JPH06281342A - 乾燥又は貯蔵用の移動車 - Google Patents

乾燥又は貯蔵用の移動車

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JPH06281342A
JPH06281342A JP5067713A JP6771393A JPH06281342A JP H06281342 A JPH06281342 A JP H06281342A JP 5067713 A JP5067713 A JP 5067713A JP 6771393 A JP6771393 A JP 6771393A JP H06281342 A JPH06281342 A JP H06281342A
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JP
Japan
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weight
drying
shelf member
moving vehicle
storage
Prior art date
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Pending
Application number
JP5067713A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Uchikawa
靖夫 内川
Takahiro Urahira
隆博 浦平
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 乾燥又は貯蔵用の設備全体の構造を複雑化さ
せることなく、積載処理物の重量を検出できる移動車を
提供する。 【構成】 乾燥又は貯蔵される処理対象物を積載する棚
部材8を移動台車9上に搭載支持した乾燥又は貯蔵用の
移動車において、移動台車9と棚部材8との間に、処理
対象物の重量を検出する重量検出用ロードセル10を介
装してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農作物等の処理物を乾
燥又は貯蔵処理するための移動車に関し、詳しくは、乾
燥又は貯蔵される処理対象物を積載する棚部材を移動台
車上に搭載支持した乾燥又は貯蔵用の移動車に関する。
【0002】
【従来の技術】上記移動車は、農作物等の処理物を積載
した状態で乾燥又は貯蔵するための倉庫内にそのまま移
動して処理を行うことができるようにしたものである
が、例えば、処理物の乾燥除湿量を検出する等の目的で
処理物の重量を検出する構成において、処理物の重量を
検出する方法として、従来、移動車が移動収納される倉
庫の床面部分に重量検出センサを配置し、移動車全体の
重量を検出する構成が考えられた。
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来構
造では、前記移動車には移動走行を容易にするために複
数の車輪が備えられるので、この複数の車輪を介して重
量検出を行う必要があるから、移動車の倉庫内での停止
位置を精度良く制御する構造が必要であるとともに、移
動車の重量を支持するために強固に設けられる倉庫床面
部にほぼ面一状態で重量検出センサを埋め込み装着しな
ければならず、制御系の構造が大型化してしまう欠点が
あり、改善の余地があった。本発明は上記不具合点を解
消することを目的としている。
【0003】
【課題を解決するための手段】第1発明の特徴構成は、
冒頭に記載した乾燥又は貯蔵用の移動車において、前記
移動台車と前記棚部材との間に、前記処理対象物の重量
を検出する重量検出手段を介装してある点にある。第2
発明の特徴構成は、前記棚部材の一端側を前記移動台車
に横軸芯周りで揺動自在に枢支し、前記棚部材の揺動端
側と前記移動台車との間に前記重量検出手段を介装して
ある点にある。
【0004】
【作用】第1発明の特徴構成によると、処理物の重量を
検出する検出手段が、移動台車と棚部材との間に介装さ
れ、移動車自身に重量検出手段を備える構成であるか
ら、移動車が倉庫内に収納されたセット状態で、例えば
重量検出手段と外部の制御手段等を配線接続等すること
で対応でき、移動車が収納される倉庫等の床面部分には
何ら特別の加工を施す必要は無い。
【0005】第2発明の特徴構成によると、上記作用
(イ)に加えて、処理物が積載され大きな重量となる棚
部材の荷重を、棚部材の両端部夫々において、移動台車
との枢支点と重量検出手段とで分担させて支持すること
で、重量検出手段に掛かる荷重を極力小さいものにしな
がら、少ない個数の重量検出手段によって処理物の重量
変化を精度良く検出することができ、棚部材と移動台車
との連結支持構造も簡素化できる。
【0006】
【発明の効果】従って、第1発明の特徴構成によると、
移動車が収納される乾燥又は貯蔵用の倉庫の床面部分に
重量検出センサを埋め込み装着する場合のように、大型
の設備である倉庫に特別の改造を加える等の構造の複雑
化を招くことなく、処理物重量の検出構造を極力簡単に
済ませることができた。又、第2発明の特徴構成による
と、上記効果に加えて、棚部材の連結支持構造を複雑化
させるさせることなく、重量検出手段を、少ない個数で
且つ極力小型のもので済ませることができ、移動車全体
の構造を簡素にできる利点がある。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図1
に乾燥装置の一例である野菜等の作物〔処理物の一例〕
の乾燥貯蔵装置を示している。外室構成体1の内側に作
物を載置して出退移動自在な棚台車2a〔移動車の一
例〕が収納される内室2が設けられ、外室構成体1と内
室2との間には上側通風路3a、左側通風路3b、右側
通風路3cが形成されるとともに、内室2の左右両側に
は左側通風路3b又は右側通風路3cと連通する開口が
形成されている。外室構成体1の左側には、内室2に通
風する空気の徐湿等を行うヒートポンプ式の空調装置4
を備える空調室5が接続され、空調室5は上部開口部5
aで上側通風路3aと連通接続され、下側開口部5bで
左側通風路3bに連通接続されている。従って、空調室
5の上下の通風路と前記各通風路3a,3bによって内
室2に通風するための循環経路が構成されている。外室
構成体1における空調装置4の上下両側箇所には、上側
通風路3a又は下側通風路3bを空調室5と連通させ外
気と遮断させる状態と、上側通風路3a又は下側通風路
3bと外気とを連通させ、空調室5とは遮断させる状態
に切り換え開閉自在なダンパ15を設けるとともに、上
側通風路3a中に循環ファン6を配置し、前記ダンパ1
5の開閉状態の切り換えにより循環通風のみならず、外
気導入による通風をも可能にしている。
【0008】前記空調装置4は、空調室5の内部に設け
られた室内蒸発器4a、室内凝縮器4b、室内ファン4
c、空調室5の外部に設けられた室外凝縮器4d、室外
ファン4eを備え、図7に示すように、ヒートポンプ回
路を構成している。室外凝縮器4dに対する冷媒流動路
には電磁弁7が介装され、この電磁弁7の開閉操作によ
り、冷媒の液化による暖房作用が室内凝縮器4bだけに
より行われる場合と、室内凝縮器4bと室外凝縮器4d
により分担されて行われ、室内暖房熱量が半分程度にな
る場合とに切り換え可能に構成されている。室内凝縮器
4bだけにより室内暖房が行われると暖房気味の除湿
(以下、暖房除湿という)が行え、室内凝縮器4bと室
外凝縮器4dにより分担されて行われる場合には、冷房
気味の除湿(以下、冷房除湿という)が行えるよう構成
される。尚、図中4fは膨張弁である。
【0009】前記棚台車2aは、作物を複数段に積載し
た棚部材8を車輪付き移動台車9上に搭載支持してあ
る。図2に示すように、棚部材8の一端側下端部を移動
台車9に横軸芯X周りで揺動自在に枢支連結するととも
に、棚部材8の揺動端側と移動台車9との間に作物の重
量を検出するロードセル10〔重量検出手段の1例〕を
介装してある。図3に示すように、棚部材8とロードセ
ル10との間には上下の受け部材11,12を介して球
体13を介在させてあり、ロードセル10は略Z字形に
形成され、上下中間部に上下夫々に一対づつの歪みセン
サS1〜S4を設けてある。そして、棚部材8の荷重に
よるロードセル10の撓み量を歪み量に対応して電気抵
抗が変化する各歪みセンサS1〜S4により検出して重
量を検出するようにしてある。各歪みセンサS1〜S4
は図6に示すように、ブリッジ状に接続され、その検出
値は、配線14及びコネクタ16を介して空調装置4の
横側壁に配備された制御装置17に入力される。この制
御装置17は、ロードセル10による検出情報に基づい
て空調装置4及びダンパ15を切り換え制御するよう構
成されている。尚、前記ロードセル10の左右両側に
は、ロードセル10に対する衝撃保護を行うための一対
の接当ボルト20,20を設けるとともに、棚部材8の
上方側への跳ね上がりを防止する跳ね上げ防止ボルト2
1を設けてある。そして、ロードセル10を使用しない
場合には、これらのボルト20,21を締め付け固定す
ることで、移動台車9と棚部材8とを位置固定状態で連
結できるようにしてある。尚、重量の検出時には、接当
ボルト20を、図3に示す状態よりも下方に位置させる
ようにする。
【0010】次に、図4のフローチャートに基づいて乾
燥処理手順について説明する。先ず、作物が載置される
前の空の状態での棚部材8の重量を検出してゼロ点設定
を行い、作物を投入して作物の初期重量M0を検出す
る。そして、作物の状況により切り換え操作されるモー
ド切り換えスイッチSW1が自動モードに設定されてい
ると、検出される初期重量M0に対して所定の比率〔例
えば7%〕で乾燥目標重量M1を演算しておく。そし
て、通風乾燥を行いながら作物重量を随時検出し、通風
乾燥状態における単位時間当たりの処理物重量減少量d
M/dtを逐次演算するとともに、外部に設けられた温
度計18と湿度計19より検出される外気の温度湿度情
報と、予め求められている空調装置4の特性とから検出
温湿度状態下での単位時間当たりの除湿量JOを演算す
る。そして、図5に示すように、通風乾燥作業が進むに
連れて、前記除湿量JOが前記処理物重量減少量dM/
dtを超えると、その時点で通風乾燥から上述した暖房
除湿運転〔乾燥作用状態に相当〕を開始するようダンパ
15を外気導入状態から循環状態に切り換えるととも
に、空調装置4を作動させる。その暖房除湿運転によっ
て作物重量Mが目標重量M1に到ると、暖房除湿運転を
停止し、貯蔵運転〔乾燥非作用状態に相当〕に切り換え
る。この貯蔵運転は、所定時間〔例えば30分〕毎に所
定時間〔10分間〕だけ上述した冷房除湿運転を間欠的
に行うことで水分の戻り防止を図るようにしてある。運
転停止スイッチSW2が停止操作されると、総ての動作
を停止させる。尚、作物の状況によって、乾燥目標重量
M1を人為的に設定するときは、モード切り換えスイッ
チSW1を手動側に切り換えることで、手動で目標重量
M1を設定できる。
【0011】〔別実施例〕前記貯蔵運転において、冷房
除湿運転を間欠的に行うものに代えて、作物の重量変化
を検出しながら、重量が所定値を超えて水分量が多くな
った場合にのみ冷房除湿運転を行うようにしてもよい。
又、冬期における作業等では、室外ファンの送風力を弱
くさせたり、室外凝縮器の熱交換能力を低いものにし
て、貯蔵運転における冷却し過ぎを防止するようにして
もよい。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】乾燥処理装置の側面図
【図2】棚台車の側面図
【図3】ロードセルの取付け状態を示す図
【図4】制御フローチャート
【図5】重量変化を示す図
【図6】制御ブロック図
【図7】ヒートポンプ回路図
【符号の説明】
8 棚部材 9 移動台車 10 重量検出手段 X 横軸芯

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥又は貯蔵される処理対象物を積載す
    る棚部材(8)を移動台車(9)上に搭載支持した乾燥
    又は貯蔵用の移動車であって、前記移動台車(9)と前
    記棚部材(8)との間に、前記処理対象物の重量を検出
    する重量検出手段(10)を介装してある乾燥又は貯蔵
    用の移動車。
  2. 【請求項2】 前記棚部材(8)の一端側を前記移動台
    車(9)に横軸芯(X)周りで揺動自在に枢支し、前記
    棚部材(8)の揺動端側と前記移動台車(9)との間に
    前記重量検出手段(10)を介装してある請求項1に記
    載の乾燥又は貯蔵用の移動車。
JP5067713A 1993-03-26 1993-03-26 乾燥又は貯蔵用の移動車 Pending JPH06281342A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09243253A (ja) * 1996-03-07 1997-09-19 Kanako Aoki 木材乾燥用台車
IT201700052709A1 (it) * 2017-05-16 2018-11-16 Data Project Eng Srl Espositore intelligente con controllo innovativo delle vendite e delle giacenze
CN109515286A (zh) * 2018-11-09 2019-03-26 福建南平荣田机械制造有限公司 一种具有通风保鲜、烘干保质功能的农产品运输装备

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