JPH0626772Y2 - バルブ - Google Patents
バルブInfo
- Publication number
- JPH0626772Y2 JPH0626772Y2 JP1986144315U JP14431586U JPH0626772Y2 JP H0626772 Y2 JPH0626772 Y2 JP H0626772Y2 JP 1986144315 U JP1986144315 U JP 1986144315U JP 14431586 U JP14431586 U JP 14431586U JP H0626772 Y2 JPH0626772 Y2 JP H0626772Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve body
- valve
- flow path
- fine particles
- groove hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lift Valve (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は微粒子を含む流体の吐出部に設けられ、流体
の吐出と停止の切換操作を行うことができるバルブに関
する。
の吐出と停止の切換操作を行うことができるバルブに関
する。
従来技術 バルブの一つに第2図に示されるような円錐形状のピス
トン式弁体1と円錐形の溝を備えたバルブシート2の組
合せよりなるものがある。フェノール樹脂発泡体成形用
の原料混合機として一般的に使用される発泡成形機に設
けられるものがその一つの例で、レゾール、硬化剤、発
泡剤よりなる原料をチャンバー内に供給し、或いは停止
するために設けられるバルブに上述するタイプのバルブ
が多く採用されている。
トン式弁体1と円錐形の溝を備えたバルブシート2の組
合せよりなるものがある。フェノール樹脂発泡体成形用
の原料混合機として一般的に使用される発泡成形機に設
けられるものがその一つの例で、レゾール、硬化剤、発
泡剤よりなる原料をチャンバー内に供給し、或いは停止
するために設けられるバルブに上述するタイプのバルブ
が多く採用されている。
考案が解決しようとする問題点 上述するタイプのバルブでは、流路の閉鎖はピストン式
弁体がバルブシートに面接触した状態で行われるが、流
体中に微粒子が含まれるとき、上述する発泡成形機の例
でいえば、原料中に第四成分としてフィラーを混入した
場合この微粒子がピストン式弁体とバルブシートの間に
噛み込み、その結果シール不良がしばしば発生してい
た。
弁体がバルブシートに面接触した状態で行われるが、流
体中に微粒子が含まれるとき、上述する発泡成形機の例
でいえば、原料中に第四成分としてフィラーを混入した
場合この微粒子がピストン式弁体とバルブシートの間に
噛み込み、その結果シール不良がしばしば発生してい
た。
問題点を解決するための手段 この考案は上記の問題を解消するためになされたもの
で、微粒子を含む流体の吐出部に設けられ、流体の吐出
と停止の切換操作を弁体の往復運動で行うバルブにおい
て、バルブシートに流路の一部を構成し、円錐形の溝孔
を形成するとともに、該溝孔に係脱可能に嵌合し、流路
を開閉する弁体を円形断面とし、弁体を溝孔に嵌合した
際、弁体のエッジのみが溝孔の円錐面に接触して流路を
閉鎖しうるようにしたことを特徴とするものである。
で、微粒子を含む流体の吐出部に設けられ、流体の吐出
と停止の切換操作を弁体の往復運動で行うバルブにおい
て、バルブシートに流路の一部を構成し、円錐形の溝孔
を形成するとともに、該溝孔に係脱可能に嵌合し、流路
を開閉する弁体を円形断面とし、弁体を溝孔に嵌合した
際、弁体のエッジのみが溝孔の円錐面に接触して流路を
閉鎖しうるようにしたことを特徴とするものである。
実施例 弁体4はテフロン製品で円形断面をなし、内部に形勢さ
れる段状の軸孔1に通した止めネジ7によりピストンロ
ッド6端に固着されている。バルブシート2は硬い金属
製で、既知のものと同様、供給口に通ずる円錐形の溝孔
8を有し、弁体4が溝孔8に嵌合して流路を閉じたとき
弁体4のエッジが溝孔8の円錐と線接触するようになっ
ている。
れる段状の軸孔1に通した止めネジ7によりピストンロ
ッド6端に固着されている。バルブシート2は硬い金属
製で、既知のものと同様、供給口に通ずる円錐形の溝孔
8を有し、弁体4が溝孔8に嵌合して流路を閉じたとき
弁体4のエッジが溝孔8の円錐と線接触するようになっ
ている。
考案の効果 この考案のバルブは以上のように構成され、次のような
効果を奏する。
効果を奏する。
(1)往復運動を行う弁体で流路を瞬時に開閉することが
でき、応答性を早くすることができる。
でき、応答性を早くすることができる。
(2)円錐形の溝孔を通って微粒子を含む流体が吐出され
る場合には、弁体を溝孔に嵌合して流路を閉鎖すると、
微粒子が弁体とバルブシートとの間に混入して噛み込み
を生じ易いが、閉鎖が瞬時に行われることゝ相俟って、
閉鎖時の弁体の押込みにより、バルブシートとの接触部
付近の微粒子が押出されるようになり、しかも流路を閉
じたときには、線接触の状態で閉鎖されるため、微粒子
を混合する流体の吐出部に用いても、バルブシートと弁
体との間に微粒子を噛み込むことがなくなり、したがっ
て微粒子の噛み込みによって生ずるシート不良を解消す
ることができる。
る場合には、弁体を溝孔に嵌合して流路を閉鎖すると、
微粒子が弁体とバルブシートとの間に混入して噛み込み
を生じ易いが、閉鎖が瞬時に行われることゝ相俟って、
閉鎖時の弁体の押込みにより、バルブシートとの接触部
付近の微粒子が押出されるようになり、しかも流路を閉
じたときには、線接触の状態で閉鎖されるため、微粒子
を混合する流体の吐出部に用いても、バルブシートと弁
体との間に微粒子を噛み込むことがなくなり、したがっ
て微粒子の噛み込みによって生ずるシート不良を解消す
ることができる。
(3)弁体は円形断面を有しているので、円錐形のものと
比べ強度が大で、弁体の変形や損壊が生じにくいため耐
久性が増す。
比べ強度が大で、弁体の変形や損壊が生じにくいため耐
久性が増す。
第1図は本案に係るピストン式弁体の正面図、第2図は
従来例の正面図を示す。 2、12……バルブシート、4、11……弁体 6……ピストンロッド、8、13……溝孔
従来例の正面図を示す。 2、12……バルブシート、4、11……弁体 6……ピストンロッド、8、13……溝孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−10174(JP,A) 特公 昭57−40937(JP,B2) 実公 昭46−1748(JP,Y1)
Claims (1)
- 【請求項1】微粒子を含む流体の吐出部に設けられ、流
体の吐出と停止の操作を弁体の往復運動で行うバルブに
おいて、バルブシートに流路の一部を構成し、円錐形の
溝孔を形成するとともに、該溝孔に係脱可能に嵌合し、
流路を開閉する弁体を円形断面とし、弁体を溝孔に嵌合
した際、弁体のエッジのみが溝孔の円錐面に接触して流
路を閉鎖しうるようにしたことを特徴とするバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986144315U JPH0626772Y2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986144315U JPH0626772Y2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | バルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6349059U JPS6349059U (ja) | 1988-04-02 |
JPH0626772Y2 true JPH0626772Y2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=31054797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986144315U Expired - Lifetime JPH0626772Y2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | バルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0626772Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012007638A (ja) * | 2010-06-23 | 2012-01-12 | Shimadzu Corp | バルブ及び送液装置 |
JP6519428B2 (ja) * | 2015-09-25 | 2019-05-29 | 三洋電機株式会社 | 冷却装置およびこの冷却装置を有する電源装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5740937A (en) * | 1980-08-22 | 1982-03-06 | Nec Home Electronics Ltd | Manufacture of semiconductor device |
JPS6110174A (ja) * | 1984-06-26 | 1986-01-17 | Fuji Thomson Kk | 異物噛込防止弁 |
-
1986
- 1986-09-19 JP JP1986144315U patent/JPH0626772Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6349059U (ja) | 1988-04-02 |
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