JPH06269692A - 生ごみ処理装置 - Google Patents

生ごみ処理装置

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Publication number
JPH06269692A
JPH06269692A JP5063883A JP6388393A JPH06269692A JP H06269692 A JPH06269692 A JP H06269692A JP 5063883 A JP5063883 A JP 5063883A JP 6388393 A JP6388393 A JP 6388393A JP H06269692 A JPH06269692 A JP H06269692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
food waste
drive
shredded
unit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5063883A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Oki
淳一 大木
Yasuo Ito
安雄 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP5063883A priority Critical patent/JPH06269692A/ja
Publication of JPH06269692A publication Critical patent/JPH06269692A/ja
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータへの被水がなく、細断片が装置外に排
出されることのない生ごみ処理装置を提供する。 【構成】 仕切板23と27によって細断部1と駆動部
2と捕集部3を水密的に遮断し、駆動部2のモータによ
って回転する駆動マグネット22を駆動部2内に設け、
駆動マグネット22の磁力によって回転する従動マグネ
ット17を細断部1内に設け、従動マグネット17によ
って回転し生ごみを細断する細断ロータ18を細断部1
内に設ける。一方、細断部1から細断された生ごみを捕
集部3へ搬送する搬送管4を設け、捕集部3内に搬送さ
れた細断生ごみを収容し且つ生ごみから分離した水分を
濾過するフィルタケース32を設け、捕集部3の下方に
濾過した水分を下水等に排水する排水管6を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水分を多く含む生ごみ
の処理を行うのに好適な生ごみ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水分を多く含む生ごみの処理装置とし
て、例えば特開平2−68152号公報に開示されてい
るものがある。
【0003】この生ごみ処理装置は、図3に示すよう
に、電動モータ101によって回転駆動される内ロータ
102,外ロータ103およびスクリュー104が設け
られており、生ごみは、スクリュー104のカッタ10
5と内ロータのカッタ106によって細断され、細断さ
れた生ごみは、内ロータ102と外ロータ103の間を
移送する間に水分は遠心分離され、外ロータ103の排
水孔103aから排水されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】併しながら、上記の生
ごみ処理装置は、モータの回転軸を完全にシールするこ
とはできないので、長期間使用中に生ごみの細断,圧縮
過程で生じる水分等により、モータが被水して故障する
という問題がある。
【0005】また、水分が遠心分離されて外ロータの排
水孔から排水される場合、細断された生ごみの細片が水
分と一緒に排出されるという問題があり、なお、細断,
脱水された生ごみが装置内に滞留すると、悪臭が発生し
て装置周辺に悪臭が立込めるという問題がある。
【0006】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
ので、モータの動力伝達をマグネットの磁力を利用し
て、モータから水密的に遮断された状態で生ごみの細断
と脱水を行うことにより、上記の問題を解消した生ごみ
処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、 (1)細断部,駆動部,捕集部が順次に仕切板によって
水密的に区画された生ごみ処理装置に於いて、前記駆動
部内に設けられ、該駆動部内のモータの回転によって回
転する第1の駆動マグネットと、前記細断部内に設けら
れ、前記第1の駆動マグネットの磁力によって回転する
第1の従動マグネットと、前記細断部内に設けられ、前
記第1の従動マグネットの回転によって回転し、生ごみ
を細断する細断ロータと、前記細断部から前記捕集部へ
連結され、細断された生ごみを前記捕集部へ搬送する搬
送管と、前記捕集部内に設けられ、前記搬送された生ご
みを収容すると共に、水分を濾過するフィルタケース
と、前記捕集部の下方にあって前記フィルタケースと連
通して設けられ、該フィルタケースより濾過した水分を
排水する排水管と、を備えた構成の技術手段を用いるも
のである。
【0008】(2)また、前記駆動部内に設けられ、前
記モータの回転によって回転する第2の駆動マグネット
と、前記捕集部内に設けられ、前記第2の駆動マグネッ
トの磁力によって回転する第2の従動マグネットと、前
記捕集部内に設けられ、前記第2の従動マグネットの回
転によって回転する排気ファンと、前記排水管の途中に
設けられ、前記濾過水の一部を貯留する貯水部と、前記
捕集部から前記排水管の貯水部の下流側へ連結され、前
記排気ファンによって排出される前記捕集部内の空気を
前記貯水部の下流側へ排気する排気管と、を備えた構成
とすることが、効果的である。
【0009】
【作用】本発明は、上記のように構成されているので、 (1)駆動部内のモータの回転により、駆動部内の第1
の駆動マグネットが回転し、その磁力によって細断部内
の第1の従動マグネットが回転するため、細断部内の細
断ロータが回転し、モータに対して水密的に遮断された
細断部内に於いて生ごみは細断される。
【0010】細断された生ごみは、細断部から搬送管を
介して捕集部へ搬送され、捕集部内のフィルタケースに
収容されるため、生ごみから分離した水分は、重力によ
ってフィルタケースで濾過されるので、生ごみの細片が
水分と一緒に排出されない。
【0011】(2)また、モータの回転により、駆動部
内の第2の駆動マグネットが回転し、その磁力によって
捕集部内の第2の従動マグネットが回転するため、捕集
部内の排気ファンが回転し、それによって捕集部内の空
気は排気管を介して排水管の途中にある貯水部の下流側
に排気される。
【0012】そのため、捕集部内のフィルタケースには
負圧が加わるので、この負圧によって生ごみから分離し
た水分の濾過が促進されると共に、フィルタケース内に
滞留する生ごみから発生する悪臭は、排気管を介して下
水等に通じる貯水部の下流側に排出される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の生ごみ処理装置を図に示す実
施例について説明する。図1は、本発明の生ごみ処理装
置の構成を示す断面図である。図1に示すように、生ご
み処理装置は細断部1,駆動部2及び捕集部3から成
り、細断部1から捕集部3のケース30に設けられた搬
入穴31に対し、細断された生ごみを搬送する搬送管4
が連結されている。
【0014】捕集部3の上部には、空気を排出する排気
管5が設けられており、排気管5は、捕集部3の下部に
設けられた下水等に通じる排水管6のトラップ部6aの
下流側に連結されていて、後述の排気ファン37の回転
により、捕集部3内の排出された空気は、排気管5を経
て排水管6の水を貯留したトラップ部6aの下流側に排
気される。
【0015】図2は、上記の生ごみ処理装置に於ける細
断部1と駆動部2の細部構成を示す断面図である。図2
に於いて、10は生ごみの投入口10aを有する円錐状
の上ケース、11は円筒状の下ケースで、上ケース10
と下ケース11はボルト等により取付けられている。上
ケース10の側面には、空気の吸込口12が設けられて
おり、下ケース11の側面には、図1の搬送管4に連結
される搬送口13が設けられている。
【0016】下ケース11の中央部には、固定軸14が
軸受15とスラスト受16を伴って後述の仕切板23に
設けられており、軸受15には、後述の第1の駆動マグ
ネット22の磁力によって回転する第1の従動マグネッ
ト17が固定されている。第1の従動マグネット17に
は、細断刃18aとハンマー18bを有する細断ロータ
18が固定されており、以上により細断部1が構成され
ている。
【0017】次に、20は内部を欠載して示す電動モー
タで、モータ20の回転軸21の上部には、第1の従動
マグネット17を磁力によって回転させる第1の駆動マ
グネット22が固定されており、第1の駆動マグネット
22と第1の従動マグネット17の間には、細断部1と
駆動部2を水密的に遮断する仕切板23が、Oリング2
4と25を介して気密に取付けられている。
【0018】図1に於いて、モータ回転軸21の下部に
は、第2の駆動マグネット26が固定されており、第2
の駆動マグネット26と捕集部3内に設けられる後述の
第2の従動マグネット36の間には、駆動部2と捕集部
3を水密的に遮断する仕切板27が、Oリング(図示せ
ず)を介して気密に取付けられており、、以上により駆
動部2が構成されている。
【0019】次に、ケース30内には、搬入穴31より
搬入される細断された生ごみを収容すると共に、水分を
濾過するフィルタケース32が設けられており、フィル
タケース32は交換籠32内に収められている。
【0020】ケース30の上方に配設されている仕切板
27の中央部には、固定軸34が軸受35とスラスト受
(図示せず)を伴って設けられており、軸受35には、
第2の駆動マグネット26の磁力によって回転する第2
の従動マグネット36が固定されていて、第2の従動マ
グネット36には排気ファン37が固定されている。
【0021】なお、ケース30内には、内壁38によっ
て区画された排気ダクト39が設けられており、排気ダ
クト39の一方はフィルタケース32に連通した排水管
6のトラップ部6aの上流側と連通していて、他方は前
述の排気管5に連通しており、以上により捕集部3が構
成されている。
【0022】次に、上記の実施例について、その作動を
説明する。図2に於いて、モータ20に通電すると、モ
ータ回転軸21が回転するため、回転軸21の上部に固
定された第1の駆動マグネット22が回転し、第1の駆
動マグネット22の磁力により、仕切板23によって水
密的に遮断されている細断部1内にある第1の従動マグ
ネット17が回転する。
【0023】第1の従動マグネット17の回転により、
第1の従動マグネット17に固定されている細断ロータ
18が回転するため、細断ロータ18に設けられた細断
刃18aとハンマー18bにより、投入口10aから投
入される生ごみは粉砕されながら細断される。
【0024】そのため、生ごみの細断過程で分離する水
分は、仕切板23によってモータ20とは遮断されてい
るので、モータ20に被水することはない。図1に於い
て、モータ回転軸21の下部に固定された第2の駆動マ
グネット26が回転し、第2の駆動マグネット26の磁
力により、仕切板27によって水密的に遮断されている
捕集部3内にある第2の従動マグネット36が回転す
る。
【0025】第2の従動マグネット36の回転により、
第2の従動マグネット36に固定されている排気ファン
37が回転するため、排気ダクト39内の空気は排気管
5を経て排水管6のトラップ部6aの下流側に排気され
る。この場合、排気ダクト39と連通している排水管6
のトラップ部6aの上流側およびフィルタケース32は
減圧され、フィルタケース32に負圧が加わる。
【0026】そのため、細断部1から搬送管4を経て捕
集部3の搬入口31から搬入され、フィルタケース32
に収容される細断された生ごみは、負圧によって分離し
た水分がフィルタケース32で効果的に濾過され、濾過
された水分は排水管6に排水されるが、排水管6のトラ
ップ部6aで上記の濾過水は一定量だけ貯留され、余分
な水は下水等に通じるトラップ部6aの下流側に流され
る。
【0027】この場合、フィルタケース32のフィルタ
の粗さを選定することにより、細断された生ごみの細片
が、水分と一緒にフィルタケース32から排出されるこ
とはない。また、フィルタケース32に細断,脱水され
た生ごみが滞留し悪臭を発生しても、悪臭は排気ファン
37によって排気ダクト39から排気管5を経て下水等
に通じる排水管6のトラップ部6aの下流側に排出され
る。
【0028】次に、本実施例では、細断部1で細断され
た生ごみを捕集部3へ搬送管4を通し、重力及び負圧に
よって搬送したが、細断生ごみの搬送を促進するため、
細断部1内に注水しながら生ごみを細断しても良く、さ
らには、搬送管4内に移送用のスクリューを設けても良
い。
【0029】また、本実施例では、排水管6の途中に一
定量の濾過水を貯留するトラップ部6aを設けたが、ト
ラップ部6aに代えて排水管6の途中にダンパを設け、
排気ファン37の作動中はダンパを全部閉じ、排気ファ
ン37の停止中はダンパを一部開くようにしても良い。
但し、ダンパの上流側は排気ダクト39とフィルタケー
ス32に連通させ、ダンパの下流側は排気管5と連通さ
せておく必要がある。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、次の効果を奏する。 (1)生ごみの細断時に生ごみから分離した水分等によ
ってモータが被水することはないため、被水によるモー
タの故障が無くなり、また、細断生ごみから分離した水
分はフィルタケースで濾過されるため、生ごみの細片が
水分と一緒に排出されることも無くなる。
【0031】(2)生ごみから分離した水分は、フィル
タケースに負圧が加えられた状態で濾過されるため、水
分の濾過が速く脱水効率が向上し、フィルタケースに滞
留する細断,脱水された生ごみから発生する悪臭は、排
水管へ排出されるため、装置周辺に悪臭が立込めること
も無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生ごみ処理装置の構成を示す断面図で
ある。
【図2】図1の装置に於ける要部の細部構成を示す断面
図である。
【図3】従来の生ごみ処理装置の構成を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 細断部 2 駆動部 3 捕集部 4 搬送管 5 排気管 6 排水管 6a トラップ部(貯水部) 17 第1の従動マグネット 18 細断ロータ 20 モータ 22 第1の駆動マグネット 23,27 仕切板 26 第2の駆動マグネット 32 フィルタケース 36 第2の従動マグネット 37 排気ファン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細断部,駆動部,捕集部が順次に仕切板
    によって水密的に区画された生ごみ処理装置に於いて、 前記駆動部内に設けられ、該駆動部内のモータの回転に
    よって回転する第1の駆動マグネットと、 前記細断部内に設けられ、前記第1の駆動マグネットの
    磁力によって回転する第1の従動マグネットと、 前記細断部内に設けられ、前記第1の従動マグネットの
    回転によって回転し、生ごみを細断する細断ロータと、 前記細断部から前記捕集部へ連結され、細断された生ご
    みを前記捕集部へ搬送する搬送管と、 前記捕集部内に設けられ、前記搬送された生ごみを収容
    すると共に、水分を濾過するフィルタケースと、 前記捕集部の下方にあって前記フィルタケースと連通し
    て設けられ、該フィルタケースより濾過した水分を排水
    する排水管と、 を備えたことを特徴とする生ごみ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動部内に設けられ、前記モータの
    回転によって回転する第2の駆動マグネットと、 前記捕集部内に設けられ、前記第2の駆動マグネットの
    磁力によって回転する第2の従動マグネットと、 前記捕集部内に設けられ、前記第2の従動マグネットの
    回転によって回転する排気ファンと、 前記排水管の途中に設けられ、前記濾過水の一部を貯留
    する貯水部と、 前記捕集部から前記排水管の貯水部の下流側へ連結さ
    れ、前記排気ファンによって排出される前記捕集部内の
    空気を前記貯水部の下流側へ排気する排気管と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の生ごみ処理装
    置。
JP5063883A 1993-03-23 1993-03-23 生ごみ処理装置 Withdrawn JPH06269692A (ja)

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JP5063883A JPH06269692A (ja) 1993-03-23 1993-03-23 生ごみ処理装置

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JPH06269692A true JPH06269692A (ja) 1994-09-27

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