JPH0626540U

JPH0626540U - コンタクトレンズケース

Info

Publication number: JPH0626540U
Application number: JP7206492U
Authority: JP
Inventors: 幸路山口
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1992-09-03
Filing date: 1992-09-03
Publication date: 1994-04-12

Abstract

(57)【要約】【目的】コンタクトレンズをはずすとき、および、洗
うときに、あやまって紛失するのを防ぐ機能を備えたコ
ンタクトレンズケースを提供する。【構成】箱状のコンタクトレンズケース本体（１）
に、皿状、筒状などの形状である収納部（３）を装入
し、コンタクトレンズケース本体（１）の側面を湾曲さ
せ、皿状、筒状などの形状であり、メッシュ状の洗浄用
受け皿（２）をコンタクトレンズケース本体（１）の内
面、及び、外面に装入、及び、装着する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、コンタクトレンズをはずすとき、及び、洗うときに、あやまって紛失するのを防止する機能を備えた、洗浄液などの携帯用容器やコンタクトレンズ保存ケースなどを収納する携帯用コンパクトコンタクトレンズケースに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、コンタクトレンズケースには、洗浄液などの携帯用容器やコンタクトレンズ保存ケースなどを収納し保護する機能しかなかった。洗面所でコンタクトレンズを洗うとき、あやまって手から落し、下水管に流され紛失するのを防ぐものに、流失防止ネットなどがあった。コンタクトレンズをはずすとき、普通、手のひらを受け皿にして目の下にあてがい、目からはずれたコンタクトレンズを受ける方法が一般にとられていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

洗面所でコンタクトレンズを洗うとき、あやまって手から落し下水管に流され紛失することが多かった。流失防止ネットなどがあるが、コンタクトレンズケースなどといっしょに持ち歩くにはかさばり、使用方法も複雑で不便であった。コンタクトレンズをはずすとき、普通、手のひらを受け皿にして目の下にあてがい、目からはずれたコンタクトレンズを受けるが、コンタクトレンズが、手でつくった受け皿に入らず、床に落としてしまい、紛失することが多かった。本考案は、これらの欠点を除くために考案したものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

（イ）箱状のケース本体（１）に、皿状、筒状などの形状である収納部（３）を装入する。（ロ）ケース本体（１）の側面を湾曲させる。（ハ）皿状、筒状などの形状であり、メッシュ状の洗浄用受け皿（２）をケース本体（１）の内面、及び、外面に装入、及び、装着する。本考案は以上のような構成よりなる。

【０００５】

【作用】

コンタクトレンズをはずすとき、ケース本体（１）から、収納部（３）をとりはすし、ケース本体（１）の湾曲部を目の下にあてがい、ケース本体（１）を受け皿にしてコンタクトレンズをはずす。コンタクトレンズを洗うとき、洗浄用受け皿（２）で受けながらコンタクトレンズを洗う。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。（イ）箱状のケース本体（１）に、皿状、筒状などの形状からなり、洗浄液などの携帯用容器や、コンタクトレンズ保存ケースなどを収納する機能をもつ収納部（３）を装入する。（ロ）ケース本体（１）の側面を顔の目の下のカーブに沿った形に湾曲させる。（ハ）皿状、筒状などの形状であり、メッシュ状の洗浄用受け皿（２）をケース本体（１）の内面、及び、外面に装入、及び、装着する。

【０００７】本案は以上のような構造であり、コンタクトレンズをはずすとき、ケース本体（１）から、収納部（３）をとりはずして、ケース本体（１）の湾曲部を目の下にあてがい、ケース本体（１）の蓋の内面についた鏡（４）を見ながら、ケース本体（１）を受け皿にしてコンタクトレンズをはずす。コンタクトレンズを洗うとき、洗浄用受け皿（２）で受けながらコンタクトレンズを洗う。

【０００８】ウース本体（１）は、図３に示すように、縁を丸くして手に収まりやすくすれば、扱いやすくなり、また、水気を拭き取りやすくなる。洗浄用受け皿（２）は、図１に示すように、洗浄液などの携帯用容器やコンタクトレンズ保存ケースなどを収納する収納部（３）、洗浄用受け皿（２）、ケース本体（１）と、重ねて収めるようにし、また、本体の形状に沿った形状にして装入すれば、ケース全体がコンパクトに収まる。

【０００９】また、この順序で装入すれば、コンタクトレンズをはずし、洗うまでの動作が以下に示すように、スムーズにおこなえる。コンタクトレンズをはずすとき、図４に示すように、収納部（３）をはずした状態でケースの中に水を少し入れる。そして、図５に示すように、ケースを目の下にあてがいコンタクトレンズをケースの中に落とすようにしてはずす。ケース中の水により、コンタクトレンズが弾んでケース外へ落ちるのを防ぐことができる。そして、コンタクトレンズが受け皿の中に落ちたら、洗浄用受け皿（２）をケース本体（１）からはずし、図６に示すように、洗浄用受け皿（２）で受けながらコンタクトレンズを洗う。

【００１０】洗浄用受け皿（２）は、図８に示すように、本体の外面に装着することも考えられる。収納部（３）は、図１に示すように、洗浄液やコンタクトレンズなどの容器の形態に沿った凹凸などの固定装置（８）を設ければ、収納時に収納物が安定する。収納部（３）は、図１、図７に示すように、洗浄液などの携帯用容器やコンタクトレンズ保存ケースなどを安定して収納するという目的に沿うものであれば、その形状にはこだわらない。

【００１１】収納部（３）は、図８、図９に示すように、洗浄用受け皿（２）や、ケース本体（１）に、洗浄液などの携帯用容器や、コンタクトレンズ保存ケースなどを収納する機能をもたせれば必要ないが、その場合、洗浄液などの携帯用容器や、コンタクトレンズ保存ケースなどを安定させて収納するための凹凸などの固定装置（８）は、洗浄用受け皿（２）などの底部に設けるのではなく、壁面に設けるなどして、コンタクトレンズをはずした際に、凹凸に跳ね返って、受け皿外に落ちるのを防ぐ考慮が必要である。本考案の各部の素材は、合成樹脂など、本考案の目的に沿うものであれば何でもよい。また、各部の形状は、本考案の目的に沿うものであれば、図１、図７、図８、図９に示すようにこだわらない。

【００１２】

【考案の効果】

洗面所でコンタクトレンズを洗うとき、洗浄用受け皿（２）があるので、あやまって手から落し、下水管に流して紛失することを防止できる。コンタクトレンズをはずすとき、顔の目の下のカーブに沿った形状のケース本体（１）を受け皿にして、ケースの蓋に付いた鏡を見ながらはずゼるので、目からはずれたコンタクトレンズをあやまって床に落としてしまい、紛失することを防止できる。洗浄液などの携帯用容器やコンタクトレンズ保存ケース、洗浄用受け皿などをセットでコンパクトに収納するので携帯に便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図。

【図２】本考案の斜視図。

【図３】本考案の斜視図。

【図４】本考案の実施例を示す斜視図。

【図５】本考案の実施例を示す斜視図。

【図６】本考案の実施例を示す斜視図。

【図７】本考案の実施例を示す斜視図。

【図８】本考案の実施例を示す斜視図。

【図９】本考案の実施例を示す斜視図。

【符号の説明】

１ケース本体２洗浄用受け皿３収納部４鏡５水６水道蛇口７コンタクトレンズ８固定装置

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】（イ）箱状のケース本体（１）に、皿状、
筒状などの形状である収納部（３）を装入する。（ロ）ケース本体（１）の側面を湾曲させる。（ハ）皿状、筒状などの形状であり、メッシュ状の洗浄
用受け皿（２）をケース本体（１）の内面、及び、外面
に装入、及び、装着する。以上の構成によりなるコンタクトレンズケース。