JPH06273151A - 異常軸振れ検知装置 - Google Patents

異常軸振れ検知装置

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Publication number
JPH06273151A
JPH06273151A JP5842993A JP5842993A JPH06273151A JP H06273151 A JPH06273151 A JP H06273151A JP 5842993 A JP5842993 A JP 5842993A JP 5842993 A JP5842993 A JP 5842993A JP H06273151 A JPH06273151 A JP H06273151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abnormal
shaft
container
vibration
communication pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5842993A
Other languages
English (en)
Inventor
Sunao Kawamura
直 河村
Tetsuya Katayama
哲也 片山
Tomohiro Tameda
智宏 為田
Yasuhiko Mizuseki
康彦 水関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Techno Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Techno Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Techno Engineering Co Ltd
Priority to JP5842993A priority Critical patent/JPH06273151A/ja
Publication of JPH06273151A publication Critical patent/JPH06273151A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】軸振れの異常を運転中に検知出来る様にして、
異常軸振れに誘発される機器内の損傷を未然に防止する
事である。 【構成】容器3内の流体および圧力に対して密閉された
連絡管11の一端を撹拌軸3の近くに設け、連絡管11
の多端は容器3の外部に連結され大気に開放っされてい
る。内溶液の異常反応等により撹拌軸3が異常に振れ廻
った場合、撹拌軸3と連絡管11が接触し、連絡管11
の一部が摩滅開口して、容器3内の流体および圧力がこ
の連絡管11を通って缶外に噴出することにより、回転
軸の異常な軸振れを検知出来る。 【効果】運転中に撹拌軸の異常な振れ回りが検知出来る
ことにより、異常な振れ回りによって誘発されるメカニ
カルシールの漏れや撹拌軸の曲がり、更には軸受ボック
スの損傷を未然に防止することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撹拌機等、容器内に回転
軸を持つ回転機の軸振れの異常検知装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来は、この種の異常の検出は、機器の
運転を停止して缶内に回転軸を手で回して行っている。
【0003】また、渦電流式等の位置センサー(新川電
機(株)の変位(振動)計のカタログ)が提案されてい
るが、高温機器や腐食雰囲気等で使用出来ないため、機
器の運転中に異常な軸振れ量を確認することはできな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高温
機器や腐食雰囲気等の過酷な使用条件の容器内でも、軸
振れの異常を運転中に検知出来る様にして、異常軸振れ
に誘発される機器内の損傷を未然に防止することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、容器の内外を
結ぶ連絡管を設け、該連絡管の容器内側の先端を閉鎖す
ると共に、回転軸の近傍に位置させたこと、を特徴とす
る。
【0006】
【作用】容器内の流体および圧力に対して密閉された連
絡管の一端を回転軸の近くに設け、連絡管の多端は容器
の外部に連結されている。内溶液の異常反応又は回転軸
の曲がり等により回転軸が異常に振れ廻った場合、また
は異常に軸方向に移動すれば、回転部と連絡管が接触
し、回転部に接触して摩耗した連絡管の一部が摩滅開口
して、または切損開口して容器内の流体および圧力がこ
の連絡管内に侵入し、連絡管を通って缶外に噴出するこ
とにより、または回転軸と接触摩耗した連絡管の一端が
摩滅開口して、連絡管の内部に封入されていた流体が内
溶液側に侵入することにより、回転軸の異常な軸振れを
検知出来る。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図1,図2により説明す
る。
【0008】容器内3aは加圧され、内溶液4は撹拌翼
6により撹拌される。撹拌翼6は撹拌軸5を介して駆動
装置1により駆動され、撹拌軸5は駆動装置1内および
メカニカルシールユニット2内に設けられている缶外軸
受1a、2aで支持されている。また、容器内3aには
撹拌軸5の振れ止めを目的として振れ止め軸受7が設け
られている。内溶液4が撹拌翼6で撹拌されることによ
り撹拌軸5にはラジアル方向のアンバランス力が加わ
る。このアンバランス力により撹拌軸5は振れ止め軸受
部7の軸受9に当り摺動して回転する。容器上部の撹拌
軸貫通部3cには容器内の圧力が缶外に漏出することを
防ぐ目的でメカニカルシールユニット2が設けられてい
る。
【0009】異常軸振れ検知装置は容器内3aの振れ止
め軸受部7に設けられている。軸受ボックス8の半径方
向に貫通した穴8aに連絡管11が挿入されている。連
絡管11の先端部12は容器内の流体および圧力が連絡
管内11aに侵入しないよう密閉されており、先端部1
1が回転軸5と一定の間隔cをもつように調整できるよ
うにナット13で軸受ボックス8に固定されている。こ
の連絡管11は容器内3aで撹拌される内溶液4の流体
の流れによりずれる事のないように支持金具14で軸受
サポート10に固定されている。連絡管11は容器3の
槽璧3bを貫通して容器外部の大気側の開放ノズル15
に連結されている。
【0010】内溶液4の異常反応による軸受9の割れや
軸受9の異常摩耗によって撹拌軸5が異常に振れ廻れ
ば、すなわち図2に於いてy≧cとなれば、連絡管11
の先端部12は撹拌軸5に接触し摩滅して開口に至る。
先端部11が開口すれば、それまで密閉されていた容器
内3aの流体4および圧力は開口部より連絡管内11a
に入り、連絡管11を通って大気側の開放ノズル15に
導かれて大気側に噴出する。
【0011】この缶外の大気側への噴出により撹拌軸5
の異常な振れ回りが容器外から運転中に検知出来る。
【0012】この検知は、圧力センサ、臭いセンサ、噴
出部が液体の場合は導電センサを連絡管に設置すること
により、検出できる。また、色で検知することもでき
る。
【0013】運転中に撹拌軸の異常な振れ回りが検知出
来ることにより、異常な振れ廻りによって誘発されるメ
カニカルシールの漏れや撹拌軸の曲がり、更には軸受ボ
ックスの損傷等を未然に防止することが出来る。
【0014】図3の実施例は突出部5aを撹拌軸5に対
して半径方向に取付け、この突出部5aと連絡管11の
先端とを撹拌軸5の軸方向において重なるように設けた
ものである。
【0015】これによれば、撹拌軸5が軸方向に異常に
移動することを検知できる。
【0016】また、連絡管に液を封入しておき、接触摩
耗によって液が容器側に流出したことによる連絡管内の
液不足を検知するように構成することによって、異常を
検出することもできる。
【0017】
【発明の効果】高温機器や腐食雰囲気等の過酷な使用条
件の容器でも、運転中に回転軸の異常な振れ回りが検知
出来ることにより、異常な振れ廻りによって誘発される
メカニカルシールの漏れや撹拌軸の曲がり、更には軸受
ボックスの損傷等を未然に防止することが可能であり安
心して運転出来る。また予防保全として運転休止時毎に
実施していた缶内点検を省略させることも出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す撹拌機全体の縦断面図
である。
【図2】図1で示す一実施例の撹拌機の軸受部の縦断面
図である。
【図3】本発明の他の実施例の縦断面図である。
【符号の説明】
1…駆動装置、2…メカニカルシールユニット、3…容
器、4…内溶液、5…撹拌軸、6…撹拌翼、7…振れ止
め軸受、8…軸受ボックス、9…軸受、10…軸受サポ
ート、11…連絡管、12…先端部、13…ナット、1
4…支持金具、15…開放ノズル、y…撹拌軸の振れ廻
り量、c…先端部と撹拌軸との運転初期に設定した間
隔。
フロントページの続き (72)発明者 為田 智宏 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 水関 康彦 山口県下松市大字東豊井794番地 日立テ クノエンジニアリング株式会社笠戸事業所 内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器の内外を結ぶ連絡管を設け、該連絡管
    の容器内側の先端を閉鎖すると共に、回転軸の近傍に位
    置させたことを特徴とする異常軸振れ検知装置。
JP5842993A 1993-03-18 1993-03-18 異常軸振れ検知装置 Pending JPH06273151A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5842993A JPH06273151A (ja) 1993-03-18 1993-03-18 異常軸振れ検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5842993A JPH06273151A (ja) 1993-03-18 1993-03-18 異常軸振れ検知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06273151A true JPH06273151A (ja) 1994-09-30

Family

ID=13084141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5842993A Pending JPH06273151A (ja) 1993-03-18 1993-03-18 異常軸振れ検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06273151A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7181654B2 (en) * 2004-09-17 2007-02-20 Fisher-Rosemount Systems, Inc. System and method for detecting an abnormal situation associated with a reactor
JP2013083328A (ja) * 2011-10-12 2013-05-09 Nissan Motor Co Ltd 車輪用軸受装置
US9927788B2 (en) 2011-05-19 2018-03-27 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Software lockout coordination between a process control system and an asset management system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9927788B2 (en) 2011-05-19 2018-03-27 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Software lockout coordination between a process control system and an asset management system
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