JPH06277225A - 内視鏡外科手術法及びそれを実施するための装置 - Google Patents

内視鏡外科手術法及びそれを実施するための装置

Info

Publication number
JPH06277225A
JPH06277225A JP5306909A JP30690993A JPH06277225A JP H06277225 A JPH06277225 A JP H06277225A JP 5306909 A JP5306909 A JP 5306909A JP 30690993 A JP30690993 A JP 30690993A JP H06277225 A JPH06277225 A JP H06277225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surgical
endoscopic
guide member
cannula
cannula guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5306909A
Other languages
English (en)
Inventor
M Ather Mirza
ミルザ エム・アザー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH06277225A publication Critical patent/JPH06277225A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • A61B17/3417Details of tips or shafts, e.g. grooves, expandable, bendable; Multiple coaxial sliding cannulas, e.g. for dilating
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/320016Endoscopic cutting instruments, e.g. arthroscopes, resectoscopes
    • A61B17/320036Endoscopic cutting instruments, e.g. arthroscopes, resectoscopes adapted for use within the carpal tunnel

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 改良された手根レリースの手術法及び装置を
提供する。 【構成】 開口した基部端及び遠端並びに両端と通じて
いる長さ方向に沿って伸びている開口溝を具備する細長
いカニューレメンバーと、前記カニューレガイドメンバ
ー内に摺動可能で収納可能であり、かつなめらかな外表
面を形成するように形づくられた細長い挿入メンバー
と、前記カニューレガイドメンバーに挿入可能であり、
かつそのカニューレガイドメンバーが引き抜くことがで
きる内視鏡検査手段と、前記検査手段の先導端近くであ
って、前記内視鏡検査手段の上にマウントされた外科手
術装置と、前記カニューレガイドメンバーに挿入可能で
ある合成内視鏡検査手段と外科手術装置とを具備し、前
記合成内視鏡検査手段と外科手術装置は前記カニューラ
メンバーから引抜きが可能であり、前記ガイドメンバー
は前記切口から引き抜きが可能であることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は患者に内視鏡外科手術を
実施する方法に関し、更に詳しくは、手掌副靱帯の単一
入口による手根トンネルレリースに関する。更に、本発
明は手根トンネルレリースを内視鏡的に実施する前述し
た方法の履行において使用されるユニークな内視鏡外科
手術装置を提供することをも目的としている。
【0002】
【従来の技術】手根トンネル症候群は親指、人指指、中
指、薬指の麻痺であり、それは中央神経の機能を干渉し
て手根トンネル内の中央神経に及ぼすプレッシャから引
き起されるものである。これは、直ちに患者の肩や首の
ようなところまで痛みが現れ、手の握力の減少、睡眠不
足の結果となる。この肉体的現象は、長期間にわたる手
を用いて行う繰り返し作業及び動作の結果であり、主と
して若者に起るものである。
【0003】基本的には、手根トンネルは8個の手首の
骨によって形成されており、横方向の手根靱帯、屈筋支
帯によって手のひら表面に張られている。手根トンネル
は指の屈筋腱に対して適当なモーメントを腕に与える大
きな機械的プーリーとしての機能をしている。その腱
は、次に、力を指に伝達し、手首の位置のトルクを起こ
す適当な量の張力を与える。
【0004】手根トンネル内で、これらの腱は長母指屈
筋腱鞘と尺骨滑液包の2つの滑膜によって円滑され、栄
養を与えられている。中央神経も手根トンネルを共有し
ており、従って、親指、人指指、中指及び薬指の一部を
もつ手のひら表面に感覚的な神経支配を与えるために分
岐している。更に、中央神経の小さな運動分枝が小指球
筋円を供給しており、それが、親指を前述の指と向い合
った方向に上げる機能をしている。
【0005】現在、外科手術方法又は外科技術の相当量
の列挙及び、それに関連した都合のよい外科手術装置が
患者の手根トンネルレリースを実施する際の外科手術法
を提供する目的で採用されており、そしてこの医学分野
における特別なかつ高度に専門化された応用が一般的に
予定されている。
【0006】手根トンネルレリースを実行する従来の方
法は、これまで、手首から手のひらを横切って、手のひ
らの中央まで長さ8cmにも達する長い切口を形成して
きた。その結果、醜い傷あとを残し、皮膚と屈筋支帯即
ち横方向の手根の靱帯の間の全ての解剖学的構造の分断
を要求する結果となった。このことは、手のひらの皮膚
の神経を不注意に切断又は傷つける可能性を作った。更
に、患者は柱状亀裂骨折及び過度に長い切口のために、
通常重大な術後の苦痛や不快感、握力及び締め付け力の
減退に直面している。
【0007】そのような開く外科手術は、これまで述べ
てきたように通常は、患者に手首から手のひら中央にま
でわたる整形上の醜い傷あとを残すだけでなく、患者に
長い若痛に満ちた回復期を必要とした。この回復期は多
くの週及び数月間も肉体的仕事又は操作に手を使用でき
なくさせ、それによって、患者に事実上手で操作する意
義ある仕事を不能にし、患者が受ける重大な財政的損失
を引き起す結果となった。
【0008】更に、そのような外科手術法の最近の発展
や進歩の間にあって、内視鏡を使用する関節スコープを
用いた手術は広い応用を見出した。手根トンネルレリー
スに関連した他の進歩、発展と初期の整形外科手術法に
比較される他の進歩、発展とあいまって、内視鏡又は関
節スコープの外科手術に必要とされる切口はその大きさ
が極めて小さくなり、それによって患者が遭遇する術後
の併発症や苦痛を軽減し、他方において、整形的に望ま
しいレベルまで傷あとを小さくした。種々のタイプの外
科手術法にあって、手根トンネル手術法に対する多関節
スコープ及び内視鏡システムを用いた技術は大きな切口
を必要とした、いわゆる開く外科手術法に比べて重大な
進歩を提供する優れたものとして認識されてきている。
【0009】そのような内視鏡外科手術法は手根トンネ
ル症候群によってひき起こされ、また、通常は手根トン
ネル内の中央神経の圧縮によってひき起こされるのろい
中央神経の麻痺として呼ばれている患者の症状を軽減す
る目的で手根トンネルレリースの実施において広い承認
を得ている。
【0010】種々の外科手術の問題を治療するための更
に最近の内視鏡的外科手術法が、前述の初期の開く外科
手術法に代わる好ましい方法をもたらし、そしてその手
術法は、特に手根トンネルレリースを実施する場合に、
前記初期の外科手術法に比べて外科医並びに患者に関す
る広い恩恵を見い出した。そしてその手術法は、主とし
て複雑な開く外科手術法で構成されるのもので、長い苦
痛に満ちた手術後の回復期間を必要としていた。
【0011】内視鏡的外科手術法及びそれに関連した内
視鏡外科手術装置の最近の進歩を述べている無数の出版
物の中にあって、特に手根トンネルレリース法に対する
ものを挙げることができる。アゲー(Agee)らの米
国特許第4,963,147号及び第5,089,00
0号に開示されているアゲー手根トンネルレリース装置
がある。その両特許とも内視鏡外科手術装置及びそれを
用いて実施する外科手術法を開示しており、そしてそれ
らは、屈筋支帯又は横方向の手根靱帯の効果的な切断に
よる手根トンネルレリースに適用される場合において、
患者に苦痛の緩和を提供するのに適している。しかしな
がら前記の刊行物に記載されているアゲーらによる装置
及び方法は、開く外科手術よりも優れているけれども、
屈筋支帯を分断する一連の手順の間、手術位置の容易に
妨害されない視覚化を禁止し、周囲の神経や組織に対す
る損傷の固有の危険性を最小限にとどめるために、装置
の操作を適切に制御することができない。また、手首と
手に2つの入口又は切口を形成する必要がある。
【0012】更に、アゲーらによる内視鏡装置は比較的
取扱いが困難で高価であり、視覚スコープと独立に操作
する旋回切刃構成の使用を必要とする。その構成は屈筋
支帯の切断の間中適切な視覚化を提供するとはかぎら
ず、その結果手術位置に関連した隣接又は近接している
組織又は神経に損傷を与える潜在的危険性があり、その
損傷は患者に重大なかつ永遠に直らないかもしれない傷
となるかも知れない。
【0013】アゲーらを越えた技術を提供する別の外科
手術装置で、内視鏡的外科手術法の手段により手根トン
ネルレリースに特に適しているものが、チャオ(cho
w米国特許第5,029,573号に開示されてい
る。)
【0014】しかしながら、この場合において、アゲー
らの米国特許に開示されている方法をかなり越えたもの
が述べられているけれども、チャオによって採用された
外科手術法は入口と出口の2つの門戸又は切口と内視鏡
的医学装置の通路の形成が必要である。前記2つの門戸
又は切口は、1つは手首に、他の1つは手のひらに形成
する。また前記内視鏡的医学装置は例えば患者の手のひ
らの皮下領域の下を相当長い距離通す栓塞子である。
【0015】広く分離された切口又は入口の必要性と、
1つの入口からその装置の一端から出ているスコープを
挿入し、同時に他の入口又は切口から外側に拡がってい
る装置を挿入し、一方では前記他の入り口から屈筋支帯
又は横方向の手根靱帯を外科的に切断又は切り離すこと
を要求することは、その横方向の手根靱帯の切断の間
中、明かな問題のない手術位置の視覚化に対する重大な
妨害となる。また、再び手術位置に隣接した組織及び神
経、特に中央神経に傷を与える潜在的危険の不安を起こ
す。そして、その傷は、患者にとって重大な永久的な傷
となり、おそらく外科手術又は開存性外科手術に服従さ
せる必要のある別の修正手術が必要となるかも知れな
い。
【0016】更に、アゲーらとチャオは外科医に外科手
術の間同時に両手を用いることを要求し、かくして、内
視鏡外科装置の種々の部品を操作する異常に高度な器用
さを要求する。
【0017】前記公知刊行物に見られる前述した制限や
潜在的欠陥は明らかにかつあいまいに除去され、内視鏡
外科手術法実行する工夫された新規な方法によって改良
されている。そしてこの目的を果たすために、特に手根
トンネルレリースの実施、即ち実際には、内視鏡外科手
術法によって屈筋支帯又は横方向の手根靱帯を切断する
ために、ユニークな工夫された内視鏡外科手術装置が開
発された。前記方法において、単一の入口又は1つの切
口による手のひらの副靱帯の内視鏡的手根トンネルレリ
ース技術が達成されている。
【0018】この外科手術法は、屈筋支帯の未梢側に非
常に近い手のひらに単一のかつ比較的小さな入口又は切
口の形成を必要とし、それによって手のひらに形成され
た整形的に魅力的な傷あとを残すだけで、患者の手術後
の症状を緩和しており、また患者の手首近くの第2の入
口又は切口の必要性を除去している。更に、その工夫さ
れた方法を実行するために用いられる採用された内視鏡
装置は唯一の切開装置を用いており、その切開装置は最
初に挿入されるカニューレを通して挿入可能なスコープ
の上に設置される。前記切開装置は、湾曲した切開器を
挿入して操作することにより、手を過度に伸長した後で
屈筋支帯の下に通路を形成する際に、屈筋支帯又は横方
向の手根靱帯を未梢側から前記屈筋支帯の下を広げるた
めのものである。
【0019】その後で、切開器は引き抜かれ、カニュー
レをカニューレ内に含まれている栓塞子が前記切口を通
して、前に形成された屈筋支帯の下の通路へ挿入され
る。外科手術装置のカニューレから栓塞子を引き抜き、
その代わりに、カニューレにスコープが挿入され、手術
位置と屈筋支帯の妨げられないかつさえぎられない視覚
化を可能にする。
【0020】次に、前記スコープはカニューレから引き
抜かれ、そのスコープか又は別のスコープの、先導端に
切刃を設置したスコープがカニューレを通して挿入さ
れ、屈筋支帯に向かって進入される。それから、スコー
プを通じて手術位置が見える状態で、屈筋支帯の切断が
切刃によって達成される。その結果、手術位置付近の組
織及び神経、例えば中央神経が被るはずのどんな損傷の
危険性も劇的に減少するか或いは完全に除去されること
さえもある。
【0021】この手術位置の特別に妨害されない視覚化
は、また、外科医に内視鏡装置と切刃の片手操作による
制御をある程度まで発揮させ得る。本発明の1つの特徴
は栓塞子を含む内視鏡装置のガイド要素又はカニューレ
が、曲線形をした横方向の翼状又はフランジ状の突起部
を備えていることであり、前記栓塞子は湾曲した切開器
の引き抜かれた後に屈筋支帯又は横方向の手根靱帯の下
に最初に進入されるものであり、前記突起部はカニュー
レの先導端から前方に突き出ている栓塞子の上方に向け
て湾曲した先端と関連して、栓塞子が進行するに従っ
て、実際には横方向へ押す運動によって中央神経のよう
な組織を栓塞子及びカニューレの通路から押しのけるの
に適している。それによって、そのような組織をうまく
脇へどけておくことにより、次の切断手順の間、そのよ
うに追放された組織又は神経に損傷を与える可能性を予
防している。
【0022】更に、栓塞子の先導端は屈筋支帯の下表面
に向かって僅かに上向きに湾曲しているので、屈筋支帯
の下表面近くに位置している組織又は筋模様組織を除く
か或いは位置を変えるのに適している。その結果、カニ
ューレ、従って続いて挿入される切刃を屈筋支帯に可能
な限り近くに配置される。
【0023】前述の工夫された概念は単純でかつ極めて
有効な内視鏡外科手術法を確実にする。前記外科手術法
は、新規な内視鏡装置と結びついて屈筋支帯を切断によ
る手根トンネルレリースの実施に特に適しており、ま
た、最小限の或いは皆無の手術後の苦痛及び不便を患者
に与えるだけである。さらに回復期間は短期間であり、
患者の手のひらに整形上魅力的な1つの小さな傷を形成
するだけである。
【0024】従って、本発明は新規な内視鏡外科手術装
置に用いた手術位置への単一入口による内視鏡外科手術
手順を実行する新規かつユニークな方法を目的としてい
る。
【0025】本発明は更に詳細には、患者の選択された
手術位置に内視鏡外科手術を実施する方法であって、前
記手術位置の近くの位置に入口を作るための1つの切口
を患者に作るステップと、開口した基部端及び遠端並び
に両端と通じている長さ方向に沿って伸びている開口溝
を具備する細長いカニューレガイドメンバーの長手方向
の穴に細長い挿入メンバーを挿入するステップと、前記
細長い挿入メンバーは前記カニューレガイドメンバー内
に摺動可能で収納可能であり、かつ少なくともその構成
部分と前記ガイドメンバーの前記開口した基部端と前記
開口した遠端と共にそれらが結合した状態でなめらかな
外表面を形成するように形づくられており、前記カニュ
ーレガイドメンバーとその円に挿入された前記挿入メン
バーの組合せ体を前記手術位置に関連した所定距離だけ
進入させるステップと、前記カニューレガイドメンバー
を前記手術位置の適当な場所に残して、前記挿入メンバ
ーを引き抜くステップと、前記手術位置と前記手術位置
に関連する前記ガイドメンバーの位置を直接視覚化する
ために前記カニューレガイドメンバーに内視鏡検査手段
を挿入するステップと、前記カニューレガイドメンバー
から前記内視鏡検査手段を引き抜くステップと、前記内
視鏡検査手段の先導端近くの内視鏡手段に更に外科手術
装置をマウントするステップと、前記外科手術装置を前
記カニューレガイドメンバーの開口溝の中へ突き出させ
るために、前記合成内視鏡検査手段と前記外科手術装置
を前記カニューレガイドメンバーに挿入し、前記手術位
置における組織を前記外科手術装置に接触させるために
前記合成内視鏡検査手段と前記外科手術装置を前進させ
るステップと、前記組織に望ましい手術法を遂行するた
めに前記内視鏡検査手段による直接視覚化の下で前記外
科手術装置を前進させながら、前記組織と前記外科手術
装置を手術的に係合させるステップと、前記合成内視鏡
検査手段と外科手術装置を前記カニューレガイドメンバ
ーから引き抜くステップと、前記入口から前記カニュー
レガイドメンバーを引抜くステップと前記切口を縫合す
るステップを含む方法を目的としている。
【0026】本発明は、更に、本発明による内視鏡外科
手術法を履行するために切断要素又は刃要素をマウント
した新しいスコープを持つ内視鏡外科装置を目的として
いる。更に、詳細には、本発明は、患者の選択された位
置の手術をするために、前記手術位置の近くの場所に設
けられた入口としての1つの切口から内視鏡外科手術法
を実施するための装置であって、前記装置は、開口した
基部端及び遠端並びに両端と通じている長さ方向に沿っ
て伸びている開口溝を具備する細長いカニューレメンバ
ーと、前記カニューレガイドメンバー内に摺動可能で収
納可能であり、かつ少なくともその構成部分と前記ガイ
ドメンバーの前記開口した基部端と開口した遠端と共
に、それらが結合した状態でなめらかな外表面を形成す
るように形づくられた細長い挿入メンバーと、前記カニ
ューレガイドメンバーと挿入メンバーは手術位置に対し
て所定の距離だけ進むことができ、前記挿入メンバーは
前記カニューレメンバーを前記手術位置の適当な場所に
留めておいて引き抜くことができるものであり、前記手
術位置とそれに関連した前記カニューレガイドメンバー
の前記位置の直接の視覚化のために前記カニューレガイ
ドメンバーに挿入可能であり、かつそのカニューレガイ
ドメンバーが引き抜くことができる内視鏡検査手段と、
前記検査手段の先導端近くであって、前記内視鏡検査手
段の上にマウントされた外科手術装置と、前記外科手術
装置が前記カニューレガイドメンバーの前記開口溝への
突き出し、前記手術位置の組織に外科手術装置を接触さ
せるために前記合成内視鏡検査手段と外科手術装置を前
進させ、前記組織に望ましい手術を施すために前記内視
鏡検査手段による直接の視覚化の下で、前記組織に前記
外科手術装置を手術的に係合させることができるように
前記カニューレガイドメンバーに挿入可能である合成内
視鏡検査手段と外科手術装置と、前記合成内視鏡検査手
段と外科手術装置は前記カニューラメンバーから引抜き
が可能であり、前記ガイドメンバーは前記〆口から引き
抜きが可能である。
【0027】屈筋支帯の下に位置したカニューレを通し
て前進するに適したスコープがその上にマウントされた
切断装置を持ち、外科医に手術位置の妨げられない視覚
化を与えることができ、同時に屈筋支帯の切断を可能に
するというタイプの内視鏡外科手術装置をも目的として
いる。
【0028】添付図面と一緒に本発明によって構成され
た内視鏡外科装置の好ましい実施例の以下の詳細な記述
と、屈筋支帯の横方向の切断により患者の手根靱帯又は
トンネルのレリースをするための外科手術法が参照され
るべきである。
【0029】
【実施例】図1から12に示されている本発明の更に詳
細な記述を行う。図1は、横切る手根の靱帯のレリース
手術を達成する方法のために採用された内視鏡装置10
を示す。前記方法は、本 には、徴候を軽減するため
に屈筋支帯を切断し、手根トンネル症候群の結果を弱め
ることである。
【0030】図1において、内視鏡装置が付けられた患
者の手は手台架12に支持されている。手台架12は、
患者の下腕部を支持可能な傾斜面16とストラップ20
が設けられた垂直に独立した面18との間に設けられた
湾曲した上面14を持つ枕状の形をしている。ストラッ
プ20は、内視鏡外科手術の準備のために患者の手を過
度に伸長した状態に維持するためのものである。
【0031】図1に示すように、手根靱帯のレリースを
達成するために利用され内視鏡装置10は、切口を通し
て患者の手の中に挿入される手術位置にある状態を示し
ている。手根靱帯のレリースは、基本的には、屈筋支帯
を切断又は横方向に完全に切ることである。外科手術法
は以下に更に詳細に述べる。
【0032】図1から11、特に、図2から10を参照
して、内視鏡外科手術装置10は、溝26を持つカニュ
ーレ24を備えた関節鏡とノブ又はフランジ状要素25
とを具備している。溝26はカニューレ24の中に形成
された長手方向に完全に伸長した溝であり、要素25は
図2又は3に、明確に示すように、カニューレ24の一
端に設けられてある。
【0033】図6,7におけるように、栓塞子28は、
カニューレ内に摺動可能に収納されており、リブ30は
カニューレの縦の溝内に挿入されて密に係合している栓
塞子28の誘導端は、テーパのついた先端部32で構成
されており、その先端部は、以下に更に詳細に述べる目
的のために、幾らか上向きに曲げられている。
【0034】カニューレ24は、図2、図3に示すよう
に、その外表面に沿う断面構造が環状のものとして描か
れている。また、図4、図5に示すように改良された実
施例では、細長い溝26の反対側では、カニューラ24
の外側表面は、以下に述べるように、いわゆる翼又はひ
れを形成するために、外側に向かって伸長した曲線のフ
ランジ部36,38が不可欠なものとして備えている。
これらのひれ状の翼又はフランジ部36,38は不可欠
なものとして前記カニューレと一緒に形成され、カニュ
ーレに栓塞子を挿入したときに、栓塞子の先端がフラン
ジ36,38との連結点で本質的になめらかな曲線を形
成するために湾曲されている。
【0035】更に詳細に、図8から図10に示すよう
に、内視鏡装置10は手根トンネル又は靱帯のレリース
を実施するために屈筋支帯を切断する状態におけるもの
が図示されている。
【0036】この結果、関節鏡22は、円筒状の延長部
44内に内側ねじ部42をもった適当にぎざぎざをつけ
たノブ40と、管状ナイフ又は切断用刃のホルダー48
を収納するためのテーパのついた穴46を含んでいる。
前記刃又はナイフホルダー48は、そこを通って伸長し
ている円柱形状のスコープ50を収納し、単にぎざぎざ
のついたナット40を軸方向に移動して、そのナットの
内側ねじ42と刃ホルダーの外側ねじとの間の螺合によ
り刃ホルダー内にスコープを固定する。このことは、ナ
ット40のテーパ付き穴46が刃ホルダーの溝付部46
を圧縮してスコープ50を係合固定するか又は刃ホルダ
ーと相対的にスコープの軸の調整を可能にするために緩
めるかを行なわせる。
【0037】スコープ50は、それの誘導端にテーパの
付いた又は角度のある前方端面64を備えたスコープと
一緒に先導する切開端62を持つ平らなナイフ刃のよう
な切開要素をはめるものを備えている。前記前方端面6
4は、手術面の領域を明るくするために、切開装置に逆
って、光を投射することができる。
【0038】ナイフ刃60はカニューレ24を通って滑
る適しており、それが前方に進み、屈筋支帯を切断する
間、カニューレの軸方向溝26内に摺動可能に係合して
いる。更に、カニューレ内をナイフ刃が前進する距離
は、筒状刃ホルダ48内でスコープの相対的軸方向位置
を調整し、その後で、ぎざぎざのついたノブ40を作用
させてナイフホルダー内にそのスコープを固定すること
により直ちに調整される。
【0039】図11、図12に示すように、切開刃60
はホルダ48の上に直接設けてもよい。円柱状スコープ
50の末端には固定ナット40と累合可能な外側ねじ5
2が設けられ、かつスコープを締付けるように細い隙間
をつけた端部54が設けられている。単一入口による手
のひらの副靱帯の内視鏡手根トンネルレリースの新規な
技術を用いた手根トンネルレリースを達成し、新規な内
視鏡外科手術装置10を採用する工夫された内視鏡外科
手術法を、例として、以下に述べる。
【0040】最初に、手の準備がされた後で、外科手術
を受ける患者の手に局部麻酔が行なわれる。次に、2本
の線が描かれる。1本は親指の遠い境界から手のひらを
横切って描かれ、もう1本は患者の中指と薬指の間に描
かれる。その線の交点とそれに対して約1cmの点に、
1.5cmの長さの切口が手のしわの中に又は僅かに尺
骨の方向に作られる。その切口は、中央神経の手のひら
の皮膚の分枝を傷つけるのを避けるために鈍いはさみを
利用して、手のひらの筋鞘を露出するために深められ
る。屈筋支帯の遠端が確認され、約5ないし6mmだけ
裂かれる。この過程を通じて、手のひらの弓と中間神経
の分枝は保護されている。それから、手のひらの筋鞘は
長手方向に裂かれて、屈筋支帯をさらす。
【0041】手はその後で、手台架又は受台12の口に
置かれ、止血帯がされた前宛は傾いた表面16の上に支
持される。手首は過度に伸長され、手のひらは湾曲面1
4の上で上向きに、指は上を向き、そして手はストラッ
プ20によって架台に固定される。
【0042】このように手を過度に伸長した位置で、湾
曲した解剖器を切口から挿入し、屈筋支帯の背部の面を
注意深く解剖し、屈筋支帯の滑膜組織を調べる。適当な
牽引子で傷口を開いた状態で維持する。これにより開い
た切口又は傷は完全に洗浄することができる。
【0043】その後で、湾曲した解剖器は引き抜かれ、
栓塞子28をその先端32が上向きに突き出ている状態
で取付けたカニューレ24が、屈筋支帯の内表面のすぐ
近くで、解剖器によって予め定められた経路に沿って、
切口の中へ進入される。この接近は栓塞子の先端に付与
された湾曲によって強化される。
【0044】この後、栓塞子28は引き抜かれ、一方カ
ニューレ24は屈筋支帯の下の適当な場所に残してお
き、切開刃をマウントしていないスコープがカニューレ
24を通して挿入すると、屈筋支帯の背後の面を完全に
見えるようになる。これによって、横方向に向けられた
ファイバーの存在によって、内視鏡的に屈筋支帯を認識
できることは重要である。横切るファイバーの視界を妨
げる滑膜組織であることをスコープで確かめた場合は、
鈍い解剖器又は鈍い鈎を薄くて一般的にはもろい滑膜の
裏張りを屈筋支帯からはがすのに用いることができる。
【0045】逆に、そのような組織の特別な存在が実質
的な性質をもつものであれば、カニューレ24は引き抜
かれ、栓塞子が再び元の位置に戻され、全手続がくり返
される。これは、屈筋支帯の横切るファイバーが内視鏡
的にはっきりと見えるまで行なわれる。
【0046】屈筋支帯の横切るファイバーがはっきりと
認識されたときに、スコープはカニューレ24から引き
抜かれ、スコープの上に設けられた刃60からなる切刃
装置を備えたスコープ50がカニューレを通して挿入さ
れ、手根靱帯又は屈筋支帯によって代表される手術側へ
進められる。その上に切開刃60を乗せたスコープ50
の角度はその誘導端64が、刃や手術側の周囲の領域に
照明光の投射を可能にし、手根靱帯のレリースの手続の
間、手術領域の視野を常に直接に妨げられないようにす
る。
【0047】スコープとその上に設けられた切断装置又
は刃60が進入されると、刃60の切開端62が屈筋支
帯の横巾を完全に裂く。その間、スコープは内視鏡的に
見える状態に維持される。屈筋支帯の切断が完了したと
きに、スコープ50とその上に設けられた切開刃60は
カニューレから引抜かれ、切開装置なしのスコープが、
カニューレから挿入され、手掌腱膜ではなく屈筋支帯の
完全な分断を確かめるために屈筋支帯の切断端を見える
ようにする。中央神経とその周囲の組織が無傷であるこ
とが、より広い全体を見るために長手方向を軸にカニュ
ーレを適当に回転することにより、確かめられると、全
内視鏡外科装置10は切口の手術側から引き抜かれる。
【0048】切口を閉じて縫合する前に、例えば、鈍い
解剖器具を挿入などして、その傷は再び検査される。そ
してもし、満足すべきものであれば、その傷は安息香の
チンキ剤を塗布して洗浄し、縫合される。その後で無菌
の帯が当てられ、そして手は柔らかい綿毛でくるまれ
る。
【0049】前述したことから、直ちに、この発明によ
る外科手術法は唯1つの単1〆口又は単1の切口を採用
し、従来のものよりもはるかに迅速に手術ができるよう
にしている。一方、整形的には、魅力ある小さな唯1の
傷を手のひらに形成するのみであり、患者の手術後の回
復期間も著しく短縮している。少なくとも、患者の1/
3は手術後になんの痛みも経験しなかったし、薬の必要
もなかった。更に、手術後、手を有利に利用し、職場に
復帰することができる平均期間は約14日であり、重役
に関しては手術後約7日で正常に職場に復帰でき、事務
又は秘書の職員は約17日、そして重い肉体労働をする
労働者は術後約28日であった。
【0050】本発明の好ましい実施例と考えられるもの
が示され、述べられてきたが、本発明は勿論、形式や細
部の種々の改良、変形は発明の精神からそれることなく
直ちに行ない得るものである。従って、本発明はここに
示され、記述された形式、詳細に限られるものではな
く、クレームに開示されている発明全体よりもいくばく
も狭くなることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明による内視鏡外科手術装置を用いて、
手首靱帯のレリースのための外科手術中における患者の
手が過度に伸長された状態を示す透視図を示す。
【図2】本発明による内視鏡外科手術装置の溝付きのカ
ニューレの平面図を示す。
【図3】図2の3−3から見た断面図を示す。
【図4】改良された溝付きカニューレの誘導端部の平面
図を示す。
【図5】図4の5−5から見た断面図を示す。
【図6】図2又は図4の溝付きカニューレに挿入される
栓塞子の誘導端の長手方向の側面図を示す。
【図7】栓塞子の誘導端の平面図を示す。
【図8】スコープと溝付きカニューレに挿入されたスコ
ープ上に設けられた切開具が見える内視鏡装置の長手方
向側面図を示す。
【図9】図8の内視鏡装置の誘導部分の平面図を示す。
【図10】図8の円Aに囲まれた部分の拡大断面図を示
す。
【図11】溝付きカニューレに挿入される前のスコープ
とスコープ上に設けられた切開具又は刃の側面図を示
す。
【図12】スコープの誘導部分と図11の切開具の平面
図を示す。
【図13】手根トンネルレリース外科手術の切口を作る
前の手のひらに描かれる外科手術のマークを付けた患者
の手のひら部分を示す。
【符号の説明】
10・・・手術装置 12・・・台架 24・・・カニューレ 28・・・栓塞子 60・・・ナイフ刃
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 593221233 ユージーン ティ・キング アメリカ合衆国・ニューヨーク・11731・ イースト・ノースポート・パンプキン・ス トリート・12 (72)発明者 エム・アザー ミルザ アメリカ合衆国・ニューヨーク・11780・ セント・ジェームス・パイパー・レーン・ 1

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者の選択された手術位置に内視鏡外科
    手術を実施する方法において、 前記手術位置の近くの位置に入り口を作るための1つの
    切口を患者に作るステップと、 開口した基部端及び開口した遠端並びに両端を通じてい
    る長さ方向に沿って伸びている開口溝具備する細長いカ
    ニューレガイドメンバーの長手方向の穴に細長い挿入メ
    ンバーを挿入するステップと、前記細長い挿入メンバー
    は前記カニューレガイドメンバー内に摺動可能で収納可
    能であり、かつ少なくともその構成部分と前記ガイドメ
    ンバーの前記開口した末端と共にそれらが結合した状態
    で滑らかな外表面となる様に形成されており、 前記カニューレガイドメンバーとその内に挿入された前
    記挿入メンバーの組合体の先導端を前記入口に挿入し、
    前記組合体を前記手術位置に関連した所定距離だけ進入
    させるステップと、 前記カニューレガイドメンバーを前記手術位置の適当な
    場所に残して前記挿入メンバーを引き抜くステップと、 前記手術位置と前記手術位置に関連する前記ガイドメン
    バーの位置を直接視覚化するために前記カニューレガイ
    ドメンバーから前記内視鏡検査手段を引き抜くステップ
    と、 前記内視鏡検査手段の先導端近くの内視鏡手段に更に外
    科手術装置をマウントするステップと、 前記外科手術装置を前記カニューレガイドメンバーの開
    口溝の中に突き出させるために、前記合成内視鏡検査手
    段と前記外科手術装置を前記カニューレガイドメンバー
    に挿入し、前記手術位置における組織を前記外科手術位
    置と接触させるために前記合成内視鏡検査手段と前記外
    科手術装置を前進させるステップと、 前記組織に望ましい手術法を実施するために前記内視鏡
    検査手段による直接視覚化の下で前記外科手術装置を前
    進させながら前記組織と前記外科手術装置を手術的に係
    合させるステップと、 前記合成内視鏡検査手段と外科手術装置を前記カニュー
    レガイドメンバーから引き抜くステップと、 前記入口から前記カニューレガイドメンバーを引き抜く
    ステップと、 前記切口を縫合するステップを具備することを特徴とす
    る内視鏡外科手術法。
  2. 【請求項2】 前記外科手術装置は手術位置における組
    織を切断するための切刃手段を具備することを特徴とす
    る請求項1に記載の特徴とする内視鏡外科手術法。
  3. 【請求項3】 前記切刃手段は前記カニューレガイドメ
    ンバ内で前記内視鏡検査手を前進させやすく、組織を切
    断するための先導切端を有する刃メンバーを含むことを
    特徴とする請求項2に記載の内視鏡外科手術法。
  4. 【請求項4】 前記カニューレガイドメンバ内の前記開
    口溝は、カニューレガイドメンバの長手軸の回りに、前
    記刃を回転させないガイド表面を形成した反対端を具備
    したことを特徴とする請求項3記載の内視鏡外科手術
    法。
  5. 【請求項5】 前記内視鏡検査手段の先導端は、前記は
    メンバーと少なくとも刃メンバーの切端近くの手術領域
    に対して照明を向けるため、前記はメンバーに対面する
    角度を設けた表面を具備することを特徴とする請求項3
    記載の内視鏡外科手術法。
  6. 【請求項6】 前記挿入メンバーは栓塞子を具備するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の内視鏡外科手術法。
  7. 【請求項7】 前記栓塞子はテーパの付いた先導端部を
    具備することを特徴とする請求項6に記載の内視鏡外科
    手術法。
  8. 【請求項8】 前記栓塞子のテーパ付き先導部は、開口
    溝を持っているカニューレガイドメンバーの平面に向か
    って、その先端部を曲げるために湾曲していることを特
    徴とする請求項7に記載の請求項7に記載の内視鏡外科
    手術法。
  9. 【請求項9】 前記外科手術法は、単一穴手掌副靱帯手
    根トンネルレリースであり、前記入口を形成する傷は皮
    膚を切ることを含み、皮下の組織及び筋膜様組織は横方
    向の手根靱帯の一端近くに位置しており、前記挿入メン
    バーとカニューレメンバーの組合体は前記切り口を通し
    て挿入され、横方向の手根靱帯の反対端に向かって、そ
    れのごく近くの面内であって、その手根靱帯の下を進入
    することを特徴とする請求項2に記載の内視鏡外科手術
    法。
  10. 【請求項10】 前記切断手段は手根トンネルレリース
    を提供するために、横方向の手根靱帯を切断するに適し
    たものであることを特徴とする請求項9に記載の内視鏡
    外科手術法。
  11. 【請求項11】 前記カニューレガイドメンバーは、横
    方向の手根靱帯の下を通過する間、中央神経の損傷を防
    ぐために中央神経の手掌皮膚分枝をわきに外らす外部構
    造を有していることを特徴とする請求項9に記載の内視
    鏡外科手術法。
  12. 【請求項12】 前記外部構造は、前記カニューレガイ
    ドメンバー内の開口溝の両側に設けられたフランジ状の
    突起物を具備することを特徴とする請求項11に記載の
    内視鏡外科手術法。
  13. 【請求項13】 前記手段は、前記合成検査手段と外科
    手術装置を前記カニューレガイドメンバ内を、前記手術
    位置に関連して進入させるときに調整可能な制限を供給
    することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡外科手術
    法。
  14. 【請求項14】 患者の選択された位置の手術をするた
    めに、前記手術位置の近くの場所に設けられた入口とし
    ての1つの切口から内視鏡外科手術法を実施するための
    装置であって、前記装置は、開口した基部端及び遠端並
    びに両端と通じている長さ方向に沿って伸びている開口
    溝を具備する細長いカニューレメンバーと、前記カニュ
    ーレガイドメンバー内に摺動可能で収納可能であり、か
    つ少なくともその構成部分と前記ガイドメンバーの前記
    開口した基部端と開口した遠端と共に、それらが結合し
    た状態でなめらかな外表面を形成するように形づくられ
    た細長い挿入メンバーと、前記カニューレガイドメンバ
    ーと挿入メンバーは手術位置に対して所定の距離だけ進
    むことができ、前記挿入メンバーは前記カニューレメン
    バーを前記手術位置の適当な場所に留めておいて引き抜
    くことができるものであり、前記手術位置とそれに関連
    した前記カニューレガイドメンバーの前記位置の直接の
    視覚化のために前記カニューレガイドメンバーに挿入可
    能であり、かつそのカニューレガイドメンバーが引き抜
    くことができる内視鏡検査手段と、前記検査手段の先導
    端近くであって、前記内視鏡検査手段の上にマウントさ
    れた外科手術装置と、前記外科手術装置が前記カニュー
    レガイドメンバーの前記開口溝への突き出し、前記手術
    位置の組織に外科手術装置を接触させるために前記合成
    内視鏡検査手段と外科手術装置を前進させ、前記組織に
    望ましい手術を施すために前記内視鏡検査手段による直
    接の視覚化の下で、前記組織に前記外科手術装置を手術
    的に係合させることができるように前記カニューレガイ
    ドメンバーに挿入可能である合成内視鏡検査手段と外科
    手術装置と、前記合成内視鏡検査手段と外科手術装置は
    前記カニューラメンバーから引抜きが可能であり、前記
    ガイドメンバーは前記切口から引き抜きが可能であるこ
    とを特徴とする内視鏡外科手術装置。
  15. 【請求項15】 前記外科手術装置は、前記手術位置の
    切断する切断手段を具備したことを特徴とする請求項1
    4に記載の内視鏡外科手術装置。
  16. 【請求項16】 前記切断装置は、前記内視鏡検査手段
    を前記カニューレガイドメンバー内を前進させるのに応
    答して組織を切断するための先導切端を有する刃メンバ
    ーを具備することを特徴とする請求項15に記載の内視
    鏡外科手術装置。
  17. 【請求項17】 前記カニューレガイド内の前記開口溝
    は前記はメンバーが前記カニューレガイドメンバーの長
    手軸の回転を禁止するためのガイド面を形成している対
    向端を具備していることを特徴とする請求項16に記載
    の内視鏡外科手術装置。
  18. 【請求項18】 前記内視鏡検査手段の先導端は、刃メ
    ンバーに対して、かつ少なくとも前記刃メンバーの切端
    近くの手術位置の領域に照明光を向けるために前記刃メ
    ンバーに対面する角度の表面を具備することを特徴とす
    る請求項14に記載の内視鏡外科手術装置。
  19. 【請求項19】 前記挿入メンバーは、栓塞子を具備す
    ることを特徴とする請求項14に記載の内視鏡外科手術
    装置。
  20. 【請求項20】 前記栓塞子はテーパ付き先導端部を具
    備することを特徴とする請求項19に記載の内視鏡外科
    手術装置。
  21. 【請求項21】 前記栓塞子のテーパ付き先導端部は、
    その中に前記開口溝を持つカニューレガイドメンバーの
    平面に向かって先端部を曲げるために湾曲を具備するこ
    とを特徴とする請求項20に記載の内視鏡外科手術装
    置。
  22. 【請求項22】 前記装置は、単一穴手掌皮下トンネル
    レリースの外科手術法を実施するのに適したものであ
    り、前記入口の形成は皮膚を切断することを含み、皮下
    組織と筋膜様組織は横方向の手根靱帯の一端近くに位置
    しており、前記挿入メンバーとカニューレメンバーの結
    合体は、前記切り口を通して挿入可能であり、横方向の
    手根靱帯の下をその反対端に向かって、かつそれのごく
    近くの表面内を進入することを特徴とする請求項15に
    記載の内視鏡外科手術装置。
  23. 【請求項23】 前記切断手段は手根トンネルレリース
    を提供する横方向の手根靱帯を切断するのに適したもの
    であることを特徴とする請求項22に記載の内視鏡外科
    手術装置。
  24. 【請求項24】 前記カニューレガイドメンバーは、中
    央神経の損傷を防ぐために、それが横方向の手根靱帯の
    下を進むときに中央神経の手掌皮膚分枝をわきにやる外
    部構造を具備することを特徴とする請求項22に記載の
    内視鏡外科手術装置。
  25. 【請求項25】 前記外部構造は前記カニューレガイド
    メンバー内の開口溝の両反対側に設けられた突起部を具
    備することを特徴とする請求項24に記載の内視鏡外科
    手術装置。
  26. 【請求項26】 前記装置は手術位置に関連して、前記
    カニューレガイドメンバー内を前記合成検出手段と外科
    手術装置が進入する距離を制限する手段を具備すること
    を特徴とする請求項14に記載の内視鏡外科手術装置。
  27. 【請求項27】 前記制限手段は、前記検査手段のため
    のマウンテング・スリーブと、マウンテング・スリーブ
    における軸調整ができるように前記マウンテング・スリ
    ーブを選択的にクランプ係合させたり、前記検査手段を
    解放させたりするための軸回転可能な、また軸方向移動
    可能な手段を具備することを特徴とする請求項26に記
    載の内視鏡外科手術装置。
  28. 【請求項28】 前記可動手段は、前記マウンテング・
    スリーブの外側ネジと協同係合する内側ネジを備えたナ
    ットと、予め定められた方向に前記ナットを回したとき
    に前記マウンテング・スリーブを解放可能にクランプす
    るためのテーパ付きの内面を持つ軸延長手段を前記ナッ
    トの上に具備することを特徴とする請求項27に記載の
    内視鏡外科手術装置。
  29. 【請求項29】 前記ナットは手動可能とするためのぎ
    ざぎざの周囲表面を具備することを特徴とする請求項2
    8に記載の内視鏡外科手術装置。
JP5306909A 1992-12-07 1993-12-07 内視鏡外科手術法及びそれを実施するための装置 Withdrawn JPH06277225A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US98652392A 1992-12-07 1992-12-07
US986,523 1992-12-07
US08/016,048 US5366465A (en) 1992-12-07 1993-02-10 Endoscopic surgical procedure and instrument for implementation thereof
US016,048 1993-02-10

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06277225A true JPH06277225A (ja) 1994-10-04

Family

ID=26688099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5306909A Withdrawn JPH06277225A (ja) 1992-12-07 1993-12-07 内視鏡外科手術法及びそれを実施するための装置

Country Status (6)

Country Link
US (2) US5366465A (ja)
EP (1) EP0601537B1 (ja)
JP (1) JPH06277225A (ja)
AT (1) ATE158488T1 (ja)
CA (1) CA2110451A1 (ja)
DE (1) DE69314140T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012518488A (ja) * 2009-02-23 2012-08-16 マイクロエア サージカル インストゥルメンツ,インコーポレイティド 手根管開放又は組織切開用のプローブ

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5366465A (en) * 1992-12-07 1994-11-22 M. Ather Mirza Endoscopic surgical procedure and instrument for implementation thereof
US5586564A (en) * 1994-02-04 1996-12-24 Instratek, Inc. Instrumentation and surgical procedure for decompression for Morton's neuroma
DE4405720C1 (de) * 1994-02-23 1995-10-19 Wolf Gmbh Richard Instrument zur endoskopischen Therapie des Karpaltunnelsyndroms
KR0159559B1 (ko) * 1994-10-31 1999-01-15 배순훈 디지탈 화상의 적응적인 후처리 방법
US5730749A (en) * 1995-12-15 1998-03-24 Battenfield; Harold L. Carpal tunnel surgery instruments
US5908433A (en) * 1996-05-10 1999-06-01 Stryker Corporation Carpal tunnel knife
US7789841B2 (en) 1997-02-06 2010-09-07 Exogen, Inc. Method and apparatus for connective tissue treatment
US5769865A (en) * 1997-02-25 1998-06-23 Surgical Insight, Inc. Instrument and method for transection of a ligament
US5968061A (en) * 1998-04-27 1999-10-19 Theodor Esser Endoscopic surgical instrument for the implementation of endoscopic surgical procedures
AU5117699A (en) 1998-07-21 2000-02-14 Acoustic Sciences Associates Synthetic structural imaging and volume estimation of biological tissue organs
US6179852B1 (en) 1999-02-01 2001-01-30 Biomet, Inc. Carpal tunnel device and method
AUPQ179499A0 (en) * 1999-07-22 1999-08-12 Summersell, Peter Charles Surgical device
US7041115B2 (en) * 2002-11-18 2006-05-09 A.M. Surgical, Inc. Endoscopic surgical procedure
US8252011B1 (en) 2003-04-21 2012-08-28 Osteomed Llc Minimally invasive technique for performing plantar fasciotomies and surgical instrument for use in such a technique
WO2006129171A2 (en) * 2005-05-31 2006-12-07 Polydoor Emile Huijsmans Method and medical package for repairing tendons by surgery
US20070225740A1 (en) * 2006-02-22 2007-09-27 Loubert Suddaby Endoscopic Pulley Knife Instrument for Transecting Ligaments or Fascia
US7780690B2 (en) * 2006-06-08 2010-08-24 Recon Surgical, Inc. Instruments and method for minimally invasive carpal tunnel release
CA2677668C (en) * 2007-02-09 2013-09-10 Skeletal Dynamics, Llc Endo-surgical device and method
WO2009076176A1 (en) 2007-12-07 2009-06-18 Edward Diao Endoscopic system for accessing constrained surgical spaces
TWI377392B (en) * 2008-01-08 2012-11-21 Au Optronics Corp A backlight module, a liquid crystal display panel and a liquid crystal display apparatus comprising a photo-sensing device
US8579930B2 (en) 2008-09-15 2013-11-12 Del Palma Orthopedics, LLC Surgical instrument and method of use for releasing soft tissue
US8821383B2 (en) * 2009-03-09 2014-09-02 A.M. Surgical, Inc. Slotted clear cannula
US10849644B2 (en) 2009-03-09 2020-12-01 A.M. Surgical, Inc. Surgical device
US8827893B2 (en) 2009-03-09 2014-09-09 A. M. Surgical, Inc. Slotted clear cannula
US10492817B2 (en) * 2009-03-09 2019-12-03 A.M. Surgical, Inc. Endoscopic surgical blade and use thereof
US8840631B2 (en) 2009-10-29 2014-09-23 Cook Medical Technologies Llc Compartment syndrome treatment method and surgical instrument for same
US10219826B2 (en) 2010-07-14 2019-03-05 Seg-Way Orthopaedics, Inc. Method and apparatus for endoscopic ligament release
PT105255A (pt) * 2010-08-18 2012-02-20 Jose Dinis Carmo Instrumental cirúrgico de corte de precisão
US8876845B2 (en) 2010-09-30 2014-11-04 Loubert Suddaby Sling blade transection of the transverse carpal ligament
EP2665430A4 (en) * 2011-01-13 2016-11-30 A M Surgical Inc ENDOSCOPIC SURGICAL BLADES AND THEIR USE
US20130066149A1 (en) * 2011-09-12 2013-03-14 A.M. Surgical, Inc. Endoscopic hook blade and use thereof
US9028504B2 (en) * 2012-03-02 2015-05-12 A.M. Surgical, Inc. Endoscopic surgical blade and method of use thereof
US9259343B2 (en) 2012-07-06 2016-02-16 Newman Technologies LLC Device for mitigating plantar fasciitis
WO2014018044A1 (en) * 2012-07-26 2014-01-30 A.M. Surgical, Inc. Endoscopic surgical blade and method of use thereof
US9144433B2 (en) 2012-07-26 2015-09-29 A.M. Surgical, Inc. Endoscopic surgical blade and method of use thereof
US20140081659A1 (en) 2012-09-17 2014-03-20 Depuy Orthopaedics, Inc. Systems and methods for surgical and interventional planning, support, post-operative follow-up, and functional recovery tracking
CN105899153A (zh) 2013-09-27 2016-08-24 释放医疗股份有限公司 组织切开装置
US10448965B2 (en) 2014-11-12 2019-10-22 Manuel F. DaSilva Systems, methods, and devices for endoscopic nerve release
US11596430B2 (en) 2020-06-11 2023-03-07 A.M. Surgical, Inc. Endoscopic surgical instrument having a retractable cutting blade and surgical procedure using same

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE289184C (ja) *
DE15256C (de) * Dr. SCHILTZ in Cöln a. Rh Instrumentenapparat zur Incision von Verengerungen
US1880551A (en) * 1929-10-05 1932-10-04 Reinhold H Wappler Endoscope
US3789852A (en) * 1972-06-12 1974-02-05 S Kim Expandable trochar, especially for medical purposes
DE2601802C3 (de) * 1976-01-20 1979-02-08 Richard Wolf Gmbh, 7134 Knittlingen Instrumentarium zur Behandlung von Harnröhrenstrikturen
US4512344A (en) * 1982-05-12 1985-04-23 Barber Forest C Arthroscopic surgery dissecting apparatus
JPS5993513U (ja) * 1982-12-14 1984-06-25 オリンパス光学工業株式会社 経尿道的前立腺剥離器
US4499899A (en) * 1983-01-21 1985-02-19 Brimfield Precision, Inc. Fiber-optic illuminated microsurgical scissors
US4497320A (en) * 1983-02-14 1985-02-05 Rudolph Beaver, Inc. Surgical blade unit
US4610242A (en) * 1984-04-18 1986-09-09 Codman & Shurtleff, Inc. Endoscope insertion cannula assembly
US4766896A (en) * 1986-01-24 1988-08-30 Pao David S C Anterior capsulotomy procedures
US4723546A (en) * 1986-06-17 1988-02-09 Zagorski Joseph B Apparatus for arthroscopic surgery
JPS6349125A (ja) * 1986-08-16 1988-03-01 奥津 一郎 内視鏡用案内管
US4983179A (en) * 1986-12-30 1991-01-08 Smith & Nephew Dyonics Inc. Arthroscopic surgical instrument
US4834729A (en) * 1986-12-30 1989-05-30 Dyonics, Inc. Arthroscopic surgical instrument
US4962770A (en) * 1987-09-18 1990-10-16 John M. Agee Surgical method
US5089000A (en) * 1987-09-18 1992-02-18 John M. Agee Surgical method and instrument therefor
US4963147A (en) * 1987-09-18 1990-10-16 John M. Agee Surgical instrument
US4877026A (en) * 1988-07-22 1989-10-31 Microline Inc. Surgical apparatus
US4986825A (en) * 1988-10-11 1991-01-22 Concept, Inc. Surgical cutting instrument
US4923441A (en) * 1989-02-23 1990-05-08 Concept, Inc. Surgical cutting instrument with titanium nitride coating on an inner tubular member
US5061238A (en) * 1989-02-23 1991-10-29 Linvatec Corporation Surgical cutting instrument with titanium nitride coating on an inner tubular member
US5106364A (en) * 1989-07-07 1992-04-21 Kabushiki Kaisha Topcon Surgical cutter
CA2022069C (en) * 1989-08-15 2001-01-02 Daniel Shichman Trocar penetration depth indicator and guide tube positioning device
US4969450A (en) * 1990-01-25 1990-11-13 Smith & Nephew Dyonics, Inc. Videoarthroscope with one-handed control
US5007917A (en) * 1990-03-08 1991-04-16 Stryker Corporation Single blade cutter for arthroscopic surgery
US5029573A (en) * 1990-03-30 1991-07-09 Chow James C System for endoscopic surgery
AU652979B2 (en) * 1990-11-20 1994-09-15 Innerdyne, Inc. Tension guide and dilator
US5323765A (en) * 1991-12-03 1994-06-28 Brown Michael G Apparatus and method for endoscopic surgery
US5366465A (en) * 1992-12-07 1994-11-22 M. Ather Mirza Endoscopic surgical procedure and instrument for implementation thereof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012518488A (ja) * 2009-02-23 2012-08-16 マイクロエア サージカル インストゥルメンツ,インコーポレイティド 手根管開放又は組織切開用のプローブ

Also Published As

Publication number Publication date
DE69314140D1 (de) 1997-10-30
DE69314140T2 (de) 1998-01-15
EP0601537B1 (en) 1997-09-24
US5578051A (en) 1996-11-26
EP0601537A1 (en) 1994-06-15
ATE158488T1 (de) 1997-10-15
CA2110451A1 (en) 1994-06-08
US5366465A (en) 1994-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06277225A (ja) 内視鏡外科手術法及びそれを実施するための装置
US5273024A (en) Method and apparatus for performing endoscopic surgery
US5318582A (en) Cutting instrument for endoscopic surgery
US5323765A (en) Apparatus and method for endoscopic surgery
US5649946A (en) Carpal tunnel medical instrument
US5769865A (en) Instrument and method for transection of a ligament
US5968061A (en) Endoscopic surgical instrument for the implementation of endoscopic surgical procedures
US5957944A (en) Method for treatment of trigger finger
US8721527B2 (en) Endoscopic dissector
US5334214A (en) Apparatus and method for dividing transverse carpal ligament
US5613976A (en) Instrument for mesh cutting of the flexor retinaculum
US5480408A (en) Endoscopic surgical kit for release of trigger finger
WO1997009936A1 (en) Composite slotted cannula and dissector for the implementation of endoscopic surgical procedures
JP2000333964A (ja) 腱鞘・筋腱支帯切離用キット
US20220249080A1 (en) An endoscopic-release surgical retractor
EP1207793A1 (en) Flexor rectinaculum incision surgical device

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010306