JPH06265332A - 半導体チップのマウント精度測定方法 - Google Patents

半導体チップのマウント精度測定方法

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JPH06265332A
JPH06265332A JP5078893A JP7889393A JPH06265332A JP H06265332 A JPH06265332 A JP H06265332A JP 5078893 A JP5078893 A JP 5078893A JP 7889393 A JP7889393 A JP 7889393A JP H06265332 A JPH06265332 A JP H06265332A
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JP
Japan
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semiconductor chip
package
optical camera
inclination
mounting table
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Pending
Application number
JP5078893A
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English (en)
Inventor
Taizo Takachi
泰三 高地
Hiroshi Ishiyama
弘 石山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パッケージにマウントされた半導体チップの
傾きを高精度に測定することができるマウント精度測定
方法を提供する。 【構成】 載置テーブルにパッケージをセットして、そ
のパッケージにマウントされた半導体チップの上面に少
なくとも3箇の測定ポイントを指定するステップS1
と、測定ポイントの指定情報を基に駆動装置を駆動させ
て、各測定ポイントにおける光学カメラのフォーカス位
置を検出するとともに、その検出したフォーカス位置で
駆動装置の高さ方向のスケール値を読み取るステップS
2〜S4と、その読み取ったスケール値を基に半導体チ
ップの上面の傾きを算出するステップS6とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パッケージにマウント
された半導体チップの傾きを測定する際に用いて好適な
マウント精度測定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、CCDデバイスの製造工程で
は、ウエハから個片に分離された半導体チップがAgペ
ースト等の接合材料を用いてセラミック製のパッケージ
にマウントされる。その際、マウンティング装置の設定
条件によっては、図5に示すようにパッケージ1の基準
面1a(下面)に対して半導体チップ2が若干の傾きα
を生じてマウントされることがある。
【0003】そこで従来は、パッケージ1の基準面1a
に対して半導体チップ2がどのような傾き具合でマウン
トされているかを測定し、その測定結果をマウンティン
グ装置の制御系にフィードバックして設定条件の補正処
理を行っていた。また、そのためのマウント精度の測定
方法としては、オートコリメータやレーザジオジメータ
などの測定器を用いて、半導体チップ2の上面2aに照
射した光の反射光を利用した半導体チップ2の傾き測定
が採用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のマウント精度測定方法では、CCDデバイスなどの半
導体チップの場合、その上面に数μmの凹凸があったり
オンチップレンズが形成されていたりするため、そこに
照射された光が分散されて測定値に大きな誤差が生じて
しまう不都合があった。そのため、従来ではマウンティ
ング装置の設定条件に対して必ずしも適切な補正処理が
行われず、これが半導体チップのマウント精度を向上さ
せるうえで障害になっていた。
【0005】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、パッケージにマウントされた半導体チップ
の傾きを高精度に測定することができるマウント精度測
定方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたもので、半導体チップがマウント
されたパケージをセットするための載置テーブルと、載
置テーブルの上方に所定の高さを隔てて設置された光学
カメラと、載置テーブルと光学カメラの相対位置を可変
するための駆動装置とを備えた検査装置を用いて、パッ
ケージの下面を基準に半導体チップの傾きを測定する方
法であって、載置テーブルにパッケージをセットして、
そのパッケージにマウントされた半導体チップの上面に
少なくとも3箇の測定ポイントを指定するステップと、
測定ポイントの指定情報を基に駆動装置を駆動させて、
各測定ポイントにおける光学カメラのフォーカス位置を
検出するとともに、その検出したフォーカス位置で駆動
装置の高さ方向のスケール値を読み取るステップと、そ
の読み取ったスケール値を基に半導体チップの上面の傾
きを算出するステップとから成るものである。また、半
導体チップの上面の四隅にそれぞれ一個の測定ポイント
を指定するようにしたものである。
【0007】
【作用】本発明のマウント精度測定方法においては、半
導体チップの上面に指定した各測定ポイント毎に光学カ
メラのフォーカス位置が検出される。そして、それぞれ
のフォーカス位置では駆動装置の高さ方向のスケール値
が読み取られ、それらのスケール値を基に半導体チップ
の上面の傾きが算出される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本実施例で使用した検査
装置の構成を示す斜視図である。図示した検査装置の構
成において、10は載置テーブルであり、この載置テー
ブル10は被測定物となるパッケージをセットするため
のものである。すなわち、載置テーブル10上にはセッ
ティング冶具11が取り付けられており、このセティン
グ冶具11によって、半導体チップ(不図示)がマウン
トされたパッケージ12が保持されるようになってい
る。一方、載置テーブル10の上方には所定の高さを隔
てて高倍率の光学カメラ13が設置されており、この光
学カメラ13によって取り込まれた画像はモニター14
上に映し出されるようになっている。
【0009】また、上述した載置テーブル10は駆動装
置15に取り付けられており、この駆動装置15は第1
の駆動部16と第2の駆動部17及び第3の駆動部18
とから構成されている。このうち、第1の駆動部16は
パルスモータ19の駆動によって載置テーブル10を高
さ方向に移動させるもので、第2、第3の駆動部17、
18はパルスモータ20、21の駆動によって載置テー
ブル10を水平方向に移動させるものである。さらに、
駆動装置15の構成の中で、第1の駆動部16にはマイ
クロスケール22が取り付けられており、第1の駆動部
16を駆動した際には載置テーブル10の高さ方向の位
置がマイクロスケール22によって検出されるようにな
っている。なお、検査装置の駆動開始等については、操
作パネル23上のボタン操作によって行われるようにな
っている。
【0010】続いて、本発明に係わるマウント精度測定
方法の一実施例を図2のフローチャートに基づいて説明
する。まず、最初のステップS1では、先の図1で示し
たように検査装置の載置テーブル10上にパッケージ1
2をセットするとともに、そのパッケージ12にマウン
トされた半導体チップの上面に少なくとも3個の測定ポ
イントを指定する。本実施例では、例えば図3に示すよ
うにパッケージ(不図示)にマウントされた半導体チッ
プ24に対して、その上面24aの四隅にそれぞれ一個
の測定ポイントP1〜P4を指定するようにした。
【0011】次にステップS2では、上記ステップS1
で指定した測定ポイントP1〜P4のうち、先ず測定ポ
イントP1の指定情報を基に駆動装置15を駆動させ
て、載置テーブル10とともに半導体チップ24を水平
(XY)方向及び高さ(Z)方向に移動させる。さらに
詳述すると、はじめは半導体チップ24を水平方向に移
動させて光学カメラ13の真下に測定ポイントP1を配
置する。そしてステップS3では、半導体チップ24を
光学カメラ13の焦点距離よりも離れた位置から徐々に
上昇させながら、測定ポイントP1における光学カメラ
13のフォーカス位置を検出する。
【0012】フォーカス位置の具体的な検出手段につい
ては、例えば図4に示すように光学カメラ13から送出
される映像信号の強弱を電圧の変化でとらえ、光学カメ
ラに対して半導体チップ24を近づけていった際に映像
信号の電圧が最大値Vmaxに達した時点で光学カメラ
13のフォーカス位置を検出する。
【0013】さらにステップS4では、上記ステップS
3で検出したフォーカス位置において、第1の駆動部1
6に取り付けたマイクロスケール22から駆動装置15
の高さ方向のスケール値を読み取る。続いてステップS
5では、上記ステップS1で指定した全ての測定ポイン
トP1〜P4に対する処理が終了したかどうかの判定を
行い、未だ終了していない場合はステップS2に戻って
上記同様の動作を繰り返す。
【0014】ステップS6では、上記ステップS4で読
み取った測定ポイントP1〜P4毎のスケール値を基に
所定の演算処理を行い、測定面つまり半導体チップ24
の上面24aの傾きを算出する。本実施例では、先ず図
3で示した各測定ポイントP1〜P4のうちの任意の一
点、例えば測定ポイントP1を特定してこの測定ポイン
トP1を基準に、「測定ポイントP3、P4のスケール
値の平均値」と「測定ポイントP1、P2のスケール値
の平均値」の差からX方向における測定面24aの傾き
を算出するとともに、「測定ポイントP2、P3のスケ
ール値の平均値」と「測定ポイントP1、P4のスケー
ル値の平均値」の差からY方向における測定面24aの
傾きを算出した。なお、ここで算出される測定面24a
の傾きは、半導体チップ24がマウントされたパッケー
ジの下面を基準としたものである。
【0015】最後にステップS7では、上記ステップS
6で算出した演算結果、すなわち半導体チップ24の傾
き具合をマウンティング装置の制御系にフィードバック
し、これを基にマウンティング装置の設定条件の補正を
行う。
【0016】このように本実施例のマウント精度測定方
法においては、光学系のオートフォーカス技術を利用し
て半導体チップ24の傾き測定を行うようにしたので、
光学カメラ13のフォーカス位置が半導体チップ24の
表面状態にかかわらず常に一定の離間距離で検出される
ことから、従来方法(反射方式による傾き測定方法)の
ように半導体チップの表面状態に影響されて測定値に誤
差が生じることがなく、これにより半導体チップの傾き
を高精度に測定することが可能となる。
【0017】なお、上記実施例の説明では、半導体チッ
プ24の上面の四隅にそれぞれ一個の測定ポイントを指
定するようにしたが、本発明はこれに限らず、半導体チ
ップの傾き測定には一般的な平面精度の測定と同様に最
低3個の測定ポイントを指定すればよい。ただし、後工
程での演算処理を考慮すると本実施例のように測定ポイ
ントを指定した方が簡単な計算で済むため好適である。
【0018】また、本実施例で用いた検査装置の構成で
は、光学カメラ13を常に固定状態とし、これに対して
載置テーブル10側を移動させることで載置テーブル1
0と光学カメラ13の相対位置を可変するようにした
が、これ以外にも例えば載置テーブル10を常に固定状
態とし、これに対して光学カメラ13側を移動させて互
いの相対位置を可変するようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
光学系のオートフォーカス技術を利用して半導体チップ
の傾き測定を行うようにしたので、従来方法のように半
導体チップの表面状態によって測定値に誤差が生じるこ
とがなく、これにより半導体チップの傾きを高精度に測
定することが可能になる。その結果、マウンティング装
置の設定条件に対して常に適正な補正処理を行うことが
可能となり、もって半導体チップのマウント精度の向上
が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で使用した検査装置の構成を示す斜視図
である。
【図2】本発明に係わるマウント精度測定方法の一実施
例を説明するフローチャートである。
【図3】測定ポイントの配置状態を示す斜視図である。
【図4】光学カメラのフォーカス位置の検出手段を説明
する図である。
【図5】半導体チップのマウント状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 載置テーブル 12 パッケージ 13 光学カメラ 15 駆動装置 22 マイクロスケール 24 半導体チップ 24a 測定面(半導体チップの上面) P1〜P4 測定ポイント

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップがマウントされたパケージ
    をセットするための載置テーブルと、前記載置テーブル
    の上方に所定の高さを隔てて設置された光学カメラと、
    前記載置テーブルと前記光学カメラの相対位置を可変す
    るための駆動装置とを備えた検査装置を用いて、前記パ
    ッケージの下面を基準に前記半導体チップの傾きを測定
    する方法であって、 前記載置テーブルに前記パッケージをセットして、その
    パッケージにマウントされた半導体チップの上面に少な
    くとも3箇の測定ポイントを指定するステップと、 前記測定ポイントの指定情報を基に前記駆動装置を駆動
    させて、前記各測定ポイントにおける前記光学カメラの
    フォーカス位置を検出するとともに、その検出したフォ
    ーカス位置で前記駆動装置の高さ方向のスケール値を読
    み取るステップと、 前記読み取ったスケール値を基に前記半導体チップの上
    面の傾きを算出するステップとから成ることを特徴とす
    る半導体チップのマウント精度測定方法。
  2. 【請求項2】 前記半導体チップの上面の四隅にそれぞ
    れ一個の測定ポイントを指定したことを特徴とする請求
    項1記載の半導体チップのマウント精度測定方法。
JP5078893A 1993-03-11 1993-03-11 半導体チップのマウント精度測定方法 Pending JPH06265332A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015203626A (ja) * 2014-04-14 2015-11-16 大塚電子株式会社 膜厚測定装置及び方法
CN109839378A (zh) * 2017-11-24 2019-06-04 苏州精濑光电有限公司 一种快速光学校正方法

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