JPH0627955U - フラッシャバルブの取付構造 - Google Patents

フラッシャバルブの取付構造

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JPH0627955U
JPH0627955U JP5375591U JP5375591U JPH0627955U JP H0627955 U JPH0627955 U JP H0627955U JP 5375591 U JP5375591 U JP 5375591U JP 5375591 U JP5375591 U JP 5375591U JP H0627955 U JPH0627955 U JP H0627955U
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valve
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flasher valve
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智 水川
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 建設機械の上部旋回体に装備した従来技術の
旋回フラッシャ装置では、椀形のシート板の奥部に、フ
ラッシャバルブをそのたて方向中心線が水平になるよう
に取付けていた。そのためにフラッシャバルブのステム
本体がシート板裏面側に長く突出し、シート板裏面側の
スペースを大きくする必要があった。このために、カウ
ンタウエイトの重量効果を十分に発揮できなかった。本
考案は、上記の問題点を解決することを目的とする。 [構成] 本考案では、旋回警報用点滅発光を行うフラ
ッシャバルブを支持せしめるシート板に対して、フラッ
シャバルブのたて方向中心線が上下の方向に向くよう
に、フラッシャバルブを取付けて構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、上部旋回式建設機械,作業車両などに装備している旋回警報用の旋 回フラッシャ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は、油圧ショベルを斜上方より見た斜視図である。図において、1は油圧 ショベルの下部走行体、2は上部旋回体、3は上部旋回体2の後部に装着されて いるカウンタウエイト、4L及び4Rはカウンタウエイト3の左右に設けられて いるそれぞれ旋回フラッシャ装置である。なお旋回フラッシャ装置4Lと4Rは 、互いに対称に設けられている。図4は、図3のA−Aより見た旋回フラッシャ 装置4Lを示す図である。図において、5は旋回フラッシャ装置4Lの枠体、6 及び7はそれぞれフラッシャバルブ、8はフラッシャバルブ6及び7のそれぞれ ステム本体、9はフィラメント、10はフラッシャバルブ6及び7を支持してい る椀形のシート板、11はグロメット部材、12はフラッシャバルブ6及び7に 接続しているハーネス、13は旋回フラッシャー装置4Lの外面側に取付けてあ る半透明の着色カバーである。図5は、図4のBより見た図である。図において 、14は止めネジである。図6は、図4のC−Cより見た要部断面図である。
【0003】 従来技術の旋回フラッシャ装置4L,4Rは、図3に示すようにたとえば上部 旋回式油圧ショベルの上部旋回体2の左右後端角部に装備され、上部旋回体2が 旋回を行うときにはフラッシャバルブ6及び7(図4に示す)が点滅発光し、周 囲の作業者などに対して旋回警報を発するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来技術の旋回フラッシャ装置では、斜後方に開口状態の椀形のシート板の奥 部(詳しくはシート板の凹面の奥部)に、フラッシャバルブをそのたて方向中心 線が水平になるように取付けていた。そのために図4及び図6に示すように、フ ラッシャバルブのステム本体がシート板裏面側に突出する突出長さtはかなり長 寸であった。したがってその突出長さtに対応する奥行寸法が必要なために、従 来技術の旋回フラッシャ装置の内部にはかなり大容量の取付要スペースS(図4 に示す)を保有していた。上記スペースSが大きいとカウンタウエイトの重量効 果を十分に発揮できないばかりでなく、上部旋回体の後端旋回半径R(図3に示 す)をできるだけ小さくしたい要望にとって都合が悪かった。本考案は、上記の 問題点を解決できるフラッャバルブの取付構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案では、旋回警報用点滅発光を行うフラッシャバルブを支持せしめるシー ト板に対して、フラッシャバルブのたて方向中心線が上下の方向に向くように、 フラッシャバルブを取付けて構成した。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本考案の旋 回フラッシャ装置4’Lの要部断面平面図である。図において、6’及び7’は それぞれフラッシャバルブ、8’はフラッシャバルブ6’,7’のそれぞれステ ム本体、15は椀形のシート板、16はフラッシャバルブ6’,7’に接続して いるハーネス、17はカウンタウエイト、S’はシート板15裏面側の旋回フラ ッシャ装置4’L内部のスペースである。図2は、図1のD−Dより見た要部断 面図である。図において、18はフラッシャバルブ6’(フラッシャバルブ7’ も同じ)のステム本体、19はグロメット部材、0−0’はフラッシャバルブ6 ’のたて方向中心線である。
【0007】 次に、本考案のフラッシャバルブ6’の取付構造を図1及び図2について述べ る。フラッシャバルブ6’を支持せしめるシート板15に対して、フラッシャバ ルブ6’のたて方向中心線0−0’が上下の方向に向くように、フラッシャバル ブ6’を取付けて構成した。
【0008】 次に、本考案のフラッシャバルブ6’の作用について述べる。フラッシャバル ブ6’のたて方向中心線0−0’を上下の方向に向くようにグロメット部材19 を介してシート板15に取付けたので、シート板15の裏面側には突出するもの がない。したがってシート板15の裏面側のスペースS’を小容量にして、カウ ンタウエイト17を左右に突出(図1における符号イの部分をスペースS’の方 に突出させること)させて形成することができる。それにより、カウンタウエイ ト17の重量効果を発揮できるとともに、カウンタウエイト17の後端旋回半径 を若干短縮することができる。
【0009】
【考案の効果】
従来技術の旋回フラッシャ装置では、斜後方に開口状態の椀形のシート板の奥 部に、フラッシャバルブをそのたて方向中心線が水平になるように取付けていた 。そのために、フラッシャバルブのステム本体がシート板裏面側に突出する突出 長さはかなり長寸であった。したがってシート板裏面側のスペースが大容量で、 カウンタウエイトの重量効果を十分に発揮できないばかりでなく、上部旋回体の 後端旋回半径を短縮したい要望にとって都合が悪かった。しかし本考案では、フ ラッシャバルブのたて方向中心線を上下の方向に向くように、フラッシャバルブ をシート板に取付けたので、シート板の裏面側には突出するものがない。したが ってシート板の裏面側のスペースを小容量にして、カウンタウエイトをそのスペ ース側に突出させて形成することができる。それによりカウンタウエイトの重量 効果を発揮できるとともに、カウンタウエイトの後端旋回半径を若干短縮できる のでその効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の旋回フラッシャ装置の要部断面平面図
である。
【図2】図1のD−Dより見た要部断面図である。
【図3】油圧ショベルを斜上方より見た斜視図である。
【図4】図3のA−Aより見た従来技術の旋回フラッシ
ャ装置を示す図である。
【図5】図4のBより見た図である。
【図6】図4のC−Cより見た要部断面図である。
【符号の説明】
1 下部走行体 2 上部旋回体 3,17 カウンタウエイト 4L,4’L,4R 旋回フラッシャ装置 6,6’,7,7’ フラッシャバルブ 8,18 ステム本体 10,15 シート板 11,19 グロメット部材 12,16 ハーネス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械の下部走行体の上部に上部旋回
    体を旋回可能に設け、その上部旋回体の左右の後端各部
    に装備している旋回警報用の旋回フラッシャ装置におい
    て、旋回警報用点滅発光を行うフラッシャバルブを支持
    せしめるシート板に対して、フラッシャバルブのたて方
    向中心線が上下の方向に向くように、フラッシャバルブ
    を取付けたことを特徴とするフラッシャバルブの取付構
    造。
JP5375591U 1991-06-14 1991-06-14 フラッシャバルブの取付構造 Expired - Fee Related JP2532525Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2657413A4 (en) * 2010-12-23 2018-01-24 Volvo Construction Equipment AB Device for fixing warning lamp of a construction machine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2657413A4 (en) * 2010-12-23 2018-01-24 Volvo Construction Equipment AB Device for fixing warning lamp of a construction machine

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JP2532525Y2 (ja) 1997-04-16

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