JPH06274597A - ビデオ映像合成装置 - Google Patents

ビデオ映像合成装置

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JPH06274597A
JPH06274597A JP5085175A JP8517593A JPH06274597A JP H06274597 A JPH06274597 A JP H06274597A JP 5085175 A JP5085175 A JP 5085175A JP 8517593 A JP8517593 A JP 8517593A JP H06274597 A JPH06274597 A JP H06274597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
image
work
unit
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP5085175A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Inagawa
淳 稲川
Tsukasa Maejima
司 前嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Corp
Original Assignee
N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Communications Systems Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by N T T DATA TSUSHIN KK, NTT Data Communications Systems Corp filed Critical N T T DATA TSUSHIN KK
Priority to JP5085175A priority Critical patent/JPH06274597A/ja
Publication of JPH06274597A publication Critical patent/JPH06274597A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実写に近いリアルな合成映像を、計算機によ
るデジタル映像技術を用いて、専門技術者ではない一般
の制作者が容易にビデオ映像を合成できる装置を提供す
る。 【構成】 作業入力手段より作業内容が入力されると、
映像部品蓄積手段に蓄積されている実写を用いた映像部
品のうち、その作業内容に必要な映像部品が読み出さ
れ、映像部品加工手段によって必要な加工又は修正が加
えられる。その後、加工又は修正された映像部品が映像
合成手段によって多重合成されて、実写に近いリアルな
合成映像が作成される。この合成映像は映像再生手段に
よって、制作者に対して表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機を用いたデジタ
ル映像処理による対話的なビデオ映像合成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】計算機を用いたデジタル映像処理による
ビデオ映像制作について述べたものとして、図形情報処
理センター発行“PIXEL”、1992年8、9月号
の河内隆幸著「誰にでもわかる映像革命CG」があり、
コンピュータグラフィックス(以下CGと略す)を代表
とする計算機を用いたデジタル映像の、映像関連産業に
おける重要性、利用分野、現状が紹介されている。
【0003】従来の映像合成では、人間や風景など実物
を普通に撮影する「実写」、実写の中でも特別なセット
や模型を利用して特殊な映像効果を出す「特殊撮影」、
実写のビデオ編集時に特殊な映像効果を与える「ビデオ
特殊効果」などの計算機を用いたデジタル映像処理によ
り、多重合成しているものが多い。また、実写を用い
ず、何もないところから映像を創るものとして、計算機
に数字を入力することで映像を創り出すCGの技術も、
近年、テレビや映画、産業デザイン、科学技術計算の可
視化などの幅広い領域で使われだしている。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】実写を用いた映像合
成では、実際の映像制作の撮影現場や編集時に変更の要
求が出ても、初めらから撮影をし直したり、撮影セット
を造り直さなけらばならず、変更作業に費用、時間の面
で多大な労力を必要とする。
【0005】一方、CGでは、すべてが計算機の中にあ
るデータを変えるだけで、望み通りの映像を得ることが
できる。CGはデジタル情報であるので、長期保存や複
製において画像劣化がなく、データの修正や追加で新し
い映像をつくりだすことができ、再利用が可能である。
【0006】しかし、前述のような利点に対して、CG
映像を作成するためには計算機やCG技術に関する技術
的な知識・経験を必要とし、専門技術者を必要とする。
また、実写に近いリアルな映像を生成することは、ま
だ、研究段階であり、様々な研究課題を内在している。
【0007】本発明は、このような点をかんがみて創案
されたもので、実写に近いリアルな合成映像を、計算機
によるデジタル映像技術を用いて、専門技術者ではない
一般の制作者が容易にビデオ映像を合成できる装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【問題点を解決するための手段】上記問題点を解決する
ため、本発明に従うビデオ映像合成装置は、作業入力手
段と映像部品蓄積手段と映像部品呼出手段と映像部品加
工手段と映像合成手段と映像録画手段とを具備する。
【0009】作業入力手段は、例えばキーボード、マウ
ス等を用いて、作業内容を入力する為のものである。
【0010】映像部品蓄積手段は、例えば実物を撮影し
た静止画、動画、テクスチャ情報、および実物から得ら
れる3次元モデル、動きモデル、等の映像部品を蓄積す
る。
【0011】映像部品呼出手段は、作業内容に基づいて
必要となる映像部品を選択する機能を有する。
【0012】映像部品加工手段は、作業内容に基づいて
映像部品を修正、加工する機能を有する。
【0013】映像合成手段は、加工された映像部品をひ
とつの画像に多重合成しビデオ映像をつくる機能を有す
る。
【0014】映像録画手段は、合成された映像をビデオ
テープ等の外部媒体に記憶する機能を有する。
【0015】好適な実施例は、上記構成に加えさらに、
合成された映像を再生して制作者に見せる合成映像再生
手段を具備する。
【作用】作業入力手段より作業内容が入力されると、映
像部品蓄積手段に蓄積されている実写を用いた映像部品
のうち、その作業内容に必要な映像部品が読み出され、
映像部品加工手段によって必要な加工又は修正が加えら
れる。その後、加工又は修正された映像部品が映像合成
手段によって多重合成されて、実写に近いリアルな合成
映像が作成される。
【0016】好適な実施例では、この合成映像は映像再
生手段によって、制作者に対して表示される。表示され
た合成映像を見て、制作者はそれが満足すべきものか否
か判断できる。
【0017】もし、その合成映像が満足できないもので
あれば、訂正を要求する作業内容を入力することもでき
る。あるいは、映像の制作過程において変更の意図が生
じた場合には、その変更を要求する作業内容を入力する
こともできる。このような場合、映像部品呼出手段によ
って訂正又は変更要求に応じた新しい映像部品の選択、
および映像部品加工手段によって蓄積されている映像部
品の新しい加工又は修正によって、訂正又は変更作業が
容易に行える。
【0018】こうして訂正又は変更された合成映像は、
映像再生手段によって制作者に対して表示される。その
結果、まだ制作者の満足すべきものでない場合には、作
業入力手段により再度訂正の作業内容を入力する。
【0019】以上のような対話的な操作を繰り返すこと
によって、制作者の意図していた映像を作成することが
でき、専門技術者でなくても容易にビデオ映像を合成で
きる。
【0020】
【実施例】以下図面を用いて本発明を詳細に説明する。
【0021】図1に、本発明の一実施例の装置構成図を
示す。本装置は、相互に通信可能に関係づけられた主制
御部1、記憶部2、作業入力部3、映像部品蓄積部4、
映像部品呼出部5、映像部品加工部6、映像合成部7、
映像再生部8及び映像録画部9を有する。
【0022】作業入力部3はキーボードやマウス等の入
力器を含み、これを用いて制作者が作業内容を本装置に
入力する。入力された作業内容は主制御部1に送られ
る。主制御部1は、入力された作業内容を解析し、これ
に基づいて本装置内の各部に作業内容に基づいて指令を
送る。これにより、以下のように各部が動作する。
【0023】映像部品蓄積部4には、あらかじめ、実物
を撮影した静止画、動画及びテクスチャ情報、並びに実
物から得られる3次元モデル及び動きモデル等の映像部
品が蓄積され管理されている。まず、映像部品呼出部5
が、作業内容に必要な映像部品を映像部品蓄積部4から
選択的に取り出し、これを記憶部2に書き込む。
【0024】次に、映像部品加工部6にが、記憶部2よ
り映像部品を読みだし、作業内容に応じて修正又は加工
する。加工された映像部品は、いったん記憶部2に記憶
された後、映像合成部7によって読み出される。映像合
成部7は、加工された映像部品を作業内容に従って多重
合成して一つ画像を形成し、この合成画像を記憶部2に
書き込む。
【0025】次に、映像再生部8が記憶部2より合成画
像を読み出す。映像再生部8はディスプレイ装置を含
み、合成画像を制作者に表示すると共に、メッセージを
表示して合成画像が制作者にとって満足か、訂正が必要
かの判断を求める。
【0026】この後、合成画像が満足な旨の回答が作業
入力部3より入力されると、これを受けて主制御部1が
映像録画部9を起動する。映像録画部9は、記憶部2よ
り合成画像をラスター方式で読みだしてビデオ映像信号
に変換し、この信号を本装置に接続されたビデオ録画装
置(図示せず)を通じて磁気テープ等の外部媒体に記憶
される。
【0027】以上の構成の下で、ビデオ映像合成の一例
として、夕焼けの山々をバックに男性が歩いているシー
ンを作成する場合の処理手順を、図2を参照して以下に
説明する。
【0028】図2において、10は作成者が装置に入力
する作業内容、11は山の写っている静止画の映像部
品、12は人間の3次元モデルの映像部品、13は男性
のテクスチャ情報の映像部品、14は人間の歩行動きモ
デルの映像部品、15は夕方の山の映像である加工映像
部品、16は男性のテクスチャをマッピングした男性の
映像である加工映像部品、17は男性が歩いている動画
の加工映像部品、18は夕方の山を背景に男性が歩いて
いる動画の映像、19は訂正の作業内容を示す。
【0029】まず、制作者は、作業入力部3を用いて、
背景として「山の写っている風景」、登場人物として
「男性」、動作として「歩行」、時刻として「夕方」等
の事項の指定を含む作業内容10を入力する。
【0030】すると、映像部品呼出部5が、この作業内
容10に基づいて、映像部品蓄積部4から山を撮影した
静止画11、人間の3次元モデル12、男性のテクスチ
ャ情報13、歩行の動きモデル14を映像部品として選
択し、記憶部2に記憶する。
【0031】次に、映像部品加工部6が、まず、記憶さ
れた山を撮影した静止画11を読みだし、これが夕方の
色調となるように、デジタル映像処理によるビデオ特殊
効果を用いて加工して夕方の山の映像15を作成し、こ
れを記憶部2に再記憶する。映像部品加工部6は、次
に、男性のテクスチャ情報13と人間の3次元モデル1
2とを読みだし、前者を後者に張り付けて男性の映像部
品16を作成し、さらに、人間の歩行動きモデル14を
読みだし、これと男性の映像部品16とを組み合わせて
歩行する男性の動画17を作成し、同様に記憶部2に記
憶する。
【0032】続いて、映像合成部7が、記憶部2より夕
方の山の静止画15及び歩行する男性の動画17を読み
だし、前者15を背景に後者17を重ね合わせ、合成映
像18を作成する。合成映像18はいったん記憶部2に
記憶された後、映像再生部8により読み出されて制作者
に表示され、そして、本装置は結果が満足か否かの回答
の入力を待つ。
【0033】合成映像が満足との回答が入れば、映像録
画部9が記憶部2より合成映像18を読みだしてそのビ
デオ信号を外部のビデオ録画装置に送り、これによりテ
ープなどの外部記録媒体に合成映像18が記憶される。
【0034】一方、制作者にとって合成映像が不満足で
あれば、制作者は作業入力部3を用いて、合成映像の訂
正を行うための作業内容19を入力し、この訂正作業内
容19に従って、上記のような処理が繰り返えされる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
実写を用いた映像部品を用いて映像を多重合成している
ので、実写に近いリアルな映像を容易に合成できる。ま
た、合成映像の修正を行う場合、あるいは映像の制作過
程における変更要求に対して、映像部品の差し替え、加
工という簡単な作業で変更が行える。さらに、合成映像
を制作者が確認しながら修正・変更できるので、専門技
術者でなくても扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の装置構成を示すブロック
図。
【図2】同実施例による映像合成の処理手順の一例を示
すフローチャート。
【符号の説明】
1 主制御部 2 記憶部 3 作業入力部 4 映像部品蓄積部 5 映像部品呼出部 6 映像部品加工部 7 映像合成部 8 映像再生部 9 映像録画部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ映像を合成する装置において、 作業内容を入力するための作業入力手段と、 実物の撮影から又は実物の分析から得た映像部品を蓄積
    する映像部品蓄積手段と、 前記作業入力手段より入力された作業内容に応じて、必
    要な前記映像部品を選択的に前記蓄積手段から取り出す
    映像部品呼出手段と、 前記取り出した映像部品に、前記作業内容に応じて、必
    要な加工又は修正を加える映像部品加工手段と、 前記加工又は修正された映像部品を合成して合成映像を
    作成する映像合成手段と、 前記合成映像を所定の記録媒体に記録する映像録画手段
    と、を具備することを特徴とするビデオ映像合成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、前記合成映
    像を再生し表示する映像再生手段をさらに具備するビデ
    オ映像合成装置。
JP5085175A 1993-03-22 1993-03-22 ビデオ映像合成装置 Pending JPH06274597A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5085175A JPH06274597A (ja) 1993-03-22 1993-03-22 ビデオ映像合成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5085175A JPH06274597A (ja) 1993-03-22 1993-03-22 ビデオ映像合成装置

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JPH06274597A true JPH06274597A (ja) 1994-09-30

Family

ID=13851330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5085175A Pending JPH06274597A (ja) 1993-03-22 1993-03-22 ビデオ映像合成装置

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