JPH06281049A - 熱感受性開閉弁 - Google Patents

熱感受性開閉弁

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JPH06281049A
JPH06281049A JP10586993A JP10586993A JPH06281049A JP H06281049 A JPH06281049 A JP H06281049A JP 10586993 A JP10586993 A JP 10586993A JP 10586993 A JP10586993 A JP 10586993A JP H06281049 A JPH06281049 A JP H06281049A
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JP
Japan
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valve
heat
sensitive
coil spring
valve chamber
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JP10586993A
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Iwao Uchida
巖 内田
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SHIGA KK
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SHIGA KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】温度変化による感熱性コイルバネの伸縮によっ
て、流体の開閉調節を行なうことを特徴とする熱感受性
開閉弁を提供すること 【構成】流体が流出入する熱感受性開閉弁本体中に開閉
弁を有する弁室を設け、開閉弁に接して開閉弁の互に反
対側に感熱性開閉コイルバネと戻しコイルバネをそれぞ
れ設け、感熱性コイルバネの伸縮によって開閉弁は開閉
し、感熱性コイルバネは定められた境界温度を境にして
それより温度が上昇したとき伸張または縮小し温度が境
界温度より下降したとき元の状態に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定以上の温度変化に
応じて感熱性バネが伸縮することによって管内の液体流
またはガス流の開閉を行なうことの出来る熱感受性開閉
弁および熱感受性開閉弁を水道の蛇口に取り付けた熱感
受性開閉弁の新規用途に関する
【0002】
【従来の技術】一般の家庭では、温水器からの温水管と
通常の水道水(冷水)の管が蛇口部分で合流して一体と
なり、温水と冷水側のそれぞれのハンドルの調節により
希望の温度の水を出している家庭が多い。この傾向は一
般家庭だけでなくホテル宴会場の洗面所においても同様
である。いつでも温かいあるいは熱い水を水道の蛇口を
ひねるだけで出せるのは大変便利である。例えば代表的
な湯水混合水センにおいては、図2に示すように温水用
の給水センと水道水(冷水)用給水センが蛇口部で一体
となり一本の吐水口から出ていて、温水用の給水センと
水道水用給水センの弁開閉を独立に行なうことによって
水量及び水温を調節している。このように一昔前に比べ
て水道管の蛇口は複雑になってきている。
【0003】ところで、河川の汚染等が進んだため、水
道用浄水槽に従来に比べて多量の塩素を投入するように
なってきている。例えば東京金町浄水場への塩素投入量
は昭和31年ころに比べて昭和54年には4〜5倍にな
ったとされ、平成5年の現在はこの数値がさらに上がっ
ていることが推定される。さらに最近ではトリハロメタ
ン、トリクレン、農薬等の混入も指摘されている。これ
らの混入物は水道水を不味くするだけでなく、健康にも
害があると心配されている。こうした問題に対処するた
め、水道の蛇口部に浄水器を取り付けている家庭も多
い。このような家庭では浄水器の取水管を水道の蛇口部
に取り付けて使用している。それも単なる浄水器ではな
く、活性炭等による残留塩素および有機物性混入物の除
去後さらに電気分解して弱アルカリ性の水にするアルカ
リ浄水器を取り付けている家庭が多い。この浄水器の取
り付けによって水道水自体の問題は解決された。しか
し、3種類の管が一緒に取り付けられてしまうとその操
作も3種類となり間違いやすく浄水器に温水を入れたり
しやすいものである。
【0004】ところで、浄水器に間違って温水を入れて
しまった場合には、浄水器に対して大変な影響がある。
なぜなら浄水器の浄化部分の多くは活性炭からなってお
り、熱に弱く、さらに前記部分に活性炭以外のものが使
われていたとしてもプラスチック素材からなっているの
が通例であり、やはり熱には弱い。従って、間違えて浄
水器中に温水を入れてしまうと、当然ながら、活性炭が
溶け出したりあるいはプラスチック部分が溶けてしまい
高価な浄水器は故障し、使い物にならなくなる。そこで
上記の解決策としては、温水によって閉じる弁を設けれ
ば良いのであるが、しかしこれまでに多くの弁にについ
ての発明が開示されてきていても温水によって機械的に
開閉する弁は開示されていない。他の解決策として温度
を感知するセンサーを蛇口部に取り付け、センサーによ
って電気的に開閉する蛇口弁とすれば良いのであるが、
このような装置は非常に高価であって非現実的でありま
た家庭用としては向いていない。また、水道に限らず液
体、気体等の流体の流れの開閉を、温度を感知すること
によって自動的にしかも機械的に行なえたら、流体の流
量調節弁として非常に有用であるが、このような発明に
ついての開示は文献的にもまた特許上も為されていな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上より、本発明の第
一の課題は水道の蛇口に使うことのできる温度変化によ
って自動的に開閉する弁を提供するである。それは電気
的なものではなく、また蛇口部の操作を複雑にして操作
を誤り易くしたのでは何にもならない。さらに本発明の
他の課題は管中の水あるいは有機物等の液体流を、その
水または液体の温度変化感知することによって自動的に
開閉する熱感受性弁を提供することである。このような
弁が開発されたら石油コンビナート等でのパイプライン
の安全弁としても、またプロパンガスや天然ガスパイプ
ラインの安全弁としても非常に有用なものであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、流体が流
出入する熱感受性開閉弁本体中に開閉弁を有する弁室を
設け、開閉弁に接して開閉弁の互に反対側に感熱性開閉
コイルバネと戻しコイルバネをそれぞれ設け、感熱性コ
イルバネの伸縮によって開閉弁は弁室内を移動して開閉
し戻しコイルバネによって元の位置に復帰し、感熱性コ
イルバネは定められた境界温度を境にしてそれより温度
が上昇したとき伸張または縮小し温度が境界温度より下
降したとき元の状態に戻る。この温度変化による感熱性
開閉コイルバネの伸縮と戻しバネの働きによって弁の開
閉が行なわれ、流体の開閉調節を行なうことを特徴とす
る熱感受性開閉弁を提供することにより本発明を完成し
た。
【0007】本発明は上記の原理と構成に基づいている
が以下にさらに詳細に説明すると、熱感受性開閉弁本体
は、流体の入口側に中空の細管部とそれに続く中空で内
径の大きな太管部とからなる入口側管部と、入口側管部
の太管部と嵌合する中空で内径の大きな太管部と太管部
に続く中空の出口側細管部とからなる出口側管部と、入
口側管部の太管部と出口側管部の太管部の嵌合によって
形成される弁室と、弁室内に設けられ入口側管部の太管
部バネ止めに一端を固定され他端を弁のバネ受けに固定
された感熱性コイルバネと、出口側管部の太管部のバネ
止めに一端を固定され他端を弁の凹み底に固定された戻
しコイルバネと、感熱性コイルバネの一端と戻しコイル
バネの一端の両端によって弁室中空に固定され入口側管
部中空にある感熱性コイルバネの伸縮によって弁室内を
移動する弁とからなり、熱感受性開閉弁の開閉は感熱性
コイルバネの伸縮による弁の弁室内での開閉によって行
なわれる。
【0008】図1は感熱性コイルバネが縮んでいて弁が
開いている状態をそして図2は感熱性コイルバネが伸張
していて弁が閉じている状態を示す。温度変化による感
熱性コイルバネの伸縮によって熱感受性開閉弁が開閉
し、この温度変化による感熱性コイルバネの伸縮によっ
て流体の流量調節を行なうことを特徴とする熱感受性開
閉弁である。流体としては液体ガス体いずれでも可能で
あり液体としては水道水、各種物質を溶解した水溶液、
石油、ガソリンあるいは他の有機液体、水銀等の無機液
体、ガス体としてはプロパンガス、天然ガス、ブタンガ
ス等の有機物性気体が可能であるがこれらに限られるも
のではない。
【0009】さらに本発明の異なる例は、熱感受性開閉
弁本体は、流体の入口側に中空の細管部とそれに続く中
空で内径の大きな太管部とからなる入口側管部と、入口
側管部の太管部と嵌合する中空で内径の大きな太管部と
太管部に続く中空の出口側細管部とからなる出口側管部
と、入口側管部の太管部と出口側管部の太管部の嵌合に
よって形成される弁室と、弁室内に設けられ入口側管部
の太管部バネ止めに一端を固定され他端を弁のバネ受け
に固定された戻しコイルバネと、出口側管部の太管部に
一端を固定され他端を弁の凹み底に固定された感熱性コ
イルバネと、戻しコイルバネの一端と感熱性コイルバネ
の一端との両端によって弁室中空に固定され出口側管部
中空にある感熱性コイルバネの伸縮によって弁室内を移
動する弁とからなり、熱感受性開閉弁の開閉は感受性コ
イルバネの伸縮による弁の弁室内での開閉によって行な
われる。図3は感熱性コイルバネが伸びていて弁が開い
ている状態をそして図4は感熱性コイルバネが縮んでい
て弁が閉じている状態を示す。温度変化による感熱性コ
イルバネの伸縮によって熱感受性開閉弁が開閉し、この
温度変化による感熱性コイルバネの伸縮によって流体の
流量調節を行なうことを特徴とする。流体としては液
体、ガス体いずれでも可能であり液体としては水道水、
各種物質を溶解した水溶液、石油、ガソリンあるいは他
の有機液体、水銀等の無機液体、ガス体としてはプロパ
ンガス、天然ガス、ブタンガス等の有機物性気体が可能
であるがこれらに限られるものではない。
【0010】さらに本発明の熱感受性開閉弁を湯水混合
水センを有する水道の蛇口部に取り付けた例を詳細に説
明する。まず、図10および図11に熱感受性開閉弁を
取り付ける前の、従来品である押す/引く動作によって
水流を切り換える切り換え弁について説明する。切り換
え弁本体30は、湯水混合水センの温水31と冷水(水
道水)32の結合した取水部33に嵌合する上部の取水
口34と、下部は水道蛇口上部35と嵌合する吐水部3
6と、上部取水口34の底部37と吐水部上部天井38
の間に両側部端に開口部を有し上下にそれぞれ2個の水
入口孔39、39’と水出口孔40、40’を設けた筒
状の弁室41と、弁室41の一方の側部開口端部42に
螺着され中央に穴の開いた弁室セン棒出入口43と弁室
セン棒出入口の中央の穴44を摺動自在に貫通して設け
られ外部端45には握り部46を設け弁室内端は筒状弁
室41内を摺動可能に且つ筒状弁室41一杯になるよう
に設けた円盤状ディスク47と円盤状ディスク47の後
側には液洩れを防ぐため筒状弁室に密着するパッキン4
8を設けパッキンの後に輪状パッキン止め49さらにそ
の後にもパッキン50と輪状パッキン止め51を設けパ
ッキン止め51より弁室セン棒出入口43に向ってすこ
し離れたところのセン棒52上に摺動止め53を設けた
セン棒52とからなる切り換え弁54と、弁室41の他
方の側部開口端55に螺着され中央に穴56を設け弁室
41の反対側に水道水出口側接続部57を設けた水道出
口部58とから成り、図10は切り換え弁を一杯に押し
た状態を示し、この状態で湯水混合水は上部取水口より
2個の水入口孔39、39’を経て筒状の弁室に入り筒
状弁室より筒状弁室下部の水出口孔40、40’より吐
水部36を通って蛇口より放水される、
【0011】一方図11は切り換え弁を切り換え弁54
の摺動止め53の所まで一杯に引いた状態を示し、この
状態で湯水混合水は上部取水口34より2個の水入口孔
39、39’を経て筒状の弁室41に入り筒状の弁室4
1より水道出口部の水道水出口側接続部57の中央の穴
59を通って浄水器取水口に行く状態を示す、従って、
筒状弁室41内のそれぞれ2個の水入口孔39、39’
と水出口孔40、40’の位置は、図10と図11の条
件を満たすように筒状の弁室41内の上下の位置であっ
て、それぞれ右側と左側に位置するように設けられる。
上記従来品に熱感受性開閉弁を取り付けた熱感受性切り
換え弁本体を以下に詳細に説明する。
【0012】熱感受性切り換え弁本体は、湯水混合水セ
ンの温水と冷水(水道水)の結合した取水部に嵌合する
上部の取水口と、下部は水道蛇口上部と嵌合する吐水部
と、上部取水口の底部と吐水部上部天井の間に両側部端
に開口部を有し上下にそれぞれ2個の水入口孔と水出口
孔を設けた筒状の弁室と、弁室の一方の側部開口端部に
螺着され中央に穴の開いた弁室セン棒出入口と弁室セン
棒出入口の中央の穴を摺動自在に貫通して設けられ外部
端には握り部を設け弁室内端は筒状弁室内を摺動可能に
且つ筒状弁室一杯になるように設けた円盤状ディスクと
円盤状ディスクの後側には液洩れを防ぐため筒状弁室に
密着するパッキンを設けパッキンの後に輪状パッキン止
めさらにその後にもパッキンと輪状パッキン止めを設け
パッキン止めより弁室セン棒出入口に向ってすこし離れ
たところのセン棒上に摺動止めを設けたセン棒とからな
る切り換え弁とからなる切り換え弁本体において、切り
換え弁本体と切り換え弁本体の弁室の他方の側部開口端
に螺着された熱感受性開閉弁本体とから熱感受性切り換
え弁本体はなり、
【0013】側部開口端に螺着された熱感受性開閉弁に
ついてさらに詳細に述べると、切り換え弁本体の弁室の
他方の側部開口端に螺着された中空の太管部と太管部に
つづく中空の出口側細管部とからなる側管部と、切り換
え弁中に設けられた弁室から前記弁室の側部開口端の熱
感受性開閉弁本体の螺着部の穴を通って太管部の中空部
に至る側弁室と、側弁室内に設けられ切り換え弁本体の
弁室の他方の側部開口端のバネ止めに一端を固定され他
端を太管部中の弁のバネ受けに固定された感熱性コイル
バネと、側管部の太管部のバネ止めに一端を固定され他
端を弁の凹み底に固定された戻しコイルバネと、感熱性
コイルバネの一端と戻しコイルバネの一端の両端によっ
て側弁室中空に固定され感熱性コイルバネの伸縮によっ
て側弁室内を移動する太管部中の弁とからなり、熱感受
性開閉弁の開閉は感熱性コイルバネの伸縮によって行な
われる、図12は熱感受性切り換え弁を一杯に押した状
態を示し、この状態で湯水混合水は上部取水口より2個
の水入口孔を経て筒状の弁室に入り筒状弁室より筒状弁
室下部の水出口孔より吐水部をとおって蛇口より放水さ
れる、
【0014】一方図13、図14は熱感受性切り換え弁
を切り換え弁の摺動止めの所まで一杯に引いた状態を示
し、本状態で湯水混合水は上部取水口より2個の水入口
孔を経て筒状の弁室に入り筒状の弁室より熱感受性開閉
弁の側管部内を通って出口側細管部より浄水器取水口に
行く状態を示す、従って、筒状弁室内のそれぞれ2個の
水入口孔と水出口孔の位置は、図12と図13、の条件
を満たすように筒状の弁室内の上下の位置であって、そ
れぞれ右側と左側に位置するように設けられる。図13
の場合において、一定温度以上の温水が上部取水口より
2個の水入口孔を経て取入れられたとき、側管部内の感
熱性コイルバネは中空内で伸張して太管部中の弁を側管
部底に密着させて水流を止め図14の状態となる、その
後水温が一定温度以下に下がると感熱性コイルバネは縮
小し戻しコイルバネによって太管部中の弁は側管部底よ
り離れて弁が開き浄水器に水が取入れられる。
【0015】以下に実施例を上げて本発明を詳細に説明
するが、本実施例によって本発明を限定するものではな
い。 実施例1 本実施例において熱感受性開閉弁1は、図1、図2に示
すように流体の入口6側に中空の細管部5とそれに続く
中空で内径の大きな太管部4とからなる入口側管部2
と、入口側管部2の太管部4と嵌合する中空で内径の大
きな太管部8と太管部8に続く中空の出口側細管部9と
からなる出口側管部3と、入口側管部2の太管部4と出
口側管部3の太管部8の嵌合によって形成される弁室2
0と、弁室20内に設けられ入口側管部2の太管部4の
バネ止め7に一端を固定され他端を弁21のバネ受け1
6に固定された感熱性コイルバネ17と、出口側管部3
のバネ止め10に一端を固定され他端を弁21の凹み1
5底に固定された戻しコイルバネ18と、感熱性コイル
バネ17の一端と戻しコイルバネ18の一端の両端によ
って弁室20の中空に固定され入口側管部中空にある感
熱性コイルバネ17の伸縮に基づく移動によって開閉す
る弁21とからなり、図1は感熱性コイルバネ17が縮
んでいて熱感受性開閉弁が開いている状態をそして図2
は感熱性コイルバネ17が伸張していて熱感受性開閉弁
が閉じている状態を示す。本実施例においては40℃以
下の温度の水道水では感熱性コイルバネは縮んでいて、
40℃以上は伸張し、40℃を境とする温度の上下によ
って伸縮を繰り返しこれによって熱感受性開閉弁が開閉
し流量調節が行なわれる。
【0016】実施例2 次に本発明の異なる実施例を示す。なお、本発明の異な
る実施例については、前記本発明の記載済実施例と同一
構成部分には、同一符号を付して重複する説明は省略す
る。熱感受性開閉弁本体1は、図3、図4に示すように
流体の入口側6に中空の細管部5とそれに続く中空で内
径の大きな太管部4とからなる入口側管部2と、入口側
管部2の太管部4と嵌合する中空で内径の大きな太管部
8と太管部8に続く中空の出口側細管部9とからなる出
口側管部3と、入口側管部2の太管部4と出口側管部3
の太管部8の嵌合によって形成される弁室20と、弁室
20内に設けられ入口側管部3の太管部4のバネ止め7
に一端を固定され他端をバネ受け16に固定した戻しコ
イルバネ22と、出口側管部3のバネ止め10に一端を
固定し他端を弁21の凹み15底に固定された感熱性コ
イルバネ23と、戻しコイルバネ22の一端と感熱性コ
イルバネ23の一端との両端によって弁室20の中空に
固定され出口側管部2中空にある感熱性コイルバネ23
の伸縮によって移動する弁とからなり、熱感受性感熱弁
の開閉は感熱性コイルバネの伸縮による弁の弁室内での
摺動によって行なわれる。図3は感熱性コイルバネが伸
びていて熱感受性開閉弁が開いている状態をそして図4
は感熱性コイルバネが縮んでいて熱感受性開閉弁が閉じ
ている状態を示す。本実施例においては40℃以下の温
度の水道水では感熱性コイルバネは伸びていて、40℃
以上は縮み、40℃を境とする温度の上下によって伸縮
を繰り返しこれによって熱感受性開閉弁が開閉する。
【0017】実施例3 熱感受性開閉弁本体1は、図5、図6に示すように流体
の入口6側に中空の細管部5とそれに続く中空で内径の
大きな太管部4とからなる入口側管部2と、入口側管部
2の太管部4と嵌合する中空で内径の大きな太管部8と
太管部8に続く中空の出口側細管部9とからなる出口側
管部3と、入口側管部2の太管部4と出口側管部3の太
管部8の嵌合によって形成される弁室20と、弁室20
内に設けられ入口側管部2の太管部4のバネ止め7に一
端を固定され他端を弁21のバネ受け16に固定された
感熱性コイルバネ24と、出口側管部3のバネ止め10
に一端を固定され他端を弁21の凹み15底に固定され
た戻しコイルバネ25と、感熱性コイルバネ24の一端
と戻しコイルバネ25の一端の両者によって弁室20の
中空に固定され入口側管部中空にある感熱性コイルバネ
24の伸縮によって弁室内を移動する弁21とからな
り、熱感受性開閉弁の開閉は感熱性コイルバネの伸縮に
よる弁21の弁室20内での摺動によって行なわれる。
図5は感熱性コイルバネ24が伸びていて熱感受性開閉
弁が閉じている状態をそして図6は感熱性コイルバネ2
4縮んでいて熱感受性開閉弁が開いている状態を示す。
本実施例においては40℃以下の水道水の温度では感熱
性コイルバネは伸びていて弁が閉じ、40℃以上は縮ん
で熱感受性開閉弁が開き、40℃を境とする温度の上下
によって伸縮を繰り返しこれによって熱感受性開閉弁が
開閉し流量を調節する。
【0018】実施例4 次に本発明の異なる実施例を示す。熱感受性開閉弁本体
1は、図7、図8に示すように流体の入口側6に中空の
細管部5とそれに続く中空で内径の大きな太管部4とか
らなる入口側管部2と、入口側管部2の太管部4と嵌合
する中空で内径の大きな太管部8と太管部8に続く中空
の出口側細管部9とからなる出口側管部3と、入口側管
部2の太管部4と出口側管部3の太管部8の嵌合によっ
て形成される弁室20と、弁室20内に設けられ入口側
管部3の太管部4のバネ止め7に一端を固定され他端を
弁21のバネ受け16に固定された戻しコイルバネ26
と、出口側管部3のバネ止め10に一端を固定され他端
を弁21の凹み15底に固定された感熱性コイルバネ2
7と、戻しコイルバネ26の一端と感熱性コイルバネ2
7の一端との両端によって弁室20の中空に固定され出
口側管部2中空にある感熱性コイルバネ27の伸縮によ
って摺動する弁とからなり、熱感受性開閉弁の開閉は感
熱性コイルバネの伸縮による弁21の弁室20内での移
動によって行なわれる。図7は感熱性コイルバネ27が
縮んでいて熱感受性開閉弁が閉じている状態をそして図
8は感熱性コイルバネ27が伸びていて熱感受性開閉弁
が開いている状態を示す。本実施例においては40℃以
下の温度では感熱性コイルバネは縮んでいて熱感受性開
閉弁は閉じ、40℃以上は伸びて熱感受性開閉弁は開
き、40℃を境とする温殿上下によって伸縮を繰り返し
これによって熱感受性開閉弁が開閉する。
【0019】実施例5 熱感受性切り換え弁本体60は、湯水混合水センの温水
31と冷水(水道水)32の結合した取水部33に嵌合
する上部の取水口61と、下部は水道蛇口上部35と嵌
合する吐水部62と、上部取水口61の底部と吐水部6
2上部天井63の間に両側部端に開口部を有し上下にそ
れぞれ2個の水入口孔64、64’と水出口孔65、6
5’を設けた筒状の弁室66と、弁室66の一方の側部
開口端部67に螺着され中央に穴68の開いた弁室セン
棒出入口69と弁室セン棒出入口69の中央の穴68を
摺動自在に貫通して設けられ外部端には握り部70を設
け弁室66内端は筒状弁室内を摺動可能に且つ筒状弁室
66一杯になるように設けた円盤状ディスク71と円盤
状ディスク71の後側には液洩れを防ぐため筒状弁室6
6に密着するパッキン72を設けパッキン72の後に輪
状パッキン止め73さらにその後にもパッキン74と輪
状パッキン止め75を設けパッキン止め75より弁室セ
ン棒出入口69に向ってすこし離れたところのセン棒7
6上に摺動止め77を設けたセン棒76とからなる切り
換え弁本体78と、切り換え弁本体78の弁室66の他
方の側部開口端79に螺着された熱感受性開閉弁本体8
0とから熱感受性切り換え弁本体81はなり、
【0020】側部開口端に螺着された熱感受性開閉弁に
ついてさらに詳細に述べると、切り換え弁本体78の弁
室の他方の側部開口端79に螺着された中空の太管部8
2と太管部につづく中空の出口側細管部83とからなる
側管部84と、切り換え弁中に設けられた弁室66から
前記弁室66の側部開口端79の熱感受性開閉弁本体8
4の螺着部を通って太管部82の中空部に至る側弁室8
5と、側弁室85内に設けられ切り換え弁本体78の弁
室66の他方の側部開口端79のバネ止め86に一端を
固定され他端を太管部82中の弁87のバネ受け88に
固定された感熱性コイルバネ89と、側管部84の太管
部82のバネ止め90に一端を固定され他端を弁の凹み
90底91に固定された戻しコイルバネ92と、感熱性
コイルバネ89の一端と戻しコイルバネ92の一端の両
端によって側弁室85中空に固定され感熱性コイルバネ
89の伸縮によって側弁室85内を移動する太管部82
中の弁87とからなり、熱感受性開閉弁の開閉は感熱性
コイルバネ89の伸縮によって行なわれる、図12は熱
感受性切り換え弁60において切り換え弁本体78の握
り部70を一杯に押した状態を示し、この状態で湯水混
合水は上部取水口34より2個の水入口孔64、64’
を経て筒状の弁室66に入り筒状弁室66より筒状弁室
66下部の水出口孔65、65’より吐水部62をとお
って蛇口より放水される、
【0021】一方図13、図14は熱感受性切り換え弁
本体60において切り換え弁本体78を摺動止め77の
所まで一杯に引いた状態を示し、本状態で湯水混合水は
上部取水口34より2個の水入口孔64、64’を経て
筒状の弁室66に入り筒状の弁室66より熱感受性開閉
弁80の側管部内84を通って出口側細管部83より浄
水器取水口に行く状態を示す、従って、筒状弁室66内
のそれぞれ2個の水入口孔64、64’と水出口孔6
5、65’の位置は、図12と図13、の条件を満たす
ような筒状の弁室66内の上下の位置であって、それぞ
れ右側と左側に位置するように設けられる。図12の場
合において、36〜40度以上の温水が上部取水口34
より2個の水入口孔64、64’を経て取入れられたと
き、側管部84内の感熱性コイルバネ89は中空内で伸
張して太管部82中の弁87を側管部底92に密着させ
て水流を止め図14の状態となる、その後水温が36度
以下に下がると感熱性コイルバネ89は縮小し戻しコイ
ルバネ92によって太管部82中の弁87は側管部90
底91より離れて弁87が開き浄水器に水が取入れられ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明の熱感受性開閉弁を水道の蛇口部
に取り付けることにより、何等電気的なセンサーを設け
ることを必要とせず、また新たなコックを取り付けるこ
とも必要とせず非常に簡便にしかも機械的で自動的に水
の温度上昇または下降時にその流れを停止し、これによ
って高価な浄水器等の故障を防ぐことが出来る。また、
水道蛇口部に取り付けることにより蛇口部より浄水器に
至る樹脂製ホースに無駄な圧力をかけずに済むのでホー
スの破損、水漏れ等の心配がない。さらには石油コンビ
ナートその他の危険な液体流の流量調節を漏電とそれに
よる発火の心配をせずに機械的に温度変化による流量調
節を行なうことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱感受性開閉弁において感熱性コイルバネが入
口側管部の太管部にあり、感熱性コイルバネが縮んでい
て熱感受性開閉弁は開いている状態を示す。
【図2】熱感受性開閉弁において感熱性コイルバネが入
口側管部の太管部にあり、感熱性コイルバネが温度上昇
によって伸びて熱感受性開閉弁は開いている状態を示
す。
【図3】熱感受性開閉弁において感熱性コイルバネが出
口側管部の太管部にあり、感熱性コイルバネが伸びてい
て熱感受性開閉弁は開いている状態を示す。
【図4】熱感受性開閉弁において感熱性コイルバネが出
口側管部の太管部にあり、感熱性コイルバネが温度上昇
によって縮んで熱感受性開閉弁は閉じている状態を示
す。
【図5】熱感受性開閉弁において感熱性コイルバネが入
口側管部の太管部にあり、感熱性コイルバネが伸びて熱
感受性開閉弁は閉じている状態を示す。
【図6】熱感受性開閉弁において感熱性コイルバネが入
口側管部の太管部にあり、感熱性コイルバネが温度上昇
によって縮んで熱感受性開閉弁は開いている状態を示
す。
【図7】熱感受性開閉弁において感熱性コイルバネが出
口側管部の太管部にあり、感熱性コイルバネが縮んで熱
感受性開閉弁は閉じている状態を示す。
【図8】熱感受性開閉弁において感熱性コイルバネが出
口側管部の太管部にあり、感熱性コイルバネが温度上昇
によって伸びて熱感受性開閉弁は開いている状態を示
す。
【図9】湯水混合水センの一例を示す。
【図10】従来の水流切り換え弁において、握り部を一
杯に押した状態を示す。
【図11】従来の水流切り換え弁において、握り部を一
杯に引いた状態を示す。
【図12】熱感受性切り換え弁において、握り部を一杯
に押した状態を示す。
【図13】熱感受性切り換え弁において、握り部を一杯
に引いた状態であって水流が冷水であって熱感受性開閉
弁が開いている状態を示す。
【図14】熱感受性切り換え弁において、握り部を一杯
に引いた状態であって水流が一定温度以上の温水であっ
て熱感受性開閉弁が閉じている状態を示す。
【符号の説明】
1:熱感受性開閉弁本体、2:入口側管部、3:出口側
管部、4:太管部、5:細管部、6:入口、7:バネ止
め、8:太管部、9:出口側細管部、10:バネ止め、
11:出口、12:パッキン、13:セン棒、14:突
起、15:凹み、16:バネ受け、17:感熱性コイル
バネ、18:戻しコイルバネ、19:パッキン受け、2
0:弁室、21:弁、22:戻しコイルバネ、23:感
熱性コイルバネ、24:感熱性コイルバネ、25:戻し
コイルバネ、26:戻しコイルバネ、27:感熱性コイ
ルバネ、30:切り換え弁本体、31:温水、32:冷
水(水道水)、33:取水部、34:取水口、35:水
道蛇口上部、36:吐水部、37:底部、38:吐水部
上部天井、39、39’:水入口孔、40、40’:水
出口孔、41:弁室、42:側部開口端部、43:弁室
セン棒出入口、44:穴、45:外部端、46:握り
部、47:円盤状ディスク、48:パッキン、49:輪
状パッキン止め、50:パッキン、51:輪状パッキン
止め、52:セン棒、53:摺動止め、54:切り換え
弁、55:側部開口端、56:穴、57:水道水出口側
接続部、58:水道出口部、59:穴、60:熱感受性
切り換え弁本体、61:上部の取水口、62:吐水部、
63:上部天井、64、64’:水入口孔、65、6
5’:水出口孔、66:弁室、67:側部開口端部、6
8:穴、69:弁室セン棒出入口、70:握り部、7
1:円盤状ディスク、72:パッキン、73:輪状パッ
キン止め、74:パッキン、75:輪状パッキン止め、
76:セン棒、77:摺動止め、78:切り換え弁本
体、79:側部開口端、80:熱感受性開閉弁本体、8
1:熱感受性切り換え弁本体、82:太管部、83:出
口側細管部、84:側管部、85:側弁室、86:バネ
止め、87:弁、88:バネ受け、89:感熱性コイル
バネ、90:バネ止め、91:弁の凹み、92:底、9
3:戻しコイルバネ、

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体が流出入する弁本体において、開閉弁
    を有する弁室を設け、開閉弁に接して開閉弁の互に反対
    側に感熱性開閉コイルバネと戻しコイルバネをそれぞれ
    設け、感熱性コイルバネの伸縮によって開閉弁は開閉
    し、感熱性コイルバネは定められた境界温度を境にして
    それより温度が上昇したとき伸張または縮小し温度が境
    界温度より下降したとき元の状態に戻り、前記温度変化
    による感熱性コイルバネの伸縮によって流体の流量調節
    を行なうことを特徴とする熱感受性開閉弁。
  2. 【請求項2】流体の入口側に中空の細管部とそれに続く
    中空で内径の大きな太管部とからなる入口側管部と、入
    口側管部の太管部と嵌合する中空で内径の大きな太管部
    と太管部に続く中空の出口側細管部とからなる出口側管
    部と、入口側管部の太管部と出口側管部の太管部の嵌合
    によって形成される弁室と、弁室内に設けられ入口側管
    部の太管部バネ止めに一端を固定された感熱性コイルバ
    ネと、出口側管部の太管部のバネ止めに一端を固定され
    た戻しコイルバネと、感熱性コイルバネの他端と戻しコ
    イルバネの他端の両者によって弁室中空に固定され入口
    側管部中空にある感熱性コイルバネの伸縮によって開閉
    する弁とからなり、温度変化による感熱性コイルバネの
    伸縮によって流体の流量調節を行なうことを特徴とする
    熱感受性開閉弁。
  3. 【請求項3】流体の入口側に中空の細管部とそれに続く
    中空で内径の大きな太管部とからなる入口側管部と、入
    口側管部の太管部と嵌合する中空で内径の大きな太管部
    と太管部に続く中空の出口側細管部とからなる出口側管
    部と、入口側管部の太管部と出口側管部の太管部の嵌合
    によって形成される弁室と、弁室内に設けられ入口側管
    部の太管部バネ止めに一端を固定された戻しコイルバネ
    と、出口側管部の太管部に一端を固定された感熱性コイ
    ルバネと、戻しコイルバネの他端と感熱性コイルバネの
    他端との両端によって弁室中空に固定され出口側管部中
    空にある感熱性コイルバネの伸縮によって開閉する弁と
    からなり、温度変化による感熱性コイルバネの伸縮によ
    って流体の流量調節を行なうことを特徴とする熱感受性
    開閉弁。
  4. 【請求項4】湯水混合水センの温水と冷水(水道水)の
    結合した取水部に嵌合する上部の取水口と、下部は水道
    蛇口上部と嵌合する吐水部と、上部取水口の底部と吐水
    部上部天井の間に両側部端に開口部を有し上下にそれぞ
    れ2個の水入口孔と水出口孔を設けた筒状の弁室と、弁
    室の一方の側部開口端部に螺着され中央に穴の開いた弁
    室セン棒出入口と弁室セン棒出入口の中央の穴を摺動自
    在に貫通して設けられ外部端には握り部を設け弁室内端
    は筒状弁室内を摺動可能に且つ筒状弁室一杯になるよう
    に設けた円盤状ディスクと円盤状ディスクの後側には液
    洩れを防ぐため筒状弁室に密着するパッキンを設けパッ
    キンの後に輪状パッキン止めさらにその後にもパッキン
    と輪状パッキン止めを設けパッキン止めより弁室セン棒
    出入口に向ってすこし離れたところのセン棒上に摺動止
    めを設けたセン棒とからなる切り換え弁本体において、
    切り換え弁本体の弁室の他方の側部開口端に螺着された
    熱感受性開閉弁本体とからなる熱感受性切り換え弁本体
    であって、切り換え弁本体の弁室の他方の側部開口端に
    螺着された中空の太管部と太管部につづく中空の出口側
    細管部とからなる側管部と、切り換え弁中に設けられた
    弁室から前記弁室の側部開口端の熱感受性開閉弁本体の
    螺着部の穴を通って太管部の中空部に至る側弁室と、側
    弁室内に設けられ切り換え弁本体の弁室の他方の側部開
    口端のバネ止めに一端を固定され他端を太管部中の弁の
    バネ受けに固定された感熱性コイルバネと、側管部の太
    管部のバネ止めに一端を固定され他端を弁の凹み底に固
    定された戻しコイルバネと、感熱性コイルバネの一端と
    戻しコイルバネの一端の両端によって側弁室中空に固定
    され感熱性コイルバネの伸縮によって側弁室内を移動す
    る太管部中の弁とからなり、熱感受性開閉弁の開閉は感
    熱性コイルバネの伸縮によって行なわれることを特徴と
    する熱感受性開閉弁を取り付けた熱感受性切り換え弁。
  5. 【請求項5】湯水混合水センの温水と冷水(水道水)の
    結合した取水部に嵌合する上部の取水口と、下部は水道
    蛇口上部と嵌合する吐水部と、上部取水口の底部と吐水
    部上部天井の間に両側部端に開口部を有し上下にそれぞ
    れ2個の水入口孔と水出口孔を設けた筒状の弁室と、弁
    室の一方の側部開口端部に螺着され中央に穴の開いた弁
    室セン棒出入口と弁室セン棒出入口の中央の穴を摺動自
    在に貫通して設けられ外部端には握り部を設け弁室内端
    は筒状弁室内を摺動可能に且つ筒状弁室一杯になるよう
    に設けた円盤状ディスクと円盤状ディスクの後側には液
    洩れを防ぐため筒状弁室に密着するパッキンを設けパッ
    キンの後に輪状パッキン止めさらにその後にもパッキン
    と輪状パッキン止めを設けパッキン止めより弁室セン棒
    出入口に向ってすこし離れたところのセン棒上に摺動止
    めを設けたセン棒とからなる切り換え弁本体において、
    切り換え弁本体の弁室の他方の側部開口端に螺着された
    中空の太管部と太管部につづく中空の出口側細管部とか
    らなる側管部と、切り換え弁中に設けられた弁室から前
    記弁室の側部開口端の熱感受性開閉弁本体の螺着部の穴
    を通って太管部の中空部に至る側弁室と、側弁室内に設
    けられ切り換え弁本体の弁室の他方の側部開口端のバネ
    止めに一端を固定され他端を太管部中の弁のバネ受けに
    固定された感熱性コイルバネと、側管部の太管部のバネ
    止めに一端を固定され他端を弁の凹み底に固定された戻
    しコイルバネと、感熱性コイルバネの一端と戻しコイル
    バネの一端の両端によって側弁室中空に固定され感熱性
    コイルバネの伸縮によって側弁室内を移動する太管部中
    の弁とからなる熱感受性開閉弁であって、熱感受性開閉
    弁の開閉は感熱性コイルバネの伸縮によって行なわれる
    ことを特徴とする熱感受性開閉弁の水道用切り換え弁へ
    の新規用途。
JP10586993A 1993-03-29 1993-03-29 熱感受性開閉弁 Pending JPH06281049A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008516400A (ja) * 2004-10-05 2008-05-15 ソシエテ ビック 環境応答バルブ付き燃料カートリッジ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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