JPH0627159Y2 - ゲル状芳香剤容器 - Google Patents
ゲル状芳香剤容器Info
- Publication number
- JPH0627159Y2 JPH0627159Y2 JP1988011270U JP1127088U JPH0627159Y2 JP H0627159 Y2 JPH0627159 Y2 JP H0627159Y2 JP 1988011270 U JP1988011270 U JP 1988011270U JP 1127088 U JP1127088 U JP 1127088U JP H0627159 Y2 JPH0627159 Y2 JP H0627159Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gel
- container
- aromatic agent
- air freshener
- aromatic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、室内や車内に置いて芳香を発散させるよう
にしたゲル状芳香剤容器に関するものである。
にしたゲル状芳香剤容器に関するものである。
〔従来の技術〕 従来、この種のゲル状芳香剤容器は、ゲル状芳香剤を容
器内に設けた保持棒に保持させて容器内に収容したり、
ゲル状芳香剤を単に容器内に収容したりしていた。そし
て、ゲル状芳香剤に使用するゲル状体としては、一般に
寒天、カラギーナン等の天然高分子化合物が選択されて
いた。
器内に設けた保持棒に保持させて容器内に収容したり、
ゲル状芳香剤を単に容器内に収容したりしていた。そし
て、ゲル状芳香剤に使用するゲル状体としては、一般に
寒天、カラギーナン等の天然高分子化合物が選択されて
いた。
そのため、従来のゲル状芳香剤容器では、使用によりゲ
ル状芳香剤の芳香成分の発散とともに水分が蒸発減少し
ていく場合、ゲル状芳香剤は上部から減少していくの
で、ゲル状芳香剤が容器壁に遮られたりしてゲル状芳香
剤の空気との接触面積が徐々に少なくなり、水分の蒸発
量の減少とともに芳香成分の発散量が減少するという問
題点があり、又ゲル状芳香剤が容器壁に遮られるとゲル
状芳香剤の減り具合を確認することができず、ゲル状芳
香剤容器の替え時が分からないという問題点があった。
ル状芳香剤の芳香成分の発散とともに水分が蒸発減少し
ていく場合、ゲル状芳香剤は上部から減少していくの
で、ゲル状芳香剤が容器壁に遮られたりしてゲル状芳香
剤の空気との接触面積が徐々に少なくなり、水分の蒸発
量の減少とともに芳香成分の発散量が減少するという問
題点があり、又ゲル状芳香剤が容器壁に遮られるとゲル
状芳香剤の減り具合を確認することができず、ゲル状芳
香剤容器の替え時が分からないという問題点があった。
そこで、この考案は上記従来の問題点を解決することを
目的としてなされたものである。
目的としてなされたものである。
そのため、この考案のゲル状芳香剤容器は、容器本体
（１）に設けた保持体（２）の適宜位置に位置規制体
（３）を設け、合成樹脂系のゲル状芳香剤（４）の上部
が、前記位置規制体（３）を包含するようにして、この
ゲル状芳香剤（４）を前記保持体（２）に保持させて、
容器本体（１）にこのゲル状芳香剤（４）の下部を収容
し、このゲル状芳香剤（４）の上部を常に包囲すると共
にこのゲル状芳香剤（４）の中間部を露出可能に包囲す
る容器蓋（５）を前記容器本体（１）に設けたものとし
ている。
（１）に設けた保持体（２）の適宜位置に位置規制体
（３）を設け、合成樹脂系のゲル状芳香剤（４）の上部
が、前記位置規制体（３）を包含するようにして、この
ゲル状芳香剤（４）を前記保持体（２）に保持させて、
容器本体（１）にこのゲル状芳香剤（４）の下部を収容
し、このゲル状芳香剤（４）の上部を常に包囲すると共
にこのゲル状芳香剤（４）の中間部を露出可能に包囲す
る容器蓋（５）を前記容器本体（１）に設けたものとし
ている。
上記手段を施した結果、この考案のゲル状芳香剤容器
は、合成樹脂系のゲル状芳香剤（４）が含有成分の蒸発
とともに減少していく場合、このゲル状芳香剤（４）
は、収縮率が大きいので全体的に大幅に収縮する。ま
た、このゲル状芳香剤（４）は、その上部が位置規制体
（３）を包含するようにして保持体（２）に保持せしめ
られ位置規制体（３）により規制されて、特にその下部
から上部に向かって収縮していくが、弾力性に富んでい
るので分断することはない。
は、合成樹脂系のゲル状芳香剤（４）が含有成分の蒸発
とともに減少していく場合、このゲル状芳香剤（４）
は、収縮率が大きいので全体的に大幅に収縮する。ま
た、このゲル状芳香剤（４）は、その上部が位置規制体
（３）を包含するようにして保持体（２）に保持せしめ
られ位置規制体（３）により規制されて、特にその下部
から上部に向かって収縮していくが、弾力性に富んでい
るので分断することはない。
以下、この考案の一実施例を図面に従って説明する。
（１）は合成樹脂その他適当な材料より作成される容器
本体であり、この容器本体（１）には保持体（２）が突
設されている。前記保持体（２）は、管状に形成されて
おり、適宜位置に位置規制体（４）を設けている。この
位置規制体（４）は、実施例で示したものは、円形の鍔
としているが、適宜形状の鍔としたり、適宜形状の突起
としたり、その他適宜のものとして実施することができ
る。
本体であり、この容器本体（１）には保持体（２）が突
設されている。前記保持体（２）は、管状に形成されて
おり、適宜位置に位置規制体（４）を設けている。この
位置規制体（４）は、実施例で示したものは、円形の鍔
としているが、適宜形状の鍔としたり、適宜形状の突起
としたり、その他適宜のものとして実施することができ
る。
（４）は合成樹脂系のゲル状芳香剤であり、このゲル状
芳香剤（４）は、その上部が前記位置規制体（３）を包
含するようにして前記保持体（２）に保持させており、
その下部を容器本体（１）に収容している。前記ゲル状
芳香剤（４）に使用するゲル状体としては、合成樹脂系
のゲル状体が選択される。天然高分子系のゲル状体は、
収縮率が小さく弾力性に乏しいので使用できない。又、
前記ゲル状芳香剤（４）の上部が前記位置規制体（３）
を包含する場合に、このゲル状芳香剤（４）が収縮によ
り亀裂しない程度の上部とすることが必要であり、使用
するゲル状体の張力等によって相違するが、このゲル状
芳香剤（４）の上面から位置規制体（３）まで数ミリ程
度は必要である。
芳香剤（４）は、その上部が前記位置規制体（３）を包
含するようにして前記保持体（２）に保持させており、
その下部を容器本体（１）に収容している。前記ゲル状
芳香剤（４）に使用するゲル状体としては、合成樹脂系
のゲル状体が選択される。天然高分子系のゲル状体は、
収縮率が小さく弾力性に乏しいので使用できない。又、
前記ゲル状芳香剤（４）の上部が前記位置規制体（３）
を包含する場合に、このゲル状芳香剤（４）が収縮によ
り亀裂しない程度の上部とすることが必要であり、使用
するゲル状体の張力等によって相違するが、このゲル状
芳香剤（４）の上面から位置規制体（３）まで数ミリ程
度は必要である。
（５）は合成樹脂その他適当な材料より作成される容器
蓋であり、この容器蓋（５）には保持棒（６）が突設さ
れている。そして、前記保持棒（６）を容器本体（１）
の保持体（２）に挿入して摺動自在とすることにより、
容器蓋（５）は、前記ゲル状芳香剤（４）の上部を常に
包囲すると共に、このゲル状芳香剤（４）の中間部を露
出可能に包囲するようにしている。
蓋であり、この容器蓋（５）には保持棒（６）が突設さ
れている。そして、前記保持棒（６）を容器本体（１）
の保持体（２）に挿入して摺動自在とすることにより、
容器蓋（５）は、前記ゲル状芳香剤（４）の上部を常に
包囲すると共に、このゲル状芳香剤（４）の中間部を露
出可能に包囲するようにしている。
以上のように構成されたこの考案のゲル状芳香剤容器
は、容器本体（１）の保持体（２）への容器蓋（５）の
保持棒（６）の挿入具合を調節することにより、第３図
及び第４図に示したように、容器蓋（５）を用途に応じ
た開放度にして、前記ゲル状芳香剤（４）の中間部を露
出させて使用する。第３図は、使用開始時の状態を示し
ており、使用とともに合成樹脂系のゲル状芳香剤（４）
が減少していく場合、このゲル状芳香剤（４）は全体的
に大幅に収縮し、このゲル状芳香剤（４）の上部は位置
規制体（３）により規制されているので、このゲル状芳
香剤（４）は特にその下部から上部に向かって分断する
ことなく収縮していき、このゲル状芳香剤（４）は使用
終了時には第４図に示したようになる。
は、容器本体（１）の保持体（２）への容器蓋（５）の
保持棒（６）の挿入具合を調節することにより、第３図
及び第４図に示したように、容器蓋（５）を用途に応じ
た開放度にして、前記ゲル状芳香剤（４）の中間部を露
出させて使用する。第３図は、使用開始時の状態を示し
ており、使用とともに合成樹脂系のゲル状芳香剤（４）
が減少していく場合、このゲル状芳香剤（４）は全体的
に大幅に収縮し、このゲル状芳香剤（４）の上部は位置
規制体（３）により規制されているので、このゲル状芳
香剤（４）は特にその下部から上部に向かって分断する
ことなく収縮していき、このゲル状芳香剤（４）は使用
終了時には第４図に示したようになる。
この考案のゲル状芳香剤容器は、以上に述べたように構
成されており、合成樹脂系のゲル状芳香剤（４）が含有
成分の蒸発とともに減少していく場合、このゲル状芳香
剤（４）は全体的に大幅に収縮するので、このゲル状芳
香剤（４）の下部が、容器本体（１）に遮られて空気と
の接触面積が少なくなるということはなく、芳香成分の
発散量が減少することがない。また、このゲル状芳香剤
（４）は特にその下部から上部に向かって分断すること
なく収縮していくので、このゲル状芳香剤（４）の減り
具合を確認することができ、ゲル状芳香剤容器の替え時
が分かる等、優れた効果を有する。
成されており、合成樹脂系のゲル状芳香剤（４）が含有
成分の蒸発とともに減少していく場合、このゲル状芳香
剤（４）は全体的に大幅に収縮するので、このゲル状芳
香剤（４）の下部が、容器本体（１）に遮られて空気と
の接触面積が少なくなるということはなく、芳香成分の
発散量が減少することがない。また、このゲル状芳香剤
（４）は特にその下部から上部に向かって分断すること
なく収縮していくので、このゲル状芳香剤（４）の減り
具合を確認することができ、ゲル状芳香剤容器の替え時
が分かる等、優れた効果を有する。
第１図は、ゲル状芳香剤を収容していない状態を示すこ
の考案のゲル状芳香剤容器の分解斜視図。第２図は、ゲ
ル状芳香剤を収容した状態を示す容器本体の斜視図。第
３図は、この考案のゲル状芳香剤容器の使用開始時の状
態を示す断面図。第４図は、この考案のゲル状芳香剤容
器の使用終了時の状態を示す断面図。 （１）……容器本体、（２）……保持体 （３）……位置規制体 （４）……合成樹脂系のゲル状芳香剤 （５）……容器蓋
の考案のゲル状芳香剤容器の分解斜視図。第２図は、ゲ
ル状芳香剤を収容した状態を示す容器本体の斜視図。第
３図は、この考案のゲル状芳香剤容器の使用開始時の状
態を示す断面図。第４図は、この考案のゲル状芳香剤容
器の使用終了時の状態を示す断面図。 （１）……容器本体、（２）……保持体 （３）……位置規制体 （４）……合成樹脂系のゲル状芳香剤 （５）……容器蓋
Claims (1)
- 【請求項１】容器本体（１）に設けた保持体（２）の適
宜位置に位置規制体（３）を設け、合成樹脂系のゲル状
芳香剤（４）の上部が、前記位置規制体（３）を包含す
るようにして、このゲル状芳香剤（４）を前記保持体
（２）に保持させて、容器本体（１）にこのゲル状芳香
剤（４）の下部を収容し、このゲル状芳香剤（４）の上
部を常に包囲すると共にこのゲル状芳香剤（４）の中間
部を露出可能に包囲する容器蓋（５）を前記容器本体
（１）に設けたことを特徴とするゲル状芳香剤容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988011270U JPH0627159Y2 (ja) | 1988-01-30 | 1988-01-30 | ゲル状芳香剤容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988011270U JPH0627159Y2 (ja) | 1988-01-30 | 1988-01-30 | ゲル状芳香剤容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01117347U JPH01117347U (ja) | 1989-08-08 |
| JPH0627159Y2 true JPH0627159Y2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=31219674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988011270U Expired - Lifetime JPH0627159Y2 (ja) | 1988-01-30 | 1988-01-30 | ゲル状芳香剤容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0627159Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4816760B2 (ja) * | 2009-04-28 | 2011-11-16 | 昭三 遠藤 | 揮散性物質放出器および製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH022358Y2 (ja) * | 1984-10-22 | 1990-01-19 |
-
1988
- 1988-01-30 JP JP1988011270U patent/JPH0627159Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01117347U (ja) | 1989-08-08 |
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