JP4939152B2 - データ管理システム及びデータ管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、データ管理システム及びデータ管理方法に関し、例えば、クライアント装置からの要求に基づいてファイルを検索するデータ管理システムに適用して好適なものである。
従来、クライアント装置、ホスト装置及びストレージ装置をネットワークにより接続し、クライアント装置で処理されるファイルを、ホスト装置及びネットワークをそれぞれ介して送受信して、当該ファイルをストレージ装置内のハードディスクに格納するコンピュータシステムが実用化されている。
このようなコンピュータシステムでは、例えば、使用頻度の少ないファイルシステム(ファイルの集合)を、ストレージ装置内のいわゆる高価なハードディスクドライブからいわゆる安価なハードディスクドライブに移動するようになされている。
また、このようなコンピュータシステムでは、例えば、ファイル検索装置がネットワークに接続されており、クライアント装置から所定のファイルを指定して読み出すように要求するファイル読出し要求があったときに、クライアント装置が要求するファイルを検索し、ストレージ装置からクライアント装置に読み出すようになされている。
しかしながら、ファイル検索装置の検索エンジンについては、通常、専業ベンダーによって開発及び製品化されるようになされている一方、ストレージ装置のファイルを移動するソフトウェアについては、ストレージ装置ベンダーによって、開発及び製品化されるようになされているため、ファイル検索装置及びストレージ装置間を接続するインターフェースが標準化されていない。
このため、ファイル検索装置の検索エンジンにおいて、ファイルの検索における索引となる検索インデクステーブルを作成した後に、ストレージ装置において、ファイルシステムを移動した場合には、当該検索インデクステーブルに基づいて当該ファイルシステムのファイルを検索することができず、エラーとなる。従って、このようなコンピュータシステムでは、検索インデクステーブルに基づいてファイルを検索するために、検索インデクステーブルを再作成する必要がある。
原理的には、ストレージ装置の管理者が移動履歴を参照し、移動したファイルシステムごとに検索インデクステーブルを更新するといった運用も考えられるが、ストレージ装置の1つのファイルシステムには何百万個ものファイルが格納される場合がある。そして、検索インデクステーブルはファイル単位で作成されるため、ストレージ装置の管理者が検索インデクステーブルを更新することは現実的ではない。
そこで、特許文献1では、ファイル格納場所の空き情報と、ファイルのメタデータ及びアクセス権情報を管理し、格納されているファイルにアクセスして、当該ファイルの書換えを行うファイル管理システムにおいて、メタデータに含まれるファイルの格納場所情報と前記アクセス権情報に基づいて、データのアクセスを排他制御してファイルの格納場所を変更することが提案されている。
特開2003−280950号公報
しかしながら、近年、コンプライアンス(法令遵守)等の観点から、使用頻度の少ないファイルであっても一定期間保存しておかなければならないため、このような使用頻度の少ないファイルのファイルシステムを他のストレージ装置に移動して保存するといったことがなされている。
そして、このようにファイルシステムを他のストレージ装置に移動した場合や、とりわけ、ホスト装置がマウントすることができない他のストレージ装置にファイルシステムを移動した場合には、ファイルシステムの格納場所情報を更新することができないため、当該ファイルシステムのファイルを検索することができず、この結果、クライアント装置が要求するファイルを読み出すことができないという問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ファイル管理の信頼性が高いデータ管理システム及びデータ管理方法を提案するものである。
かかる課題を解決するために本発明のデータ管理システムにおいては、クライアント装置からの要求を受け付けるホスト装置と、ファイルの集合でなるファイルシステムを格納する第1のボリュームを有する第1のストレージ装置と、第2のボリュームを有する第2のストレージ装置と、前記ファイルシステム中のファイルの集合が所定期間にアクセスされなかった場合、ファイルシステム単位の前記ファイルシステムを前記第1のストレージ装置の前記第1のボリュームから前記第2のストレージ装置の前記第2のボリュームに移動させるファイルシステム移動装置と、を含むデータ管理システムであって、を含むデータ管理システムであって、前記ホスト装置は、ロケーション情報とファイルシステム移動情報とを有し、前記ロケーション情報はファイル単位で管理されると共に、各ファイルの識別子と前記ファイルが属する前記ファイルシステムの識別子とを含み、前記ファイルシステム移動情報はファイルシステム単位で管理されると共に、前記ファイルシステムの移動の前後の前記移動と前記ファイルシステムの記憶位置とを示し、前記ファイルシステム移動装置が前記ファイルシステムを移動するとき、前記ファイルシステム移動装置は、前記移動の通知を前記ホスト装置に送信し、前記ホスト装置は前記移動の通知の受信に応じて前記ファイルシステム移動情報を更新し、前記ホスト装置は、前記ロケーション情報および前記更新されたファイルシステム移動情報を用いて前記移動されたファイルシステム中の前記ファイルにアクセスするようにした。
また、本発明のデータ管理方法においては、クライアント装置からの要求を受け付けるホスト装置と、ファイルの集合でなるファイルシステムを格納する第1のボリュームを有する第1のストレージ装置と、第2のボリュームを有する第2のストレージ装置と、前記ファイルシステム中のファイルの集合が所定期間にアクセスされなかった場合、ファイルシステム単位の前記ファイルシステムを前記第1のストレージ装置の前記第1のボリュームから前記第2のストレージ装置の前記第2のボリュームに移動させるファイルシステム移動装置と、を含むデータ管理システムのデータ管理方法であって、前記ホスト装置は、ロケーション情報とファイルシステム移動情報とを有し、前記ロケーション情報はファイル単位で管理されると共に、各ファイルの識別子と前記ファイルが属する前記ファイルシステムの識別子とを含み、前記ファイルシステム移動情報はファイルシステム単位で管理されると共に、前記ファイルシステムの移動の前後の前記移動と前記ファイルシステムの記憶位置とを示し、前記ファイルシステム移動装置が、前記ファイルシステムを前記第1のストレージ装置の前記第1のボリュームから前記第2のストレージ装置の前記第2のボリュームに移動する第1のステップと、前記第1のステップにおけるファイルシステムの移動に伴って、ファイルシステム移動装置が、前記移動の通知を前記ホスト装置に送信する第2のステップと、前記第2のステップにおける前記移動の通知の受信に応じて前記ホスト装置が、前記ファイルシステム移動情報を更新し、前記ロケーション情報および前記更新されたファイルシステム移動情報を用いて前記移動されたファイルシステム中の前記ファイルにアクセスする第3のステップと、を備えるようにした。
従って、クライアント装置からファイル検索要求を受信したときに、検索情報が更新されていないといった事態を未然かつ有効に防止して、ファイル検索要求に対応するファイルを検索することができ、この結果、クライアント装置が要求するファイルを読み出すことができる。
本発明によれば、ファイル管理の信頼性が高いデータ管理システム及びデータ管理方法を実現できる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるデータ管理システム1の構成を示している。データ管理システム1は、クライアント装置2、ホスト装置3及びファイルシステム移動装置4がLAN(Local Area network)5を介して接続され、ホスト装置3、ファイルシステム移動装置4、第1のストレージ装置6及び第2のストレージ装置7がSAN(Storage Area Network)8を介して接続されることにより構成されている。
クライアント装置2は、CPU(Central Processing Unit)やメモリ等の情報処理資源を備えたコンピュータ装置であり、例えば、パーソナルコンピュータなどから構成される。クライアント装置2は、キーボード、スイッチやポインティングデバイス、マイクロフォン等の情報入力装置(図示せず)と、モニタディスプレイやスピーカ等の情報出力装置(図示せず)とが接続されている。この場合、クライアント装置2は、例えば、キーワード指定等によりファイルを検索するファイル検索要求及び当該検索結果に基づいてファイルを読み出すファイル読出し要求をホスト装置3に送信するようになされている。
図2は、ホスト装置3の構成を示している。ホスト装置3は、LAN5と接続され、イーサネット(登録商標)通信を制御するイーサネット(登録商標)コントローラ11、SAN8と接続され、ファイバチャネル通信を制御するファイバチャネルコントローラ12、情報入力装置及び情報出力装置を制御する入出力コントローラ13、ハードディスクドライブ部19を制御するハードディスクドライブコントローラ14、当該ホスト装置3全体を制御するCPU15及び各種プログラム等を格納するメモリ16が、上述の各構成要素と接続され、ファイル等の転送を制御するブリッジチップ17を介して接続されることにより構成されている。
また、ハードディスクドライブコントローラ14には、複数のハードディスクドライブ18を備えたハードディスクドライブ部19が接続されている。この場合、所定のハードディスクドライブ18の全部又は一部については、ファイル検索等に使用する各種テーブル等を格納するインデクスデータベース20として使用される。インデクスデータベース20には、ファイルごとにロケーション情報等を格納する正引きインデクステーブル21、キーワードごとに当該キーワードを含むファイルの情報等を格納する逆引きインデクステーブル22及び後述するストレージ装置の論理ボリューム間におけるファイルシステムの移動前後の情報等を格納するファイルシステム移動管理テーブル23が格納されている。なお、正引きインデクステーブル21、逆引きインデクステーブル22及びファイルシステム移動管理テーブル23の詳細な説明については、後述する。
なお、ファイルシステムとは、ファイルの集合である。この場合、1つのファイルシステムには多数のファイルが含まれる。ファイルは、デジタルデータであるため、その集合であるファイルシステムについてもデジタルデータである。またなお、論理ボリュームとは、上述のファイルシステムを格納する器である。本実施の形態では、1つのファイルシステムが1つの論理ボリュームに格納される1対1の構成としているが、本発明はこれに限らず、1つのファイルシステムが複数の論理ボリュームに跨る構成、又は1つの論理ボリュームに複数のファイルシステムが格納される場合にも適用することができる。
さらに、ホスト装置3のメモリ16には、各種処理を実行するプログラムであるアプリケーションプログラム31が格納されている。アプリケーションプログラム31は、ファイル検索処理やファイル読書き処理を実行するプログラムであるエージェント21、HTTP/XML(HyperText Transfer Protocol/ eXtensible Markup Language)に基づいた制御を実行するHTTP/XMLスタック33、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に基づいた制御を実行するTCP/IPスタック34、当該ホスト装置3にマウント/アンマウントするファイルシステムを管理するプログラムであるマウント管理プログラム35、ファイルシステムを管理するプログラムであるファイルシステム管理プログラム36、イーサネット(登録商標)コントローラ11を制御するドライバであるイーサネット(登録商標)ドライバ37及びファイバチャネルコントローラ12を制御するドライバであるファイバチャネルドライバ38から構成されている。なお、マウントとは、ファイルシステムをホスト装置3に認識させ、読書き処理を実行可能な状態とすることをいう。
エージェント32は、ファイル検索処理プログラム41、ファイル読出し処理プログラム42、インデクス作成プログラム43、インデクス更新管理プログラム44、同期管理プログラム45及びデータベース管理プログラム46から構成されている。各種プログラムの詳細な説明については、後述のフローチャートにおいて説明する。
なお、このホスト装置3のハードウェア構成は、この他種々の形態に構成された汎用の電子計算機(パーソナルコンピュータ)や、ワークステーション、メインフレームコンピュータなどで実現し得るものである。またなお、正引きインデクステーブル21、逆引きインデクステーブル22及びファイルシステム移動管理テーブル23は、メモリ16に格納されていても良い。
図3は、ファイルシステム移動装置4の構成を示している。ファイルシステム移動装置4は、メモリ56及びハードディスクドライブ部59上に格納されている各種プログラムや情報等が異なる点を除いて、ホスト装置3と同様に構成されている。すなわち、ファイルシステム移動装置4は、汎用の電子計算機(パーソナルコンピュータ)などで実現し得るものである。ファイルシステム移動装置4は、イーサネット(登録商標)コントローラ51、ファイバチャネルコントローラ52、入出力コントローラ53、ハードディスクドライブコントローラ54、CPU55及びメモリ56がブリッジチップ57を介して接続されることにより構成されている。
また、ハードディスクコントローラ54には、複数のハードディスクドライブ58を備えたハードディスクドライブ部59が接続されている。この場合、所定のハードディスクドライブ58には、ファイルシステム移動ルール61及びファイルシステム移動管理テーブル62が格納されている。
ファイルシステム移動ルール61には、例えば、「ファイルシステムのいずれかのファイルが所定の期間読書き処理されていない場合には、そのファイルシステムを第1のストレージ装置6から第2のストレージ装置7に移動させる」や、「ホスト装置3にマウントされているファイルシステムのうち、直近の3ヶ月間の読書き処理の頻度が少ない2割の最終更新日時をチェックし、最終更新日時から1ヶ月以上経過している場合には、そのファイルシステムを第1のストレージ装置6から第2のストレージ装置7に移動させる」等のファイルシステムを移動させるための一定の規則が記載されている。なお、ファイルシステム移動管理テーブル62については、上述のファイルシステム移動管理テーブル23と同様に構成されている。
さらに、ファイルシステム移動装置4のメモリ16には、ファイルシステム移動処理等を実行するプログラムであるファイルシステム移動管理マネージャ71、HTTP/XMLスタック72、TCP/IPスタック73、ファイルシステム管理プログラム74、イーサネット(登録商標)ドライバ75及びファイバチャネルドライバ76が格納されている。なお、ファイルシステム管理プログラム74は、ファイルシステム管理プログラム35と異なり、すべてのホスト装置3にマウント/アンマウントするファイルシステムについて管理するようになされている。
ファイルシステム移動管理マネージャ71は、ファイルシステム移動開始判定プログラム81、同期管理プログラム82、ファイルシステム移動通知プログラム83、ファイルシステム移動プログラム84及びファイルシステムマウント準備プログラム85から構成されている。なお、各種プログラムの詳細な説明については、後述のフローチャートにおいて説明する。
なお、このファイルシステム移動装置4のハードウェア構成は、この他種々の形態に構成されたパーソナルコンピュータなどで実現し得るものである。またなお、マイグレーションルール61及びファイルシステム移動管理テーブル62は、メモリ56に格納されていても良い。
図4は、第1のストレージ装置6及び第2のストレージ装置7の構成を示している。第1のストレージ装置6は、記憶制御部91A及び記憶部92Aから構成されている。記憶制御部91Aは、SAN8と接続され、ファイバチャネル通信を制御するフロントエンドコントローラ101A、当該第1のストレージ装置6全体の制御を司るCPU102A、送受信されるファイルを一時的に格納するキャッシュメモリ104A及び記憶部92Aと接続され、当該記憶部92Aとの通信を制御するバックエンドコントローラ106Aが、上述の各構成要素と接続され、データの転送を制御するデータ転送コントローラ103Aを介して接続されることにより構成されている。また、CPU102Aには、当該第1のストレージ装置6を制御するために必要なプログラムやテーブル、情報等が格納されているローカルメモリ105Aが接続されている。さらに、記憶部92Aは、複数のハードディスクドライブ111Aを備えて構成されている。
CPU102Aは、複数のハードディスクドライブ111AをいわゆるRAID方式に規定されるRAIDレベル(例えば、RAID0、1、5等)で制御することができるようになされている。RAID方式においては、複数のハードディスクドライブ111Aが1つのRAIDグループとして管理される。RAIDグループ上には、ホスト装置3からのアクセス単位である複数の論理ボリューム112Aが定義される。それぞれの論理ボリューム112Aには、LUN(Logical Unit Number)が割り当てられる。
ハードディスクドライブ111Aは、例えば、FC(Fibre Channel)ディスクドライブ、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)ディスクドライブ、PATA(Parallel Advanced Technology Attachment)ディスクドライブ、FATA(Fibre Attached Technology Adapted)ディスクドライブ、SAS(Serial Attached SCSI)ディスクドライブ或いはSCSI(Small Computer System Interface)ディスクドライブ等のストレージデバイスである。
第2のストレージ装置7は、上述の第1のストレージ装置6と同様に構成されており、第2のストレージ装置7の各構成要素について、第1のストレージ装置6の構成要素と同一部分の同一符号に、添え字「A」に代えて添え字「B」を付している。なお、データ管理システム1では、第2のストレージシステム7がアーカイブ用のストレージシステムという観点から、第1のストレージシステム6のディスクドライブ111Aを、例えば、SCSI(Small Computer System Interface)ディスクドライブ等のいわゆる高価なハードディスクドライブから構成し、第2のストレージシステム7のドライブ111Bを、例えば、SATA(Serial AT Attachment)ディスクドライブや光ディスク等のいわゆる安価なハードディスクドライブから構成することもできる。
次に、正インデクステーブル21、逆インデックステーブル22及びファイルシステム移動管理テーブル23の構成について説明する。
図5は、正インデクステーブル21の構成を示している。正インデクステーブル21は、インデクスレコードごとに、当該インデクスレコードを識別するためのインデクスレコード番号121、ファイルが作成されたホスト装置3を識別するためのホスト装置識別子122、ファイルが格納された論理ボリュームのファイルシステムを識別するためのファイルシステム識別子123、ファイルシステムの所在を示すパスのパス名124、ファイルのファイル名125、ファイルの更新日付、アクセス権限制御情報等からなる属性情報126、ファイルのキーワードからなるキーワードリスト127を格納するようになされている。なお、ホスト装置識別子122、ファイルシステム識別子123、パス名124、ファイル名125は、合わせてロケーション情報128と呼ばれる場合もある。またなお、ホスト装置識別子122は、複数のホスト装置3が存在し、最初にファイルが作成されたホスト装置3と、論理ボリュームが一旦オフライン(後述)にされたのち、再度オンライン(後述)にされる場合に、最初と異なるホスト装置3にマウントされるといった場合について考慮している。
図6は、逆インデクステーブル22の構成を示している。逆インデクステーブル22は、例えば、B−Tree(Balanced tree(バランス木))アルゴリズムを採用したテーブルであり、木構造のインデックスツリー(索引木)により検索を高速化することができるようになされている。この逆インデクステーブル22は、キーワード131ごとに検索することができるようになされている。そして、逆インデクステーブル22は、当該キーワード131に対して、逆引きレコードごとに、そのキーワード131を有するファイルのインデクスレコード番号132及び属性情報133を格納するようになされている。この場合、逆インデクステーブル22のインデクスレコード番号132は、正インデクステーブル21のインデクスレコード番号121と対応している。従って、逆インデクステーブル22は、キーワード131から逆引きして正インデクステーブル21のインデクスレコード番号121を検索することができるようになされている。
図7は、ファイルシステム移動管理テーブル23の構成を示している。ファイルシステム移動管理テーブル23は、マッピングレコードごとに、ファイルシステム識別子141、ファイルシステムの格納状態を示すファイルシステム状態142、最初にファイルを作成したホスト装置3を識別するための元ホスト装置識別子143、移動前にファイルシステムが格納されていたストレージ装置を識別するための元ストレージ装置識別子144、移動前にファイルシステムが格納されていた論理ボリュームを識別するための元論理ボリューム識別子145、現在、当該ファイルを含むファイルシステムをマウントしているホスト装置3を識別するための現ホスト装置識別子146、現在ファイルシステムが格納されているストレージ装置を識別するための現ストレージ装置識別子147、現在ファイルシステムが格納されている論理ボリュームを識別するための元論理ボリューム識別子148を格納するようになされている。
ファイルシステム状態142、元ホスト装置識別子143、元ストレージ装置識別子144、元論理ボリューム識別子145、現ホスト装置識別子146、現ストレージ装置識別子147、元論理ボリューム識別子148については、ファイルシステムの移動によって更新が必要となる。また、ファイルシステム状態142、元ホスト装置識別子143、元ストレージ装置識別子144、元論理ボリューム識別子145、現ホスト装置識別子146、現ストレージ装置識別子147、元論理ボリューム識別子148は、合わせてファイルシステム移動情報149と呼ばれる場合もある。
ファイルシステム状態142には、例えば、ファイルシステムが第1のストレージ装置6に格納されている場合には「1次記憶」、ファイルシステムが第2のストレージ装置6に格納されている場合には「2次記憶」と記載され、ファイルシステムに書込みすることができる場合には「書込み許可」、ファイルシステムに書込みすることができない場合には「書込み禁止」と記載され、ファイルシステムがホスト装置3にマウントされている場合には「オンライン」、ファイルシステムがホスト装置3にマウントされていない場合には「オフライン」と記載される。なお、ファイルシステムの格納状態の状態遷移については、順次説明する。またなお、オンラインとは、ファイルシステムがホスト装置3にマウントされている状態を示しており、オフラインとは、ファイルシステムがホスト装置3にマウントされていない状態を示している。
また、ファイルシステム移動管理テーブル62は、マッピングレコードごとに、ファイルシステム識別子151、ファイルシステム状態152、元ホスト装置識別子153、元ストレージ装置識別子154、元論理ボリューム識別子155、現ホスト装置識別子156、現ストレージ装置識別子157、元論理ボリューム識別子158を格納するようになされている。また、ファイルシステム状態152、元ホスト装置識別子153、元ストレージ装置識別子154、元論理ボリューム識別子155、現ホスト装置識別子156、現ストレージ装置識別子157、元論理ボリューム識別子158は、合わせてファイルシステム移動情報159と呼ばれる場合もある。
図8は、データ管理システム1の動作概要について示している。データ管理システム1では、ファイルシステム移動装置4において、ファイルシステム移動管理テーブル61に基づいて第1のストレージ装置6の論理ボリューム112Aから第2のストレージ装置7の論理ボリューム112Bにファイルシステムを移動し(A1)、当該ファイルシステムの移動に伴って更新されたファイルシステム移動装置4のファイルシステム移動管理テーブル62におけるファイルシステム移動更新情報159をホスト装置3に送信して(A2)、ホスト装置3のインデクスデータベース20におけるファイルシステム移動管理テーブル23のファイルシステム移動情報159を更新する(A3)ようになされている。
具体的に、データ管理システム1の動作概要について説明すると、ホスト装置3は、クライアント装置2から送信されたファイルを第1のストレージ装置6に送信することにより、当該ファイルを第1のストレージ装置6の論理ボリューム112Aに格納させる。ホスト装置3は、定期的にエージェント32を実行することにより、クライアント装置2から送信された、又は当該ホスト装置3上で作成若しくは更新されたファイルを第1のストレージ装置6から読み出して解析し、ロケーション情報128や属性情報126、キーワードリスト127を作成する。続いて、ホスト装置3は、作成したロケーション情報128や属性情報126、キーワードリスト127によりインデクスデータベース20の正インデクステーブル21及び又は逆インデクステーブル22を更新する。
ここで、ファイルシステム移動装置4は、所定のタイミングで、ファイルシステム移動管理マネージャ71を実行し、ファイルシステム移動ルール61に従って、例えば、所定の期間読書き処理されていないファイルシステム161のファイルシステム移動要求を第1のストレージ装置6及び第2のストレージ装置7に送信することにより、当該ファイルシステム161を第1のストレージ装置6の論理ボリューム112Aから第2のストレージ装置7の論理ボリューム112Bに移動させる。
ファイルシステム移動装置4は、ファイルシステム161の移動が完了すると、ファイルシステム移動管理テーブル62のファイルシステム移動情報159を更新する。そして、ファイルシステム移動装置4は、ファイルシステム移動通知と共に、更新されたファイルシステム移動管理テーブル62のファイルシステム移動情報159をホスト装置3に送信する。
ホスト装置3は、送信されたファイルシステム移動管理テーブル62のファイルシステム移動更新情報159により、インデクスデータベース20におけるファイルシステム移動管理テーブル23のファイルシステム移動情報149を更新する。
これにより、データ管理システム1では、クライアント装置2からファイル検索要求を受信したときに、ファイルシステム管理テーブル23が更新されていないといった事態を未然かつ有効に防止して、ファイル検索要求に対応するファイルを検索することができ、この結果、クライアント装置2が要求するファイルを読み出すことができる。
次に、ホスト装置3におけるインデクス作成処理について説明する。図9は、このホスト装置3におけるインデクス作成処理に関するホスト装置3のCPU15の具体的な処理手順を示したフローチャートである。
ホスト装置3のCPU15は、当該ホスト装置3が起動すると、各種インデクステーブルを作成するインデクス作成処理プログラム43を実行することにより、図9に示すインデクス作成処理手順RT1に従って、当該インデクス作成処理の起動開始時刻を経過するのを待機モードで待ち受ける(S1)。なお、起動開始時刻は、例えば、1日のうちのある所定の時間(24時間に1回)等、比較的短い、一定の時間間隔ごとに設定されている。
やがて、ホスト装置3のCPU15は、インデクス作成処理の起動開始時刻を経過すると(S1:YES)、ファイルシステム管理プログラム36を実行することにより、当該ホスト装置3にマウントされているファイルシステムをチェックして、当該ファイルシステムのうち、1つのファイルシステムを選択する(S2)。続いて、ホスト装置3のCPU15は、選択されたファイルシステムのうち、1つのファイルを選択する(S3)。続いて、ホスト装置3のCPU15は、選択されたファイルが新規に追加されたファイルであるか、又は更新されたファイルであるか否かをチェックする(S4)。
そして、ホスト装置3のCPU15は、選択されたファイルが新規に追加されたファイルでなく、かつ更新されたファイルでない場合(S4:NO)には、ステップS7に進む。これに対して、ホスト装置3のCPU15は、選択されたファイルが新規に追加されたファイルであるか、又は更新されたファイルである場合(S4:NO)には、当該ファイルを読み出して、ファイルの内容を解析する(S5)。
続いて、ホスト装置3のCPU15は、データベース管理プログラム46を実行することにより、ファイルの解析結果に基づいてロケーション情報128や属性情報126、キーワードリスト127を作成して、作成したロケーション情報128や属性情報126、キーワードリスト127によりインデクスデータベース20の正インデクステーブル21及び又は逆インデクステーブル22を更新する(S6)。
やがて、ホスト装置3のCPU15は、選択されたファイルシステムのすべてのファイルを選択したか否かチェックする(S7)。そして、ホスト装置3のCPU15は、選択されたファイルシステムのすべてのファイルを選択していない場合(S7:NO)には、選択されたファイルシステムのうち、次のファイルを選択し(S8)、この後、再び、選択されたファイルが新規に追加されたファイルであるか、又は更新されたファイルであるか否かをチェックするステップS4に戻り、この後、同様の処理を繰り返す(S4〜S8)。
これに対して、ホスト装置3のCPU15は、選択されたファイルシステムのすべてのファイルを選択した場合(S7:YES)には、当該ホスト装置3にマウントされているすべてのファイルシステムを選択したか否かチェックする(S9)。そして、ホスト装置3のCPU15は、当該ホスト装置3にマウントされているすべてのファイルシステムを選択していない場合(S9:NO)には、次のファイルシステムを選択し(S10)、この後、再び、選択されたファイルシステムのうち、1つのファイルを選択するステップS3に戻り、この後、同様の処理を繰り返す(S3〜S10)。
これに対して、ホスト装置3のCPU15は、当該ホスト装置3にマウントされているすべてのファイルシステムを選択した場合(S9:YES)には、この後、再び、当該インデクス作成処理の起動開始時刻を経過するのを待ち受ける待機モードに戻り(S1)、この後、同様の処理を繰り返す(S1〜S10)。
次に、ファイルシステム移動装置4におけるファイルシステム移動開始判定処理について説明する。図10は、このファイルシステム移動装置4におけるファイルシステム移動開始判定処理に関するファイルシステム移動装置4のCPU55の具体的な処理手順を示したフローチャートである。
ファイルシステム移動装置4のCPU55は、当該ファイルシステム移動装置4が起動すると、ファイルシステムの移動を開始するか否か判定するファイルシステム移動開始判定処理プログラム81を実行することにより、図10に示すファイルシステム移動開始判定処理手順RT2に従って、当該ファイルシステム移動開始判定処理の起動開始時刻を経過するのを待機モードで待ち受ける(S11)。なお、起動開始時刻は、例えば、1ヶ月のうちの1日のある所定の時間等、比較的長い、一定の時間間隔に設定されている。
やがて、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、インデクス作成処理の起動開始時刻を経過すると(S11:YES)、ファイルシステム管理プログラム74を実行することにより、所定のホスト装置3にマウントされているファイルシステムをチェックして、当該ファイルシステムのうち、1つのファイルシステムを選択する(S12)。続いて、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、選択されたファイルシステムがファイルシステム移動ルール61に適合するか否かをチェックする(S13)。
そして、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、選択されたファイルシステムがファイルシステム移動ルール61に適合しない場合(S13:NO)には、ステップS14に進む。これに対して、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、選択されたファイルシステムがファイルシステム移動ルール61に適合する場合(S13:YEA)には、ファイルシステム移動通知プログラム83を実行することにより、ファイルシステム移動通知処理を実行する(RT3)。
ここで、ファイルシステム移動装置4におけるファイルシステム移動処理について説明する。図11は、このファイルシステム移動装置4におけるファイルシステム移動処理に関するファイルシステム移動装置4のCPU55の具体的な処理手順を示したフローチャートである。
ファイルシステム移動装置4のCPU55は、選択されたファイルシステムがファイルシステム移動ルール61に適合すると、ファイルシステムを移動するファイルシステム移動処理プログラム84を実行することにより、図11に示すファイルシステム移動処理手順RT3に従って、選択されたファイルシステムを第1のストレージ装置6の論理ボリューム112Aから第2のストレージ装置7の論理ボリューム112Bに移動させる(S21)。
具体的に、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、選択されたファイルシステムのファイルシステム移動要求を第1のストレージ装置6及び第2のストレージ装置7に送信する。第1のストレージ装置6のCPU102Aは、ファイルシステム移動装置4から送信されたファイルシステム移動要求を受信すると、当該ファイルシステム移動要求に対応する、論理ボリューム112Aに格納されたファイルシステムを、第2のストレージ装置7に送信する。第2のストレージ装置7のCPU102Bは、第1のストレージ装置6から送信されたファイルシステムを論理ボリューム112Bに格納する。そして、第2のストレージ装置7は、当該ファイルシステムの移動が完了すると、ファイルシステム移動完了報告をファイルシステム移動装置4及び第1のストレージシステム6に送信する。第1のストレージ装置6は、第2のストレージ装置7からファイルシステム移動完了報告を受信すると、送信したファイルシステムを論理ボリューム112Aから削除する。
続いて、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、第2のストレージ装置7からファイルシステム移動完了報告を受信すると、ファイルシステム移動管理テーブル62を更新する(S22)。
具体的に、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、例えば、移動したファイルシステムのファイル移動管理テーブル62のファイルシステム識別子151に対応するマッピングレコードにおいて、ファイルシステム状態152を「1次記憶」、「書込み許可」、「オンライン」から、「2次記憶」、「書込み禁止」、「オフライン」に変更し、元ストレージ装置識別子154及び元論理ボリューム識別子155を、移動したファイルシステムが格納されていた第1のストレージ装置6及びその論理ボリューム112Aの識別子に変更し、現ストレージ装置識別子157及び現論理ボリューム識別子158を、移動したファイルシステムを格納した第2のストレージ装置7及びその論理ボリューム112Bの識別子に変更する。
続いて、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、ホスト装置3等の他の装置との通信及び同期について制御するプログラムである同期管理プログラム82を実行することにより、ファイルシステム移動通知を作成し、当該ファイルシステム移動通知及び更新したファイル移動管理テーブル62のファイルシステム移動情報159を、当該マッピングレコードの現ホスト装置識別子156に対応するホスト装置3に送信する(S23)。
やがて、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、この後、ファイルシステム移動処理手順RT3を終了し(S24)、図10に示すファイルシステム移動開始判定処理手順RT2のステップS14に進む。
やがて、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、すべてのホスト装置3にマウントされているファイルシステムを選択したか否かチェックする(S14)。そして、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、すべてのホスト装置3にマウントされているファイルシステムを選択していない場合(S14:NO)には、次のファイルシステムを選択し(S10)、この後、再び、選択されたファイルシステムがファイルシステム移動ルール61に適合するか否かをチェックするステップS13に戻り、この後、同様の処理を繰り返す(S13〜S15、RT3)。
これに対して、ホスト装置3のCPU15は、すべてのホスト装置3にマウントされているファイルシステムを選択した場合(S14:YES)には、この後、再び、当該ファイルシステム開始判定処理の起動開始時刻を経過するのを待ち受ける待機モードに戻り(S11)、この後、同様の処理を繰り返す(S11〜S15)。
次に、ホスト装置3におけるインデクス更新管理処理について説明する。図12は、このホスト装置3におけるインデクス更新管理処理に関するホスト装置3のCPU15の具体的な処理手順を示したフローチャートである。
ホスト装置3のCPU15は、当該ホスト装置3が起動すると、各種インデクステーブルを更新及び管理するインデクス更新管理処理プログラム44を実行することにより、図12に示すインデクス更新管理処理手順RT4に従って、ファイルシステム移動装置4からファイルシステム移動通知及びシステム移動管理テーブル62のファイルシステム移動情報159を受信するのを待機モードで待ち受ける(S31)。
やがて、ホスト装置3のCPU15は、ファイルシステム移動装置4において同期管理プログラム82が実行されると、同期管理プログラム45を実行して、ファイルシステム移動装置4からファイルシステム移動通知及びシステム移動管理テーブル62のファイルシステム移動情報159を受信すると(S31:YES)、インデクスデータベース20を管理するデータベース管理プログラム46を実行することにより、ファイルシステム移動管理テーブル62のファイルシステム移動情報159により、上述のファイルシステム移動管理テーブル62における更新と同様に、インデクスデータベース20のファイルシステム移動管理テーブル23を更新する(S32)。
この場合、ホスト装置3のCPU15では、ファイルごとに管理するため膨大な数となる正インデクステーブル21のインデクスレコードについて更新することなく、当該インデクステーブルに比して総数の少ないファイルシステム移動管理テーブル23のマッピングレコードにおいてファイルシステムの移動を管理してファイルが格納されている論理ボリュームを管理することにより、インデクスデータベース20の更新処理を一段と高速化することができるようになされている。
やがて、ホスト装置3のCPU15は、この後、再び、ファイルシステム移動装置4からファイルシステム移動通知及びシステム移動管理テーブル62のファイルシステム移動情報159を受信するのを待ち受ける待機モードに戻り(S31)、この後、同様の処理を繰り返す(S31〜S32)。
次に、ホスト装置3におけるファイル検索処理について説明する。図13は、このホスト装置3におけるインデクス更新管理処理に関するホスト装置3のCPU15の具体的な処理手順を示したフローチャートである。
ホスト装置3のCPU15は、当該ホスト装置3が起動すると、ファイルを検索するファイル検索処理プログラム41を実行することにより、図13に示すファイル検索処理手順RT5に従って、クライアント装置2からファイル検索要求を受信するのを待機モードで待ち受ける(S41)。なお、ファイル検索要求には、例えば、「キーワード「予算」とキーワード「IT」の両方を含み、かつ、過去3年間に作成されたすべてのファイルを検索せよ」等のファイルを検索するための条件が記載されている。
やがて、ホスト装置3のCPU15は、クライアント装置2からファイル検索要求を受信すると(S41:YES)、データベース管理プログラム46を実行することにより、インデクスデータベース20の正インデクステーブル21、逆インデクステーブル22及びファイルシステム移動管理テーブル23を検索すると共に、同期管理プログラム45を実行することにより、当該ファイル検索要求を他のホスト装置3に送信する(S42)。
具体的に、ホスト装置3のCPU15は、キーワードによりファイルを検索する場合には、逆インデクステーブル22のキーワード131を検索することにより、当該キーワード131のインデクスレコード番号132を得ることができる。次に、ホスト装置3のCPU15は、インデクスレコード番号132がインデクスレコード番号121と対応しているため、このインデクスレコード番号121から、当該インデクスレコード番号121のファイルシステム識別子123を得ることができる。そして、ホスト装置3のCPU15は、ファイルシステム識別子123がファイルシステム識別子141に対応しているため、このファイルシステム識別子141から、現ストレージ装置識別子147及び現論理ボリューム識別子148を得ることができる。
また、ホスト装置3のCPU15は、属性情報によりファイルを検索する場合には、正インデックステーブル21の属性情報126を検索することにより、当該属性情報126のファイル名125及びファイルシステム識別子123を得ることができる。そして、ホスト装置3のCPU15は、上述の場合と同様に、ファイルシステム識別子123がファイルシステム識別子141に対応しているため、このファイルシステム識別子141から、現ストレージ装置識別子147及び現論理ボリューム識別子148を得ることができる。
従って、ホスト装置3のCPU15は、上述のようにインデクスデータベース20の正インデクステーブル21、逆インデクステーブル22及びファイルシステム移動管理テーブル23を検索することにより、クライアント装置2のファイル検索要求に対応するファイルのファイルシステムが、現在どのストレージ装置のどの論理ボリュームに格納されているかを認識することができる。
なお、他のホスト装置3のCPU15は、クライアント装置2からファイル検索要求を受信したホスト装置3において同期管理プログラム82が実行されると、同期管理プログラム45を実行して、当該ホスト装置3からファイル検索要求を受信すると、データベース管理プログラム46を実行することにより、上述の場合と同様に、インデクスデータベース20の正インデクステーブル21、逆インデクステーブル22及びファイルシステム移動管理テーブル23を検索し、ファイル検索要求に当てはまるファイル名125、現ストレージ装置識別子147及び現論理ボリューム識別子148をファイル検索結果報告として、クライアント装置2からファイル検索要求を受信したホスト装置3に送信するようになされている。
続いて、ホスト装置3のCPU15は、インデクスデータベース20の正インデクステーブル21、逆インデクステーブル22及びファイルシステム移動管理テーブル23の検索が終了し、かつすべての他のホスト装置3からファイル検索結果報告を受信するのを待機モードで待ち受ける(S43)。
やがて、ホスト装置3のCPU15は、インデクスデータベース20の正インデクステーブル21、逆インデクステーブル22及びファイルシステム移動管理テーブル23の検索が終了し、かつすべての他のホスト装置3からファイル検索結果報告を受信すると(S43:YES)、当該ホスト装置3におけるファイル検索結果及びすべての他のホスト装置3からのファイル検索結果報告に基づいて、クライアント装置2からのファイル検索要求に対応するファイル検索結果一覧リストを作成し、当該ファイル検索結果一覧リストをクラインと装置2に送信する(S44)。
やがて、ホスト装置3のCPU15は、この後、再び、クライアント装置2からファイル検索要求を受信するのを待ち受ける待機モードに戻り(S41)、この後、同様の処理を繰り返す(S41〜S44)。
次に、ホスト装置3におけるファイル読出し処理について説明する。図14は、このホスト装置3におけるファイル読出し処理に関するホスト装置3のCPU15の具体的な処理手順を示したフローチャートである。
ホスト装置3のCPU15は、当該ホスト装置3が起動すると、ファイルを読み出すファイル読出し処理プログラム42を実行することにより、図14に示すファイル読出し処理手順RT6に従って、クライアント装置2からファイル読出し要求を受信するのを待機モードで待ち受ける(S51)。なお、クライアント装置2は、ホスト装置3から送信されたファイル検索結果一覧リストを参照し、クライアント装置2のユーザが読み出したいファイルが存在する場合には、当該ファイルのファイル読出し要求をホスト装置3に送信するようになされている。
やがて、ホスト装置3のCPU15は、クライアント装置2からファイル読出し要求を受信すると(S51:YES)、当該ホスト装置3におけるファイル検索結果及びすべての他のホスト装置3からのファイル検索結果報告における現ストレージ装置識別子147及び現論理ボリューム識別子148を参照し、ファイル読出し要求に対応するファイルが第2のストレージ装置7に格納されているか否かをチェックする(S52)。
そして、ホスト装置3のCPU15は、ファイル読出し要求に対応するファイルが第2のストレージ装置7に格納されていない場合(S52:NO)には、ステップS57に進む。これに対して、ホスト装置3のCPU15は、ファイル読出し要求に対応するファイルが第2のストレージ装置7に格納されている場合(S52:YES)には、同期管理プログラム45を実行することにより、ファイル読出し要求に対応するファイルのファイルシステムのマウント要求をファイルシステム移動装置4に送信する(S53)。
続いて、ホスト装置3のCPU15は、ファイルシステム移動装置4からマウント準備完了通知を受信するのを待機モードで待ち受ける(S54)。やがて、ホスト装置3のCPU15は、ファイルシステム移動装置4において同期管理プログラム82が実行されると、同期管理プログラム45を実行して、ファイルシステム移動装置4からマウント準備完了通知及びシステム移動管理テーブル62のファイルシステム移動情報159を受信すると(S54:YES)、マウント管理プログラム35を実行することにより、システム移動管理テーブル62のファイルシステム移動情報159における現ストレージ装置識別子157及び現論理ボリューム識別子158を参照して、ファイル読出し要求に対応するファイルのファイルシステムを当該ホスト装置3にマウントする(S55)。
続いて、ホスト装置3のCPU15は、データベース管理プログラム46を実行することにより、ファイルシステム移動管理テーブル62のファイルシステム移動情報159により、後述のファイルシステム移動管理テーブル62における更新と同様に、ファイルシステム移動管理テーブル23を更新する(S56)。
やがて、ホスト装置3のCPU15は、ファイル読出し要求に対応するファイルを、ファイルシステムから読み出す(S57)。そして、ホスト装置3のCPU15は、ファイル読出し要求を送信したクライアント装置2に当該ファイルを送信する(S58)。やがて、ホスト装置3のCPU15は、この後、再び、クライアント装置2からファイル読出し要求を受信するのを待ち受ける待機モードに戻り(S51)、この後、同様の処理を繰り返す(S51〜S58)。
次に、ファイルシステム移動装置4におけるファイルシステムマウント準備処理について説明する。図15は、このファイルシステム移動装置4におけるファイルシステムマウント準備処理に関するファイルシステム移動装置4のCPU55の具体的な処理手順を示したフローチャートである。
ファイルシステム移動装置4のCPU55は、ホスト装置3からマウント要求を受信するのを待機モードで待ち受ける(S61)。やがて、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、ホスト装置3からマウント要求を受信すると(S61:YES)、ファイル読出し要求に対応するファイルのファイルシステムが、第2のストレージ装置7からホスト装置3に直接マウント可能であるか否かをチェックする(S62)。
具体的に、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、例えば、接続されているすべての第2のストレージ装置7について、例えば、VDL(Virtual Disk library)やSATAディスクドライブのストレージ装置等のようなホスト装置3に直接マウント可能であるか、又はテープライブラリ等のようなホスト装置3に直接マウント不可能であるかが予め記載されているテーブル(図示せず)をメモリ56内に有しており、当該テーブルに従って、直接マウント可能であるか否かをチェックするようになされている。
そして、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、ファイル読出し要求に対応するファイルのファイルシステムが第2のストレージ装置7からホスト装置3に直接マウント可能である場合(S62:YES)には、ステップS64に進む。これに対して、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、ファイル読出し要求に対応するファイルのファイルシステムが第2のストレージ装置7からホスト装置3に直接マウント可能でない場合(S62:NO)には、ファイル読出し要求に対応するファイルのファイルシステムを第2のストレージ装置7の論理ボリューム112Bから第1のストレージ装置6の論理ボリューム112Aに移動させる(S63)。
具体的に、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、ファイル読出し要求に対応するファイルのファイルシステムにおけるファイルシステム移動要求を第1のストレージ装置6及び第2のストレージ装置7に送信する。第2のストレージ装置6のCPU102Bは、ファイルシステム移動装置4から送信されたファイルシステム移動要求を受信すると、当該ファイルシステム移動要求に対応する、論理ボリューム112Bに格納されたファイルシステムを、第1のストレージ装置6に送信する。第1のストレージ装置6のCPU102Aは、第2のストレージ装置7から送信されたファイルシステムを論理ボリューム112Aに格納する。そして、第1のストレージ装置6は、当該ファイルシステムの移動が完了すると、ファイルシステム移動完了報告をファイルシステム移動装置4及び第1のストレージシステム6に送信する。
やがて、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、第1のストレージ装置6からファイルシステム移動完了報告を受信すると、ファイルシステム移動管理テーブル62を更新する(S64)。
具体的に、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、例えば、ファイル読出し要求に対応するファイルのファイルシステムが第2のストレージ装置7からホスト装置3に直接マウント可能である場合には、当該ファイルシステムのファイル移動管理テーブル62のファイルシステム識別子151に対応するマッピングレコードにおいて、ファイルシステム状態152を「2次記憶」、「書込み禁止」、「オフライン」から、「2次記憶」、「書込み許可」、「オンライン」に変更する。
また、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、例えば、ファイル読出し要求に対応するファイルのファイルシステムが第2のストレージ装置7からホスト装置3に直接マウント可能でない場合には、当該ファイルシステムのファイル移動管理テーブル62のファイルシステム識別子151に対応するマッピングレコードにおいて、ファイルシステム状態152を「2次記憶」、「書込み禁止」、「オフライン」から、「1次記憶」、「書込み禁止」、「オンライン」に変更し、元ストレージ装置識別子154及び元論理ボリューム識別子155を、移動したファイルシステムが格納されていた第2のストレージ装置7及びその論理ボリューム112Bの識別子に変更し、現ストレージ装置識別子157及び現論理ボリューム識別子158を、移動したファイルシステムを格納した第1のストレージ装置6及びその論理ボリューム112Aの識別子に変更する。
続いて、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、同期管理プログラム82を実行することにより、ファイルシステムマウント準備完了通知を作成し、当該ファイルシステムマウント準備完了通知及び更新したファイル移動管理テーブル62のファイルシステム移動情報159を、当該マッピングレコードの現ホスト装置識別子156に対応するホスト装置3に送信する(S65)。
やがて、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、この後、ホスト装置3からマウント要求を受信するのを待ち受ける待機モードに戻り(S61)、この後、同様の処理を繰り返す(S61〜S65)。
なお、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、ファイル読出し要求に対応するファイルのファイルシステムを第2のストレージ装置7の論理ボリューム112Bから第1のストレージ装置6の論理ボリューム112Aに移動させる(S63)代わりに、当該ファイルシステムを第1のストレージ装置6の論理ボリューム112Aに複製させるといった運用をすることもできる。
この場合、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、例えば、複製したファイルシステムのファイルシステム識別子151を格納するテーブル(図示せず)をメモリ56内に有しており、ファイルシステムを第1のストレージ装置6の論理ボリューム112Aに複製させるときに、当該テーブルに複製したファイルシステムのファイルシステム識別子153を格納する。
そして、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、この後、再び、当該ファイルシステムを、上述の図11に示すファイルシステム移動処理手順RT3に従って、第1のストレージ装置6の論理ボリューム112Aから第2のストレージ装置7の論理ボリューム112Bに移動させる(S21)場合には、すでに当該ファイルシステムが第2のストレージ装置7の論理ボリューム112Bに格納されているため、当該ファイルシステムを第1のストレージ装置6の論理ボリューム112Aから削除することで、第1のストレージ装置6の論理ボリューム112Aから第2のストレージ装置7の論理ボリューム112Bに移動させたことと同様の効果を得ることができる。
すなわち、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、上述の選択されたファイルシステムを第1のストレージ装置6の論理ボリューム112Aから第2のストレージ装置7の論理ボリューム112Bに移動させる(S21)ときに、複製したファイルシステムのファイルシステム識別子151を格納するテーブルを検索し、当該テーブルに上述の選択されたファイルシステムのファイルシステム識別子151が格納されている場合には、当該ファイルシステムを第1のストレージ装置6の論理ボリューム112Aから削除して、第1のストレージ装置6の論理ボリューム112Aから第2のストレージ装置7の論理ボリューム112Bへの移動を終了することができ、かくして、ファイルシステム移動処理を一段と高速化することができるようになされている。
このとき、ファイルシステム移動装置4のCPU55は、例えば、移動したファイルシステムのファイル移動管理テーブル62のファイルシステム識別子151に対応するマッピングレコードにおいて、ファイルシステム状態152を「1次記憶」、「書込み許可」、「オンライン」から、「2次記憶」、「書込み禁止」、「オフライン」に変更し、元ストレージ装置識別子154及び元論理ボリューム識別子155と、現ストレージ装置識別子157及び現論理ボリューム識別子158とを入れ替える。
このようにして、データ管理システム1では、ファイルシステム移動装置4において、ファイルシステム移動管理テーブル61に基づいて第1のストレージ装置6の論理ボリューム112Aから第2のストレージ装置7の論理ボリューム112Bにファイルシステムを移動し、当該ファイルシステムの移動に伴って更新されたファイルシステム移動装置4のファイルシステム移動管理テーブル62におけるファイルシステム移動更新情報159をホスト装置3に送信して、ホスト装置3のインデクスデータベース20におけるファイルシステム移動管理テーブル23のファイルシステム移動情報159を更新する。
従って、データ管理システム1では、クライアント装置2からファイル検索要求を受信したときに、ファイルシステム管理テーブル23が更新されていないといった事態を未然かつ有効に防止して、ファイル検索要求に対応するファイルを検索することができ、この結果、クライアント装置2が要求するファイルを読み出すことができる。かくして、ファイル管理の利便性を高め、低い運用コストで、高い可用性と信頼性を有するデータ管理システムを提供することができる。
また、データ管理システム1では、ファイルシステム移動装置4において、ファイル読出し要求に対応するファイルのファイルシステムが、第2のストレージ装置7からホスト装置3に直接マウント可能であるか否かを判断し、直接マウント可能でない場合には、ファイル読出し要求に対応するファイルのファイルシステムを第2のストレージ装置7の論理ボリューム112Bから第1のストレージ装置6の論理ボリューム112Aに移動してマウント可能とすることにより、第1のストレージ装置6から第2のストレージ装置7に移動した場合にも、ファイルシステムのファイルを読み出すことができないといった事態を回避して、クライアント装置2が要求するファイルを読み出すことができる。
さらに、データ管理システム1では、ファイルシステム移動装置4において、ファイル読出し要求に対応するファイルのファイルシステムを第2のストレージ装置7の論理ボリューム112Bから第1のストレージ装置6の論理ボリューム112Aに複製することにより、この後、再び、当該ファイルシステムを第1のストレージ装置6の論理ボリューム112Aから第2のストレージ装置7の論理ボリューム112Bに移動するときに、当該ファイルシステムを第1のストレージ装置6の論理ボリューム112Aから削除することで、第1のストレージ装置6の論理ボリューム112Aから第2のストレージ装置7の論理ボリューム112Bに移動させたことと同様の効果を得ることができる。
なお、本実施の形態においては、各ホスト装置3が上述のインデクス作成機能及びインデクス更新管理機能を実現した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、図16に示すように、インデクスサーバ171を設けると共に、エージェント32をファイル検索機能及びファイル読出し機能を有するエージェント172と、インデクス作成機能及びインデクス更新管理機能を有するエージェント173に分割し、各ホスト装置3が分散して実現していたインデクス作成機能及びインデクス更新管理機能を、インデクスサーバ171に集中させて実現するようにしても良い。
また、本実施の形態においては、ファイルシステム移動装置4を設け、ファイルシステム移動装置4が上述のファイルシステム移動に関する各種機能を実現した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、図16に示すように、ファイルシステム移動装置4が有するファイルシステム移動に関する機能を第1のストレージ装置6が有することにより、第1のストレージ装置6において、ファイルシステム移動装置4が有するファイルシステム移動に関する各種機能を実現するようにしても良い。
本発明は、クライアント装置からの要求に基づいてファイルを検索し、当該ファイルをクライアント装置に読み出すデータ管理システムに広く適用することができる。
本実施の形態によるデータ管理システムの概略的な構成を示すブロック図である。 ホスト装置の概略的な構成を示すブロック図である。 ファイルシステム移動装置の概略的な構成を示すブロック図である。 第1のストレージ装置及び第2のストレージ装置の概略的な構成を示すブロック図である。 正インデクステーブルの説明に供する概念図である。 逆インデクステーブルの説明に供する概念図である。 ファイルシステム移動管理テーブルの説明に供する概念図である。 データ管理システムの動作概要の説明に供する概念図である。 インデクス作成処理手順を示すフローチャートである。 ファイルシステム移動開始判定処理手順を示すフローチャートである。 ファイルシステム移動処理手順を示すフローチャートである。 インデクス更新管理処理手順を示すフローチャートである。 ファイルシステム検索処理手順を示すフローチャートである。 ファイルシステム読出し処理手順を示すフローチャートである。 ファイルシステムマウント準備処理手順を示すフローチャートである。 他実施の形態によるデータ管理システムの概略的な構成を示すブロック図である。
符号の説明
1……データ管理システム、2……クライアント装置、3……ホスト装置、4……ファイルシステム移動装置、6……第1のストレージ装置、7……第2のストレージ装置、15……ホスト装置のCPU、20……インデクスデータベース、21……正インデクステーブル、22……逆インデクステーブル、23、62……ファイルシステム移動管理テーブル、31……アプリケーションプログラム、32、172、173……エージェント、35……マウント管理プログラム、36、74……ファイルシステム管理プログラム、41……ファイル検索処理プログラム、42……ファイル読出し処理プログラム、43……インデクス作成処理プログラム、44……インデクス更新管理プログラム、45、82……同期管理プログラム、46……データベース管理プログラム、55……ファイルシステム移動管理装置のCPU、61……ファイルシステム移動ルール、71……ファイルシステム移動管理マネージャ、81……ファイルシステム移動開始判定プログラム、83……ファイルシステム移動通知プログラム、84……ファイルシステム移動プログラム、85……ファイルシステムマウント準備プログラム、102A、102B……第1、第2のストレージ装置のCPU、112A、112B……論理ボリューム、161……ファイルシステム

Claims (10)

  1. クライアント装置からの要求を受け付けるホスト装置と、ファイルの集合でなるファイルシステムを格納する第1のボリュームを有する第1のストレージ装置と、第2のボリュームを有する第2のストレージ装置と、前記ファイルシステム中のファイルの集合が所定期間にアクセスされなかった場合、ファイルシステム単位の前記ファイルシステムを前記第1のストレージ装置の前記第1のボリュームから前記第2のストレージ装置の前記第2のボリュームに移動させるファイルシステム移動装置と、を含むデータ管理システムであって、を含むデータ管理システムであって、
    前記ホスト装置は、ロケーション情報とファイルシステム移動情報とを有し、前記ロケーション情報はファイル単位で管理されると共に、各ファイルの識別子と前記ファイルが属する前記ファイルシステムの識別子とを含み、前記ファイルシステム移動情報はファイルシステム単位で管理されると共に、前記ファイルシステムの移動の前後の前記移動と前記ファイルシステムの記憶位置とを示し、
    前記ファイルシステム移動装置が前記ファイルシステムを移動するとき、前記ファイルシステム移動装置は、前記移動の通知を前記ホスト装置に送信し、前記ホスト装置は前記移動の通知の受信に応じて前記ファイルシステム移動情報を更新し、前記ホスト装置は、前記ロケーション情報および前記更新されたファイルシステム移動情報を用いて前記移動されたファイルシステム中の前記ファイルにアクセスする
    ことを特徴とするデータ管理システム。
  2. 前記クライアント装置からのファイル読出し要求に対応するファイルのファイルシステムが前記第2のストレージ装置から前記ホスト装置に直接マウント可能であるか否かを判断するマウント判断部
    を備え、
    前記ファイルシステム移動装置は、
    前記マウント判断部により当該ファイルシステムが直接マウント可能でないと判断された場合には、当該ファイルシステムを前記第2のストレージ装置の前記第2のボリュームから、前記ファイルシステムが前記ホスト装置にマウント可能である前記第1のストレージ装置の前記第1のボリュームに移動させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ管理システム。
  3. 前記ホスト装置は、
    前記ファイルシステムのマウント及びアンマウントについて管理するマウント管理部
    を備え、
    前記マウント管理部は、
    前記マウント判断部により当該ファイルシステムが直接マウント可能であると判断された場合には、前記クライアント装置からのファイル読出し要求に対応するファイルのファイルシステムが前記第2のストレージ装置から直接マウントする
    ことを特徴とする請求項2に記載のデータ管理システム。
  4. 前記ファイルシステム移動装置は、
    前記マウント判断部により当該ファイルシステムが直接マウント可能でないと判断された場合には、当該ファイルシステムを前記第2のストレージ装置の前記第2のボリュームから、前記ファイルシステムが前記ホスト装置にマウント可能である前記第1のストレージ装置の前記第1のボリュームに複製させる
    ことを特徴とする請求項2に記載のデータ管理システム。
  5. 前記ロケーション情報は、
    ファイルごとに、ホスト装置、ファイルシステム、属性情報及びキーワードリストを含む情報と、キーワードごとに、ファイル及び属性情報を含む情報と、ファイルシステムごとに、移動前のホスト装置、ストレージ装置及びボリューム、移動後のホスト装置、ストレージ装置及びボリューム、並びに前記ファイルシステムの格納状態を含む情報とを有している
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ管理システム。
  6. クライアント装置からの要求を受け付けるホスト装置と、ファイルの集合でなるファイルシステムを格納する第1のボリュームを有する第1のストレージ装置と、第2のボリュームを有する第2のストレージ装置と、前記ファイルシステム中のファイルの集合が所定期間にアクセスされなかった場合、ファイルシステム単位の前記ファイルシステムを前記第1のストレージ装置の前記第1のボリュームから前記第2のストレージ装置の前記第2のボリュームに移動させるファイルシステム移動装置と、を含むデータ管理システムのデータ管理方法であって、
    前記ホスト装置は、ロケーション情報とファイルシステム移動情報とを有し、前記ロケーション情報はファイル単位で管理されると共に、各ファイルの識別子と前記ファイルが属する前記ファイルシステムの識別子とを含み、前記ファイルシステム移動情報はファイルシステム単位で管理されると共に、前記ファイルシステムの移動の前後の前記移動と前記ファイルシステムの記憶位置とを示し、
    前記ファイルシステム移動装置が、前記ファイルシステムを前記第1のストレージ装置の前記第1のボリュームから前記第2のストレージ装置の前記第2のボリュームに移動する第1のステップと、
    前記第1のステップにおけるファイルシステムの移動に伴って、ファイルシステム移動装置が、前記移動の通知を前記ホスト装置に送信する第2のステップと、
    前記第2のステップにおける前記移動の通知の受信に応じて前記ホスト装置が、前記ファイルシステム移動情報を更新し、前記ロケーション情報および前記更新されたファイルシステム移動情報を用いて前記移動されたファイルシステム中の前記ファイルにアクセスする第3のステップと、
    を備えることを特徴とするデータ管理方法。
  7. 前記クライアント装置からのファイル読出し要求に対応するファイルのファイルシステムが前記第2のストレージ装置から前記ホスト装置に直接マウント可能であるか否かを判断する第4のステップと、
    前記第4のステップにおいて当該ファイルシステムが直接マウント可能でないと判断された場合には、当該ファイルシステムを前記第2のストレージ装置の前記第2のボリュームから、前記ファイルシステムが前記ホスト装置にマウント可能である前記第1のストレージ装置の前記第1のボリュームに移動する第5のステップと
    を備えることを特徴とする請求項に記載のデータ管理方法。
  8. 前記ファイルシステムのマウント及びアンマウントについて管理する第6のステップ
    を備え、
    前記第6のステップでは、
    前記第4のステップにおいて当該ファイルシステムが直接マウント可能であると判断された場合には、前記クライアント装置からのファイル読出し要求に対応するファイルのファイルシステムが前記第2のストレージ装置から直接マウントする
    ことを特徴とする請求項に記載のデータ管理方法。
  9. 前記第5のステップでは、
    前記第4のステップにおいて当該ファイルシステムが直接マウント可能でないと判断された場合には、当該ファイルシステムを前記第2のストレージ装置の前記第2のボリュームから、前記ファイルシステムが前記ホスト装置にマウント可能である前記第1のストレージ装置の前記第1のボリュームに複製する
    ことを特徴とする請求項に記載のデータ管理方法。
  10. 前記ロケーション情報は、
    ファイルごとに、ホスト装置、ファイルシステム、属性情報及びキーワードリストを含む情報と、キーワードごとに、ファイル及び属性情報を含む情報と、ファイルシステムごとに、移動前のホスト装置、ストレージ装置及びボリューム、移動後のホスト装置、ストレージ装置及びボリューム、並びに前記ファイルシステムの格納状態を含む情報とを有している
    ことを特徴とする請求項に記載のデータ管理方法。
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