JPH0628450A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0628450A
JPH0628450A JP4180980A JP18098092A JPH0628450A JP H0628450 A JPH0628450 A JP H0628450A JP 4180980 A JP4180980 A JP 4180980A JP 18098092 A JP18098092 A JP 18098092A JP H0628450 A JPH0628450 A JP H0628450A
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JP
Japan
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curvature
image
dimensional image
thickness
dimensional
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JP4180980A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Ishigami
英俊 石神
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 三次元画像上に物体と共にその表面の曲率及
び/又は物体各部の厚みの表示をなし得る画像処理装置
の提供。 【構成】 2次元スライスデータにより得られる三次元
データ21は三次元画像作成手段22により三次元画像
23とされる。一方、三次元データ21から曲率計算手
段24により後述する方法によって曲率が算出され、そ
の曲率を曲率表示手段25により三次元画像23と対応
づけて表現し、表示装置26で曲率を表示した三次元画
像27として表示される。曲率は表示領域について計算
される。また、どの表示領域の曲率を計算するかは指定
手段としてのポインティングデバイスによって行う。曲
率表示手段25は、曲率と色彩、等曲率線、或いは計算
された曲率の値を対応させて、表示すよう構成すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理装置に関し、
特に、三次元画像上の物体の曲率及び物体各部の厚み表
示に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の手術計画では、X線撮影写真に基
づく紙上計画が行われてきた。また、近年では三次元画
像処理技術による手術計画、シミュレーションシステム
が開発されている。
【0003】従来の三次元画像処理技術による手術計画
システムでは、3次元画像上で骨の切断・移動をシミュ
レーションできる。また、骨の厚みはX線撮影写真によ
るか、CTによる断層像を用いていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た手術計画のシミュレーションに用いる医用画像処理装
置では、物体表面の曲率を表示するものがなく、表示さ
れた三次元画像の表面の明るさの変化を目で見て推測し
ている。そして、手術計画では骨をどのように切断すれ
ばよいかについては、表示された医師が視認により判断
している。従って、例えば、曲率を有する頭蓋骨のよう
に変形が複雑な場合などは骨をどのように切断し、どの
ように移動させるかについて、試行錯誤を繰返す必要が
あるという問題点があった。
【0005】また、骨の厚みについては、X線撮影写真
は骨の厚い部分ほど白くみえるので画像の部分部分の明
るさから骨の厚みを推計しているが、透過像であるため
骨の厚みが明確に把握できず、CTによる断層像は断層
像上での骨の厚みは把握できるが、体軸方向の厚みの変
化の把握を行うためには医師が多数枚の断層像を順次観
察して調べ骨の厚みの分布をイメージしなければならな
いという問題点があり、三次元画像処理では骨の表面の
表示は得られるが厚みが判らないので、切削機能を用い
て少しずつ切削して厚みを把握しなければならないとい
う欠点があった。
【0006】本発明は上記問題点及び欠点に鑑みてなさ
れたものであり、三次元画像上に物体と共にその表面の
曲率及び/又は物体各部の厚みの表示をなし得る画像処
理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の第1の画像処理装置は、三次元データから
三次元画像を作成する三次元画像作成手段と、三次元画
像を表示する表示装置と、を有する画像処理装置におい
て、三次元画像の希望する部分を指定部分として指定す
る指定手段と、三次元データから三次元画像の指定部分
の表面領域の曲率を計算する曲率計算手段と、曲率計算
手段による計算結果を表面領域と対応させて三次元画像
と共に表示装置に表示する表示手段、とを有することを
特徴とする。また、上記、第1の画像処理装置におい
て、表示手段が計算結果と色彩を対応づけ、曲率に対応
した色彩を指定部分と対応させて三次元画像と共に表示
装置に表示してもよく、表示手段が計算結果と等曲率線
を対応づけて表面領域の曲率に対応した等曲率線を表面
領域と対応させて三次元画像と共に表示装置に表示して
もよい。
【0008】また、本発明の第2の画像処理装置は、三
次元データから三次元画像を作成する三次元画像作成手
段と、三次元画像を表示する表示装置と、を有する画像
処理装置において、三次元画像の希望する部分を指定部
分として指定する指定手段と、三次元データから三次元
画像の指定部分の厚みを計算する厚み計算手段と、厚み
計算手段による計算結果を指定部分と対応させて三次元
画像と共に表示装置に表示する表示手段、とを有するこ
とを特徴とする。また、上記第2の画像処理装置におい
て、表示手段が計算結果と色彩を対応づけ、厚みに対応
した色彩を指定部分と対応させて三次元画像と共に表示
装置に表示してもよく、表示手段が計算結果と等厚み線
を対応づけ、厚みに対応した等厚み線を指定部分と対応
させて三次元画像と共に表示装置に表示してもよい。
【0009】なお、上記第1または第2の画像処理装置
において、表示手段が計算結果を数値として指定部分と
対応させて三次元画像と共に表示装置に表示することも
できる。
【0010】
【作用】上記構成により本発明の第1の画像処理装置
は、指定手段により三次元画像の希望する部分を指定部
分として指定し、曲率計算手段により三次元データから
三次元画像の指定部分の表面領域の曲率を計算する。そ
して、表示手段により曲率計算手段による計算結果を表
面領域と対応させて三次元画像と共に表示装置に表示す
る。
【0011】また、本発明の第2の画像処理装置は、指
定手段により三次元画像の希望する部分を指定部分とし
て指定し、厚み計算手段により三次元データから三次元
画像の指定部分の厚みを計算する。そして、表示手段に
より厚み計算手段による計算結果を指定部分と対応させ
て三次元画像と共に表示装置に表示する。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の画像処理装置の一実施例の
ハードウエア構成を示すブロック図である。図1におい
て、1は画像処理装置全体であり、2は画像処理装置全
体の制御を行う制御部としてのCPU、3は画像処理装
置1の操作に必要なコマンド等を入力するキーボード、
4は指定手段としての、表示された三次元画像の特定の
位置を指定することによりその位置、方向及び移動量
(距離)を入力することの出来る、例えばマウスのよう
な、ポインティングデバイス、5は内部メモリ、6は画
像記憶装置、7は表示装置としてのディスプレイであ
る。以下、三次元画像処理による手術計画シミュレーシ
ョンにおける、頭蓋骨の曲率表示を実施例1として物体
表面の曲率表示について述べ、骨の厚み表示を実施例2
として物体各部の厚みの表示について述べる。
【0013】<実施例1> ・図2は、本発明の第1の画像処理装置の処理の流れを
示すブロック図であり、図3は手術計画シミュレーショ
ンにおける術前(図3A)、術後(図3B)の三次元シ
ミュレーション画像の例であり、図3Bは頭蓋骨を図3
Aのような部分a〜jに切抜き、入替えて頭の形を整え
た例である。
【0014】・図2において、画像記憶装置6に格納さ
れている2次元スライスデータから得られる三次元デー
タ21(後述)は三次元画像作成手段22により三次元
画像23とされる。一方、三次元データ21から曲率計
算手段24により後述する方法によって曲率が算出さ
れ、その曲率を曲率表示手段25により三次元画像23
と対応づけて表現し、表示装置26により曲率を表示し
た三次元画像27として表示される。
【0015】曲率は図に示す表示領域a〜jの全て或い
は一部について計算される。また、どの表示領域(或い
は全部)の曲率を計算するかは指定手段としてのマウス
4によって行う。また、曲率表示手段25は、曲率と色
彩を(例えば、曲率→小なら色彩→薄い、曲率→大なら
色彩→濃い、或いは曲率→小なら色彩→寒色、曲率→大
なら色彩→暖色、といったように)対応させて、指定し
た表示領域をカラー表示するための処理を行う。なお、
実施例では曲率表示手段25は曲率と色彩とを対応させ
ているが、曲率表示手段25が曲率と等曲率線を対応づ
けて、指定された表面領域の曲率に対応した等曲率線を
表面領域と対応させて表示するようにしてもよいし、計
算された曲率の値を数値として指定部分と対応させても
よい。
【0016】以下、図2に示した3次元データ21、三
次元画像作成手段22、曲率計算手段24について詳述
する。
【0017】1.三次元データ ・例えば、医用画像データ収集装置としてのCT装置、
MR装置、NM装置(SPECT)などで得られた断面画像
(二次元画像)を多数枚積み重ねれば三次元データにな
る。三次元データをそのまま処理することは多量のメモ
リを必要とするので、事前に関心領域(ROI)であれ
ば’1’、それ以外であれば’0’というように2値デ
ータに変換しておくことがある。X線CTデータで関心
領域として骨を対象にする場合はボクセル値が、例え
ば、200以上のボクセルが骨を表していると考えれば
よい。なお、本発明では三次元データが多値データであ
るか2値データであるかは問題としない。
【0018】2.三次元画像作成手段 ・三次元画像を作成する方法としては幾つかの方法があ
るが、そのうちの一つである本実施例で用いる「深さ画
像」による方法について述べる。
【0019】・本方法は大きく分けて次の2つの段階か
らなる。
【0020】(1) 2値化3次元データ(上記1参
照)を基に「深さ画像」を作成する。なお、深さ画像と
は、図4に示すように二次元画像で各画素Zp,q ,Zr,
s ,Zt,u が投影面41から人体(関心領域)42まで
の距離になっているような画像をいう。
【0021】(2) 「深さ画像」に「陰影づけ」を行
って、三次元画像を得る。
【0022】2−1.深さ画像の作成方法 ・深さ画像は空間的には投影面41に存在することにな
る。図5は深さ画像の作成方法の流れを示すフローチャ
ートである。以下、図5により深さ画像の作成方法を述
べる。
【0023】[ステップ60] X軸方向の初期設定 ・深さ画像の画素値を求めるために、先ず、画素の三次
元空間での座標を求め「サンプリング点」の初期座標と
し、カウンタをクリアしカウンタ値をゼロとする。
【0024】[ステップ61] ・サンプリング回数が最大サンプリング回数(N)かど
うかを判定し、最大サンプリング回数が(N)の場合
(即ち、最後のサンプリングの場合)は、ステップ64
〜66を実行する。そうでない場合はステップ62、6
3を実行する。
【0025】[ステップ62、63] ・ボクセル値が’1’か否かを判定し’1’の時はルー
プを脱出しステップ65を実行する(ステップ6
2)。’1’でない場合はカウンタに1を加えてカウン
タを進め、サンプリング点を投影面41(図4)に垂直
な方向に微小量進め、ステップ61に戻る(ステップ6
3)。
【0026】[ステップ64〜66] ・ボクセル値が’1’か否かを判定し(ステップ6
4)、’1’の場合はカウンタ値を画素値とし(ステッ
プ65)、’1’でない場合は予め定めた「背景値」を
画素値とする(ステップ66)。なお、背景値とは無限
遠を表す値を意味する。
【0027】[ステップ67] X軸方向の画素の終了
判定 ・X軸方向の画素が終了したか否かを判定し、終了した
場合はステップ68を実行し、終了していない場合はス
テップ60に戻りx方向の次の画素値を求めるために、
処理を繰返す。
【0028】[ステップ68] Y軸方向の画素の終了
判定 ・Y軸方向の画素が終了したか否かを判定し、終了して
いない場合はY方向の次のラインに進み、Y方向の次の
ラインの(X軸方向の)先頭の画素値を求めるために、
ステップ60に戻り処理を繰返す。
【0029】2−2.陰影づけの方法 ・図6は深さ画像の陰影づけの方法の説明図である。以
下、深さ画像61の作成方法を述べる。
【0030】・先ず、次の式1〜4による画素値の計算
を深さ画像のX方向の画素数だけ繰返し、次に、深さ画
像のY方向画素数だけ繰返す。
【0031】
【数1】(式1) gi=−2d(i-2,j )−d(i-1,j
)+d(i+1,j )+2d(i+2,j)
【数2】(式2) gj=−2d(i,j-2 )−d(i,j-1
)+d(i,j+1 )+2d(i,j+2) (式3) gk =−1 ・ここで、ベクトルg=(gi ,gj ,gk )を正規化
し、ベクトルnとする(但し、g,nはベクトル量、g
i ,gj ,gk はスカラー量である)。
【0032】
【数3】(式4) 画素値=(1−c)d(i,j )+c
(l・n)P ・・但し、lは物体を照す視線45(図4参照)の方向
を示すベクトルであり、c,pは三次元画像の画質を調
整するパラメータであり、実施例ではパラメータ値とし
てc=0.5 ,p=0.5 を用いる。
【0033】3.曲率計算手段 ・先ず、上述した方法により「深さ画像」61を求め、
次に、深さ画像61を基に「曲率画像」を求める。
【0034】・曲率画像は、下記の式5,6による、座
標(i,j)に関する曲率の計算を深さ画像のX方向の
画素数だけ繰返し、次に、深さ画像のY方向画素数だけ
繰返す。
【0035】[曲率の計算方法] ・球面の方程式は、中心(X,Y,Z)、半径Rの4つ
の未知数があるから、深さ画像のある座標(i,j)に
関する曲率は、d(i,j)の他にもう3点あれば
(X,Y,Z,R)が求められることになる。深さ画像
のある物体表面の三次元座標(x,y,z)は、(x,
y,z)=(i,j,d(i,j))となる。
【0036】・座標(i,j)とその近傍の3点の三次
元座標を、(xi ,yi ,zi ) 1≦i≦4 とする
と、この4点を通る球面は、
【数4】(式5) (x−X)2 +(y−Y)2 +(z
−Z)2 =r2 における中心座標(X,Y,Z)は次の式6による方程
式を解いて得られる。
【0037】(式6)
【数5】 式6の解と(x1 ,y1 ,z1 )を式5に代入すれば曲
率半径が求まり、曲率半径の逆数である曲率を得ること
が出来る。式6の解が一意に決らない時は、4点が平面
上にある場合なので、曲率は0となる。なお、点の数を
5点以上に増やして最小二乗近似で求めることも出来
る。
【0038】<実施例2> ・図7は、本発明の第2の画像処理装置の処理の流れを
示すブロック図であり、図8は手術計画シミュレーショ
ンおける骨の正面図(図8A)、断面図(図8B)術後
の断面図(図8C)の三次元シミュレーション画像の例
である。
【0039】・図7において、画像記憶装置6の2次元
スライスデータから得られる三次元データ21は三次元
画像作成手段22により三次元画像23とされる。一
方、三次元データ21から厚み計算手段71により後述
する方法によって厚みが算出され、その厚みを厚み表示
手段72により三次元画像23と対応づけて表現し、表
示装置26で厚みを表示した三次元画像27として表示
される。
【0040】どの部分の厚みを計算するかは指定手段と
してのマウス4によって行う。また、厚み表示手段25
は、厚みと色彩を対応(例えば、厚み→小なら色彩→薄
い、厚み→大なら色彩→濃い、或いは厚み→小なら色彩
→寒色、厚み→大なら色彩→暖色、といったように)さ
せて、指定した表示領域をカラー表示するための処理を
行う。なお、実施例では厚み表示手段25は厚みと色彩
とを対応させているが、厚み表示手段72が厚みと等厚
み線を対応づけて、指定された部分の厚みに対応した等
厚み線を指定部分と対応させて表示するようにしてもよ
いし、計算された厚みの値を数値として指定部分と対応
させてもよい。以下、図7に示した厚み計算手段71に
ついて詳述する。
【0041】4.厚み計算手段 ・基本的には、前述の「深さ画像」の作成方法(2−1
参照)と同じである。「深さ画像」作成ではステップ6
2においてボクセル値が1の場合にループを脱していた
が、厚み計算ではループを抜けずにその後’1’が何回
つづくかをカウントすればよい。図9は厚み計算の説明
図であり、投影面91と物体の厚み41が示されてい
る。また、図10は厚み計算処理の流れを示すフローチ
ャートである。以下、図10により厚み計算の方法を述
べる。
【0042】[ステップ100] X軸方向の初期設定 ・厚み画像の画素値を求めるために、先ず、画素の三次
元空間での座標を求め「サンプリング点」の初期座標と
し、厚みフラグをクリアする。
【0043】[ステップ101] ・サンプリング回数が最大サンプリング回数(N)かど
うかを判定し、最大サンプリング回数が(N)の場合
(即ち、最後のサンプリングの場合)は、ステップ10
7〜109を実行する。そうでない場合はステップ10
2〜106を実行する。
【0044】[ステップ102] ・厚みフラグが’1’か否かを判定し、厚みフラグが’
1’の時は前回厚みをカウントしたものと判断しステッ
プ105、106を実行する。厚みフラグが’1’でな
い時ははじめて厚みをカウントするものと判断しステッ
プ103、104を実行する。
【0045】[ステップ103、104] ・ボクセル値が’1’か否かを判定し(ステップ10
3)、’1’のとき厚みカウンタをゼロクリアし、厚み
フラグに’1’をセットし、投影面91(図9)に垂直
な方向に微小量進め、ステップ101に戻る。ボクセル
値が’1’でないときはステップ100に戻る。
【0046】[ステップ105、106] ・ボクセル値が’1’か否かを判定し(ステップ10
5)、’1’の場合はカウンタに1を加えてカウンタを
進め、サンプリング点を投影面91(図9)に垂直な方
向に微小量進め、ステップ101に戻る(ステップ10
6)。ボクセル値が’1’でない時はループを脱出しス
テップ108を実行する。
【0047】[ステップ107〜109] ・ボクセル値が’1’か否かを判定し(ステップ10
7)、’1’の場合は厚みカウンタ値を画素値とし(ス
テップ108)、’1’でない場合は予め定めた「無効
値」を画素値とする(ステップ109)。
【0048】[ステップ110] X軸方向の画素の終
了判定 ・X軸方向の画素が終了したか否かを判定し、終了した
場合はステップ111、112を実行し、終了していな
い場合はステップ100に戻りx方向の次の画素値を求
めるために、処理を繰返す。
【0049】[ステップ111] Y軸方向の画素の終
了判定 ・Y軸方向の画素が終了したか否かを判定し(ステップ
111)、終了していない場合は・Y方向の次のライン
に進み、Y方向の次のラインの(X軸方向の)先頭の画
素値を求めるために、ステップ100に戻り処理を繰返
す。
【0050】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第1の画像
処理装置によれば、曲率の定量的な分布が把握しやす
い。そこで、例えば医用分野において、手術計画に用い
れば骨分割の方針がたてやすい。また、本発明の第2の
画像処理装置によれば、厚みの定量的な分布が把握しや
すい。そこで、例えば、医用応用分野において、手術計
画に用いれば骨切削の方針がたてやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置の一実施例のハードウエ
ア構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の画像処理装置の処理の流れを示
すブロック図である。
【図3】手術計画シミュレーションにける三次元シミュ
レーション画像の例であり、部分図Aは術前の像を、部
分図Bは術後の像を示す。
【図4】深さ画像の説明図である。
【図5】深さ画像の作成方法の流れを示すフローチャー
トである。
【図6】深さ画像の陰影づけの方法の説明図である。
【図7】本発明の第2の画像処理装置の処理の流れを示
すブロック図である。
【図8】手術計画シミュレーションおける骨の三次元シ
ミュレーション画像の例である。
【図9】厚み計算の説明図である。
【図10】厚み計算処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
21 三次元データ 22 三次元画像作成手段 23 三次元画像 24 曲率計算手段 25 曲率表示手段 26 表示装置 71 厚み計算手段 72 厚み表示手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三次元データから三次元画像を作成する
    三次元画像作成手段と、前記三次元画像を表示する表示
    装置と、を有する画像処理装置において、前記三次元画
    像の希望する部分を指定部分として指定する指定手段
    と、前記三次元データから前記三次元画像の指定部分の
    表面領域の曲率を計算する曲率計算手段と、前記曲率計
    算手段による計算結果を前記表面領域と対応させて前記
    三次元画像と共に前記表示装置に表示する表示手段、と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像処理装置において、
    表示手段が計算結果と色彩を対応づけ、曲率に対応した
    色彩を指定部分と対応させて三次元画像と共に表示装置
    に表示することを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像処理装置において、
    表示手段が計算結果と等曲率線を対応づけて表面領域の
    曲率に対応した等曲率線を表面領域と対応させて三次元
    画像と共に前記表示装置に表示することを特徴とする画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 三次元データから三次元画像を作成する
    三次元画像作成手段と、前記三次元画像を表示する表示
    装置と、を有する画像処理装置において、前記三次元画
    像の希望する部分を指定部分として指定する指定手段
    と、前記三次元データから前記三次元画像の指定部分の
    厚みを計算する厚み計算手段と、前記厚み計算手段によ
    る計算結果を指定部分と対応させて前記三次元画像と共
    に前記表示装置に表示する表示手段、とを有することを
    特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像処理装置において、
    表示手段が計算結果と色彩を対応づけ、厚みに対応した
    色彩を指定部分と対応させて三次元画像と共に表示装置
    に表示することを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の画像処理装置において、
    表示手段が計算結果と等厚み線を対応づけ、厚みに対応
    した等厚み線を指定部分と対応させて三次元画像と共に
    表示装置に表示することを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1または4に記載の画像処理装置
    において、表示手段が計算結果を数値として指定部分と
    対応させて三次元画像と共に表示装置に表示することを
    特徴とする画像処理装置。
JP4180980A 1992-07-08 1992-07-08 画像処理装置 Pending JPH0628450A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7697046B2 (en) 2005-12-07 2010-04-13 Hoya Corporation Image signal processing device and method of image signal processing including pixel array pattern determination
US8814136B2 (en) 2011-05-16 2014-08-26 Denso Corporation Solenoid valve

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