JPH06269428A - 就寝装置 - Google Patents

就寝装置

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JPH06269428A
JPH06269428A JP5058236A JP5823693A JPH06269428A JP H06269428 A JPH06269428 A JP H06269428A JP 5058236 A JP5058236 A JP 5058236A JP 5823693 A JP5823693 A JP 5823693A JP H06269428 A JPH06269428 A JP H06269428A
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Yoshiyuki Yamauchi
美幸 山内
Masayoshi Miki
正義 三木
Hiroyuki Ogino
弘之 荻野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実際に体動の生じてない部位を生じていると
間違って検知することの無い正確な体動の判定。 【構成】 体動検知手段1a〜1zから体動を検知し、
判定手段4で、粗体動、細体動、人体無しの判定をする
のと同時に、環境検知手段11a〜11bによって体動に連
動して起る環境の変化を検知する。これによって、正確
な体動の判定が出来、体動のない継続時間を計時手段5
により計時して、より精度の高い床ずれの報知が可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は床ずれ部位の報知を行う
就寝装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】発明者らは、先にこの種の就寝装置とし
て、複数の体動検知手段と制御手段を用いて就寝中の人
の体動を検出し、体動検知手段各々に応じた判定閾値を
記憶させた記憶部位をもたせ、体動を粗体動と細体動に
判定して床ずれの報知を行う就寝装置を考案した。図5
にそのブロック図を示す。この図に示すように、体動検
知手段1a〜1eによって検知された体動の信号は信号
変換手段2で処理される。そして記憶手段3に記憶され
ている体動検知手段のぞれぞれに対応した閾値を用い
て、判定手段4において細体動、粗体動、または人体が
ないかの判定が行われていた。そして、部位毎の細体動
の判定の継続した時間を計時手段5が計時して計時時間
を出力し、床ずれ部位の報知を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記技
術の就寝装置では、大きな体動や外乱による振動や衝撃
が加わると振動が寝具を伝播して、実際に体動の生じて
いない部位で粗体動と検知されてしまうことがあった。
これでは、細体動の継続(大きな体動が無い状態)が終
わり粗体動が生じたと誤った判定がされてしまう。つま
り、床ずれ部位の報知に関して、床ずれになる危険性の
ある、体動の生じてない部位の検知もれを起こすことに
なるという課題があった。
【0004】本発明の目的は、上記のように体動や外乱
によって生じた振動が寝具を伝播して実際に体動の生じ
ていない部位にある体動検知手段が検知しても、環境因
子検知手段によって体動で生じる環境の変化を同時に検
知し、両検知手段から体動が検知された場合についての
み体動と判定するので、体動の生じてない部位を間違っ
て検知することの無い正確な体動の判定が出来、床ずれ
部位の報知に関してより精度の高い情報の提示ができる
就寝装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、寝具に配設された複数の体動検知手段と、前
記体動検知手段の出力から必要な体動信号に変換する信
号変換手段と、前記複数の体動検知手段に対応した複数
の閾値をもつ記憶手段と、前記記憶手段から得られる閾
値をもとに前記信号変換手段の出力が寝返り等による粗
体動か心拍や呼吸等による細体動か、または人体がない
かを判定する判定手段と、前記体動検出手段と隣接して
寝具に配設され寝具面及び近傍の温度や湿度、気流、熱
流量等の環境因子のうち少なくとも一つの環境因子を検
出する複数の環境検知手段と、前記環境検知手段の検出
値の変化量を演算する演算手段と、前記演算手段による
演算値と予め設定された設定値とを比較して演算値が設
定値以上であれば信号を出力する比較手段と、前記判定
手段による判定結果が粗体動でかつ前記比較手段からも
信号が出力されていれば信号を出力する出力手段と、前
記出力手段の出力の継続時間を計時し、前記判定手段の
判定が細体動である継続時間を計時し、前記出力手段に
よる信号の出力があると計時を停止し、一定の計時時間
を超えると信号を出力する計時手段とからなる。
【0006】
【作用】本発明は上記構成によって次のように作用す
る。
【0007】寝具に配設された複数の体動検知手段によ
り検知された振動による信号は、信号変換手段によって
必要な体動信号に変換される。判定手段において記憶手
段に記憶されていた閾値をもとに、前記信号変換手段の
出力が寝返り等による粗体動か心拍や呼吸等による細体
動か、または人体がないかを判定する。一方で、寝具に
配設された寝具面及び近傍の温度や湿度、気流、熱流量
等の環境因子のうち少なくとも一つの環境因子を検出す
る複数の環境検知手段により検知された信号は演算手段
により変化量が演算される。そして、前記演算手段によ
る演算値と予め設定された設定値とを比較して、演算値
が設定値以上であれば比較手段から信号が出力される。
前記判定手段による判定結果が粗体動でかつ前記比較手
段からも信号が出力されていれば、実際に体動が生じた
という意味で、出力手段から信号が出力される。計時手
段では部位毎の前記判定手段の細体動の判定が継続する
時間を計時し、出力手段の信号出力があれば計時を停止
し、計時時間が一定時間を超えると信号を出力する。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。図1は本実
施例のブロック図、図2は本実施例の概略図である。図
3は本実施例の信号変換手段の出力波形図である。図4
は本実施例の測定と各手段の信号出力に関する説明図で
ある。
【0009】図1及び図2において、1a〜1zは体動
検知手段である圧電素子である。2は信号変換手段、3
は記憶手段、4は判定手段、5は計時手段、6リレース
イッチ、7はフィルタ、8は増幅器、9は整流器、10
は積分器、11a〜11zは温度を環境因子として検出
する複数の環境検知手段である熱電対で、12は演算手
段、13は比較手段、14は出力手段、15は圧電素子
1a〜1zと熱電対12a〜12zが隣接して配設され
ている寝具(マット)である。16は信号を処理する手
段を内蔵するユニットである。
【0010】上記構成による作用を以下に説明する。図
2にあるようにマット15上にはマトリックス状に圧電
素子1a〜1zと圧電素子各々に沿って熱電対11a〜
11zとが並べられている。圧電素子はポリフッ化ビニ
リデン(PVDF)等の高分子圧電材料を薄膜状にし両
面に可とう性の電極膜を付着させテープ状に成形された
もので、人がマット15上に横たわると入床時の体動や寝
返り、心臓の拍動や呼吸による身体の細かな体動によっ
て生じた振動で圧電素子は変形をうけ、圧電効果により
電圧が発生し、信号を出力する。この出力信号は信号変
換手段2においてリレースイッチ6によって順に送ら
れ、フィルタ7を通過し、増幅器8で増幅、整流器9で
整流された後、積分器10によって積分される。実際の場
面での信号変換手段2の出力信号を図3に示す。図に示
したように入床、離床や寝返りなどの粗体動が起こった
場合は大きな出力があり、在床して安静状態の場合は人
体の心拍、呼吸に伴う細体動によりレベルの低い出力が
得られ、離床していると出力がゼロとなる。このことを
利用して、判定手段4では、体動検知手段1a〜1zの
うちどの信号が入力されているのかという情報を受けと
り、各々の体動検知手段に対応した閾値VaとVbを記
憶手段3からとりこみ、信号変換手段2からの出力がV
aとVbの範囲内にあれば細体動、Vbより大きければ
粗体動であると判定する。
【0011】以下、図4の測定と信号出力の説明図を用
いて説明する。横軸は時間で、Aは人体があり、実際に
体動が生じている部位で、Bは人体はあるが体動はな
く、寝具を伝播した振動により体動と判定されてしまっ
た部位である。上から、(1)信号変換手段2からの出
力、(2)判定手段4による判定結果(粗体動、細体
動、人体なしの判定を示す)、(3)環境検知手段11
a〜11bからの出力、(4)比較手段13からの出
力、(5)出力手段14からの出力、(6)計時手段5
による計時の有無、(7)計時手段5からの出力の波形
図を示す。体動検知手段1a〜1zにより検知された信
号は信号変換手段2により図4中の(1)のような出力
波形に変換される。t1〜t4では、判定手段4におい
て細体動の判定がされるのでA、B両部位で(6)の計
時手段5による計時が行なわれている。t5〜t6の
時、Aで体動が生じ、Bでは振動の伝播によるうその体
動が生じ、両部位で(2)にあるように粗体動の判定が
されている。しかし、Aでは環境検知手段11a〜11
bによる出力に変化が生じて(3)、比較手段13にお
いて、変化量が設定値を超えたので(4)にあるように
信号が出力された。一方で、Bでは実際に体動が生じて
ないので(3)に変化はなく、(4)で信号は出力され
ていない。Aでは、粗体動の判定と比較手段13からの信
号の出力があるので、出力手段14から実際に体動が生じ
た部位という意味において信号が出力される。Bでは、
比較手段13からの出力がないので実際の体動とは見な
されず、信号は出力されない。これによりAでは(6)
で続けられていた計時が停止されるが、Bではそのまま
続けられる。t6以降も、上記作用と同様にA、Bにお
いて判定手段4で細体動と判定されると計時手段5で計
時が行なわれ、Bにおいては一定時間Hを超えると計時
手段5から信号が出力され、床ずれ部位として報知され
る。
【0012】この様に上記作用により、環境検知手段1
1a〜11zにより体動に連動して生じる環境の変化を
検知して、実際に体動が生じると出力手段14から信号
が出力され、体動検知手段1a〜1zだけを用いて体動
の判定を行なうのに比べ、正確な体動判定が可能にな
る。よって、誤った体動判定による計時手段での細体動
継続時間の計時がむやみに停止することがないので、よ
り精度の高い、正確な床ずれ部位の報知が出来るといっ
た効果がある。
【0013】なお、この就寝装置より床ずれ部位として
報知された信号をもとに、床ずれ防止、治療の効果をも
つ寝具や装置と組み合わせて、床ずれに対する予防や処
置をとることも出来る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明の就寝装置に
よれば、環境検知手段によって環境因子の変化による体
動の発生を検知するので、体動検知手段だけで生じる危
険性のある、大きな寝返り等の体動や外乱による振動が
寝具を伝播し実際に体動のない部位で体動が生じたと誤
った判定の無い、正確な体動の判定が出来、精度の高い
床ずれの報知が可能であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における就寝装置のブロック図
【図2】同装置の寝具上に複数個設けられた圧電素子及
び比較手段の説明図
【図3】同装置の信号変換手段からの出力波形図
【図4】同装置の測定と信号出力に関する説明図
【図5】従来の就寝装置の説明図
【符号の説明】
1 体動検知手段 2 信号変換手段 3 記憶手段 4 判定手段 5 計時手段 11 環境検知手段 12 演算手段 13 比較手段 14 出力手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】寝具に配設された複数の体動検知手段と、
    前記体動検知手段の出力から必要な体動信号に変換する
    信号変換手段と、前記複数の体動検知手段の各々に対応
    した複数の閾値をもつ記憶手段と、前記記憶手段から得
    られる閾値をもとに前記信号変換手段の出力が寝返り等
    による粗体動か心拍や呼吸等による細体動か、または人
    体がないかを判定する判定手段と、前記体動検知手段と
    隣接して寝具に配設され寝具面及び近傍の温度や湿度、
    気流、熱流量等の環境因子のうち少なくとも一つの環境
    因子を検出する複数の環境検知手段と、前記環境検知手
    段の検出値の変化量を演算する演算手段と、前記演算手
    段による演算値と予め設定された設定値とを比較して演
    算値が設定値以上であれば信号を出力する比較手段と、
    前記判定手段による判定結果が粗体動でかつ前記比較手
    段からも信号が出力されていれば信号を出力する出力手
    段と、前記判定手段の判定が細体動である継続時間を計
    時し、前記出力手段から出力があると計時を停止し、一
    定の計時時間を超えると信号を出力する計時手段とから
    なる就寝装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001340318A (ja) * 2000-05-31 2001-12-11 Secom Co Ltd 静電容量型計測装置及び呼吸計測装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001340318A (ja) * 2000-05-31 2001-12-11 Secom Co Ltd 静電容量型計測装置及び呼吸計測装置

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