JPH06277610A - 塗布装置 - Google Patents
塗布装置Info
- Publication number
- JPH06277610A JPH06277610A JP6889693A JP6889693A JPH06277610A JP H06277610 A JPH06277610 A JP H06277610A JP 6889693 A JP6889693 A JP 6889693A JP 6889693 A JP6889693 A JP 6889693A JP H06277610 A JPH06277610 A JP H06277610A
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- sample substrate
- substrate
- coating
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- sample
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- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】基板裏面への塗布物質の廻り込みを防止できる
塗布装置を実現する。 【構成】回転テーブル2A上に試料基板4をその裏面4
aを吸着保持させ、回転テーブル2Aを回転させること
により試料基板表面4bに塗布物質を塗布する塗布装置
において、回転テーブルサイズを、回転テーブル2Aの
外周端部が試料基板4の外周端部より7mm〜20mm小さ
な値となるように設定する。
塗布装置を実現する。 【構成】回転テーブル2A上に試料基板4をその裏面4
aを吸着保持させ、回転テーブル2Aを回転させること
により試料基板表面4bに塗布物質を塗布する塗布装置
において、回転テーブルサイズを、回転テーブル2Aの
外周端部が試料基板4の外周端部より7mm〜20mm小さ
な値となるように設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体などからなる塗布
物質を試料基板表面上に均一に塗布する塗布装置に関す
るものである。
物質を試料基板表面上に均一に塗布する塗布装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の回転式塗布装置の一構成
例を示す縦断面図である。図5において、1は回転軸、
2は回転基台としてのバキュームチャックテーブル(以
下、単にテーブルという)、3は回転カップ、4はたと
えばガラス基板などからなる試料基板をそれぞれ示して
いる。回転軸1の軸心部には吸引孔11が形成されてお
り、吸引孔11の一端側は図示しない真空ポンプなどに
接続され、他端側はテーブル2の上面中央部に形成され
た吸引溝21に接続されている。また、試料基板4が吸
着セットされるテーブル2のサイズ(外径)は、試料基
板4の同サイズか2mm〜5mm小さい値に設定されてい
る。さらに、テーブル2と回転カップ3とは一体的に固
定され、回転軸1の回転に伴い同期して回転するように
構成されている。
例を示す縦断面図である。図5において、1は回転軸、
2は回転基台としてのバキュームチャックテーブル(以
下、単にテーブルという)、3は回転カップ、4はたと
えばガラス基板などからなる試料基板をそれぞれ示して
いる。回転軸1の軸心部には吸引孔11が形成されてお
り、吸引孔11の一端側は図示しない真空ポンプなどに
接続され、他端側はテーブル2の上面中央部に形成され
た吸引溝21に接続されている。また、試料基板4が吸
着セットされるテーブル2のサイズ(外径)は、試料基
板4の同サイズか2mm〜5mm小さい値に設定されてい
る。さらに、テーブル2と回転カップ3とは一体的に固
定され、回転軸1の回転に伴い同期して回転するように
構成されている。
【0003】このような構成においては、テーブル2の
上面上に、試料基板4の塗布物質を塗布させない裏面4
a側を対向させて載置される。このとき、試料基板4の
裏面4aにより閉塞される吸引溝21内の空気が、図示
しない真空ポンプにより吸引孔11を介して吸引され、
密閉吸引溝21内が負圧状態とされる。この結果、試料
基板4がテーブル2に吸着保持される。
上面上に、試料基板4の塗布物質を塗布させない裏面4
a側を対向させて載置される。このとき、試料基板4の
裏面4aにより閉塞される吸引溝21内の空気が、図示
しない真空ポンプにより吸引孔11を介して吸引され、
密閉吸引溝21内が負圧状態とされる。この結果、試料
基板4がテーブル2に吸着保持される。
【0004】この状態で、試料基板4の表面4bの中心
部に塗布物質、たとえばフォトレジスト液が滴下された
後、図示しないモータにより回転軸1が所定方向に定速
度、たとえば1200rpmをもって回転されることに
よりテーブル2および回転カップ3が回転される。これ
に伴い、回転によって生じる遠心力により滴下したフォ
トレジスト液が試料基板4の表面4b全体に亘って広が
り、均一なフォトレジスト膜が形成される。
部に塗布物質、たとえばフォトレジスト液が滴下された
後、図示しないモータにより回転軸1が所定方向に定速
度、たとえば1200rpmをもって回転されることに
よりテーブル2および回転カップ3が回転される。これ
に伴い、回転によって生じる遠心力により滴下したフォ
トレジスト液が試料基板4の表面4b全体に亘って広が
り、均一なフォトレジスト膜が形成される。
【0005】また、テーブル2および回転カップ3の回
転により試料基板4の周辺部にはある一定の気流が発生
し、フォトレジスト液の均一な広がりを助長し、回転カ
ップ3の側壁によりフォトレジスト液の飛散などが防止
されている。
転により試料基板4の周辺部にはある一定の気流が発生
し、フォトレジスト液の均一な広がりを助長し、回転カ
ップ3の側壁によりフォトレジスト液の飛散などが防止
されている。
【0006】また、より安定した気流を発生させるなど
の理由から、回転カップ2の上部に開閉式の蓋を設け、
回転塗布工程を密閉空間内で行うようにした、いわゆる
密閉式塗布装置も種々提案されている(たとえば、実公
平3−51907号、特公昭57−48980号、58
−4588号公報 参照)。
の理由から、回転カップ2の上部に開閉式の蓋を設け、
回転塗布工程を密閉空間内で行うようにした、いわゆる
密閉式塗布装置も種々提案されている(たとえば、実公
平3−51907号、特公昭57−48980号、58
−4588号公報 参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の塗布装置においては、試料基板4のサイズが吸
着セットされる円盤状テーブル2のサイズ(外径)より
2mm〜5mm大きいか、または同サイズであることから、
塗布物質が試料基板4の表面4bのみならず裏面4a側
にも廻り込み、基板外周部の裏面4bにも塗布物質が塗
布されるという問題があり、これにより、次工程への搬
送系の汚れなどの要因となるなどの不都合があった。
た従来の塗布装置においては、試料基板4のサイズが吸
着セットされる円盤状テーブル2のサイズ(外径)より
2mm〜5mm大きいか、または同サイズであることから、
塗布物質が試料基板4の表面4bのみならず裏面4a側
にも廻り込み、基板外周部の裏面4bにも塗布物質が塗
布されるという問題があり、これにより、次工程への搬
送系の汚れなどの要因となるなどの不都合があった。
【0008】この塗布物質の基板裏面4aへの廻り込み
は、塗布物質としてのフォトレジスト液が基板端面に表
面張力により垂れ込み、テーブル2の上面と試料基板4
の裏面4bとの間に生じた隙間に、いわゆる毛細管現象
によって入り込み、また、テーブル2の吸着用バキュー
ムにより吸引されるなどに起因するものと考えられる。
また、この廻り込み現象は、試料基板4の形状がたとえ
ば四角形などの角型の場合に顕著に現れている。これ
は、基板の回転に伴いいわゆる乱気流が発生するためと
考えられる。
は、塗布物質としてのフォトレジスト液が基板端面に表
面張力により垂れ込み、テーブル2の上面と試料基板4
の裏面4bとの間に生じた隙間に、いわゆる毛細管現象
によって入り込み、また、テーブル2の吸着用バキュー
ムにより吸引されるなどに起因するものと考えられる。
また、この廻り込み現象は、試料基板4の形状がたとえ
ば四角形などの角型の場合に顕著に現れている。これ
は、基板の回転に伴いいわゆる乱気流が発生するためと
考えられる。
【0009】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、基板裏面への塗布物質の廻り込
みを防止できる塗布装置を提供することにある。
のであり、その目的は、基板裏面への塗布物質の廻り込
みを防止できる塗布装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、回転基台上に試料基板をその裏面を密
着するように保持させ、上記回転基台を回転させること
により上記試料基板表面に塗布物質を塗布する塗布装置
において、上記回転基台サイズを、回転基台の外周端部
が上記試料基板の外周端部より7mm〜20mm小さな値と
なるように設定した。
め、本発明では、回転基台上に試料基板をその裏面を密
着するように保持させ、上記回転基台を回転させること
により上記試料基板表面に塗布物質を塗布する塗布装置
において、上記回転基台サイズを、回転基台の外周端部
が上記試料基板の外周端部より7mm〜20mm小さな値と
なるように設定した。
【0011】
【作用】本発明によれば、回転基台の上面上に、試料基
板がその塗布物質を塗布させない裏面側を対向させて密
着するように載置され保持される。このとき、試料基板
の外周端部は、回転基台の外周端部より7mm〜20mmだ
けはみ出した状態でセットされる。この状態で、試料基
板の表面の中心部に塗布物質が滴下された後、回転基台
が所定方向に定速度で回転される。これに伴い、回転に
よって生じる遠心力により滴下した塗布物質が試料基板
の表面全体に亘って広がり、均一な塗布物質膜が形成さ
れ、また、試料基板の裏面へのフォトレジスト膜の形成
はほとんど行われない。
板がその塗布物質を塗布させない裏面側を対向させて密
着するように載置され保持される。このとき、試料基板
の外周端部は、回転基台の外周端部より7mm〜20mmだ
けはみ出した状態でセットされる。この状態で、試料基
板の表面の中心部に塗布物質が滴下された後、回転基台
が所定方向に定速度で回転される。これに伴い、回転に
よって生じる遠心力により滴下した塗布物質が試料基板
の表面全体に亘って広がり、均一な塗布物質膜が形成さ
れ、また、試料基板の裏面へのフォトレジスト膜の形成
はほとんど行われない。
【0012】
【実施例】図1は、本発明に係る塗布装置の一実施例を
示す縦断面図であって、従来例を示す図5と同一構成部
分は同一符号をもって表す。すなわち、1は回転軸、2
Aは回転基台としてのテーブル(バキュームチャックテ
ーブル)、3は回転カップ、4はたとえばガラス基板な
どからなる試料基板をそれぞれ示している。回転軸1の
軸心部には吸引孔11が形成されており、吸引孔11の
一端側は図示しない真空ポンプなどに接続され、他端側
はテーブル2Aの上面中央部に形成された吸引溝21に
接続されている。また、テーブル2Aと回転カップ3と
は一体的に固定され、回転軸1の回転に伴い同期して回
転するように構成されている。
示す縦断面図であって、従来例を示す図5と同一構成部
分は同一符号をもって表す。すなわち、1は回転軸、2
Aは回転基台としてのテーブル(バキュームチャックテ
ーブル)、3は回転カップ、4はたとえばガラス基板な
どからなる試料基板をそれぞれ示している。回転軸1の
軸心部には吸引孔11が形成されており、吸引孔11の
一端側は図示しない真空ポンプなどに接続され、他端側
はテーブル2Aの上面中央部に形成された吸引溝21に
接続されている。また、テーブル2Aと回転カップ3と
は一体的に固定され、回転軸1の回転に伴い同期して回
転するように構成されている。
【0013】本実施例においては、テーブル2Aのサイ
ズは吸着セットする試料基板4のサイズより小さいサイ
ズに設定される。具体的には、図2に示すように、吸着
セットする試料基板4の外周端部とテーブル2Aの外周
端部との差Dが、たとえば10mm〜13mmとなるように
設定される。
ズは吸着セットする試料基板4のサイズより小さいサイ
ズに設定される。具体的には、図2に示すように、吸着
セットする試料基板4の外周端部とテーブル2Aの外周
端部との差Dが、たとえば10mm〜13mmとなるように
設定される。
【0014】このような構成においては、テーブル2A
の上面上に、試料基板4がその塗布物質を塗布させない
裏面4a側を対向させて載置される。このとき、試料基
板4の裏面4aにより閉塞される吸引溝21内の空気
が、図示しない真空ポンプにより吸引孔11を介して吸
引され、密閉吸引溝21内が負圧状態とされる。この結
果、試料基板4がテーブル2Aに吸着保持される。この
とき、試料基板4の外周端部は、テーブル2Aの外周端
部より10mm〜13mmだけはみ出した状態でセットされ
る。
の上面上に、試料基板4がその塗布物質を塗布させない
裏面4a側を対向させて載置される。このとき、試料基
板4の裏面4aにより閉塞される吸引溝21内の空気
が、図示しない真空ポンプにより吸引孔11を介して吸
引され、密閉吸引溝21内が負圧状態とされる。この結
果、試料基板4がテーブル2Aに吸着保持される。この
とき、試料基板4の外周端部は、テーブル2Aの外周端
部より10mm〜13mmだけはみ出した状態でセットされ
る。
【0015】この状態で、試料基板4の表面4bの中心
部に塗布物質、たとえばフォトレジスト液が滴下された
後、図示しないモータにより回転軸1が所定方向に定速
度、たとえば1200rpmをもって回転されることに
よりテーブル2Aおよび回転カップ3が回転される。こ
れに伴い、回転によって生じる遠心力により滴下したフ
ォトレジスト液が試料基板4の表面4b全体に亘って広
がり、均一なフォトレジスト膜が形成され、また、試料
基板4の裏面4aへのフォトレジスト膜の形成は行われ
ない。
部に塗布物質、たとえばフォトレジスト液が滴下された
後、図示しないモータにより回転軸1が所定方向に定速
度、たとえば1200rpmをもって回転されることに
よりテーブル2Aおよび回転カップ3が回転される。こ
れに伴い、回転によって生じる遠心力により滴下したフ
ォトレジスト液が試料基板4の表面4b全体に亘って広
がり、均一なフォトレジスト膜が形成され、また、試料
基板4の裏面4aへのフォトレジスト膜の形成は行われ
ない。
【0016】図3は、テーブル2A端部と試料基板4端
部との差Dを任意の値に設定した場合のレジスト液の試
料基板裏面4aへの廻り込み状態の確認実験を密閉回転
式塗布装置を用いて行った結果を示す図である。
部との差Dを任意の値に設定した場合のレジスト液の試
料基板裏面4aへの廻り込み状態の確認実験を密閉回転
式塗布装置を用いて行った結果を示す図である。
【0017】本実験では、テーブル2Aの大きさを(2
74×314mm)とし、試料基板4の端部をテーブル2
Aの端部から−5mm〜18mmの間で選定した任意の値だ
けはみ出させたときのレジスト液の裏廻り状態を確認し
た。この確認は、アルコールを浸した白い紙で試料基板
裏面を拭って黄色の移り具合を調べる方法により行っ
た。
74×314mm)とし、試料基板4の端部をテーブル2
Aの端部から−5mm〜18mmの間で選定した任意の値だ
けはみ出させたときのレジスト液の裏廻り状態を確認し
た。この確認は、アルコールを浸した白い紙で試料基板
裏面を拭って黄色の移り具合を調べる方法により行っ
た。
【0018】また、本実験では、試料基板としては大き
さ(269〜292×309〜332×1.1mm)のガ
ラス基板を用い、レジストとして(OFPR800−1
0cps−20cc)を用いた。また、回転カップ3の
底面と試料基板の裏面との間には1.5mmの隙間ができ
るようにテーブルの厚さを設定した。さらに、回転プロ
グラムは、図4に示すように、6秒かけて停止状態から
定速状態まで遷移させた後、定速1200rpmで10
秒間回転し、6秒かけて定速状態から停止状態に遷移さ
せるようにした。
さ(269〜292×309〜332×1.1mm)のガ
ラス基板を用い、レジストとして(OFPR800−1
0cps−20cc)を用いた。また、回転カップ3の
底面と試料基板の裏面との間には1.5mmの隙間ができ
るようにテーブルの厚さを設定した。さらに、回転プロ
グラムは、図4に示すように、6秒かけて停止状態から
定速状態まで遷移させた後、定速1200rpmで10
秒間回転し、6秒かけて定速状態から停止状態に遷移さ
せるようにした。
【0019】図3に示すように、テーブル2A端部と試
料基板4端部との差Dを、本実施例と同様に、10mm〜
13mmに設定した場合では、レジスト液の基板裏面への
廻り込みはなく、また、試料基板の表面には厚さ0.9
μmのレジスト膜を均一に形成することができた。ま
た、差Dが+7mm、+16mmおよび+18mmの場合には
1mm幅程度の裏廻りがあり、−5mm,−3mm,±0mm,
+2.5mmおよび+5mmの場合には1〜3mm幅程度の裏
廻りがあった。これらのうち、1mm幅程度の裏廻りがあ
っても実用上問題がないが、それ以上の幅の裏廻りでは
実用に供さない。
料基板4端部との差Dを、本実施例と同様に、10mm〜
13mmに設定した場合では、レジスト液の基板裏面への
廻り込みはなく、また、試料基板の表面には厚さ0.9
μmのレジスト膜を均一に形成することができた。ま
た、差Dが+7mm、+16mmおよび+18mmの場合には
1mm幅程度の裏廻りがあり、−5mm,−3mm,±0mm,
+2.5mmおよび+5mmの場合には1〜3mm幅程度の裏
廻りがあった。これらのうち、1mm幅程度の裏廻りがあ
っても実用上問題がないが、それ以上の幅の裏廻りでは
実用に供さない。
【0020】したがって、図3から試料基板4端部のテ
ーブル2A端部からのはみ出し量は、10〜13mmであ
ることが望ましいが、1mm幅程度の裏廻りがあっても実
用上問題がないことから7mm〜20mmのはみ出し量とな
るようにテーブルサイズを設定することにより、従来装
置の問題を解消できる。なお、はみ出し量が20mmを超
えると、回転時の基板ぶれなどが大きくなり、乱気流の
発生などを誘発し、レジスト膜の試料基板表面全体の亘
る均一な形成が困難になるなどの問題がある。
ーブル2A端部からのはみ出し量は、10〜13mmであ
ることが望ましいが、1mm幅程度の裏廻りがあっても実
用上問題がないことから7mm〜20mmのはみ出し量とな
るようにテーブルサイズを設定することにより、従来装
置の問題を解消できる。なお、はみ出し量が20mmを超
えると、回転時の基板ぶれなどが大きくなり、乱気流の
発生などを誘発し、レジスト膜の試料基板表面全体の亘
る均一な形成が困難になるなどの問題がある。
【0021】以上説明したように、本実施例によれば、
試料基板4端部のテーブル2A端部からのはみ出し量を
10〜13mmとなるようにテーブルサイズを設定したの
で、レジスト液の試料基板4の裏面4aへの廻り込みを
防止できる。また、試料基板4端部のテーブル2A端部
からのはみ出し量を7〜20mmとなるようにテーブルサ
イズを設定することにより、レジスト液の試料基板4の
裏面4aへの廻り込みを最小限に抑制できる実用的な塗
布装置を実現できる。
試料基板4端部のテーブル2A端部からのはみ出し量を
10〜13mmとなるようにテーブルサイズを設定したの
で、レジスト液の試料基板4の裏面4aへの廻り込みを
防止できる。また、試料基板4端部のテーブル2A端部
からのはみ出し量を7〜20mmとなるようにテーブルサ
イズを設定することにより、レジスト液の試料基板4の
裏面4aへの廻り込みを最小限に抑制できる実用的な塗
布装置を実現できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
塗布物質の試料基板の裏面への廻り込みを最小限に抑制
できる実用的な塗布装置を実現できる。
塗布物質の試料基板の裏面への廻り込みを最小限に抑制
できる実用的な塗布装置を実現できる。
【図1】本発明に係る塗布装置の一実施例を示す縦断面
図である。
図である。
【図2】本発明に係るテーブルサイズと試料基板サイズ
との関係を説明するための図である。
との関係を説明するための図である。
【図3】テーブル端部と試料基板端部との差を任意の値
に設定した場合のレジスト液の試料基板裏面への廻り込
み状態の確認実験を密閉回転式塗布装置を用いて行った
結果を示す図である。
に設定した場合のレジスト液の試料基板裏面への廻り込
み状態の確認実験を密閉回転式塗布装置を用いて行った
結果を示す図である。
【図4】本発明に係る確認実験における回転プログラム
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図5】従来の塗布装置の一構成例を示す縦断面図であ
る。
る。
1…回転軸 11…吸引孔 2A…回転基台としてのテーブル(バキュームチャック
テーブル) 21…吸引溝 3…回転カップ 4…試料基板
テーブル) 21…吸引溝 3…回転カップ 4…試料基板
Claims (1)
- 【請求項1】 回転基台上に試料基板をその裏面を密着
するように保持させ、上記回転基台を回転させることに
より上記試料基板表面に塗布物質を塗布する塗布装置で
あって、 上記回転基台サイズを、回転基台の外周端部が上記試料
基板の外周端部より7mm〜20mm小さな値となるように
設定したことを特徴とする塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6889693A JPH06277610A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6889693A JPH06277610A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 塗布装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06277610A true JPH06277610A (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=13386882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6889693A Pending JPH06277610A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06277610A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1990010263A1 (en) * | 1989-02-22 | 1990-09-07 | Fanuc Ltd | Test operation control system |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP6889693A patent/JPH06277610A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1990010263A1 (en) * | 1989-02-22 | 1990-09-07 | Fanuc Ltd | Test operation control system |
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