JPH06274513A - 階層表計算装置 - Google Patents

階層表計算装置

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JPH06274513A
JPH06274513A JP5085417A JP8541793A JPH06274513A JP H06274513 A JPH06274513 A JP H06274513A JP 5085417 A JP5085417 A JP 5085417A JP 8541793 A JP8541793 A JP 8541793A JP H06274513 A JPH06274513 A JP H06274513A
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JP5085417A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Yamashita
哲也 山下
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数のます目を有する表を表示し、この表の各
ます目に入力されたデータに基づいて表計算を行う表計
算装置であって、階層化された表の表示に特に有効な機
能を備えた階層型の表計算装置を提供すること。 【構成】行と列で定められる複数のます目を持つ表を表
示画面(107)上に表示し、前記ます目に入力された
データに基づいて表計算を行う表計算装置において、前
記表の行および列を分割して小分類を作成する分割手段
(103)と、前記表の行および列について小分類の有
無および小分類の表示/隠蔽状態を管理し、管理内容を
示す可視表示の更新表示を対応する表側部および表頭部
に対して行う第1の処理手段(105,106の要部)
と、前記可視表示された表側部および表頭部に対する選
択指示に対して対応する行および列に小分類の表示/隠
蔽処理を行う第2の処理手段(105,106の要部)
とを具備して構成されたことを特徴とする表計算装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のます目を有す
る表を表示し、この表の各ます目に入力されたデータに
基づいて表計算を行う表計算装置に関するものであり、
これを更に詳細にいえば、特に階層化された表の表示に
有効な機能を備えた階層型の表計算装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来からの一般的な対話型データシステ
ムを構成するものは、ある所定のデータを記憶し、必要
な演算処理を実行する中央処理装置、該中央処理装置に
よる処理の結果を利用者に表示する表示画面部、該利用
者によるシステムへの所要の入力操作がなされるキーボ
ードやマウスのような入力部、必要に応じて処理結果と
してのデータまたは中間的なデータをハードコピーの形
式で出力する印刷部、および、前記各種のデータを保存
しておく外部記憶装置である。このような構成の対話型
データシステムにおいては、システムに対する利用者か
らの指示や、該システムからの質問に対する利用者側の
解答が、関連のあるデータに瞬時に反映して、この反映
の結果が利用者側にフィードバックされる。そして、こ
のようなプロセスを繰り返すことによって該利用者の適
用業務に対する適切な対処策をたてるようにされる。こ
のような対話型データシステムに包含される表計算装置
は、縦横2次元の行列の表を介して利用者との対話を行
うようにされており、近年は、各種のパーソナル・コン
ピュータやワークステーション等を中心として多種多様
のものが市販されている。
【0003】図6は、前記されたような一般的な表計算
装置で適用される表示画面部を備えた機能部の例示図で
ある。この図6から認められるように、ここでの行列表
は複数個の行601(この例では、行番号603によっ
て5行にされている)および複数個の列602(この例
では列番号604によって4列にされている)からなっ
ており、多くのます目605を有するようにされてい
る。これらのます目605の各々は、利用者から入力さ
れた文字・数値等の情報について、指定された属性をも
って表示するようにされる。例えば列番号604におけ
る列1は取り扱い対象の物品を表し、列2はその単価を
表し、列3は(売上げの)個数を表しており、また、列
4は売上げの総金額を表している。ここで行番号603
における行3についてみると、取り扱い対象の物品はC
RTであり、その単価は98,000(円)であり、そ
の(売上げの)個数は25個であり、そして、その売上
げの総金額は2,450,000(円)であると認める
ことができる。また、他のます目の値を参照して、目標
とする物品類の値を間接的に決定する手段としての式を
入力する(導入する)こともできる。このような式の設
定がなされているときには、利用者が該当する式の参照
しているます目の値を変更すると、対話型データシステ
ムである表計算装置において、前記該当する式の値が自
動的に再計算されて、その計算結果が表示される。かく
して、前述された表におけるデータ相互の関係を常に静
的に保持するようにされている。なお、ここで導入され
る式としては、次のような簡単なものを考えることがで
きる。例えば、ある所定の物品の総売上金額がy,当該
物品の売り上げ個数がx,その売り上げ単価がa,関連
の電話代や郵便料のような管理費bであるとすると、こ
のときの総売上金額yは(y=ax+b)とされる。前
記された図6において示されたコマンド入力部606
は、表に関する所要の指示を利用者が発することが可能
にされるものであり、[編集],[複写],[移動],
[保存],[属性],[幅]等の各種のコマンド609
を入力することが可能にされている。そして、このよう
な各種のコマンド609を適切に用いることにより、指
示の対象となるます目の選択,先行の値・式・属性の変
更,ます目の複写・移動・削除,行列の幅の変更等の各
種の操作が簡単に実行される。なお、前記された表にお
ける目標のます目に対する所望の値の入力については、
図示されないカーソル移動キーやマウスを適宜操作する
ことにより入力すべきます目を決定してから、前記コマ
ンド609における編集コマンド等を用いることによ
り、これも図示されないキーボードにおける適当なキー
を操作しながら、目標とする値(例えば、前述の単価,
個数や売り上げ金額等)を該当の箇所にタイプ(印刷)
することで実現される。また、この図6において、60
7は選択しているます目の番号であり、この例では、列
3,行2に該当するます目が選択されていることが理解
される。そして、608は現在選択しているます目にお
ける値を表しており、この例では、(物品の)個数であ
る25が表示されている。
【0004】図7は、実際の収支報告書等で用いられる
表示画面部の例示図である。この図7において、表頭部
701(表中上部の項目名記述部分)が大分類702の
記入欄と小分類703の記入欄とに分けられており、こ
れらが階層をなすようにされている。ここで、大分類7
02の記入欄には[92(年)]が記入されており、ま
た、小分類703の記入欄には[上期],[下期]およ
び[計]が記入されている。いうまでもなく、これは単
なる一例であり、これ以外の項目を記入したり、分類自
体を更に細かくすることもできる。そして、表側部70
4には[収入],[支出]および[計]が記入されてい
るけれども、この表側部704についても、必要に応じ
て適当な階層性のものにすることができる。ところで、
このように階層化された分類を備えた表を作成する従来
の方法としては、例えば特開昭62−57058号公報
に開示されたものがある。この従来の方法を前記図2の
場合について適用すれば、表頭部701または表側部7
04のある特定の行または列に対して適当な分割指示を
出して、ある指定の行または列に対応する小分類を作成
することにより、所期の階層化が可能にされる。また、
このような階層化を表計算の局面からみたときには、階
層化されたます目におけるデータ(情報)には互いに何
等かの意味的な関連性があることは容易に推測できる。
そこで、このような関連性を所望の式の設定やその計算
に反映させるためには、前記の特開昭62−57058
号公報に開示されているような、ます目の指定にも階層
性を取り込んだ計算手法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
6や図7で述べた従来の表計算装置の表の表示において
は、該当の表が階層化されているか否かに係わらず、全
てのます目が常に表示されることになる。ある所定の表
について編集操作を施すときには、通常、ある特定の階
層に注目して編集操作を施すことが多いけれども、前記
のように全てのます目が常に表示されるとすれば、実際
に表示される表が大面積のものになることがあり、細部
にわたる無用の表示のために作業上で払うべき注意が散
漫になったり、または、必要な表示位置を選択するため
に表のスクロール作用のような無駄な作業を強いられる
ことになるという問題点があった。
【0006】この発明は上記された問題点を解決するた
めになされたものであって、ある対象の表について所要
の編集操作を施すときに、注目すべき特定の階層が存在
するときには、前記対象とする表における全てのます目
を常に表示させることなく、編集操作のために実際に必
要とされる部分だけを選択的に表示させることにより、
作業上で払うべき注意が散漫になることが防止されると
ともに、必要な表示位置を選択するための表のスクロー
ル作用のような無駄な作業が不要にされた階層表計算装
置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
果たすためになされたものであり、この発明に係る階層
表計算装置は、行と列で定められる複数のます目を持つ
表を表示画面(図1の107)上に表示し、前記ます目
に入力されたデータに基づいて表計算を行う表計算装置
において、前記表の行および列を分割して小分類を作成
する分割手段(図1の103)と、前記表の行および列
について小分類の有無および小分類の表示/隠蔽状態を
管理し、管理内容を示す可視表示の更新表示を対応する
表側部および表頭部に対して行う第1の処理手段(図1
の105,106)と、前記可視表示された表側部およ
び表頭部に対する選択指示に対して対応する行および列
に小分類の表示/隠蔽処理を行う第2の処理手段(図1
の105,106)とを具備して構成されたことを特徴
とするものである。
【0008】
【作用】この発明に係る階層表計算装置は、行と列で定
められる複数のます目を持つ表を表示画面上に表示し、
前記ます目に入力されたデータに基づいて表計算を行う
ようにされており、分割手段により前記表の行および列
を分割して小分類を作成する。第1の処理手段は、前記
表の行および列について小分類の有無および小分類の表
示/隠蔽状態の管理をしており、例えば、前記分割手段
で分割された行および列に対しては、小分類が有である
ことを示す所定の強調表示マーク等の可視表示を行うと
ともに、該当の行/列が表示中であるときにはその旨の
可視表示を対応の表頭部/表側部において行い、当該行
/列が隠蔽中であるときにはその旨の可視表示を同様に
行う。そして、これらの処理は、ある所定の指示入力に
応じて状態が変化する毎に更新される。一方、第2の処
理手段は、上記のように可視表示された表頭部/表側部
に対する選択指示入力により、対応する行または列の小
分類を選択的に表示/隠蔽する。この結果として、階層
化された大形の表を狭い表示領域に折り畳んで表示する
ことが可能になる。かくして、対象とする表における全
てのます目を常に表示させることなく、編集操作のため
に実際に必要とされる部分だけを選択的に表示させるこ
とが可能になり、作業に必要なデータだけを取り出して
適切な対処を確実にとることができる。従って、この発
明に係る階層表計算装置によれば、編集操作のために実
際に必要とされる(表の)部分だけを選択的に表示させ
ることにより、作業上で払うべき注意が散漫になること
が防止されるとともに、必要な表示位置を選択するため
の表のスクロール作用のような無駄な作業が不要になる
という利点がもたらされる。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の実施例である階層表計算
装置の構成を例示するブロック図である。この図1にお
いて、選択部101は、対象とする表の行,列およびま
す目の選択をするためのものである。編集部102は、
前記選択部101によって選択されたます目のデータ
(情報)や対応の式について、書き換え、複写、移動、
消去等を含む所望の編集操作を実行するためのものであ
る。分割部103は、選択部101によって選択された
大分類について、これを適宜分割して所要の小分類を作
成するためのものである。小分類表示指示部104は、
ある所定の大分類における小分類の表示/隠蔽を指示す
るためのものである。管理部105は、選択部101か
ら小分類表示指示部104に至る各種の手段からのデー
タ(情報)や指示に基づいて、後段の表示制御部106
に対して所要の指示を出すためのものである。表示制御
部106は、管理部105で管理されているデータ(情
報)に基づいて、必要な表を付属の表示部107の表示
画面に表示させるためのものである。なお、この表示制
御部106は、ある所定の大分類内の小分類の有無の表
示をさせるように作用して、該当の指示が出されている
ときにのみ小分類の表示をさせるように動作するもので
ある。
【0010】図2は、上記実施例における(小分類表示
指示部104の)小分類の表示指示の動作の流れを説明
するためのフローチャートである。この図2において、
実施例装置に付属のマウス(図示されない)の所定のボ
タンが押される(S201)と、このときのカーソル
(図示されない)の位置が表頭部または表側部で押され
(S202)、小分類の有無マーク(後記図5の矢印5
01,502)上にある(S203)ときには、該ボタ
ンが押された位置における表の行または列の読み取りが
なされ(S204)て、該当の行または列における小分
類の表示情報の更新指示が管理部105に対して出され
る(S205)ことになる。
【0011】図3は、上記実施例における(管理部10
5の)小分類の表示情報の更新動作の流れを説明するた
めのフローチャートであって、前記図2におけるステッ
プ205に関する詳細な説明図である。ここで管理部1
05についてみると、各行および列について、小分類の
有無および小分類の表示(開)/隠蔽(閉)状態を、そ
れぞれに2ビットでステータス管理するステータス管理
部(図示されない)が設けられている。この図3におい
て、ある指定された行または列の表示情報の小分類が現
在表示されているか否かが前記ステータス管理部により
判定され(S301)て、その表示がなされていると判
定されたときには、これを表示しないようにステータス
管理部が変更・設定される(S302)。これに対し
て、表示情報の小分類が、現在に表示されていないと判
定されたときには、該当の小分類の表示情報を表示する
ようにステータス管理部が変更・設定される(S30
3)。そして、これに続くステップS304において
は、図4に関して説明される小分類の有無および該小分
類の表示処理が実行される。
【0012】図4は、上記実施例における(表示制御部
106の)小分類の有無および該当の小分類の表示処理
動作の流れを説明するためのフローチャートであって、
前記図3におけるステップ304に関連した説明図であ
る。この図4において、ある指定された行または列に小
分類があるか否かの判定が、管理部105におけるステ
ータス管理部によってなされ(S401)、該当の小分
類があると判定されたときには(即ち、マーク[矢印]
有と判定されたときには)、この小分類の表示がなされ
るか否かの判定が、ステータス管理部によってなされる
(S402)。そして、表示するとの判定がなされたと
きには(即ち、表示[開]設定すべきものと判定された
ときには)、該当する項目名の前に下向きの矢印↓(図
5の501)が表頭部/表側部に表示され(S403)
て、該当する小分類の全ての行または列が同様にして再
起的に判定・表示される(S405)。これに対して、
表示しないとの判定がなされたときには(即ち、隠蔽
[閉]設定すべきものと判定されたときには)、該当す
る項目名の前に横向きの矢印→(図5の502)が表頭
部/表側部に表示される(S404)。そして、ステッ
プS404またはステップS405に続けて、指定され
た行または列のます目およびその内容が表示される(S
406)ことになる。
【0013】図5は、上記実施例において、ある所定の
大分類に対応する小分類を付与する動作に関する説明図
である。まず、図5の(A)において、表頭部は年度
(ここでは92年度)だけの表示であり、また、収入、
支出の部も細分化されてはおらず、いわゆる大分類対応
の表が示されている。ここで、前記の大分類に対応する
項目の横部適所には横向きの矢印→502が記入されて
いるが、このように示すことで、更に細かい小分類の項
目が潜在することが使用者に対して知らされることにな
る。このような所望のテーブル化されたデータ表は、例
えば管理部105の内部適所に設けることが可能であ
り、所望の程度にまで細分化された分類に基づくデータ
が所要の記憶装置(図示されない)に読み書き可能に格
納されている。そして、図5の(A)のような表示画面
は、その当初は例えばブロック内はブランク状態にされ
ている。ここで、[→92],[→収入],[→支出]
の欄の→部位近傍にカーソルを移動させ、マウスまたは
適当な作動キーによるクリック動作をさせることによ
り、前記記憶装置内の所定のアドレスに格納されている
データが選択的に読み出し・表示されることになる。い
ま、例えば[→92]に対する小分類項目の内容を表示
することが所望されたとすると、図5の(A)における
[→92]が[↓92]に書き換えられる(図5の
(B)を参照)。そして、この[↓92]の欄の↓部位
近傍にカーソルを移動させ、マウスまたは適当な作動キ
ーによるクリック動作をさせることにより、前記記憶装
置内の所定のアドレスに格納されている対応小分類項目
のデータ(ここでは、上期および下期におけるデータ)
が選択的に読み出し・表示される。これに対して、収入
および支出に対する小分類項目の内容を表示することが
所望されたとすると、図5の(A)における[→収入]
および[→支出]が[↓収入]および[↓支出]に書き
換えられる(図5の(C)を参照)。そして、これらの
[↓収入]および[↓支出]の欄のそれぞれの↓部位近
傍にカーソルを順次移動させ、マウスまたは適当な作動
キーによるクリック動作をさせることにより、前記記憶
装置内の所定のアドレスに格納されている対応小分類項
目のデータ(ここでは、収入に関するA,B,C項目お
よび支出に関するD,E,F項目のデータ)が選択的に
読み出し・表示される。なお、ここでは収入および支出
の双方が対応小分類項目まで細分化されているがこれに
限らず、必要に応じて、収入または支出のいずれか一方
に対応する項目だけを細分化することもできる。いま、
[→92],[→収入],[→支出]のいずれも小分類
まで細分化された状態での画面表示が所望されたとする
と、例えば図5の(B)に示されている中間的な状態か
ら、図5の(D)に示されているような最終的な状態に
移行して所期の表示をさせることができる。即ち、前記
図5の(B)においては、[→92]は[↓92]に変
化して、対応の小分類項目が表示されているために、収
入および支出に対する小分類項目の内容を表示すること
だけが実行されればよい。そこで、前記図5の(B)に
おける[→収入]および[→支出]が[↓収入]および
[↓支出]に書き換えられる(図5の(D)を参照)。
そして、これらの[↓収入]および[↓支出]の欄のそ
れぞれの↓部位近傍にカーソルを順次移動させ、マウス
または適当な作動キーによるクリック動作をさせること
により、前記記憶装置内の所定のアドレスに格納されて
いる対応小分類項目のデータが選択的に読み出し・表示
されることになる。なお、これまでの説明においては、
大分類項目で表示されたデータが対応の小分類に細分化
されて表示される場合についてなされたけれども、これ
に限られるものではなく、例えば、小分類項目まで細分
化して表示されたデータについて、これまでと逆の操作
をたどりながら、所望の大分類項目だけでデータを表示
することができるように、より細分化したデータの選択
的な隠蔽を順次実行することもできる。即ち、現在表示
されている画面が図5の(D)におけるものであるとし
て、その[↓収入]および[↓支出]の欄のそれぞれに
おける小分類項目のデータ表示が不要であるときには、
前記[↓収入]および[↓支出]が[→収入]および
[→支出]に書き換えられる(図5の(B)を参照)。
そして、このように書き換えられた[→収入]および
[→支出]のそれぞれの欄の→部位近傍にカーソルを移
動させ、マウスまたは適当な作動キーによるクリック動
作をさせることにより、前記[→収入]および[→支
出]に対応する小分類項目のデータが前記図示されない
記憶装置内の所定のアドレスに戻って格納されるととも
に、該当の表示画面から消去される。そして、前記の
[→収入]および[→支出]に対応する小分類項目のデ
ータ表示画面部が折り畳まれて、前記図5の(B)で示
されているような形態にされる。このような逆の操作の
やり方については、前記の例の場合に限らず、例えば、
図5の(C)から図5の(A)に至る操作や図5の
(B)から図5の(A)に至る操作でも同様である。こ
の発明の実施例に係る階層表計算装置は、上記されたよ
うな構成のものである。即ち、対象とする表の行,列お
よびます目の選択をする選択部101,選択部101に
よって選択されたます目のデータ(情報)や対応の式に
ついて、書き換え、複写、移動、消去等を含む所望の編
集操作を実行する編集部102,選択部101によって
選択された大分類について、これを適宜分割して所要の
小分類を作成する分割部103,ある所定の大分類にお
ける小分類の表示/隠蔽を指示する小分類表示指示部1
04,選択部101から小分類表示指示部104に至る
各種の手段からのデータ(情報)や指示に基づいて、後
段の表示制御部106に対して所要の指示を出す管理部
105,および、管理部105で管理されているデータ
(情報)に基づいて、必要な表を付属の表示部107の
表示画面に表示させる表示制御部106,から構成され
たものである。そして、上記された構成の実施例装置に
おいては、行と列で定められる複数のます目を持つ表を
表示画面上に表示し、前記ます目に入力されたデータに
基づいて表計算を行うようにされており、分割手段によ
り前記表の行および列を分割して小分類を作成する。
(管理部105および表示制御部106を含む)第1の
処理手段は、前記表の行および列について小分類の有無
および小分類の表示/隠蔽状態の管理をしており、例え
ば、所期の分割がなされた行および列に対しては、小分
類が有であることを示す所定の強調表示マーク等の可視
表示を行うとともに、該当の行/列が表示中であるとき
にはその旨の可視表示を対応の表頭部/表側部において
行い、当該行/列が隠蔽中であるときにはその旨の可視
表示を同様に行う。その一方、(同じく管理部105お
よび表示制御部106を含む)第2の処理手段は、上記
のように可視表示された表頭部/表側部に対する選択指
示入力により、対応する行または列の小分類を選択的に
表示/隠蔽する。この結果として、階層化された大形の
表を狭い表示領域に折り畳んで表示することが可能にな
り、対象とする表における全てのます目を常に表示させ
ることなく、編集操作のために実際に必要とされる部分
だけを選択的に表示させることが可能になって、作業に
必要なデータだけを取り出して適切な対処を確実にとる
ことができる。従って、この発明の実施例に係る階層表
計算装置によれば、編集操作のために実際に必要とされ
る(表の)部分だけを選択的に表示させることにより、
作業上で払うべき注意が散漫になることが防止されると
ともに、必要な表示位置を選択するための表のスクロー
ル作用のような無駄な作業が不要になるという効果が得
られる。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明されたように、この発明
に係る階層表計算装置は、階層化された表の行および列
に対して小分類の有無および小分類の表示/隠蔽状態を
示す可視表示の更新表示処理を行い、可視表示された表
頭部および表側部に対する選択指示に対して対応する行
および列に小分類の表示/隠蔽処理を行うように構成さ
れている。即ち、ある所要の行または列の小分類を選択
的に表示/隠蔽することにより、階層化された大形の表
を狭い表示領域に折り畳んで表示することが可能にな
り、注目される行/列は細かく、また、その他の行/列
は粗く表示することができるために、ユーザの注目度に
応じた精細さの表データを必要最小限の表示領域におい
て的確に提供することができるとともに、その表データ
を容易かつ迅速に提供できるという効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である階層表計算装置の構成
を例示するブロック図である。
【図2】上記実施例における(小分類表示指示部104
の)小分類の表示指示の動作の流れを説明するためのフ
ローチャートである。
【図3】上記実施例における(管理部105の)小分類
の表示情報の更新動作の流れを説明するためのフローチ
ャートであって、前記図2におけるステップ205に関
する説明図である。
【図4】上記実施例における(表示制御部106の)小
分類の有無および該当の小分類の表示処理動作の流れを
説明するためのフローチャートであって、前記図3にお
けるステップ304に関連した説明図である。
【図5】上記実施例において、ある所定の大分類に対応
する小分類を付与する動作に関する説明図である。
【図6】一般的な表計算装置で適用される表示画面部を
備えた機能部の例示図である。
【図7】実際の収支報告書等で用いられる表示画面部の
例示図である。
【符号の説明】
101−−選択部;102−−編集部;103−−分割
部;104−−小分類表示指示部;105−−管理部;
106−−表示制御部;307−−表示部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】行と列で定められる複数のます目を持つ表
    を表示画面上に表示し、前記ます目に入力されたデータ
    に基づいて、表計算を行う表計算装置において、 前記表の行および列を分割して小分類を作成する分割手
    段と、 前記表の行および列について小分類の有無および小分類
    の表示/隠蔽状態を管理し、管理内容を示す可視表示の
    更新表示を対応する表側部および表頭部に対して行う第
    1の処理手段と、 前記可視表示された表側部および表頭部に対する選択指
    示に対して対応する行および列に小分類の表示/隠蔽処
    理を行う第2の処理手段とを具備する表計算装置。
JP5085417A 1993-03-19 1993-03-19 階層表計算装置 Pending JPH06274513A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09204423A (ja) * 1996-01-29 1997-08-05 Nec Corp 表データ処理装置
JP2007042108A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 電子テーブルの列を隠すためのコンピュータ実行方法、システム及びプログラム
JP2010102440A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Fujitsu Ltd 情報管理装置、情報管理方法、及び情報管理プログラム
JP2011525029A (ja) * 2008-06-20 2011-09-08 マイクロソフト コーポレーション 表形式データの階層的提示

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