JPH06268944A - 映像表示装置 - Google Patents
映像表示装置Info
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- JPH06268944A JPH06268944A JP5430093A JP5430093A JPH06268944A JP H06268944 A JPH06268944 A JP H06268944A JP 5430093 A JP5430093 A JP 5430093A JP 5430093 A JP5430093 A JP 5430093A JP H06268944 A JPH06268944 A JP H06268944A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical system
- concave mirror
- eyepiece optical
- display device
- image display
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単かつ小型で、広画角が得られる映像表示
装置を提供する。 【構成】 観察画像を表示する二次元画像表示素子(11)
と、この二次元画像表示素子(11)に表示される観察画像
を拡大投影するように、該二次元画像表示素子(11)と対
向して配置した、焦点距離fが、20mm≦f≦60m
m、を満足する凹面鏡(13)と、この凹面鏡(13)で反射さ
れる光束を観察者の眼球内に導くように、該凹面鏡(13)
と二次元画像表示素子(11)との間に配置した光束分岐用
の接合プリズム(12)とを設ける。
装置を提供する。 【構成】 観察画像を表示する二次元画像表示素子(11)
と、この二次元画像表示素子(11)に表示される観察画像
を拡大投影するように、該二次元画像表示素子(11)と対
向して配置した、焦点距離fが、20mm≦f≦60m
m、を満足する凹面鏡(13)と、この凹面鏡(13)で反射さ
れる光束を観察者の眼球内に導くように、該凹面鏡(13)
と二次元画像表示素子(11)との間に配置した光束分岐用
の接合プリズム(12)とを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、観察画像を拡大投影
する映像表示装置に関するものである。
する映像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶パネルを用いたゴーグル型、
ヘルメット型の映像表示装置が開発されている。この種
の装置においては、携帯が容易であり、しかも装着時に
おける疲労感、不快感を少なくするために、小型、軽量
であることが要求され、また観察者が臨場感ある映像を
体験するためには、小さい液晶パネルの画面を拡大視し
て大画面を見ているような効果を有することが要求され
る。
ヘルメット型の映像表示装置が開発されている。この種
の装置においては、携帯が容易であり、しかも装着時に
おける疲労感、不快感を少なくするために、小型、軽量
であることが要求され、また観察者が臨場感ある映像を
体験するためには、小さい液晶パネルの画面を拡大視し
て大画面を見ているような効果を有することが要求され
る。
【0003】この種の従来の映像表示装置としては、例
えば特開平3−191389号公報に、表示素子、ハー
フミラー、凹面鏡を用いたものが、また米国特許第42
69476号明細書には、表示素子、リレー光学系、凹
面鏡、ハーフミラーまたは接合プリズムを用いたもの
が、それぞれ提案されている。
えば特開平3−191389号公報に、表示素子、ハー
フミラー、凹面鏡を用いたものが、また米国特許第42
69476号明細書には、表示素子、リレー光学系、凹
面鏡、ハーフミラーまたは接合プリズムを用いたもの
が、それぞれ提案されている。
【0004】図7は、特開平3−191389号公報に
開示された映像表示装置を示すものである。この映像表
示装置においては、液晶パネル1に表示される観察画像
を、その表示面に対して45°傾斜して配置したハーフ
ミラー2を透過させて凹面鏡3で反射させ、この凹面鏡
3で反射されて拡大された観察画像をハーフミラー2で
反射させて観察者の瞳4に入射させると共に、外界の像
もハーフミラー2を透過させて瞳4に入射させるように
している。
開示された映像表示装置を示すものである。この映像表
示装置においては、液晶パネル1に表示される観察画像
を、その表示面に対して45°傾斜して配置したハーフ
ミラー2を透過させて凹面鏡3で反射させ、この凹面鏡
3で反射されて拡大された観察画像をハーフミラー2で
反射させて観察者の瞳4に入射させると共に、外界の像
もハーフミラー2を透過させて瞳4に入射させるように
している。
【0005】一方、両眼で拡大画像を観察する場合に
は、左右の接眼光学系の距離を観察者の瞳孔距離に応じ
て調整する必要がある。この調整機構として、例えば特
開平4−26288号公報には、ラックとピニオンギヤ
とを用いるものが提案されている。
は、左右の接眼光学系の距離を観察者の瞳孔距離に応じ
て調整する必要がある。この調整機構として、例えば特
開平4−26288号公報には、ラックとピニオンギヤ
とを用いるものが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した映像表示装置
においては、その大きさが凹面鏡の大きさによってほぼ
決定されるが、この大きさを決定するにあったっては、
眼球から装置までの距離(D;ワーキングズィスタン
ス)を考慮する必要がある。この距離Dは、個人差もあ
るが、観察者の目の周りに当たらないようにするために
は、15mm以上を必要とする。
においては、その大きさが凹面鏡の大きさによってほぼ
決定されるが、この大きさを決定するにあったっては、
眼球から装置までの距離(D;ワーキングズィスタン
ス)を考慮する必要がある。この距離Dは、個人差もあ
るが、観察者の目の周りに当たらないようにするために
は、15mm以上を必要とする。
【0007】ここで、図8を参照して、図7に示した映
像表示装置における凹面鏡3の直径Lと、半画角uとの
関係について説明する。なお、説明の便宜上、図8にお
いては、凹面鏡3から瞳4までの光線を示すと共に、液
晶パネルの画面および凹面鏡3の反射面は正方形とし、
ハーフミラー2と凹面鏡3との間の空気は全体の光路長
に比べて非常に短いので無視している。
像表示装置における凹面鏡3の直径Lと、半画角uとの
関係について説明する。なお、説明の便宜上、図8にお
いては、凹面鏡3から瞳4までの光線を示すと共に、液
晶パネルの画面および凹面鏡3の反射面は正方形とし、
ハーフミラー2と凹面鏡3との間の空気は全体の光路長
に比べて非常に短いので無視している。
【0008】図8において、瞳径をdとすると、ハーフ
ミラー2で光束のケラレがない条件は、 2×tan u×(L+D)≦L−d となる。これを、半画角uについて表すと、 u≦ tan-1〔(L−d)/{2(L+D)}〕 ・・・(1) となる。
ミラー2で光束のケラレがない条件は、 2×tan u×(L+D)≦L−d となる。これを、半画角uについて表すと、 u≦ tan-1〔(L−d)/{2(L+D)}〕 ・・・(1) となる。
【0009】図9は、D=15mm、d=6mmとした
とき、上記の(1)式で表されるuとLとの関係を示す
もので、グラフの下側部分(斜線で示す)が実現可能な
領域となる。この図9から明らかなように、図7に示す
構成の従来の映像表示装置においては、画角40°の光
学系を実現しようとすると、凹面鏡3の直径がほぼ60
mmとなり、全体が非常に大型になってしまうという問
題がある。
とき、上記の(1)式で表されるuとLとの関係を示す
もので、グラフの下側部分(斜線で示す)が実現可能な
領域となる。この図9から明らかなように、図7に示す
構成の従来の映像表示装置においては、画角40°の光
学系を実現しようとすると、凹面鏡3の直径がほぼ60
mmとなり、全体が非常に大型になってしまうという問
題がある。
【0010】また、上記の米国特許第4269476号
明細書に記載された映像表示装置にあっては、リレー光
学系を用いているため、装置全体が大型で、複雑になる
という問題がある。
明細書に記載された映像表示装置にあっては、リレー光
学系を用いているため、装置全体が大型で、複雑になる
という問題がある。
【0011】さらに、上記の特開平4−26288号公
報におけるように、左右の接眼光学系の距離を、ラック
およびピニオンギヤを有する調整機構によって調整する
ものにあっては、バックラッシュ等のために精度良く距
離を調整することが困難であると共に、左右の接眼光学
系に不均等な角度誤差が生じ易くなるという問題があ
る。また、ピニオンギヤを観察者の指で発生されるひね
りトルクによって回転させるため、調整機構に十分な耐
久性を持たせる必要があり、これがため全体が重くなる
という問題がある。
報におけるように、左右の接眼光学系の距離を、ラック
およびピニオンギヤを有する調整機構によって調整する
ものにあっては、バックラッシュ等のために精度良く距
離を調整することが困難であると共に、左右の接眼光学
系に不均等な角度誤差が生じ易くなるという問題があ
る。また、ピニオンギヤを観察者の指で発生されるひね
りトルクによって回転させるため、調整機構に十分な耐
久性を持たせる必要があり、これがため全体が重くなる
という問題がある。
【0012】この発明の第1の目的は、簡単かつ小型
で、広画角が得られるよう適切に構成した映像表示装置
を提供することにある。
で、広画角が得られるよう適切に構成した映像表示装置
を提供することにある。
【0013】この発明の第2の目的は、重量を重くする
ことなく、左右の接眼光学系の距離を精度良く、しかも
角度誤差を生じることなく安定して調整し得るよう適切
に構成した映像表示装置を提供することにある。
ことなく、左右の接眼光学系の距離を精度良く、しかも
角度誤差を生じることなく安定して調整し得るよう適切
に構成した映像表示装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、この発明の映像表示装置では、観察画像を表示
する二次元画像表示素子と、この二次元画像表示素子に
表示される観察画像を拡大投影するように、該二次元画
像表示素子と対向して配置した、焦点距離fが、20m
m≦f≦60mm、を満足する凹面鏡と、この凹面鏡で
反射される光束を観察者の眼球内に導くように、該凹面
鏡と前記二次元画像表示素子との間に配置した光束分岐
用の接合プリズムとを設ける。
るため、この発明の映像表示装置では、観察画像を表示
する二次元画像表示素子と、この二次元画像表示素子に
表示される観察画像を拡大投影するように、該二次元画
像表示素子と対向して配置した、焦点距離fが、20m
m≦f≦60mm、を満足する凹面鏡と、この凹面鏡で
反射される光束を観察者の眼球内に導くように、該凹面
鏡と前記二次元画像表示素子との間に配置した光束分岐
用の接合プリズムとを設ける。
【0015】また、第2の目的を達成するため、この発
明の映像表示装置では、観察画像を表示する二次元画像
表示素子と、この二次元画像表示素子に表示される観察
画像を拡大投影して観察者の眼球内に導く接眼光学系と
を有する映像表示装置において、前記接眼光学系を右眼
用接眼光学系および左眼用接眼光学系をもって構成する
と共に、これら右眼用接眼光学系および左眼用接眼光学
系を左右対称に直線状に移動させるパンタグラフ機構を
設け、このパンタグラフ機構により前記右眼用接眼光学
系と左眼用接眼光学系との距離を、観察者の瞳孔距離に
応じて調整し得るよう構成する。
明の映像表示装置では、観察画像を表示する二次元画像
表示素子と、この二次元画像表示素子に表示される観察
画像を拡大投影して観察者の眼球内に導く接眼光学系と
を有する映像表示装置において、前記接眼光学系を右眼
用接眼光学系および左眼用接眼光学系をもって構成する
と共に、これら右眼用接眼光学系および左眼用接眼光学
系を左右対称に直線状に移動させるパンタグラフ機構を
設け、このパンタグラフ機構により前記右眼用接眼光学
系と左眼用接眼光学系との距離を、観察者の瞳孔距離に
応じて調整し得るよう構成する。
【0016】
【作用】上記第1の発明によれば、二次元画像表示素子
に表示される観察画像は、接合プリズムを経て、焦点距
離fが20mm≦f≦60mmの凹面鏡で反射され、さ
らに接合プリズムで反射されて拡大されて観察者の眼球
内に導かれる。
に表示される観察画像は、接合プリズムを経て、焦点距
離fが20mm≦f≦60mmの凹面鏡で反射され、さ
らに接合プリズムで反射されて拡大されて観察者の眼球
内に導かれる。
【0017】上記第2の発明によれば、右眼用接眼光学
系および左眼用接眼光学系は、パンタグラフ機構により
左右対称に直線状に移動し、これにより観察者の瞳孔距
離に応じて、右眼用接眼光学系と左眼用接眼光学系との
距離を調整することが可能となる。
系および左眼用接眼光学系は、パンタグラフ機構により
左右対称に直線状に移動し、これにより観察者の瞳孔距
離に応じて、右眼用接眼光学系と左眼用接眼光学系との
距離を調整することが可能となる。
【0018】
【実施例】図1は、この発明の第1実施例を示すもので
ある。この映像表示装置は、液晶パネル11、接合プリ
ズム12および凹面鏡13を有する。凹面鏡13は、接
合プリズム12を介して液晶パネル11の表示面に対向
して配置する。また、接合プリズム12は、その接合面
12aを液晶パネル11の表示面に対して45°傾斜し
て配置すると共に、接合面12aには、凹面鏡13で反
射して入射する光束の一部を反射させるコーティングを
施しておく。
ある。この映像表示装置は、液晶パネル11、接合プリ
ズム12および凹面鏡13を有する。凹面鏡13は、接
合プリズム12を介して液晶パネル11の表示面に対向
して配置する。また、接合プリズム12は、その接合面
12aを液晶パネル11の表示面に対して45°傾斜し
て配置すると共に、接合面12aには、凹面鏡13で反
射して入射する光束の一部を反射させるコーティングを
施しておく。
【0019】このようにして、液晶パネル11からの光
束を接合プリズム12に入射させ、その光束の一部を接
合面12aを透過させて凹面鏡13で反射させ、この凹
面鏡13で反射されて接合プリズム12に入射する光束
の一部を、接合面12aで反射させて観察者の瞳14に
入射させることにより、液晶パネル11に表示される観
察画像を拡大して観察し得るようにする。また、外界の
物体から発した光束は、接合面12aにおいて一部透過
させて瞳14に入射させ、これにより外界の像をも観察
し得るようにする。
束を接合プリズム12に入射させ、その光束の一部を接
合面12aを透過させて凹面鏡13で反射させ、この凹
面鏡13で反射されて接合プリズム12に入射する光束
の一部を、接合面12aで反射させて観察者の瞳14に
入射させることにより、液晶パネル11に表示される観
察画像を拡大して観察し得るようにする。また、外界の
物体から発した光束は、接合面12aにおいて一部透過
させて瞳14に入射させ、これにより外界の像をも観察
し得るようにする。
【0020】以下、この実施例の映像表示装置における
光学性能について、図2を参照して説明する。なお、図
2では、凹面鏡13から瞳14までの光線を示すと共
に、凹面鏡13の直径をL、半画角をu、接合プリズム
12の屈折率をn、瞳14の直径をdとして示してい
る。
光学性能について、図2を参照して説明する。なお、図
2では、凹面鏡13から瞳14までの光線を示すと共
に、凹面鏡13の直径をL、半画角をu、接合プリズム
12の屈折率をn、瞳14の直径をdとして示してい
る。
【0021】ここで、比較のために、上述した従来例に
おける条件設定と同様に、液晶パネル11の画面および
凹面鏡13の反射面を正方形とし、接合プリズム12と
凹面鏡13との間の空気は、全体の光路長に比べて非常
に短いため無視して、凹面鏡13の直径Lと、半画角u
との関係について考察する。この場合、接合プリズム1
2で光束のケラレがない条件は、 2×{tan u×(L/n+D)}≦L−d となる。これを、半画角uについて表すと、 u≦ tan-1〔(L−d)/{2(L/n+D)}〕 ・・・(2) となる。
おける条件設定と同様に、液晶パネル11の画面および
凹面鏡13の反射面を正方形とし、接合プリズム12と
凹面鏡13との間の空気は、全体の光路長に比べて非常
に短いため無視して、凹面鏡13の直径Lと、半画角u
との関係について考察する。この場合、接合プリズム1
2で光束のケラレがない条件は、 2×{tan u×(L/n+D)}≦L−d となる。これを、半画角uについて表すと、 u≦ tan-1〔(L−d)/{2(L/n+D)}〕 ・・・(2) となる。
【0022】図3は、上記(2)式より表されるuとL
との関係を、D=15mm、d=6mmとし、屈折率n
をパラメータとして示したものである。図3において、
屈折率n=1は、従来の映像表示装置に対応し、n=
1.5およびn=1.8は、この実施例によるそれぞれ
の映像表示装置に対応している。各グラフにおいて、映
像表示装置の実現可能領域は、それぞれのグラフの下側
部分となる。
との関係を、D=15mm、d=6mmとし、屈折率n
をパラメータとして示したものである。図3において、
屈折率n=1は、従来の映像表示装置に対応し、n=
1.5およびn=1.8は、この実施例によるそれぞれ
の映像表示装置に対応している。各グラフにおいて、映
像表示装置の実現可能領域は、それぞれのグラフの下側
部分となる。
【0023】図3から明らかなように、この実施例によ
れば、Lの小さい領域、すなわち小さい凹面鏡13およ
び接合プリズム12で広画角の光学系を実現することが
できる。
れば、Lの小さい領域、すなわち小さい凹面鏡13およ
び接合プリズム12で広画角の光学系を実現することが
できる。
【0024】次に、具体的な寸法、重量等を考慮する
と、寸法については映像表示装置が眼の直前に配備され
るため、液晶パネル11あるいは凹面鏡13の一辺は、
最大で50mm位が望ましく、また重量の点では接合プ
リズム12を比較的軽い光学プラスチック(nが約1.
5)とするのが望ましい。ここで、凹面鏡13の直径を
50mmとしたときの最大画角は、図3からn=1.5
で48°なる。
と、寸法については映像表示装置が眼の直前に配備され
るため、液晶パネル11あるいは凹面鏡13の一辺は、
最大で50mm位が望ましく、また重量の点では接合プ
リズム12を比較的軽い光学プラスチック(nが約1.
5)とするのが望ましい。ここで、凹面鏡13の直径を
50mmとしたときの最大画角は、図3からn=1.5
で48°なる。
【0025】また、液晶パネル11の一辺の長さをh、
凹面鏡13の焦点距離をf、半画角をuとすると、液晶
パネル11からの光線が接合プリズム12でケラレなく
凹面鏡13に到達するには、 f≦h/(2×tan u) の条件を満たす必要がある。したがって、画角2uが4
8°、hの最大が50mmでは、 f≦50/(2×tan 24) 〔mm〕 ・・・(3) となる。
凹面鏡13の焦点距離をf、半画角をuとすると、液晶
パネル11からの光線が接合プリズム12でケラレなく
凹面鏡13に到達するには、 f≦h/(2×tan u) の条件を満たす必要がある。したがって、画角2uが4
8°、hの最大が50mmでは、 f≦50/(2×tan 24) 〔mm〕 ・・・(3) となる。
【0026】一方、液晶パネル11では、物体側テレセ
ントリックである方が、観察される光量の均一性が良
く、望ましい。この条件としては、f=L/n+Dとな
るように、瞳14、凹面鏡13および液晶パネル11の
位置を設定すればよいが、装置が頭部と干渉しないよう
にするためには、少なくとも以下の条件を満たす必要が
ある。 f≧L/n+15 〔mm〕 ここで、n=1.5、Lの最小は10mm程度であるの
で、 f≧10/1.5+15 〔mm〕 ・・・(4) となる。
ントリックである方が、観察される光量の均一性が良
く、望ましい。この条件としては、f=L/n+Dとな
るように、瞳14、凹面鏡13および液晶パネル11の
位置を設定すればよいが、装置が頭部と干渉しないよう
にするためには、少なくとも以下の条件を満たす必要が
ある。 f≧L/n+15 〔mm〕 ここで、n=1.5、Lの最小は10mm程度であるの
で、 f≧10/1.5+15 〔mm〕 ・・・(4) となる。
【0027】したがって、この実施例においては、凹面
鏡13の焦点距離fは、 20≦f≦60 〔mm〕 ・・・(5) を満たすことが条件となる。
鏡13の焦点距離fは、 20≦f≦60 〔mm〕 ・・・(5) を満たすことが条件となる。
【0028】なお、図1に示す構成において、接合プリ
ズム12の瞳14とは反対側の面にシャッタ等の遮光手
段を設け、液晶パネル11の表示像を観察する場合には
遮光手段により外光を遮光し、外界の像を観察する場合
にはこれを開放するようにすることもできる。このよう
にすれば、液晶パネル11による観察像のコントラスト
を高めることができる。また、接合プリズム12および
凹面鏡13は、一体成形することもできる。
ズム12の瞳14とは反対側の面にシャッタ等の遮光手
段を設け、液晶パネル11の表示像を観察する場合には
遮光手段により外光を遮光し、外界の像を観察する場合
にはこれを開放するようにすることもできる。このよう
にすれば、液晶パネル11による観察像のコントラスト
を高めることができる。また、接合プリズム12および
凹面鏡13は、一体成形することもできる。
【0029】さらに、接合プリズム12は、その接合面
12aを偏光ビームスプリッタとして構成することもで
きる。この場合には、接合プリズム12と凹面鏡13と
の間に1/4波長板を挿入することにより、液晶パネル
11から瞳14に入射する光束の利用効率を高めること
ができ、したがってコントラストを高めることができ
る。また、液晶パネル11に代えて、二次元画像表示素
子としてエレクトロ・ルミネッセンス表示素子等の他の
公知のものを用いることもできる。
12aを偏光ビームスプリッタとして構成することもで
きる。この場合には、接合プリズム12と凹面鏡13と
の間に1/4波長板を挿入することにより、液晶パネル
11から瞳14に入射する光束の利用効率を高めること
ができ、したがってコントラストを高めることができ
る。また、液晶パネル11に代えて、二次元画像表示素
子としてエレクトロ・ルミネッセンス表示素子等の他の
公知のものを用いることもできる。
【0030】図4は、この発明の第2実施例を示すもの
である。この実施例は、右眼用接眼光学系の鏡枠21と
左眼用接眼光学系の鏡枠22とを、パンタグラフ機構2
3により、左右対称に直線状に移動するように、すなわ
ち互いに接近および離間するように構成したものであ
る。鏡枠21および22は、ベース板24に移動可能に
支持する。このため、鏡枠21および22には、直線移
動方向に離間してそれぞれ一対のガイド軸25a,25
bおよび26a,26bを設け、またベース板24に
は、鏡枠21,22に対応してそれぞれ直線状のガイド
穴27,28を設けて、ガイド軸25a,25bをガイ
ド穴27に、ガイド軸26a,26bをガイド穴28に
それぞれ係合させて、鏡枠21および22をガイド穴2
7,28に沿って直線状にスライド可能に支持する。な
お、ベース板24には、観察者の鼻に対応する部分に、
鼻逃げ部24aを形成する。
である。この実施例は、右眼用接眼光学系の鏡枠21と
左眼用接眼光学系の鏡枠22とを、パンタグラフ機構2
3により、左右対称に直線状に移動するように、すなわ
ち互いに接近および離間するように構成したものであ
る。鏡枠21および22は、ベース板24に移動可能に
支持する。このため、鏡枠21および22には、直線移
動方向に離間してそれぞれ一対のガイド軸25a,25
bおよび26a,26bを設け、またベース板24に
は、鏡枠21,22に対応してそれぞれ直線状のガイド
穴27,28を設けて、ガイド軸25a,25bをガイ
ド穴27に、ガイド軸26a,26bをガイド穴28に
それぞれ係合させて、鏡枠21および22をガイド穴2
7,28に沿って直線状にスライド可能に支持する。な
お、ベース板24には、観察者の鼻に対応する部分に、
鼻逃げ部24aを形成する。
【0031】パンタグラフ機構23は、パンタグラフ2
3a−1,23a−2と、パンタグラフ23b−1〜2
3b−4とをもって構成して、ベース板24と押さえ板
29との間に配置する。パンタグラフ23a−1,23
a−2は、その各々の中央部をベース板24の中央部に
おいて、平座金30、バネ座金31および押さえ板29
を介してセンタネジ32により回動可能に取り付ける。
また、パンタグラフ23b−1は、その一端をパンタグ
ラフ23a−1の一端に、パンタグラフ23b−2は、
その一端をパンタグラフ23a−2の一端にそれぞれ回
動可能に取り付けと共に、これらパンタグラフ23b−
1,23b−2の他端を、鏡枠21に設けたピン33に
回動可能に取り付ける。同様に、パンタグラフ23b−
3は、その一端をパンタグラフ23a−1の他端に、パ
ンタグラフ23b−4は、その一端をパンタグラフ23
a−2の他端にそれぞれ回動可能に取り付けと共に、こ
れらパンタグラフ23b−3,23b−4の他端を、鏡
枠22に設けたピン34に回動可能に取り付ける。ここ
で、パンタグラフ23a−1,23a−2およびパンタ
グラフ23b−1〜23b−4は、各回動点間の長さが
それぞれ等しくなるようにする。なお、ピン33は、ガ
イド穴27から突出するようにガイド軸25aと25b
との間に設け、ピン34は、ガイド穴28から突出する
ようにガイド軸26aと26bとの間に設ける。
3a−1,23a−2と、パンタグラフ23b−1〜2
3b−4とをもって構成して、ベース板24と押さえ板
29との間に配置する。パンタグラフ23a−1,23
a−2は、その各々の中央部をベース板24の中央部に
おいて、平座金30、バネ座金31および押さえ板29
を介してセンタネジ32により回動可能に取り付ける。
また、パンタグラフ23b−1は、その一端をパンタグ
ラフ23a−1の一端に、パンタグラフ23b−2は、
その一端をパンタグラフ23a−2の一端にそれぞれ回
動可能に取り付けと共に、これらパンタグラフ23b−
1,23b−2の他端を、鏡枠21に設けたピン33に
回動可能に取り付ける。同様に、パンタグラフ23b−
3は、その一端をパンタグラフ23a−1の他端に、パ
ンタグラフ23b−4は、その一端をパンタグラフ23
a−2の他端にそれぞれ回動可能に取り付けと共に、こ
れらパンタグラフ23b−3,23b−4の他端を、鏡
枠22に設けたピン34に回動可能に取り付ける。ここ
で、パンタグラフ23a−1,23a−2およびパンタ
グラフ23b−1〜23b−4は、各回動点間の長さが
それぞれ等しくなるようにする。なお、ピン33は、ガ
イド穴27から突出するようにガイド軸25aと25b
との間に設け、ピン34は、ガイド穴28から突出する
ようにガイド軸26aと26bとの間に設ける。
【0032】また、ピン33,34には、それぞれ調整
ノブ35,36を嵌合して設け、これら調整ノブ35,
36の下端部を、押さえ板29に形成したノブ穴37,
38から突出させる。ノブ穴37,38は、鏡枠21,
22の移動方向に沿って長円状に形成する。なお、押さ
え板29にも、ベース板24と同様に、観察者の鼻に対
応する部分に、鼻逃げ部29aを形成する。
ノブ35,36を嵌合して設け、これら調整ノブ35,
36の下端部を、押さえ板29に形成したノブ穴37,
38から突出させる。ノブ穴37,38は、鏡枠21,
22の移動方向に沿って長円状に形成する。なお、押さ
え板29にも、ベース板24と同様に、観察者の鼻に対
応する部分に、鼻逃げ部29aを形成する。
【0033】一方、鏡枠21内の右眼用接眼光学系は、
この実施例では、図5に下側から見た概略図を示すよう
に、観察画像を表示する液晶パネル41aと、そのバッ
クライトユニット42aと、ルーペ43aとをもって構
成し、液晶パネル41aに表示される映像を背面のバッ
クライトユニット42aにより照明して、その映像をル
ーペ43aにより拡大して観察者44の右眼45aに入
射させるようにする。同様に、鏡枠22内の左眼用接眼
光学系は、観察画像を表示する液晶パネル41bと、そ
のバックライトユニット42bと、ルーペ43bとをも
って構成して、液晶パネル41bに表示される映像を拡
大して観察者44の左眼45bに入射させるようにす
る。
この実施例では、図5に下側から見た概略図を示すよう
に、観察画像を表示する液晶パネル41aと、そのバッ
クライトユニット42aと、ルーペ43aとをもって構
成し、液晶パネル41aに表示される映像を背面のバッ
クライトユニット42aにより照明して、その映像をル
ーペ43aにより拡大して観察者44の右眼45aに入
射させるようにする。同様に、鏡枠22内の左眼用接眼
光学系は、観察画像を表示する液晶パネル41bと、そ
のバックライトユニット42bと、ルーペ43bとをも
って構成して、液晶パネル41bに表示される映像を拡
大して観察者44の左眼45bに入射させるようにす
る。
【0034】この実施例においては、パンタグラフ23
a−1,23a−2およびパンタグラフ23b−1〜2
3b−4の各回動点間の長さがそれぞれ等しいので、パ
ンタグラフ機構23は、図6に示すように両端の回動点
が左右対称に直線移動することになる。したがって、観
察者がノブ穴37,38からそれぞれ突出する調整ノブ
35,36の少なくとも一方を手で移動させれば、鏡枠
21,22をガイド穴27,28に沿って互いに近接ま
たは離間する方向に直線状に移動させることができ、こ
れにより鏡枠21,22間の距離を、観察者の瞳孔距離
に応じて調整することができる。ここで、鏡枠21,2
2が最も近接する位置は、ガイド軸25aがガイド穴2
7の一方の端部に、ガイド軸26aがガイド穴28の一
方の端部に当接することにより規制され、また最も離間
する位置は、ガイド軸25bがガイド穴27の他方の端
部に、ガイド軸26bがガイド穴28の他方の端部に当
接することにより規制される。また、調整ノブ35,3
6を移動させる力量は、センタネジ32によって調整す
ることができる。
a−1,23a−2およびパンタグラフ23b−1〜2
3b−4の各回動点間の長さがそれぞれ等しいので、パ
ンタグラフ機構23は、図6に示すように両端の回動点
が左右対称に直線移動することになる。したがって、観
察者がノブ穴37,38からそれぞれ突出する調整ノブ
35,36の少なくとも一方を手で移動させれば、鏡枠
21,22をガイド穴27,28に沿って互いに近接ま
たは離間する方向に直線状に移動させることができ、こ
れにより鏡枠21,22間の距離を、観察者の瞳孔距離
に応じて調整することができる。ここで、鏡枠21,2
2が最も近接する位置は、ガイド軸25aがガイド穴2
7の一方の端部に、ガイド軸26aがガイド穴28の一
方の端部に当接することにより規制され、また最も離間
する位置は、ガイド軸25bがガイド穴27の他方の端
部に、ガイド軸26bがガイド穴28の他方の端部に当
接することにより規制される。また、調整ノブ35,3
6を移動させる力量は、センタネジ32によって調整す
ることができる。
【0035】このように、この実施例によれば、パンタ
グラフ機構23を、菱形を二つ並べた左右対称のパンタ
グラフ構造をもって構成したので、鏡枠21,22を直
線状にガタなく、安定して、高精度に移動することがで
きる。また、調整の際は、パンタグラフの少なくとも一
端を指で直線的に駆動すればよく、従来のラックおよび
ピニオンギヤを用いる場合のように、ひねりトルクを発
生させることがないので、強度対策もあまり必要としな
い。したがって、全体を軽くできる。
グラフ機構23を、菱形を二つ並べた左右対称のパンタ
グラフ構造をもって構成したので、鏡枠21,22を直
線状にガタなく、安定して、高精度に移動することがで
きる。また、調整の際は、パンタグラフの少なくとも一
端を指で直線的に駆動すればよく、従来のラックおよび
ピニオンギヤを用いる場合のように、ひねりトルクを発
生させることがないので、強度対策もあまり必要としな
い。したがって、全体を軽くできる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、二
次元画像表示素子に表示される観察画像を、接合プリズ
ムを経て、焦点距離fが20mm≦f≦60mmの凹面
鏡で反射し、さらに接合プリズムで反射して拡大投影す
るようにしたので、簡単かつ小型な構成で、広画角を得
ることができる。
次元画像表示素子に表示される観察画像を、接合プリズ
ムを経て、焦点距離fが20mm≦f≦60mmの凹面
鏡で反射し、さらに接合プリズムで反射して拡大投影す
るようにしたので、簡単かつ小型な構成で、広画角を得
ることができる。
【0037】また、第2の発明によれば、右眼用接眼光
学系および左眼用接眼光学系を、パンタグラフ機構によ
り左右対称に直線状に移動可能とし、これにより観察者
の瞳孔距離に応じて、右眼用接眼光学系と左眼用接眼光
学系との距離を調整するようにしたので、重量を重くす
ることなく、左右の接眼光学系の距離を精度良く、しか
も角度誤差を生じることなく安定して調整することがで
きる。
学系および左眼用接眼光学系を、パンタグラフ機構によ
り左右対称に直線状に移動可能とし、これにより観察者
の瞳孔距離に応じて、右眼用接眼光学系と左眼用接眼光
学系との距離を調整するようにしたので、重量を重くす
ることなく、左右の接眼光学系の距離を精度良く、しか
も角度誤差を生じることなく安定して調整することがで
きる。
【図1】この発明の第1実施例を示す図である。
【図2】図1に示す実施例の光学性能を説明するための
図である。
図である。
【図3】図1に示す実施例による凹面鏡の直径Lと、半
画角uとの関係を、接合プリズムの屈折率nをパラメー
タとして示す図である。
画角uとの関係を、接合プリズムの屈折率nをパラメー
タとして示す図である。
【図4】この発明の第2の実施例を示す図である。
【図5】図4の接眼光学系を説明するための図である。
【図6】図4のパンタグラフ機構の動作を説明するため
の図である。
の図である。
【図7】従来の技術を説明するための図である。
【図8】その光学性能を説明するための図である。
【図9】図7の凹面鏡の直径Lと、半画角uとの関係を
示す図である。
示す図である。
11 液晶パネル 12 接合プリズム 12a 接合面 13 凹面鏡 14 瞳 21 鏡枠(右眼用接眼光学系) 22 鏡枠(左眼用接眼光学系) 23 パンタグラフ機構 24 ベース板 25a,25b,26a,26b ガイド軸 27,28 ガイド穴 29 押さえ板 32 センタネジ 33,34 ピン 35,36 調整ノブ 37,38 ノブ穴 41a,41b 液晶パネル 42a,42b バックライトユニット 43a,43b ルーペ 44 観察者 45a 右眼 45b 左眼
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した映像表示装置
においては、その大きさが凹面鏡の大きさによってほぼ
決定されるが、この大きさを決定するにあったっては、
眼球から装置までの距離(D;ワーキングディスタン
ス)を考慮する必要がある。この距離Dは、個人差もあ
るが、観察者の目の周りに当たらないようにするために
は、15mm以上を必要とする。
においては、その大きさが凹面鏡の大きさによってほぼ
決定されるが、この大きさを決定するにあったっては、
眼球から装置までの距離(D;ワーキングディスタン
ス)を考慮する必要がある。この距離Dは、個人差もあ
るが、観察者の目の周りに当たらないようにするために
は、15mm以上を必要とする。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
Claims (2)
- 【請求項1】 観察画像を表示する二次元画像表示素子
と、 この二次元画像表示素子に表示される観察画像を拡大投
影するように、該二次元画像表示素子と対向して配置し
た、焦点距離fが、20mm≦f≦60mm、を満足す
る凹面鏡と、 この凹面鏡で反射される光束を観察者の眼球内に導くよ
うに、該凹面鏡と前記二次元画像表示素子との間に配置
した光束分岐用の接合プリズムとを具えることを特徴と
する映像表示装置。 - 【請求項2】 観察画像を表示する二次元画像表示素子
と、この二次元画像表示素子に表示される観察画像を拡
大投影して観察者の眼球内に導く接眼光学系とを有する
映像表示装置において、 前記接眼光学系を右眼用接眼光学系および左眼用接眼光
学系をもって構成すると共に、これら右眼用接眼光学系
および左眼用接眼光学系を左右対称に直線状に移動させ
るパンタグラフ機構を設け、 このパンタグラフ機構により前記右眼用接眼光学系と左
眼用接眼光学系との距離を、観察者の瞳孔距離に応じて
調整し得るよう構成したことを特徴とする映像表示装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5430093A JPH06268944A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5430093A JPH06268944A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 映像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06268944A true JPH06268944A (ja) | 1994-09-22 |
Family
ID=12966724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5430093A Pending JPH06268944A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 映像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06268944A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6185045B1 (en) | 1997-01-06 | 2001-02-06 | Olympus Optical Co., Ltd. | Image display apparatus with mechanism for modifying the appearance of the periphery of a display device |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP5430093A patent/JPH06268944A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6185045B1 (en) | 1997-01-06 | 2001-02-06 | Olympus Optical Co., Ltd. | Image display apparatus with mechanism for modifying the appearance of the periphery of a display device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011009 |