JPH06284122A - 同期ワード検出方式 - Google Patents

同期ワード検出方式

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JPH06284122A
JPH06284122A JP5066917A JP6691793A JPH06284122A JP H06284122 A JPH06284122 A JP H06284122A JP 5066917 A JP5066917 A JP 5066917A JP 6691793 A JP6691793 A JP 6691793A JP H06284122 A JPH06284122 A JP H06284122A
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bit error
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JP5066917A
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Nobuo Sugi
伸夫 杉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Detection And Correction Of Errors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】2ビット誤りを許容しながら、高速のビット反
転クロックを必要とせず、回路構成が簡単かつ安価にな
る同期ワード検出方式を提供する。 【構成】受信データラッチ回路(1)にラッチされた受
信データを1ビット反転回路(4)で1ビットずつ順次
反転し、これを予め同期ワードレジスタ(2)に設定さ
れた複数ビットの同期ワードとをビット単位で比較し、
ビット誤りが隣接2ビットまでならばこれを同期ワード
として検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は送信側から送信される
同期ワードを検出して同期受信を行う通信装置に関し、
特に同期ワードの検出において2ビット誤りを許容する
場合において、誤った2ビットが隣接する場合に限りの
この2ビット誤りを許容するようにした同期ワード検出
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、時間軸上で多重化され
たデジタル無線通信においては、受信データの中から所
望の回線の情報のみを取り出すために、受信側において
フレームの位置を識別するフレーム同期処理を行う必要
がある。このフレーム同期処理は、送信側からフレーム
内の特定の位置に特定ビットの同期ワード(ユニークワ
ード)を配置して送信し、受信側では、この同期ワード
を検出して送信側と受信側の送受信タイミングを確立す
る同期受信に移行することにより行われる。
【0003】ところで、この種の同期ワード検出方式に
おいては、無線伝送エラーを考慮して、受信した同期ワ
ードに1ビットでも誤りがあるとこれを同期ワードの検
出として認めない「0ビット誤り許容」、誤りが1ビッ
トだけならばこれを同期ワードとして検出する「1ビッ
ト誤り許容」、2ビットまでならばこれを同期ワードと
して検出する「2ビット誤り許容」が知られている。
【0004】ここで、「0ビット誤り許容」を採用する
場合は、受信データと予め設定した同期ワードとをビッ
ト単位で比較し、全てのビットが一致するか否かを調べ
る。また、「1ビット誤り許容」を採用する場合は、受
信データの各ビットを1ビットずつ反転させながら予め
設定した同期ワードとの比較を行い、途中で全てのビッ
トが一致したら同期ワードの検出とみなす。この場合、
次の受信データを読み込むまでの間に、同期ワードのビ
ット数と同じ数のパターンについて照合を行わなければ
ならない。
【0005】図3は、この「1ビット誤り許容」を採用
して構成された同期ワード検出回路を示したものであ
る。この同期ワード検出回路は、受信データをラッチク
ロックに同期して1ビットずつ読み込み、同期ワードと
同一のビット数からなるパラレルデータを出力する受信
データラッチ回路1、予め所定の同期ワードを記憶し、
この記憶した同期ワードをパラレルに出力する同期ワー
ドレジスタ2、受信データラッチ回路1に次のデータを
読み込むまでの間にこの受信データラッチ回路1から出
力されているパラレルデータを1ビットずつ順次反転し
て出力する1ビット反転回路4、同期ワードレジスタ2
から出力される同期ワードと、1ビット反転回路4から
出力されるデータとを比較し、全てのビットが一致した
場合は同期ワード検出信号を出力するデータ比較回路3
を具備して構成される。
【0006】なお、ここで、図3に示す同期ワード検出
回路においては、説明を簡単にするために、同期ワード
が4ビットの場合を示しており、この場合、受信データ
ラッチ回路1は4ビットのラッチ回路から構成され、同
期ワードレジスタ2は4ビットのレジスタから構成さ
れ、データ比較回路3は4ビットのデータ比較回路から
構成され、1ビット反転回路4は受信データラッチ回路
1から出力される4ビットのパラレルデータを入力し
て、順次1ビットずつ反転した4ビットのパラレルデー
タを受信データラッチ回路1が次のデータを読み込む間
での間に出力するように構成される。
【0007】1ビット反転回路4は、具体的には、受信
データラッチ回路1の受信データ読み込み動作を制御す
るラッチクロックをインバータ5で反転した信号がクリ
ア端子CLRに加えられ、クロック入力CKに高速のビ
ット反転クロックが加えられ、ラッチクロックに同期し
てその計数値が初期値にクリアされるとともに、高速の
ビット反転クロックを計数して、次のデータが受信デー
タラッチ回路1に読み込まれ、受信データラッチ回路1
の出力が変化する間での間に、少なくとも値「4」まで
を計数する3ビットのカウンタ41、カウンタ41の出
力を入力して、出力端子「0」〜「4」までに順次信号
“1”を出力するデコーダ42、受信データラッチ回路
1からパラレルに出力される4ビットのデータをデコー
ダ42の出力端子「1」〜「4」から順次出力される論
理レベル“1”の信号に応じて順次1ビットずつ反転し
て出力する4個の排他的論理和回路からなる排他的論理
和回路群43から構成される。
【0008】また、データ比較回路3は、同期ワードレ
ジスタ2から出力される4ビットの同期ワードの各ビッ
トと、1ビット反転回路4から出力される4ビットのデ
ータの各ビットがそれぞれ加えられる4個の排他的論理
和回路からなる排他的論理和回路群31、排他的論理和
回路群31の各排他的論理和回路の反転出力が加えられ
る論理積回路32から構成され、排他的論理和回路群3
1の各排他的論理和回路の反転出力が全てが論理レベル
“1”すなわち、同期ワードレジスタ2から出力される
4ビットの同期ワードの各ビットと1ビット反転回路4
から出力される4ビットのデータの各ビットが全て一致
した場合に同期ワード検出信号を出力する。
【0009】このような構成において、データ比較回路
3は、受信データラッチ回路1の出力およびこの受信デ
ータラッチ回路1の出力の各ビットを1ビットずつ順次
反転して得られる5つのパターンと同期ワードレジスタ
2から出力される4ビットの同期ワードとを順次比較
し、受信データラッチ回路1の出力が同期ワードレジス
タ2の出力と全てのビットにおいて一致した場合および
受信データラッチ回路1の出力が同期ワードレジスタ2
の出力と1ビットのみ異なり他のビットは一致した場合
に同期ワード検出信号を出力することになる。
【0010】なお、図3に構成において、1ビット反転
回路4を除き、受信データラッチ回路1出力を直接デー
タ比較回路3に加えれば、「0ビット誤り許容」の同期
ワード検出回路になる。
【0011】「2ビット誤り許容」を採用して同期ワー
ド検出回路を構成する場合は、上記5つのパターンとの
照合に加えて、入力データの任意の2ビットを反転した
複数のパターンとの照合を行わなければならない。この
場合、「1ビット誤り許容」を採用して構成した図3の
同期ワード検出回路に比較してはるかに多くのパターン
照合が必要になり、この多くのパターン照合を次の入力
データを読み込むまでに行わなけれがならないので、よ
り高速のビット反転クロックが必要となり、回路が複雑
になるとともに、回路規模も大きくなり、コスト高にな
るという問題がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の同
期ワード検出方式において、「2ビット誤り許容」を採
用して同期ワード検出回路を構成する場合には、非常に
多くのパターン照合が必要になり、この多くのパターン
照合を次の入力データを読み込むまでに行わなけれがな
らないので、より高速のビット反転クロックが必要とな
り、回路が複雑になるとともに、回路規模も大きくな
り、コスト高になるという問題があった。
【0013】ところで、無線伝送の変調方式としては、
送信信号の情報内容に対応して搬送波の位相を変化させ
る位相変調方式がよく用いられている。そして、搬送デ
ータを2ビットずつにまとめてこれに対して4相の位相
を割り当てる4相PSK(QPSK)が使われることが
多い。
【0014】このQPSKにおいては、2ビットずつま
とめて変調して送信するため、無線伝送上での1シンボ
ル誤りは、復調後の受信データの隣接した2ビットの誤
りとなる。したがって、この受信データからの同期ワー
ド検出においては、「2ビット誤り許容」としなけれ
ば、無線伝送上の1シンボル誤りを許容したことにはな
らない。
【0015】しかしながら、「2ビット誤り許容」とす
ると上述したように、より高速のビット反転クロックが
必要となり、回路が複雑になるとともに、回路規模も大
きくなり、コスト高になる。
【0016】そこで、この発明は、2ビット誤りを許容
しながら、高速のビット反転クロックを必要とせず、回
路構成が簡単かつ安価になる同期ワード検出方式を提供
することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、受信データを予め設定された複数ビッ
トの同期ワードとビット単位で比較し、ビット誤りが2
ビットまでならばこれを同期ワードとして検出する2ビ
ット誤り許容の同期ワード検出方式において、前記ビッ
ト誤りが隣接したビットであるときに限り同期ワードと
して検出することを特徴とする。
【0018】
【作用】この発明では、2ビット誤り許容において、隣
接した2ビット誤りに限定して同期ワード検出を行う。
これにより大幅に照合すべきパターン数を削減すること
ができる。
【0019】例えば、同期ワードが16ビットである場
合において、従来の2ビット誤り許容では、1ビット誤
りの16パターンと2ビット誤りの120パターンの合
計136パターンの照合が必要となる。これに対して、
この発明においては、1ビット誤りの16パターンと隣
接2ビット誤りの15パターンの合計31パターンの照
合で済んでしまう。
【0020】また、この発明においては、1ビット誤り
パターンの照合と隣接2ビット誤りパターンの照合とを
同時に行うことができる。これにより、更に高速な動作
クロックを使用する必要がなくなる。
【0021】また、回路構成も、従来の1ビット誤り許
容の回路に(同期ビットの数−1)個の論理和回路を追
加するだけで構成することができるため、回路規模も大
きくする必要はない。
【0022】
【実施例】以下、この発明の同期ワード検出方式の一実
施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0023】図1は、この発明の同期ワード検出方式を
採用して構成した同期ワード検出回路の一実施例を示し
たものである。なお、図1において、図3に示した1ビ
ット同期ワード検出回路と同一の機能を果たす部分には
図3で用いた符号と同一に符号を付する。また、この図
1においても、図3と同様に、説明を簡単にするために
同期ワードが4ビットの場合について説明しているが、
実際の同期ワードは、例えば、16ビットまたは32ビ
ットのようにかなり多くのビットからなるものが用いら
れる。
【0024】図1において、この実施例の同期ワード検
出回路は、図3に示した1ビット同期ワード検出回路の
データ比較回路3内に3個の論理和回路からなる隣接ビ
ットマスク回路32を設け、更に、この隣接ビットマス
ク回路32を動作させるか否かを選択するビット誤り許
容選択スイッチ6を設けて構成される。
【0025】すなわち、図1において、この実施例の同
期ワード検出回路は、受信データをラッチクロックに同
期して1ビットずつ読み込み、同期ワードと同一のビッ
ト数からなる4ビットのパラレルデータを出力端子
「A」〜「D」から出力する受信データラッチ回路1、
予め4ビットの同期ワードを記憶し、この記憶した4ビ
ットの同期ワードを出力端子「A」〜「D」からパラレ
ルに出力する同期ワードレジスタ2、受信データラッチ
回路1に次のデータを読み込むまでの間にこの受信デー
タラッチ回路1から出力されているパラレルデータを1
ビットずつ順次反転して出力する1ビット反転回路4、
同期ワードレジスタ2から出力される4ビットの同期ワ
ードと、1ビット反転回路4から出力される4ビットの
データとを比較し、全てのビットが一致した場合は同期
ワード検出信号を出力するデータ比較回路3、1ビット
誤り許容と2ビット誤り許容とを選択切換えるビット誤
り許容選択スイッチ6を具備して構成される。
【0026】ここで、1ビット反転回路4は、受信デー
タラッチ回路1の受信データ読み込み動作を制御するラ
ッチクロックをインバータ5で反転した信号がクリア端
子CLRに加えられ、クロック入力CKに高速のビット
反転クロックが加えられ、ラッチクロックに同期してそ
の計数値が初期値にクリアされるとともに、高速のビッ
ト反転クロックを計数して、次のデータが受信データラ
ッチ回路1に読み込まれ、受信データラッチ回路1の出
力が変化する間での間に、少なくとも値「4」までを計
数する3ビットのカウンタ41、カウンタ41の出力を
入力して、出力端子「0」〜「4」までに順次論理レベ
ル“1”の信号を出力するデコーダ42、受信データラ
ッチ回路1からパラレルに出力される4ビットのデータ
をデコーダ42の出力端子「1」〜「4」から順次出力
される論理レベル“1”の信号に応じて順次1ビットず
つ反転して出力する4個の排他的論理和回路からなる排
他的論理和回路群43から構成される。
【0027】また、データ比較回路3は、同期ワードレ
ジスタ2の出力端子「A」〜「D」から出力される4ビ
ットの同期ワードと、1ビット反転回路4から出力され
る4ビットのデータの各ビットがそれぞれ加えられる4
個の排他的論理和回路からなる排他的論理和回路群3
1、排他的論理和回路群31の内の3つの排他的論理和
回路の反転出力が加えられる3つの論理和回路からなる
隣接ビットマスク回路32、排他的論理和回路群31の
内の残りの1つの排他的論理和回路の反転出力および隣
接ビットマスク回路32の3つの論理和回路の出力が加
えられる論理積回路32から構成される。
【0028】また、ビット誤り許容選択スイッチ6は、
1ビット誤り許容が選択された場合は、論理レベル
“0”の信号を選択して、これらを隣接ビットマスク回
路32の3つの論理和回路に加え、2ビット誤り許容が
選択された場合は、1ビット反転回路4のデコーダ42
の出力端子「1」〜「3」から出力される信号を選択
し、これらを隣接ビットマスク回路32の3つの論理和
回路に加える。
【0029】かかる構成において、ビット誤り許容選択
スイッチ6で、1ビット誤り許容が選択された場合は、
隣接ビットマスク回路32の3つの論理和回路には論理
レベル“0”の信号が加えられるので、この場合の動作
は、図3に示した1ビット同期ワード検出回路と同一で
ある。
【0030】すなわち、データ比較回路3は、受信デー
タラッチ回路1の出力およびこの受信データラッチ回路
1の出力の各ビットを1ビットずつ順次反転して得られ
る5つのパターンと同期ワードレジスタ2から出力され
る4ビットの同期ワードとを順次比較し、受信データラ
ッチ回路1の出力が同期ワードレジスタ2の出力と全て
のビットにおいて一致した場合および受信データラッチ
回路1の出力が同期ワードレジスタ2の出力と1ビット
のみ異なり他のビットは一致した場合に同期ワード検出
信号を出力する。
【0031】また、ビット誤り許容選択スイッチ6で、
2ビット誤り許容が選択された場合は、隣接ビットマス
ク回路32の3つの論理和回路には1ビット反転回路4
のデコーダ42の出力端子「1」〜「3」から出力され
る信号が加えられる。この場合、1ビット反転回路4で
反転したビットに隣接したビットにビット誤りがあって
も隣接ビットマスク回路32の対応する論理和回路の出
力は1ビット反転回路4のデコーダ42の出力により論
理レベル“1”となり、論理積回路32の論理積条件は
成立し、論理積回路32からは論理レベル“1”の同期
ワード検出信号が出力される。
【0032】次に、図1に示したこの実施例の同期ワー
ド検出回路の詳細動作を、図2に示したタイミングチャ
ートを参照して更に説明する。
【0033】図2において、(a)は、受信データラッ
チ回路1に加えられるラッチクロックを示し、(b)
は、1ビット反転回路4のカウンタ41に加えられるビ
ット反転クロックを示す。
【0034】1ビット反転回路4のカウンタ41は、
(a)に示したラッチクロックの立ち上がりに同期して
クリアされ、その後、(b)に示すビット反転クロック
の立ち上がりに同期してその計数値をインクリメントす
る。
【0035】したがって、1ビット反転回路4のデコー
ダ42の出力端子「4」〜「0」からは、(c)〜
(g)に示すように順次論理レベル“1”となる信号が
出力される。
【0036】このデコーダ42の出力端子「4」〜
「1」から出力される信号は1ビット反転回路4の排他
的論理和回路群43の各排他的論理和回路に加えられ、
排他的論理和回路群43において、受信データラッチ回
路1の出力端子「A」〜「D」から出力されるビットデ
ータを順次反転する。この様子が(h)〜(k)に示さ
れる。
【0037】すなわち、(g)に示すデコーダ42の出
力端子「0」から出力される信号が論理レベル“1”と
なるタイミングにおいては排他的論理和回路群43は受
信データラッチ回路1の出力端子「A」〜「D」から出
力されるビットデータを反転せずにそのまま通過させ、
(f)に示すデコーダ42の出力端子「1」から出力さ
れる信号が論理レベル“1”となるタイミングにおいて
は排他的論理和回路群43は受信データラッチ回路1の
出力端子「A」から出力されるビットデータのみを反転
して出力し、(e)に示すデコーダ42の出力端子
「2」から出力される信号が論理レベル“1”となるタ
イミングにおいては排他的論理和回路群43は受信デー
タラッチ回路1の出力端子「B」から出力されるビット
データのみを反転して出力し、(d)に示すデコーダ4
2の出力端子「3」から出力される信号が論理レベル
“1”となるタイミングにおいては排他的論理和回路群
43は受信データラッチ回路1の出力端子「C」から出
力されるビットデータのみを反転して出力し、(c)に
示すデコーダ42の出力端子「4」から出力される信号
が論理レベル“1”となるタイミングにおいては排他的
論理和回路群43は受信データラッチ回路1の出力端子
「D」から出力されるビットデータのみを反転して出力
する。
【0038】図2の(l)〜(p)は、ビット誤り許容
選択スイッチ6で、1ビット誤り許容が選択された場合
におけるデータ比較回路3における比較動作を示したも
のである。この場合、(g)に示すデコーダ42の出力
端子「0」から出力される信号が論理レベル“1”とな
るタイミングにおいては、受信データラッチ回路1の出
力端子「A」〜「D」から出力されるそのままの4ビッ
トのデータと同期ワードレジスタ2の出力端子「A」〜
「D」から出力される4ビットの同期ワードとを比較す
る。また(f)に示すデコーダ42の出力端子「1」か
ら出力される信号が論理レベル“1”となるタイミング
においては、受信データラッチ回路1の出力端子「A」
〜「D」から出力される4ビットのデータの内の出力端
子「A」から出力されたビットデータのみを反転したデ
ータと同期ワードレジスタ2の出力端子「A」〜「D」
から出力される4ビットの同期ワードとを比較する。ま
た、(e)に示すデコーダ42の出力端子「2」から出
力される信号が論理レベル“1”となるタイミングにお
いては、受信データラッチ回路1の出力端子「A」〜
「D」から出力される4ビットのデータの内の出力端子
「B」から出力されたビットデータのみを反転したデー
タと同期ワードレジスタ2の出力端子「A」〜「D」か
ら出力される4ビットの同期ワードとを比較する。ま
た、(d)に示すデコーダ42の出力端子「3」から出
力される信号が論理レベル“1”となるタイミングにお
いては、受信データラッチ回路1の出力端子「A」〜
「D」から出力される4ビットのデータの内の出力端子
「C」から出力されたビットデータのみを反転したデー
タと同期ワードレジスタ2の出力端子「A」〜「D」か
ら出力される4ビットの同期ワードとを比較する。ま
た、(c)に示すデコーダ42の出力端子「4」から出
力される信号が論理レベル“1”となるタイミングにお
いては、受信データラッチ回路1の出力端子「A」〜
「D」から出力される4ビットのデータの内の出力端子
「D」から出力されたビットデータのみを反転したデー
タと同期ワードレジスタ2の出力端子「A」〜「D」か
ら出力される4ビットの同期ワードとを比較する。これ
らの比較の結果両者が一致するとデータ比較回路3から
同期ワード検出信号が出力される。すなわち、受信デー
タラッチ回路1の出力端子「A」〜「D」から出力され
る4ビットのデータの内に1ビットのビット誤りがあっ
てもこれが許容されデータ比較回路3から同期ワード検
出信号が出力される。
【0039】図2の(q)〜(u)は、ビット誤り許容
選択スイッチ6で、2ビット誤り許容が選択された場合
におけるデータ比較回路3における比較動作を示したも
のである。この場合、(g)に示すデコーダ42の出力
端子「0」から出力される信号が論理レベル“1”とな
るタイミングにおいては、受信データラッチ回路1の出
力端子「A」〜「D」から出力されるそのままの4ビッ
トのデータと同期ワードレジスタ2の出力端子「A」〜
「D」から出力される4ビットの同期ワードとが比較さ
れる。この比較において両者が一致すると同期ワード検
出信号が出力される。
【0040】また(f)に示すデコーダ42の出力端子
「1」から出力される信号が論理レベル“1”となるタ
イミングにおいては、受信データラッチ回路1の出力端
子「A」〜「D」から出力される4ビットのデータの内
の出力端子「A」から出力されたビットデータのみを反
転したデータと同期ワードレジスタ2の出力端子「A」
〜「D」から出力される4ビットの同期ワードとが比較
される。ここで、受信データラッチ回路1の出力端子
「A」から出力されたビットデータに隣接するデータビ
ット、すなわち出力端子「B」から出力されたビットデ
ータにビット誤りが生じ、排他的論理和回路群31の対
応する排他的論理和回路の反転出力が論理レベルで
“0”になっても、これはデコーダ42の出力端子
「1」から出力される論理レベル“1”により、隣接ビ
ットマスク回路32の対応する論理和回路を介して論理
レベル“1”に変換されるので、この比較は一致し、同
期ワード検出信号が出力される。
【0041】また(e)に示すデコーダ42の出力端子
「2」から出力される信号が論理レベル“1”となるタ
イミングにおいては、受信データラッチ回路1の出力端
子「A」〜「D」から出力される4ビットのデータの内
の出力端子「B」から出力されたビットデータのみを反
転したデータと同期ワードレジスタ2の出力端子「A」
〜「D」から出力される4ビットの同期ワードとが比較
される。ここで、受信データラッチ回路1の出力端子
「B」から出力されたビットデータに隣接するデータビ
ット、すなわち出力端子「C」から出力されたビットデ
ータにビット誤りが生じ、排他的論理和回路群31の対
応する排他的論理和回路の反転出力が論理レベルで
“0”になっても、これはデコーダ42の出力端子
「2」から出力される論理レベル“1”により、隣接ビ
ットマスク回路32の対応する論理和回路を介して論理
レベル“1”に変換されるので、この比較は一致し、同
期ワード検出信号が出力される。
【0042】また(d)に示すデコーダ42の出力端子
「3」から出力される信号が論理レベル“1”となるタ
イミングにおいては、受信データラッチ回路1の出力端
子「A」〜「D」から出力される4ビットのデータの内
の出力端子「C」から出力されたビットデータのみを反
転したデータと同期ワードレジスタ2の出力端子「A」
〜「D」から出力される4ビットの同期ワードとが比較
される。ここで、受信データラッチ回路1の出力端子
「C」から出力されたビットデータに隣接するデータビ
ット、すなわち出力端子「D」から出力されたビットデ
ータにビット誤りが生じ、排他的論理和回路群31の対
応する排他的論理和回路の反転出力が論理レベルで
“0”になっても、これはデコーダ42の出力端子
「3」から出力される論理レベル“1”により、隣接ビ
ットマスク回路32の対応する論理和回路を介して論理
レベル“1”に変換されるので、この比較は一致し、同
期ワード検出信号が出力される。
【0043】また(c)に示すデコーダ42の出力端子
「4」から出力される信号が論理レベル“1”となるタ
イミングにおいては、受信データラッチ回路1の出力端
子「A」〜「D」から出力される4ビットのデータの内
の出力端子「D」から出力されたビットデータのみを反
転したデータと同期ワードレジスタ2の出力端子「A」
〜「D」から出力される4ビットの同期ワードとが比較
される。この比較において両者が一致すると同期ワード
検出信号が出力される。
【0044】データ比較回路3から出力された同期ワー
ド検出信号は(a)に示したラッチクロックの立ち下が
り、または(b)に示したビット反転クロックの立ち下
がりでラッチされる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、2ビット誤り許容において、隣接した2ビット誤り
に限定して同期ワード検出を行うように構成したので、
照合すべきパターン数を大幅に削減することができ、高
速のビット反転クロックを必要とせず、回路構成が簡単
かつ安価になる同期ワード検出方式を提供することがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の同期ワード検出方式を採用して構成
した同期ワード検出回路の一実施例を示す回路図。
【図2】図1に示した同期ワード検出回路の動作を説明
するタイミングを示すタイミングチャート。
【図3】1ビット誤り許容の同期ワード検出回路を示す
回路図。
【符号の説明】
1 受信データラッチ回路 2 同期ワードレジスタ 3 データ比較回路 4 1ビット反転回路 33 隣接ビットマスク回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信データを予め設定された複数ビット
    の同期ワードとビット単位で比較し、ビット誤りが2ビ
    ットまでならばこれを同期ワードとして検出する2ビッ
    ト誤り許容の同期ワード検出方式において、 前記ビット誤りが隣接したビットであるときに限り同期
    ワードとして検出することを特徴とする同期ワード検出
    方式。
JP5066917A 1993-03-25 1993-03-25 同期ワード検出方式 Pending JPH06284122A (ja)

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