992-06-03 物品の凍結装置

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JPH06284856A true JPH06284856A (ja) 1994-10-11

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ID=15325122

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JP14285292A Pending JPH06284856A (ja) 1992-06-03 1992-06-03 物品の凍結装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58193679A (ja) * 1982-05-06 1983-11-11 Mayekawa Mfg Co Ltd 浸漬凍結方法及びその装置
JPH01260276A (ja) * 1988-04-11 1989-10-17 Keisuke Matsuyama 冷凍装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58193679A (ja) * 1982-05-06 1983-11-11 Mayekawa Mfg Co Ltd 浸漬凍結方法及びその装置
JPH01260276A (ja) * 1988-04-11 1989-10-17 Keisuke Matsuyama 冷凍装置

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