JPH06281657A - 試料の希釈方法 - Google Patents

試料の希釈方法

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JPH06281657A
JPH06281657A JP6946993A JP6946993A JPH06281657A JP H06281657 A JPH06281657 A JP H06281657A JP 6946993 A JP6946993 A JP 6946993A JP 6946993 A JP6946993 A JP 6946993A JP H06281657 A JPH06281657 A JP H06281657A
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diluted
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JP6946993A
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Yasuhiko Fujita
康彦 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 試料検査装置の小型化や簡略化に寄与でき、
かつキャリ−オ−バの危険性を回避することができる試
料希釈方法を提供することを目的とする。 【構成】 マイクロプレ−ト25に設けられた反応ウェ
ル25a内に試料を分注する試料ノズル33と、上記試
料が分注された反応ウェル25aに希釈液を分注し、上
記試料の希釈を行した後、この反応ウェル25a内の希
釈試料を所定量分取し排出容器45に排出すると共にこ
の反応ウェル25a内に残る希釈試料に希釈液を分注す
ることで、上記反応ウェル25a内の試料の希釈率を上
げる希釈ノズル36とを具備するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、反応容器内で試料と
して例えば血液中に含まれる血球、血漿等の各種血液成
分の検査を行うために、その試料を希釈液で希釈する希
釈方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、輸血用血液検査装置で
は、試料の微量化が押し進められている。しかし、微量
な液体の分注には大きな誤差が生じるため、分注精度の
向上が要望されていた。そこで一般には試料を所定の希
釈率で希釈して増量したうえで各検査項目毎にマイクロ
プレ−ト(反応容器)へ分注することによって分注精度
の向上を図り、分析を行っている。
【0003】希釈の際には試料希釈用に希釈試料容器を
用意し、試料と希釈液を任意の倍率(希釈率)で混合
し、所望の希釈率の希釈試料を作成している。このよう
な技術に関するものとして従来特公平2−16875号
公報、特開平4−105065号公報、実開昭58−2
7769号公報に開示された発明および考案がある。ま
ず、特公平2−16875号公報に開示された発明につ
いて図4を参照して説明する。
【0004】図4中1は試料分注機構である。この試料
分注機構1は、試料ノズル2およびこの試料ノズル2に
吸引および吐出の動作を行なわせる試料シリンジ3を具
備し、上記試料ノズル2を用いて、試料容器4から試料
を所定量分取し、その試料を希釈容器5に分注する。
【0005】また、図中6は希釈液分注機構である。こ
の希釈液分注機構6は、希釈液ノズル7およびこの希釈
液ノズル7に吸引および吐出の動作を行なわせる希釈液
シリンジ8を具備し、上記希釈液ノズル7を用いて、所
定量の希釈液を上記希釈容器5に分注する。このこと
で、上記希釈容器5内において、すでに分注された所定
量の試料と希釈液とが混合され、上記試料は所定の希釈
率で希釈される。
【0006】一方、上記希釈容器5は図に9で示す希釈
容器搬送機構によって矢印(イ)で示す方向に搬送され
るようになっている。そして、この希釈容器5は、この
希釈容器搬送機構9によってマイクロプレ−ト10の近
傍まで搬送されその位置で停止する。
【0007】このマイクロプレ−ト10の上方には、図
に11で示す希釈試料分注機構が設けられている。この
希釈試料分注機構11は、希釈試料ノズル12およびこ
の希釈試料ノズル12に吸引及び吐出の動作を行わせる
希釈試料シリンジ13を具備し、上記希釈試料ノズル1
2を用いて上記希釈容器5内の希釈試料をマイクロプレ
−ト10に設けられた各反応ウェル14…(反応容器)
内に分注する。
【0008】このようにして、上記マイクロプレ−ト1
0の反応ウェル14…内に希釈試料が分注されたなら
ば、この反応ウェル14内には上記希釈試料の凝集反応
を起こさせる試薬が混合される。試料(輸血用血液)の
検査は、このときに生じる凝集反応を光学的に分析する
ことで行われる。
【0009】一方、希釈に使用された希釈容器5は希釈
容器搬送機構9によって図に(ロ)で示す位置に搬送さ
れる。この位置(ロ)には、上記希釈容器5を洗浄する
希釈容器洗浄機構15が設けられていて、上記希釈容器
5はこの希釈容器洗浄機構15によって洗浄される。ま
た、上記試料ノズル2は図に16で示す試料ノズル洗浄
槽に移送され洗浄される。
【0010】しかし、このような装置では、上記試料に
希釈液を混合して最大60倍の高い倍率(希釈率)で希
釈する必要があるために、専用の希釈容器5が必要であ
り、複数種類の希釈率の希釈試料を作成するためには、
複数の希釈容器5…が必要であった。
【0011】このため、上記検査装置には、上記複数の
希釈容器5を収容するためのスペ−スが必要であり、さ
らに、その希釈容器5を移送するための機構および移送
経路、駆動制御機能等を必要とするということがある。
このため、装置が大型化、複雑化するということがあっ
た。
【0012】また、このような装置においては希釈容器
5を複数種類の試料に対して繰り返し使用するのでキャ
リ−オ−バ(試料間汚染)が発生するおそれがある。特
開平4−105065公報に開示された考案は、このよ
うな問題点を有効に防止するために考案されたものであ
る。
【0013】この考案は、希釈容器の洗浄装置で、血
清、血球および血漿等の試料を用いて血液型、感染症な
どの免疫学的検査を行うために、上記試料を分注、分
取、希釈等する血液分析装置の希釈容器を洗浄する装置
において、前記希釈カップ内に洗浄水を注入するための
第1の注入口と上記希釈容器内に空気を注入するための
第2の注入口と前記希釈容器内に蓄積した洗浄水・空気
を排出する排出口と前記希釈容器内を気密に密閉する気
密材とを具備することを特徴とする希釈容器の洗浄装置
である。
【0014】しかしながら、この洗浄装置を用いるとし
ても、装置設置のためのスペ−ス、洗浄機能実現のため
のポンプなど電力機器の増加、それに伴う電力消費量の
増加、洗浄に使用する水の使用量の増加、洗浄水の供給
設備、配管系の構築、廃液の処理機能の設置等が必要不
可欠であり、装置全体が複雑かつ大型化するという問題
は解決し得ない。
【0015】一方、実開昭58−27769号公報に開
示された考案は、任意の希釈率で任意の容質採取量を設
定できる機能を備え、所望の希釈率の希釈試料を任意に
得られるという装置である。しかし、この装置も希釈容
器5を必要とし、また、同様にキャリ−オ−バが発生す
る恐れがあった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上のべたように、従
来の輸血用血液の検査装置は、希釈容器およびこの希釈
容器を洗浄等するための機構を必要とするために、装置
全体が大型化、複雑化する恐れがあり、さらにキャリ−
オ−バの危険性を回避することが困難であるということ
がある。
【0017】この発明は、このような事情に鑑みて成さ
れたもので、試料検査装置の小型化や簡略化に寄与で
き、かつキャリ−オ−バの危険性を回避できる試料希釈
方法を提供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明は、反応容器に
試料を分注する第1の工程と、上記試料が分注された反
応容器に希釈液を分注し、上記試料の希釈を行う第2の
工程と、上記反応容器内の希釈された試料を所定量分取
し排出すると共に、上記反応容器に残る希釈された試料
に希釈液を分注することで、上記反応容器内の試料の希
釈率を上げる第3の工程とを具備することを特徴とする
ものである。
【0019】
【作用】このような手段によれば、希釈容器を必要とせ
ずに、反応容器内で試料を所望の希釈率で希釈すること
が可能である。
【0020】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1〜図3を参照
して説明する。まず、第1の実施例について説明する。
図1中20は基台である。この基台20の上面は略平坦
に形成され、試料の分注、希釈等を行う作業面20aと
なっている。
【0021】この作業面20a上には、Y方向に沿って
順に試料容器保持部21、マイクロプレ−ト保持部2
2、試薬容器保持部23が配設されている。上記試料容
器保持部21には、試料を収容する複数本の試験管24
…(試料容器)が立設保持されている。また、上記マイ
クロプレ−ト保持部22には、複数枚のマイクロプレ−
ト25…(反応容器)がマトリックス状に配置されてい
る。さらに、上記試薬容器保持部23には、複数の収容
室を具備する試薬容器26が保持されている。また、こ
の基台20のY方向両端部には、図に27、27で示す
一対の支持柱が立設されている。この一対の支持柱2
7、27の上端には、Yガイドレ−ル28が水平に架設
されている。
【0022】このYガイドレ−ル28には、このYガイ
ドレ−ル28に沿ってY方向に位置決め駆動される一対
の第1、第2のXガイドレ−ル29、30が平行に離間
した状態でスライド自在に取着されている。この第1、
第2のXガイドレ−ル29、30の他端側はそれぞれ上
記基台20の作業面20aの上方に延出されている。
【0023】上記第1のXガイドレ−ル29にはこの第
1のXガイドレ−ル29に沿ってX方向に位置決め駆動
される第1のX移動体31が設けられている。この第1
のX移動体31には、上下方向に駆動されるブラケット
32が突設され、このブラケット32には、上記試料容
器保持部21に保持された試験管24内から試料を分取
し、上記マイクロプレ−ト25に分注する試料ノズル3
3が保持されている。
【0024】また、上記第2のXガイドレ−ル30の幅
方向両側には、それぞれこの第2のXガイドレ−ル30
に沿ってX方向に位置決め駆動される第2、第3のX移
動体35、36が設けられている。
【0025】上記第2のX移動体35には、上下方向に
駆動されるブラケット37が突設されこのブラケット3
7には、上記マイクロプレ−ト25に分注された試料に
希釈液を注入する希釈液ノズル38が設けられている。
【0026】また、上記第3のX移動体36にも同じく
上下方向に駆動されるブラケット39が突設され、この
ブラケット39には、上記試薬容器26から試薬を分取
し、上記マイクロプレ−ト25内の希釈された試料(以
下「希釈試料」という)に分注する試薬分注ノズル40
が設けられている。
【0027】上記試料ノズル33、希釈液ノズル38お
よび試薬ノズル40は、それぞれ接続チュ−ブを介して
上記基台20の側方に並設された試料分注用シリンジ4
1、希釈分注用シリンジ42および試薬分注シリンジ4
3に接続されている。
【0028】また、上記希釈分注用シリンジ42は、図
に44で示す希釈液タンクに接続されていて、この希釈
液タンク44内の希釈液を上記希釈液ノズル38に圧送
するようになっている。
【0029】すなわち、上記試料ノズル33、希釈液ノ
ズル38および試薬ノズル40は、XYZ方向に位置決
め駆動されると共に、上記試料分注用シリンジ41、希
釈分注用シリンジ42および試薬分注シリンジ43の加
圧および減圧動作によって、試料、希釈液、試薬を吸引
したり吐出するようになっている。
【0030】次に、この装置の動作を図1および図2に
示す概略図を参照して説明する。例えば、最大60倍程
度に希釈された希釈血球(希釈試料)を得たい場合があ
る。この場合、上記試料ノズル33による最小分注量は
決まっているので、希釈率によっては、希釈液の量が多
すぎて上記マイクロプレ−ト25に設けられた反応ウェ
ル25aの容量が足りないということがある。
【0031】例えば、上記資料ノズル33による分注量
が17μlである場合には、これを60倍に希釈するに
は約1000μlの希釈液が必要である。しかし、上記
マイクロプレ−ト25に設けられた各反応ウェル25a
(反応容器、図2に示す)の容量が200μlであると
きには容量が足りないこととなる。そこで、この装置
は、以下のような動作を行い、所望の希釈率の希釈試料
を得る。
【0032】まず、この装置は、上記試料ノズル33を
XYZ方向に駆動すると共に上記試料分注用シリンジ4
1を間欠的に作動させ、上記試験管24から試料を分取
すると共に、その試料を上記マイクロプレ−ト25に設
けられた各反応ウェル25a(容量200μl)…に1
7μlずつ分注していく。(第1の工程)
【0033】次に、この装置は、上記希釈液ノズル38
をXYZ方向に駆動すると共に上記希釈液分注用シリン
ジ42を間欠的に作動させ、上記マイクロプレ−ト25
に設けられた各反応ウェル25aに上記希釈タンク44
内の希釈液を所定量ずつ分注し、上記反応ウェル25a
内の試料を希釈する。(第2の工程)
【0034】このことで、反応ウェル25a内の希釈さ
れた試料(希釈試料)の総量が200μlになったとす
ると、この1回目の動作によって、上記試料は、まず1
1倍程度に希釈されたことになる。
【0035】次に、再び、上記試料シリンジ33をXY
Z方向に駆動すると共に上記試料分注用シリンジ41を
間欠的に作動させ、各反応ウェル25a内から希釈され
た試料を例えば100μl分取(吸引採取)し、この希
釈試料を上記試料容器保持部21の側方に設けられた排
出容器45に排出する。このことで、反応ウェル25a
内の希釈試料は半分に減量される。このような動作はす
べての反応ウェル25a…について行われる。
【0036】ついで、再び、上記希釈液ノズル38およ
び希釈液分注用シリンジ42を作動させることで、各反
応ウェル25a…内に希釈液を分注する。このことで上
記反応ウェル25a内の希釈試料の総量が200μlに
なったとすると、この2回目の希釈により上記試料は2
3倍程度に希釈されたことになる。
【0037】このような動作を複数回繰り返すことで、
最終的に各反応ウェル25a中に60倍の希釈率を持つ
希釈試料を得ることができる。なお、上記排出容器45
に排出された希釈試料は、図示しない配管を通して装置
外に排出されるようになっている。(第3の工程)
【0038】所望の希釈率を持つ希釈試料が得られたな
らば、この装置は、上記試薬ノズル40(図1に示す)
をXYZ方向に駆動すると共に上記試薬分注用シリンジ
43を間欠的に加圧および減圧作動させ、上記試薬容器
26から試薬を分取すると共に、その試薬を上記マイク
ロプレ−ト25の各反応ウェル25a内に分注する。こ
のことで、反応ウェル25a内の希釈試料に凝集反応を
起こさせる。この装置は、図示しない検査用カメラを備
えていて、このような試料の凝集反応を検査すること
で、血液の分析を行うようになっている。
【0039】このような作業が終了したならば、上記試
料ノズル33は図1に46で示すノズル洗浄槽に搬送さ
れ、このノズル洗浄槽46内で洗浄される。洗浄された
試料ノズル33は、次の試料を分取分注する作業を行
う。このような構成によれば、以下に説明する効果があ
る。
【0040】まず、この装置によれば、試料の希釈を複
数回に分割して行うようにしたことで、小さい容量の反
応容器(反応ウェル25a)であっても、所望の希釈率
で希釈した試料(希釈試料)を作成することができる。
【0041】このことで、マイクロプレ−ト25の反応
ウェル25a内で試料に凝集反応を起こさせてこの試料
の検査を行う装置において、希釈用容器を使用する必要
がなくなるので、この希釈容器を収納するスペ−ス、搬
送する機構、洗浄する機構およびこの希釈容器内の希釈
試料をマイクロプレ−ト25に分注する機構等の希釈容
器に関する装置や制御部が不要になり、装置の小型化、
簡略化および軽量化を図ることができる。また、希釈容
器を使用しないので、この希釈容器を媒介としたキャリ
−オ−バが発生することもない。さらに、上述した構成
によれば、上記反応ウェル25a毎に異なる希釈率の希
釈試料を作成することも容易になる。次に、この発明の
第2の実施例について説明する。なお、上記第1の実施
例と同一の構成要素には、同一符号を付してその説明は
省略する。この実施例では、上記第1の実施例の試料ノ
ズル33と希釈液ノズル38とを兼用するようにしたも
のである。
【0042】すなわち、図中50は試料・希釈液兼用ノ
ズルである。この試料・希釈液兼用ノズル50は、試料
・希釈液兼用シリンジ51に接続されている。また、こ
の試料・希釈液兼用ノズル50は、図示しないXYZ駆
動機構によって保持されていて、図に52で示す希釈液
タンク、試料容器24(試験管)、マイクロプレ−ト2
5間を移動できるようになっている。次に、この装置の
動作について説明する。
【0043】この装置は、まず、上記XYZ駆動機構を
作動させることで上記試料・希釈液兼用ノズル50を上
記希釈液タンク52に移動させ、このノズル50内に希
釈液を例えば150μl吸引する。ついで、このノズル
50を上記試料容器24に移動させ、このノズル50内
に試料を例えば17μl吸引する。そして、このノズル
50を上記マイクロプレ−ト25に移動してマイクロプ
レ−ト25の各反応ウェル25a内に上記希釈液と試料
とを一緒に吐出する。
【0044】このことで、上記マイクロプレ−ト25の
各反応ウェル25aには希釈試料が分注される。上記反
応ウェル25aの容量が所望の希釈率の希釈試料を作成
するのに足りない場合には、上記第1の実施例と同様
に、引き続き希釈液のみを上記反応ウェル25a内に分
注する。このような動作を所定回数繰り返すことで、所
望の希釈率の希釈試料を得ることが可能になる。
【0045】このような構成によれば、上記第1の実施
例と同様の効果を得ることができる他、上記第1の実施
例において希釈液ノズル38と試料ノズル33のどちら
か一方を廃することができるので、装置のより一層の小
型化および簡略化を図ることができる効果がある。な
お、この発明は、上記第1、第2の実施例に限定される
ものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々変形
可能である。
【0046】例えば、上記第1、第2の実施例では、上
記試料ノズル33や希釈液ノズル38をXYZ方向に駆
動することで、試料の分注や希釈を行っていたが、上記
基台20側を駆動することで同様の動作を行うようにし
ても良い。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように、この発明は、反応容
器に試料を分注する第1の工程と、上記試料が分注され
た反応容器に希釈液を分注し、上記試料の希釈を行う第
2の工程と、上記反応容器内の希釈された試料を所定量
分取し排出すると共に、上記マイクロプレ−トに残る希
釈された試料に希釈液を分注することで、上記反応容器
内の試料の希釈率を上げる第3の工程とを具備するもの
である。試料検査装置の小型化や簡略化に寄与でき、か
つキャリ−オ−バの危険性を回避することができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す斜視図。
【図2】同じく、概略工程図。
【図3】第2の実施例を示す概略工程図。
【図4】従来例を示す概略工程図。
【符号の説明】
25…マイクロプレ−ト(反応容器)、25a…反応ウ
ェル(反応容器)、33…試料ノズル、38…希釈液ノ
ズル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応容器に試料を分注する第1の工程
    と、上記試料が分注された反応容器に希釈液を分注し、
    上記試料の希釈を行う第2の工程と、上記反応容器内の
    希釈された試料を所定量分取し排出すると共に、上記反
    応容器に残る希釈された試料に希釈液を分注すること
    で、上記反応容器内の試料の希釈率を上げる第3の工程
    とを具備することを特徴とする試料の希釈方法。
JP6946993A 1993-03-29 1993-03-29 試料の希釈方法 Withdrawn JPH06281657A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018146595A (ja) * 2018-06-27 2018-09-20 シスメックス株式会社 検体分析装置

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