JPH0627182Y2 - スキー板 - Google Patents

スキー板

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JPH0627182Y2
JPH0627182Y2 JP1989059964U JP5996489U JPH0627182Y2 JP H0627182 Y2 JPH0627182 Y2 JP H0627182Y2 JP 1989059964 U JP1989059964 U JP 1989059964U JP 5996489 U JP5996489 U JP 5996489U JP H0627182 Y2 JPH0627182 Y2 JP H0627182Y2
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JP
Japan
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ski
shaped
finger
connecting portions
portions
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JP1989059964U
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JPH03772U (ja
Inventor
誠治 木村
Original Assignee
誠治 木村
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、持ち運び簡便な改良されたスキー板に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来、この種スキー板としては、2個の板片の相対向す
る端部にそれぞれ対向面および滑走面側に開口する複数
個の切り込みを設け、該切り込み内に、両板片にそれぞ
れピン支される連結プレートを嵌装し、該連結プレート
のピン孔の少なくとも一方が長孔となっていて板片の回
動につれてピンが長孔内を摺動し得る如く構成されると
共に、板片を展伸した際に両板片を互いに固定する固定
手段を設けたものや、スキー板本体をスキー板長手方向
の前後両部で3分割し、かつこれらを各々のスキー分割
体を接続装置を介して互いに組立接合可能にしたものが
知られている(例えば、実開昭60−177874号公
報及び実開昭63−20877号公報参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、従来の技術で述べたもののうち前者において
は、2個の板片は折り畳み式であって、組み外し可能と
はなっていないばかりか、接合が不安定のために引掛金
具等の固定手段を不可欠とし、その取り付け取り外しが
面倒であり、また各連結プレートの周面は、回動の際に
互いに当たりを生じないようにするため、円弧状に形成
され、またピン孔の一方は長孔となっているため、これ
らの部分に雪や氷が詰って、板片の折り畳みが簡易にな
し得ないという問題点を有していた。
また後者においては、スキー板本体は、足載せ部分を避
けた前後両部で3分割しているため、その接合は強度的
に弱く、特にスキー前部分割体とスキー中央分割体との
接合部位においては尚更のことである。また接続装置
は、互いに接続されるスキー分割体の接合面側の芯部を
金属保持体で形成し、この保持体から複数本の接続棒を
突設させ、接続される他方の金属保持体に複数の差し込
み孔を開口させ、これら接続棒と孔を嵌め合わせて両側
面より両外側接続棒の係止孔に挿着の固定ピンにより接
続固定する構造であるから、構造が複数であるばかり
か、薄い板厚部位では強度的に弱く、したがって、板厚
が厚くなってしまう等の問題点を有していた。
本考案は、このような従来の技術が有する問題点に鑑み
なされたもので、その目的とするところは、構造簡単で
あって、その組み付け、組み外し、持ち運び等の取扱い
が簡易で、組み付け使用時においては強度的に優れるス
キー板を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的のため、本考案は、スキー靴の止め金具と干渉
しない足載せ部分において組み付けられるように二つの
スキー板体が分割形成されて、一方のスキー板体の端部
長手方向には、所定の長さをもって指状連結部とコ字形
切欠部が等間隔で所要数設けられると共に、各指状連結
部の端部下面と各コ字形切欠部の基部下面にはそれぞれ
L形係合段部が設けられ、更に各指状連結部の略中央部
位の短手方向に直線状に設けられた各貫通孔内と盲孔内
にはそれぞれ雌ねじパイプが固装され、また他方のスキ
ー板体の端部長手方向には、前記一方のスキー板体にお
ける各コ字形切欠部と各指状連結部にそれぞれ一体的に
嵌め込まれる各指状連結部と各コ字形切欠部が設けられ
ると共に、各指状連結部の端部上面と各コ字形切欠部の
基端部上面にはそれぞれ前記一方のスキー板体における
L形係合段部と一体的にして、かつその接合面が一方の
スキー板体と段差のない同一面状として接合されるL形
係合段部が設けられ、更に各指状連結部の略中央部位の
短手方向に直線状に設けられた各貫通孔内にはそれぞれ
雌ねじパイプが固装され、二つのスキー板体がその各雌
ねじパイプとの適合孔に挿入螺着の雄ねじ杆により組み
外し可能として組み付けられる構成を特徴とするもので
ある。
〔実施例〕
実施例について図面を参照し、説明する。第1図に示さ
れているように、本案スキー板は、その長手方向が二つ
のスキー板体10、11に分割形成され、これがスキー
靴の止め金具(図示しない)と干渉しない足載せ部分に
おいて一体的に組み付けられて使用され、また組み外さ
れて持ち運びされるものである。
一方のスキー板体10は、第2図から第4図に示されて
いるように、その端部長手方向に所要の長さをもって指
状連結部12とコ字形切欠部13が等間隔で所要数設け
られると共に、各指状連結部12の端部下面にはL形係
合段部14が設けられ、また各コ字形切欠部13の基端
部下面にもL形係合段部が設けられ、更に3本の指状連
結部12の略中央部位の短手方向に一直線状に設けられ
た三つの貫通孔16内にはそれぞれ雌ねじパイプ17が
固装され、また貫通孔16と一直線状に設けられた最外
側1本の指状連結部12の盲孔18内には雌ねじパイプ
19が固装されている。
スキー板体10と組み外し可能として一体的に組み付け
られる他方のスキー板体11は、第5図から第7図に示
されているように、その端部長手方向にスキー板体10
における各コ字形切欠部13と各指状連結部12に一体
的に嵌め込まれる各指状連結部20と各コ字形切欠部2
1が設けられると共に、各指状連結部20の端部上面と
各コ字形切欠部21の基端部上面にはそれぞれスキー板
体10におけるL形係合段部14、15と一体的にし
て、かつその接合面がスキー板体10と段差のない同一
面状として接合されるL形係合段部22、23が設けら
れ、更に各指状連結部22の略中央部位の短手方向に直
線状に設けられた貫通孔24内にはそれぞれ雌ねじパイ
プ17と同一の雌ねじパイプ25が固装されている。
そして、二つのスキー板体10、11は、第1図及び第
8図から第10図に示されているように、それぞれの指
状連結部12、20とコ字形切欠部13、21が互いに
嵌め合わされてL形係合段部15、22及びL形係段部
14、23が互いに係合せられ、スキー板体10、11
の接合面は段差のない同一面状となって接合せられ、雌
ねじパイプ17、25は連通して恰も1本の雌ねじパイ
プとなるので、この連通した雌ねじパイプ17、25、
19に雄ねじ杆26がその凹状頭部27を介しての工具
操作により螺挿されてその先端部は盲孔18内の雌ねじ
パイプ19にて係止せられ、また凹状頭部27は雌ねじ
パイプ19内にやや没してスキー板体10の側面に露呈
することなく螺着され、スキー板体10、11は一体的
に恰も1枚板の如くに連結される。
また分割するには、雄ねじ杆26を外せば、簡単に二つ
のスキー板体10、11に分割される。
〔考案の効果〕
しかして、本考案によれば、スキー板はその長手方向に
おいて二つに分割されるものであるから、スキーの持ち
運びの際には、これを二つに分割すれば全体小型化さ
れ、乗物中においても他人の迷惑にならず、また乗用車
のトランクにも十分に入るので、持ち運びに至便であ
る。
また使用時における組み付けも簡易であり、しかも組み
付け部位は、スキー靴の止め金具と干渉しない足載せ部
分であり、かつ二つのスキー板体はその互いのL形係合
段部が係合した状態でねじ杆止めされているものである
から、二つのスキー板体の接合面はスキー靴によって滑
走中常に押し付けられた状態にあり、違和感もなく、強
度的にも優れるばかりか、二つのスキー板体の連結金具
はスキー板体のどの部分にも全く露出しないものである
から、危険性はなく、従来における1枚物のスキー板と
同様に安全使用ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスキー板の一例での平面図、第2
図は一方のスキー板体の連結部を示す平面図、第3図は
同上側面図、第4図は第2図のIV−IV線に沿った断面
図、第5図は他方のスキー板体の連結部を示す平面図、
第6図は同上側面図、第7図は第5図のVII−VII線に沿
った断面図、第8図は二つのスキー板体の連結状態を示
す平面図、第9図は同上側面図、第10図は二つのスキ
ー板体の連結部分を示す拡大断面図である。 10、11……スキー板体 12、20……指状連結部 13、21……コ字形切欠部 14、15、22、23……L形係合段部 16、24……貫通孔 18……盲孔 17、19、25……雌ねじパイプ 26……雄ねじ杆

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スキー靴の止め金具と干渉しない足載せ部
    分において組み付けられるように二つのスキー板体1
    0、11が分割形成されて、一方のスキー板体10の端
    部長手方向には、所定の長さをもって指状連結部12と
    コ字形切欠部13が等間隔で所要数設けられると共に、
    各指状連結部12の端部下面と各コ字形切欠部13の基
    部下面にはそれぞれL形係合段部14、15が設けら
    れ、更に各指状連結部12の略中央部位の短手方向に直
    線状に設けられた各貫通孔16内と盲孔18内にはそれ
    ぞれ雌ねじパイプ17と雌ねじパイプ19が固装され、
    また、他方のスキー板体11の端部長手方向には、前記
    スキー板体10における各コ字形切欠部13と各指状連
    結部12にそれぞれ一体的に嵌め込まれる各指状連結部
    20と各コ字形切欠部21が設けられると共に、各指状
    連結部20の端部上面と各コ字形切欠部21の基部上面
    にはそれぞれ前記スキー板体10におけるL形係合段部
    14、15と一体的にして、かつその接合面がスキー板
    体10と段差のない同一面状として接合されるL形係合
    段部22、23が設けられ、更に各指状連結部22の略
    中央部位の短手方向に直線状に設けられた各貫通孔24
    内にはそれぞれ雌ねじパイプ25が固装され、前記スキ
    ー板体10と該スキー板体11がその各雌ねじパイプ1
    9、25との適合孔に挿入螺着の雄ねじ杆26により組
    み外し可能として組み付けられる構成を特徴とするスキ
    ー板。
JP1989059964U 1989-05-24 1989-05-24 スキー板 Expired - Lifetime JPH0627182Y2 (ja)

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JPH03772U JPH03772U (ja) 1991-01-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60177874U (ja) * 1984-05-08 1985-11-26 佐田 一郎 折り畳み式スキ−
JPS6320877U (ja) * 1986-07-25 1988-02-10

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JPH03772U (ja) 1991-01-08

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