JPH06272438A - シリンダ錠 - Google Patents

シリンダ錠

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JPH06272438A
JPH06272438A JP5065610A JP6561093A JPH06272438A JP H06272438 A JPH06272438 A JP H06272438A JP 5065610 A JP5065610 A JP 5065610A JP 6561093 A JP6561093 A JP 6561093A JP H06272438 A JPH06272438 A JP H06272438A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のシリンダ錠は、ピッキングツールを使
用した悪質な不正解錠を防止できない問題があった。本
発明はかかる課題を解決することを目的とする。 【構成】 キープレート31に固着したキーシャンク3
2に、キーの挿入圧及びキーの施解錠操作には座屈変形
しない範囲で薄肉にした筒状部37の一端を嵌着し、筒
状部37の他端に摺動可能に挿入されたスライド43の
先端面に嵌合突起44を設けると共に、スライド43を
筒状部の先端に付勢し、鍵孔29の隙間を筒状部37が
挿入可能な範囲で狭くし、シリンダ錠の鍵案内部22の
先端面に、嵌合突起44が嵌入する案内用凹部27を設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピッキングツールを使
用した不正解錠を防止することができるシリンダ錠に関
する。
【0002】
【従来の技術】軸方向型のシリンダ錠は、ケースに挿入
されたロックシリンダとケースとの間に円形の鍵孔が形
成され、先端が円筒状に形成されたキーを鍵孔に挿入す
ると、シリンダ錠内部のタンブラピンがシリンダ錠の軸
方向にスライドして、ロックシリンダが回動可能になる
シリンダ錠であり、業界で通称「八万ロック」と呼ばれ
る程キーコードの数が多くとれる利点があり、解錠状態
ではキーが抜けないので締め忘れが防止できるなど使用
に便利であるので、自動販売機やロッカなどに幅広く利
用されている。
【0003】この型のシリンダ錠の内部構造を簡単に説
明すると、図6に示すように、筒状のケース1の内周面
2の右端部に、内周面に突出する環状の前部壁3が設け
られ、前部壁3と内周面2との間に環状段部4が設けら
れ、内周面2の左半部にスリーブ5が挿入される。ケー
ス1の外側からスリーブ5にかけて孔6が設けられ、孔
6に固定ピン7が挿入されるので、スリーブ5がケース
1の内周面2に固着される。そして、スリーブ5の端面
が、ケース1の内周面2に環状壁面8を形成する。
【0004】環状壁面8に複数の有底のアンダーピン孔
9が設けられ、このアンダーピン孔9にばね10とアン
ダーピン11が挿入される。従って、アンダーピン11
は環状壁面8より突出する方向に付勢される。ケース1
に回動可能に挿入されるロックシリンダ12は、先端の
鍵案内部12aと前部壁3との間に円形の鍵孔13が形
成され、中央部に設けられた鍔部12bが環状壁面8を
摺動する。
【0005】後方の軸部12cはケース1より突出し、
雄ねじが螺設され、軸部12cにカム14を挿通した後
に雄ねじにナット17が螺合する。鍔部12bには、施
錠角度においてアンダーピン孔9に相対する位置にタン
ブラピン孔15が貫通し、このタンブラピン孔15にタ
ンブラピン16が挿入される。
【0006】そして、施錠状態では、アンダーピン11
の先端部がタンブラピン孔15に係入しているので、ロ
ックシリンダ12は回動不能であるが、鍵孔13にキー
(図示しない)を挿入すると、タンブラピン16とアン
ダーピン11との接触面が、環状壁面8であるシャーラ
インに一致するので、ロックシリンダ12が回動可能と
なり、キーを解錠角度に回動すると解錠される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】シリンダ錠の鍵孔13
からタンブラピン16が見えるので、複数の押さえ棒を
有する複雑な構造のピッキングツールを鍵孔13に挿入
し、それぞれの押さえ棒の突出量を調整してキーと同様
にタンブラピン16を押圧し、不正解錠する悪質な犯罪
を完全に防止することは困難であった。本発明はかかる
課題を解決することを目的としており、ピッキングツー
ルの使用を防止することができるシリンダ錠を提供する
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のシリンダ錠は、筒状に形成され内周面に環
状壁面が形成されるケースの前面に、環状の前部壁を設
け、上記ケースに回動可能に挿入され上記環状壁面を摺
動する鍔部を有するロックシリンダの前面に、鍵案内を
設け、該鍵案内部と上記前部壁との間に円形の鍵孔を形
成し、先端が円筒状に形成されたキーを上記鍵孔に挿入
したときに、鍔部に挿入され鍵孔の方向に付勢されたタ
ンブラピンが上記キーに押されて端面が上記環状壁面に
一致するシリンダ錠において、キープレートに円柱状キ
ーシャンクを固着し、該キーシャンクに、外周面に加わ
る外力には変形し易いがキー挿入圧に耐えうる程度の薄
肉に形成された筒状部の一端を嵌着し、該筒状部にスラ
イダを摺動可能に挿入すると共に上記筒状部の他端に上
記スライダの突出を防止するストッパを設け、上記スラ
イダの先端面に上記筒状部と同心の嵌合突起を設け、上
記スライダと上記キーシャンクとの間にスライダスプリ
ングを挿入して上記キーを構成し、上記鍵孔の隙間寸法
を、上記筒状部が挿入可能な範囲内で狭くし、上記鍵案
内部の先端面に、上記嵌合突起が嵌入する案内用凹部を
設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記のように構成されたシリンダ錠のキーは、
キープレートに円柱状のキーシャンクが挿入され、キー
を構成する部品が組み付けられた後にキーシャンクがキ
ープレートに固着されるので、キーを構成する部品は強
固に一体的に組み付けられる。薄肉の筒状部の一端にキ
ーシャンクが嵌着され、他端にはスライダが挿入されて
いるので、薄肉の筒状部の両端部が、キーシャンク及び
スライダによって補強され、外周面に外力が加わっても
変形しない。又、シリンダ錠の鍵孔の隙間寸法は、筒状
部が挿入可能な範囲内で狭くしてある。これに対して、
複雑な構造のピッキングツールは押さえ棒の肉厚を薄く
することに限度があり、この狭い鍵孔には挿入できな
い。従って、シリンダ錠はピッキングツールによって不
正解錠される虞はない。
【0010】キーを鍵孔に接近させると、キーの先端の
嵌合突起がシリンダ錠の案内用凹部に嵌入し、キーの挿
入位置と挿入方向の案内をする。従って、キーを挿入す
るときに、薄肉の筒状部にはキー挿入方向に圧力がかか
るが、挿入方向に対して直角な力はほとんどかからな
い。キーを挿入すると、嵌合突起が案内用凹部の底に当
たり、更にキーを挿入するとスライダが筒状部に沿って
後退すると共に、筒状部が座屈変形することなくタンブ
ラピンを押動し、タンブラピンの端面が環状壁面である
シャーラインに一致するので、キーは殆ど零に近い回動
力で解錠角度に回動するのにができる。
【0011】キーを施錠角度に戻した後にキーを鍵孔よ
り抜き取るときには、筒状部が鍵孔から抜けるまで嵌合
突起が案内用凹部に嵌合しているので、筒状部を抜き取
り方向に正しく案内する。そして、筒状部が鍵孔から離
れた後に、嵌合突起が案内用凹部から離脱し、筒状部の
先端に復帰する。
【0012】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照しながら
説明する。なお、従来例と同一部品には同一符号を付し
てその詳細説明を省略する。図1はキーの一部破断側面
図、図2は図1のX矢視図、図3はシリンダ錠の縦断面
図、図4は図3のY矢視図である。図3に示すように、
ケース1の内周面2に固着されたスリーブ5の端面によ
り環状壁面8が形成され、環状壁面8に設けられた複数
の有底のアンダーピン孔9に、それぞればね10,アン
ダーピン11が挿入されることは従来例と同様である。
図4に示す符号18は、前部壁3の内面に設けられたキ
ー案内溝であり、キーの挿入姿勢を規制する。
【0013】ロックシリンダ19は、先端の外周面に鍔
部19aが周設され、鍔部19aの先端面に孔20が設
けられ、後端部には、ナット17が螺合する雄ねじ21
が螺設される。鍔部19aには、ロックシリンダ19が
施錠角度にあるときに、各アンダーピン孔9に相対する
タンブラピン孔15が設けられ、各タンブラピン孔15
にタンブラピン16が挿入される。
【0014】鍵案内部22は、孔20に挿入される軸部
23と、軸部23の前端部に延設される頭部24とを有
し、ロックシリンダ19及び軸部23に固定ピン25が
貫通する(図3参照)。頭部24には、軸部23に接す
る側に、僅かに小径となる環状段部26が形成され、頭
部24の先端面に、底付きの円形孔に形成され頭部24
と同心の案内用凹部27が設けられる。
【0015】頭部24には、ロックシリンダ19が施錠
角度にあるときに、キー案内溝18に相対するキー案内
溝28が設けられる(図4参照)。そして、ケース1の
前部壁3と、ロックシリンダ19の頭部24との間に鍵
孔29が形成される。この鍵孔29は、後述するキーK
の薄肉の筒状部30が挿入可能な範囲で狭く形成されて
いる。本実施例では、ロックシリンダ19と鍵案内部2
2とを別体とし、固定ピン25により結合したが、ロッ
クシリンダ19と鍵案内部22とを従来例のように一体
構造としてもよい。
【0016】このシリンダ錠に使用されるキーKは、キ
ープレート31の孔に円柱状のキーシャンク32の左端
部50が挿入され(図1参照)、キーKを構成する部品
が組付けられた後に、左端部50をかしめ加工してキー
シャンク32をキープレート31に固着するので、キー
Kを構成する各部品は強固に一体的に組付けられる。キ
ーシャンク32の中央部に嵌合外周面34が形成され、
右端部に円形突起35が突出し、円形突起35の端面に
凹状のばね受け座36が設けられる。
【0017】嵌合外周面34には、薄肉の筒状部37の
一端が嵌着され、筒状部37の他端部近くに長孔38が
設けられる。キープレート31より延設された先端部4
0が、筒状部37の外側から長孔38に挿通され、更
に、筒状部37の他端まで伸び、その先端の内側に、キ
ー案内溝28に挿入される案内突起41が設けられ、外
側に、キー案内溝18に挿入される案内突起42が長孔
38より突出する。内側の案内突起41は、後述するス
ライダ43の突出を防止するストッパを兼用する。
【0018】筒状部37の他端には、スライダ43が摺
動可能に挿入され、スライダ43の先端には、筒状部3
7と同心の位置に嵌合突起44が突出し、嵌合突起44
の近傍には、41に嵌まる切欠凹部45が設けられる。
スライダ43の後端には、凹状のばね受け座46が設け
られ、キーシャンク32のばね受け座36とスライダ4
3のばね受け座46に、スライダスプリング47の両端
部が挿入される。
【0019】従って、スライダ43は筒状部37の他端
から突出する方向に付勢され、切欠凹部45の側壁面が
案内突起41に当接する。このとき、嵌合突起44は筒
状部37の他端から突出した位置にある(図1参照)。
【0020】筒状部37の肉厚は、外周面に加わる外力
には変形し易いが、キー挿入方向の圧力に耐えられる範
囲でできるだけ薄肉に形成される。然し、筒状部37の
一端は、キープレート31の嵌合外周面34が嵌着さ
れ、他端には、スライダ43が挿入されているので、筒
状部37の外周面に外力が加わっても、筒状部37の真
円度がくずれる変形を生ずる虞はない。
【0021】次に、以上のように構成されたシリンダ錠
の作用を説明すると、キーKの筒状部37は、鍵孔29
に挿入される挿入圧や施錠,解錠方向への回動操作が可
能な範囲で薄肉に形成されて、鍵孔29は筒状部37が
挿入可能な範囲で狭く形成されているので、従来のシリ
ンダ錠に比較して鍵孔29の隙間が極めて小さくなって
いる。これに対して、複雑な構造のピッキングツールは
押さえ棒の肉厚を薄くすることに限度があり、この狭い
鍵孔29には挿入できない。従って、シリンダ錠はピッ
キングツールによって不正解錠される虞はない。
【0022】筒状部37の一端にはキーシャンク32の
嵌合外周面34が嵌着され、他端にはスライダ43が挿
入されているので、薄肉の筒状部37の両端部が補強さ
れ、キーKの外周面に外力が加わっても筒状部37の真
円度がくずれる変形を生じない。例えば、キーKを床に
とり落としても、筒状部37の真円度がつぶれる虞はな
い。
【0023】キーKを鍵孔29に接近させると、キーK
の先端の嵌合突起44がシリンダ錠の案内用凹部27に
嵌入し、キーの挿入位置と挿入方向の案内となる。従っ
て、キーKが鍵孔29に正しく挿入され、薄肉の筒状部
37にはキー挿入圧はかかるが、側圧は加わらない。キ
ーKを挿入すると、嵌合突起44が案内用凹部27の底
に当たり、更にキーKを挿入すると、スライダ43が筒
状部37の内周面に沿って後退するが、嵌合突起44は
案内用凹部27に嵌入した状態に保持される。
【0024】キーKは、キープレート31,キーシャン
ク32,薄肉の筒状部37,スライダ43ががたつくこ
となく、一体的に強固に組付けられており、しかも、シ
リンダ錠に対しては、スライダ43の嵌合突起44が案
内用凹部27に嵌合しているので、筒状部37は側圧を
受けることはない。キーKの挿入により、タンブラピン
16の端面が環状壁面8の表面(シャーライン)に一致
し(図5参照)、ロックシリンダ19が回動可能にな
り、キーKを小さな回動力で回動することができる。
【0025】キーKを施錠角度に戻した後にキーKを鍵
孔29より抜き取るときには、筒状部37が鍵孔から抜
けるまで嵌合突起44が案内用凹部27に嵌合し、筒状
部37を抜き取り方向に正しく案内するので、キーKの
抜き取り時にも薄肉の筒状部37が側圧を受ける虞はな
い。そして、筒状部37が鍵孔29から離れた後に、嵌
合突起44が案内用凹部27から離脱し、筒状部37の
先端に復帰する。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、キーの筒状部は、両端部をキーシャンクとスライダ
によって保護され、薄肉であるのもかかわらず変形しな
い。従って、キーが挿入される鍵孔の隙間を、ピッキン
グツールが挿入できない隙間にすることが可能になり、
ピッキングツールによる不正解錠を防止する防盗性の高
いシリンダになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】キーの一部破断側面図である。
【図2】図1のX矢視図である。
【図3】シリンダ錠の縦断面図である。
【図4】図3のY矢視図である。
【図5】キーを挿入したシリンダ錠の縦断面図である。
【図6】従来のシリンダ錠の縦断面図である。
【符号の説明】
K キー 1 ケース 5 スリーブ 8 環状壁面 9 アンダーピン孔 11 アンダーピン 15 タンブラピン孔 16 タンブラピン 18 キー案内溝 19 ロックシリンダ 19a 鍔部 22 鍵案内部 27 案内用凹部 28 キー案内溝 29 鍵孔 31 キープレート 32 キーシャンク 34 嵌合外周面 37 筒状部 41,42 案内突起 43 スライダ 44 嵌合突起 47 スライダスプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状に形成され内周面に環状壁面が形成
    されるケースの前面に、環状の前部壁を設け、上記ケー
    スに回動可能に挿入され上記環状壁面を摺動する鍔部を
    有するロックシリンダの前面に、鍵案内を設け、該鍵案
    内部と上記前部壁との間に円形の鍵孔を形成し、 先端が円筒状に形成されたキーを上記鍵孔に挿入したと
    きに、鍔部に挿入され鍵孔の方向に付勢されたタンブラ
    ピンが上記キーに押されて端面が上記環状壁面に一致す
    るシリンダ錠において、 キープレートに円柱状キーシャンクを固着し、該キーシ
    ャンクに、外周面に加わる外力には変形し易いがキー挿
    入圧に耐えうる程度の薄肉に形成された筒状部の一端を
    嵌着し、該筒状部にスライダを摺動可能に挿入すると共
    に上記筒状部の他端に上記スライダの突出を防止するス
    トッパを設け、上記スライダの先端面に上記筒状部と同
    心の嵌合突起を設け、上記スライダと上記キーシャンク
    との間にスライダスプリングを挿入して上記キーを構成
    し、 上記鍵孔の隙間寸法を、上記筒状部が挿入可能な範囲内
    で狭くし、上記鍵案内部の先端面に、上記嵌合突起が嵌
    入する案内用凹部を設けたことを特徴とするシリンダ
    錠。
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