JPH06281009A - ピストン・リング及びピストン・アセンブリとピストン・リングの質量及び原価を低減する方法 - Google Patents

ピストン・リング及びピストン・アセンブリとピストン・リングの質量及び原価を低減する方法

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JPH06281009A
JPH06281009A JP5345526A JP34552693A JPH06281009A JP H06281009 A JPH06281009 A JP H06281009A JP 5345526 A JP5345526 A JP 5345526A JP 34552693 A JP34552693 A JP 34552693A JP H06281009 A JPH06281009 A JP H06281009A
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ring
piston ring
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strip
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ラスル、イー、ハイト
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Dana Inc
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    • F16J9/00Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction
    • F16J9/12Details
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 最の質量を持ち、摩耗を補償し、向上した気
体力学を備えたピストン・リングを提供することにあ
る。 【構成】 ピストン・エンジンの運転時に、ピストン・
リング22の質量、従ってピストン・リングの原価と、
ピストン・リングに加わる慣性とを低減するように、ピ
ストン・リング22は細長いみぞ42の配列を持つ。こ
れ等の細長いみぞ42は、鋼素材にみぞを成形する1対
のローラ90、92に鋼素材を通すことによって形成さ
れる。これ等のみぞは、ピストン・リングの気体力学を
改善して、各ピストン・リングが有効な密封作用を生ず
るように形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピストン・リングとピ
ストン・リングの製法とピストン・リングを利用するピ
ストン・アセンブリとに関する。ことに本発明は、ピス
トン・リングとピストン・リングの製法と、ピストン・
リング側面を連続した扁平面以外の形状を持つように変
えたピストン・リングを利用するピストンアセンブリと
に関する。
【0002】
【背景技術】内燃機関は、燃料の燃焼から生じるガスを
膨張させることによりピストンを駆動する際にこれ等の
ピストンがシリンダ内で縦方向に往復動するピストン・
シリンダ・アセンブリを利用する。典型的にはピストン
の運動はクランクに利用して駆動軸を回転する。ピスト
ンの直径は、このピストンのシリンダに対する滑動運動
を容易にするようにピストンが内部で往復動するシリン
ダの直径より小さい。ピストン及びシリンダ壁の間に生
ずるすきまを密封するように、内燃機関に利用する典型
的なピストンは、ピストンの円筒面及び壁の円筒面の間
に延びる複数のピストン・リングを持つ。各ピストン・
リングは、弾性材料で作られ、組立て中にリングの膨張
を許容し摩耗を補償する端部すきまと呼ばれる半径方向
スリットを持つ。燃焼中に膨張ガスがこのすきまを通過
するから、通常互いに整合してないすきまを持つ複数の
ピストンリングを通常設けてピストンリングを通る燃焼
ガスの通過を最少にする。膨脹する燃焼ガスはピストン
・リングに圧力を加えるからガス自体が密封作用を高め
るのに使われる。
【0003】内燃機関により放出される汚染物を減らす
ことは近年著しく強調されている。放出された汚染物を
放出する1方式では、ピストン・リングをピストンの頂
部に一層近接させる。悪影響を伴わないで前記の方式を
行うにはピストン・リングの質量を減らしその慣性を低
減するようにすることが必要である。各ピストンはその
方向を普通の乗用車の運転中に1分間に4,000ない
し8,000回も逆転する。各ピストンは2000ない
し4000ft/min範囲の速度で移動するから、ピ
ストン・リング質量のわずかな減少により各リングの慣
性力を実質的に低減できるようになる。各リングを各ピ
ストンの頂部に一層近く位置させることができるほか
に、ピストン・リングの慣性を減らすと、各ピストンが
方向を変える際に各ピストン・リングがそのピストン・
リングみぞ内をたたく傾向が減る。
【0004】
【発明の概要】前記したことを考慮して本発明の目的
は、最小の質量を持ち、摩耗を補償し、向上した気体力
学を備えた新規な改良されたピストン・リングを提供す
ることにある。
【0005】本明細書をさらに調べることにより本発明
のさらに別の目的及び利点は当業者には明らかである。
【0006】この目的及びその他の目的にかんがみて、
本発明は、ピストンを入れるシリンダのシリンダ壁に対
し密封するようにピストンのリングみぞ内に取付けるピ
ストン・リングにおいて両側部の少なくとも一方に複数
条のみぞを持つ金属材料から成る帯状体により構成した
ピストン・リングにある。細長いみぞは半径方向に延び
るリブにより隔離してある。
【0007】本発明の1実施例によれば細長いみぞは、
各リングの後縁に近接しこれを貫いて延び各リングの前
面に近接しこの前面から遠ざかる向きに向くせきを形成
して、ピストンを入れるシリンダ内の圧力により生ずる
みぞ内のガス圧力が各せきに加わりピストン・リングの
面をシリンダ壁に対し付勢する。
【0008】本発明はさらに、質量及び原価を低減した
前記ピストン・リングを作る製法にある。本製法では鋼
素材を1対のローラ型の間でロール掛けし素材の厚さよ
り薄い厚さを持つ帯状体を作る。素材のロール掛けと同
時に、各素材は円周方向に互いに間隔を隔てた細長い突
起の円周方向配列を折出し縦方向に互いに間隔を隔てた
細長いみぞを持つ帯状体を形成する。これ等の帯状体は
次いで、ピストンのリングみぞ内に挿入する割りリング
に形成する。
【0009】以下本発明の実施例を添付図面について詳
細に説明する。
【0010】
【実施例】図1には軸線方向に往復動するピストン24
のピストン・リングみぞ22内に取付けた本発明による
ピストン・リング20を示してある。ピストン24はシ
リンダ壁28内で矢印26の方向に縦方向に往復動す
る。ピストン・リング20は、これが潤滑材の膜32内
で滑動する際に、シリンダ壁28の表面30に対し密封
する。壁の表面36とピストン24の側面38との間に
はピストンリング20によりふさぐすきま36が存在す
る。
【0011】図2に明らかなようにピストン・リング2
0は、形状が円形で半径方向空間すなわちすきま40を
持ちピストン・リング20をピストン・リングみぞ22
を取付けやすくしピストン・リング20により壁30に
対し半径方向に膨張させることによって摩耗を調整する
ことができる。
【0012】本発明の原理によればピストン・リング2
0は、外周面46に直交方向に延びる上側面44にみぞ
42の配列を配置してある。各みぞ42は、ピストン・
リング20の内周縁47を貫いて延び間に配置した半径
方向リブ48により互いに隔離した円周方向に互いに間
隔を隔てた細長いみぞがよい。各半径方向リブ48は、
ピストン・リング20の上側面44をピストン・リング
みぞ22の上部みぞ面50に適合させ又ピストン・リン
グの強度を保持する2つの機能をはたす。ピストン・リ
ング20はピストン・リングみぞ22内に緊密にはまら
ないで、ピストンが上昇するときに上側面44及び上部
みぞ面50間のわずかな上部空間があり、そしてピスト
ンが下降するときにピストン・リング20の下側面51
とピストン・リングみぞ22の下部みぞ面52との間の
わずかな下部空間がある。
【0013】ピストン・リング20及びみぞ22間にわ
ずかな上部空間及び下部空間があるから、ピストン・リ
ング20は自由に半径方向に膨張するが、ピストン・リ
ング20は又ピストン・リングみぞ22内でわずかに上
下する。従ってピストン24が往復動する際に、ピスト
ン・リング20はピストン・リングみぞ22内で強く当
たり摩耗を生ずる。ピストン・リング20の質量を減ら
すことにより、ピストン・リング20に強く当たること
によって加わる衝撃が減りピストン・リングの摩耗が減
りその寿命が延びる。
【0014】ピストン・リング20の寿命を延ばすこと
により、これ等のリングを利用するエンジンの寿命は、
燃焼生成物がクランプ・ケース内の軸受及びシールを劣
化させる場合にこれ等の燃焼生成物がエンジンのクラン
ク・ケースに入らないように抑制されるから延びる。さ
らに車両を長期にわたり使用していると、ピストン・リ
ング20を交換しなければならないときが遅れて、車両
エンジンの分解を必要とする極めて大きい保守費用が猶
予される。ピストン・リング20を交換するエンジンの
分解を車両の有効寿命に対して遅らせることができる
と、車両の所有者にとって著しい節約ができる。
【0015】本発明の付加的利点は、ピストン・リング
密封構造の気体動力学の改良でありピストン・リング2
0と壁30の表面との間の密封の有効性が高められる。
図1及び3に明らかなようにシリンダ28内の燃焼によ
りピストン24の面62に対し、ピストン24を矢印2
6の向きに下方に動かすガス圧力60を生ずる。図1に
明らかなように燃焼ガスが膨張すると、ガスはピストン
・リング20の上面49に向かって移動し又横方向にみ
ぞ42内に流れる。みぞ42により、みぞ42の内面6
6に矢印64の方向に圧力を加える加圧燃焼ガスの蓄積
ができる。ピストンリングみぞ22の底壁68はピスト
ン・リング20に対し固定であるから、矢印64の方向
に加わる圧力によりピストン・リング20の全体を押し
て半径方向に膨張させ、リング20の外周面46は、シ
リンダ壁28の表面30を被覆する油膜32に一層密に
密封する状態で係合するように押圧される。各みぞ42
はピストン・リング20のまわりに実質的に一様に間隔
を隔てるから、この半径方向の力はピストン・リング2
0のまわりに均等に配分される。
【0016】図3に明らかなように各ピストン24には
ピストン・リング20、20′20″として示した複数
のピストン・リング20を設けてある。複数のピストン
・リング20を利用することにより、各すきま40は矢
印60により示したガス圧力が全体のすきま40を経て
ピストン24の下方のクランプ・ケ−ス(図示してな
い)内に入るにしてもあまり流入しないようにほとんど
整合していない。本発明の原理によれば、ピストン20
はすべて図1に示した形状に対し実質的に同様な形状を
持ち、又は互いに異なる形状を持つ。これ等の形状は、
ピストン・リング20及びシリンダ壁30の間の密封を
保持するのに気体動力学を考慮する有効性を最大にする
ように選定する。
【0017】図4ないし10に示すように鋼素材80の
3例はそれぞれ帯状体82、84、86にロール掛けす
る。これ等の帯状体は引続いて、図2に示した円形ピス
トン・リング20に形成する。図5、7、8及び10に
示すように各帯状体82、84、86は、各ローラ9
0、92の表面によって得られる種種の横断面を持つ。
従来の技術によれば各帯状体82、84、86は、これ
等の帯状体が各ローラ90,92間から出る際に巻枠
(図示してない)のまわりに巻付ける。これ等のコイル
は「スリンキーズ(slinkies)」として当業界
にしられているような形状にしてある。別個のピストン
・リング20を形成するには、スリンキーズは、これ等
のスリンキーズを各別のピストンリングに分割するすき
ま40を形成するように切断する。
【0018】図4及び5に示すように各ローラ90、9
2が鋼素材80を帯状体82に形成する際にこれ等のロ
ーラが互いに反対の方向94、96に回転するのは明ら
かである。一般に素材80の厚さは、その材料が圧力の
もとに塑性変形する際に減小し素材80の長さを増す。
ローラ90は第1の肩部100に近接して、半径方向に
突出し円周方向に互いに間隔を隔てた複数の型面98を
持つ。各型面98は鋼素材80を打出しみぞ42(図1
及び2にも示してある)を形成する。対向する肩部10
2は、型98から離れ、ピストン・リング20の下面4
9及び上面44に対して直交して延びるピストン・リン
グ面46の形状を定める。
【0019】みぞ42を成形することにより帯状体82
を形成するのに必要な鋼材が減り材料の費用が減る。さ
らにみぞ42により重量の一層軽いピストン・リング2
0が得られ汚染物制御及び減少した摩耗に前記した利点
が得られる。さらに製造処理中に各別のリング20を機
械加工し又は研削する必要がなくなり、ピストン・リン
グを作る方法が一層早く一層安価になる。ロール掛け処
理を利用することによりピストン・リング20の横断面
はみぞ42の前記した気体動力学の利点のような利点が
得られるように容易に形成できる。これ等の利点は、普
通の機械加工法を利用すると安価には得られない。
【0020】図6に示すように複数の型110は肩部1
00、102に対して間隔を隔てた関係に位置し、鋼素
材80から形成した帯状体84にみぞ112を形成する
ようにしてある。図7及び8に明らかなように素材84
に形成したみぞ112はピストン・リング20の内周辺
114を貫いて延びていない。図7に明らかなように各
みぞ112は、図8に示したように一方の側だけでなく
ピストンリング20の両側に形成してもよい。
【0021】図9及び10において複数の浮出し突起1
20は、上部ローラ90に示され環状肩部100に衝合
するように位置させてあるが、環状肩部102は各突起
120から離れている。得られる帯状体86は、得られ
るピストン・リング20の内周辺124を貫いて延びる
長方形のみぞ122を持つ。
【0022】従ってピストン・リング20に形成したみ
ぞ42の配列が種種の形状を持つのは明らかである。少
なくとも頂部のピストン・リング20により改良された
気体動力学に対する好敵とする形状は図1、3、5及び
10に示してある。この場合少なくとも頂部ピストン・
リング20を壁30に向かい半径方向に付勢する容積の
増大した膨張ガスが得られる。ピストン・リング2
0′、20″におけるガス圧力は実質的に減るから、み
ぞ42(図1及び5)又みぞ22(図10)を使う際に
得られる利点は極めて少なくなり従ってみぞ42に対す
る他の有利な形状によるのがよい。
【0023】ピストン・リング20を作るのに利用する
鋼素材80は13ないし17%の範囲のクロム含量を持
つマルテンサイドステンレス鋼のような鋼材から作るの
がよい。ピストン・リング20の表面を耐摩耗性に保つ
には、ピストン・リングを各ローラ90、92により形
成した後、各ピストン・リングを引っかき及び摩耗に抵
抗性を持つ硬い表面を生成するように、表面をガス窒化
することによりはだ焼きするのがよい。
【0024】ガス窒化法では、鋼製ピストン・リング2
0を密閉炉内で950ないし1050°Fの範囲に保持
すると共に前もって設定した量の窒素及び解離アンモニ
アガスを計量してこの炉内に入れる。窒素は、表面に拡
散しステンレス鋼母材と反対して所望の硬い表面を生成
する。この処理中に化合物層又は「白色」層が仕上がり
成分に存在しないように制御状態を保持する。拡散層の
深さは約0.003ないし0.005mの範囲にあり、
この深さは処理の時間依存関数である。
【0025】以上本発明を詳細に説明したが、本発明は
なおその精神を逸脱しないで種種の変化変型を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピストンのリングみぞ内に取付けられシリンダ
壁に衝合する本発明によるピストン・リングの1実施例
を示す縦断面図である。
【図2】図1のピストンリングの平面図である。
【図3】シリンダ壁に衝合する複数個のピストン・リン
グを持つピストンの斜視図である。
【図4】実質的に円形ピストン・リングに形成する帯状
体を形成するようにみぞを設けた鋼素材を示す斜視図で
ある。
【図5】図4の帯状体の横断面図である。
【図6】異なる形状を持つみぞの形成を示した図4と同
様な斜視図である。
【図7】図6に示したような成形ローラを利用して両側
部に成形を行った帯状体の横断面図である。
【図8】図6のローラを利用して単一の側部に成形を行
った帯状体の横断面図である。
【図9】図4及び図6の形状とは異なった形状のみぞを
持つ帯状体に形成する際に成形を行う帯状体の斜視図で
ある。
【図10】図9の帯状体の横断面図である。
【符号の説明】
20 ピストン・リング 22 ピストン・リングみぞ 24 ピストン 44、51 側部 46 密封面 47 後縁部 48 リブ 82、84、86 帯状体 42、112、122 みぞ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線方向に往復動するピストンのピスト
    ン・リングみぞ内に取付けて前記ピストンを入れるシリ
    ンダのシリンダ壁に対し密封するピストン・リングにお
    いて、密封面、後縁部及び第1及び第2の側部を持ち金
    属材料から成る帯状体により構成され、この帯状体に前
    記両側部の少なくとも一方に各半径方向リブにより互い
    に隔離された細長いみぞの配列を設けたピストン・リン
    グ。
  2. 【請求項2】 前記の細長い各みぞがピストンリング本
    体に対して円周方向においては半径方向におけるよりも
    一層長く延びるようにした請求項1のピストン・リン
    グ。
  3. 【請求項3】 前記金属質材料を鋼材とした請求項1の
    ピストン・リング。
  4. 【請求項4】 前記細長いみぞが前記リング後縁部に近
    接しこれを貫いて延び、前記各みぞによりリング前面に
    近接しこの前面から遠ざかる向きに向くせきを形成して
    リング利用ピストンを入れるシリンダ内の圧力により生
    ずる前記各みぞ内のガス圧力を前記各せきに加えピスト
    ン・リング面を前記シリンダ壁に向かい付勢するように
    した請求項1のピストン・リング。
  5. 【請求項5】 前記材料として鋼材を使った請求項3の
    ピストン・リング。
  6. 【請求項6】 前記各みぞを前記ピストンの両側部に配
    置した請求項1のピストン・リング。
  7. 【請求項7】 複数のピストン・リングみぞを持つピス
    トンと、それぞれ外周面及び互いに対向する側部を持ち
    前記各ピストン・リングみぞ内に配置した複数のピスト
    ン・リングとを備えたピストン・アセンブリにおいて、 前記各ピストン・リングの少なくとも一方の側部に設け
    られ半径方向に延びる各リブにより互いに隔離した細長
    いみぞの配列を備え、少なくとも1個の前記ピストン・
    リングの各みぞを他の各ピストン・リングの各みぞとは
    異なる形状にしたピストン・アセンブリ。
  8. 【請求項8】 前記各ピストン・リングの各みぞを他の
    各ピストン・リングのみぞとは異なる形状にした請求項
    7のピストン・アセンブリ。
  9. 【請求項9】 外周面及び互いに対向する側部を持ちピ
    ストンのピストン・リングみぞ内にはまる鋼製ピストン
    ・リングの質量及び原価を低減する方法において、 鋼素材に1対のローラ型の間でローラ掛けして素材の厚
    さより薄い厚さを持つ帯状体を作り、 前記素材のローラ掛けと同時にこの素材の少なくとも一
    方の側部に円周方向に互いに間隔を隔てた細長い突起の
    円周方向配列を成形して縦方向に互いに間隔を隔てた細
    長いみぞを持つ帯状体を形成し、 前記各帯状体を前記各リングみぞ内に挿入する割りリン
    グに形成することから成る方法。
  10. 【請求項10】 前記の細長いみぞを前記帯状体の一方
    の側部に形成する請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記の細長い各みぞを前記帯状体の両
    側部に形成する請求項10の方法。
  12. 【請求項12】 前記各みぞを前記帯状体の一方の縁部
    に近接して形成しこの縁部を貫いて延びるようにする請
    求項9の方法。
JP5345526A 1992-12-22 1993-12-22 ピストン・リング及びピストン・アセンブリとピストン・リングの質量及び原価を低減する方法 Pending JPH06281009A (ja)

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