JPH06274804A - カートリッジ式ディスク装置 - Google Patents

カートリッジ式ディスク装置

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Publication number
JPH06274804A
JPH06274804A JP8943293A JP8943293A JPH06274804A JP H06274804 A JPH06274804 A JP H06274804A JP 8943293 A JP8943293 A JP 8943293A JP 8943293 A JP8943293 A JP 8943293A JP H06274804 A JPH06274804 A JP H06274804A
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cartridge
slider
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holder
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JP8943293A
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Inventor
Hiroyuki Hasegawa
裕之 長谷川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カートリッジホルダーの昇降量に依存させる
ことなく、磁界ヘッドを独立して昇降させることができ
るようにすること。 【構成】 カートリッジホルダーの天板29aに上に取
り付けた磁界ヘッドスライダー93をその天板29a上
でスライドさせることにより、磁気ヘッドスライダー9
3の傾斜ガイド100と天板29a上に上下に回転自在
に取りつけた磁気ヘッドホルダー84の従動ピン101
とによって磁気ヘッドホルダー84を上下に回転駆動し
て、磁界ヘッド35を天板29aの上下に昇降すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD−ROM等の光磁
気ディスクを用いるカートリッジ式ディスク装置に関
し、特に、磁界ヘッドのローディングに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、CD−ROM等の光磁気ディ
スクを用いるカートリッジ式ディスク装置では、ディス
クカートリッジをカートリッジホルダー内に挿入した
後、カートリッジホルダーを挿入位置から装着位置へ平
行に下降させて、ディスクカートリッジ内の光磁気ディ
スクをディスクテーブル上にローディングして、その光
磁気ディスクの下面を光学ピックアップ上に近接させる
と共に、光磁気ディスクの記録時における磁界反転用の
外部磁界である磁界ヘッドをカートリッジホルダー外か
らディスクカートリッジ内に上方から挿入して、その磁
界ヘッドを光磁気ディスクの上面に近接させるようにロ
ーディングしている。
【0003】そして、従来は、カートリッジホルダーの
上部位置でシャーシに回転自在に取り付けた磁界ヘッド
ホルダーで磁界ヘッドを昇降自在に保持し、挿入位置と
装着位置との間で昇降されるカートリッジホルダーに追
従させるようにして、磁界ヘッドホルダーを昇降駆動す
るように構成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来は磁界ヘ
ッドの昇降量がカートリッジホルダーの昇降量に依存さ
れるため、設計の自由度が小さかった。また、カートリ
ッジホルダーの上部空間内での磁界ヘッドホルダーの可
動スペースが大きくなるために、ディスク装置の小型化
が困難であると言う問題があった。
【0005】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、カートリッジホルダーの昇降量に
依存させることなく、磁界ヘッドを独立して昇降させる
ことができるカートリッジ式ディスク装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のカートリッジ式ディスク装置は、ディスク
カートリッジの挿入位置と装着位置との間で往復動され
るカートリッジホルダーと、上記カートリッジホルダー
の天板に形成された開口を通してカートリッジホルダー
外とカートリッジホルダー内との間で出入り自在に構成
された磁界ヘッドとを備え、上記ディスクホルダーによ
って上記ディスクカートリッジを上記挿入位置から上記
装着位置へ移動させた時に、上記磁界ヘッドを上記カー
トリッジホルダー内に挿入させるように構成したカート
リッジ式ディスク装置において、上記カートリッジホル
ダーの天板に取り付けられて、このカートリッジホルダ
ーの往復動方向に対する直交方向にスライドされること
により、上記磁界ヘッドを上記カートリッジホルダー外
とカートリッジホルダー内のディスクカートリッジ内と
の間で出し入れ制御する磁界ヘッドスライダーを設けた
ものである。この際、上記カートリッジホルダーの往復
動方向に対する直交方向にスライドされて上記カートリ
ッジホルダーを上記挿入位置と装着位置との間で往復駆
動するメインスライダーを設け、上記磁界ヘッドスライ
ダーを上記メインスライダーに係合させて、上記メイン
スライダーと上記カートリッジホルダーとの相対移動に
より上記磁界ヘッドスライダーを上記カートリッジホル
ダーに対してスライド駆動すること、上記カートリッジ
ホルダーの天板に磁界ヘッドホルダーの一端を回転自在
に取り付けると共に、その磁界ヘッドホルダーの他端に
上記磁界ヘッドの長さ方向の中間部を回転自在に取り付
け、上記磁界ヘッドホルダーと上記磁界ヘッドスライダ
ーとの間に傾斜ガイドと従動子とを設けることが好まし
い。
【0007】
【作用】上記のように構成された本発明のカートリッジ
式ディスク装置は、カートリッジホルダーの天板に取り
付けた磁界ヘッドスライダーをカートリッジホルダーの
挿入位置と装着位置との間での往復動方向に対する直交
方向にスライドさせることにより、磁界ヘッドをカート
リッジホルダー外とカートリッジホルダー内のディスク
カートリッジ内との間で出し入れ制御するので、カート
リッジホルダーの昇降量に依存させることなく、磁界ヘ
ッドを独立して昇降させることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を適用したカートリッジ式ディ
スク装置の一実施例を図を参照して説明する。
【0009】
【ディスクカートリッジの説明】まず、図42及び図4
3によって、ディスクカートリッジを説明する。
【0010】このディスクカートリッジ1は両面使用に
構成されていて、合成樹脂によって扁平でほぼ長方形状
の箱型に形成されたカートリッジ本体2内に両面使用の
CD−ROM等の光磁気ディスク3が回転自在に収納さ
れている。なお、この光磁気ディスク3の中央にはマグ
ネットチャッキング用のセンターコア4が固着されてい
る。
【0011】そして、カートリッジ本体2の上下両面に
中央部から前端2aにかけて上下一対のほぼ長穴状の開
口5がカートリッジセンターP1 上に沿って形成されて
いて、これら上下一対の開口5を同時に開閉するシャッ
ター6がカートリッジ本体2の前端2aに沿って矢印
a、a′方向にスライド自在に取り付けられている。こ
のシャッター6はステンレス板等によってほぼコ字状に
形成されている。そして、このシャッター6はカートリ
ッジ本体2の前端2a側からカートリッジ本体2を上下
に跨ぐようにして、そのカートリッジ本体2の上下両面
に形成された上下一対の凹部7内に収納されている。
【0012】そして、このシャッター6は図43に1点
鎖線で示す閉蓋位置と実線で示す開蓋位置との間で矢印
a、a′方向に開閉自在に構成されている。なお、この
シャッター6は内蔵された復動用バネ(図示せず)によ
って、閉蓋位置へ復動付勢されている。
【0013】そして、カートリッジ本体2の前端2a
と、シャッター6の前端面6aとに左右一対のシャッタ
ー係合穴8がカートリッジセンターP1 に対して左右に
振り分けられて形成されている。また、カートリッジ本
体2の前端2aの左右両側に左右一対のロックレバー係
合溝9が形成されている。そして、これら両ロックレバ
ー係合溝9の左右両側面9aの長さ方向のほぼ中央部に
はロック用係合部であるロック用凹部10が形成されて
おり、ロック用凹部10よりカートリッジ本体2の後端
2b側には前端2a側に向くストッパー面9bが形成さ
れている。また、カートリッジ本体2の後端2aの左右
両側にはカートリッジオートチェンジャーのための左右
一対の切欠き11が形成されている。
【0014】
【ディスク装置全体の概要説明】次に、図1〜図8によ
って、ディスク装置全体の概要を説明する。
【0015】まず、図5〜図8に示すように、アルミダ
イカスト等にて形成された水平なメインシャーシ13の
シャーシセンターP2 上に沿ってスピンドルモータ14
によって回転駆動されるディスクテーブル15と、ボイ
スコイルモータ16によって直線移動される光学ピック
アップ17とが前後方向である矢印b、b′方向に並べ
て取り付けられている。なお、これらスピンドルモータ
14及びボイスコイルモータ16はメインシャーシ13
上に水平に取り付けられたサブシャーシ18によって支
持されている。
【0016】次に、図2、図3に示すように、メインシ
ャーシ13の前端13a側にカートリッジ挿入口20を
有するフロントパネル21が取り付けられていて、図5
〜図8に示すように、フロントパネル21とは反対側で
あるメインシャーシ13の後端13b側の一側部にはロ
ーディングモータ22及びイジェクトレバー23が上下
に重ねられて取り付けられている。
【0017】次に、図3、図5、図7及び図8に示すよ
うに、メインシャーシ13上に板金等で形成されたメイ
ンスライダー24がスライド自在に取り付けられてい
る。このメインスライダー24は平面形状がほぼコ字状
の水平板24aと、その水平板24aの左右両端縁から
上方に垂直に立ち上げられた平行な左右一対の側板24
bとによって断面形状がほぼコ字状に形成されている。
そして、このメインスライダー24はメインシャーシ1
3上に取り付けられた4つのガイド軸兼用のカートリッ
ジ位置決めピン25に水平板24aに形成された4つの
長穴26によって係合されていて、このメインスライダ
ー24は図3の(A)及び図7に示すメインシャーシ1
3の前端13a側の復動位置P3 と、図3の(B)及び
図8に示すメインシャーシ13の後端13b側の往動位
置P4 との間で矢印b、b′方向にストロークS1 でス
ライド自在に構成されている。
【0018】そして、メインスライダー24の水平板2
4aの左右両側とメインシャーシ13との間に取り付け
られた左右一対の復動用付勢手段である引張バネ27に
よってメインスライダー24が復動位置P3 まで矢印
b′方向に復動付勢されて、メインシャーシ13上に固
着されたスライダーストッパー28に当接されて停止さ
れるように構成されている。
【0019】次に、図1〜図4に示すように、メインス
ライダー13の上部で、その左右両側板24b間にカー
トリッジホルダー29が水平に配置されている。このカ
ートリッジホルダー29は板金等にて形成されていて、
水平な天板29aと、その左右両側の下部に一体に形成
された断面形状がコ字状で左右対称形状に構成された左
右一対のカートリッジ挿入部29bとによって構成され
ている。そして、左右両カートリッジ挿入部29bの左
右両側には前後方向である矢印b、b′方向に間隔を隔
ててそれぞれ3つ、合計6つのコロ付のガイドピン30
a、30b、30cが取り付けられている。
【0020】そして、前端側とほぼ中間部の左右各一
対、合計4つのガイドピン30a、30bがメインスラ
イダー24の左右両側板24bの前後両端に形成された
左右各一対、合計4つの傾斜ガイドである傾斜ガイド溝
31内に遊嵌されている。なお、これらの傾斜ガイド3
1は後方である矢印b方向に向って斜め上方に傾斜する
ように所定角度に傾斜されている。また、後端側の左右
各一対のガイドピン30cがメインシャーシ13の後端
13bの上部に取り付けられたサブガイドフレーム32
の左右両側板32aに形成された垂直ガイド溝33内に
遊嵌されている。なお、各傾斜ガイド溝31の上下両端
31a、31bは水平状に屈曲されている。
【0021】従って、カートリッジホルダー29は、左
右一対のガイドピン30cと垂直ガイド溝33とによっ
て前後方向である矢印b、b′方向の移動を規制されて
いて、このカートリッジホルダー29はメインスライダ
ー24及びサブガイドフレーム32の左右両側板24
b、32aの間で図3の(A)及び図4の(A)に示す
カートリッジ1の挿入位置P5 と、図3の(B)及び図
4の(B)に示すカートリッジ1の装着位置P6 との間
で上下方向である矢印c、c′方向にストロークS2
平行運動によって昇降自在に支持されている。
【0022】次に、図1及び図2に示すように、カート
リッジホルダー29の天板29aのほぼ中央部の上部に
磁界ヘッド35とディスククランパー36とを一体に昇
降駆動する磁界ヘッド昇降機構37が取り付けられてい
る。。
【0023】また、図1及び図2に示すように、カート
リッジホルダー29の天板29aの上部には、左右一
対、合計4つのカートリッジ押圧用板バネ38が取り付
けられている。
【0024】次に、以上の構成に基づくディスクカート
リッジ1のオートローディング及びオートイジェクトの
動作の概要を説明する。
【0025】
【オートローディング動作】まず、オートローディング
の開始前は、図7に示すように、メインスライダー13
が左右両引張バネ27によって復動位置P3 まで矢印
b′方向に復動されており、図3の(A)及び図4の
(A)に示すように、左右両ガイドピン30cが垂直ガ
イド溝33に沿って垂直に案内されながら、合計4つの
ガイドピン30a、30bが合計4つの傾斜ガイド溝3
1の上端31aまで上方である矢印c′方向に押し上げ
られて、カートリッジホルダー29が挿入位置P5 まで
矢印c′方向に水平に上昇されている。
【0026】そこで、図2及び図3の(A)に示すよう
に、まず、操作者が手でディスクカートリッジ1を前端
2a側からカートリッジホルダー29の天板29の下の
左右一対のカートリッジ挿入部29b内に矢印b方向か
ら水平に挿入する。
【0027】すると、このディスクカートリッジ1の挿
入に伴い、シャッター6が後述するシャッター開閉レバ
ーによって自動的に開蓋される。そして、このディスク
カートリッジの挿入完了により、後述するカートリッジ
ロックレバーによってディスクカートリッジ1がカート
リッジホルダー29内に自動的にロックされる。
【0028】そして、このディスクカートリッジ1の挿
入完了が後述するカートリッジ・イン・スイッチによっ
て検出されると、ローディングモータ22が一定時間作
動されて、オートローディングが開始される。
【0029】即ち、ローディングモータ22によってメ
インスライダー24が左右両引張バネ27に抗して図7
の復動位置P3 から図8の往動位置P4 まで矢印b方向
にスライド駆動される。
【0030】すると、図3の(B)及び図4の(B)に
示すように、左右両ガイドピン30cが垂直ガイド溝3
3に沿って垂直に案内されながら、合計4つのガイドピ
ン30a、30bが合計4つの傾斜ガイド溝31の上端
31aから下端31bまで押し下げられて、カートリッ
ジホルダー29が挿入位置P5 から装着位置P6 まで矢
印c方向に水平に自動的に下降される。
【0031】そして、カートリッジホルダー29内のデ
ィスクカートリッジ1が図3の(A)及び図4の(A)
に示す挿入位置P5 から図3の(B)及び図4の(B)
に示す装着位置P6 まで矢印c方向に水平に自動的に下
降されて、装着位置P6 へのディスクカートリッジ1の
オートローディングが行われる。
【0032】そして、装着位置P6 へのカートリッジホ
ルダー29の下降完了が後述するホルダー・ダウン・ス
イッチによって検出される。
【0033】なお、この時、カートリッジホルダー29
はディスクカートリッジ1の下降ストロークより若干大
きく下降され、カートリッジホルダー29の4つの板バ
ネ38によって、図4の(B)に示すように、ディスク
カートリッジ1がメインシャーシ13上の4つのカート
リッジ位置決めピン25上に矢印c方向から弾性的に圧
着されて位置決めされる。
【0034】そして、このディスクカートリッジ1のオ
ートローディングによって、図6に1点鎖線で示すよう
に、ディスクカートリッジ1内の光磁気ディスク3がデ
ィスクテーブル15上に水平に装着されて、その光磁気
ディスク3が光学ピックアップ17上に近接された状態
に水平に装着される。
【0035】なお、このオートローディング時に、後述
するように、磁界ヘッド昇降機構37が駆動されて、図
21の(B)に示すように、磁界ヘッド35とディスク
クランパー36とがディスクカートリッジ1の上側の開
口5内に上方から水平に挿入されて、ディスククランパ
ー36によって光磁気ディスク3のセンターコア4がデ
ィスクテーブル15上に水平にマグネットチャッキング
されると共に、磁界ヘッド35が光磁気ディスク3上に
平行に近接される。
【0036】以上により、オートローディング動作が完
了する。そして、この後に記録、再生の指令信号が出さ
れると、スピンドルモータ14によってディスクテーブ
ル15と一体に光磁気ディスク3が回転駆動されると共
に、ボイスコイルモータ16によって光学ピックアップ
17が光磁気ディスク3の半径方向である矢印b、b′
方向に移送されて、光磁気ディスク3の記録、再生が行
われる。なお、記録時には、磁界ヘッド35によって光
磁気ディスク3の磁性層の磁界を反転することになる。
【0037】
【オートイジェクト動作】次に、オートイジェクト時に
は、フロントパネル21のイジェクト釦(図示せず)を
押すか、又は、コンピュータからのイジェクト信号によ
り、ローディングモータ22が再度一定時間作動され
て、オートローディング時の逆動作で、カートリッジホ
ルダー29が図3の(B)及び図4の(B)の装着位置
6 から図3の(A)及び図4の(A)の挿入位置P5
まで上方である矢印c′方向に水平に上昇される。そし
て、後述するように、ディスクロックレバーによるディ
スクカートリッジ1のロックが解除され、シャッター開
蓋レバーによってディスクカートリッジ1がカートリッ
ジホルダー29内からフロントパネル21外に矢印b′
方向に自動的に排出されるようにイジェクトされる。
【0038】次に、このディスク装置の各部の詳細を順
次説明する。
【0039】
【シャッター開閉機構の説明】まず、図9〜図13によ
って、カートリッジホルダー29の後端29cの内部
(天板29aの下位置のこと)に取り付けられたシャッ
ター開閉機構40を説明する。
【0040】このディスク装置は両面使用のディスクカ
ートリッジ1を使用する関係で、シャッター開閉機構4
0には板金等にて左右対称に形成された左右一対のシャ
ッター開閉レバー41が用いられている。そして、これ
ら左右両シャッター開閉レバー41はカートリッジホル
ダー29の天板29aの下部に垂直に取り付けられた左
右一対の支点軸42を中心に互いに反対方向である矢印
d、d′方向に水平に回転自在に取り付けられている。
【0041】そして、これら左右両シャッター開閉レバ
ー41の先端には左右一対のコロ43が取り付けられて
おり、これら両シャッター開閉レバー41の長さ方向の
ほぼ中間部の上部に取り付けられた左右一対のコロ付ガ
イドピン44が天板29aに形成された左右一対の円弧
状穴45内に遊嵌されている。そして、これら左右両シ
ャッター開閉レバー41は左右両支点軸42の外周に取
り付けられた復動用付勢用手段である左右一対の捩りバ
ネ46によって矢印e′方向に回転付勢され、左右両ガ
イドピン44が左右両円弧状穴45の一端に当接される
ことによって、これら両シャッター開閉レバー41が図
9に示すカートリッジ挿入方向(矢印b方向)に対して
対称状に傾斜された復動位置で停止されるように構成さ
れている。
【0042】なお、天板29aの下部に隙間を有して平
行に固着されたダンパーホルダー47に左右一対のダン
パー48が左右対称状に取り付けられていて、左右両シ
ャッター開閉レバー41の支点軸42の近傍に固着され
た左右一対の部分ギヤ49がこれら左右両ダンパー48
の入力ギヤ48aに増速ギヤ50を介して連動されてい
る。
【0043】次に、このシャッター開閉機構40による
ディスクカートリッジ1のシャッター6の開閉動作を説
明する。まず、図9及び図12に示すように、カートリ
ッジホルダー29内の左右両カートリッジ挿入部29b
にディスクカートリッジ1が前端2a側から矢印b方向
に水平に挿入されると、左右両シャッター開閉レバー4
1の左右両コロ43がシャッター6の前端面6a及びデ
ィスクカートリッジ1の前端2aの両方に同時に当接さ
れて、これらのコロ43がカートリッジ1によって矢印
b方向に同時に押圧される。
【0044】すると、これら左右両コロ43がシャッタ
ー6の前端面6a及びディスクカートリッジ1の前端2
aに沿って互いに反対方向である矢印a、a′方向に転
動しながら、左右両シャッター開閉レバー41が左右両
支点軸42を中心に左右両捩りバネ46に抗して互いに
反対方向である矢印d方向に同時に回転される。
【0045】そして、左右両シャッター開閉レバー41
の一方のコロ43がシャッター6の切欠き8に選択的に
係合されて、シャッター6が矢印a方向に自動的に開蓋
される。
【0046】そして、図10及び図13に示すように、
カートリッジホルダー29内にディスクカートリッジ1
が矢印b方向から完全に挿入されて、左右両シャッター
開閉レバー41が往動位置に達した時に、シャッター6
が開蓋位置に達する。そして、この時、左右両シャッタ
ー開閉レバー41の他方のコロ43がディスクカートリ
ッジ1の切欠き8に入り込み、これら左右両シャッター
開閉レバー41が上下に重ねられてほぼ一直線状態に折
り畳まれた状態で、ダンパーホルダー47のレバースト
ッパー47aに当接されて停止する。
【0047】そして、ディスクカートリッジ1が後述す
る左右一対のカートリッジロックレバーによってカート
リッジホルダー29内に自動的にロックされて、左右両
シャッター開閉レバー41の左右両捩りバネ46にディ
スクカートリッジ1のイジェクト力がチャージされる。
【0048】そして、前述したディスクカートリッジ1
のイジェクト時には、後述するように、カートリッジホ
ルダー29内でのディスクカートリッジ1のロックが解
除された瞬間に、左右両シャッター開閉レバー41が左
右両捩りバネ46によって、図10及び図13に示す往
動位置から図9及び図12に示す復動位置まで矢印d′
方向に同時に回転されて、これらの左右両コロ43によ
ってディスクカートリッジ1がカートリッジホルダー2
9内からフロントパネル21外に矢印b′方向に自動的
にイジェクトされる。
【0049】ところで、左右両シャッター開閉レバー4
1の矢印e、e′方向の正逆回転時に、これらの部分ギ
ア49が増速ギヤ50を介して左右両ダンパー48の入
力ギヤ48aを正逆回転駆動するが、左右両シャッター
開閉レバー41の矢印e方向への正回転時には、左右両
ダンパー48の負荷が小さく、左右両シャッター開閉レ
バー41の矢印e′方向への逆回転時には、左右両ダン
パー48の負荷が大きくなるように構成されている。
【0050】従って、カートリッジホルダー29内への
ディスクカートリッジ1の手による挿入は軽く行えるに
も拘らず、カートリッジホルダー29内からフロントパ
ネル21外へのディスクカートリッジ1の自動イジェク
ト動作は低速で安定良く行えるので、フロントパネル2
1外へのディスクカートリッジ1のイジェクト量(突出
量)を一定にすることができる。
【0051】また、両面使用のディスクカートリッジ1
がA面を上にしてカートリッジホルダー29内に挿入さ
れた時には、図9で下側のシャッター開閉レバー41に
よってシャッター6が開蓋され、ディスクカートリッジ
1がB面を上にしてカートリッジホルダー29内に挿入
された時には、図9で上側のシャッター開閉レバー41
によってシャッター6が開蓋されるように構成されてい
る。
【0052】
【カートリッジロック機構の説明】次に、図12〜図1
5によって、カートリッジホルダー29の後端29cの
内部(天板29aの下位置のこと)に取り付けられたカ
ートリッジロック機構52を説明する。
【0053】まず、合成樹脂等によって左右対称状に形
成された左右一対のカートリッジロックレバー53が左
右両シャッター開閉レバー41の上側で互いに共通の左
右両支点軸42の外周に矢印e、e′方向に回転自在に
取り付けられている。そして、これら左右両カートリッ
ジロックレバー53の先端の内側にはロック爪53a
と、矢印b′方向に向って先広がり状の斜面53bが形
成されている。
【0054】なお、左右両カートリッジロックレバー5
3と左右両シャッター開閉レバー41とを共通の左右両
支点軸42に回転自在に取り付けたことによって、これ
ら左右両カートリッジロックレバー53と左右両シャッ
ター開閉レバー41との占有スペースを上下に互いにオ
ーバーラップさせて、ディスク装置の小型化を促進でき
る。
【0055】そして、天板29aと、ダンパーホルダー
47との間の隙間内に、イジェクトスライダー54と、
左右各一対のイジェクトリンク55、56が配置されて
いる。そして、イジェクトスライダー54は天板29a
の下面で左右方向のほぼ中央位置に長穴57及びガイド
ピン58を介して矢印b、b′方向にスライド自在に取
り付けられている。そして、左右両イジェクトリンク5
5は天板29aの下面に左右一対の支点ピン59を介し
て矢印f、f′方向に回転自在に取り付けられていて、
左右両イジェクトリンク56の両端が左右両カートリッ
ジロックレバー53と左右両イジェクトリンク55に各
一対の連結ピン60、61を介して回転自在に連結され
ている。
【0056】そして、左右両カートリッジロックレバー
53が左右両支点軸42の外周に取り付けられた左右一
対の復動用付勢手段である捩りバネ62によって図14
に実線で示す復動位置まで矢印e′方向に回転付勢され
てカートリッジホルダー29の左右両カートリッジ挿入
部29bの側面に当接されて停止されるように構成され
ている。そして、左右両捩りバネ62のバネ力によっ
て、左右両イジェクトリンク56を介して左右両イジェ
クトリンク55が矢印f′方向に回転され、これらのイ
ジェクトリンク55の先端がイジェクトスライダー54
に形成された左右一対のピン54aに当接されて、イジ
ェクトスライダー54が図14に実線で示す矢印b方向
の復動位置までスライドされている。
【0057】そして、板金等で形成されたイジェクトレ
バー23がサブガイドフレーム32上に支点軸64を介
して矢印g、g′方向に水平に回転自在に取り付けられ
ていて、このイジェクトレバー23は支点軸64の外周
に取り付けられた復動付勢用バネである捩りバネ65に
よって図14に示す復動位置まで矢印g′方向に回転付
勢されて、サブガイドフレーム32に形成されたレバー
ストッパー66に当接されて停止されている。そして、
このイジェクトレバー23の内側端23aがイジェクト
スライダー54の後部に近接されている。
【0058】なお、カートリッジホルダー29の左右両
カートリッジ挿入部29bの左右両側面には左右両カー
トリッジロックレバー53に対する逃げ用の左右一対の
切欠き67が形成されていて、その左右両切欠き67の
矢印b′方向側の端部にはこれら左右両カートリッジ挿
入部29bの内側に向って直角に折り曲げられた左右一
対のカートリッジストッパー68が形成されている。
【0059】次に、このカートリッジロック機構52に
よるディスクカートリッジ1のロック動作を説明する。
まず、ディスクカートリッジ1の挿入時には、図12及
び図13に示すように、カートリッジホルダー29の左
右両カートリッジ挿入部29b内にディスクカートリッ
ジ1が前端2a側から矢印b方向に水平に挿入されて、
両シャッター開閉レバー41の何れか一方によってシャ
ッター6が開蓋される際に、左右両カートリッジロック
レバー53がディスクカートリッジ1の左右両ロックレ
バー係合溝9内に矢印b′方向から相対的に挿入され
る。
【0060】この際、左右両カートリッジロックレバー
53のロック爪53aが斜面53bによって左右両ロッ
クレバー係合溝9の側面9aに乗り上げて、左右両ロッ
クレバー53が図14に1点鎖線で示すように左右両捩
りバネ62に抗して矢印e方向に押し広げられながら左
右両ロックレバー係合溝9内に挿入される。
【0061】そして、図13に示すように、ディスクカ
ートリッジ1がカートリッジホルダー29内に完全に挿
入されて、シャッター開閉レバー41によってシャッタ
ー6が完全に開蓋された時点で、ディスクカートリッジ
1の左右両ストッパー面9bがカートリッジホルダー2
9の左右両カートリッジストッパー68に矢印b方向か
ら当接されて、ディスクカートリッジ1がカートリッジ
ホルダー29内の定位置に停止されると同時に、図13
及び図14に実線で示すように、左右両カートリッジロ
ックレバー53が左右両捩りバネ62によって矢印e′
方向に復動して、これらの左右両ロック爪53aが左右
両ロック用凹部10に係合される。
【0062】この結果、左右両シャッター開閉レバー4
1の捩りバネ46によってディスクカートリッジ1に加
えられている矢印b′方向の押し戻し力に打ち勝って、
ディスクカートリッジ1が左右両カートリッジロックレ
バー53によってカートリッジホルダー29内の定位置
に自動的にロックされる。
【0063】次に、ディスクカートリッジ1のイジェク
ト時には、図15に示すように、イジェクトレバー23
が捩りバネ65に抗して矢印g方向に回転操作されて、
その内側端23aがイジェクトスライダー54を矢印
b′方向に押す。
【0064】すると、イジェクトスライダー54の左右
両ピン54aが左右両イジェクトリンク55を矢印f方
向に回転駆動して、左右両イジェクトリンク56を介し
て左右両カートリッジロックレバー53が左右両捩りバ
ネ65に抗して矢印e方向に回転駆動される。
【0065】この結果、左右両ロック爪53aが左右両
ロック用凹部10から外れて、ディスクカートリッジ1
のカートリッジホルダー29内でのロックが解除され、
次の瞬間に、左右両シャッター開閉レバー41によっ
て、ディスクカートリッジ1がカートリッジホルダー2
9内からフロントパネル21外に矢印b′方向に自動的
にイジェクトされる。
【0066】
【ディスクカートリッジの誤挿入防止】なお、図9で説
明したように、カートリッジホルダー29の左右両カー
トリッジ挿入部29b内にディスクカートリッジ1を矢
印b方向に挿入する際、ディスクカートリッジ1を後端
2b側から誤挿入した際には、その挿入途中で、そのデ
ィスクカートリッジ1の後端2bが左右両カートリッジ
ストッパー68に当接され停止されてしまい、ディスク
カートリッジ1を最後まで挿入することができない。
【0067】
【カートリッジ・イン・スイッチの説明】次に、図12
及び図13によって、カートリッジ・イン・スイッチを
説明する。
【0068】まず、カートリッジホルダー29の後端2
9cの一側部で天板29a上にカートリッジ検出スライ
ダー70が長穴71及び一対のガイドピン72を介して
矢印b、b′方向にスライド自在に取り付けられてい
て、そのカートリッジ検出スライダー70の矢印b′方
向側の端部から下方に垂直に屈曲された突片70aが天
板29aに形成された穴73を挿通して天板29aの下
方に突出されている。そして、一方のカートリッジロッ
クレバー53の捩りバネ62によってこのカートリッジ
検出スライダー70が矢印b′方向にスライド付勢され
ている。
【0069】一方、カートリッジホルダー29の後方位
置の他側部でサブガイドフレーム32にプリント基板で
あるセンサー取付基板74が垂直に固着されていて、こ
のセンサー取付基板74の矢印b′方向側の面にフォト
カプラ等のフォトセンサーで構成されたカセット・イン
・スイッチ75が取り付けられている。そして、このカ
セット・イン・スイッチ75のシャッター板70bがカ
セット検出スライダー70の後端に一体に形成されてい
る。
【0070】そして、図13に示すように、ディスクカ
ートリッジ1の挿入時、カートリッジホルダー29内に
矢印b方向から挿入されたディスクカートリッジ1が左
右両ストッパー面9bによって左右両カートリッジスト
ッパー68に矢印b方向から当接されるのとほぼ同時
に、そのディスクカートリッジ1の前端2aがカートリ
ッジ検出スライダー70の突片70aに当接して、この
カートリッジ検出スライダー70を捩りバネ62に抗し
て矢印b方向に押す。
【0071】すると、シャッター板70bがカートリッ
ジ・イン・スイッチ75内に矢印b方向から挿入され
て、フォトセンサーの光が遮断されることによって、こ
のカートリッジ・イン・スイッチ75がOFFされる。
そして、このカートリッジ・イン・スイッチ75からの
信号により、コントローラがカートリッジホルダー29
内へのディスクカートリッジ1の挿入完了を検出して、
ローディングモータ22を作動する。
【0072】なお、図12に示すように、ディスクカー
トリッジ1のイジェクト時には、カートリッジホルダー
29内のディスクカートリッジ1が矢印b′方向にイジ
ェクトされると、カートリッジ検出スライダー70が捩
りバネ62によって矢印b′方向に復動されて、シャッ
ター板70bがカートリッジ・イン・スイッチ75内か
ら矢印b′方向に抜けて、このカートリッジ・イン・ス
イッチ75がONとなる。
【0073】次に、図3、図12及び図13に示すよう
に、フォトカプラ等のフォトセンサーで構成されたカー
トリッジ・アップ・スイッチ76とカートリッジ・ダウ
ン・スイッチ77が上下に重ねられてセンサー取付板7
4の矢印b′方向側の面に取り付けられていて、これら
両スイッチ76、77共通のシャッター板78がカート
リッジホルダー29の後端29cに一体に形成されてい
る。
【0074】そして、図3の(A)に示すように、カー
トリッジホルダー29が挿入位置P5 まで矢印c′方向
に上昇された時には、シャッター板78がカートリッジ
・アップ・スイッチ76の光を遮断して、このスイッチ
76をOFFする。
【0075】また、図3の(B)に示すように、カート
リッジホルダー29が装着位置P6まで矢印c方向に下
降された時には、シャッター板78がカートリッジ・ダ
ウン・スイッチ77の光を遮断して、このスイッチ77
をOFFする。
【0076】従って、シャッター板78がカートリッジ
・アップ・スイッチ76と、カートリッジ・ダウン・ス
イッチ77とを可逆的にON−OFFに切り換えること
になり、これらのスイッチ76、77からの信号によ
り、コントローラがカートリッジホルダー29の挿入位
置P5 と装着位置P6 との間で上昇及び下降を検出する
ことになる。
【0077】
【磁界ヘッド昇降機構の説明】次に、図1〜図3、図1
6〜図22によって、磁界ヘッド昇降機構を説明する。
【0078】まず、磁界ヘッド35は水平な鉄芯80の
外周に励磁用コイル81を水平に巻回した電磁石に構成
されている。そして、これら鉄芯80及び励磁用コイル
81を保持する板金の磁界ヘッドケース82は前後方向
である矢印b、b′方向に長い長方形状で厚さの小さい
箱形に形成されていて、この磁界ヘッドケース82の前
後両端には水平な一対のフランジ部82a、82bが一
体に形成されている。
【0079】そして、磁界ヘッドケース82の前端のフ
ランジ部82bと一体で水平なクランパー取付板83が
矢印b′方向に延出されていて、このクランパー取付板
83の下面に合成樹脂等で形成された円形のディスクク
ランパー36が水平に固着されている。
【0080】次に、磁界ヘッド昇降機構37は磁界ヘッ
ドケース82をカートリッジホルダー29の天板29a
上に上下方向に移動自在に保持する磁界ヘッドホルダー
84と、この磁界ヘッドホルダー84を昇降駆動する昇
降駆動手段である磁界ヘッドスライダー93等によって
構成されている。
【0081】そして、磁界ヘッドホルダー85は、板金
等にて形成されていて、平行な左右一対の回転アーム8
4aと、これらの長さ方向のほぼ中間を直角に連結する
連結板84bとによって平面形状がほぼH形に形成され
ている。そして、連結板84bで磁界ヘッドケース82
を上から跨ぐようにして、左右両回転アーム84aの後
端を磁界ヘッドケース82の左右両側の前後方向のほぼ
中間部に左右一対の水平な支点軸85を介して回転自在
に支持している。そして、左右両回転アーム84aの前
端の内側に水平に取り付けた左右一対の支点軸86を天
板29a上に垂直に立ち上げた左右一対の取付片87の
U溝87aに矢印b方向から嵌合させて回転自在に取り
付けている。
【0082】そして、左右両支点軸85の一方の外周に
取り付けた捩りバネ88の両端88a、88bが磁界ヘ
ッドケース82の側面と回転アーム84aとに形成され
た一対のバネ係止部89a、89bに係止されていて、
この捩りバネ88によって磁界ヘッドケース82が左右
両支点軸85を中心に矢印h方向に回転付勢されて、ク
ランパー取付板83が連結板84bに下方から当接され
てほぼ水平に保持されている。
【0083】また、左右両支点軸86の一方の外周に取
り付けられた捩りバネ90の両端90a、90bが連結
板84bと天板29aとに形成された一対のバネ係止部
91a、91bに係止されていて、この捩りバネ90に
よって磁界ヘッドホルダー84が左右両支点軸86を中
心に矢印i方向に回転付勢されている。
【0084】次に、磁界ヘッドスライダー93は板金等
によって形成されたものであり、ほぼ長方形状の大きな
開口94によって磁界ヘッド35及び磁界ヘッドホルダ
ー84の外周に挿入されてカートリッジホルダー29の
天板29a上に水平に載置されている。そして、この磁
界ヘッドスライダー93は複数の長穴95及びガイドピ
ン96を介して天板29a上で矢印b、b′方向にスラ
イド自在に取り付けられている。そして、この磁界ヘッ
ドスライダー93の一側端からカートリッジホルダー2
9の一側端の外側で下方に垂直に折り曲げられた突片9
3aの外側面にガイドピン97が形成されていて、この
ガイドピン97がメインスライダー24の一方の側板2
4bに形成された垂直溝98内に遊嵌されている。な
お、図3の(A)(B)において、ガイドピン97及び
垂直溝98は正しくは点線で表わされるが、動作を判り
易くするために、図3の(A)(B)ではこれらガイド
ピン97及び垂直溝98をあえて実線で示した。
【0085】そして、磁界ヘッドスライダー93の開口
94の左右両側縁から上方に左右一対のガイド片93b
が垂直に立ち上げられていて、これら左右両ガイド片9
3bの前端部分には水平ガイド99と、その水平ガイド
99から矢印b′方向側に進むに従って次第に低くなる
ように傾斜された傾斜ガイド100とが形成されてい
る。そして、磁界ヘッドホルダー84の左右両回転アー
ム84aの左右両側面で前後各一対の支点軸85、86
の中間位置に水平に取り付けられた左右一対の従動子で
ある従動ピン101が左右両水平部99上に捩りバネ9
0のバネ力によって矢印i方向から押圧されて載置され
ている。
【0086】そして、カートリッジホルダー29の天板
29aには磁界ヘッド35の昇降用のほぼ長方形状の大
きな開口102と、ディスククランパー36の昇降用の
円形の小さな開口103とが形成されている。
【0087】次に、この磁界ヘッド昇降機構37による
磁界ヘッド35及びディスククランパー36の昇降動作
を説明する。まず、図3の(A)に示すように、カート
リッジホルダー29が挿入位置P5まで上昇された状態
では、図2及び図16に実線で示すように、磁界ヘッド
スライダー93が磁界ヘッドホルダー84の左右両支点
軸86に対して矢印b′方向へスライドされて復動位置
7 に復動されている。
【0088】これにより、図20の(A)に示すよう
に、磁界ヘッドホルダー84の左右両従動ピン101が
磁界ヘッドスライダー93の左右両傾斜ガイド100か
ら水平ガイド99上に押し上げられて、この磁界ヘッド
ホルダー84が左右両支点軸86を中心に捩りバネ90
に抗して矢印i′方向に回転されている。
【0089】この結果、図20の(A)に示すように、
磁界ヘッドホルダー84の左右両支点軸85がカートリ
ッジホルダー29の天板29aの上方まで矢印i′方向
に上昇されて、図21の(A)に示すように、磁界ヘッ
ド35とディスククランパー36とが天板29aの上方
にほぼ水平に上昇されている。
【0090】次に、図3の(A)に示すように、カート
リッジホルダー29内にディスクカートリッジ1が矢印
b方向から水平に挿入された後、前述したオートローデ
ィング動作によって、図3の(B)に示すようにメイン
スライダー24が復動位置P3 から往動位置P4 までス
トロークS1 だけ矢印b方向にスライドされると、メイ
ンスライダー24の垂直溝98によってガイドピン97
が矢印b方向に駆動されて、磁界ヘッドスライダー93
がメインスライダー24と一体に図2及び図16に実線
で示す復動位置から1点鎖線で示す往動位置まで矢印b
方向に同じストロークS1 だけ移動される。
【0091】この結果、図20の(B)に示すように、
磁界ヘッドスライダー93が磁界ヘッドホルダー84の
左右両支点軸86に対してストロークS1 だけ矢印b方
向に移動(いわゆる相対移動動作)する。
【0092】すると、図20の(B)に示すように、磁
界ヘッドホルダー84の左右両従動ピン101の下から
磁界ヘッドスライダー93の左右両水平ガイド99及び
傾斜ガイド100が矢印b方向に引き抜かれる。なおこ
の際、相対的には、左右両従動ピン101が左右両水平
ガイド99上から左右両傾斜ガイド100上を矢印b′
方向にすべり落ちることになる。
【0093】すると、この際、図20の(B)に示すよ
うに、磁界ヘッドホルダー84が左右両支点軸86を中
心に捩りバネ90によって矢印i方向に回転されて、左
右両支点軸85が天板29aの開口102を挿通して天
板29aの下方に下降される。
【0094】この結果、図21の(B)に示すように、
磁界ヘッド35とディスククランパー36とが天板29
aの開口102、103を挿通して天板29aの下方に
矢印c方向に下降されて、ディスクカートリッジ1の上
側の開口5内に挿入される。そして、磁界ヘッド35が
ディスクカートリッジ1内の光磁気ディスク3の上面に
平行状に近接されると共に、ディスククランパー36が
磁気ディスク3のセンターコア4をディスクテーブル1
5上に水平にマグネットチャッキングする。
【0095】なお、この際、最初に磁界ヘッドケース8
2の後端側フランジ部82aが捩りバネ88に抗して天
板29a上に矢印h方向から当接された後、その後端側
のフランジ部83aを支点にして磁界ヘッドケース82
が矢印h′方向に回転されて、前端側フランジ部82b
が捩りバネ90に抗して天板29a上に矢印h′方向か
ら当接される。そして、捩りバネ90のバネ力によって
ディスククランパー36がセンターコア4上に圧着され
て、磁気ヘッドケース82が天板29a上に水平に支持
される。
【0096】そして、この磁界ヘッド35及びディスク
クランパー36の下降動作は、カートリッジホルダー2
9の図3に示す挿入位置P5 から装着位置P6 への矢印
c方向への下降動作と同時に行われることになり、この
時、磁界ヘッドスライダー93のガイドピン97がメイ
ンスライダー24の垂直溝98内を矢印c方向に下降す
ることになる。
【0097】従って、この磁界ヘッド昇降機構37によ
れば、カートリッジホルダー29の昇降量である昇降ス
トロークS2 に依存させることなく、磁界ヘッドスライ
ダー93のスライドによって、磁界ヘッド35及びディ
スククランパー36を独立して昇降させることができる
ので、設計の自由度が大きい。即ち、磁界ヘッドスライ
ダー93のスライドストロークと傾斜ガイド100の勾
配の選択によって磁界ヘッド35及びディスククランパ
ー36の昇降ストロークを自由に設定できる。
【0098】また、磁気ヘッドスライダー93のガイド
ピン97をメインスライダー24の垂直溝98に遊嵌さ
せて、メインスライダー24で磁気ヘッドスライダー9
3をスライド駆動する構造は簡単である。そして、磁気
ヘッドスライダー93の可動スペースをカートリッジホ
ルダー29及びメインスライダー24の可動スペース内
にほぼ収容できて、ディスク装置の小型化を促進でき
る。
【0099】なお、前述したディスクカートリッジ1の
イジェクト時には、上述したローディング時の逆動作
で、磁界ヘッド35及びディスククランパー36が図2
1の(A)に示す上昇位置まで上昇復帰される。
【0100】
【ローディングモータの説明】次に、図2、図5、図
6、図22及び図23によって、ローディングモータ2
2を説明する。
【0101】まず、図22及び図23に示すように、こ
のローディングモータ22はギヤードモータ105によ
って構成されていて、合成樹脂等で形成されたほぼ長方
形状で厚さが小さい箱形のギヤーボックス106と、そ
のギヤーボックス106の一端側の上部に下向きに取り
付けられたモータ107と、ギヤーボックス106の他
端の上部に上向きに垂直に突出された出力軸であるクラ
ンクピン108と、ギヤーボックス106内に取り付け
られてモータ107の下向きのモータ軸107aとクラ
ンクピン108との間を連動する複数のギヤー群である
減速ギヤー109とを備えている。なお、クランクピン
108は回転運動を直線運動に変換して後述するローデ
ィング機構を直線往復運動させるための出力軸である。
【0102】そして、クランクピン108は合成樹脂等
にて形成されたギヤー110と一体の円形の回転板11
1の偏心位置上に垂直に一体成形されていて、回転板1
11の下面の中心には垂直な回転軸112が一体成形さ
れている。そして、回転軸112がギヤーボックス10
6の下ケース106aに一体成形された軸受113内に
回転自在に支持され、回転板111がギヤーボックス1
06の上ケース106bに形成された円形穴114内に
回転自在に遊嵌されている。なお、クランクピン108
の外周にはコロ115が回転自在に取り付けられてい
る。そして、減速ギヤー109はモータ軸107aと最
終段のギヤー110との間を連動している。なお、ギヤ
ーボックス106の下ケース106aは上ケース106
bに対して着脱自在の蓋構造に構成されている。
【0103】このように構成されたギヤードモータ10
5からなるローディングモータ22は、モータ107に
よって減速ギヤー109を介して回転軸111を低速で
回転駆動して、クランクピン108を回転軸112の周
りに図22で矢印j方向に公転駆動するものである。
【0104】そして、図22で矢印j方向に公転される
クランクピン108を実線で示す復動位置P9 と、1点
鎖線で示す往動位置P10とで、半回転毎に位置検出し
て、モータ107を自動停止するための位置検出器11
7がギユヤーホックス106内に組み込まれている。
【0105】そして、この位置検出器117は、回転板
111の下面に接着された半円弧状のマグネット118
と、下ケース106aに形成された穴119からギヤー
ボックス106内に挿入されてマグネット118に近接
されたホール素子120とによって構成されている。
【0106】そして、図2に示すように、このローディ
ングモータ22は、カートリッジホルダー29に対する
フロントパネル21側とは反対側であるカートリッジホ
ルダー29の後端29cの後方位置(矢印b方向の位
置)に配置されている。
【0107】そして、図22及び図23に示すように、
メインシャーシ13の後端13bに形成された切欠き1
22内にローディングモータ22のギヤーボックス10
6を下方から水平に挿入して、ギヤーボックス106の
上ケース106aの長さ方向の両端に一体成形された左
右一対の取付片123を複数のビス124によってメイ
ンシャーシ13に下方からビス止めするようにして、ロ
ーディングモータ22をメインシャーシ13に水平に取
り付けている。
【0108】従って、ローディングモータ22のモータ
107がメインシャーシ13の上方に高さH1 だけ突出
されるが、このモータ107はカートリッジホルダー2
9の後方(矢印b方向)にずれているので、前述したよ
うに矢印c、c′方向に昇降駆動されるカートリッジホ
ルダー29とこのモータ107が干渉されることが全く
なく、ディスク装置全体の薄形化が可能である。
【0109】そして、ローディングモータ22の出力軸
であるクランクピン108には後述するローディング機
構が連動されているが、このクランクピン108の高さ
2もモータ107の高さH1 内に収容することができ
る。
【0110】そして、モータ107の占有空間である高
さH1 と、クランクピン107の占有空間である高さH
2 とを互いにオーバーラップさせることにより、ローデ
ィングモータ22全体の厚さ(高さ)H3 を非常に小さ
くすることができて、ディスク装置全体の薄形化を著し
く促進できる。
【0111】
【ローディング機構の説明】次に、図5及び図6、図2
2〜図41によって、ローディング機構126を説明す
る。
【0112】このローディング機構126は、ローディ
ングモータ22によってメインスライダー24を図3に
示す復動位置P3 と往動位置P4 との間で矢印b、b′
方向に往復駆動する機構である。
【0113】そして、このローディング機構126に
は、メインスライダー24を変換リンク127を介して
矢印b、b′方向にスライド駆動するメインスライダー
駆動手段であるローディングスライダー128と、ロー
ディングモータ22とローディングスライダー128と
の間を連結する中間駆動手段であるローディング中間ス
ライダー129と、オートイジェクトのためのイジェク
トピン130を有するイジェクトピンレバー131と、
マニアルイジェクトのためのマニアルイジェクトスライ
ダー132、133と、ローディングスライダー128
とローディング中間スライダー129とを切り離し可能
に連結する板バネ134を有する連結器135等が用い
られている。なお、これら変換リンク127、ローディ
ングスライダー128、ロディング中間スライダー12
9、イジェクトピンレバー131、マニアルイジェクト
スライダー132、133は板金等にて形成されてい
る。
【0114】そして、図5及び図6に示すように、メイ
ンシャーシ13の上面の一側部に、このメインシャーシ
13の前後両端13a、13b間を前後方向(矢印b、
b′方向)に横断する溝状部136が形成されていて、
この溝状部136内にローディング機構126が前後方
向に沿って水平に収納され、そのローディング機構12
6の上部を跨ぐようにして、メインスライダー24がメ
インシャーシ13上に矢印b、b′方向にスライド自在
に取り付けられている。
【0115】この際、溝状部136内に、図25に示す
ようにマニアルイジェクトスライダー132、ローディ
ングスライダー128、ローディング中間スライダー1
29、マニアルイジェクトスライダー133の順に上方
から順次重ねられて収納されており、これらは溝状部1
36内に垂直に取り付けられた前後一対のガイドピン1
37にそれぞれ長穴138を介して係合されてそれぞれ
矢印b、b′方向にスライド自在に取り付けられてい
る。
【0116】そして、ローディングスライダー128に
一体に形成された前端の広巾部128aがフロントパネ
ル21側であるメインシャーシ13の前端13a側に配
置されている。そして、メインシャーシ13上に支点ピ
ン139を介してシーソー状に回転自在に取り付けられ
た変換リンク127の両端がローディングスライダー1
28の広巾部128aの内側端とメインスライダー24
の水平板24aの左右方向の中央部とに、それぞれピン
140、142及び長穴141、143を介して連動さ
れている。
【0117】そして、ローディング中間スライダー12
9の前端の下面に垂直に固着された連結ピン144がロ
ーディングスライダー128の広巾部128aの前端に
形成されて前方(矢印b′方向)に開放された切欠き1
45内に上方から嵌合されている。
【0118】そして、ローディング中間スライダー12
9の後端に、前後方向(矢印b、b′方向)に対して直
角な長穴147が形成されていて、ローディングモータ
22のコロ115付のクランクピン108がその長穴1
47内に遊嵌され、更に、この長穴147を貫通して上
方に突出されている。
【0119】次に、ローディング中間スライダー129
の後端の上部で長穴147より前方側(矢印b′方向
側)に垂直な支点ピン148が固着されていて、イジェ
クトピンレバー131の前端側がこの支点ピン148の
外周に矢印k、k′方向に回転自在に取り付けられてい
る。そして、このイジェクトピンレバー131の支点ピ
ン148より後方側(矢印b方向側)に形成された長穴
149がローディング中間スライダー129の長穴14
7の上部に交差されて配置されていて、コロ付のクラン
クピン108の上端がこの長穴149内に遊嵌されてい
る。そして、このイジェクトピンレバー131の後端側
で長穴149の外側位置の上部にコロ付のイジェクトピ
ン130が垂直に取り付けられている。
【0120】次に、マニアルイジェクトスライダー13
2の前端から下方に垂直に屈曲された突片132aがロ
ーディングスライダー128の広巾部128aに切欠き
145と並べて形成された切欠き146内に上方から遊
嵌されている。そして、マニアルイジェクトスライダー
133から上方に垂直に立ち上げられた突片133aが
ローディング中間スライダー129の後端側に形成され
た長穴150を貫通して上方に突出されていて、マニア
ルイジェクトスライダー132の後端132bがこの突
片133aの前方側の近傍位置に配置されている。そし
て、マニアルイジェクトスライダー133の後端側の外
側端から上方に垂直に突出されたマニアルイジェクト突
起151がイジェクトピン130の外側の近傍位置に配
置されている。
【0121】次に、図24、図37〜図41に示すよう
に、ローディングモータ22の真上位置でサブガイドフ
レーム32上に支点軸64を介して矢印g、g′方向に
回転自在に取り付けられたイジェクトピンレバー23の
外側端23bには、イジェクトピン130の当接用突起
152と、マニアルイジェクト突起151の当接用突起
153とが上下に段差を有する状態に一体に形成されて
いる。
【0122】次に、図25、図32〜図36に示すよう
に、連結器135の板バネ134はほぼ方形状に形成さ
れていて、中央部には方形状の開口155が形成されて
いる。そして、この板バネ134の後端134a側がロ
ーディングスライダー128の広巾部128aの下面に
左右一対の加締めピン156によって固着されていて、
板バネ134の前端134b側が広巾部128aに対し
て上下方向である矢印m、m′方向に弾性変位可能に構
成されている。なお、広巾部128aの前端側の下面に
は左右一対のフランジ付ピン157が固着されていて、
これら両フランジ付ピン157によって板バネ134の
前端134a側の下方への弾性変位量が規制されるよう
に構成されている。
【0123】そして、板バネ134の開口155の前端
縁の上部に左右一対の傾斜突起158、159が一体に
形成されていて、これら両傾斜突起158、159が広
巾部128aの切欠き145と角穴146の前端側の内
部に下方から矢印m、m′方向に出入り自在に構成され
ている。そして、これら両傾斜突起158、159は後
方側(矢印b方向が)に進むに従って次第に上昇するよ
うに傾斜されていて、一方の傾斜突起158によって連
結ピン144が切欠き145内に固定されている。ま
た、広巾部128aの前端縁と板バネ134の前端縁に
は斜め前方上方及び斜め前方下方に向ってほぼハの字状
に開く上下一対の傾斜ガイド片160、161が形成さ
れている。
【0124】そして、図35及び図36に示すように、
連結器135の上下両傾斜ガイド160、161間の正
面位置で、フロントパネル21にマニアルイジェクト穴
162が形成されている。
【0125】次に、このローディング機構126のロー
ディング及びイジェクトの動作を説明する。まず、ロー
ディング開始前の状態では、図28及び図30に示すよ
うに、ローディングモータ22のクランクピン108が
矢印b方向側の復動位置P9 に復動され、図28及び図
32に示すように、ローディング機構126のローディ
ング中間スライダー129を介してローディングスライ
ダー128が矢印b方向の復動位置P11に復動されてい
る。そして、変換リンク127を介してメインスライダ
ー24が復動位置P3 まで矢印b′方向に復動されてス
ライダーストッパー28に当接されている。
【0126】そして、図34に示すように、ローディン
グ中間スライダー129の連結ピン144がローディン
グスライダー128の切欠き145内に板バネ134の
傾斜突起158によって固定されていることによって、
連結器135がローディングスライダー128とローデ
ィング中間スライダー129とを一体に矢印b、b′方
向にスライドできるように連結した状態になっている。
【0127】
【オートローディング動作】次に、前述したカートリッ
ジホルダー29内へのディスクカートリッジ1の挿入完
了により、図13に示したカートリッジ・イン・スイッ
チ75からの信号によって、ローディングモータ22が
作動されると、クランクピン108が図28及び図30
の復動位置P9 から図29及び図31に示す往動位置P
10まで矢印j方向に半回転だけ公転されて、図23に示
した位置検出器117によってローディングモータ22
が停止される。
【0128】この間に、クランクピン108が長穴14
7を介してローディング中間スライダー129を矢印
b′方向にスライド駆動し、図33及び図34に示すよ
うに、このローディング中間スライダー129の連結ピ
ン144が板バネ134の傾斜突起158を介してロー
ディングスライダー128を図28及び図32に示す復
動位置P11から図29及び図33に示す往動位置P12
で矢印b′方向にスライド駆動する。
【0129】すると、図29に示すように、変換リンク
127を介してメインスライダー24が往動位置P4
で矢印b方向にスライド駆動されて、前述したように、
カートリッジホルダー29が挿入位置P5 から装着位置
6 へオートローディングされる。
【0130】
【オートイジェクト動作】次に、前述したようにイジェ
クト釦を押すか、又は、コンピュータからのイジェクト
信号により、ローディングモータ22が再度作動される
と、クランクピン108が図29及び図31の往動位置
10から図28及び図30に示す復動位置P9 まで矢印
j方向に半回転だけ公転されて、図23に示した位置検
出器17によってローディングモータ22が停止され
る。
【0131】この間に、クランクピン108が長穴14
8を介してローディング中間スライダー129を矢印
b′方向にスライド駆動し、図32及び図34に示すよ
うに、このローディング中間スライダー129の連結ピ
ン144がローディングスライダー128を図29及び
図33に示す往動位置P12から図28及び図32に示す
復動位置P11まで矢印b方向にスライド駆動する。
【0132】すると、図28に示すように、変換リンク
127を介してメインスライダー24が復動位置P3
で矢印b′方向にスライド駆動されて、前述したよう
に、カートリッジホルダー29が装着位置P5 から挿入
位置P4 へオートイジェクトされる。
【0133】ところで、クランクピン108が図30の
復動位置P9 と図31の往動位置P10との間で半回転づ
つ矢印j方向に順次回転される際、図27に示すよう
に、このクランクピン108は長穴149を介してイジ
ェクトピンレバー131を支点ピン148を中心として
揺動中心位置P13と左右両側の揺動位置P14、P15との
間で角度θ1 づつ矢印k、k′方向に交互に揺動駆動す
る。
【0134】従って、クランクピン28が図31の往動
位置P10から図30の復動位置P9まで矢印j方向に半
回転される間に、イジェクトピンレバー131が図38
に示す揺動中心位置P13から図39に示す外側の揺動位
置P15まで角度θ1 だけ矢印k′方向に揺動されること
になり、この時に、図40に示すように、イジェクトピ
ンレバー131のイジェクトピン130がイジェクトレ
バー23の外側端23bの突起152を矢印b方向に押
しながら矢印j方向に通過する。
【0135】すると、図39及び図40に示すように、
イジェクトレバー23が捩りバネ65に抗して瞬間的に
矢印g方向に回転駆動されて、そのイジェクトレバー2
3の内側端23aがイジェクトスライダー54を矢印
b′方向に押す。そして、前述したように、カートリッ
ジホルダー29外へのディスクカートリッジ1の矢印
b′方向へのオートイジェクト動作が行われる。
【0136】
【マニアルイジェクト動作】図3の(B)に示す装着位
置P6 へのディスクカートリッジ1のローディング状態
で、停電やコントローラ等の電気制御系の故障等によ
り、手動でディスクカートリッジ1をイジェクトしなけ
ればならないようなイマージェンシー・イジェクトと称
されるマニアルイジェクト動作を説明する。
【0137】まず、装着位置P6 へのディスクカートリ
ッジ1のローディング状態では、図35及び図36に示
すように、連結器135がフロントパネル21のマニア
ルイジェクト穴162に矢印b′方向から近接される。
【0138】そこで、図35及び図36に示すように、
そのマニアルイジェクト穴162から板状治具163を
矢印b方向に水平に挿入して、その板状治具163の先
端を上下両傾斜ガイド片160、161によって案内し
ながらローディングスライダー128とを板バネ134
との間に矢印b方向に押し込む。
【0139】すると、板状治具163の先端が板バネ1
34の左右両傾斜突起158、159に矢印b方向から
押し付けられて、これら左右両傾斜突起158、159
が下方である矢印m′方向に逃げようとして、板バネ1
34の前端134b側が後端134aを中心に下方であ
る矢印m′方向に弾性に抗して撓む。
【0140】すると、まず、傾斜突起158が連結ピン
144から下方に外れて、ローディングスライダー12
8に対するローディング中間スライダー129の連結が
切り離される。
【0141】そして、板状治具163をそのまま矢印b
方向に押し込むと、次に、その板状治具163の先端が
マニアルイジェクトスライダー132の突片132aを
矢印b方向に押し、その突片132aが切欠き146の
矢印b方向側の端面に当接されて、板状治具163が突
片132aを介してローディングスライダー128を矢
印b方向に押すようになる。
【0142】従って、そのまま板状治具163を矢印b
方向に押し続けると、今度は、ローディングスライダー
131とマニアルイジェクトスライダー132が一体に
矢印b方向に押される。
【0143】そして、ローディングスライダー131が
変換リンク127を介してメインスライダー24を図2
9の往動位置P4 から図28の復動位置P3 まで矢印
b′方向にスライド駆動して、メインスライダー24が
スライダーストッパー28に当接されて止まる。
【0144】なおこの際、メインスライダー24はもと
もと図7及び図8に示す左右両引張バネ27によって矢
印b′方向に復動付勢されているので、これら左右両引
張バネ27のバネ力を利用して、メインスライダー24
を矢印b′方向に軽くスライド駆動することができる。
【0145】そして、メインスライダー24が復動位置
3 まで矢印b′方向にスライド駆動されることによっ
て、前述したように、カートリッジホルダー29と図3
の装着位置P6 から挿入位置P5 まで手動で矢印c′方
向に上昇させることができる。
【0146】一方、この時、図41に示すように、マニ
アルイジェクトスライダー132が通常のスライド量よ
り大きいストロークで矢印b方向に押されて、その後端
132bがマニアルイジェクトスライダー133の突起
133aに当接して、そのマニアルイジェクト板133
を矢印b方向に押す。
【0147】すると、図41に示すように、そのマニア
ルイジェクトスライダー132のマニアルイジェクト突
起151がイジェクトレバー23の外側端23bの突起
153を矢印b方向に押す。
【0148】この結果、図41に示すように、イジェク
トレバー23が手動で矢印g方向に回転操作されて、イ
ジェクトスライダー54が矢印b′方向に押されること
になり、前述したように、ディスクカートリッジ1をカ
ートリッジホルダー29外に矢印b′方向に自動的にイ
ジェクトすることができる。
【0149】なお、このマニアルイジェクト動作後に、
板状治具163をマニアルイジェクト穴162外に矢印
b′方向に引き抜けば、図36の(B)に1点鎖線で示
すように、板バネ134の前端134b側が上方である
矢印m方向に弾性復帰して、傾斜突起158が連結ピン
144より前方側である矢印b方向に矢印m方向から入
り込む。
【0150】そこで、この後電源が入って、ローディン
グモータ22が回転され、クランクピン108が図29
の往動位置P10から図28の復動位置P9 まで矢印b方
向に移動され、ローディング中間スライダー129が矢
印b方向にスライド駆動されると、連結ピン144が板
バネ134の傾斜突起158を乗り越えて、図34に示
すように切欠き145内に再び自動的に入り込んで、ロ
ーディングスライダー128とローディング中間スライ
ダー129とが連結ピン144によって再び連結され
て、これらが一体に矢印b、b′方向にスライドできる
ようになる。
【0151】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
【0152】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のカート
リッジ式ディスク装置は次のような効果を奏する。
【0153】請求項1は、カートリッジホルダーの天板
に取り付けた磁界ヘッドスライダーをカートリッジホル
ダーの挿入位置と装着位置との間で往復動方向に対する
直交方向にスライドさせることにより、磁界ヘッドをカ
ートリッジホルダー外とカートリッジホルダー内のディ
スクカートリッジ内との間で出し入れ制御するようにし
て、カートリッジホルダーの昇降量に依存させることな
く、磁界ヘッドを独立して昇降させることができるよう
にしたので、磁界ヘッドの昇降駆動に関する設計の自由
度が大きい。
【0154】請求項2は、上記カートリッジホルダーの
往復動方向に対する直交方向にスライドされて上記カー
トリッジホルダーを上記挿入位置と装着位置との間で往
復駆動するメインスライダーを設け、上記磁界ヘッドス
ライダーを上記メインスライダーに係合させて、上記メ
インスライダーと上記カートリッジホルダーとの相対移
動により上記磁界ヘッドスライダーを上記カートリッジ
ホルダーに対してスライド駆動するように構成したの
で、磁界ヘッドスライダーのスライド駆動を簡単に行え
る上に、磁界ヘッドスライダーの可動スペースをカート
リッジホルダー及びメインスライダーの可動スペース内
にほぼ収容させることができて、ディスク装置の小型化
を促進できる。
【0155】請求項3は、上記カートリッジホルダーの
天板に磁界ヘッドホルダーの一端を回転自在に取り付け
ると共に、その磁界ヘッドホルダーの他端に上記磁界ヘ
ッドの長さ方向の中間部を回転自在に取り付け、上記磁
界ヘッドホルダーと上記磁界ヘッドスライダーとの間に
傾斜ガイドと従動子とを設けたので、カートリッジホル
ダーの上部空間内での磁界ヘッド及びその駆動系の可動
スペースを小さくできて、ディスク装置の小型化を促進
できる。
【0156】請求項3は、カートリッジホルダーの天板
に磁界ヘッド、磁界ヘッドホルダー及び磁界ヘッドスラ
イダーを取り付けたので、これらを予め組み立てた(い
わゆる部組み)後に、カートリッジホルダーをメインス
ライダーに簡単に組み立てることができて、ディスク装
置の組立てを簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカートリッジ式ディスク装置の一実施
例を説明するディスク装置全体の斜視図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図3の(A)はカートリッジホルダーの挿入位
置を示す側面図であり、図3の(B)はカートリッジホ
ルダーの装着位置を示す側面図である。
【図4】図4の(A)はカートリッジホルダーの挿入位
置を示す正面図であり、図4の(B)はカートリッジホ
ルダーの装着位置を示す正面図である。
【図5】カートリッジホルダー及びサブガイドフレーム
を外した状態でのディスク装置の斜視図である。
【図6】カートリッジホルダー、メインスライダー及び
サブガイドフレームを外した状態でのディスク装置の斜
視図である。
【図7】メインシャーシ上でのメインスライダーの復動
位置を示す平面図である。
【図8】メインシャーシ上でのメインスライダーの往動
位置を示す平面図である。
【図9】カートリッジホルダー内へのディスクカートリ
ッジの挿入開始を示す一部切欠き平面図である。
【図10】カートリッジホルダー内へのディスクカート
リッジの挿入完了を示す一部切欠き側面図である。
【図11】シャッター開閉機構を示す斜視図である。
【図12】シャッター開閉レバー及びカートリッジロッ
クレバーの復動状態を示す一部切欠き平面図である。
【図13】シャッター開閉レバー及びカートリッジロッ
クレバーの往動状態を示す一部切欠き平面図である。
【図14】ディスクカートリッジのローディング時にお
けるカートリッジロックレバーによるディスクカートリ
ッジのロック動作を示す一部切欠き平面図である。
【図15】ディスクカートリッジのイジェクト時におけ
るカートリッジロックレバーによるディスクカートリッ
ジのロック解除動作を示す一部切欠き平面図である。
【図16】磁界ヘッド昇降機構を示す平面図である。
【図17】磁界ヘッドスライダーを示す斜視図である。
【図18】磁界ヘッドとディスククランパーを示す斜視
図である。
【図19】磁界ヘッドと磁気ヘッドホルダーを示す斜視
図である。
【図20】図20の(A)は磁界ヘッドの上昇位置を示
す図16のA−A矢視での側面図であり、図20の
(B)は磁界ヘッドの下降位置を示す図16のA−A矢
視での側面図である。
【図21】図21の(A)は磁界ヘッドの上昇位置を示
す図16のB−B矢視での側面図であり、図21の
(B)は磁界ヘッドの下降位置を示す図16のB−B矢
視での側面図である。
【図22】ローディングモータを示す斜視図である。
【図23】図22のC−C矢視での断面図である。
【図24】ローディング機構全体を示す平面図であ
る、。
【図25】ローディング機構と連結器の分解斜視図であ
る。
【図26】ローディングモータのクランクピンとローデ
ィング中間スライダーとの係合を示す斜視図である。
【図27】ローディングモータのクランクピンとイジェ
クトピンレバーとの係合を示す斜視図である。
【図28】ローディングモータによるメインスライダー
の復動位置への駆動を示す平面図である。
【図29】ローディングモータによるメインスライダー
の往動位置への駆動を示す平面図である。
【図30】ローディングモータのクランクピンと、イジ
ェクトピンレバーのイジェクトピンとの復動位置を示す
平面図である。
【図31】ローディングモータのクランクピンと、イジ
ェクトピンレバーのイジェクトピンとの往動位置を示す
平面図である。
【図32】ローディング中間スライダーとローディング
スライダーとの連結器の復動位置を示す平面図である。
【図33】ローディング中間スライダーとローディング
スライダーとの連結器の往動位置を示す平面図である。
【図34】図34の(A)は図33のD−D矢視での断
面図であり、図34の(B)は図33のE−E矢視での
断面図である。
【図35】マニアルイジェクト動作を示す平面図であ
る。
【図36】図36の(A)は図35のF−F矢視での断
面図であり、図36の(B)は図35のG−G矢視での
断面図である。
【図37】イジェクトレバーとイジェクトピン及びマニ
アルイジェクトスライダーの係合を示す斜視図である。
【図38】イジェクトレバーの復動位置とイジェクトピ
ンとの位置関係を示す平面図である。
【図39】イジェクトピンによるイジェクトレバーの駆
動を示す平面図である。
【図40】図39の一部切欠き平面図である。
【図41】マニアルイジェクトスライダーによるイジェ
クトレバーの駆動を示す平面図である。
【図42】図42の(A)はディスクカートリッジの斜
視図であり、図42の(B)は図42の(A)のH−H
矢視での断面図である。
【図43】図43の(A)はディスクカートリッジの平
面図であり、図43の(B)は図43の(A)のI−I
矢視での側面図である。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ 13 メインシャーシ 24 メインスライダー 29 カートリッジホルダー 29a カートリッジホルダーの天板 35 磁界ヘッドスライダー 36 ディスククランパー 37 磁界ヘッド昇降機構 82 磁界ヘッドケース 82a、82b 磁界ヘッドケースのフランジ部 84 磁界ヘッドホルダー 85、86 支点軸 87 天板の取付片 88、90 捩りバネ 93 磁界ヘッドスライダー 93a 磁界ヘッドスライダーの突片 93b 磁界ヘッドスライダーのガイド片 97 磁界ヘッドスライダーのガイドピン 98 メインシャシーの垂直溝 100 傾斜ガイド 101 従動ピン(従動子) 102 天板の磁界ヘッド昇降用開口 103 天板のディスククランパー昇降用開口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクカートリッジの挿入位置と装着位
    置との間で往復動されるカートリッジホルダーと、 上記カートリッジホルダーの天板に形成された開口を通
    してカートリッジホルダー外とカートリッジホルダー内
    との間で出入り自在に構成された磁界ヘッドとを備え、 上記ディスクホルダーによって上記ディスクカートリッ
    ジを上記挿入位置から上記装着位置へ移動させた時に、
    上記磁界ヘッドを上記カートリッジホルダー内に挿入さ
    せるように構成したカートリッジ式ディスク装置におい
    て、 上記カートリッジホルダーの天板に取り付けられて、こ
    のカートリッジホルダーの往復動方向に対する直交方向
    にスライドされることにより、上記磁界ヘッドを上記カ
    ートリッジホルダー外とカートリッジホルダー内の上記
    ディスクカートリッジ内との間で出し入れ制御する磁界
    ヘッドスライダーを設けたことを特徴とするカートリッ
    ジ式ディスク装置。
  2. 【請求項2】上記カートリッジホルダーの往復動方向に
    対する直交方向にスライドされて上記カートリッジホル
    ダーを上記挿入位置と装着位置との間で往復駆動するメ
    インスライダーを設け、上記磁界ヘッドスライダーを上
    記メインスライダーに係合させて、上記メインスライダ
    ーと上記カートリッジホルダーとの相対移動により上記
    磁界ヘッドスライダーを上記カートリッジホルダーに対
    してスライド駆動するように構成したことを特徴とする
    請求項1記載のカートリッジ式ディスク装置。
  3. 【請求項3】上記カートリッジホルダーの天板に磁界ヘ
    ッドホルダーの一端を回転自在に取り付けると共に、そ
    の磁界ヘッドホルダーの他端に上記磁界ヘッドの長さ方
    向のほぼ中間部を回転自在に取り付け、上記磁界ヘッド
    ホルダーと上記磁界ヘッドスライダーとの間に傾斜ガイ
    ドと従動子とを設けたことを特徴とする請求項1又は2
    記載のカートリッジ式ディスク装置。
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