JPH06282480A - 電子ファイリング装置 - Google Patents

電子ファイリング装置

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JPH06282480A
JPH06282480A JP5069579A JP6957993A JPH06282480A JP H06282480 A JPH06282480 A JP H06282480A JP 5069579 A JP5069579 A JP 5069579A JP 6957993 A JP6957993 A JP 6957993A JP H06282480 A JPH06282480 A JP H06282480A
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JP
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file
terminal
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JP5069579A
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Seiichi Domyo
誠一 道明
Sawaki Kuroda
澤希 黒田
Hirohiko Nakano
裕彦 中野
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】分散ファイリングシステムの構成の電子ファイ
リング装置において、複数のファイルサーバ間を移動す
る可搬型記憶媒体のファイルをクライアントが共用す
る。 【構成】可搬型記憶媒体をディスク装置に装着するたび
にファイルサーバの申請手段121、及び141が、フ
ァイルロケーションサーバ130のファイル共用の登録
簿102の登録手段131にファイル共用を申請し、同
一の可搬型記憶媒体がファイルサーバ間を移動した経緯
をクライアント110に間接的に伝える。 【効果】可搬型記憶媒体のファイル共用を容易に行える
電子ファイリング装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の端末を通信ネット
ワークで相互接続した構成の電子ファイリング装置に係
り、特に、可搬型記憶媒体のファイルを共有するのに好
適な電子ファイリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子ファイリング装置において
は、ファイルの一括管理を主眼にしたシステムの構築例
が多い。たとえばOA(オフィスオートメーション)の
分野では紙のオフィス文書を画像として、光ディスクや
光磁気ディスクの媒体を用いた専用装置に蓄積する。利
用者は通信ネットワークで接続された端末より課や部単
位で設置した専用装置にアクセスし、検索することで所
望のオフィス文書を入手することができる。このような
システムを画像データベースと呼ぶ。
【0003】上で述べた構成の電子ファイリング装置に
ついては情報処理VOL.33,NO.5(1992)
P497−P504で解説されている。
【0004】近年、利用者がワープロ,パーソナルコン
ピュータ,ワークステーションなどのOA端末を用い
て、最初から電子化されたオフィス文書を作成すること
が一般的となった。作成した電子文書を可搬型記憶媒体
(フロッピディスクやICカードを始めとし、容量が6
00Mバイトを超える光ディスクや光磁気ディスクも含
む)に蓄積する。記憶媒体が可搬型であるので、利用者
は電子文書を作成したOA端末以外に移動先のOA端末
でも編集することができる。
【0005】一方、通信ネットワーク上のファイルを共
有する計算機技術に分散ファイルシステムと呼ばれる技
術がある。以下では、他端末のファイルを操作する第一
の端末をクライアント,共用対象となるファイル(以下
共用ファイルと記す)を蓄積する第二の端末をファイル
サーバ,共用ファイルの位置を記した登録簿を管理する
第三の端末をファイルロケーションサーバと呼ぶ。クラ
イアントは、ファイルを操作する前にファイルローケシ
ョンサーバに共用ファイルの位置を問い合わせる。この
ため、共有ファイルが通信ネットワーク上のどこに置か
れているかを隠す位置透明性を備えたファイルシステム
が構築できる。
【0006】上で述べた分散ファイルシステムについて
はエー・シー・エム、コンピューティング サーベイ
ズ,第22巻,第4号(1990年)PP321−37
4(ACM,Computing Surveys,Vol.22,No.4
(1990)PP321−374)において解説されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】画像データベースは多
量の文書を蓄積するために大容量(たとえば数十Gバイ
ト)の記憶媒体を備え、高速な検索を行える反面で、専
用装置であるために装置自体が高価である。また、画像
データベースは作成中の電子文書を容易に共用したり、
頻繁に修正を繰り返す文書を蓄積することが難しい。し
たがって、OA分野においてのファイル共用は画像デー
タベースのような専用装置による集中型のシステムから
分散ファイルシステムの形態に構成が変わっていくもの
と考える。
【0008】本発明の目的は、高価な専用装置を用い
ず、通信ネットワークで相互接続された端末間で、利用
者が可搬型記憶媒体に蓄積した電子文書のファイル共用
を容易に実現する電子ファイリング装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のために、
本発明の電子ファイリング装置は、可搬型記憶媒体を通
信ネットワーク上の端末に装着した時に、可搬型記憶媒
体の媒体名と共用するファイル名を通信ネットワーク上
のファイル共用の登録簿を管理する端末の登録手段に通
知する。
【0010】特に、可搬型記憶媒体を装着し、初めてフ
ァイル共用する際には、新規設定した媒体名を可搬型記
憶媒体に書き込み、以後装着する際にはこの媒体名を通
信ネットワーク上の登録簿を管理する端末の登録手段に
通知する。
【0011】
【作用】可搬型記憶媒体を通信ネットワーク上の端末に
装着時に、可搬型記憶媒体の媒体名と共用するファイル
名を通信ネットワーク上のファイル共用の登録簿を管理
する端末の登録手段に通知することにより、他の端末の
利用者は可搬型記憶媒体が通信ネットワーク上のどの位
置の端末に装着しているかを知らずして、可搬型記憶媒
体のファイルを参照することができ、従来のような専用
装置でなくともファイル共用が可能となる。
【0012】特に、可搬型記憶媒体を装着し、初めてフ
ァイル共用する際に新規設定した媒体名を可搬型記憶媒
体に書き込むことにより、その結果、複数の可搬型記憶
媒体のうちの特定のものをファイル共用の記憶媒体とす
ることができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明が適用可能な電子ファイりング
装置の概要を示す。クライアント110,第一のファイ
ルサーバ120,ファイルロケーションサーバ130,
第二のファイルサーバ140はそれぞれ独立した端末で
あり、各端は共通の通信ネットワーク100に接続され
ており、相互に通信、及び、データ転送が可能である。
例えば、ファイルサーバ120、及びファイルロケーシ
ョンサーバ130は高性能なワークステーション(W
S),クライアント110、及びファイルサーバ140
は性能は並みで安価なWS、あるいはパーソナルコンピ
ュータ(PC)からなり、通信ネットワークとしてロー
カルエリアネットワーク(LAN)を使用するのが典型
的な構成の例である。
【0014】図2は、本発明の一実施例における共用フ
ァイルの管理に用いられる登録簿の構成を示す。可搬型
記憶媒体の共用ファイルが通信ネットワーク100の何
れかの端末に現在装着されているか否かを検索できる内
容である。
【0015】図3は本発明の一実施例におけるファイル
共用登録処理のために可搬型記憶媒体が備えるデータを
示す。本実施例では、通信ネットワーク内でユニークに
認識されるような媒体名301を有することが特徴であ
る。
【0016】図4は従来の電子ファイリング装置(画像
データベース)を示す。画像データベースにはファイル
サーバとクライアントの位置関係は固定的であり、図1
のファイルロケーションサーバにあたるサーバは存在し
ない。ファイルサーバ420に装着した可搬記憶媒体4
01を通信ネットワーク400で接続された他の端末に
移動すると、クライアント410、及び430は可搬記
憶媒体401の共用ファイルを利用することはできな
い。
【0017】図5は本発明の一実施例において、ファイ
ルサーバが可搬型記憶媒体のファイル共用を申請する処
理を示すフローチャートである。可搬型記憶媒体を装着
した際に可搬型記憶媒体のブート領域のデータを読み込
んで、ファイルの共用をファイルロケーションサーバに
登録しにいく手順を示している。本実施例では初めてフ
ァイルを共用する際に、可搬型記憶媒体の通信ネットワ
ーク内でユニークな媒体名に設定する処理に特徴があ
る。
【0018】図6は本発明の一実施例において、ファイ
ルサーバに装着した可搬型記憶媒体のファイルをクライ
アントが参照する処理を示すフローチャートである。特
にクライアントが可搬型記憶媒体のファイルの参照に失
敗した場合に限り、ファイルロケーションサーバに目的
の可搬型記憶媒体が現在装着中の端末名を問い合わせる
処理に特徴がある。
【0019】図1において、本発明における電子ファイ
リング装置の特徴を説明する。
【0020】電子ファイリング装置の構成をまず述べ
る。
【0021】ファイルサーバ120、及び140は、可
搬型記憶媒体101を装着するディスク装置123、及
びディスク装置143とを制御し、ファイルの読み書き
をする制御手段122、及び142を有している。例え
ば、可搬型記憶媒体101は読み書き可能な光ディスク
であり、制御手段122、及び142はドライバと呼ば
れるプログラムである。
【0022】ファイルサーバ120において、制御手段
122は主記憶124に含まれるプログラムである。フ
ァイルサーバ全体の動作を制御するCPU125は制御
手段122を用いて、ディスク装置123に装着した可
搬型記憶媒体101内のファイルを読み書きでき、バス
126を介して主記憶124にファイルのデータを転送
し、さらに、バス126から通信ネットワーク100を
経由して、他の端末に転送することができる。ファイル
サーバ120と同等の構成であるファイルサーバ140
においても、主記憶144に含まれる制御手段142
と、CPU145,ディスク装置146,バス146
は、ディスク装置143に可搬型記憶媒体101が装着
された場合は同様である。
【0023】ファイルロケーションサーバ130は通信
ネットワーク100で接続した全サーバの共用ファイル
の名前などの情報を登録する登録簿102とその登録手
段131を有する。さらに、ファイルロケーションサー
バ130は共用ファイルの情報をクライアント110の
調査依頼に応じて登録簿102を検索する検索手段13
2と、その調査依頼を受信し、検索結果を返信する通知
手段133を有する。
【0024】例えば、登録簿は磁気ディスク上のデータ
ベースであり、登録手段131と検索手段132はデー
タベースを操作するプログラムであり、通知手段133
と監視手段137は、リモートプロシージャコールと呼
ばれるプログラムである。
【0025】監視手段137は、通信ネットワーク10
0のデータを監視し、他端末から登録手段131、及び
検索手段132に対する依頼を各々に伝達する。通知手
段133は、その検索結果を依頼元の他端末に返信す
る。CPU135は、主記憶134ならびに登録簿10
2にバス136を介して接続し、主記憶134に含まれ
るプログラム、すなわち、登録手段131,検索手段1
32,通知手段133,監視手段137を用いて、デー
タベースを管理する。
【0026】クライアント110は、サーバの共有ファ
イルを参照する参照手段111と、ファイルロケーショ
ンサーバ130の検索手段132に現在参照可能である
サーバの共有ファイルの調査を依頼する調査手段を有す
る。たとえば参照手段111と調査手段112は分散フ
ァイルシステムの核となるプログラムであり、主記憶1
13に含まれる。主記憶113とクライアント110の
動作を制御するCPU115と操作画面116とは、バス11
5で結合され、データのやり取りが可能である。
【0027】本実施例では、以上で述べた電子ファイリ
ング装置のファイルサーバ120、及び140におい
て、可搬型媒体101を装着時に、共用ファイル名と媒
体名をファイルロケーションサーバ130の登録手段1
31に通知する申請手段121、及び141を有する所
に特徴がある。この申請手段の存在がファイルサーバ間
で可搬型記憶媒体を移動してもクライアントからのファ
イル共用を可能とする。以下、申請手段121、及び1
41が主とするファイル共用の申請処理を、図1のディ
スク装置123からディスク装置143へ可搬型媒体1
01を移動する例をもとに、図5のフローチャートを用
いて説明する。
【0028】ファイルサーバ120の制御手段122は
ディスク装置123に可搬型記憶媒体101が装着した
ことをディスク装置123からの割り込み信号によって
検出する(ステップ501)。制御手段122は可搬型
記憶媒体101のブート領域のデータを読み込む(ステ
ップ502)。ブート領域の一実施例は図3を用いて後
述する。制御手段121は読み出したブート領域のデー
タを申請手段121に伝達する。申請手段は、可搬型記
憶媒体が媒体名やファイル共用・非共用のフラグが設定
されているかを検査することにより、初めてのファイル
共用かどうかを判定する(ステップ503)。すでにフ
ァイル共用の用意がなされている場合はステップ504
に進み、初めてのファイル共用の場合は媒体名とファイ
ル共用のフラグを新規設定するステップ510へ進む。
ステップ510の一実施例の説明は図3のブート領域の
一実施例の説明ともに後述する。ファイルサーバ120
の申請手段121は、ファイルロケーションサーバ13
0の登録手段131に対して、可搬型記憶媒体101の
ファイル共用を申請する(ステップ504)。ファイル
ロケーションサーバ130の登録手段131は、登録簿
102に可搬型記憶媒体101のファイル共用を示すデ
ータを登録する(ステップ505)。
【0029】また、クライアントの参照手段121,調
査手段122を主とする可搬形記憶媒体の共用ファイル
の参照処理を、図1のディスク装置123からディスク
装置143へ可搬型媒体101を移動する例をもとに、
図6のフローチャートを用いて説明する。
【0030】クライアント110の利用者は参照手段1
11を用いてファイルサーバ120のディスク装置12
3に装着した可搬型記憶媒体101のファイルの参照を
開始する。CPU114が、バス115,ネットワーク
100,バス126を介して制御手段122を遠隔制御
し、可搬型記憶媒体101のファイルの参照を試みる
(ステップ601)。実際に可搬型記憶媒体が装着して
いる場合は参照に成功して終了する。装着されていない
場合には参照失敗を示すコードを受け取ったクライアン
トのCPU114は参照手段111の実行を一時中断
し、調査手段112を実行を開始する(ステップ60
2)。
【0031】クライアント110の調査手段112がフ
ァイルロケーションサーバ130の検索手段132に検
索を依頼する手順を以下で述べる。クライアント110
は、参照に失敗した可搬型媒体を現在装着している端末
名についての検索依頼を示す要求コードを作成し、通信
ネットワーク100上に送信する(ステップ603)。フ
ァイルロケーションサーバ130の監視手段137はス
テップ603で送信した要求コードを受取り、登録簿1
02の検索要求に複号し、ファイルロケーションサーバ
130の検索手段132に送信する(ステップ60
4)。一般に、登録簿102の検索要求はデータベース
を操作する汎用的な言語,要求コードは通信路100を
介してのリモートプロシジャコール(遠隔手続き呼出
し)のための文字列データであり、両者は区別される。
【0032】ファイルロケーションサーバ130の検索
手段132は登録簿102を検索し、該当するファイル
サーバの端末名140を抽出する。抽出した端末名を通
知手段133に送信する(ステップ605)。ファイル
ロケーションサーバ130の通知手段が端末名140を
示す返答コードを作成し、クライアント110の調査手
段112に送信する(ステップ606)。ここで、検索
依頼の要求コードを送信したクライアント110に正確
に返信するために、要求コードの復号処理と返信コード
の作成の処理手順を整合するために、通知手段133と
監視手段137をあわせて1プログラムとして実現する
ことが望ましい。
【0033】クライアント110の調査手段112は、
登録簿102を検索した結果得られた端末名をクライア
ント110の参照手段112を送信して処理を終了する
(ステップ607)。クライアント110のCPU11
4は中断していた参照手段111の実行を再開する。ス
テップ601を再実行し、参照に成功して全体の処理を
終了する。ちなみに、登録簿104を検索した結果、該
当するファイルサーバが存在しない返答コードを受信し
た場合は、参照手段111が、通信ネットワーク100
に接続するすべてのファイルサーバにおいて目的の可搬
型記憶媒体101が現在未装着と判断し、参照処理を終
了する(ステップ608)。
【0034】ファイルロケーションサーバ130の登録
簿102におけるデータの登録・検索処理の一実施例を
図2を用いて説明する。まず、登録処理を説明する。登
録簿102は、ファイル名201,媒体名202,装着
端末203,装着時刻204で構成する。ファイル名2
01は共用するファイルの名称であり、クライアント1
10の調査手段112が参照可能であるかを調査する際
の検索キーとなる。媒体名202は、通信ネットワーク
100上で複数個存在しうる可搬型記憶媒体を識別する
ための名称である。装着端末203は現在装着している
端末(ファイルサーバ)の名称であり、装着時間204
は端末に可搬型記憶媒体が装着した時刻である。
【0035】ファイルサーバ120、及び140の申請
手段121、及び141は可搬型記憶媒体を装着した際
に以上で述べたデータを、ファイルロケーションサーバ
130の登録手段131に申請する。
【0036】つぎに検索処理を説明する。ファイル名を
検索キーとして、クライアント110の調査手段112が
ファイルロケーションサーバ130の検索手段132に
ファイル参照手段111を用いて参照できるかの調査を
依頼する。検索手段132は、登録簿102のファイル
名201を検索し、一致するものがあれば媒体名202や
装着端末203のデータを、なければ該当する共有ファ
イルのデータはなしの由を通知手段133を介して調査
手段112に返信する。このときにファイル名で一致す
るものが複数個存在する場合は、媒体名202と装着時
刻204とを検査し、媒体名202と最新に装着した装
着端末203のデータを返信する。
【0037】以上の処理をファイルロケーションサーバ
130で行うと、クライアント110は、可搬型記憶媒体
101がディスク装置123からディスク装置143に
移動したことが分かり、以前ファイルサーバ120の共
通ファイルとして参照していたファイルをファイルサー
バ140のファイルと同一であることを認識して、引続
き参照することができる。
【0038】可搬型記憶媒体101内のブート領域にあ
るファイル共用登録処理に必要なデータを図3と図5を
用いて説明する。可搬型記憶媒体101のブート領域
は、ディスク装置123に可搬型記憶媒体101を装着
した際に、制御手段122がファイルの実体305やフ
ァイルの名称304を読み書きする操作以前に検出する
データが存在する領域である。ブート領域には媒体名3
01とファイル共用の申請先(ファイルロケーションサ
ーバ名)302とファイルの共用・非共用の区別をする
フラグ303などが含まれる。媒体名301は通信ネッ
トワーク上でユニークな媒体名である必要があり、たと
えば、初回のファイル共用の時の情報,ファイルサーバ
を示す初装着端末名310と、その装着時刻311と、
ファイルロケーションサーバを示す申請先端末名312
と、登録簿に登録した時刻313を組合せることによ
り、ユニークなデータとなる。
【0039】図5において、初回のファイル共用の際の
登録処理ステップ510について、本発明の一実施例を
詳細に述べる。申請手段121は、ファイルロケーショ
ンサーバ130の登録手段131に、初装着端末名31
0とその装着時刻311のデータとともに新規に媒体名
の設定を申請する(ステップ511)。登録手段131
は、ステップ512で送られてきたデータと自らの端末
名312と登録時間313とのデータとを付加して媒体名
を決定し、申請手段121に返信する(ステップ51
2)。申請手段121は制御手段122に返信された媒
体名301を伝達する。制御手段122は可搬型記憶媒
体101に以後ファイルを共用するフラグ303と媒体
名301を書き込む。
【0040】申請先302は、ファイル共用を申請する
ファイルロケーションサーバ名であり、フラグ303
は、この媒体をファイル共用するかどうかを決定するた
めのフラグである。
【0041】
【発明の効果】本発明では、可搬型記憶媒体を通信ネッ
トワーク上の端末に装着する際に、可搬型記憶媒体の媒
体名とファイル名を、通信ネットワーク上のファイル共
用の登録簿を管理する端末の登録手段に通知するので、
可搬型記憶媒体のファイル共用ができる。さらに初めて
ファイル共用をする際に媒体名を設定するので、可搬型
記憶媒体を通信ネットワーク上でユニークな記憶媒体と
して識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における適用可能な電子ファ
イりング装置のブロック図。
【図2】本発明の一実施例における可搬型記憶媒体の共
用ファイルの管理に用いられる登録簿を示す説明図。
【図3】本発明の一実施例における可搬型記憶媒体内の
ファイル共用登録処理に必要なデータを示す説明図。
【図4】従来の電子ファイリング装置を示したブロック
図。
【図5】本発明の一実施例におけるファイルサーバに装
着した可搬型記憶媒体のファイル共用に関するファイル
サーバによる申請処理を示すフローチャート。
【図6】本発明の一実施例におけるファイルサーバに装
着した可搬型記憶媒体の共用ファイルに対するクライア
ントによる参照処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
100,400…通信ネットワーク、110,410,
430…クライアント、120,140,420…ファ
イルサーバ、130…ファイルロケーションサーバ、1
23,143,426…ディスク装置、101…可搬型
記憶媒体、102…登録簿。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端末が通信ネットワークを介して相
    互接続され、他の端末のファイルをアクセスする参照手
    段と前記ファイルが参照可能であるかを問い合わせる調
    査手段を有する第一の端末と、可搬型記憶媒体を装着
    し、前記可搬型記憶媒体のファイルを蓄積する制御手段
    を有する第二の端末と、前記通信ネットワーク上の端末
    の共有可能な前記可搬型記憶媒体のファイル名を登録簿
    に蓄積する登録手段と、第一の端末の前記調査手段の問
    い合わせを受信する監視手段と、前記監視手段が受けた
    ファイル名と媒体名を前記登録簿より検索する検索手段
    と、検索結果を第一の端末に返信する通知手段とを有す
    る第三の端末とで、構成する電子ファイリング装置にお
    いて、 前記可搬型記憶媒体を前記第二の端末に装着時に、前記
    可搬型記憶媒体のファイル名と媒体名を前記第三の端末
    の登録手段に通知する申請手段を有することを特徴とす
    る電子ファイリング装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記可搬型記憶媒体の
    ファイルを初めて共用する際に、 前記可搬型記憶媒体が書き込み可能であり、前記可搬型
    記憶媒体が前記第二の端末に装着したことを前記第三の
    端末の登録手段に通知する申請手段と、前記可搬型記憶
    媒体に前記媒体名を新規に書き込む制御手段を備えた第
    二の端末である電子ファイリング装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記第一の端末の参照
    手段が、前記第二の端末に装着していたが、現在は他の
    端末に移動した前記可搬型記憶媒体のファイルの参照に
    失敗した際に、前記第一の端末の調査手段が前記第三の
    端末の監視手段を介して第三の検索手段に前記可搬型記
    憶媒体を現在装着中の端末名を問い合わせ、前記第一の
    調査手段が前記第三の端末の通知手段を介して取得した
    端末名を、前記第一の参照手段に報告し、前記第一の参
    照手段が前記報告を受けた端末にアクセスし、前記第二
    の端末で参照に失敗した可搬型記憶媒体のファイルを再
    参照する電子ファイリング装置の参照方法。
JP5069579A 1993-03-29 1993-03-29 電子ファイリング装置 Pending JPH06282480A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08314787A (ja) * 1995-05-12 1996-11-29 Nec Corp ファイルロケーション管理方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08314787A (ja) * 1995-05-12 1996-11-29 Nec Corp ファイルロケーション管理方式

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