JPH06277244A - 人工肛門用ポーチと、人工肛門用ポーチ内への外部の水の浸入を防止する方法 - Google Patents

人工肛門用ポーチと、人工肛門用ポーチ内への外部の水の浸入を防止する方法

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JPH06277244A
JPH06277244A JP5322788A JP32278893A JPH06277244A JP H06277244 A JPH06277244 A JP H06277244A JP 5322788 A JP5322788 A JP 5322788A JP 32278893 A JP32278893 A JP 32278893A JP H06277244 A JPH06277244 A JP H06277244A
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JP
Japan
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pouch
gas
filter
gas outlet
excrement
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JP5322788A
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Inventor
Denis E Keyes
デニス・イー・キーズ
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Bristol Myers Squibb Co
ER Squibb and Sons LLC
Original Assignee
Bristol Myers Squibb Co
ER Squibb and Sons LLC
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Publication date
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    • A61F5/00—Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/44—Devices worn by the patient for reception of urine, faeces, catamenial or other discharge; Portable urination aids; Colostomy devices
    • A61F5/441—Devices worn by the patient for reception of urine, faeces, catamenial or other discharge; Portable urination aids; Colostomy devices having venting or deodorant means, e.g. filters ; having antiseptic means, e.g. bacterial barriers

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポーチ内への外部の水の浸入を防ぐ特別の遮
蔽手段を必要としないガス排出機構を有する人工肛門用
ポーチを提供する。 【構成】 柔軟なプラスチック材よりなり、排泄物受け
入れ開口と、この開口から偏位したガス排出口３８とを
有する。排出口３８は、外部の水の浸入を表面張力によ
って阻止できるような所定サイズの直径を有している。
排出口３８と一致するように脱臭フィルタ４０を設けて
いる。フィルタ４０は、排出口３８を取り囲む周辺部５
０で接着されており、排出口３８と連通する中心部は非
接着ゾーン５２となっている。フィルタ４０の自由面４
８は気体不透過性を有している。従って、ポーチ内のガ
スは、フィルタ４０の、気体透過性を有する露出した周
辺エッジを通過して非接着ゾーン５２に入り、そこから
排出口３８を通じて排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、人工肛門用ポーチと、
人工肛門用ポーチ内への外部の水の浸入を防止する方法
とに関し、特に、ポーチ内への外部の水の浸入を阻止す
るガス排出機構を有する人工肛門用ポーチに関する。
【０００２】
【従来の技術】患者の小孔から人工肛門用ポーチ内へ放
出されるガスと、人工肛門用ポーチ内に集まった排泄物
より発生するガスとは、通常、脱臭フィルタを通じて排
出される。従って、人工肛門用ポーチには、外方向に流
れるガスが確実にフィルタを通過すべく通常はフィルタ
の近傍に、ガス排出口が形成されている。尚、本明細書
における「ガス」とは、患者の小孔より放出されるガス
と、人工肛門用ポーチ内に集まった排泄物より発生する
ガスとを意味している。
【０００３】人工肛門用ポーチのガス排出口は、それ本
来の機能を果す一方で、特に水泳やシャワーの際に、外
部の水をポーチ内に浸入させることもある。従って、人
工肛門用ポーチの中には、水泳やシャワーの際にガス排
出口を一時的に覆う封止装置を有するものもある。
【０００４】人工肛門用ポーチのガス排出口に一時的な
封止手段を設けることに伴う問題の一つとして、その封
止手段を必要時に都合良く使えないためにユーザーは水
に接するのをあきらめなければならない場合があるとい
うことが挙げられる。さらに、別の問題として、ユーザ
ーがその一時的な封止手段を取り外すのを忘れると、ガ
スが排出されずにポーチが膨張し過ぎてしまうというこ
とが挙げられる。
【０００５】また、一時的な封止手段をガス排出口から
取り外す際に、排出口の周辺部が伸びて排出口が思わず
広がってしまうこともある。このようにガス排出口が広
がると、最適流出量以上のガスが人工肛門用ポーチから
排出され、ガスを十分に脱臭できない虞れがある。
【０００６】従って、ポーチ内への外部の水の浸入を防
ぐ特別の遮蔽手段または保護手段を必要としないガス排
出機構を有する人工肛門用ポーチを提供することが望ま
しい。
【０００７】
【発明の目的】本発明の目的の中には、ポーチ内への外
部の水の浸入を阻止する新規なガス排出機構を有する新
規な人工肛門用ポーチを提供すること、ポーチ内への外
部の水の浸入を防ぐような形状を有するガス排出口を備
えた新規な人工肛門用ポーチを提供すること、ガスをポ
ーチから排出させる一方でポーチ内への外部の水の浸入
を阻止するような形状のガス排出口を有する新規な人工
肛門用ポーチを提供すること、ポーチ内への外部の水の
浸入を防止する遮蔽手段またはクロージャーをそのガス
排出口に設ける必要のない新規な人工肛門用ポーチを提
供すること、さらに、人工肛門用ポーチ内への外部の水
の浸入を防止する新規な方法を提供することが含まれ
る。
【０００８】
【発明の要旨】本発明の好ましい実施例では、人工肛門
用ポーチは、液体と気体とを含む体内からの排泄物に対
して実質的に不透質である柔軟なプラスチック材より形
成された容器を有している。このポーチは、上端部近辺
に位置する排泄物受け入れ開口と、その排泄物受け入れ
開口から離れたガス排出口とを有している。
【０００９】ガス排出口は、直径約０.０３５〜０.０４
５インチ (０.０８８９〜０.１１４３cm）の穴として形
成されている。さらに、このガス排出口は、ポーチ内の
排泄物より発生するガス及び／又は患者の小孔からポー
チ内へ入り込むガスを脱臭するための脱臭フィルタによ
って支持されている。
【００１０】ポーチの内側面には脱臭フィルタの環状の
周辺部が連結されており、排出口と一致する円形の非接
着ゾーンが形成されている。脱臭フィルタは、ろ過材料
を挟むフェースカバー部をその両側に有している。フェ
ースカバー部の一方は気体不透過性の層であり、他方は
気体透過性の層である。気体不透過性のカバー層はポー
チの内部チャンバーに面しており、気体透過性のカバー
層は、ポーチの、ガス排出口を有する壁部に面してい
る。
【００１１】このような構成によって、ポーチ内のガス
は、ろ過材料の周囲からでないとフィルタ内に入ること
はできないようになっている。従って、ガスは、フィル
タ内を径方向に流れ、気体透過性カバー層を通過し、気
体透過性カバー層とポーチの壁部との間の非接着ゾーン
を通ってガス排出口より排出される。
【００１２】例えばシャワーや水泳時に外部の水がポー
チと接触しても、表面張力のために水がガス排出口を通
過することはない。従って、シャワーや水泳時にガス排
出口を覆ったりあるいは遮蔽したりする必要はない。
【００１３】
【実施例】以下に、添付図面に示した本発明の一実施例
について詳細に説明する。
【００１４】本発明の一実施例に係る人工肛門用ポーチ
１０の全体を図１に示す。人工肛門用ポーチ１０は、気
体不透過性を有し柔軟で伸張自在の、周知の適当な熱可
塑性材料より形成される。
【００１５】ポーチ１０は、腹部から離れた側の前壁部
１２と、腹部に面している後壁部１４とを有しており、
両壁部は周囲の熱溶接部１６によって互いに接続してい
る。前後壁部１２,１４の厚さは約４０〜１００ミクロ
ンである。ポーチ１０は、さらに、上端部１８、下端部
２０、及び両側部２２,２４を有している。
【００１６】後壁部１４には、ポーチ１０の下端部２０
よりも上端部１８に近い位置に小孔係合用穴２８が形成
されている。この係合用穴２８は、後壁部１４の外側面
３２に接着された周知の柔軟なプラスチック製連結リン
グ３０によって囲まれている。連結リング３０の露出面
には、コンヴァテック（ConvaTec）社より販売されてい
るストマヘシブ（Stomahesive）等の周知の触圧接着剤
を塗布している。この連結リング３０によって、小孔
（図示せず）を取り囲む患者の腹部にポーチ１０を接着
することができる。連結リング３０の接着面３４には、
使い捨ての剥離カバー３６が、ポーチ１０を使用する前
に取り外せるように剥離自在に貼り付けられている。
【００１７】人工肛門用ポーチ１０の後壁部１４には、
小孔係合用穴２８から偏位しかつ連結リング３０の周囲
を越えかつ上端部１８及び側部２４近辺に位置するガス
排出口３８が形成されている。ガス排出口３８の直径は
約０.０３５〜０.０４５インチ（０.０８８９〜０.１１
４３cm）である。ガス排出口３８は、後壁部１４を突き
刺して形成するのが好ましい。そうすれば、材料を除去
することはない。
【００１８】イングランド、ウェスト・ヨークシャー州
に住所を有するフロイデンベルグ・インダストリアル
（Freudenberg Industrial）社よりフロイデンベルグ・
コード９３４７という名称で販売されているタイプの略
円形の脱臭フィルタ４０を、その中心がガス排出口３８
とほぼ一致するように、後壁部１４の内側面４２に設け
ている。フィルタ４０は、カバー層４６,４８の間に挟
まれた、活性炭入りのウレタンフォームよりなるろ過層
４４を有している。カバー層４６は、気体透過性を有し
ており、例えばルトラヴィル・ＶＰ７０８Ｔ・マイクロ
ファイン（Lutravil VP708T Microfine）より形成され
る。一方、カバー層４８は、気体不透過性を有してお
り、廃ガスの通過を遮断するバリヤとして機能する微孔
性フィルムより形成される。フィルタ４０は、直径が約
２４.４mmプラスマイナス１mm、厚さが２〜３mmである
ことが好ましい。
【００１９】フィルタ４０は、カバー層４６の周囲の接
着ゾーン５０で後壁部１４の内側面４２に連結してい
る。周知の適当なホットメルト接着剤を使用して、好ま
しくは約８.６mmの幅で、接着ゾーン５０に接着剤を塗
布することができる。従って、カバー層４６には、直径
約７.１mmの円形の非接着ゾーン５２が、接着ゾーン５
０よりなる境界内に形成される。この非接着ゾーン５２
は、後壁部１４の内側面４２において、ガス排出口３８
に隣接しかつその排出口３８を取り囲んでいる。
【００２０】人工肛門用ポーチ１０を使用する際には、
まず、剥離カバー３６を連結リング３０から剥がして接
着面３４を露出する。次に、ポーチ１０を、小孔を取り
囲む患者の腹部に対して連結リング３０で貼り付ける。
そうすると、チャンバー５４内には、患者の小孔からポ
ーチ１０のチャンバー５４に放出されるガスと、ポーチ
１０内に集まった排泄物５６より発生するガスとが、所
定の圧力に達するまで溜まる。
【００２１】フィルタ４０のカバー層４８は気体不透過
性を有しているので、ポーチ１０のチャンバー５４内に
収容されたガスは、図４に示す矢印６２,６４の方向
で、ろ過層４４にその周囲から進入する。ガスは、その
後、フィルタ４０内を中心へ向かって径方向に流れ、気
体透過性のカバー層４６から非接着ゾーン５２を通過
し、ガス排出口３８より排出される。
【００２２】ガス排出口３８を直径０.０３５〜０.０４
５インチ（０.０８８９〜０.１１４３cm）の穴としてポ
ーチ１０の後壁部１４に形成するこの構造は、ガスを、
非接着ゾーン５２に通してガス排出口３８より排出する
前にフィルタ４０を通過させて十分に脱臭できるような
所定の気体通過率を維持するのに十分である。
【００２３】人工肛門用ポーチ１０を使用しながらシャ
ワーを浴びたり入浴したりあるいは泳いだりしても、ガ
ス排出口３８内に水が浸入することはない。
【００２４】このように、ガス排出口３８を所定のサイ
ズすなわち直径０.０３５〜０.０４５インチ（０.０８
８９〜０.１１４３cm）に形成すると、排出口３８を遮
蔽もしくは被覆しなくても、表面張力によって、外部の
水が排出口３８を通じてバッグすなわちポーチ１０内に
入ることはない。
【００２５】図には、フィルタとガス排出口とを、小孔
を取り囲む患者の腹部に対する接着カップリングを有す
る人工肛門用ポーチ内に示しているが、患者の小孔周辺
部に設けた協働カップリングと相互に係合する機械的カ
ップリングを有するポーチに対しても同様の構造を使用
できる。
【００２６】先の記載より、本発明に係る人工肛門用ポ
ーチの長所の一つに、ユーザーは、特別の準備をして人
工肛門用ポーチのガス排出機構を外部の水から保護しな
くても、自由にシャワーを浴びたり泳いだりすることが
できるという点が挙げられるのは明白である。
【００２７】以上、本発明のいくつかの目的は達成され
ており、かつ、その他の都合の良い結果も得られてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の一実施例に係る人工肛門用ポーチの
簡素化した平面図である。
【図２】 図１の人工肛門用ポーチの部分拡大図であ
る。
【図３】 図２の部分拡大断面図である。
【図４】 図１の４−４線断面図である。
【図５】 図４の部分拡大図である。
【符号の説明】
１０ 人工肛門用ポーチ １２ 前壁
部 １４ 後壁部 １６ 熱溶
接部 １８ 上端部 ２０ 下端
部 ２２,２４ 側部 ２８ 小孔
係合用穴 ３０ 連結リング ３２ 外側
面 ３４ 接着面 ３６ 剥離
カバー ３８ ガス排出口 ４０ 脱臭
フィルタ ４２ 内側面 ４４ ろ過
層 ４６,４８ カバー層 ５０ 接着
ゾーン ５２ 非接着ゾーン ５４ チャ
ンバー ５６ 排泄物 ６２,６４
ガス通過方向
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年３月２２日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】
【図３】
【図５】
【図１】
【図４】

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 患者の小孔を通じて体内から排泄された
    排泄物（５６）を保持するための人工肛門用ポーチにし
    て、 排泄物収集用チャンバー（５４）を形成しかつ柔軟なプ
    ラスチック材よりなりかつ固体、液体、及び気体を含む
    上記排泄物（５６）に対して実質的に不透質である容器
    を有し、 上記容器は、上端部（１８）と、下端部（２０）と、該
    上端部（１８）近辺に位置する排泄物受け入れ開口（２
    ８）とを有し、 上記排泄物受け入れ開口（２８）は、所定のサイズに形
    成され、かつ、該排泄物受け入れ開口（２８）の周辺部
    において上記排泄物収集用チャンバー（５４）外に上記
    排泄物（５６）が実質的に漏れないように上記ポーチの
    使用時に上記排泄物受け入れ開口（２８）を患者の小孔
    の周囲に取り付ける取付手段を有し、 上記容器は、さらに、上記排泄物受け入れ開口（２８）
    から離れかつ上記上端部（１８）近辺に位置するガス排
    出口（３８）を有し、上記ポーチの使用時には上記ガス
    排出口（３８）以外は密封されていて上記排泄物（５
    ６）が上記排泄物収集用チャンバー（５４）から漏れな
    いようになっており、 上記ガス排出口（３８）は、上記ポーチの使用時に外部
    の水が該ガス排出口（３８）より上記排泄物収集用チャ
    ンバー（５４）内に浸入するのを阻止すべく所定サイズ
    に形成され、 さらに、上記排泄物収集用チャンバー（５４）内の上記
    排泄物（５６）より発生するガスと、上記小孔より該排
    泄物収集用チャンバー（５４）内へ放出されるガスとを
    含む気体状老廃物を脱臭するためのフィルタ（４０）を
    有し、 上記フィルタ（４０）は、上記ガス排出口（３８）と一
    致するように上記容器に接続されており、 上記ポーチの使用時には、上記容器内の気体状老廃物
    は、上記ガス排出口（３８）を通じて上記容器より排出
    される前に上記フィルタ（４０）を通過することを特徴
    とする人工肛門用ポーチ。
  2. 【請求項２】 上記ガス排出口（３８）は０.０３５〜
    ０.０４５インチの直径を有することを特徴とする請求
    項１記載の人工肛門用ポーチ。
  3. 【請求項３】 上記ガス排出口（３８）は上記排泄物受
    け入れ開口（２８）から偏位していることを特徴とする
    請求項２記載の人工肛門用ポーチ。
  4. 【請求項４】 上記容器は、腹部に面するようになって
    いる第１壁部（１４）を有し、上記排泄物受け入れ開口
    （２８）と上記ガス排出口（３８）とは上記第１壁部
    （１４）に形成されていることを特徴とする請求項１記
    載の人工肛門用ポーチ。
  5. 【請求項５】 上記容器は内側面（４２）を有し、上記
    フィルタ（４０）は、上記ガス排出口（３８）を取り囲
    む接着ゾーン（５０）に沿って上記容器の内側面（４
    ２）に接着された気体透過性カバー層（４６）を有し、 上記気体透過性カバー層（４６）は、上記接着ゾーン
    （５０）よりなる境界内に、上記容器に接着されていな
    い非接着ゾーン（５２）を有し、 上記非接着ゾーン（５２）は上記ガス排出口（３８）と
    一致しており、上記フィルタ（４０）と上記気体透過性
    カバー層（４６）とを通過するガスは、上記フィルタ
    （４０）の非接着ゾーン（５２）の方に流れ、上記ガス
    排出口（３８）を通じて上記容器より排出されることを
    特徴とする請求項１記載の人工肛門用ポーチ。
  6. 【請求項６】 上記フィルタ（４０）は円板形状をなし
    ており、上記接着ゾーン（５０）は上記フィルタ（４
    ０）の所定の周辺部にあり、上記非接着ゾーン（５２）
    は上記接着ゾーン（５０）によって取り囲まれた所定の
    円形部をなすことを特徴とする請求項５記載の人工肛門
    用ポーチ。
  7. 【請求項７】 上記フィルタ（４０）は、気体不透過性
    カバー層（４８）と上記気体透過性カバー層（４６）と
    の間に、その周囲が露出するように挟まれたろ過層（４
    ４）を有し、 上記排泄物収集用チャンバー（５４）より上記フィルタ
    （４０）を通過するガスは、上記ろ過層（４４）の露出
    した周辺エッジから上記フィルタ（４０）に進入し、上
    記気体透過性カバー層（４６）の非接着ゾーン（５２）
    を通って上記フィルタ（４０）を通過し、上記ガス排出
    口（３８）より排出されることを特徴とする請求項５記
    載の人工肛門用ポーチ。
  8. 【請求項８】 上記フィルタ（４０）は、上記ガス排出
    口（３８）が該フィルタ（４０）のほぼ中心に位置する
    ように該ガス排出口（３８）と一致していることを特徴
    とする請求項７記載の人工肛門用ポーチ。
  9. 【請求項９】 人工肛門用ポーチ（１０）内への外部の
    水の浸入を防止する方法にして、 a）上記ポーチ（１０）の、患者の腹部に面する壁部
    （１４）に、ガス排出口（３８）と排泄物受け入れ開口
    （２８）とを形成するステップと、 b）上記ガス排出口（３８）の直径を０.０３５〜０.０
    ４５インチに合わせるステップと、 c）脱臭フィルタ（４０）を、その周囲の接着剤を使用
    して、上記ガス排出口（３８）と一致するように上記ポ
    ーチ（１０）に接着し、上記脱臭フィルタ（４０）の中
    心部に、該ポーチ（１０）に接着されていない非接着ゾ
    ーン（５２）を形成するステップと、 d）上記脱臭フィルタ（４０）の自由面を気体不透過性
    カバー層（４８）で覆うステップと、 e）上記脱臭フィルタ（４０）の周辺エッジを露出し
    て、ガスが、上記脱臭フィルタ（４０）内にその周辺エ
    ッジのみから進入し、上記非接着ゾーン（５２）を通過
    して上記ガス排出口を通じて排出されるようにするステ
    ップとを有することを特徴とする方法。
  10. 【請求項１０】 上記脱臭フィルタ（４０）の、上記ポ
    ーチ（１０）と接する面を気体透過性カバー層（４６）
    で覆うステップを有することを特徴とする請求項９記載
    の方法。
  11. 【請求項１１】 上記ガス排出口（３８）は、上記ポー
    チ（１０）の壁部（１４）を突き刺すことによって、該
    壁部（１４）から材料を除去することなく形成されるこ
    とを特徴とする請求項９記載の方法。
JP5322788A 1992-12-22 1993-12-21 人工肛門用ポーチと、人工肛門用ポーチ内への外部の水の浸入を防止する方法 Pending JPH06277244A (ja)

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US07/994,757 US5370638A (en) 1992-12-22 1992-12-22 Ostomy pouch
US994757 1992-12-22

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US (1) US5370638A (ja)
EP (1) EP0605986B1 (ja)
JP (1) JPH06277244A (ja)
AT (1) ATE163847T1 (ja)
AU (1) AU680447B2 (ja)
CA (1) CA2112456C (ja)
DE (1) DE69317393T2 (ja)
DK (1) DK0605986T3 (ja)
ES (1) ES2112970T3 (ja)
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