JPH06280216A - ロードヒーティング装置 - Google Patents
ロードヒーティング装置Info
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- JPH06280216A JPH06280216A JP9662193A JP9662193A JPH06280216A JP H06280216 A JPH06280216 A JP H06280216A JP 9662193 A JP9662193 A JP 9662193A JP 9662193 A JP9662193 A JP 9662193A JP H06280216 A JPH06280216 A JP H06280216A
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- kerosene tank
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Landscapes
- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は公共道路、歩道におけるロードヒー
ティングの従来の工法よりも運転費用が安価となるなど
の効果を有するロードヒーティング装置の提供を目的と
するものである。 【構成】 鉄筋コンクリートで構成されたボイラー庫部
2とロードヒーティング部3とから構成され、ボイラー
庫部2は、車道9に隣接する例えば歩道9Aに埋設され
た底部2A1と側壁部2A2とから構成されたボイラー
庫本体2Aと、このボイラー庫本体2Aの上面に張設さ
れた天井部2Bとから構成され、この天井部2Bには出
入口2B1が設けられ、ロードヒーティング部3は、蛇
行状に配管された放熱パイプ3Aで構成され、ボイラー
庫部2内には灯油タンク4と、温水ボイラー5が設けら
れている。
ティングの従来の工法よりも運転費用が安価となるなど
の効果を有するロードヒーティング装置の提供を目的と
するものである。 【構成】 鉄筋コンクリートで構成されたボイラー庫部
2とロードヒーティング部3とから構成され、ボイラー
庫部2は、車道9に隣接する例えば歩道9Aに埋設され
た底部2A1と側壁部2A2とから構成されたボイラー
庫本体2Aと、このボイラー庫本体2Aの上面に張設さ
れた天井部2Bとから構成され、この天井部2Bには出
入口2B1が設けられ、ロードヒーティング部3は、蛇
行状に配管された放熱パイプ3Aで構成され、ボイラー
庫部2内には灯油タンク4と、温水ボイラー5が設けら
れている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な構成を有するロ
ードヒーティング装置に関するものである。従来の灯油
ボイラー温水式ロードヒーティングにおいて、灯油タン
ク、ボイラー設備は建築物内もしくは専用ボイラーハウ
ス(鉄板製物置、プレハブ)内に設置する場合がほとん
どで、公共道路、公共歩道、民間敷地内で設置スペース
が取れない等の場所等には設置できないという問題があ
った。その解決策として、本発明では地下埋設型ボイラ
ー、灯油タンクユニットを合理的に組合わせ、かつ従来
の地下タンクとは全く異なった家庭用ホームタンクをそ
のまま使用した点で安価で設置することができるように
したものである。
ードヒーティング装置に関するものである。従来の灯油
ボイラー温水式ロードヒーティングにおいて、灯油タン
ク、ボイラー設備は建築物内もしくは専用ボイラーハウ
ス(鉄板製物置、プレハブ)内に設置する場合がほとん
どで、公共道路、公共歩道、民間敷地内で設置スペース
が取れない等の場所等には設置できないという問題があ
った。その解決策として、本発明では地下埋設型ボイラ
ー、灯油タンクユニットを合理的に組合わせ、かつ従来
の地下タンクとは全く異なった家庭用ホームタンクをそ
のまま使用した点で安価で設置することができるように
したものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。すなわち、車道、歩道、ロー
ドヒーティングは現状としては、札幌市内のデータとし
て、電気発熱線方式は114カ所、ガス温水循環方式は
49カ所、ヒートポンプ方式は3カ所である。また、灯
油温水式は1カ所と灯油温水式の数はわずかで、その理
由としてはボイラー設置場所に適する場所がないことで
ある。しかし、運転コスト(ランニングコスト)に関し
て、1冬1m2 当たりのランニングコストは、灯油1,
620円/m2 冬、都市ガス2,180円/m2 冬、電
気3,960円/m2 冬と灯油によるものが最も安価で
ある。(札幌市建設局道路維持部土木技術センター発
表)
ようなものになっている。すなわち、車道、歩道、ロー
ドヒーティングは現状としては、札幌市内のデータとし
て、電気発熱線方式は114カ所、ガス温水循環方式は
49カ所、ヒートポンプ方式は3カ所である。また、灯
油温水式は1カ所と灯油温水式の数はわずかで、その理
由としてはボイラー設置場所に適する場所がないことで
ある。しかし、運転コスト(ランニングコスト)に関し
て、1冬1m2 当たりのランニングコストは、灯油1,
620円/m2 冬、都市ガス2,180円/m2 冬、電
気3,960円/m2 冬と灯油によるものが最も安価で
ある。(札幌市建設局道路維持部土木技術センター発
表)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。スタ
ッドレスタイヤ使用が法令化した現在、ロードヒーティ
ングの必要性が増し、ロードヒーティング箇所が増える
一方、電気、ガス料金が市や道、各行政機関に負担を及
ぼす傾向にあるなか、安価な灯油によるロードヒーティ
ングの必要性が叫ばれるものと思われる。しかし、公共
歩道に関しては、ボイラー、タンクの設置場所がないた
めに、電気発熱線方式が採用されることが多く、その結
果、電気発熱線方式のものは灯油によるものに比べてラ
ンニングコストが2.4倍程度必要となる。
のにあっては、下記のような問題点を有していた。スタ
ッドレスタイヤ使用が法令化した現在、ロードヒーティ
ングの必要性が増し、ロードヒーティング箇所が増える
一方、電気、ガス料金が市や道、各行政機関に負担を及
ぼす傾向にあるなか、安価な灯油によるロードヒーティ
ングの必要性が叫ばれるものと思われる。しかし、公共
歩道に関しては、ボイラー、タンクの設置場所がないた
めに、電気発熱線方式が採用されることが多く、その結
果、電気発熱線方式のものは灯油によるものに比べてラ
ンニングコストが2.4倍程度必要となる。
【0004】また、都市ガス方式に関しては、地下ボイ
ラー方式を採用しているが、ガス管埋設地域以外での設
置はできない。さらには、地下タンクは消防法による構
造等規制があり、設備費用がかかる保守管理が義務付け
られているなど煩雑な事情が存在する。
ラー方式を採用しているが、ガス管埋設地域以外での設
置はできない。さらには、地下タンクは消防法による構
造等規制があり、設備費用がかかる保守管理が義務付け
られているなど煩雑な事情が存在する。
【0005】本願は、従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、次のようなことのできるものを提供しようとするも
のである。 1.鉄筋コンクリート製ボイラー庫に灯油タンク、灯油
温水ボイラー、循環ポンプ、膨張タンク、温水ヘッダー
を設備し、地下に埋設する。 2.地上部には灯油給油口、灯油量レベルメーター、操
作盤、電源盤、制御盤、ボイラー排気筒、灯油タンク排
気筒を組み込んだ操作盤を設置する。 3.ヘッダーより枝分けした放熱管は路面に埋設する。 4.自動排水システムの排水管は、付近の道路雨水桝、
また、民地部においては宅地雨水桝に接続する。
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、次のようなことのできるものを提供しようとするも
のである。 1.鉄筋コンクリート製ボイラー庫に灯油タンク、灯油
温水ボイラー、循環ポンプ、膨張タンク、温水ヘッダー
を設備し、地下に埋設する。 2.地上部には灯油給油口、灯油量レベルメーター、操
作盤、電源盤、制御盤、ボイラー排気筒、灯油タンク排
気筒を組み込んだ操作盤を設置する。 3.ヘッダーより枝分けした放熱管は路面に埋設する。 4.自動排水システムの排水管は、付近の道路雨水桝、
また、民地部においては宅地雨水桝に接続する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。本願のもの
は、鉄筋コンクリートで構成されたボイラー庫部2とロ
ードヒーティング部3とから構成され、ボイラー庫部2
は、車道9に隣接する歩道9Aなどに埋設された底部2
A1と側壁部2A2とから構成されたボイラー庫本体2
Aと、このボイラー庫本体2Aの上面に張設された天井
部2Bとから構成され、この天井部2Bには出入口2B
1が設けられ、一方、ロードヒーティング部3は、融雪
を所望する路面に蛇行状に配管された放熱パイプ3Aで
構成され、ボイラー庫部2内には灯油タンク4と、温水
ボイラー5が設けられ、温水ボイラー5とロードヒーテ
ィング部3とは制御室内の制御機構を介して連結されて
いるロードヒーティング装置である。
に、本発明は下記のようになるものである。本願のもの
は、鉄筋コンクリートで構成されたボイラー庫部2とロ
ードヒーティング部3とから構成され、ボイラー庫部2
は、車道9に隣接する歩道9Aなどに埋設された底部2
A1と側壁部2A2とから構成されたボイラー庫本体2
Aと、このボイラー庫本体2Aの上面に張設された天井
部2Bとから構成され、この天井部2Bには出入口2B
1が設けられ、一方、ロードヒーティング部3は、融雪
を所望する路面に蛇行状に配管された放熱パイプ3Aで
構成され、ボイラー庫部2内には灯油タンク4と、温水
ボイラー5が設けられ、温水ボイラー5とロードヒーテ
ィング部3とは制御室内の制御機構を介して連結されて
いるロードヒーティング装置である。
【0007】この場合、ボイラー庫部2における底部2
A1の上面には防油堤2Cが突設され、灯油タンク設置
部2Dと温水ボイラー設置部2Eに仕切られ、この灯油
タンク設置部2Dには灯油タンク4を、また温水ボイラ
ー設置部2Eには温水ボイラー5を設置することができ
る。
A1の上面には防油堤2Cが突設され、灯油タンク設置
部2Dと温水ボイラー設置部2Eに仕切られ、この灯油
タンク設置部2Dには灯油タンク4を、また温水ボイラ
ー設置部2Eには温水ボイラー5を設置することができ
る。
【0008】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。1
は発明のロードヒーティング装置で、鉄筋コンクリート
で構成されたボイラー庫部2とロードヒーティング部3
とから構成されている。ボイラー庫部2は、車道9に隣
接する例えば舗装9Aに埋設された底部2A1と側壁部
2A2とから構成されたボイラー庫本体2Aと、このボ
イラー庫本体2Aの上面に張設された天井部2Bとから
構成され、この天井部2Bには出入口2B1が設けられ
ている。そして、この出入口には鋼製の蓋が開閉自在に
取付けられている。また、底部2A1の上面には防油堤
2Cが突設され、灯油タンク設置部2Dと温水ボイラー
設置部2Eに仕切られている。
は発明のロードヒーティング装置で、鉄筋コンクリート
で構成されたボイラー庫部2とロードヒーティング部3
とから構成されている。ボイラー庫部2は、車道9に隣
接する例えば舗装9Aに埋設された底部2A1と側壁部
2A2とから構成されたボイラー庫本体2Aと、このボ
イラー庫本体2Aの上面に張設された天井部2Bとから
構成され、この天井部2Bには出入口2B1が設けられ
ている。そして、この出入口には鋼製の蓋が開閉自在に
取付けられている。また、底部2A1の上面には防油堤
2Cが突設され、灯油タンク設置部2Dと温水ボイラー
設置部2Eに仕切られている。
【0009】2Fはボイラー庫部2における側壁部2A
2に上下方向に設けられた点検整備を行うための昇降用
タラップである。2Gは万が一灯油タンク内の灯油が流
出した時のための防油堤、また、2Hはこの防油堤の上
面に張設されたスレート板、鉄板等の不燃材を使用して
構成された防火壁である。ロードヒーティング部3は、
融雪を所望する路面に蛇行状に配管された放熱パイプ3
Aで構成されている。この放熱パイプ3Aにはボイラー
で加熱した温水(不凍液)を供給し、熱を路面上に伝え
る。
2に上下方向に設けられた点検整備を行うための昇降用
タラップである。2Gは万が一灯油タンク内の灯油が流
出した時のための防油堤、また、2Hはこの防油堤の上
面に張設されたスレート板、鉄板等の不燃材を使用して
構成された防火壁である。ロードヒーティング部3は、
融雪を所望する路面に蛇行状に配管された放熱パイプ3
Aで構成されている。この放熱パイプ3Aにはボイラー
で加熱した温水(不凍液)を供給し、熱を路面上に伝え
る。
【0010】4はボイラー庫部2内における灯油タンク
設置部2Dに設置された灯油タンクで、公知のホームタ
ンク(490リットルもしくは990リットル)を使用
するとよい。4Aは灯油残量を地上で確認するために設
けられた灯油タンクからのワイヤーコードで接続された
上下式レベルメーターである。
設置部2Dに設置された灯油タンクで、公知のホームタ
ンク(490リットルもしくは990リットル)を使用
するとよい。4Aは灯油残量を地上で確認するために設
けられた灯油タンクからのワイヤーコードで接続された
上下式レベルメーターである。
【0011】5はボイラー庫部2内における温水ボイラ
ー設置部2Eに設置された温水ボイラーである。融雪面
積によって能力(出力)を変えることになる。5Aは温
水ボイラーとロードヒーティング部3との間に配設され
た温水ヘッダーで、温水(不凍液)を各回路に分岐す
る。
ー設置部2Eに設置された温水ボイラーである。融雪面
積によって能力(出力)を変えることになる。5Aは温
水ボイラーとロードヒーティング部3との間に配設され
た温水ヘッダーで、温水(不凍液)を各回路に分岐す
る。
【0012】5Bは循環ポンプで、面積(損失水頭)に
よって能力(出力)を変えることになる。5Cは密閉式
膨張タンクで、面積(システム水量)によって容量を変
えることになる。6はボイラー庫部における底部2A1
の隅に設けられたフロートスイッチ内蔵ポンプと排水用
桝で、路面からの浸水、コンクリート躯体からの漏水、
配管からの不凍液漏水、コンクリート壁に付着した液化
水等の排水をフロートスイッチにより自動的にポンプア
ップするよう構成されている。6Aはフロートスイッチ
内蔵ポンプと排水用桝6と連結された流末設備と排水管
である。
よって能力(出力)を変えることになる。5Cは密閉式
膨張タンクで、面積(システム水量)によって容量を変
えることになる。6はボイラー庫部における底部2A1
の隅に設けられたフロートスイッチ内蔵ポンプと排水用
桝で、路面からの浸水、コンクリート躯体からの漏水、
配管からの不凍液漏水、コンクリート壁に付着した液化
水等の排水をフロートスイッチにより自動的にポンプア
ップするよう構成されている。6Aはフロートスイッチ
内蔵ポンプと排水用桝6と連結された流末設備と排水管
である。
【0013】7はボイラー庫部における天井部2Bの上
面に設けられた制御室である。7Aは制御室内に設けら
れた灯油補給のための給油口で、衝撃時、灯油タンクへ
の影響を軽減させるためのフレキシブルジョイント7F
を介して灯油タンク4に連通されている。7Bは制御室
内に設けられたボイラーの強制給排気型排気筒で、温水
ボイラー5に連通されている。7Cは制御室内に設けら
れた電源盤で、電柱架線または地中ケーブルの電源を各
機器へ分岐する。
面に設けられた制御室である。7Aは制御室内に設けら
れた灯油補給のための給油口で、衝撃時、灯油タンクへ
の影響を軽減させるためのフレキシブルジョイント7F
を介して灯油タンク4に連通されている。7Bは制御室
内に設けられたボイラーの強制給排気型排気筒で、温水
ボイラー5に連通されている。7Cは制御室内に設けら
れた電源盤で、電柱架線または地中ケーブルの電源を各
機器へ分岐する。
【0014】7Dは制御室内に設けられた自動制御装置
の制御盤である。7Eは制御室に植設したポール7E1
の上端に設けられた赤外線感知式センサーでなる降雪感
知器である。8は融雪水の処理のための排水設備、U字
溝(グレーチング付)と雨水桝である。なお、灯油貯蔵
設備が可能な場合は、灯油配管のパイプラインによりボ
イラー設備のみの埋設システムとなり得る。
の制御盤である。7Eは制御室に植設したポール7E1
の上端に設けられた赤外線感知式センサーでなる降雪感
知器である。8は融雪水の処理のための排水設備、U字
溝(グレーチング付)と雨水桝である。なお、灯油貯蔵
設備が可能な場合は、灯油配管のパイプラインによりボ
イラー設備のみの埋設システムとなり得る。
【0015】作用について効果と共に説明する。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.公共道路、歩道におけるロードヒーティングの従来
の工法よりも運転費用(ランニングコスト)が安価とな
る。電気発熱線方式と比べ59%削減、ガス方式と比べ
25%削減できる。 2.従来の地下タンクと比べ安価で設置できる。 3.埋設型なので、ボイラー設備、灯油タンク設置に関
して地上のスペースを取らず土地を有効利用できる。
で次に記載する効果を奏する。 1.公共道路、歩道におけるロードヒーティングの従来
の工法よりも運転費用(ランニングコスト)が安価とな
る。電気発熱線方式と比べ59%削減、ガス方式と比べ
25%削減できる。 2.従来の地下タンクと比べ安価で設置できる。 3.埋設型なので、ボイラー設備、灯油タンク設置に関
して地上のスペースを取らず土地を有効利用できる。
【0017】4.共同出資のロードヒーティング工事
(商店街、歩道等の場所)の場合、ボイラー設置場所が
問題となるが、歩道に埋設することにより問題が解決さ
れる。しかも、ボイラー設備、灯油タンク等設備が歩行
者から見えないことによる安心感、また、建築物とのバ
ランス、意匠性の向上をはかることができる。 5.車道付近に築造したボイラー、灯油タンクへの車両
接触、激突事故による損害の軽減と灯油流出や火災など
の二次災害の防止をすることができる。 6.ボイラー庫部、天井部が脱着式構造なので、温水ボ
イラー、灯油タンクの交換が可能なため、システムの耐
用年数は永久的である。
(商店街、歩道等の場所)の場合、ボイラー設置場所が
問題となるが、歩道に埋設することにより問題が解決さ
れる。しかも、ボイラー設備、灯油タンク等設備が歩行
者から見えないことによる安心感、また、建築物とのバ
ランス、意匠性の向上をはかることができる。 5.車道付近に築造したボイラー、灯油タンクへの車両
接触、激突事故による損害の軽減と灯油流出や火災など
の二次災害の防止をすることができる。 6.ボイラー庫部、天井部が脱着式構造なので、温水ボ
イラー、灯油タンクの交換が可能なため、システムの耐
用年数は永久的である。
【図1】全体の平面図である。
【図2】同上における縦断面図である。
【図3】要部拡大縦断面図である。
【図4】A−A線断面図である。
【図5】制御室部分の正面図である。
【図6】灯油タンク部分の正面図である。
1 ロードヒーティング装置 2 ボイラー庫部 3 ロードヒーティング部
Claims (2)
- 【請求項1】 鉄筋コンクリートで構成されたボイラー
庫部(2)とロードヒーティング部(3)とから構成さ
れ、ボイラー庫部(2)は、車道(9)に隣接する歩道
(9A)などに埋設された底部(2A1)と側壁部(2
A2)とから構成されたボイラー庫本体(2A)と、こ
のボイラー庫本体(2A)の上面に張設された天井部
(2B)とから構成され、この天井部(2B)は出入口
(2B1)が設けられ、一方、ロードヒーティング部
(3)は、融雪を所望する路面に蛇行状に配管された放
熱パイプ(3A)で構成され、ボイラー庫部(2)内に
は灯油タンク(4)と、温水ボイラー(5)が設けら
れ、温水ボイラー(5)とロードヒーティング部(3)
とは制御室内の制御機構を介して連結されていることを
特徴とするロードヒーティング装置。 - 【請求項2】 ボイラー庫部(2)における底部(2A
1)の上面には防油堤(2C)が突設され、灯油タンク
設置部(2D)と温水ボイラー設置部(2E)に仕切ら
れ、この灯油タンク設置部(2D)には灯油タンク
(4)が、また、温水ボイラー設置部(2E)には温水
ボイラー(5)が設置されている請求項1記載のロード
ヒーティング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9662193A JPH06280216A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | ロードヒーティング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9662193A JPH06280216A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | ロードヒーティング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06280216A true JPH06280216A (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=14169919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9662193A Pending JPH06280216A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | ロードヒーティング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06280216A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02269206A (ja) * | 1989-04-07 | 1990-11-02 | Nippon Chikasui Kaihatsu Kk | 地中ボイラー加熱による無散水消雪方法 |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP9662193A patent/JPH06280216A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02269206A (ja) * | 1989-04-07 | 1990-11-02 | Nippon Chikasui Kaihatsu Kk | 地中ボイラー加熱による無散水消雪方法 |
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