JPH0626811U - 治療計画機 - Google Patents
治療計画機Info
- Publication number
- JPH0626811U JPH0626811U JP6596992U JP6596992U JPH0626811U JP H0626811 U JPH0626811 U JP H0626811U JP 6596992 U JP6596992 U JP 6596992U JP 6596992 U JP6596992 U JP 6596992U JP H0626811 U JPH0626811 U JP H0626811U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- positioning
- positioning light
- treatment planning
- patient
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 CTスキャナーを用いた放射線治療機の位置
決めシステムに関し、検査室の改造工事が不要で、低コ
ストで、短時間に導入できる治療計画機を提供すること
を目的とする。 【構成】 ガントリのフロントコーン20にスライス面
と平行に設けられた光透過性のカバー21と、ポジショ
ニングライト22の内の1つに設けられ、前記ポジショ
ニングライト22をスライス面と平行な面内で回転駆動
するポジショニングライト駆動部23とで構成する。
決めシステムに関し、検査室の改造工事が不要で、低コ
ストで、短時間に導入できる治療計画機を提供すること
を目的とする。 【構成】 ガントリのフロントコーン20にスライス面
と平行に設けられた光透過性のカバー21と、ポジショ
ニングライト22の内の1つに設けられ、前記ポジショ
ニングライト22をスライス面と平行な面内で回転駆動
するポジショニングライト駆動部23とで構成する。
Description
【0001】
本考案は、CTスキャナーを用いた放射線治療機の位置決めシステムに関する 。
【0002】
CTスキャナーを用いた治療計画機 (RTマーカー) では、患者の治療予定部へ のマーキングは、患者をガントリ内に入れたままでは、マーキングがしにくいこ とにより、検査室の壁及び天井に、リニアガイドを介して駆動されるレーザ光源 を設け、患者をガントリより引き出し、レーザ光を用いて、指示される部位にマ ーキングを行っている。
【0003】
しかし、上記構成の位置決めシステムにおいては、下記のような問題点がある 。
【0004】 検査室の壁及び天井にレーザマーカを取り付けるので、検査室の改造工事が 必要である。 このレーザマーカの取付は、高精度な取り付けが必要である。
【0005】 ,により、工事費が高くなり、工事期間もかかる。 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、検査室の改造工 事が不要で、低コストで、短時間に導入できる治療計画機を提供することにある 。
【0006】
上記課題を解決する本考案は、ガントリのフロントコーンにスライス面と平行 に設けられた光透過性のカバーと、ポジショニングライトの内の1つに設けられ 、前記ポジショニングライトをスライス面と平行な面内で回転駆動するポジショ ニングライト駆動部とを具備するものである。
【0007】
本考案の治療計画機において、ポジショニングライトは、ポジショニングライ ト駆動部によって、スライス面と平行な面内で、患者の治療部位 (X,Y) に対応 する位置へ駆動され、光を出射する。
【0008】 出射された光は光透過性のカバーを透過し、患者の治療部位へ到達し、患者の 治療部位を指示する。
【0009】
次に図面を用いて本考案の一実施例を説明する。図1は本考案の第1の実施例 の側面断面構成図、図2は図1における正面構成図である。
【0010】 これらの図において、1はフロア側に設けられる固定フレーム、2は固定フレ ーム1に対して前後方向に揺動可能なように設けられた揺動フレームである。 揺動フレーム2には、ベアリング3を介して回転可能に設けられた回転フレー ム4が設けられている。回転フレーム4の背部には、大径のプーリー5が設けら れている。
【0011】 又、揺動フレーム2には、モータ6が設けられ、このモータ4の出力軸には、 小径のプーリー7が固着され、これら大径のプーリー5及び小径のプーリー7に は、ベルト8が巻き掛けられ、回転フレーム4は回転駆動されるようになってい る。
【0012】 10は回転フレーム4に設けられたX線源としてのチューブ、11はチューブ 10の近傍に設けられ、チューブ10より出射したX線の放射方向を揃えるコリ メータ、12は回転フレーム4上でチューブ11と対向する位置に設けられ、患 者の体を透過したX線を検出するディテクタである。
【0013】 そして、本実施例では、これら機構を覆うカバーの内のフロントコーン20に は、スライス面と平行に全周にわたって、透明カバー21が形成されている。 又、本実施例のX線CT装置のガントリ内には、2組 (開口部側,スキャンセンタ ー側) のポジショニングライトがあり、開口部側の3つ (チューブ10が上にあ る場合、上,左及び右) ポジショニングライトの内の1つのポジショニングライ ト22には、ステッピングモータを用い、スライス面と平行な面内でポジショニ ングライト22をオペレータコンソールからの指令により回転駆動するポジショ ニングライト駆動部23が設けられている。
【0014】 次に、上記構成の作動を説明する。図3は通常のX線CT装置の作動を示す図で ある。クレードル50上に載置され、スキャンセンタに位置する患者51に対し て、チューブ10よりX線がコリメータ11を介して出射され、ディテクタ12 で検出される。この作業を患者51の全周にわたっておこない、患者51の断層 撮影像を得る。
【0015】 次に、患者51をクレードル50を用いて、スキャンセンタとポジショニング ライト22との長さ分だけ引出す。そして、断層撮影像データをもとに、放射線 治療の照射フィールドを算出する。
【0016】 この算出結果に基づいて、モータ6を駆動して回転フレーム4をθ1、ポジシ ョニングライト駆動部23を駆動してポジショニングライト22をθ2 それぞれ 回転させ、透明カバー21を透過するポジショニングライト22の光を患者51 の体表に鉛直方向又は水平方向より照射してマーキングを行う。
【0017】 この時、図4に示すように、断層上の治療部位の座標を (X,Y) とし、ポジシ ョニングライト22のスキャンセンタからの半径を R とすると、 (i) 鉛直方向よりマーキングする場合 θ1 = sin-1(X/R) θ2 = -sin-1(X/R) (ii) 水平方向よりマーキングする場合 θ1 = cos-1(Y/R) θ2 = sin-1(Y/R) である。
【0018】 上記構成によれば、ポジショニングライト22を用いて、患者51にマーキン グを行うことができるので、検査室の改造が不要となり、コストも安く、しかも 、X線CT装置の改造だけですむので短時間に導入できる。
【0019】 尚、本考案は、上記実施例に限るものではない。上記実施例では、ポジショニ ングライト駆動部23はポジショニングライト22を直接回転駆動した例で説明 を行ったが、反射鏡を介して患者に光線を出射するポジショニングライトの場合 は、反射鏡を駆動するようにしてもよい。又、透明カバー21はフロントコーン 20の全周にわたって設けたが、クレードル50の上面より上方に光線を出射で きる範囲(上半分+α)に設ければよい。
【0020】
以上述べたように本考案によれば、検査室の改造工事が不要で、低コストで、 短時間に導入できる治療計画機を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例の側面断面構成図であ
る。
る。
【図2】図1における正面構成図である。
【図3】通常のX線CT装置の作動を示す図である。
【図4】実施例の作動を説明する図である。
20 フロントコーン 21 透明カバー 22 ポジショニングライト 23 ポジショニングライト駆動部
Claims (1)
- 【請求項1】 ガントリのフロントコーン(20)にス
ライス面と平行に設けられた光透過性のカバー(21)
と、 ポジショニングライト(22)の内の1つに設けられ、
前記ポジショニングライト(22)をスライス面と平行
な面内で回転駆動するポジショニングライト駆動部(2
3)と、 を具備することを特徴とする治療計画機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6596992U JP2544637Y2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 治療計画機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6596992U JP2544637Y2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 治療計画機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0626811U true JPH0626811U (ja) | 1994-04-12 |
JP2544637Y2 JP2544637Y2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=13302340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6596992U Expired - Lifetime JP2544637Y2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 治療計画機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2544637Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005103088A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Toshiba Corp | X線ct装置及び透視像取得方法 |
US7679073B2 (en) | 2007-02-16 | 2010-03-16 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Medical device |
CN103313655A (zh) * | 2012-01-13 | 2013-09-18 | 株式会社东芝 | 磁共振成像装置以及医用图像诊断装置 |
-
1992
- 1992-09-22 JP JP6596992U patent/JP2544637Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005103088A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Toshiba Corp | X線ct装置及び透視像取得方法 |
JP4574974B2 (ja) * | 2003-09-30 | 2010-11-04 | 株式会社東芝 | X線ct装置及び透視像取得方法 |
US7679073B2 (en) | 2007-02-16 | 2010-03-16 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Medical device |
CN103313655A (zh) * | 2012-01-13 | 2013-09-18 | 株式会社东芝 | 磁共振成像装置以及医用图像诊断装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2544637Y2 (ja) | 1997-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4228018B2 (ja) | 医療装置 | |
US5675625A (en) | Apparatus for positioning and marking a patient at a diagnostic apparatus | |
JP2007007400A (ja) | コンピュータ断層撮影装置およびコンピュータ断層撮影装置のための方法 | |
JP2005527800A (ja) | 大視野の対象物を画像化するシステムおよび方法 | |
US20110122990A1 (en) | Methods apparatus assemblies and systems for implementing a ct scanner | |
CN209917084U (zh) | 放射治疗设备及系统 | |
KR20130057653A (ko) | 의료영상기기 | |
SE531638C2 (sv) | Stativ för en strålterapiapparat | |
CN106879251A (zh) | 占用减小空间的放射成像设备 | |
JPH07148160A (ja) | 医用検査装置 | |
JP2544637Y2 (ja) | 治療計画機 | |
JP4436342B2 (ja) | 放射線治療装置制御装置および放射線照射方法 | |
JP2008104888A (ja) | 放射線治療装置 | |
JP4727616B2 (ja) | 放射線照射方法および放射線治療装置制御装置 | |
KR20220049740A (ko) | 멀티모드 촬영가능한 의료용 진단기기 | |
Braestrup et al. | Convergent beam irradiator: apparatus for convergent beam irradiation with stationary or moving source | |
JP5414503B2 (ja) | X線診断装置 | |
JPH10277023A (ja) | 水平置きx線ct装置 | |
JP4144276B2 (ja) | 放射線治療装置 | |
KR20130102919A (ko) | 치과용 복합영상 촬영장치 및 이를 이용한 세팔로 촬영방법 | |
RU2819267C2 (ru) | Устройство формирования изображения для компьютерной томографии | |
JPH11258718A (ja) | X線ct像測定装置 | |
JP2011139778A (ja) | X線ct装置 | |
JP2817609B2 (ja) | 放射線治療計画用画像撮像装置 | |
JP3310080B2 (ja) | エミッションct装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |