JPH06270242A - ブロー成形機 - Google Patents
ブロー成形機Info
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- JPH06270242A JPH06270242A JP5064000A JP6400093A JPH06270242A JP H06270242 A JPH06270242 A JP H06270242A JP 5064000 A JP5064000 A JP 5064000A JP 6400093 A JP6400093 A JP 6400093A JP H06270242 A JPH06270242 A JP H06270242A
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/78—Measuring, controlling or regulating
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C49/04—Extrusion blow-moulding
- B29C49/0411—Means for defining the wall or layer thickness
- B29C49/04114—Means for defining the wall or layer thickness for keeping constant thickness
-
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-
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 吐出されたパリソンの下降速度をリアルタイ
ムで計測し適正な下降速度を保持してドローダウン現象
を防止するとともに均一な肉厚を有する良好な成形品を
生産するブロー成形機を提供する。 【構成】 ダイスヘッド2の環状空間通路7より吐出さ
れるパリソンPの下端をパリソンピンチ20で結束後,
下端を水平に切断するカッタ30を備え,パリソンPの
側方に配置した上下複数個の光電センサ40またはパリ
ソンPの進行方向直下に配設した距離センサ50により
パリソン下降速度を検出し,環状空間通路7の間隙やパ
リソン吐出速度を調整する演算装置60と制御装置70
を設けたものである。
ムで計測し適正な下降速度を保持してドローダウン現象
を防止するとともに均一な肉厚を有する良好な成形品を
生産するブロー成形機を提供する。 【構成】 ダイスヘッド2の環状空間通路7より吐出さ
れるパリソンPの下端をパリソンピンチ20で結束後,
下端を水平に切断するカッタ30を備え,パリソンPの
側方に配置した上下複数個の光電センサ40またはパリ
ソンPの進行方向直下に配設した距離センサ50により
パリソン下降速度を検出し,環状空間通路7の間隙やパ
リソン吐出速度を調整する演算装置60と制御装置70
を設けたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパリソンから中空状の成
形品を生産するブロー成形機に係り,特に下降するパリ
ソンの下降速度を刻々検知して,ドローダウン現象を防
止するとともに均一な肉厚を有する良好な成形品を得る
ブロー成形機に関する。
形品を生産するブロー成形機に係り,特に下降するパリ
ソンの下降速度を刻々検知して,ドローダウン現象を防
止するとともに均一な肉厚を有する良好な成形品を得る
ブロー成形機に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイスヘッドから筒状に射出または押し
出されたパリソンから中空状の樹脂製品をつくるブロー
成形では,ダイスヘッドからパリソンを射出または押し
出し,パリソンピンチによって袋状にされたパリソンに
プリブローを行なって僅かに膨らませ,開放された金型
内に入れて金型を閉じ,金型とパリソンとで形成される
キャビティ内のガスを抜いた後,金型表面に通じる小さ
な空気抜き穴より真空ポンプ装置を介して空気を吸引し
たうえ,パリソン内に高圧の空気吹込みを行なってパリ
ソンをキャビティに基づく所定の形状としたあと金型で
冷却して成形を完了する。このようにして,成形された
樹脂製品は金型を開いて取り出される。図4に示すもの
は,従来のブロー成形機を示す。図4のものは溶融樹脂
をダイスヘッド2の側方1個所より供給する,いわゆ
る,サイドフィード方式のブロー成形機1を示し,押出
機4により押圧された高温溶融状態の樹脂は樹脂供給口
2aを経由してダイスヘッド2とマンドレル3との間に
設けた環状の通路を通り,最下端の環状空間通路7より
吐出されてパリソンPを形成する。ダイスヘッド2の樹
脂供給口2aと180゜隔った位置には通路2bとその
外側に設けたバルブ5(またはプラグ)が配設される。
そして,コア3aはマンドレル3を貫通したパリコン用
ロッド6aに接続され,パリコンシリンダ6の作動によ
り上下方向僅かに進退動され,パリソンPの肉厚を制御
するために環状空間通路7の間隙(ギャップ)を調整で
きるようになっている。
出されたパリソンから中空状の樹脂製品をつくるブロー
成形では,ダイスヘッドからパリソンを射出または押し
出し,パリソンピンチによって袋状にされたパリソンに
プリブローを行なって僅かに膨らませ,開放された金型
内に入れて金型を閉じ,金型とパリソンとで形成される
キャビティ内のガスを抜いた後,金型表面に通じる小さ
な空気抜き穴より真空ポンプ装置を介して空気を吸引し
たうえ,パリソン内に高圧の空気吹込みを行なってパリ
ソンをキャビティに基づく所定の形状としたあと金型で
冷却して成形を完了する。このようにして,成形された
樹脂製品は金型を開いて取り出される。図4に示すもの
は,従来のブロー成形機を示す。図4のものは溶融樹脂
をダイスヘッド2の側方1個所より供給する,いわゆ
る,サイドフィード方式のブロー成形機1を示し,押出
機4により押圧された高温溶融状態の樹脂は樹脂供給口
2aを経由してダイスヘッド2とマンドレル3との間に
設けた環状の通路を通り,最下端の環状空間通路7より
吐出されてパリソンPを形成する。ダイスヘッド2の樹
脂供給口2aと180゜隔った位置には通路2bとその
外側に設けたバルブ5(またはプラグ)が配設される。
そして,コア3aはマンドレル3を貫通したパリコン用
ロッド6aに接続され,パリコンシリンダ6の作動によ
り上下方向僅かに進退動され,パリソンPの肉厚を制御
するために環状空間通路7の間隙(ギャップ)を調整で
きるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のようなブロー成
形によって得られるブロー成形品は,一般に表面性状が
悪いのが通例である。その理由は,ブロー成形は射出成
形にくらべて成形時の圧力が低くキャビティ内圧が高く
ないことや高温溶融した樹脂をダイスヘッド下端の環状
空間通路より吐出されるパリソンの温度があまり高すぎ
ると,袋状のパリソン自体の重量によってパリソン肉厚
が局部的に薄くなるドローダウン現象が生じて不良品の
原因となる。これに対して,パリソンの温度を低くする
とドローダウン現象は防止できるもののパリソン表面の
固化が早く進行し過ぎて金型型締めの際にパリソン表面
がキャビティ面へ密着せず表面性状が悪くなる。このよ
うに,ドローダウン現象を起こさない程度にある程度は
高温で,かつ,適度な早さの下降速度でパリソンを吐出
させることが表面性の良い優れた製品を生産する上で不
可欠である。殊に,原料樹脂の物性が変わり粘度が変化
して粘性が低下した場合やエンプラなど特殊な樹脂で
は,粘性が低いためにドローダウン現象が起こりやすい
のでパリソンの下降速度を瞬時にキャッチしてこの情報
をフィードバックして,環状空間通路の間隙を再調整し
たりパリソンの吐出速度を変更する必要が生じる。
形によって得られるブロー成形品は,一般に表面性状が
悪いのが通例である。その理由は,ブロー成形は射出成
形にくらべて成形時の圧力が低くキャビティ内圧が高く
ないことや高温溶融した樹脂をダイスヘッド下端の環状
空間通路より吐出されるパリソンの温度があまり高すぎ
ると,袋状のパリソン自体の重量によってパリソン肉厚
が局部的に薄くなるドローダウン現象が生じて不良品の
原因となる。これに対して,パリソンの温度を低くする
とドローダウン現象は防止できるもののパリソン表面の
固化が早く進行し過ぎて金型型締めの際にパリソン表面
がキャビティ面へ密着せず表面性状が悪くなる。このよ
うに,ドローダウン現象を起こさない程度にある程度は
高温で,かつ,適度な早さの下降速度でパリソンを吐出
させることが表面性の良い優れた製品を生産する上で不
可欠である。殊に,原料樹脂の物性が変わり粘度が変化
して粘性が低下した場合やエンプラなど特殊な樹脂で
は,粘性が低いためにドローダウン現象が起こりやすい
のでパリソンの下降速度を瞬時にキャッチしてこの情報
をフィードバックして,環状空間通路の間隙を再調整し
たりパリソンの吐出速度を変更する必要が生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決し
て,パリソンの降下速度を刻々計測して適正なパリソン
の吐出を行なうために,本発明においては,ダイスヘッ
ド下端の環状の樹脂通路から吐出されたパリソンの下端
をパリソンピンチで結束し,垂下したパリソン内にプリ
ブローを行なってから左右一対の金型で挾んで中空状の
製品をつくるブロー成形機において,前記パリソンピン
チの下端に該パリソンピンチと一体的もしくは別個にパ
リソン下端を水平に切断する水平方向往復動自在なカッ
タを備えるとともに,該カッタの下部側方に下降するパ
リソンの存否を監視する複数個の光電センサを上下方向
略等間隔に配設するか,または,下降するパリソンの直
下にパリソンに対向してパリソンの下端位置を計測する
距離センサを配設し,該各光電センサ位置の通過時刻と
通過高さまたは距離センサより得られるパリソン下端の
刻々の高さよりパリソン下降速度を演算する演算装置と
前記環状の樹脂通路の間隙を演算された下降速度に基づ
いて調整したり,あるいはパリソの吐出速度を調整する
指令信号を発信する制御装置を備えたものである。
て,パリソンの降下速度を刻々計測して適正なパリソン
の吐出を行なうために,本発明においては,ダイスヘッ
ド下端の環状の樹脂通路から吐出されたパリソンの下端
をパリソンピンチで結束し,垂下したパリソン内にプリ
ブローを行なってから左右一対の金型で挾んで中空状の
製品をつくるブロー成形機において,前記パリソンピン
チの下端に該パリソンピンチと一体的もしくは別個にパ
リソン下端を水平に切断する水平方向往復動自在なカッ
タを備えるとともに,該カッタの下部側方に下降するパ
リソンの存否を監視する複数個の光電センサを上下方向
略等間隔に配設するか,または,下降するパリソンの直
下にパリソンに対向してパリソンの下端位置を計測する
距離センサを配設し,該各光電センサ位置の通過時刻と
通過高さまたは距離センサより得られるパリソン下端の
刻々の高さよりパリソン下降速度を演算する演算装置と
前記環状の樹脂通路の間隙を演算された下降速度に基づ
いて調整したり,あるいはパリソの吐出速度を調整する
指令信号を発信する制御装置を備えたものである。
【0005】
【作用】本発明のブロー成形機は,パリソンピンチと一
体に設けたカッタやパリソンピンチとは別体のカッタに
よってパリソン吐出の初期に下端を結束するとともに最
下端面を水平に切断し高さを同一としたうえで,パリソ
ンの進行方向に対する側方より上下方向等間隔または略
等間隔に配列した複数個の光電センサでパリソンの通過
時間を計測したり,パリソン進行方向の下部より上方に
向けて距離センサで刻々その距離を計測して,パリソン
の降下速度を監視し,良好な成形品を生産できる適正な
パリソン降下速度を維持する。
体に設けたカッタやパリソンピンチとは別体のカッタに
よってパリソン吐出の初期に下端を結束するとともに最
下端面を水平に切断し高さを同一としたうえで,パリソ
ンの進行方向に対する側方より上下方向等間隔または略
等間隔に配列した複数個の光電センサでパリソンの通過
時間を計測したり,パリソン進行方向の下部より上方に
向けて距離センサで刻々その距離を計測して,パリソン
の降下速度を監視し,良好な成形品を生産できる適正な
パリソン降下速度を維持する。
【0006】
【実施例】以下図面に基づいて本発明に係る実施例の詳
細について説明する。図1〜図3は本発明の実施例に係
り,図1はブロー成形機の全体側面図,図2はパリソン
ピンチ部の要部拡大側面図,図3は図1のA−A視の平
面図である。図において,ダイスヘッド2の直下には吐
出されるパリソンPを結束する鋏状のパリソンピンチ2
0が配設される。パリソンピンチ20は,図3に示すよ
うに,エアシリンダ22のピストンロッド22aの進退
動により開閉する左右一対のクランプ20a,20bが
水平方向移動自在に設けられており,閉状態のストロー
クエンドではパリソンPの下端の合わされた肉厚分の間
隙を保持するように設計される。パリソンピンチ20の
クランプ20a,20bのうち一方のクランプ20bの
下面には先端に平面視三角形状の鋭利な直線刃を有する
カッタ30がクランプ20bの下面に固設されたエアシ
リンダ32のピストンロッド32aの進退動により水平
に往復動できるよう配設される。カッタ30の先端の刃
先の進行方向はクランプ20bの内側のパリソン結束面
の外側より結束面を越えて内側へ進入するよう結束面と
鋭角で交差するよう設定される。上記の実施例では,カ
ッタ30をパリソンピンチ20に付属の設備としたが,
パリソンピンチ20とは別個にカッタ30を設けてもよ
い。なお,図1の図面では金型8,8は紙面に直交する
位置に相対向している
細について説明する。図1〜図3は本発明の実施例に係
り,図1はブロー成形機の全体側面図,図2はパリソン
ピンチ部の要部拡大側面図,図3は図1のA−A視の平
面図である。図において,ダイスヘッド2の直下には吐
出されるパリソンPを結束する鋏状のパリソンピンチ2
0が配設される。パリソンピンチ20は,図3に示すよ
うに,エアシリンダ22のピストンロッド22aの進退
動により開閉する左右一対のクランプ20a,20bが
水平方向移動自在に設けられており,閉状態のストロー
クエンドではパリソンPの下端の合わされた肉厚分の間
隙を保持するように設計される。パリソンピンチ20の
クランプ20a,20bのうち一方のクランプ20bの
下面には先端に平面視三角形状の鋭利な直線刃を有する
カッタ30がクランプ20bの下面に固設されたエアシ
リンダ32のピストンロッド32aの進退動により水平
に往復動できるよう配設される。カッタ30の先端の刃
先の進行方向はクランプ20bの内側のパリソン結束面
の外側より結束面を越えて内側へ進入するよう結束面と
鋭角で交差するよう設定される。上記の実施例では,カ
ッタ30をパリソンピンチ20に付属の設備としたが,
パリソンピンチ20とは別個にカッタ30を設けてもよ
い。なお,図1の図面では金型8,8は紙面に直交する
位置に相対向している
【0007】一方,パリソンの下降位置の側方の金型
8,8と直交する位置には,図1に示すように,上下方
向に等間隔に複数個の光電センサ40,40,…が先端
をパリソン方向に向けて配列される。あるいは,これら
の光電センサ40の代りに,パリソン下降位置の直下に
上方に向けて距離センサ50を配置してもよい。この場
合にはパリソンその他の落下物から距離センサ50をガ
ードするため保護カバー50aを設けるなどの配慮が望
ましい。
8,8と直交する位置には,図1に示すように,上下方
向に等間隔に複数個の光電センサ40,40,…が先端
をパリソン方向に向けて配列される。あるいは,これら
の光電センサ40の代りに,パリソン下降位置の直下に
上方に向けて距離センサ50を配置してもよい。この場
合にはパリソンその他の落下物から距離センサ50をガ
ードするため保護カバー50aを設けるなどの配慮が望
ましい。
【0008】以上のように構成された本発明のブロー成
形機1の作動について説明する。まず,押出機4の駆動
によりパリソンPをダイスヘッド2の下端の環状空間通
路7より吐出させ,パリソン下端がパリソンピンチ20
を通過した直後にパリソンPの吐出を停止あるいは減速
させる。次に,パリソンピンチ20のクランプ20a,
20bを開状態から閉状態に作動しパリソンPの下端を
結束し封着する。その後,クランプ20aおよびクラン
プ20bによって結束され下方に垂下しているパリソン
Pの下端部をエアシリンダ32の進行方向に操作しカッ
タ30によって切断する。このように下端が水平に切断
されたパリソンPはカッタ30を後退限に戻し,かつ,
エアシリンダ22でクランプ20a,20bを開状態に
復帰してから再び吐出され下降状態に入る。パリソンP
の下降中は複数の光電センサ40により上から順次その
通過が確認されるとともに,次位の光電センサ40との
通過時間差を演算して通過速度(下降速度)が算出さ
れ,予め樹脂の物性や樹脂温度によって設定された適正
な下降速度の範囲を逸脱するときには,この値を修正す
るためにパリコンシリンダ6に指令を発してコア3aを
上下させて環状空間通路7の間隙を調整する。また,場
合によっては押出機4のパリソン吐出速度を調整しても
よい。光電センサ40を使用しないでパリソンPの下降
位置の直下の距離センサ50を使用する場合には,下降
するパリソンPの最下端までの距離および時刻を刻々計
測し,この値よりパリソン下降速度を演算する。上記の
計測値の演算やパリコンシリンダ6への操作指令は演算
装置60や制御装置70を使用して自動的に行なうこと
ができる。また,表示記録装置80で下降速度,下降位
置の表示や記録をすることもできる。
形機1の作動について説明する。まず,押出機4の駆動
によりパリソンPをダイスヘッド2の下端の環状空間通
路7より吐出させ,パリソン下端がパリソンピンチ20
を通過した直後にパリソンPの吐出を停止あるいは減速
させる。次に,パリソンピンチ20のクランプ20a,
20bを開状態から閉状態に作動しパリソンPの下端を
結束し封着する。その後,クランプ20aおよびクラン
プ20bによって結束され下方に垂下しているパリソン
Pの下端部をエアシリンダ32の進行方向に操作しカッ
タ30によって切断する。このように下端が水平に切断
されたパリソンPはカッタ30を後退限に戻し,かつ,
エアシリンダ22でクランプ20a,20bを開状態に
復帰してから再び吐出され下降状態に入る。パリソンP
の下降中は複数の光電センサ40により上から順次その
通過が確認されるとともに,次位の光電センサ40との
通過時間差を演算して通過速度(下降速度)が算出さ
れ,予め樹脂の物性や樹脂温度によって設定された適正
な下降速度の範囲を逸脱するときには,この値を修正す
るためにパリコンシリンダ6に指令を発してコア3aを
上下させて環状空間通路7の間隙を調整する。また,場
合によっては押出機4のパリソン吐出速度を調整しても
よい。光電センサ40を使用しないでパリソンPの下降
位置の直下の距離センサ50を使用する場合には,下降
するパリソンPの最下端までの距離および時刻を刻々計
測し,この値よりパリソン下降速度を演算する。上記の
計測値の演算やパリコンシリンダ6への操作指令は演算
装置60や制御装置70を使用して自動的に行なうこと
ができる。また,表示記録装置80で下降速度,下降位
置の表示や記録をすることもできる。
【0009】以上のようにして本発明ではパリソンの下
降速度を正確に測定するため,従来各ショット後に切断
されていたパリソン下端の上下波打ちを解消して水平に
切断して高さを一定に保持した後,光電センサや距離セ
ンサで刻々下降速度を計測して適正な下降速度となるよ
う調整する。
降速度を正確に測定するため,従来各ショット後に切断
されていたパリソン下端の上下波打ちを解消して水平に
切断して高さを一定に保持した後,光電センサや距離セ
ンサで刻々下降速度を計測して適正な下降速度となるよ
う調整する。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように,本発明のブロー成
形機においては,樹脂の物性(特に粘度)や温度条件に
マッチする適正な下降速度でパリソンを吐出できるの
で,ドローダウン現象を防止するとともに,均一な肉厚
を有する優れた成形品を得ることができる。
形機においては,樹脂の物性(特に粘度)や温度条件に
マッチする適正な下降速度でパリソンを吐出できるの
で,ドローダウン現象を防止するとともに,均一な肉厚
を有する優れた成形品を得ることができる。
【図1】本発明の実施例に係るブロー成形機の全体側面
図である。
図である。
【図2】本発明の実施例に係るパリソンピンチ部の要部
拡大側面図である。
拡大側面図である。
【図3】図1のA−A視の平面図である。
【図4】従来のブロー成形機の全体縦断面図である。
1 ブロー成形機 2 ダイスヘッド 2a 樹脂供給口 3 マンドレル 3a コア 4 押出機 5 バルブ 6 パリコンシリンダ 6a パリコンシリンダ用ロッド 7 環状空間通路 8 金型 8a キャビティ 20 パリソンピンチ 20a クランプ 20b クランプ 22 エアシリンダ 22a ピストンロッド 30 カッタ 32 エアシリンダ 32a ピストンロッド 40 光電センサ 50 距離センサ 50a 保護カバー 60 演算装置 70 制御装置 80 表示記録装置
Claims (1)
- 【請求項1】 ダイスヘッド下端の環状の樹脂通路から
吐出されたパリソンの下端をパリソンピンチで結束し,
垂下したパリソン内にプリブローを行なってから左右一
対の金型で挾んで中空状の製品をつくるブロー成形機に
おいて,前記パリソンピンチの下端に該パリソンピンチ
と一体的もしくは別個にパリソン下端を水平に切断する
水平方向往復動自在なカッタを備えるとともに,該カッ
タの下部側方に下降するパリソンの存否を監視する複数
個の光電センサを上下方向略等間隔に配設するか,また
は,下降するパリソンの直下にパリソンに対向してパリ
ソンの下端位置を計測する距離センサを配設し,該各光
電センサ位置の通過時刻と通過高さまたは距離センサよ
り得られるパリソン下端の刻々の高さよりパリソン下降
速度を演算する演算装置と前記環状の樹脂通路の間隙を
演算された下降速度に基づいて調整したり,あるいはパ
リソの吐出速度を調整する指令信号を発信する制御装置
を備えたブロー成形機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5064000A JPH06270242A (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | ブロー成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5064000A JPH06270242A (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | ブロー成形機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06270242A true JPH06270242A (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=13245510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5064000A Pending JPH06270242A (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | ブロー成形機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06270242A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-03-23 JP JP5064000A patent/JPH06270242A/ja active Pending
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