JPH06270235A - 容器の成形方法 - Google Patents
容器の成形方法Info
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
部からの圧力に対する破損や変形を来さない容器を成形
することのできる成形方法を提供する。 【構成】 一旦、最終成形品での縦軸延伸位置よりも上
方において最終成形品の底部と近似的な形状の底部を形
成し、この状態からさらに延伸させて最終成形品の底部
を形成する。従って、近似的な形状の底部からさらに延
伸されることで、ヒール部の延伸を充分に行なわせて配
向性を高める一方、肉厚を薄くして弾性吸収性3付加す
ることができる。
Description
し、さらに詳しくは、内方に向けて凸状をなす上底形状
の底部をもつ容器の成形方法に関する。
れる合成樹脂製の薄肉の容器(以下、成形品という)
は、例えば射出成形によって得られた有底パリソンをブ
ロー型のキャビティ内に位置させ、容器の軸方向に縦軸
延伸させると共に、内部に吹き込んだ気体の圧力によっ
て軸方向と直角な方向に膨張させることが行われてい
る。
れる成形品には、内方に向け凸状をなす上底状の底部を
もつ容器がある。このような底部は、一般に、シャンペ
ン底と称されている。
形方法としては、図6に示す方法がある。
られるブロー40型の構造を示しており、このブロー4
0型は、最終成形品の形状に合せたキャビテイ面の形状
を設定されている。そして、このようなブロー型内に配
置されたパリソン100は、ストレッチロッド42によ
り縦軸延伸されるとともに、ブロー圧によって横方向へ
膨張される。
は、保有熱量が多い領域ほど延伸されやすく、一旦、キ
ャビティ面に接触して冷却されると延伸され難い傾向が
ある。
対してもいえる。
ティ面中央部に形成されている凸部40Aに対して最初
に接触する。一方、底部で糸じり部に相当する部分を成
形するためのキャビティ面は、パリソンから見て最も遠
い位置に相当している。このため、糸じり部が成形され
る前にパリソンが上底部とブロー型側壁面に接触した場
合、パリンソンは延伸され難くなり、その結果糸じり部
での肉厚を確保することができなくる。
ることで、賦形性の悪化と、内圧による形状反転が起こ
り易くなる。
題を解決するための方法が提案されている。
めの型の構造を示しており、底型50は、中央部、つま
り、内方に向け凸状をなす部分を他の部分から独立して
配置した上底型50Aを備えている。このような構造の
底型50を用いた場合の成形手順は次の通りである。つ
まり、延伸ブロー成形時、ストレッチロッド42による
縦軸延伸が行われるに先立ち、上底型50Aが、最終成
形品を形状出しする縦軸位置よりも下方に退避させられ
る(図中、二点鎖線で示す状態)。この場合の最終成形
品を形状出しする縦軸位置とは、最終成形された成形品
の底部の位置に相当している。そして、凹部内に向けて
ストレッチロッド42およびブロー圧を介した凹部内に
向けてのストレッチブローが行われることで、上底型5
0Aにパリソン100が接触することなく糸じり部に充
分な肉厚が確保される。従って、パリソン100は、底
部中央が外側に向け突出した状態の形状となる。一方、
パリソン100にこのような形状が得られると、上底型
を、最終成形品を形状出しする縦軸位置に向け上昇させ
る。これにより、外側に向け突出していたパリソンの中
央部は、図中、実線で示すように、内方に向け凸状をな
すように変形させられる。従って、パリソンの中央部
は、2度延伸されることで分子の配向性が高められてそ
の位置での強度が高められる(例えば、特開昭57−2
10829号公報)。
ャンペン底を有する容器では、内部からの圧力、例え
ば、充填された材料が気化した場合の圧力に対して耐久
性をもたせるためには、肉厚を厚くすることが必要であ
る。
配向することである程度の弾力性をもたせて衝撃吸収性
をもたせることが必要である。
に示した方法では、底部中央部が外周部よりも先に冷却
されることで、凸状をなす底部中央位置の肉厚は厚くな
り、そして、この位置以外の底部の肉厚は薄くなる。従
って、シャンペン底に相当する中央位置以外の底部は肉
厚が薄くなっているので、内部に材料を充填した場合の
負荷によって、内方に向け凸状をなしいていた状態から
外側に向け膨らむ、反転現象が発生するおそれがある。
た方法では、底部中央位置の周囲、つまり、底部に連続
して側壁部に向け立上がる部分に相当するヒール部と称
される部分が先に冷却されるために、この部分があまり
延伸されずに肉厚が厚い状態となる。従って、落下衝撃
に対する弾性をもたせることができにくいことによっ
て、落下衝撃を受けた際に破損しやすくなる。
記従来の成形方法における問題に鑑み、落下時等での耐
衝撃性を確保すると共に、内部からの圧力に対する変形
をきさない容器を成形することのできる成形方法を提供
することにある。
め、請求項1記載の発明は、有底パリソンの側壁部と底
部とを独立したブローキャビティ型を用いて延伸ブロー
成形することにより、内方に向け凸状をなす底部形状を
設定された成形品を形成する方法において、上記凸状を
なす部分に対向する上底部分とこの凸状をなす部分の周
囲である上底外周部から側壁部に向け連続する部分とに
対向する底型を用い、延伸ブロー成形時、上記底型を、
最終成形品を形状出しする縦軸位置よりも上方に設定す
る第1の工程と、上記第1の工程後、上記底型を、最終
成形品を形状出しする縦軸位置に設定する第2の工程
と、を含むことを特徴としている。
壁部と底部とを独立したブローキャビティ型を用いて延
伸ブロー成形することにより、内方に向け凸状をなす底
部形状を設定された成形品を形成する方法において、上
記底部に対向する底型を、上記凸状が形成される底部中
央部に対向する上底型と上記中央部の周囲に対向する上
底外周型とに分割し、延伸ブロー成形時、上記上底外周
型を、最終成形品を形状出しする縦軸位置よりも上方に
設定するとともに上記上底型を上記上底外周型よりも下
方に設定する第1の型移動工程と、上記上底外周型の位
置に対応して縦軸延伸部材の位置決めを行い、次いで、
上記底型を最終成形品の形状出しする縦軸位置よりも上
方に移動させる第2の型移動工程と、上記第2の型移動
工程後、上記上底型および上底外周型を、ともに上記最
終成形品を形状出しする縦軸位置に設定する第3の型移
動工程と、を含み、自立可能な最終成形品のヒール部に
相当する上記有底パリソンの領域を延伸させることを特
徴としている。
とこの中央部の外周部とに要求される機械的な特性が異
なる。すなわち、底部中央位置およびこの周囲は、内圧
により変形しない強度が必要とされ、また、ヒール部に
対しては、落下時に受ける衝撃を弾性吸収することので
きる強度が必要とされる。
各部での肉厚の制御によって得るようにしている。つま
り、底部での中央位置およびその周囲に対しては肉厚を
厚く、そして、ヒール部に対しては肉厚を薄く設定する
ようになっている。
中央に対向する上底部とこの周囲および側壁に連続する
上底外周部とに対向する底型を、一旦、最終成形品を形
状出しする縦軸位置よりも上方に設定し、中央位置に凸
部を形成された底部形状を近似的に設定した後、底型を
この位置からさらに最終成形品を形状出しする縦軸位置
に設定するとともに、この間、延伸を継続する。従っ
て、一旦、底型との接触によって、最終成形品での底部
形状と近似的な形状が形成された最終成形前のパリソン
は、底部中央位置が、底型の変位に追随して接触してい
ることにより、延伸を抑えられて厚肉に形成され、一
方、成形品のヒール部に相当する領域は、ブロー成形終
了までの間、延伸が継続されるので、肉厚が薄くされる
とともに、延伸量を増大されて分子の配向性が高められ
る。
パリソンにおける底部中央に対向する上底型と中央部周
囲に対向する上底外周型とに分割して設け、上底外周型
を上底型よりも先に最終成形品を形状出しする縦軸位置
に相当する位置よりも上方でパリソンの底部に接触させ
る。次いで、上底型を最終成形品を形状出しする縦軸位
置よりも上方に相当する位置で底部中央に接触させる。
そして、上底型および上底外周型を同時に上記最終成形
品を形状出しする縦軸位置に設定する。従って、底部中
央位置に成形されるシャンペン底に相当する領域での延
伸量を十分なものにして配向性を高めることで強度を増
すことができる。
る。
す図である。
いう)10は、例えば、図1に示すように、底部中央で
内方に向け凸状をなすシャンペン底を底部形状を設定さ
れている。
ー型は、図1に示すように、成形品10の側壁部を形成
するためのキャビティ面を有する割型からなる側部ブロ
ー型12と底部形状を形成するためのキャビティ面を有
する底部ブロー型、いわゆる、底型14とで構成されて
いる。
を形成するためのキャビティ面が内部に形成されてい
る。
独立して設けられており、成形品10の縦軸方向に移動
することができる。
工程に基づいてブロー成形終了前までの形状をなすパリ
ソンに対する位置決めを設定される。なお、この場合の
パリソンとは、最終成形品が得られるまでの形状を呈す
るものを意味している。
いて、二点鎖線で示す、最終成形品の形状出しする縦軸
位置よりも上方に設定される。本実施例では、このよう
な設定を第1の工程という。
しする縦軸位置に設定される。つまり、図1(B)にお
いて、第1の工程で設定された位置(図中二点鎖線で示
す位置)よりも下方に設定される。本実施例では、この
ような設定を第2の工程という。
より縦軸延伸されるとともに、ブローコア型44から吹
き出されるエアのブロー圧によって横軸延伸されるパリ
ソン100が、側部ブロー型12および底型14に接触
する。従って、各型に接触したパリソン100は、一旦
冷却されることで延伸され難い状態を設定される。そし
て、このときのパリソン100は、ブロー成形終了後の
成形品と近似的形状の底部を有している。
16によっておよびブローコア型44を介したエアのブ
ロー圧によって第1の工程で設定された位置にあるパリ
ソン100が、底型14に接触するまでの間、延伸を継
続される。
延伸されるためには、パリソン100に変形が可能な熱
保有量を維持させておく必要がある。このため、第1の
工程から第2の工程を設定される底型14の移動速度
は、上述した熱保有量が損なわれないタイミングを以て
第2の工程での底型の位置を設定できる速度とされてい
る。また、第1の工程においてパリソン100に対する
底型14の接触時間は、次の条件とされている。つま
り、第2の工程において延伸されることで、新たに延伸
される成形品でのヒール部に相当する領域の肉厚が落下
衝撃に対して弾性吸収できる厚さとなる延伸量を設定で
きる時間とされている。
示すように、最終成形品を形状出しする縦軸位置(図
中、二点鎖線で示す位置)よりも上方に底型14が設定
される。この場合、パリソン100は、ストレッチロッ
ド16およびブローコア型44による縦軸、横軸各方向
へ延伸される。そして、底型14に接触することで冷却
され、延伸し難い状態を設定される。従って、底型14
に接触したパリソン100は、延伸されにくくなること
で比較的底部での肉厚が厚い状態とされる。
(B)に示すように、底型14が最終成形品を形状出し
する縦軸位置に設定される。
置が設定されると、底型14に追随してパリソン100
の底部が底型14に接触するまでの間、延伸を継続され
る。
示されている。
00における成形品でのヒール部に相当する領域110
の延伸状態をそれぞれ示し、図2は第1の工程直後、ま
た、図3は第2の工程を実行された場合を示している。
14にパリソン100の底部が接触することで、上記領
域110の肉厚が、冷却されたときの肉厚(T1)に設
定される。
4を介したエアのブロー圧が作用する上記領域110で
は、ブロー圧力によって縦軸および横軸方向に延伸され
る。
成するための肉が必要になるが、この肉は、図3中、矢
印で示すように、第1の工程直後に形成されている側壁
部および底部から延伸されて繰り出される肉が用いられ
る。
していた肉は、ともに第1の工程において底型14に接
触することにより、ある程度、変形熱量を奪われてい
る。特に、パリソン100の糸じり部をなす位置では、
底型14に追随して接触しているので、延伸されずに厚
肉状態が維持されている。このため、第1の工程直後に
形成されている側壁部と新たな側壁部との肉厚が同じに
なるだけの延伸量が得られない。
壁部、つまり、領域110では、図中、符号T2 (T1
>T2 )で示すように、延伸による分子の配向性を高め
られる一方で、肉厚が薄くされることになる。また、側
壁部および底部から繰り出された肉は、ブロー圧力によ
って側部ブロー型12のキャビティ面に接触すること
で、さらに冷却が進行し、薄肉の状態を維持することに
なる。
る。
している。
0の内方に向けた凸部を形成されている上底型14Aと
中央部の周囲に位置する上底外周型14Bとに分割され
ている。
14Bは、いずれも側部ブロー型12の高さ方向、換言
すれば、成形品10の縦軸方向に独立して移動すること
ができる。
工程に基づいてパリソンに対する位置決めが行われる。
に示すように、型締めされた側部ブロー型12に対し、
上底外周型14Bが、最終成形品を形状出しする縦軸位
置よりも上方に移動した位置に、そして、上底型14A
が上底外周型14Bよりも下方の位置に位置決めされ
る。このような位置決め動作は、第1の型移動工程とさ
れ、この工程において、図4(B)に示すように、スト
レッチロッド16による有底パリソン100の縦軸延伸
およびブローコア型44(図5参照)のブロー圧により
横軸延伸が実行される。
行される第2の型移動工程としては、第1の型移動工程
において位置決めされた上底外周型14Bの位置にあわ
せて、上底型14Aが、最終成形品を形状出しする縦軸
位置よりも上方に移動した位置に位置決めされる。この
場合の位置としては、第1の型移動工程で実行された延
伸およびブロー成形により、成形品10の底部中央位置
が成形品10の底部下方に向け膨出した状態を反転し
て、いわゆる底部中央で内方に向け凸状をなす底部形状
が設定できる位置とされる。本実施例では、図4(C)
に示すように、上底外周型14Bとともに、最終成形品
での底部形状に近似する形状をなす底部形状が得られる
位置に設定される。
3の型移動工程では、図5(A)に示すように、上底型
14Aおよび上底外周型14Bが、第2の型移動工程に
おいて位置決めされた位置から下方に向け同時に移動し
た位置に位置決めされる。この場合の位置は、本実施例
では、最終成形品を形状出しする縦軸位置(図2中、二
点鎖線で示す位置)に相当させてある。
示すように、上底型14Aが最終成形品を形状出しする
縦軸位置よりも上方に、かつ、上底型14Aが最終成形
品を形状出しする縦軸位置よりも下方に移動して配置さ
れる。そして、この状態で、図4(B)に示すように、
ストレッチロッド16が底部中央位置を押し下げること
で縦軸延伸を行なうとともに、ブローコア型44から吹
き出される流体、この場合は、エアのブロー圧力によっ
て、成形品でのヒール部に相当するパリソン100の領
域がキャビティ面に接触する。従って、キャビティ面に
接触したパリソンの領域は、冷却されることで延伸され
にくい状態になる一方、上底型14Aが存在していない
底部中央位置は、ストレッチロッド16の押し下げによ
りさらに延伸されて外側に向け膨出する。このためパリ
ソン100のヒール部の肉厚は、延伸されにくくなるこ
とで比較的厚い状態に維持される。
することで底部中央位置の外側に膨出したパリソン10
0は、第2の型移動工程において上底型14Aの上昇に
より、底部中央位置が外側に膨出した状態から内方に向
け凸状をなすように反転され、最終成形品の底部と近似
的な形状の底部が形成される。従って、パリソン100
は最終成形品の底部と近似する形状が得られるまでの
間、上底型14Aに接触することはないので、糸じり部
に相当する部分に充分な肉厚が確保される。また、底部
中央位置は、この時点で冷却されて、いわゆる延伸しに
くい状態とされるとともに、相反する方向に2回延伸さ
れたことになるので、充分な延伸量を確保されることに
なる。これによって、内圧に耐えるだけの肉厚と強度が
確保される。なお、上底型14Aが上昇した場合には、
ストレッチロッド16は、その詳細を示さない連動構造
によって上底型14Aの移動にあわせて移動する。
形成された段階で、第3の型移動工程が実行される。第
3の型移動工程では、図5(A)に示すように、上底型
14Aおよび上底外周型14Bがともに最終成形品を形
状出しする縦軸位置まで下降し、いわゆる第2の工程で
の位置よりも下方に位置される。なお、このような第3
の工程においても、ブローコア型44からのエアの吹出
は継続されている。
て、図5(B)に示すように、下方に位置する上底型1
4Aおよび上底外周型14Bの変位に追随して接触しな
がら、延伸ブロー成形終了までの間、第2の工程時での
位置(図中、符号Sで示す位置)からさらにヒール部が
延伸されることになる。
過程、つまり、底型14の変位に追随してパリソン10
0の底部が、第2の工程時での位置(図中、符号Sで示
す位置)から変形している状態を示している。
3に示した通りである。
して、その分割された型同士の配置順序を設定するだけ
の簡単な方法により、底部での耐内圧性をもたせること
のできる肉厚を確保することと、ヒール部110の衝撃
吸収性を確保することとが可能になる。しかも、底部中
央位置の凸状部は、十分な延伸量を確保されることで強
度を高められる。
に、再使用を目的とするボトルなどにとっては極めて有
効なものである。つまり、再使用されるボトルは、洗浄
後、中味の再充填が行われるが、繰り返し内圧がかかる
場合や、洗浄時あるいは再充填時での耐久性さらには落
下衝撃性を確保することで、ボトルの利用効率を向上さ
せることが可能になる。
は、上底型14A,上底外周型14B同士の温度に関し
ては説明しておらず、一様な温度である場合ととれる
が、例えば、ヒール部の肉厚と強度を確保できる延伸量
が得られるように、温度関係を設定し、型同士の温度を
異ならせるようにしてもよい。
を最終成形品を形状出しする縦軸位置よりも上方に位置
させて、最終成形品の底部形状と近似的な形状を設定
し、この状態からさらに延伸させる。従って、容器など
の成形品の底部中央位置およびその周囲では、底部が最
終成形品の形状と近似的な形状を設定された段階で延伸
されにくい状態が得られるので、内圧に対する耐久性を
もたせることのできる肉厚が確保できる。
は、底部を最終成形品のそれと近似的な形状とした後、
ブロー成形終了までの間さらに延伸が継続されるので、
分子の配向性を高めた状態で肉厚を薄くすることができ
る。このため、容器などの成形品における底部での機械
的特性、つまり、内圧に対する耐久性および落下衝撃な
どに対する耐久性がともに確保できることになる。
の型の状態を示す断面図であり、(A)は第1の工程
を、(B)は第2の工程をそれぞれ示している。
の状態を示す模式図である。
の状態を示す模式図である。
明するための型の状態を示す断面図であり、(A),
(B)は第1の型移動工程を、(C)は第2の型移動工
程をそれぞれ示している。
明するための型の状態を示す断面図であり、(A)は第
3の型移動工程を、(B)は第3の型移動工程でのブロ
ー終了前の状態をそれぞれ示している。
である。
断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 有底パリソンの側壁部と底部とを独立し
たブローキャビティ型を用いて延伸ブロー成形すること
により、内方に向け凸状をなす底部形状を設定された成
形品を形成する方法において、 上記凸状をなす部分に対向する上底部分とこの凸状をな
す部分の周囲である上底外周部から側壁部に向け連続す
る部分とに対向する底型を用い、 延伸ブロー成形時、上記底型を、最終成形品を形状出し
する縦軸位置よりも上方に設定する第1の工程と、 上記第1の工程後、上記底型を、最終成形品を形状出し
する縦軸位置に設定する第2の工程と、 を含むことを特徴とする容器の成形方法。 - 【請求項2】 有底パリソンの側壁部と底部とを独立し
たブローキャビティ型を用いて延伸ブロー成形すること
により、内方に向け凸状をなす底部形状を設定された成
形品を形成する方法において、 上記底部に対向する底型を、上記凸状が形成される底部
中央部に対向する上底型と上記中央部の周囲に対向する
上底外周型とに分割し、 延伸ブロー成形時、上記上底外周型を、最終成形品を形
状出しする縦軸位置よりも上方に設定するとともに上記
上底型を上記上底外周型よりも下方に設定する第1の型
移動工程と、 上記上底外周型の位置に対応して縦軸延伸部材の位置決
めを行い、次いで、上記底型を最終成形品の形状出しす
る縦軸位置よりも上方に移動させる第2の型移動工程
と、 上記第2の型移動工程後、上記上底型および上底外周型
を、ともに上記最終成形品を形状出しする縦軸位置に設
定する第3の型移動工程と、 を含み、自立可能な最終成形品のヒール部に相当する上
記有底パリソンの領域を延伸させることを特徴とする容
器の成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP08557093A JP3325074B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 容器の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08557093A JP3325074B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 容器の成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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ID=13862478
Family Applications (1)
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