JPH06276235A - Lan−wan接続装置の送信方法 - Google Patents
Lan−wan接続装置の送信方法Info
- Publication number
- JPH06276235A JPH06276235A JP5063687A JP6368793A JPH06276235A JP H06276235 A JPH06276235 A JP H06276235A JP 5063687 A JP5063687 A JP 5063687A JP 6368793 A JP6368793 A JP 6368793A JP H06276235 A JPH06276235 A JP H06276235A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- lan
- wan
- transmission
- transmitted
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- Pending
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 LAN−WAN接続装置において、高速のL
ANから比較的低速なWANへデータ送信時の輻輳制御
を実現させる。 【構成】 LANにおけるセグメント、ネットワーク、
サブネットワーク、ホストマシン又は使用プロトコルと
に分割して送信する分割送信手段13、14、15、1
6を備け、各分割送信手段ごとに保証すべき最低送信速
度を定め、各最低送信速度の比に応じて前記WANへ送
信するデータ量を分割送信手段に割り当てて送信する構
成である。
ANから比較的低速なWANへデータ送信時の輻輳制御
を実現させる。 【構成】 LANにおけるセグメント、ネットワーク、
サブネットワーク、ホストマシン又は使用プロトコルと
に分割して送信する分割送信手段13、14、15、1
6を備け、各分割送信手段ごとに保証すべき最低送信速
度を定め、各最低送信速度の比に応じて前記WANへ送
信するデータ量を分割送信手段に割り当てて送信する構
成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は公衆網を介して異なるL
AN同士を接続してデータを伝送するコンピュータネッ
トワーク等に利用するLAN−WAN接続装置の送信方
法に関する。
AN同士を接続してデータを伝送するコンピュータネッ
トワーク等に利用するLAN−WAN接続装置の送信方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィス、工場、研究所等のエリ
ア内において、コンピュータ同士を接続してデータ通信
を行うためにLAN(Local Area Netw
ork)が普及している。さらに、公衆網や専用回線を
介して接続された広域網LAN(以下「WAN(Wid
e Area Network)」という)との間で通
信を行うシステムが普及しつつある。LANとWANと
を接続するためにLAN−WAN接続装置が適用され
る。
ア内において、コンピュータ同士を接続してデータ通信
を行うためにLAN(Local Area Netw
ork)が普及している。さらに、公衆網や専用回線を
介して接続された広域網LAN(以下「WAN(Wid
e Area Network)」という)との間で通
信を行うシステムが普及しつつある。LANとWANと
を接続するためにLAN−WAN接続装置が適用され
る。
【0003】図2は従来のLAN−WAN接続装置を適
用したシステムの構成を示している。図2において、1
はLAN側インターフェースであり、2はWAN側イン
ターフェースであり、3は送信データ格納用のバッファ
メモリである。
用したシステムの構成を示している。図2において、1
はLAN側インターフェースであり、2はWAN側イン
ターフェースであり、3は送信データ格納用のバッファ
メモリである。
【0004】次に上記従来例のデータ送信方法の動作に
ついて説明する。図2において、LAN側インターフェ
ース1でデータが受信されるとデータはバッファメモリ
3に一時格納され、図示せぬ中央処理部がWAN側へ送
信すべきデータであるか否かを判断する。WAN側へ送
信すべきデータであると判別すると、バッファメモリ3
から取り出してWAN側インターフェース2より送信を
行う。
ついて説明する。図2において、LAN側インターフェ
ース1でデータが受信されるとデータはバッファメモリ
3に一時格納され、図示せぬ中央処理部がWAN側へ送
信すべきデータであるか否かを判断する。WAN側へ送
信すべきデータであると判別すると、バッファメモリ3
から取り出してWAN側インターフェース2より送信を
行う。
【0005】このように、上記従来のLAN−WAN接
続装置の送信方法でもWANを経由して、LANデータ
を送信することが可能であった。
続装置の送信方法でもWANを経由して、LANデータ
を送信することが可能であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のLAN−WAN接続装置の送信方法では、高速で到
達するLANからの受信データを、LANに比べるとは
るかに低速であるWANへ送信するため、WANへのデ
ータの到達率がWANの転送速度を超えると、バッファ
メモリ3に格納しきれないデータについてはこれを廃棄
しなくてはならなかった。廃棄データをできるだけ少な
くするためにはバッファメモリの容量を大きくする必要
があり、これは装置のコストアップの要因となる。ま
た、バッファメモリの容量を大きくするのも限界があ
り、大量の受信データの到達があった場合にはデータの
廃棄が行われることになり、LANからWANを使用す
るユーザにとって、通信が保障することができないとい
う問題点があった。
来のLAN−WAN接続装置の送信方法では、高速で到
達するLANからの受信データを、LANに比べるとは
るかに低速であるWANへ送信するため、WANへのデ
ータの到達率がWANの転送速度を超えると、バッファ
メモリ3に格納しきれないデータについてはこれを廃棄
しなくてはならなかった。廃棄データをできるだけ少な
くするためにはバッファメモリの容量を大きくする必要
があり、これは装置のコストアップの要因となる。ま
た、バッファメモリの容量を大きくするのも限界があ
り、大量の受信データの到達があった場合にはデータの
廃棄が行われることになり、LANからWANを使用す
るユーザにとって、通信が保障することができないとい
う問題点があった。
【0007】本発明はこのような従来の問題点を解決す
るものであり、LANからWANへのデータの輻輳時に
もLAN側からデータを送信するユーザに対して、設定
値以上の送信レートを保障することができる優れたLA
N−WAN接続装置の方式を提供することを目的とする
ものである。
るものであり、LANからWANへのデータの輻輳時に
もLAN側からデータを送信するユーザに対して、設定
値以上の送信レートを保障することができる優れたLA
N−WAN接続装置の方式を提供することを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、LANおよび公衆網を介して接続された他
のLANであるWANを接続するLAN−WAN接続装
置の送信方法であって、前記LANにおけるセグメン
ト、ネットワーク、サブネットワーク、ホストマシン又
は使用プロトコルごとに分割して送信する分割送信手段
を備け、各分割送信手段ごとに保証すべき最低送信速度
を定め、各最低送信速度の比に応じて前記WANへ送信
するデータ量を分割送信手段に割り当てて送信すること
を特徴とする。
するために、LANおよび公衆網を介して接続された他
のLANであるWANを接続するLAN−WAN接続装
置の送信方法であって、前記LANにおけるセグメン
ト、ネットワーク、サブネットワーク、ホストマシン又
は使用プロトコルごとに分割して送信する分割送信手段
を備け、各分割送信手段ごとに保証すべき最低送信速度
を定め、各最低送信速度の比に応じて前記WANへ送信
するデータ量を分割送信手段に割り当てて送信すること
を特徴とする。
【0009】
【作用】従って本発明は、送信データを分割して保証可
能な最低送信速度で送信することにより、LANからW
ANへのデータ送信における輻輳時にも、データを送信
するユーザに対して設定値以上の送信レートを保障する
ことができる。
能な最低送信速度で送信することにより、LANからW
ANへのデータ送信における輻輳時にも、データを送信
するユーザに対して設定値以上の送信レートを保障する
ことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明のLAN−WAN接続装置の送
信方法の実施について、一般的な実施例について説明
し、さらにその具体的な場合について説明する。
信方法の実施について、一般的な実施例について説明
し、さらにその具体的な場合について説明する。
【0011】WAN側への送信レートをセグメントご
と、もしくは(サブ)ネットワークごと、もしくは、ホ
ストマシンごと、もしくは、プロトコルごとに、いくつ
かに分割しそれぞれの帯域を割り当て、それを保証した
い最低の送信レートとする。
と、もしくは(サブ)ネットワークごと、もしくは、ホ
ストマシンごと、もしくは、プロトコルごとに、いくつ
かに分割しそれぞれの帯域を割り当て、それを保証した
い最低の送信レートとする。
【0012】ここでは、仮に、データの送信元の所属す
る各セグメントごとに最低送信レートを設定するものと
する。
る各セグメントごとに最低送信レートを設定するものと
する。
【0013】輻輳時において、LAN−WAN接続装置
はある一定時間毎に送信を行わせる。この時間間隔は接
続装置が接続しているWANの転送能力に依存する。転
送速度をVbps(bit/sec)、送信間隔をT0
秒とすればこの接続装置は、T0秒毎にV×T0ビット
のデータを送信することになる。
はある一定時間毎に送信を行わせる。この時間間隔は接
続装置が接続しているWANの転送能力に依存する。転
送速度をVbps(bit/sec)、送信間隔をT0
秒とすればこの接続装置は、T0秒毎にV×T0ビット
のデータを送信することになる。
【0014】ここで、各セグメントからWANへの最低
送信レートを、セグメントs1、s2、…snに対し
て、c1、c2、…cn(bit/sec)とする。当
然、 V=c1+c2+c3+…cn=Σci である。
送信レートを、セグメントs1、s2、…snに対し
て、c1、c2、…cn(bit/sec)とする。当
然、 V=c1+c2+c3+…cn=Σci である。
【0015】WANへの送信データは、送信時刻Δk-
1、Δk の間にそれぞれの送信キューq1、q2、…q
nへ入れられる。(Δk −Δk-1=T0)Δk の時の各
キューの送信データ量を11、12…1nとする。これ
は、キュー内のデータのサイズの和すなわちΣ1i(i
=1、2…n)である。
1、Δk の間にそれぞれの送信キューq1、q2、…q
nへ入れられる。(Δk −Δk-1=T0)Δk の時の各
キューの送信データ量を11、12…1nとする。これ
は、キュー内のデータのサイズの和すなわちΣ1i(i
=1、2…n)である。
【0016】ここで、 Σ1i≦V×T0 ならば、すべて送信である。
【0017】Σ1i>V×T0 なるときは、セグメント(si)の各キューの長さにつ
いてチェックを行う。
いてチェックを行う。
【0018】1i≦ci/T0 ならば、このキュー(qi)内のデータは、全てWAN
へ送信される。
へ送信される。
【0019】1i>ci/T0 ならば、ci/T0(ビット)だけWANへ送信し、残
りの1i−ci/T0ビットのデータはキューに残る。
Δk における送信可能データは、まだ、 1i≦ci/T0 なるセグメントについての和 Σ(ci/T0−1i) だけ送信可能である。この接続装置では、キュー内に残
ったデータをこの分だけ送信する。
りの1i−ci/T0ビットのデータはキューに残る。
Δk における送信可能データは、まだ、 1i≦ci/T0 なるセグメントについての和 Σ(ci/T0−1i) だけ送信可能である。この接続装置では、キュー内に残
ったデータをこの分だけ送信する。
【0020】結局、Δk における送信で、キュー内に
は、 Σci−V×T0 だけデータが残ったことになる。
は、 Σci−V×T0 だけデータが残ったことになる。
【0021】この接続装置も従来の接続装置の様にバッ
ファリング用のメモリを持っているが、その容量は、や
はり有限である。
ファリング用のメモリを持っているが、その容量は、や
はり有限である。
【0022】このメモリの容量をB(ビット)とすると
Δk 時にWANへ送信の後、 Σci−V×T0≦B ならば、このΔk 時に送信できなかったこのデータは、
各セグメントのキュー内に残す。
Δk 時にWANへ送信の後、 Σci−V×T0≦B ならば、このΔk 時に送信できなかったこのデータは、
各セグメントのキュー内に残す。
【0023】Σci−V×T0>B ならば、 (Σci−V×T0)−B だけ、キューからデータを廃棄する。
【0024】この動作を、T0秒後の送信時(Δk+1)
にまた、繰り返す。これにより、各セグメントの最低送
信レートは、常に保証、バッファリング用のメモリも最
大限に利用される。
にまた、繰り返す。これにより、各セグメントの最低送
信レートは、常に保証、バッファリング用のメモリも最
大限に利用される。
【0025】次に、プロトコルごとに分割してそれぞれ
の帯域を割り当て、最低の送信レートを保証した場合の
具体例について説明する。
の帯域を割り当て、最低の送信レートを保証した場合の
具体例について説明する。
【0026】図1は、本発明の送信方法のLAN−WA
N接続装置を適用した実施例のシステムの構成を示すも
のである。図1において、11は接続LANの伝送速度
が10MbpsのイーサネットとのLAN側インターフ
ェースであり、12は接続されているWANの伝送速度
が1.5MbpsのINS1500とのWAN側インタ
ーフェースである。さらに、このLAN−WAN接続装
置の内部には、異なる複数の通信プロトコルの接続手段
13ないし16が設けられている。13はコンピュータ
・ベンダに依存しないTCP(Transmissio
n Control Protocol)の送信キュ
ー、14はTCPを補助するUDP(User Dat
agram Protocol)の送信キュー、15は
IPX(Internet Protocol X)の
送信キュー、16はその他のプロトコル送信キューであ
る。すなわち図1に示すLAN−WAN接続装置は、1
0Mbpsのイーサネットと1.5MbpsのINS1
500とを接続するLAN−WAN接続装置となる。
N接続装置を適用した実施例のシステムの構成を示すも
のである。図1において、11は接続LANの伝送速度
が10MbpsのイーサネットとのLAN側インターフ
ェースであり、12は接続されているWANの伝送速度
が1.5MbpsのINS1500とのWAN側インタ
ーフェースである。さらに、このLAN−WAN接続装
置の内部には、異なる複数の通信プロトコルの接続手段
13ないし16が設けられている。13はコンピュータ
・ベンダに依存しないTCP(Transmissio
n Control Protocol)の送信キュ
ー、14はTCPを補助するUDP(User Dat
agram Protocol)の送信キュー、15は
IPX(Internet Protocol X)の
送信キュー、16はその他のプロトコル送信キューであ
る。すなわち図1に示すLAN−WAN接続装置は、1
0Mbpsのイーサネットと1.5MbpsのINS1
500とを接続するLAN−WAN接続装置となる。
【0027】転送速度を比較するとWANからLANへ
のデータはそのまま送信することができるが、LANか
らWANへの送信は受信データをそのままWANへ送信
できない可能性がある。ここでは、プロトコルによって
最低のレートを保証する様に設定を行う。例えば、TC
P、UDP、IPXその他のプロトコルデータについ
て、1.0Mbps、0.1Mbps、0.2Mbp
s、0.2Mbpsとする。従って各プロトコルの送信
速度比は、10:1:2:2となる。LAN−WAN接
続装置の輻輳時のWANへの送信間隔Tを0.05秒に
すると、1回の送信でWANへは以下のデータ量が送信
される。 1.5Mbit×0.05秒=75kbit=9.37
5kbyte 従って、各プロトコルに割り当てられたデータ量は上記
送信速度比により以下のようになる。 TCP:50kbit(=6.25kbyte) UDP: 5kbit(=0.625kbyte) IPX:10kbit(=1.25kbyte) その他:10kbit(=1.25kbyte) また、送信後にキューに残せるデータ量を20kbit
とする。
のデータはそのまま送信することができるが、LANか
らWANへの送信は受信データをそのままWANへ送信
できない可能性がある。ここでは、プロトコルによって
最低のレートを保証する様に設定を行う。例えば、TC
P、UDP、IPXその他のプロトコルデータについ
て、1.0Mbps、0.1Mbps、0.2Mbp
s、0.2Mbpsとする。従って各プロトコルの送信
速度比は、10:1:2:2となる。LAN−WAN接
続装置の輻輳時のWANへの送信間隔Tを0.05秒に
すると、1回の送信でWANへは以下のデータ量が送信
される。 1.5Mbit×0.05秒=75kbit=9.37
5kbyte 従って、各プロトコルに割り当てられたデータ量は上記
送信速度比により以下のようになる。 TCP:50kbit(=6.25kbyte) UDP: 5kbit(=0.625kbyte) IPX:10kbit(=1.25kbyte) その他:10kbit(=1.25kbyte) また、送信後にキューに残せるデータ量を20kbit
とする。
【0028】送信時、各プロトコルのもつ送信キュー1
3、14、15、16が以下のようになっていたとす
る。 TCP:80kbit UDP: 1kbit IPX:20kbit その他: 5kbit 各プロトコルに割り当てられたデータ量はその送信が保
障されているので、送信は各キューから以下のように行
われる。 TCP:50kbit UDP: 1kbit IPX:10kbit その他: 5kbit 従って、各プロトコルの送信データの合計は66kbi
tであるので、送信可能データ量75kbitに対して
まだ、9kbitの送信余裕を有すことになる。従っ
て、TCP、IPXの送信がそれぞれ6kbit、3k
bit行われて結局、各プロトコルの送信キューに残る
データは以下のようになる。 TCP:24kbit UDP: 0kbit IPX: 7kbit その他: 0kbit その結果、キューに残ったデータ量は31kbitとな
り、送信後にキューに残せる20kbitを差し引い
て、 31−20=11kbit のデータが廃棄されることになる。従って、各プロトコ
ルの送信キューは以下のようになってこの処理を終え
る。 TCP:10kbit UDP: 0kbit IPX:10kbit その他: 0kbit このように上記実施例によれば、各プロトコルに対して
最低の送信レートを保障することにより、送信量は僅か
だがネットワーク管理の上で意味を持つデータを確実に
送信することができるという利点を有する。また、上記
実施例によれば、過剰データを全て廃棄するわけではな
いので効果的にバッファリングできるという効果を有す
る。
3、14、15、16が以下のようになっていたとす
る。 TCP:80kbit UDP: 1kbit IPX:20kbit その他: 5kbit 各プロトコルに割り当てられたデータ量はその送信が保
障されているので、送信は各キューから以下のように行
われる。 TCP:50kbit UDP: 1kbit IPX:10kbit その他: 5kbit 従って、各プロトコルの送信データの合計は66kbi
tであるので、送信可能データ量75kbitに対して
まだ、9kbitの送信余裕を有すことになる。従っ
て、TCP、IPXの送信がそれぞれ6kbit、3k
bit行われて結局、各プロトコルの送信キューに残る
データは以下のようになる。 TCP:24kbit UDP: 0kbit IPX: 7kbit その他: 0kbit その結果、キューに残ったデータ量は31kbitとな
り、送信後にキューに残せる20kbitを差し引い
て、 31−20=11kbit のデータが廃棄されることになる。従って、各プロトコ
ルの送信キューは以下のようになってこの処理を終え
る。 TCP:10kbit UDP: 0kbit IPX:10kbit その他: 0kbit このように上記実施例によれば、各プロトコルに対して
最低の送信レートを保障することにより、送信量は僅か
だがネットワーク管理の上で意味を持つデータを確実に
送信することができるという利点を有する。また、上記
実施例によれば、過剰データを全て廃棄するわけではな
いので効果的にバッファリングできるという効果を有す
る。
【0029】なお、上記の実施例では、プロトコルによ
って帯域を分けているが、(サブ)ネットワークごと帯
域を分割することを考えれば、各ネットワーク利用者に
対して、有効に課金する事ができるという効果を得るこ
とができる。
って帯域を分けているが、(サブ)ネットワークごと帯
域を分割することを考えれば、各ネットワーク利用者に
対して、有効に課金する事ができるという効果を得るこ
とができる。
【0030】この場合にはホストマシンを指定しても良
い。この場合は統計をとることによって、WAN利用の
将来的な計画の指針を得ることができる。
い。この場合は統計をとることによって、WAN利用の
将来的な計画の指針を得ることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、設定したデータタイプ(送信元のセグメント、プロ
トコル、(サブ)ネットワーク、ホストマシン)により
WANへの送信レートの最低値を指定してそれを保障す
るものであり、LAN側からWANを有効に利用できる
という利点を有する。
に、設定したデータタイプ(送信元のセグメント、プロ
トコル、(サブ)ネットワーク、ホストマシン)により
WANへの送信レートの最低値を指定してそれを保障す
るものであり、LAN側からWANを有効に利用できる
という利点を有する。
【0032】すなわち、ネットワークの利用状況、情報
システムとしての特徴により、このデータタイプと送信
レートの最低値を設定することにより、ネットワークの
輻輳時にも、それぞれのネットワークのサブシステムは
シミュレーション通りのトラヒックが保障され、このL
AN−WAN接続装置の各利用者(サブシステム運用
者)に対する課金も妥当なものとなる。
システムとしての特徴により、このデータタイプと送信
レートの最低値を設定することにより、ネットワークの
輻輳時にも、それぞれのネットワークのサブシステムは
シミュレーション通りのトラヒックが保障され、このL
AN−WAN接続装置の各利用者(サブシステム運用
者)に対する課金も妥当なものとなる。
【図1】本発明の送信方法のLAN−WAN接続装置を
適用した実施例のシステムの構成を示す図
適用した実施例のシステムの構成を示す図
【図2】従来のLAN−WAN接続装置を適用したシス
テムの構成を示す図
テムの構成を示す図
11 LAN側インターフェース 12 WAN側インターフェース 13 TCP送信キュー(分割送信手段) 14 UDP送信キュー(分割送信手段) 15 IPX送信キュー(分割送信手段) 16 その他の送信キュー(分割送信手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 LAN及び公衆網を介して接続された他
のLANであるWANを接続するLAN−WAN接続装
置の送信方法であって、 前記LANにおけるセグメント、ネットワーク、サブネ
ットワーク、ホストマシン又は使用プロトコルごとに分
割して送信する分割送信手段を備け、 各分割送信手段ごとに保証すべき最低送信速度を定め、
各最低送信速度の比に応じて前記WANへ送信するデー
タ量を分割送信手段に割り当てて送信することを特徴と
するLAN−WAN接続装置の送信方法。 - 【請求項2】 前記LANから前記WANに送信すべき
データ量が前記分割送信手段の各々に割り当てたデータ
量の合計よりも大なるときは、前記WANに送信可能な
最大送信速度で送信することを特徴とする請求項1記載
のLAN−WAN接続装置の送信方法。 - 【請求項3】 所定時間内に前記LANから受信するデ
ータ量が前記WANに送信可能なデータ量より大なると
きは、前記受信データ量から前記送信可能なデータ量を
差し引いた残余データの内格納できる最大データ量を超
過したデータを廃棄することを特徴とする請求項1記載
のLAN−WAN接続装置の送信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5063687A JPH06276235A (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | Lan−wan接続装置の送信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5063687A JPH06276235A (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | Lan−wan接続装置の送信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06276235A true JPH06276235A (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=13236542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5063687A Pending JPH06276235A (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | Lan−wan接続装置の送信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06276235A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002060130A1 (fr) * | 2001-01-23 | 2002-08-01 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif et procede de communication de donnees |
KR100674329B1 (ko) * | 2000-12-30 | 2007-01-24 | 주식회사 케이티 | 전송 제어 프로토콜/인터넷 프로토콜 네트웍에서 라우터의폭주 제어방법 |
-
1993
- 1993-03-23 JP JP5063687A patent/JPH06276235A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100674329B1 (ko) * | 2000-12-30 | 2007-01-24 | 주식회사 케이티 | 전송 제어 프로토콜/인터넷 프로토콜 네트웍에서 라우터의폭주 제어방법 |
WO2002060130A1 (fr) * | 2001-01-23 | 2002-08-01 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif et procede de communication de donnees |
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