JPH06272566A - ロータリーエンジン - Google Patents

ロータリーエンジン

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JPH06272566A
JPH06272566A JP2418861A JP41886190A JPH06272566A JP H06272566 A JPH06272566 A JP H06272566A JP 2418861 A JP2418861 A JP 2418861A JP 41886190 A JP41886190 A JP 41886190A JP H06272566 A JPH06272566 A JP H06272566A
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JP
Japan
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rotor
wall
cylinder
gear
working chamber
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JP2418861A
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Teihoo Kin
定▲ほー▼ 金
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B53/00Internal-combustion aspects of rotary-piston or oscillating-piston engines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータリーエンジンのシリンダ内壁の摩耗率
を低くする。 【構成】 ローターが2個の固定点を中心軸として60
°ずつ回転してシリンダーとの摩擦を最小にする。この
為、ローターの形状が60°で曲率半径が異る6個の円
弧で形成され、シリンダーは上半部がローターの大円弧
2個と1個の小円弧が連結された形状であり下半部は上
半部と対称的に形成される。ローターの外壁形状に従っ
て一定厚さに形成されたローターの内面ギア両側に2個
の固定点を軸とする駆動ギアと補助ギアが接して回転す
る。これにより、ローター回転時に駆動ギアと補助ギア
がローターを支持して一定軌道を維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリンダー内で回転する
ローターが2個の固定点を中心として回転するようにし
てなるロータリーエンジンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロータリーエンジンはシリンダ内で直接
回転動力が生産されるので、シリンダー内で生産される
往復運動を再び車輪の回転運動に転換させなければなら
ないピストンエンジンに比べてクランク装置の必要が無
い等数数の長点が有るものであり、このようなロータリ
ーエンジンは従来よりも存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来のロ
ータリーエンジンは第11図に示すように、ローター1
01が所謂エピトロコイドepitrochoid曲線
運動をしながらシリンダ102内を回転し、このロータ
ー101の回転運動がローター101の内面ギア103
に偏心されるように接している駆動ギア104を通して
車輪軸に伝達されるようにしているので、いろいろな問
題点が有るものであった。
【0004】即ち、ローター101の回転運動が円運動
で無くて、あたかも繭のような形状の軌道をえがきなが
ら回転するので、内面ギア103に偏されて接している
駆動ギア104がローター回転運動の中心軸となり得な
いし、ローター101が一定軌道を維持しながら回転さ
せる支持力を持つことも出来ない。
【0005】従ってローター101が燃料の暴発により
回転する時、その回転軌道が一定になるように維持して
やるものは、シリンダー102内壁の支持力だけで、駆
動ギア104はただローター101の回転動力を車輪軸
に伝達する作用だけ果すから、ローター101回転時に
ローター101とシリンダー102内壁との間に酷い摩
擦が生じ、シリンダ102内壁が容易すく摩耗される問
題点があったものである。
【0006】そればかりでなく、このような従来のロー
タリーエンジンは、作動室(A)から吸入孔105を通
して燃料が吸入され、作動室(B)で最大に圧縮されて
点火プラグ106により暴発され、作動室(C)では排
気孔107を通してガスが排出される行程を反復するよ
うにしたものであるので、ローター101が回転しなが
ら第12図の状態、即ちローター101の接点(a)が
吸入孔105を過ぎており、接点(b)は排気孔107
を過ぎていない状態になると、吸気孔105と排気孔1
07の間が遮断されずお互いに開放されて燃料の吸入と
排気が同時に行なわれるので、吸入された燃料が排気ガ
スと共に排出され、燃料が損失されるとか排気ガスが完
全に排気されず燃料と混合される問題点が生じるように
なるものである。
【0007】然るに、このような問題点を解決する為に
吸入孔105を接点(a)の外方(a′)点に移して設
置すると、燃料吸入と排気が共に行われる問題点は解決
されるが、燃料吸入量がそれだけ減るので回転力が減少
されるし、反対に排気孔107を接点(b)の外方
(b′)点に移すと、これもやっぱり吸入と排気が同時
に行われる問題は解決されるが排気がそれだけ早く行わ
れるので、同じく回転力が減少するようになる。
【0008】
【課題を解決するための手段と作用】本発明は、このよ
うな問題点を解決する為に、ローターの回転運動がロー
ターの内面ギアに接する2個の固定点、即ち駆動ギアと
補助ギアによって一定軌道が維持されるようにすること
によってローター回転の際シリンダー内壁との摩擦が甚
だ少ないようにし、排気孔の傍に別途の吸気孔を形成し
てターボ過給器turbochargerによる加圧空
気を圧送することにより、吸気孔に圧送された空気に押
されて排気ガスが完全で且つ迅速に排出されるようにし
たものである。
【0009】ローターが内接する2個のギアにより支持
されながら一定軌道の回転運動をする為には従来のよう
にエピトロコイド曲線運動をしては不可能である。
【0010】即ち、ローターが2個の固定点を回転中心
として回転運動をする為には、2個の大きさの異る曲率
半径によってシリンダーの内壁形状及びローターの外壁
形状が形成されなければならないし、本発明はこのよう
な原理に基ずくものである。
【0011】大きさの異なる2個の曲率半径は、曲率半
径間の差異が大きい程ローター外壁の形状が三角形に近
くなり、ローター外壁の形状が三角形に近くなる程作動
室(ローターとシリンダー間に形成される空間)が大き
いので、排気量が多きくなり反対に衝撃が強くローター
の回転に無理が多くかかるようになる。
【0012】曲率半径間の差異が少い程ローター外壁の
形状が円形に近くなり、この場合は作動室の大きさが小
さくなり排気量が減少されるかわりにローターの回転に
無理が少なく回転が滑らかになる。
【0013】従って、シリンダーの内壁形状とローター
の外壁形状を定める曲率半径の比率は必要に応じてそれ
ぞれ相異るように定めることが出来る。
【0014】ローターが2個のギアによって支持されな
がら一定軌道の回転運動をする為には、ローターが2個
の回転中心を持ち1個の回転中心を軸として60゜ずつ
回転するようにしなければならない。
【0015】即ち、1個の回転中心を軸として60°回
転し、再び他の回転中心を軸として60°回転し、又再
び元の回転中心を軸として60°回転する方法に依らな
ければならない。
【0016】この為にローターの形状は、曲率半径の大
きい内角60°である大円弧3個と、曲率半径の小さい
内角60゜である小円弧3個がお互いに連結されてなる
形状であるべきである。
【0017】
【実施例】本発明においては、2個の曲率半径が2:1
である場合を実施例として説明する。
【0018】この場合ローターの形状は、曲率半径が
“2R”でその内角が60°である大円弧と、曲率半径
が“R”でその内角が60°である3個の小円弧が交互
に連結されてなる形状になる。
【0019】これを第1図に従ってより具体的に説明す
ると次のようである。
【0020】まず、任意の直線(A)を3等分する点
a、bを定め、この直線Aの両端部を点c、dとする
と、点c、d間の距離は“2R”になり点b,d間の距
離は“R”になる。
【0021】従って点bを中心として点cを60°回転
させると、曲率半径“2R”である第1番目の大円弧X
が形成され、この大きい円弧Xの右側点eは点bを結ぶ
直線上にこの直線Bを半分する点fを定め、点fを中心
として点eを60°回転させると曲率半径“R”である
小円弧Yが形成される。
【0022】再び点aを中心として小円弧Yの右側点g
を60°回転すると、曲率半径“2R”である第2番目
の大円弧X′が形成され、点gは点dと会うことにな
る。
【0023】また再び点bを中心として点dを60°回
転すると第2番目の小円弧Y′が形成され、点fを中心
として小円弧Y′の右側点hと60°回転させると、第
3番目の大円弧X”が形成され、点aを中心として大円
弧X”の右側点iを60°回転させると、小円弧Y”が
形成され、小円弧Y”の右端が点Cと会うことによって
これらがお互いに連結されローターの外壁1の形状が作
られる。
【0024】ローターの外壁1形状が作られると、2個
のギアと接するローター内面ギア2形状は外壁1の形状
に従って一定厚さで形成すればよい。
【0025】即ち、点bを中心として点c′を60°回
転して大円弧Wを形成し、点fを中心として点e′を6
0°回転して小円弧Zを形成し、点aを中心として点
g′を60°回転して再び大円弧W′を形成し、点bを
中心として点d′を60°回転して小円弧Z′を形成
し、点fを中心として点h′を60°回転して大円弧
W”を形成し、点aを中心として点i′を60°回転し
て小円弧Z”を形成する方法で内面ギア2形状が作られ
るようにする。
【0026】ローター外壁1と接するシリンダーの内壁
3の形状は、上半部4がローター外壁1の大円弧X、小
円弧Y、大円弧X′が連結されてなる形状と同じく、下
半部5は上半部4と対称である。
【0027】即ち、図面の上では、直線Aの上方に形成
されたローター外壁1の形状とシリンダー内壁3上半部
の形状がお互いに同じで、直線Aの下方のシリンダー内
壁3の下半部形状は上半部と対称になることになる。
【0028】シリンダー外壁6は内壁3形状に従って適
正な厚さにしてなるものである。
【0029】このようにして形成された本発明のロータ
ーは直線A上の2点a、bを軸として回転する。
【0030】即ち、点Aを軸として60゜回転した後再
び他の点bを軸として60゜回転し、再び点aを軸とし
て60°回転する方法で回転を継続し、ローターの回転
に従ってローター外壁1をなす大円弧X,X′,X”部
分とシリンダーの内壁3との間に形成される空間、即ち
作動室7,8,9が大きくなり小さくなる作用を反覆
し、このような作動室7,8,9の運動に従って燃料の
吸入(又は注入)、圧縮、暴発、排気行程が順序のとお
りに行われる。
【0031】ローターが回転する際ローターの内壁2は
必ず点c′、d′を通過するので、内壁2に従って形成
される内面ギアとこの内面ギアに接する2個のギア、即
ち駆動ギアと補助ギアが点c′,d′でお互いに接して
回転するようするとローターの回転に差支えないしロー
ターは点c′,d′で接する補助ギアと駆動ギアによっ
て支持されて回転運動をする従来のものに比べてロータ
ーとシリンダー間の摩擦が甚しく減少されるのである。
【0032】ローターの内壁2に形成される内面ギアと
駆動ギア及び補助ギアが点c′、d′で接する為には、
駆動ギア及び補助ギアの中心軸が必ずしも直線Aの線上
に位置しなければならない。
【0033】しかし駆動ギア及び補助ギアの直径は必要
に応じて任意に定めることが出来る。
【0034】また、本発明では排気孔の傍に空気注入孔
を形成してターボ過給器turbochargerによ
る加圧空気を注入させることによって加圧空気に依りよ
り迅速に且つ完全に排気されるようにし、また従来のよ
うに燃料と空気を同時に混入させて混合させた後圧縮暴
発させないで空気注入孔を通して空気を先に注入し空気
だけを圧縮させた後この圧縮空気内に燃料を噴射して圧
縮空気と混合させて暴発するようになすことによって燃
料注入口が排気孔とは反対側に設置され排気孔と燃料注
入口の間が遮断されずに開放され注入された燃料が排気
孔を通して損失されることがないようにした。
【0035】しかし本発明においても従来のように燃料
と空気を同時に注入して混合圧縮した後暴発させること
も出来る。
【0036】本発明のローターは1個のローターが1回
転に3回暴発するので、1個のシリンダー内に3個のロ
ーターを各々異なる方法に設置すればローターの1回転
に9回暴発するようになり、この状態でローターは非常
に滑らかな均一した回転力を得る。
【0037】しかしながら1個のローターだけでも走行
が不可能ではなく、出来るだけ多いローターが設置され
て連続的に暴発されるようにするとそれだけ燃料消耗が
多くなる反面エンジンのパワーが高くなり振動や騒音が
少なくなるのはピストンエンジンの場合と同じである。
【0038】本発明の実施例を添付図面に従って詳細に
説明すると次のようである。
【0039】図2は本発明のロータリーエンジンの斜視
図であり、図3は図2の一部分解斜視図であり、図4は
図2の断面構成図である。図中、シリンダー32は3個
の隔室10、11、12に区分されており、各隔室1
0、11、12にはローター13、14、15が設置さ
れており、1回転に1個のローター13、14、15が
各々3回ずつ暴発するから全体としては1回転に9回暴
発するように設置されており、ローター13、14、1
5の回転は内面ギア2に接している駆動ギア16の軸棒
によって車輪(図示無し)に伝達される。
【0040】図5〜8は本発明のロータリーエンジンの
段階的作動状態を表わす断面構成図であり、シリンダー
32とシリンダー32内で回転するローター13及びロ
ーター13の内面ギア2の構成は既に説明した原理によ
って構成されており、内面ギア2に接して車輪にロータ
ー13の回転動力を伝達する駆動ギア16と、駆動ギア
16の反対側でローター13の内面ギア2と接してロー
ター13の回転軌道が一定となるように維持してやる補
助ギア18が各々軸棒17、17′により軸設されてい
る。
【0041】ローター13の外壁を形成する大円弧部分
を一部切削して切削部19、20、21が形成されるよ
うにして一個のローター13によって3個の作動室7、
8、9が形成されるようにしたし、シリンダー32内壁
両側に凹溝22、22′を形成し凹溝22、22′内で
スプリング23、23′によって弾力支持される弾止片
24、24′を挿入設置することにより、使用によって
シリンダー32の内壁やローター13の外面が大小摩耗
されても第1、第2及び第3作動室7、8、9間が弾止
片24、24′によって常に遮断されるようにした。
【0042】図5のように、ローター13がシリンダー
32内で直ちに立たせた状態になった際第1作動室7は
最大に圧縮された状態になり第2作動室8は排気完了直
前過程にあり、第3作動室9は最大に拡大された状態に
なる。
【0043】従って最大に圧縮された第1作動室7の中
央位置に点火用プラグ25を設置しその一側に燃料注入
口26を設置した。
【0044】排気孔27は小さくなる第2作動室8の一
側に穿孔設置し、縮小された第2作動室8が再び拡大さ
れ始める点でターボ過給器(図示せず)と連結された空
気注入口28を形成しターポ過給器によって加圧された
空気が空気注入口28を通して注入されるようにした。
【0045】ローター13の外面と側面の縁付近に公知
の方法と同じく弾止体29、30によって支持されるシ
ールseal31、31′を挿入設置して作動室7、
8、9の密閉がより完壁になるようにした。
【0046】なお、33はパッキング、34は蓋板であ
る。
【0047】
【作用】このように構成された本発明の作用状態を図5
〜8に従って説明する。
【0048】図5の第1作動室7では空気と混合された
燃料が最大圧縮された状態で点火プラグ25により暴発
し、第3作動室9ではターボ過給器により空気注入口2
8に注入された空気が注入完了された状態、即ち作動室
9が最大に拡大された状態であり、第2作動室8では作
動室8が縮小されてガスが排気孔27にて排気中である
状態である。
【0049】図6では、第1作動室7が暴発エネルギー
によって力強く右側に回転しながら漸次拡大され、第2
作動室8は排気が完了される状態である。
【0050】即ち、この状態になれば、ターボ過給器に
よって注入される加圧空気が第2作動室8内の残余排気
ガスを瞬時に押し出し完全に排気孔27から排出される
ようにする。
【0051】また、第3作動室9は漸次縮少されて内部
の空気を圧縮して行く状態である。
【0052】図7では、第1作動室7が排気孔27と連
結されて排気が始まり第2作動室8では空気注入が始ま
り第3作動室9では空気が殆ど圧縮された状態になる。
【0053】図8では、空気が圧縮された第3作動室9
に燃料が燃料注入口26を通して噴射されて圧縮空気と
混合され第2作動室8は漸次拡大されて空気を吸入中で
あり第1作動室7は縮小されながら排気が進行中であ
る。
【0054】以上本発明の作用を作動室、即ち第3作動
室9を中心として連続的に説明すると、図5第3作動室
9で空気が最大限吸入されローター13が回転するに従
って図6と同じく漸次縮小されて吸入された空気の圧縮
が始まり、図7では作動室9の圧縮が殆ど完了され、第
8図では圧縮された空気中に燃料が噴射されお互いに混
合されこの作動室9が回転して図5の第1作動室7の位
置になると点火プラグ25によって暴発し図6の第1作
動室7のように回転し図7の第1作動室7状態で排気が
始まり図8の第1作動室7状態を過て図5及び図6の第
2作動室8状態を通過して排気が完了され図7の第2作
動室8状態で空気吸入が始まり再び初めの位置図5の第
3作動室9状態になって空気が最大限吸入され再び図6
の第3作動室9のように圧縮が始まる作用が連続反覆的
に進行されて空気圧縮、燃料噴射、暴発、排気及び空気
注入行程が継続されるものである。
【0055】圧縮された混合燃料の暴発によってロータ
ー13が回転すると、この回転動力はローター13の内
面ギア2に接している駆動ギア16の軸棒17により車
輪に伝達される。
【0056】補助ギア18は単純にローター13の回転
運動が一定軌道を維持するように支持してやるものであ
るので空回転する。
【0057】本発明において、燃料注入口26を図9の
ように空気注入孔28の次に形成し空気と燃料を殆ど同
時に注入することによってこれらが圧縮過程で混合され
完全に混合圧縮された後暴発されるようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】従って本発明のロータリーエンジンはロ
ーター13の回転運動が駆動ギア16と補助ギア18に
よって支持されるので、シリンダー32内壁とローター
13の摩擦が少なく摩耗率が非常に低いし排気ガスは作
動室が回転によって縮小される過程で大部分排気される
が図6第2作動室状態で空気注入口28に注入される加
圧空気により瞬間的に押され完全に排気されるので排気
ガスの排気が不完全になることがなく迅速且つ完全であ
り注入された燃料が排気ガスと共に排出され損失される
熱も無い等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成原理を図示した概略構成図、
【図2】本発明の一実施例を表わすロータリーエンジン
の斜視図、
【図3】図2の一部分解斜視図、
【図4】図2の断面構成図、
【図5】本発明の作用状態を段階的に図示した断面構成
図、
【図6】本発明の作用状態を段階的に図示した断面構成
図、
【図7】本発明の作用状態を段階的に図示した断面構成
図、
【図8】本発明の作用状態を段階的に図示した断面構成
図、
【図9】本発明の他実施例を表わす断面構成図、
【図10】本発明のローターの一部を拡大した分解斜視
図、
【図11】従来発明の断面構成図、
【図12】従来発明の作動状態を図示した概略図であ
る。
【符号の説明】
2……内面ギア、 3……シリンダー内壁、 7,8,9……作動室、 13……ローター、 16……駆動ギア、 18……補助ギア、 26……燃料注入口、 27……排気孔、 28……空気注入口、 32……シリンダー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲率半径の大きい3個の大円弧X,
    X′,X”と曲率半径のより小さい3個の小円弧Y,
    Y′,Y”とでローター13の外壁1形状を構成し、外
    壁1形状に従って一定な厚さで内面ギア2を形成し、内
    面ギア2両側に駆動ギア16と補助ギア18とが接して
    回転するようにし、3個の大円弧X,X′,X”に切削
    部19,20,21を形成し、2個の大円弧X,X′と
    1個の小円弧Yが連結された形状でシリンダー32の内
    壁3上半部の形状を形成し、シリンダー32の内壁3下
    半部を上半部と対称にしてシリンダー32の内壁を形成
    し、シリンダーの一側に燃料注入口26と点火プラグ2
    5を設置し、他側に排気孔27とターボ過給器(図示無
    し)に連結された空気注入口28を形成してなるロータ
    リーエンジン。
  2. 【請求項2】 第1項において、シリンダー32一側に
    点火プラグ25を設置し、他側に排気孔27と空気注入
    口28及び燃料注入口26′を順次に形成してなるロー
    タリーエンジン。
JP2418861A 1990-09-03 1990-12-29 ロータリーエンジン Pending JPH06272566A (ja)

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KR1019900013996A KR920006612A (ko) 1990-09-03 1990-09-03 로타리 엔진
KR1990-13996 1990-09-03

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KR (1) KR920006612A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022536029A (ja) * 2020-07-29 2022-08-12 ▲華▼中科技大学 トポロジーロータリーエンジン

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4986704A (ja) * 1972-12-23 1974-08-20

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