JPH0628158Y2 - 警策玩具 - Google Patents
警策玩具Info
- Publication number
- JPH0628158Y2 JPH0628158Y2 JP1987146180U JP14618087U JPH0628158Y2 JP H0628158 Y2 JPH0628158 Y2 JP H0628158Y2 JP 1987146180 U JP1987146180 U JP 1987146180U JP 14618087 U JP14618087 U JP 14618087U JP H0628158 Y2 JPH0628158 Y2 JP H0628158Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- security
- bag body
- shape
- view
- toys
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、若い人々の間で関心が高まっている座禅ブー
ムに供される警策玩具に関するものである。
ムに供される警策玩具に関するものである。
従来の技術 座禅は、正座して心をねる禅宗の修行法の１つであっ
て、禅宗の寺院において行われ、眼は半眼に閉じ、心中
を無にして自己をみつめるというもので、座禅中に生ず
る煩悩を戒めるために修行者の肩を先達僧が警策と称さ
れる先広がりの細長い板状の棒で打って注意を喚起させ
るようにしている。
て、禅宗の寺院において行われ、眼は半眼に閉じ、心中
を無にして自己をみつめるというもので、座禅中に生ず
る煩悩を戒めるために修行者の肩を先達僧が警策と称さ
れる先広がりの細長い板状の棒で打って注意を喚起させ
るようにしている。
考案が解決しようとする問題点 近時、若い人々の間では、座禅の精神に関心が高まって
おり、精神統一の道場として、各地の禅宗の寺院が、広
く一般庶民に門戸を開放しているが、実際の修行は厳格
であり、一般人の体験修行と雖ども、最低数日間は一般
の修行僧と同様に厳しい修行をする覚悟が必要であるた
め、敬遠している人が多い。
おり、精神統一の道場として、各地の禅宗の寺院が、広
く一般庶民に門戸を開放しているが、実際の修行は厳格
であり、一般人の体験修行と雖ども、最低数日間は一般
の修行僧と同様に厳しい修行をする覚悟が必要であるた
め、敬遠している人が多い。
しかし、座禅の効用は捨て難く、そこで、精神の活性化
を図るという名目で、「喝」の気合いと共に相手の肩に
不意打ちを食わせる遊びが注目されているが、本物の警
策を遊びに使用する訳にはゆかないし、さりとて、本物
の警策に似せた先広がりの細長い板状の棒を使用する
と、衝撃が大きく、相手に怪我をさせる危険がある。
を図るという名目で、「喝」の気合いと共に相手の肩に
不意打ちを食わせる遊びが注目されているが、本物の警
策を遊びに使用する訳にはゆかないし、さりとて、本物
の警策に似せた先広がりの細長い板状の棒を使用する
と、衝撃が大きく、相手に怪我をさせる危険がある。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記の如き危険がなく、かつ、本物の警策の
形状に近似した形態を維持させるために、基端から先端
に向けて漸次広幅とした２枚の布地で構成し、この２枚
の布地を、その周縁に沿って縫合してなる袋体と、この
袋体内に充填された軟質物質よりなる保形芯材とで警策
玩具を構成したものである。
形状に近似した形態を維持させるために、基端から先端
に向けて漸次広幅とした２枚の布地で構成し、この２枚
の布地を、その周縁に沿って縫合してなる袋体と、この
袋体内に充填された軟質物質よりなる保形芯材とで警策
玩具を構成したものである。
作用 本考案は、袋体を構成するに当って、基端から先端に向
けて漸次広幅とした２枚の布地を用いていることと、こ
の２枚の布地を、その周縁に沿って縫合したこととによ
って、２枚の布地の縫合縁により、周縁を薄く偏平形状
に保形させ、袋体の断面形状を警策に近似した偏平楕円
形状に保形維持させることができる。
けて漸次広幅とした２枚の布地を用いていることと、こ
の２枚の布地を、その周縁に沿って縫合したこととによ
って、２枚の布地の縫合縁により、周縁を薄く偏平形状
に保形させ、袋体の断面形状を警策に近似した偏平楕円
形状に保形維持させることができる。
そして、袋体内に充填した保形芯材を軟質物質としたこ
とによって、衝撃が少なく、怪我をさせる心配もない。
とによって、衝撃が少なく、怪我をさせる心配もない。
実施例 図面は本考案に係る警策玩具の一実施例を示すもので、
その第１図は正面図、第２図は平面図、第３図は底面
図、第４図は左側面図、第５図は右側面図、第６図は第
１図のＡ−Ａ線断面図、第７図は第１図のＢ−Ｂ線断面
図である。
その第１図は正面図、第２図は平面図、第３図は底面
図、第４図は左側面図、第５図は右側面図、第６図は第
１図のＡ−Ａ線断面図、第７図は第１図のＢ−Ｂ線断面
図である。
これらの図において、（１）は袋体であって、基端から
先端に向けて漸次広幅とした２枚の布地(1a)(1b)を裏向
きに重ね合わせ、その周縁に沿って、一辺を開口部とし
て残して縫合し、全体を開口部から裏返して、内部に、
開口部から綿、スポンジ等の軟質充填物の保形芯材
（２）を密に充填して適度の硬さと保形性をもたせ、最
後に、開口部を縫合して封止する。図面の実施例は、基
端側を開口部として最後に縫合封止させた場合を示して
いるが、他の辺を開口部としてもよい。図において、
（３）は吊り紐であって、先端一隅に縫着した場合を示
しているが、基端側に縫着してもよい。
先端に向けて漸次広幅とした２枚の布地(1a)(1b)を裏向
きに重ね合わせ、その周縁に沿って、一辺を開口部とし
て残して縫合し、全体を開口部から裏返して、内部に、
開口部から綿、スポンジ等の軟質充填物の保形芯材
（２）を密に充填して適度の硬さと保形性をもたせ、最
後に、開口部を縫合して封止する。図面の実施例は、基
端側を開口部として最後に縫合封止させた場合を示して
いるが、他の辺を開口部としてもよい。図において、
（３）は吊り紐であって、先端一隅に縫着した場合を示
しているが、基端側に縫着してもよい。
上記軟質充填物の保形芯材（２）内には、割竹、細平
板、針金、板ばね、コイルスプリングの単独又は組合せ
等からなる弾性骨材を埋入しておいてもよく、さらに
は、２枚の板を僅かな隙間を保持して挿入し、打撃時に
音を出させるようにしてもよい。
板、針金、板ばね、コイルスプリングの単独又は組合せ
等からなる弾性骨材を埋入しておいてもよく、さらに
は、２枚の板を僅かな隙間を保持して挿入し、打撃時に
音を出させるようにしてもよい。
袋体（１）を構成する２枚の布地(1a)(1b)は、綿、化
織、これらの混紡、その他の布地、好ましくは厚地で丈
夫な布地で構成され、一方の布地又は双方の布地に適
宜、文字、図形、記号、色彩、模様、効能書き等を施し
ておくものである。
織、これらの混紡、その他の布地、好ましくは厚地で丈
夫な布地で構成され、一方の布地又は双方の布地に適
宜、文字、図形、記号、色彩、模様、効能書き等を施し
ておくものである。
上記警策玩具は、吊り紐（３）によって、吊り下げ状態
で陳列販売や携行保管ができ、また、吊り紐（３）を基
端側に取付けておけば、使用時、手首に挿通して素抜け
を防止できる。
で陳列販売や携行保管ができ、また、吊り紐（３）を基
端側に取付けておけば、使用時、手首に挿通して素抜け
を防止できる。
また、先端側は、図面の実施例では角立った形状を示し
ているが、丸味をもたせてもよく、さらに、全体の断面
形状は、偏平楕円形状としてあるが、円形に近いもので
あってもよい。
ているが、丸味をもたせてもよく、さらに、全体の断面
形状は、偏平楕円形状としてあるが、円形に近いもので
あってもよい。
尚、基端側の太さは、片手で軽く握れる程度、例えば、
直径（長径）が約５cmとされ、先端側では約２倍程度の
太さとし、全長は30〜50cm程度とされる。
直径（長径）が約５cmとされ、先端側では約２倍程度の
太さとし、全長は30〜50cm程度とされる。
考案の効果 本考案によれば、袋体の布地の用い方とその縫合構造に
より、警策に近似した形態で、しかも、形崩れし難い特
有の効果を奏し、しかも、衝撃が少なく、怪我の心配も
ない警策玩具を提供することができる。
より、警策に近似した形態で、しかも、形崩れし難い特
有の効果を奏し、しかも、衝撃が少なく、怪我の心配も
ない警策玩具を提供することができる。
図面は本考案に係る警策玩具の一実施例を示すもので、
その第１図は正面図、第２図は平面図、第３図は底面
図、第４図は左側面図、第５図は右側面図、第６図は第
１図のＡ−Ａ線断面図、第７図は第１図のＢ−Ｂ線断面
図である。 （１）……袋体、 （２）……軟質充填物の保形芯材。
その第１図は正面図、第２図は平面図、第３図は底面
図、第４図は左側面図、第５図は右側面図、第６図は第
１図のＡ−Ａ線断面図、第７図は第１図のＢ−Ｂ線断面
図である。 （１）……袋体、 （２）……軟質充填物の保形芯材。
Claims (1)
- 【請求項１】基端から先端に向けて漸次広幅とした２枚
の布地で構成し、この２枚の布地を、その周縁に沿って
縫合してなる袋体と、 この袋体内に充填された軟質物質よりなる保形芯材とか
らなることを特徴とする警策玩具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987146180U JPH0628158Y2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 警策玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987146180U JPH0628158Y2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 警策玩具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6450900U JPS6450900U (ja) | 1989-03-29 |
| JPH0628158Y2 true JPH0628158Y2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=31415429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987146180U Expired - Lifetime JPH0628158Y2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 警策玩具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0628158Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-24 JP JP1987146180U patent/JPH0628158Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6450900U (ja) | 1989-03-29 |
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