JPH06275252A - 群電池および電池の接続機構 - Google Patents
群電池および電池の接続機構Info
- Publication number
- JPH06275252A JPH06275252A JP5089395A JP8939593A JPH06275252A JP H06275252 A JPH06275252 A JP H06275252A JP 5089395 A JP5089395 A JP 5089395A JP 8939593 A JP8939593 A JP 8939593A JP H06275252 A JPH06275252 A JP H06275252A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- bus bar
- nut
- nuts
- terminals
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ネジをきった端子を備えた電池が、該端子に装
着されたブスバーにより複数個接続されて成る群電池に
おいて、ナットとブスバー間の接触抵抗が大きくなると
いう問題を防止し、大出力放電に耐える群電池を提供す
る。 【構成】端子にはブスバーの装着位置の上部と下部にナ
ットが装着されている。ブスバーは上部のナットと下部
のナットにより締め付け固定されている。電池蓋と下部
のナットとの間にはゴムパッキンが設置されている。
着されたブスバーにより複数個接続されて成る群電池に
おいて、ナットとブスバー間の接触抵抗が大きくなると
いう問題を防止し、大出力放電に耐える群電池を提供す
る。 【構成】端子にはブスバーの装着位置の上部と下部にナ
ットが装着されている。ブスバーは上部のナットと下部
のナットにより締め付け固定されている。電池蓋と下部
のナットとの間にはゴムパッキンが設置されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸化銀−亜鉛電池、ニ
ッケルーカドミニウム電池等の高電流放電が可能な電池
に関し、端子にネジを備えた電池の接続に関するもので
ある。
ッケルーカドミニウム電池等の高電流放電が可能な電池
に関し、端子にネジを備えた電池の接続に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】酸化銀−亜鉛電池、ニッケルーカドミニ
ウム電池等の高電流放電が可能な電池は、その性能を発
揮するために、出力端子として、銅・ニッケル・銀等の
抵抗が小さい材料が用いられる。
ウム電池等の高電流放電が可能な電池は、その性能を発
揮するために、出力端子として、銅・ニッケル・銀等の
抵抗が小さい材料が用いられる。
【0003】端子から出力を取り出す方策としては、図
2に示すように、端子1にネジをきり、ブスバー2と呼
ぶ接続板を端子1にはめ込んで、ナット3で締め込み固
定している。ブスバーの材質は端子同様、銅・ニッケル
・銀等の抵抗が小さな材料が用いられている。
2に示すように、端子1にネジをきり、ブスバー2と呼
ぶ接続板を端子1にはめ込んで、ナット3で締め込み固
定している。ブスバーの材質は端子同様、銅・ニッケル
・銀等の抵抗が小さな材料が用いられている。
【0004】通常、このような電池を必要な数だけ並列
ないしは直列に接続して群電池として機器に組み込み、
必要な電力を取り出すので、その配列に応じてブスバー
を順次電池の端子に接続し、端に位置する電池の端子を
電線等により、コネクタに接続している。ブスバーには
2カ所の穴を設置し、各々電池の端子にはめ込むように
なっている。
ないしは直列に接続して群電池として機器に組み込み、
必要な電力を取り出すので、その配列に応じてブスバー
を順次電池の端子に接続し、端に位置する電池の端子を
電線等により、コネクタに接続している。ブスバーには
2カ所の穴を設置し、各々電池の端子にはめ込むように
なっている。
【0005】電池が二次電池の場合、ブスバーおよび端
子を通して充電できるが、充放電の繰り返しにより若干
膨れたりするので、ブスバーの穴は端子径の大きさより
も大きいめに設定しており、ブスバーと端子とを密着さ
せることができない。
子を通して充電できるが、充放電の繰り返しにより若干
膨れたりするので、ブスバーの穴は端子径の大きさより
も大きいめに設定しており、ブスバーと端子とを密着さ
せることができない。
【0006】従って、電池の出力の経路は、極板の化学
反応により生じた電力を端子、ナット、ブスバーの順に
電池外部に導くものとなる。
反応により生じた電力を端子、ナット、ブスバーの順に
電池外部に導くものとなる。
【0007】この経路において、抵抗を少しでも小さく
するために、ナットの締め付けを充分強くにおこなった
り、前述のように端子・ブスバーの材質の選定を慎重に
したり、電池の出力の経路を短くしたり、電池の出力の
経路を充分な断面積をもたせたりしている。
するために、ナットの締め付けを充分強くにおこなった
り、前述のように端子・ブスバーの材質の選定を慎重に
したり、電池の出力の経路を短くしたり、電池の出力の
経路を充分な断面積をもたせたりしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな抵抗を小さくする方法のうちナットの締め付けに関
しては、締め付けを強くすると、電池蓋にクラックが発
生して破損したり、放電の進行にともない固有の抵抗に
より発熱し、端子が膨張してナットとブスバーが浮き上
がりナットとブスバー間の接触抵抗が大きくなるとい
う、問題があった。
うな抵抗を小さくする方法のうちナットの締め付けに関
しては、締め付けを強くすると、電池蓋にクラックが発
生して破損したり、放電の進行にともない固有の抵抗に
より発熱し、端子が膨張してナットとブスバーが浮き上
がりナットとブスバー間の接触抵抗が大きくなるとい
う、問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような出
力取り出し用として、ネジをきった端子を備えた電池を
接続についてのものであり、ブスバーの上下にナットを
設置し、ブスバーをこの上下のナットで締め付け、かつ
電池蓋とナットの間にゴムパッキンを設置することによ
り、前記問題点を解決する。
力取り出し用として、ネジをきった端子を備えた電池を
接続についてのものであり、ブスバーの上下にナットを
設置し、ブスバーをこの上下のナットで締め付け、かつ
電池蓋とナットの間にゴムパッキンを設置することによ
り、前記問題点を解決する。
【0010】
【作用】ナットを強く締め付けても、新たに設置したブ
スバーの下部のナットがトルクを吸収するので、電池の
蓋を破損することがなく、また放電時端子が膨張した場
合ブスバーの下部のナットは電池蓋に固定されておらず
端子の膨張に応じて動くので、ナットとブスバー間が浮
き上がらずに、接触抵抗の増加を防ぐことができる。
スバーの下部のナットがトルクを吸収するので、電池の
蓋を破損することがなく、また放電時端子が膨張した場
合ブスバーの下部のナットは電池蓋に固定されておらず
端子の膨張に応じて動くので、ナットとブスバー間が浮
き上がらずに、接触抵抗の増加を防ぐことができる。
【0011】また、ゴムパッキンは下部ナットのトルク
を吸収する。
を吸収する。
【0012】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1に示す。
【0013】同図において、1は端子、2はブスバー、
3aは上部ナット、3aは下部ナット、4はゴムパッキ
ン、5は電池蓋であり、従来の電池に比べゴムパッキン
4と下部ナット3bを追加している。
3aは上部ナット、3aは下部ナット、4はゴムパッキ
ン、5は電池蓋であり、従来の電池に比べゴムパッキン
4と下部ナット3bを追加している。
【0014】製造方法は、電池蓋5上の端子部1にゴム
パッキン4、下部ナット3bを挿入し、続いてブスバー
2、上部ナット3aを挿入し、上部ナット3aを締め付
るもので、製造上大きな工数増にならない。
パッキン4、下部ナット3bを挿入し、続いてブスバー
2、上部ナット3aを挿入し、上部ナット3aを締め付
るもので、製造上大きな工数増にならない。
【0015】又、ゴムパッキン4は下部ナット3bのト
ルクを吸収しているのでブスバー2の固定において電池
蓋5に荷重がかからない。ゴムパッキン4の材質として
は、使用する電解液(例えば、水酸化カリウム)が付着
しても機能をそこなわないように耐薬品性(例えば、耐
アルカリ性)が強く、かつ弾力性のある、シリコンゴ
ム、テフロンゴム、その他合成ゴムを使用することがで
きる。
ルクを吸収しているのでブスバー2の固定において電池
蓋5に荷重がかからない。ゴムパッキン4の材質として
は、使用する電解液(例えば、水酸化カリウム)が付着
しても機能をそこなわないように耐薬品性(例えば、耐
アルカリ性)が強く、かつ弾力性のある、シリコンゴ
ム、テフロンゴム、その他合成ゴムを使用することがで
きる。
【0016】従来の電池と本発明による電池について端
子部1に電流を印加したところ、従来構成の電池は 800
A、5分の試験において接触抵抗大となり、同時にはげ
しく子部1の温度が上昇し放電不可能となった。
子部1に電流を印加したところ、従来構成の電池は 800
A、5分の試験において接触抵抗大となり、同時にはげ
しく子部1の温度が上昇し放電不可能となった。
【0017】これに対して、本発明による電池では問題
なく放電することができた。
なく放電することができた。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、ナットとブスバー間の
接触抵抗が大きくなるという問題を確実に防止し、大出
力放電に耐える電池を供給することができる。
接触抵抗が大きくなるという問題を確実に防止し、大出
力放電に耐える電池を供給することができる。
【図1】本発明の一実施例による電池の端子部付近を示
した図。
した図。
【図2】従来の電池において、端子から出力を取り出す
方策を示した図。
方策を示した図。
1 端子 2 ブスバー 3a 上部ナット 3b 下部ナット 4 ゴムパッキン 5 電池蓋
Claims (2)
- 【請求項1】ネジをきった端子を備えた電池が、該端子
に装着されたブスバーにより複数個接続されて成る群電
池であって、 該端子にはブスバーの装着位置の上部と下部にナットが
装着されており、 ブスバーは上部のナットと下部のナットにより締め付け
固定されており、 電池蓋と下部のナットとの間にはゴムパッキンが設置さ
れていることを特徴とする群電池。 - 【請求項2】ネジをきった端子を備えた電池の接続機構
であって、 該端子にはブスバーが装着されており、該端子のブスバ
ー装着位置の上部と下部にはナットが装着されており、 ブスバーは上部のナットと下部のナットにより締め付け
固定されており、 電池蓋と下部のナットとの間にはゴムパッキンが設置さ
れていることを特徴とする電池の接続機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5089395A JPH0734362B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 群電池および電池の接続機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5089395A JPH0734362B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 群電池および電池の接続機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06275252A true JPH06275252A (ja) | 1994-09-30 |
JPH0734362B2 JPH0734362B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=13969469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5089395A Expired - Fee Related JPH0734362B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 群電池および電池の接続機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0734362B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110117420A1 (en) * | 2009-11-19 | 2011-05-19 | Sung-Bae Kim | Bus bar and battery module including the same |
KR101256064B1 (ko) * | 2006-07-07 | 2013-04-18 | 삼성에스디아이 주식회사 | 돌기가 형성된 너트를 갖는 전지 모듈 |
JP2014143154A (ja) * | 2013-01-25 | 2014-08-07 | Toyota Industries Corp | 蓄電モジュール |
-
1993
- 1993-03-23 JP JP5089395A patent/JPH0734362B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101256064B1 (ko) * | 2006-07-07 | 2013-04-18 | 삼성에스디아이 주식회사 | 돌기가 형성된 너트를 갖는 전지 모듈 |
US20110117420A1 (en) * | 2009-11-19 | 2011-05-19 | Sung-Bae Kim | Bus bar and battery module including the same |
JP2014143154A (ja) * | 2013-01-25 | 2014-08-07 | Toyota Industries Corp | 蓄電モジュール |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0734362B2 (ja) | 1995-04-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2297738C (en) | Solid-state energy storage module employing integrated interconnect board | |
US5378552A (en) | Modular battery system comprising individual interconnected modules | |
JP3572793B2 (ja) | 電池パックおよび該電池パックの製造方法 | |
KR101108180B1 (ko) | 대용량 배터리 팩과 대용량 배터리 팩의 조립체 | |
US20060051665A1 (en) | Electrochemical cell presenting two current output terminals on a wall of its container | |
US7466103B2 (en) | Battery module | |
JP2007188787A (ja) | ボルト式端子付き密閉型二次電池とこれを用いた組電池 | |
US20050140334A1 (en) | Power supply apparatus | |
JP2001006644A (ja) | 組電池 | |
JPH09163615A (ja) | 直列に接続された複数のセル、特にリチウムイオンセルを備えたバッテリ | |
JPH06275252A (ja) | 群電池および電池の接続機構 | |
EP1418637A3 (en) | Solid-oxide fuel cell assembly having simplified arrangement of current collectors | |
JP2009187677A (ja) | 燃料電池におけるコネクタ接続方法およびセル電圧測定用コネクタ | |
JP2010003546A (ja) | 電池パック | |
JP2001006639A (ja) | リチウムイオン二次電池パック | |
JPH05307950A (ja) | 組電池 | |
WO2019085456A1 (zh) | 充电连接器,充电装置以及套件和充电方法 | |
US3250645A (en) | Annular electric cell having central apparatus space | |
JPH1050284A (ja) | 電池用の端子ケース | |
JP3190854B2 (ja) | 充電器 | |
Migliaro | Considerations for selecting and sizing batteries | |
JP3060843B2 (ja) | 電池パック | |
US3762958A (en) | Electrical accumulator cell or accumulator battery | |
JPH0973891A (ja) | 電極接続用シャント線 | |
KR100319112B1 (ko) | 이차 전지 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |