JPH06273759A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
- Publication number
- JPH06273759A JPH06273759A JP5065665A JP6566593A JPH06273759A JP H06273759 A JPH06273759 A JP H06273759A JP 5065665 A JP5065665 A JP 5065665A JP 6566593 A JP6566593 A JP 6566593A JP H06273759 A JPH06273759 A JP H06273759A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- plate
- light
- back surface
- guide plate
- Prior art date
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- Pending
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- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 液晶セルの背面に配置された導光板として、
少なくとも一種類は導光板が略均一な照明を行うように
場所によって異なる状態に分散配置された、複数の反射
性塗料を透光性の平板の裏面に印刷して設けたものであ
る。 【効果】 これにより反射シートの剥離や変形による照
度ムラや塵埃混入は生じない。
少なくとも一種類は導光板が略均一な照明を行うように
場所によって異なる状態に分散配置された、複数の反射
性塗料を透光性の平板の裏面に印刷して設けたものであ
る。 【効果】 これにより反射シートの剥離や変形による照
度ムラや塵埃混入は生じない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は背面照明を有した液晶表
示装置に関する。
示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、液晶セルは受光素子であるた
め液晶セルの背面に照明手段を設けることがなされてい
るが、その背面照明は、例えば実開平１−３８６２１号
公報等に示されるように、液晶セルの背面に導光板を配
置し、その導光板の側面に線状の光源を配置している。
そして導光板は透光性の平板の裏面に導光板が略均一な
照明を行うように場所によって分散量や形状を変えて反
射性塗料が塗布されており、底面に反射シートが設けら
れている。
め液晶セルの背面に照明手段を設けることがなされてい
るが、その背面照明は、例えば実開平１−３８６２１号
公報等に示されるように、液晶セルの背面に導光板を配
置し、その導光板の側面に線状の光源を配置している。
そして導光板は透光性の平板の裏面に導光板が略均一な
照明を行うように場所によって分散量や形状を変えて反
射性塗料が塗布されており、底面に反射シートが設けら
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような導
光板は、光源による熱が伝わるため平板と反射シートの
熱膨張率の違いから固定が困難で、また反射シートが剥
離し易い。さらに、反射シートと平板裏面との距離が変
化することによって光の利用効率が変化し、照度ムラを
生じ易く、そして反射シートと平板の間に塵埃が混入す
ることもある。
光板は、光源による熱が伝わるため平板と反射シートの
熱膨張率の違いから固定が困難で、また反射シートが剥
離し易い。さらに、反射シートと平板裏面との距離が変
化することによって光の利用効率が変化し、照度ムラを
生じ易く、そして反射シートと平板の間に塵埃が混入す
ることもある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の点を考慮
してなされたもので、液晶セルの背面に配置された導光
板として、少なくとも一種類は導光板が略均一な照明を
行うように場所によって異なる状態に分散配置された、
複数の反射性塗料を透光性の平板の裏面に印刷して設け
たものである。
してなされたもので、液晶セルの背面に配置された導光
板として、少なくとも一種類は導光板が略均一な照明を
行うように場所によって異なる状態に分散配置された、
複数の反射性塗料を透光性の平板の裏面に印刷して設け
たものである。
【０００５】
【作用】これにより反射シートの剥離や変形による照度
ムラや塵埃混入は生じない。
ムラや塵埃混入は生じない。
【０００６】
【実施例】図１は本発明実施例の液晶表示装置の断面図
である。図において１は液晶セルで、例えば液晶分子が
基板に垂直な方向に螺旋構造をした電界効果型のネマテ
ィック液晶であり、必要に応じて周囲にテープキャリア
パッケージタイプの駆動素子等を配置してもよい。２は
液晶セル１の背面に配置された導光板で、アクリル樹脂
平板などを利用したもので、これについては後に詳述す
る。３は導光板２の側面に配置された光源で、冷陰極管
とか螢光管等の線状光源が好ましい。これらの液晶セル
１や導光板２や光源３は、例えば樹脂とか金属板などの
枠体に収納されていてもよいし、相互にビスなどで固定
されていてもよい。
である。図において１は液晶セルで、例えば液晶分子が
基板に垂直な方向に螺旋構造をした電界効果型のネマテ
ィック液晶であり、必要に応じて周囲にテープキャリア
パッケージタイプの駆動素子等を配置してもよい。２は
液晶セル１の背面に配置された導光板で、アクリル樹脂
平板などを利用したもので、これについては後に詳述す
る。３は導光板２の側面に配置された光源で、冷陰極管
とか螢光管等の線状光源が好ましい。これらの液晶セル
１や導光板２や光源３は、例えば樹脂とか金属板などの
枠体に収納されていてもよいし、相互にビスなどで固定
されていてもよい。
【０００７】上述の説明において、導光板２は例えばア
クリル樹脂などからなる複数の透光性の平板２２、２３
が積層されており、その最表面には、必要に応じて光拡
散シート２１や周辺反射シートが貼付され、またその裏
面には導光板が略均一な照明を行うように場所によって
異なる状態に分散配置された反射性塗料２４が印刷塗布
されている。そして最も背面に位置する透光性の平板２
３においては、その裏面に印刷された複数の反射性塗料
を有し、前述の略均一な照明を行うために分散配置され
た反射性塗料２４を除く部分においては、反射性塗料２
４よりも低い反射率の反射性塗料２５が多色印刷技術を
応用して塗布されている。このような反射性塗料２４、
２５の印刷は、アクリル樹脂やエポキシ樹脂に炭酸カル
シウム、酸化チタン等の光拡散剤を異なる混合割合で混
合したもの、あるいは白色塗料と乳白色塗料のように色
呈の異なる塗料を複数種類利用することもできる。
クリル樹脂などからなる複数の透光性の平板２２、２３
が積層されており、その最表面には、必要に応じて光拡
散シート２１や周辺反射シートが貼付され、またその裏
面には導光板が略均一な照明を行うように場所によって
異なる状態に分散配置された反射性塗料２４が印刷塗布
されている。そして最も背面に位置する透光性の平板２
３においては、その裏面に印刷された複数の反射性塗料
を有し、前述の略均一な照明を行うために分散配置され
た反射性塗料２４を除く部分においては、反射性塗料２
４よりも低い反射率の反射性塗料２５が多色印刷技術を
応用して塗布されている。このような反射性塗料２４、
２５の印刷は、アクリル樹脂やエポキシ樹脂に炭酸カル
シウム、酸化チタン等の光拡散剤を異なる混合割合で混
合したもの、あるいは白色塗料と乳白色塗料のように色
呈の異なる塗料を複数種類利用することもできる。
【０００８】またこのような導光板は、図２に示す様
に、最も背面に位置する透光性の平板２６の裏面に、直
接塗布された前述の略均一な照明を行うために分散配置
された反射性塗料２７と、その他の部分に塗布された透
明樹脂と反射性樹脂の積層体２８とで構成してもよい。
また平板２２の表面には前述の如く光拡散シート２１が
配置されていたほうが好ましく、これら平板を積層する
事によって導光板の厚み方向中央に適宜光拡散部を持た
せ拡散効果を向上させるだけではなく反射性塗料２４、
２７による干渉縞が現れるのを防ぐことができるもので
ある。
に、最も背面に位置する透光性の平板２６の裏面に、直
接塗布された前述の略均一な照明を行うために分散配置
された反射性塗料２７と、その他の部分に塗布された透
明樹脂と反射性樹脂の積層体２８とで構成してもよい。
また平板２２の表面には前述の如く光拡散シート２１が
配置されていたほうが好ましく、これら平板を積層する
事によって導光板の厚み方向中央に適宜光拡散部を持た
せ拡散効果を向上させるだけではなく反射性塗料２４、
２７による干渉縞が現れるのを防ぐことができるもので
ある。
【０００９】このような反射性塗料２４、２５、２７、
２８に共通していることは、反射性塗料２４、２７は透
光性の平板２３、２６の内部を伝搬する光を平板上方に
向かって放出させるものであって、例えば光源から平板
内部に導かれた光は平板界面で全反射を繰り返して伝搬
するが、反射性塗料があると全反射が崩れて反射性塗料
に光が進入し、あるものは反射性塗料２４、２７に混入
された光拡散剤で反射して、あるいは反射性塗料と外面
での屈折率の違いにより、光の進路が変更されて、光は
平板の表面に指向するものが多くなり液晶セルを照明す
ることになる。このため反射性塗料２４、２７は、光強
度の強い光源３近傍では小さく間隔の広い斑点とし、光
源３の端部（フィラメント部分）や平板の中央などの光
強度が強くない部分では斑点を少し大きくし、光源３か
ら遠い平板端縁では斑点の面積を広くし、その間隔は狭
くなるように配置する。それに対して、他の反射性塗料
２５、２８は光が散逸することを防ぐ目的で設けるもの
で、平板や反射性塗料から漏れ出た光を表面側に戻すこ
とができればよい。従って反射性塗料２４、２７のよう
に積極的に平板中を伝搬する光を導きだし反射させるこ
とはむしろ不都合であり、例えば、むしろ平板の界面に
光学的被膜を形成付着させて全反射を更に完全に行わせ
るものであるほうが好ましい。
２８に共通していることは、反射性塗料２４、２７は透
光性の平板２３、２６の内部を伝搬する光を平板上方に
向かって放出させるものであって、例えば光源から平板
内部に導かれた光は平板界面で全反射を繰り返して伝搬
するが、反射性塗料があると全反射が崩れて反射性塗料
に光が進入し、あるものは反射性塗料２４、２７に混入
された光拡散剤で反射して、あるいは反射性塗料と外面
での屈折率の違いにより、光の進路が変更されて、光は
平板の表面に指向するものが多くなり液晶セルを照明す
ることになる。このため反射性塗料２４、２７は、光強
度の強い光源３近傍では小さく間隔の広い斑点とし、光
源３の端部（フィラメント部分）や平板の中央などの光
強度が強くない部分では斑点を少し大きくし、光源３か
ら遠い平板端縁では斑点の面積を広くし、その間隔は狭
くなるように配置する。それに対して、他の反射性塗料
２５、２８は光が散逸することを防ぐ目的で設けるもの
で、平板や反射性塗料から漏れ出た光を表面側に戻すこ
とができればよい。従って反射性塗料２４、２７のよう
に積極的に平板中を伝搬する光を導きだし反射させるこ
とはむしろ不都合であり、例えば、むしろ平板の界面に
光学的被膜を形成付着させて全反射を更に完全に行わせ
るものであるほうが好ましい。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明は反射シートを用い
る必要がないので、反射シートの剥離や変形による照度
ムラや光路中への塵埃混入は生じない。
る必要がないので、反射シートの剥離や変形による照度
ムラや光路中への塵埃混入は生じない。
【図１】本発明実施例の液晶表示装置の断面図である。
【図２】本発明の他の実施例に利用する導光板の断面図
である。
である。
１ 液晶セル ２ 導光板 ３ 光源 ２２ 平板 ２３ 平板 ２６ 平板 ２４ 反射性塗料 ２７ 反射性塗料
Claims (1)
- 【請求項１】 液晶セルと、液晶セルの背面に配置され
た導光板と、導光板の側面に配置された光源とを具備し
た液晶表示装置において、前記導光板は透光性の平板の
裏面に印刷された複数の反射性塗料を有し、少なくとも
その反射性塗料の一種類は、導光板が略均一な照明を行
うように場所によって異なる状態に分散配置されている
ことを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5065665A JPH06273759A (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5065665A JPH06273759A (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06273759A true JPH06273759A (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=13293523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5065665A Pending JPH06273759A (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06273759A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990008719A (ko) * | 1997-07-03 | 1999-02-05 | 윤종용 | 액정표시장치 |
| JP2006302568A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Skg:Kk | 導光板装置及び表示装置 |
| KR100672915B1 (ko) * | 2004-10-19 | 2007-01-22 | 포하우스 코퍼레이션 | 액정 디스플레이용 백라이트 유닛 |
-
1993
- 1993-03-24 JP JP5065665A patent/JPH06273759A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990008719A (ko) * | 1997-07-03 | 1999-02-05 | 윤종용 | 액정표시장치 |
| KR100672915B1 (ko) * | 2004-10-19 | 2007-01-22 | 포하우스 코퍼레이션 | 액정 디스플레이용 백라이트 유닛 |
| JP2006302568A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Skg:Kk | 導光板装置及び表示装置 |
| JP4599215B2 (ja) * | 2005-04-18 | 2010-12-15 | 株式会社エス・ケー・ジー | 導光板装置及び表示装置 |
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