JPH06272606A - 内燃機関の制御方法および装置 - Google Patents

内燃機関の制御方法および装置

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JPH06272606A
JPH06272606A JP6001820A JP182094A JPH06272606A JP H06272606 A JPH06272606 A JP H06272606A JP 6001820 A JP6001820 A JP 6001820A JP 182094 A JP182094 A JP 182094A JP H06272606 A JPH06272606 A JP H06272606A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 センサ等に妥当性のないような故障が検出さ
れた場合、望ましくない非常運転処置の導入ないし望ま
しくない内燃機関の停止を回避する。 【構成】 内燃機関100を制御する方法と装置におい
て、安全装置140は少なくとも1つの運転パラメータ
を評価することによってセンサ等に非妥当性があること
を検出する。その場合、非常運転処置、特に内燃機関の
停止が導入される。非常運転処置は回転数が上昇してい
る場合、あるいは噴射が行われた場合にのみ導入され
る。これにより安全上重大な故障が存在しないのに、例
えば内燃機関の停止が行なわれることが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の制御方法お
よび装置、さらに詳細には少なくとも1つの運転パラメ
ータを評価することによって非妥当性を検出し、非常運
転処置、特に内燃機関の停止を導入する内燃機関の制御
方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内燃機関を制御するこの種の方法及びこ
の種の装置が、DE−OS331742(US−A45
15125)とDE−OS33017743(US−A
45099480)から知られている。同公報には、内
燃機関の種々の運転パラメータ、例えばアクセルペダル
位置、回転数およびコントロールロッドの位置などに基
づいて許容できない運転状態を検出する内燃機関の制御
方法と装置が記載されている。それぞれ許容できない程
度に応じて異なる反応が行なわれる。許容できない状態
に対する反応として、特に内燃機関を停止装置によって
停止させることが行なわれる。余り重大ではない故障状
態の場合には、非常運転が導入される。
【0003】さらに、しきい値との比較あるいは妥当性
を調べることにより種々のセンサが正常に動作している
かどうかを検出する方法と装置が知られている。
【0004】この種の方法および装置においては、所定
の運転状態において、故障が存在しないのに、装置が故
障であると識別され、それに応じた処置、例えば内燃機
関の停止が導入される場合がある。これは例えば、対応
する条件が満たされているにもかかわらず故障ではない
こと、あるいは故障検出が誤って動作することが原因で
ある。内燃機関のこの種の停止は望ましいものではな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた種類の内燃機関の制御装置と方法においてこの
種の望ましくない停止操作ないしは非常運転処置の導入
を防止することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明によれば、少なくとも1つの運転パラメータ
を評価することによって非妥当性が検出され、非常運転
処置、特に内燃機関の停止が導入される内燃機関を制御
する方法および装置において、非常運転処置は、回転数
が上昇する場合、あるいは噴射が行われる場合にのみ導
入される構成を採用している。
【0007】
【作用】本発明方法と本発明装置においては、非常運転
処置の望ましくない導入ないし内燃機関の望ましくない
停止がほぼ回避される。妥当性(合理性)を検査する通
常の検査の他に、他の状況が存在するかどうかを調べ、
これらの状況が存在する場合にのみ故障時に対する対応
した処置を導入することによって、非常運転処置の不必
要な導入あるいは内燃機関の停止が防止される。
【0008】非常運転処置は、回転数が上昇している場
合あるいは噴射が行われる場合にのみ導入される。待機
時間の間微分された回転数信号が所定の値よりも大きく
なるときに、回転数上昇であることが検出され、また待
機時間の間にニードル移動センサの噴射信号が検出され
たときに、噴射が行なわれたことが検出される。
【0009】回転数が下降する場合あるいは噴射が行わ
れない場合には、検出された非妥当性が単に格納され、
かつ/または運転者に表示されるだけにする。
【0010】非妥当性を検出するために、出力を定める
調節装置の位置および/または回転数を示す信号が評価
され、待機時間の間に出力を定める調節装置の位置およ
び/または回転数が予測される値をとらない場合に、非
妥当性が検出される。また制御偏差が残存する場合に、
非妥当性が検出される。
【0011】
【実施例】以下、図面に示す実施例を用いて本発明を説
明する。
【0012】以下においては、本発明と本方法を自己着
火式内燃機関(ディーゼル式内燃機関)の例で説明す
る。しかし本発明は自己着火式内燃機関に限定されるも
のではない。本発明は他のタイプの内燃機関においても
使用することができる。その場合には対応する構成部材
を交換することが必要である。すなわち、例えば外部着
火式内燃機関の場合には、コントロールロッドの代わり
に絞り弁が用いられる。
【0013】図1に概略図示するように、内燃機関10
0には噴射弁105によって燃料(噴射)ポンプ110
から燃料が計量され供給される。燃料ポンプに配置され
ている出力を定める調節装置(アクチュエータ)115
により噴射すべき燃料量が決定される。自己着火式内燃
機関においては調節装置はコントロールロッド(コント
ロールラック)ないしは調節レバーである。同様に燃料
ポンプに取り付けられ、ないしは燃料ポンプ内に配置さ
れている停止装置ELAB120によって燃料供給を中
断することができる。
【0014】さらに特に内燃機関100に、あるいは燃
料ポンプ110に回転数センサ125が配置される。特
に、クランク軸にはZ箇の歯を有するパルスホイール並
びに1エンジン回転に付きZ箇のパルスを発生する対応
するセンサが設けられている。その場合、Zはシリンダ
数に相当する。回転数センサ125の代わりに、ないし
はそれに加えてニードル移動センサ127が設けられて
いる。回転数センサ125、ニードル移動センサ12
7、停止装置120および調節装置115は制御装置1
30と接続されている。制御装置にはアクセルペダル位
置センサ135から信号が供給される。
【0015】制御装置130は、実質的に安全装置14
0と出力制御装置145から構成される。出力制御装置
145は少なくとも1つのコンピュータから構成され
る。特に安全上重要なシステムの場合には、多数のコン
ピュータを設けることも可能である。安全装置と出力制
御装置145には回転数センサ125、調節装置115
およびアクセルペダル位置センサ135の信号が供給さ
れる。安全装置140は停止装置120と出力制御装置
145に信号を供給する。出力制御装置145は安全装
置140と調節装置115に信号を供給する。
【0016】図1においては、重要な要素のみが記載さ
れている。すなわち、制御装置130によって評価ない
しは駆動される他の調節装置ないしアクチュエータ及び
他のセンサを設けることも考えられる。さらに制御装置
130には、他の不図示の機能グループが設けられてい
る。
【0017】本装置は以下のように動作する。調節装置
115には通常、コントロールロッド位置に相当する信
号を出力する位置フィードバック手段が設けられてい
る。アクセルペダル位置センサ135も同様なセンサか
ら構成される。最も簡単な実施例では、センサは、その
位置に従って所定の電圧降下を発生させる所定の抵抗値
を有する回転ポテンショメータから構成される。この電
圧が制御装置へ供給されて、制御装置により評価され
る。
【0018】安全装置140は、入力信号に基づいて種
々の妥当性検査(合理性検査)を実施する。更に安全装
置は、回転数センサ125および/またはニードル移動
センサ127ないし他のセンサからの信号も評価する。
【0019】同様な信号が出力制御装置145へも供給
される。これらの信号に基づいて出力制御装置は特に調
節装置115へ供給する信号を計算する。通常は、出力
制御装置145は調節装置115を特に回転数およびア
クセルペダル位置など種々の運転パラメータに従って設
定位置に調節するように構成されている。そのために出
力制御装置は種々の運転パラメータに従って調節装置の
位置に関する目標値を設定する。出力制御装置はこの目
標値を調節装置の位置に対して測定された実際値と比較
する。この実際値はすでに説明した位置フィードバック
手段によって得られる。
【0020】安全装置140が妥当でない状態を検出し
た場合には、対応する非常運転処置が導入される。例え
ば安全装置は対応する信号を出力制御装置145へ供給
する。この信号が発生すると、出力制御装置145は内
燃機関の出力を減少させる。さらに、安全装置は、停止
装置(120)を対応して駆動することによって、内燃
機関の緊急停止を行なうことができる。非常運転処置と
して、内燃機関の出力を減少させるかないしは内燃機関
の閉ループ制御から開ループ制御へ移行させることも行
なわれる。複数のコンピュータを有するシステムにおい
ては、第2のコンピュータへの切り換えが行われる。
【0021】特に調節装置115およびアクセルペダル
位置センサ135の位置フィードバック時、フィードバ
ックされた信号がもはや正確には調節装置ないしアクセ
ルペダルの実際の位置に対応していない場合が発生す
る。この種のずれないし狂いは特に、時間の経過に従っ
てポテンショメータの抵抗が変化することによって発生
する。この種のずれの結果、安全装置が非妥当性を検出
して、場合によっては必要ではないにもかかわらず、内
燃機関の停止ないしは非常運転処置が導入されてしまう
場合がある。
【0022】この種の望ましくない非常停止ないしは非
常運転処置を回避するために、本発明によれば、図2に
フローチャートとして図示されたような処理が行なわれ
る。第1のステップ200において種々の条件と妥当性
検査が行われる。待機時間TABW内に、アクセルペダ
ル位置、出力を定める調節装置の位置および/または回
転数を示す信号が予測される値をとらない場合に、非妥
当性が識別ないし検出される。
【0023】従って安全装置は、例えば制御偏差が残存
するかを検査する。調節装置の位置に対する目標値と実
際値の差が所定の待機時間TABWの間所定の値より大
きくなるときに、このような制御偏差が残存する。
【0024】所定の信号が設定値を下回り、あるいは上
回るかどうかを調べる他の条件を設けることができる。
妥当性検査として、調節装置115のセンサ信号および
/またはアクセルペダル位置センサ135の信号をその
所定位置を示すスイッチ、例えばアイドリングスイッチ
のスイッチ位置と比較するようにすることができる。
【0025】通常はこの妥当性検査は減速運転(エンジ
ンブレーキ)において行われる。減速運転においてかな
り回転数が上昇するかあるいは噴射が行われ、かつ同時
に非妥当性が存在する場合には、安全上重大な故障状態
が考えられる。回転数上昇がなくかつ/または噴射がな
い場合には、非妥当性が検出されても重大でない故障状
態と推定され、非常運転処置は不要とされる。回転数が
一定ないしは減少しかつ/または噴射がないことが減速
運転の条件と見なされる。非常運転処置は、非妥当性が
検出され、同時に減速運転条件が存在しない場合にのみ
実施される。
【0026】これらの提示した条件は、諸々の条件と非
妥当性検査の僅かの選択例でしかない。非妥当な状態が
検出された場合には、故障ビットFがセットされる。判
断ステップ210において、故障ビットFがセットされ
ているかどうか、ないしは故障信号、従って非妥当性が
存在するかどうかが調べられる。故障状態が存在しない
場合には、ステップ200へ戻る。
【0027】それに対して故障信号F、従って非妥当性
が存在することが検出された場合には、ステップ215
において回転数が上昇しているかどうかが調べられる。
そのために回転数信号が微分される。あるいはまた、安
全装置によって実際の回転数信号が先行する回転数信号
より大きいかどうか、ないしは2つの回転数パルス間の
時間間隔が減少したかどうかを調べるようにすることも
できる。
【0028】次の判断ステップ220は回転数信号が上
昇するかどうかを調べる。この判断ステップでは例え
ば、微分された回転数dN/dtがゼロより大きいかど
うかが調べられる。回転数Nが上昇した場合には、判断
ステップ225で回転数上昇が待機時間TABW以来続
いているかを調べる。そうである場合には、ステップ2
30において対応する非常運転処置が導入される。そう
でない場合にはステップ215において改めて回転数が
微分される。非常運転処置としては、例えばいわゆる電
磁停止装置(ELAB)を駆動して、それによって内燃
機関への燃料供給を中断することが行なわれる。対応す
る非常運転処置および/または内燃機関の停止は、回転
数が上昇する場合にのみ行われる。
【0029】好ましい実施例においては、微分された回
転数信号をゼロより大きい所定の値と比較することが行
なわれる。それによって、かなり回転数が上昇した場合
にのみ内燃機関の停止が行われることが保証される。
【0030】判断ステップ220で、回転数が下降し、
あるいは一定であることが検出された場合には、ステッ
プ200へ戻る。非常運転処置の導入および/または内
燃機関の停止はこの場合には行われない。回転数が上昇
する場合にだけ安全上重大な故障であることが識別され
る。
【0031】本発明によれば、内燃機関の停止は、ステ
ップ210において第1の条件に基づいて非妥当性が検
出され、かつ同時に回転数が上昇する場合にだけ行われ
る。
【0032】特に好ましい実施例においては、ステップ
240が設けられ、そこでステップ230の遮断ないし
停止に到ることのなかった非妥当性が制御装置に格納さ
れる。その後保守のときにこの種の非妥当性を簡単に検
出して除去することができる。さらに、運転者に非妥当
性を伝達し、かつ/または手入れを行わせないしは修理
工場を訪れるべきことを要請するようにしてもよい。
【0033】本発明によれば、非妥当性の状態が区別さ
れる。即ち、内燃機関の停止などの非常運転処置が必要
とされる非妥当な状態と、非常運転処置が必要とされな
い非妥当な状態とが区別される。
【0034】燃料量を調節する調節装置が引っかかって
いる場合、出力段の破損および/または燃料量の設定が
大きくなり過ぎた場合には、対応する非常運転処置、例
えば内燃機関の停止を行わなければならない。この種の
停止は好ましくは、内燃機関への燃料供給を中止するE
LABによって行うことができる。アクセルペダル位置
センサおよび/または位置フィードバック手段のポテン
ショメータの狂いによって同様に非妥当な状態になる場
合がある。しかしこの場合には非常運転処置の導入は不
要である。
【0035】回転数上昇があるかどうかの検査の代わり
に、図3にフローチャートとして示すように処理するこ
とも可能である。ステップ200における妥当性検査
は、好ましくは減速運転において行われる。通常は減速
運転においては噴射は行われない。ただ安全上重大な故
障が存在する場合にのみ、この種の噴射が発生する。
【0036】ニードル移動センサ127を用いて通常噴
射ないしは噴射の正確な時点が検出される。本発明方法
においては、噴射が発生したかどうかだけが調べられ
る。発生しない場合には、重大な故障は存在しておら
ず、非常運転処置は不要である。それに対して噴射信号
が存在する場合には、安全上重大な故障が考えられ、対
応する処置が要求される。
【0037】その場合に、以下のような処理が行われ
る。第1の判断ステップ300において、ニードル移動
センサ127が正常に動作しているかどうかが調べられ
る。そうである場合、減速運転のときにステップ305
においてカウンタZ=0にセットされる。ニードル移動
センサ127に欠陥がある場合には、ステップ310に
おいてカウンタZが最大値MAXにセットされる。次に
妥当性検査200が図2に示すのと同様に行われる。
【0038】図2に示すのと同様に判断ステップ210
によって故障信号があり、ないしは故障フラグFがセッ
トされていることが検出された場合には、ステップ31
5においてカウンタZがニードル移動センサ127の各
信号NBF毎に1だけ増分される。判断ステップ320
において、待機時間TABWがすでに経過しているかど
うかが調べられる。まだ経過していない場合には、ニー
ドル移動センサ127の信号NBFが発生していれば、
ステップ315においてカウンタZがさらに増分され
る。待機時間の経過後に検査325が行われる。この検
査325では、カウンタZがしきい値Aを越えているか
どうかが調べられる。
【0039】なお、値Aに関しては次の関係が成立す
る。
【0040】A=TABW/TNBF 時間TNBFはニードル移動センサ127の出力信号の
周期長さに相当する。
【0041】数Aは、妥当性検査が行われる最低回転数
時に通常運転において待機時間TABW内に検出される
ニードル移動センサの信号NBFの数に相当する。カウ
ンタ値がしきい値Aより大きい場合には、ステップ23
0において非常運転処置がとられる。カウンタ値Zがし
きい値Aを越えない場合には、図2に示す場合と同様に
ステップ240ないしはステップ300に続く。
【0042】本発明によれば、待機時間TABW内に噴
射が行われるかが調べられる。そうである場合には、安
全上重大な故障が存在する。この時間内に噴射が発生し
ない場合には、安全上重大な故障は存在しない。この方
法によって、故障時停止までの反応時間がこの検査に基
づいて長くならないことが保証される。待機時間TAB
Wは好ましくは、妥当性検査が行われる時間に相当す
る。
【0043】数Aに関するイベント(事象)の検査は回
転数に無関係であって、時間の検査に比較して、高回転
数時の停止判断基準が厳しくなることがなく、それによ
って安全上重大な故障の場合により確実な停止が可能に
なる。
【0044】図4には種々の信号が時間に関して記載さ
れている。図4(a)には安全上重大な故障があって、
対応した非常運転処置をとることになる場合の状況が図
示されている。図4(b)には安全上重大ではなく、非
常運転処置がとられない場合の状況が図示されている。
【0045】時点0で減速運転において妥当性検査が開
始される。判断ブロック210によって非妥当性が検出
され、それは故障信号Fが値1をとることを意味してい
る。妥当性検査は減速運転において行われるので、カウ
ンタZはゼロにセットされる。エンジンの2回転毎にニ
ードル移動センサの信号NBFが発生する。回転数セン
サ125はエンジンの1回転毎にZ個のパルスNを出力
する。
【0046】ニードル移動センサ127の信号NBFが
発生する毎にカウンタが1だけ増分される。待機時間T
ABWの経過後にカウンタは値2を有する。これはニー
ドル移動センサによって噴射が検出され、従って安全上
重大な状態が存在することを意味する。従って待機時間
TABWの経過後に対応する非常運転処置が導入され
る。例えばELABの駆動信号がゼロにリセットされ
る。それによってELABが閉鎖し、燃料供給が中断さ
れる。ELABを駆動する代わりに対応する他の非常運
転処置をとることも可能である。
【0047】図4(b)に示す状況においては、時点0
で噴射量QKがゼロにされる。同時に信号路に非妥当性
が検出され、それによって故障信号Fが1にセットされ
る。ニードル移動センサのパルスはもはや発生しない。
パルスがないことが点線で図示されている。
【0048】回転数センサのパルスはさらに発生する。
回転数センサの2*Z個のパルスの後にニードル移動セ
ンサの信号が発生しないので、減速運転であると識別さ
れる。この時点T1で減速運転信号Sが値1をとり、こ
のことは現在減速運転であることを示している。同時に
カウンタZがゼロにリセットされる。待機時間TABW
の間にニードル移動センサの信号NBFは発生しないの
で、待機時間TABWの経過後にELABは駆動される
ことはない。ELABの駆動信号は1のままである。こ
の場合には安全上重大な故障は存在しない。
【0049】好ましくは回転数の上昇あるいは噴射の有
無という2つの条件のうち一方のみが調べられる。しか
し、2つの条件を調べて、一方が満たされている場合に
非常運転に切り換えてもよい。しかし、回転数が上昇し
同時に噴射が検出された場合にのみ非常運転処置を導入
するようにすることもできる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、望ましくない非常運転処置の導入ないし望ま
しくない内燃機関の停止を回避することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明方法を説明するフローチャート図であ
る。
【図3】本発明方法を説明するフローチャート図であ
る。
【図4】種々の信号を時間に関して記載したタイミング
チャート図である。
【符号の説明】
100 内燃機関 105 噴射弁 110 燃料ポンプ 115 調節装置 120 ELAB(遮断装置) 125 回転数センサ 127 ニードル移動センサ 130 制御装置 135 アクセルペダル位置センサ 140 安全装置 145 出力制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユルゲン ビースター ドイツ連邦共和国 71034 ベープリンゲ ン トリベルガーシュトラーセ 3 (72)発明者 マルティン グローサー ドイツ連邦共和国 70825 コルンタール ミュンヒンゲン シュテッティナーシュト ラーセ 37 (72)発明者 ウルリッヒ ショプフ ドイツ連邦共和国 74321 ビーティッヒ ハイムビッシンゲン エンテンエッカー 18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの運転パラメータを評価
    することによって非妥当性が検出され、非常運転処置、
    特に内燃機関の停止が導入される内燃機関を制御する方
    法において、 非常運転処置は、回転数が上昇する場合、あるいは噴射
    が行われる場合にのみ導入されることを特徴とする内燃
    機関の制御方法。
  2. 【請求項2】 待機時間の間微分された回転数信号が所
    定の値よりも大きくなるときに、回転数上昇であること
    が検出されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 待機時間(TABW)の間にニードル移
    動センサの噴射信号(NBF)が検出されたときに、噴
    射が検出されることを特徴とする請求項2に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 回転数が下降する場合あるいは噴射が行
    われない場合には、検出された非妥当性が単に格納さ
    れ、かつ/または運転者に表示されるだけであることを
    特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 非妥当性を検出するために、出力を定め
    る調節装置の位置および/または回転数を示す信号が評
    価されることを特徴とする請求項1から4までのいずれ
    か1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 待機時間の間に出力を定める調節装置の
    位置および/または回転数が予測される値をとらない場
    合に、非妥当性が検出されることを特徴とする請求項1
    から5までのいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 制御偏差が残存する場合に、非妥当性が
    検出されることを特徴とする請求項1から6までのいず
    れか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 少なくとも1つの運転パラメータを評価
    することによって非妥当性を検出し、非常運転処置、特
    に内燃機関の停止を導入する手段を有する内燃機関の制
    御装置において、 回転数が上昇する場合、あるいは噴射が行われる場合に
    のみ非常運転処置を導入する手段が設けられることを特
    徴とする内燃機関の制御装置。
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